JPH0799826A - コンバインにおける穀粒袋詰装置 - Google Patents
コンバインにおける穀粒袋詰装置Info
- Publication number
- JPH0799826A JPH0799826A JP24965293A JP24965293A JPH0799826A JP H0799826 A JPH0799826 A JP H0799826A JP 24965293 A JP24965293 A JP 24965293A JP 24965293 A JP24965293 A JP 24965293A JP H0799826 A JPH0799826 A JP H0799826A
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- grain
- hopper
- tank
- grain tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本件発明は、汎用コンバインにおける穀粒処
理装置に関するものである。 【構成】 走行車体上に脱穀装置とグレンタンクとを併
設して脱穀装置の一番揚穀装置をグレンタンクに臨ませ
て設け、該グレンタンクにはその底部に軸装した穀粒排
出螺旋を走行車体に縦方向に設けた揚穀装置の下端部に
連通させて設け、該揚穀筒の上部には上下移動自由に連
結して横方向に向けた穀粒排出筒を設け、前記走行車体
と揚穀筒との間に連結固定した支持枠に設けた支持装置
に前記グレンタンクを回動自由に枢着支持させて設け、
該グレンタンクを取り外した支持装置に穀粒袋詰め用の
穀粒ホッパ−と籾袋支持杆とを回動自由に枢着支持させ
て設け、該穀粒ホッパ−には前記脱穀装置の一番揚穀装
置を臨ませて構成したコンバインにおける穀粒袋詰装置
である。
理装置に関するものである。 【構成】 走行車体上に脱穀装置とグレンタンクとを併
設して脱穀装置の一番揚穀装置をグレンタンクに臨ませ
て設け、該グレンタンクにはその底部に軸装した穀粒排
出螺旋を走行車体に縦方向に設けた揚穀装置の下端部に
連通させて設け、該揚穀筒の上部には上下移動自由に連
結して横方向に向けた穀粒排出筒を設け、前記走行車体
と揚穀筒との間に連結固定した支持枠に設けた支持装置
に前記グレンタンクを回動自由に枢着支持させて設け、
該グレンタンクを取り外した支持装置に穀粒袋詰め用の
穀粒ホッパ−と籾袋支持杆とを回動自由に枢着支持させ
て設け、該穀粒ホッパ−には前記脱穀装置の一番揚穀装
置を臨ませて構成したコンバインにおける穀粒袋詰装置
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける穀
粒袋詰装置に関し、汎用コンバインで大豆を刈取収穫す
るときに利用できる。
粒袋詰装置に関し、汎用コンバインで大豆を刈取収穫す
るときに利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来から汎用コンバインにおいて、稲麦
を収穫する場合にはグレンタンクを使用して移送螺旋に
よって機械的に穀粒をグレンタンクから搬送トラックに
移してカントリエレベ−タ等に送り、大豆を収穫する場
合には袋詰めホッパ−を使用して穀粒を袋に詰めて運搬
するのが一般的である。これは大豆は、稲麦に比較して
穀粒が損傷を受け易いために出来るだけ搬送螺旋による
機械移送を少なくして商品価値の低下を防止するためで
ある。
を収穫する場合にはグレンタンクを使用して移送螺旋に
よって機械的に穀粒をグレンタンクから搬送トラックに
移してカントリエレベ−タ等に送り、大豆を収穫する場
合には袋詰めホッパ−を使用して穀粒を袋に詰めて運搬
するのが一般的である。これは大豆は、稲麦に比較して
穀粒が損傷を受け易いために出来るだけ搬送螺旋による
機械移送を少なくして商品価値の低下を防止するためで
ある。
【0003】そのために、従来装置にあっては、グレン
タンクに袋詰め用のホッパ−着脱する構成が採用されて
いたが、着脱操作が煩雑であったり、取り付けた場合、
袋詰めホッパ−部分が走行車体の側縁から外側にはみ出
してしまう等の問題点があった。
タンクに袋詰め用のホッパ−着脱する構成が採用されて
いたが、着脱操作が煩雑であったり、取り付けた場合、
袋詰めホッパ−部分が走行車体の側縁から外側にはみ出
してしまう等の問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の汎用型のコン
バインにあっては、稲麦の収穫作業時に使用するグレン
タンクと大豆の収穫作業時に使用する袋詰め用のホッパ
−とを比較的簡単に着替えすることができる装置が要請
されている。しかも、この場合、装着支持する装置は、
その構成が簡単であるとともに、装着操作が楽にできる
ことが必要であり、従来のように袋詰めホッパ−を使用
するときに袋詰めホッパ−が走行車体の幅より外側には
み出したりしないことが必要である。
バインにあっては、稲麦の収穫作業時に使用するグレン
タンクと大豆の収穫作業時に使用する袋詰め用のホッパ
−とを比較的簡単に着替えすることができる装置が要請
されている。しかも、この場合、装着支持する装置は、
その構成が簡単であるとともに、装着操作が楽にできる
ことが必要であり、従来のように袋詰めホッパ−を使用
するときに袋詰めホッパ−が走行車体の幅より外側には
み出したりしないことが必要である。
【0005】そのために、本発明は、従来型の持つ問題
点を解決し、汎用型コンバインに適する装置を具現せん
とするものであって、グレンタンクを回動自由に支持す
る支持装置を利用してグレンタンクを外して袋詰め用の
ホッパ−を回動自由に枢着支持することができるように
するものである。このようにすることによって、本発明
は、グレンタンクを外して袋詰め用のホッパ−を枢着支
持したときには、ホッパ−が、グレンタンクと同じよう
に回動できて脱穀装置から離すことができ、メンテナン
スを容易にすることができるものである。
点を解決し、汎用型コンバインに適する装置を具現せん
とするものであって、グレンタンクを回動自由に支持す
る支持装置を利用してグレンタンクを外して袋詰め用の
ホッパ−を回動自由に枢着支持することができるように
するものである。このようにすることによって、本発明
は、グレンタンクを外して袋詰め用のホッパ−を枢着支
持したときには、ホッパ−が、グレンタンクと同じよう
に回動できて脱穀装置から離すことができ、メンテナン
スを容易にすることができるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行車体1上に脱穀装置2とグレンタン
ク3とを併設して脱穀装置2の一番揚穀装置4をグレン
タンク3に臨ませて設け、該グレンタンク3にはその底
部に軸装した穀粒排出螺旋5を走行車体1に縦方向に設
けた揚穀筒6の下端部に連通させて設け、該揚穀筒6の
上部には上下移動自由に連結して横方向に向けた穀粒排
出筒7を設け、前記走行車体1と揚穀筒6との間に連結
固定した支持枠8に設けた支持装置9に前記グレンタン
ク3を回動自由に枢着支持させて設け、該グレンタンク
3を取り外した支持装置9に穀粒袋詰め用の穀粒ホッパ
−10と籾袋支持杆11とを回動自由に枢着支持させて
設け、該穀粒ホッパ−10には前記脱穀装置2の一番揚
穀装置4を臨ませて構成したコンバインにおける穀粒袋
詰装置である。
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行車体1上に脱穀装置2とグレンタン
ク3とを併設して脱穀装置2の一番揚穀装置4をグレン
タンク3に臨ませて設け、該グレンタンク3にはその底
部に軸装した穀粒排出螺旋5を走行車体1に縦方向に設
けた揚穀筒6の下端部に連通させて設け、該揚穀筒6の
上部には上下移動自由に連結して横方向に向けた穀粒排
出筒7を設け、前記走行車体1と揚穀筒6との間に連結
固定した支持枠8に設けた支持装置9に前記グレンタン
ク3を回動自由に枢着支持させて設け、該グレンタンク
3を取り外した支持装置9に穀粒袋詰め用の穀粒ホッパ
−10と籾袋支持杆11とを回動自由に枢着支持させて
設け、該穀粒ホッパ−10には前記脱穀装置2の一番揚
穀装置4を臨ませて構成したコンバインにおける穀粒袋
詰装置である。
【0007】
【実施例】まず、その構成について述べる。走行車体1
は、クロ−ラ12を設けて走行可能とし、前部には刈取
前処理装置13を上下昇降自由に装着し、車体上には刈
取穀稈を脱穀する脱穀装置2と脱穀選別した穀粒を貯溜
するグレンタンク3とを搭載してコンバインを構成して
いる。
は、クロ−ラ12を設けて走行可能とし、前部には刈取
前処理装置13を上下昇降自由に装着し、車体上には刈
取穀稈を脱穀する脱穀装置2と脱穀選別した穀粒を貯溜
するグレンタンク3とを搭載してコンバインを構成して
いる。
【0008】そして、刈取前処理装置13は、穀稈引起
し装置14、刈取装置15、穀稈搬送装置16からな
り、穀稈を刈り取って脱穀装置2に搬送供給するように
構成している。そして、グレンタンク3は、上記脱穀装
置2の側部位置に併設しており、脱穀装置2から一番揚
穀装置4を介して、脱穀、選別後の穀粒が供給され貯溜
できる構成としている。なお、一番揚穀装置4は、揚穀
螺旋式ではなく、バケット式にして穀粒に損傷を与えず
に揚穀できる構成としている。
し装置14、刈取装置15、穀稈搬送装置16からな
り、穀稈を刈り取って脱穀装置2に搬送供給するように
構成している。そして、グレンタンク3は、上記脱穀装
置2の側部位置に併設しており、脱穀装置2から一番揚
穀装置4を介して、脱穀、選別後の穀粒が供給され貯溜
できる構成としている。なお、一番揚穀装置4は、揚穀
螺旋式ではなく、バケット式にして穀粒に損傷を与えず
に揚穀できる構成としている。
【0009】そして、グレンタンク3は、内部に貯溜し
た穀粒を機外へ搬出するために、底部に穀粒排出螺旋5
を軸装し、入力プ−リ17から伝動されるように構成さ
れている。揚穀筒6は、グレンタンク3の後方側に縦に
向けて走行車体1上に設け、揚穀螺旋18を内装してお
り、始端部を前記穀粒排出螺旋5の終端部分に臨ませて
穀粒の受け継ぎ搬送ができる構成にしている。
た穀粒を機外へ搬出するために、底部に穀粒排出螺旋5
を軸装し、入力プ−リ17から伝動されるように構成さ
れている。揚穀筒6は、グレンタンク3の後方側に縦に
向けて走行車体1上に設け、揚穀螺旋18を内装してお
り、始端部を前記穀粒排出螺旋5の終端部分に臨ませて
穀粒の受け継ぎ搬送ができる構成にしている。
【0010】そして、穀粒排出筒7は、搬送螺旋19を
内装軸架し、始端部を前記揚穀筒6の終端部分に上下回
動自由に連結し、終端部分に放出口を構成している。支
持装置9は、一端部を走行車体1に連結固定して上方に
延長して揚穀筒6に連結した補強用の支持枠8に設けた
上部支持部9aと、その真下の位置には走行車体1から
突出させて設けた下部支持部9bとの上下2つで構成し
ている。そして、前述のグレンタンク3は、この上下2
つの支持部9a、9bに回動ピン20を挿通支持させて
回動可能に支持させている。
内装軸架し、始端部を前記揚穀筒6の終端部分に上下回
動自由に連結し、終端部分に放出口を構成している。支
持装置9は、一端部を走行車体1に連結固定して上方に
延長して揚穀筒6に連結した補強用の支持枠8に設けた
上部支持部9aと、その真下の位置には走行車体1から
突出させて設けた下部支持部9bとの上下2つで構成し
ている。そして、前述のグレンタンク3は、この上下2
つの支持部9a、9bに回動ピン20を挿通支持させて
回動可能に支持させている。
【0011】そして、穀粒ホッパ−10は、上側に貯溜
タンク21があって下側に排出口22を有する6穴型
(手前に3穴、奥側に3穴)とし、各排出口22に籾袋
23を支持する袋支持杆11を設けて一体構成としてい
る。この穀粒ホッパ−10は、それぞれ上下に回動ピン
20を設けて前記支持装置9に回動自由に支持させて構
成している。
タンク21があって下側に排出口22を有する6穴型
(手前に3穴、奥側に3穴)とし、各排出口22に籾袋
23を支持する袋支持杆11を設けて一体構成としてい
る。この穀粒ホッパ−10は、それぞれ上下に回動ピン
20を設けて前記支持装置9に回動自由に支持させて構
成している。
【0012】したがって、穀粒ホッパ−10は、図1、
図2のように支持され、図3の仮想線に示すように、グ
レンタンク3と同様に、走行車体1の外側方向に回動で
きるものである。25は係止装置であって、走行車体1
の機枠側に設けた固定金具25aに回動側(グレンタン
ク3及び穀粒ホッパ−)の係止具25bを係止してロッ
クする構成としている。
図2のように支持され、図3の仮想線に示すように、グ
レンタンク3と同様に、走行車体1の外側方向に回動で
きるものである。25は係止装置であって、走行車体1
の機枠側に設けた固定金具25aに回動側(グレンタン
ク3及び穀粒ホッパ−)の係止具25bを係止してロッ
クする構成としている。
【0013】そして、一体構成とした穀粒ホッパ−10
と袋支持杆11は、一方側を前述のように回動ピン20
を支持装置9に挿通支持させ、他方側には支持脚26を
設けて走行車体1に支持させる構成としている。なお、
支持脚26は、走行車体1上に設けた受具27によって
受け止め保持される構成となっている。
と袋支持杆11は、一方側を前述のように回動ピン20
を支持装置9に挿通支持させ、他方側には支持脚26を
設けて走行車体1に支持させる構成としている。なお、
支持脚26は、走行車体1上に設けた受具27によって
受け止め保持される構成となっている。
【0014】次にその作用について説明する。まず、グ
レンタンク3を搭載したコンバインによる作業について
説明する。原動機を始動して機体の回転各部を駆動しな
がらクロ−ラ12を回転させて走行車体1を前進させな
がら作業を開始する。すると、圃場の穀稈は、前部の穀
稈引起し装置14によって引き起こされたのち株元を刈
取装置15によって刈り取られ穀稈搬送装置16によっ
て上方に搬送されて脱穀装置2に供給される。
レンタンク3を搭載したコンバインによる作業について
説明する。原動機を始動して機体の回転各部を駆動しな
がらクロ−ラ12を回転させて走行車体1を前進させな
がら作業を開始する。すると、圃場の穀稈は、前部の穀
稈引起し装置14によって引き起こされたのち株元を刈
取装置15によって刈り取られ穀稈搬送装置16によっ
て上方に搬送されて脱穀装置2に供給される。
【0015】そして、穀稈は、脱穀装置2によって脱穀
処理されて穀粒が一番揚穀装置4のバケットによりくみ
上げられて収穫され、グレンタンク3に貯溜される。こ
のようにして、脱穀作業がすすむと、選別された穀粒
は、グレンタンク3に順次貯溜され、その量が所定量に
達すると、タンク内部に装備されている満杯センサ−の
検出によって警報され、穀粒排出作業に移る。
処理されて穀粒が一番揚穀装置4のバケットによりくみ
上げられて収穫され、グレンタンク3に貯溜される。こ
のようにして、脱穀作業がすすむと、選別された穀粒
は、グレンタンク3に順次貯溜され、その量が所定量に
達すると、タンク内部に装備されている満杯センサ−の
検出によって警報され、穀粒排出作業に移る。
【0016】この場合、穀粒排出筒7は、コンバインを
畔際に寄せて農道に待機しているトラックの荷台のタン
クに臨ませ、穀粒排出作業の準備をする。つぎに、穀粒
排出螺旋5を入力プ−リ17から伝動すると、グレンタ
ンク3内の穀粒は、穀粒排出螺旋5によってグレンタン
ク3の一側に順次搬送され、揚穀螺旋18に受け継がれ
て揚穀筒6内を上方に搬送される。続いて、穀粒は、揚
穀筒6の上部において、揚穀螺旋18の終端部分から穀
粒排出筒7に受け継がれ先端方向に搬送されて放出口か
らトラックのタンクに搬出されるものである。
畔際に寄せて農道に待機しているトラックの荷台のタン
クに臨ませ、穀粒排出作業の準備をする。つぎに、穀粒
排出螺旋5を入力プ−リ17から伝動すると、グレンタ
ンク3内の穀粒は、穀粒排出螺旋5によってグレンタン
ク3の一側に順次搬送され、揚穀螺旋18に受け継がれ
て揚穀筒6内を上方に搬送される。続いて、穀粒は、揚
穀筒6の上部において、揚穀螺旋18の終端部分から穀
粒排出筒7に受け継がれ先端方向に搬送されて放出口か
らトラックのタンクに搬出されるものである。
【0017】以上のようにして、グレンタンク3内の穀
粒は、順次搬送されてトラックのタンクに収穫される。
次に、脱穀装置2とグレンタンク3との間のメンテナン
スを行うために、グレンタンク3を走行車体1の外側に
回動させる操作は、まず、回動操作に先立って、固定金
具25aから係止具25bを外し可動可能状態にする。
粒は、順次搬送されてトラックのタンクに収穫される。
次に、脱穀装置2とグレンタンク3との間のメンテナン
スを行うために、グレンタンク3を走行車体1の外側に
回動させる操作は、まず、回動操作に先立って、固定金
具25aから係止具25bを外し可動可能状態にする。
【0018】そして、グレンタンク3を回すと、グレン
タンク3は、図6に示すように、上部支持部9aと下部
支持部9bとに挿通支持されている回動ピン20を支点
として回動する。このように、グレンタンク3は、走行
車体1の外方に回動すると、脱穀装置2の側部が大きく
開放されて作業空間ができ、脱穀装置2の伝動装置等を
極めて容易にメンテナンスできるものである。
タンク3は、図6に示すように、上部支持部9aと下部
支持部9bとに挿通支持されている回動ピン20を支点
として回動する。このように、グレンタンク3は、走行
車体1の外方に回動すると、脱穀装置2の側部が大きく
開放されて作業空間ができ、脱穀装置2の伝動装置等を
極めて容易にメンテナンスできるものである。
【0019】さて、つぎに、コンバインにおいて、大豆
の収穫作業を行う場合には、大豆粒の商品価値を落さな
いためにグレンタンク3に代えて穀粒ホッパ−10を用
い、袋詰めによって収穫する。この場合、穀粒ホッパ−
10は、グレンタンク3を支持装置9から外して、図
1、図2に示すように一方側の回動ピン20を上部支持
部9aと下部支持部9bとに挿通支持させて、他方側の
支持脚26を走行車体1に受けさせて装置する。
の収穫作業を行う場合には、大豆粒の商品価値を落さな
いためにグレンタンク3に代えて穀粒ホッパ−10を用
い、袋詰めによって収穫する。この場合、穀粒ホッパ−
10は、グレンタンク3を支持装置9から外して、図
1、図2に示すように一方側の回動ピン20を上部支持
部9aと下部支持部9bとに挿通支持させて、他方側の
支持脚26を走行車体1に受けさせて装置する。
【0020】そして、穀粒ホッパ−10は、固定金具2
5aに係止具25bを係止し、支持脚26の下端部を受
具27に保持させて安定良く固定し、各排出口22の下
方には籾袋23を臨ませて袋支持杆24に挿通支持す
る。以上のように準備して、大豆収穫作業を開始する
と、大豆は、稲麦と同じように一番揚穀装置4のバケッ
トによって揚穀されて穀粒ホッパ−10に供給される。
5aに係止具25bを係止し、支持脚26の下端部を受
具27に保持させて安定良く固定し、各排出口22の下
方には籾袋23を臨ませて袋支持杆24に挿通支持す
る。以上のように準備して、大豆収穫作業を開始する
と、大豆は、稲麦と同じように一番揚穀装置4のバケッ
トによって揚穀されて穀粒ホッパ−10に供給される。
【0021】そして、大豆は、貯溜タンク21に貯溜さ
れながら下方の排出口22から籾袋23内に充填される
ものである。このようにして、籾袋23は、順次充填さ
れ満杯に達すると、排出口のシャッタ−を閉じた後、袋
口のチャックを締めて袋支持杆11から抜き出して圃場
面に放置する。
れながら下方の排出口22から籾袋23内に充填される
ものである。このようにして、籾袋23は、順次充填さ
れ満杯に達すると、排出口のシャッタ−を閉じた後、袋
口のチャックを締めて袋支持杆11から抜き出して圃場
面に放置する。
【0022】大豆の収穫作業は、以上のように籾袋に収
穫することによって大豆粒に与える損傷をできるかぎり
少なくしながら商品価値を落さないように行うものであ
る。そして、穀粒ホッパ−10は、走行車体1の外方に
回動させるときには、上述したグレンタンク3の場合と
同じ操作によって、図3に仮想線で示すように、車幅よ
り外側に回動させることができメンテナンスを容易にで
きる特徴を有するものである。
穫することによって大豆粒に与える損傷をできるかぎり
少なくしながら商品価値を落さないように行うものであ
る。そして、穀粒ホッパ−10は、走行車体1の外方に
回動させるときには、上述したグレンタンク3の場合と
同じ操作によって、図3に仮想線で示すように、車幅よ
り外側に回動させることができメンテナンスを容易にで
きる特徴を有するものである。
【0023】
【発明の作用効果】以上説明したように本発明は、走行
車体上に脱穀装置とグレンタンクとを併設して脱穀装置
の一番揚穀装置をグレンタンクに臨ませて設け、該グレ
ンタンクにはその底部に軸装した穀粒排出螺旋を走行車
体に縦方向に設けた揚穀装置の下端部に連通させて設
け、該揚穀筒の上部には上下移動自由に連結して横方向
に向けた穀粒排出筒を設け、前記走行車体と揚穀筒との
間に連結固定した支持枠に設けた支持装置に前記グレン
タンクを回動自由に枢着支持させて設け、該グレンタン
クを取り外した支持装置に穀粒袋詰め用の穀粒ホッパ−
と籾袋支持杆とを回動自由に枢着支持させて設け、該穀
粒ホッパ−には前記脱穀装置の一番揚穀装置を臨ませて
構成したものであるから、グレンタンクの回動支持装置
を穀粒ホッパ−の支持装置として利用することが出来、
両方の籾処理装置の間において互換性があり、汎用コン
バインに有効に利用出来る特徴が有る。
車体上に脱穀装置とグレンタンクとを併設して脱穀装置
の一番揚穀装置をグレンタンクに臨ませて設け、該グレ
ンタンクにはその底部に軸装した穀粒排出螺旋を走行車
体に縦方向に設けた揚穀装置の下端部に連通させて設
け、該揚穀筒の上部には上下移動自由に連結して横方向
に向けた穀粒排出筒を設け、前記走行車体と揚穀筒との
間に連結固定した支持枠に設けた支持装置に前記グレン
タンクを回動自由に枢着支持させて設け、該グレンタン
クを取り外した支持装置に穀粒袋詰め用の穀粒ホッパ−
と籾袋支持杆とを回動自由に枢着支持させて設け、該穀
粒ホッパ−には前記脱穀装置の一番揚穀装置を臨ませて
構成したものであるから、グレンタンクの回動支持装置
を穀粒ホッパ−の支持装置として利用することが出来、
両方の籾処理装置の間において互換性があり、汎用コン
バインに有効に利用出来る特徴が有る。
【図1】本発明の実施例であって、一部を破断して示す
コンバインの側面図である。
コンバインの側面図である。
【図2】本発明の実施例であって、コンバインの平面図
である。
である。
【図3】本発明の実施例であって、図2の作用平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例であって、コンバインの平面図
である。
である。
【図5】本発明の実施例であって、一部を破断して示す
コンバインの側面図である。
コンバインの側面図である。
【図6】本発明の実施例であって、図4の作用平面図で
ある。
ある。
1 走行車体 2 脱穀装置 3 グ
レンタンク 4 一番揚穀装置 5 穀粒排出螺旋 6 揚
穀筒 7 穀粒排出筒 8 支持枠 9 支
持装置 10 穀粒ホッパ− 11 袋支持杆
レンタンク 4 一番揚穀装置 5 穀粒排出螺旋 6 揚
穀筒 7 穀粒排出筒 8 支持枠 9 支
持装置 10 穀粒ホッパ− 11 袋支持杆
Claims (1)
- 【請求項1】 走行車体上に脱穀装置とグレンタンクと
を併設して脱穀装置の一番揚穀装置をグレンタンクに臨
ませて設け、該グレンタンクにはその底部に軸装した穀
粒排出螺旋を走行車体に縦方向に設けた揚穀装置の下端
部に連通させて設け、該揚穀筒の上部には上下移動自由
に連結して横方向に向けた穀粒排出筒を設け、前記走行
車体と揚穀筒との間に連結固定した支持枠に設けた支持
装置に前記グレンタンクを回動自由に枢着支持させて設
け、該グレンタンクを取り外した支持装置に穀粒袋詰め
用の穀粒ホッパ−と籾袋支持杆とを回動自由に枢着支持
させて設け、該穀粒ホッパ−には前記脱穀装置の一番揚
穀装置を臨ませて構成したコンバインにおける穀粒袋詰
装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24965293A JPH0799826A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コンバインにおける穀粒袋詰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24965293A JPH0799826A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コンバインにおける穀粒袋詰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799826A true JPH0799826A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17196210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24965293A Pending JPH0799826A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コンバインにおける穀粒袋詰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799826A (ja) |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP24965293A patent/JPH0799826A/ja active Pending
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