JPH0625166A - 新規アリールピペリジン誘導体、それらの製造方法およびそれらを含有する医薬組成物 - Google Patents
新規アリールピペリジン誘導体、それらの製造方法およびそれらを含有する医薬組成物Info
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- JPH0625166A JPH0625166A JP5091657A JP9165793A JPH0625166A JP H0625166 A JPH0625166 A JP H0625166A JP 5091657 A JP5091657 A JP 5091657A JP 9165793 A JP9165793 A JP 9165793A JP H0625166 A JPH0625166 A JP H0625166A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
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Abstract
(57)【要約】
【構成】下記式(I)で表わされる化合物およびそれら
の酸付加塩。 【化1】 この化合物は、対応する1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
の二重結合を接触水素添加によって還元することにより
得られる。 【効果】雄の哺乳動物の性的機能不全の治療に有用であ
る。
の酸付加塩。 【化1】 この化合物は、対応する1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
の二重結合を接触水素添加によって還元することにより
得られる。 【効果】雄の哺乳動物の性的機能不全の治療に有用であ
る。
Description
【0001】この発明は、新規ピペリジン誘導体および
その酸付加物、それらの製造方法並びにそれを含有する
医薬組成物に関する。
その酸付加物、それらの製造方法並びにそれを含有する
医薬組成物に関する。
【0002】この分野において、幾つかのピペリジン誘
導体が公知である。特に、英国特許出願 GB-A-2083476
は、向精神およびドーパミン・アゴニスト活性が付与さ
れた、下記式(A)で表わされる4-アリール- ピペリジ
ンまたはテトラヒドロピリジンを請求している。
導体が公知である。特に、英国特許出願 GB-A-2083476
は、向精神およびドーパミン・アゴニスト活性が付与さ
れた、下記式(A)で表わされる4-アリール- ピペリジ
ンまたはテトラヒドロピリジンを請求している。
【0003】
【化5】 (ここで、点線は炭素−炭素結合を表わすかもしくは何
も表わさず、Rはインドール-3- イル、ナフト-1- イ
ル、ナフト-2- イル、ベンゾチエン-3- イル基を表わ
し、かつArは任意に置換されたフェニル基を表わす)
国際特許出願 WO-A-89/11476は、アリールピペリジノエ
チル基で置換されていてもよい、抗精神性の2-アミノチ
アゾールを請求している。
も表わさず、Rはインドール-3- イル、ナフト-1- イ
ル、ナフト-2- イル、ベンゾチエン-3- イル基を表わ
し、かつArは任意に置換されたフェニル基を表わす)
国際特許出願 WO-A-89/11476は、アリールピペリジノエ
チル基で置換されていてもよい、抗精神性の2-アミノチ
アゾールを請求している。
【0004】欧州特許出願 EP-A-0372776 は、抗精神活
性を有し、窒素原子に結合するアルキル基がフェニル、
置換フェニルまたはヘテロアリール置換基を有するN-ア
ルキル- アリールピペリジンを記載している。
性を有し、窒素原子に結合するアルキル基がフェニル、
置換フェニルまたはヘテロアリール置換基を有するN-ア
ルキル- アリールピペリジンを記載している。
【0005】国際特許出願 WO-A-91/09594は、N-アリー
ルアルキル- もしくはN-ヘテロアリール- アルキル 4-
アリールピペリジンを含む大クラスの化合物の、精神分
裂病および他の精神病の治療への使用を請求している。
ルアルキル- もしくはN-ヘテロアリール- アルキル 4-
アリールピペリジンを含む大クラスの化合物の、精神分
裂病および他の精神病の治療への使用を請求している。
【0006】最後に、欧州特許 EP-B-101381が、下記式
(B)で表わされる化合物を含む、食欲不振誘発活性を
有する4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-
テトラヒドロピリジン誘導体を記述している。
(B)で表わされる化合物を含む、食欲不振誘発活性を
有する4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-
テトラヒドロピリジン誘導体を記述している。
【0007】
【化6】 上記化合物(B)の他の異なる治療用途が、下記欧州特
許出願で請求されている: EP-A-0369887 (不安抑うつ
障害[anxiodepressive disorders ]における使用)、
EP-A-0412901(腸管運動障害における使用)および EP-
A-0458696 (大脳系および神経系障害における使用)。
許出願で請求されている: EP-A-0369887 (不安抑うつ
障害[anxiodepressive disorders ]における使用)、
EP-A-0412901(腸管運動障害における使用)および EP-
A-0458696 (大脳系および神経系障害における使用)。
【0008】今や、ピペリジン環に二重結合がないこと
で式(B)の化合物とは異なる、下記式(I)で表わさ
れる化合物
で式(B)の化合物とは異なる、下記式(I)で表わさ
れる化合物
【化7】 が、化合物(B)よりも非常に少ない投与量で、動物の
性行動試験において非常に活性であり、かつ、化合物
(B)とは異なり、抗うつ剤/抗不安剤としては完全に
不活性もしくは活性に乏しく、神経保護/神経親和活性
を完全に欠いていることが見出された。
性行動試験において非常に活性であり、かつ、化合物
(B)とは異なり、抗うつ剤/抗不安剤としては完全に
不活性もしくは活性に乏しく、神経保護/神経親和活性
を完全に欠いていることが見出された。
【0009】したがって、この発明の第1の目的は、上
述の式(I)で表わされる化合物およびそれらの酸付加
塩である。
述の式(I)で表わされる化合物およびそれらの酸付加
塩である。
【0010】実際、式(I)の化合物は、種々の有機お
よび無機酸と酸付加塩を形成し得る塩基性化合物であ
る。
よび無機酸と酸付加塩を形成し得る塩基性化合物であ
る。
【0011】動物への投与および医薬組成物の調製のた
めには、前記塩が薬剤学的に許容し得るものでなければ
ならないことは認められるものの、反応混合物から薬剤
学的に許容し得ない酸との付加塩として単離し、それを
アルカリ剤で処理することにより遊離塩基に変換し、か
つ、任意に、得られた遊離塩基を薬剤学的に許容し得る
酸の付加塩に変換することも適当である。
めには、前記塩が薬剤学的に許容し得るものでなければ
ならないことは認められるものの、反応混合物から薬剤
学的に許容し得ない酸との付加塩として単離し、それを
アルカリ剤で処理することにより遊離塩基に変換し、か
つ、任意に、得られた遊離塩基を薬剤学的に許容し得る
酸の付加塩に変換することも適当である。
【0012】したがって、化合物(I)の薬剤学的に許
容し得る、および許容し得ない付加塩は、両者ともこの
発明の一部である。それらは、遊離塩基としての化合物
(I)を、エタノールもしくはイソプロパノールのよう
な水性もしくは有機溶媒中において、少なくとも等モル
量の適切に選択された無機または有機酸で処理し、次い
で蒸発させて溶媒を乾燥させることにより容易に調製さ
れる。
容し得る、および許容し得ない付加塩は、両者ともこの
発明の一部である。それらは、遊離塩基としての化合物
(I)を、エタノールもしくはイソプロパノールのよう
な水性もしくは有機溶媒中において、少なくとも等モル
量の適切に選択された無機または有機酸で処理し、次い
で蒸発させて溶媒を乾燥させることにより容易に調製さ
れる。
【0013】化合物(I)の薬剤学的に許容し得る酸付
加塩の調製に有用な酸は、非毒性付加塩、すなわち、塩
化水素、臭化水素、ヨウ化水素、硝酸塩、硫酸塩、硫酸
水素塩、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石
酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、グルコン酸塩、D-グ
ルカル酸塩、イセチオン酸塩、メタンスルホン酸塩、p-
トルエンスルホン酸塩、パーモエート、アンゲレートの
ような薬剤学的に許容し得るアニオンを含む塩を形成す
るものである。
加塩の調製に有用な酸は、非毒性付加塩、すなわち、塩
化水素、臭化水素、ヨウ化水素、硝酸塩、硫酸塩、硫酸
水素塩、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石
酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、グルコン酸塩、D-グ
ルカル酸塩、イセチオン酸塩、メタンスルホン酸塩、p-
トルエンスルホン酸塩、パーモエート、アンゲレートの
ような薬剤学的に許容し得るアニオンを含む塩を形成す
るものである。
【0014】式(I)の化合物は、下記方法のいずれか
に従って調製することができる。
に従って調製することができる。
【0015】(a)下記式(II)で表わされる4-(3-ト
リフルオロメチルフェニル)ピペリジンと下記式 (III)
で表わされる化合物との反応であって、任意にかつ好ま
しくは、反応中に形成される酸HXを中和するための通
常の塩基の存在下における反応。
リフルオロメチルフェニル)ピペリジンと下記式 (III)
で表わされる化合物との反応であって、任意にかつ好ま
しくは、反応中に形成される酸HXを中和するための通
常の塩基の存在下における反応。
【0016】
【化8】 (ここで、Xは塩素、臭素もしくはヨウ素原子またはメ
タンスルホニルオキシもしくはp-トルエンスルホニルオ
キシ基のような脱離基である)(b)式(II)で表わさ
れる4-(3-トリフルオロメチルフェニル)ピペリジンお
よび下記式(IV)であらわされる酸の機能性誘導体の反
応と、続く得られる中間体の還元。
タンスルホニルオキシもしくはp-トルエンスルホニルオ
キシ基のような脱離基である)(b)式(II)で表わさ
れる4-(3-トリフルオロメチルフェニル)ピペリジンお
よび下記式(IV)であらわされる酸の機能性誘導体の反
応と、続く得られる中間体の還元。
【0017】
【化9】 (c)上記式(B)で表わされる、対応1,2,3,6-テトラ
ヒドロピリジン誘導体の二重結合の還元。
ヒドロピリジン誘導体の二重結合の還元。
【0018】調製法(a)において、炭素数 1ないし 5
のアルカノール、例えばメタノール、エタノール、ブタ
ノールもしくはペンタノール;環状エーテル、例えばジ
オキサンもしくはテトラヒドロフラン;脂肪族ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン等;アルキルスルホキシド、例えばジメチルス
ルホキシドもしくはジエチルスルホキシド;またはジア
ルキルアミド、例えばジメチルアセトアミドもしくはジ
メチルホルムアミド等のような極性溶媒が好ましく用い
られる。
のアルカノール、例えばメタノール、エタノール、ブタ
ノールもしくはペンタノール;環状エーテル、例えばジ
オキサンもしくはテトラヒドロフラン;脂肪族ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン等;アルキルスルホキシド、例えばジメチルス
ルホキシドもしくはジエチルスルホキシド;またはジア
ルキルアミド、例えばジメチルアセトアミドもしくはジ
メチルホルムアミド等のような極性溶媒が好ましく用い
られる。
【0019】好ましくは、反応は、反応中に形成される
酸に対して少なくとも当モル量の従来の塩基の存在下に
おいて行なわれる。この塩基は、アルカリ金属炭酸塩も
しくは重炭酸塩または脂肪族4級アミン、特にトリエチ
ルアミン、のような有機塩であり得る。
酸に対して少なくとも当モル量の従来の塩基の存在下に
おいて行なわれる。この塩基は、アルカリ金属炭酸塩も
しくは重炭酸塩または脂肪族4級アミン、特にトリエチ
ルアミン、のような有機塩であり得る。
【0020】反応温度は室温ないし 200℃で変化させる
ことができ、その結果反応時間も変化する。一般に、こ
の反応は 100ないし 150℃で 4ないし 5時間以内に終了
し、これにより得られた式(I)の化合物は通常の技術
により単離し、単純な塩化により、任意に、それらの酸
付加塩に変換することができる。
ことができ、その結果反応時間も変化する。一般に、こ
の反応は 100ないし 150℃で 4ないし 5時間以内に終了
し、これにより得られた式(I)の化合物は通常の技術
により単離し、単純な塩化により、任意に、それらの酸
付加塩に変換することができる。
【0021】調製法(b)の第1工程において、式(I
I)の化合物を酸(IV)の機能性誘導体と反応させる。
ここでは、適当な機能性誘導体として、活性化遊離酸、
無水物、混合無水物、活性エステル、またはハロゲン化
アシル、好ましくは塩化アシルが用いられる。活性エス
テルのうち、p-ニトロフェニルエステルが特に好ましい
が、メトキシフェニル、トリチル、ベンズヒドリルエス
テル等を用いることもできる。
I)の化合物を酸(IV)の機能性誘導体と反応させる。
ここでは、適当な機能性誘導体として、活性化遊離酸、
無水物、混合無水物、活性エステル、またはハロゲン化
アシル、好ましくは塩化アシルが用いられる。活性エス
テルのうち、p-ニトロフェニルエステルが特に好ましい
が、メトキシフェニル、トリチル、ベンズヒドリルエス
テル等を用いることもできる。
【0022】反応温度は -10℃ないし用いる溶媒の還流
温度で変化させることができるが、一般に、反応は室温
ないし50℃の温度で行なわれる。酸(IV)の機能性誘導
体として塩化アシルが用いられるときのように反応が発
熱反応である場合には、低温で反応を行なうことが都合
がよい。
温度で変化させることができるが、一般に、反応は室温
ないし50℃の温度で行なわれる。酸(IV)の機能性誘導
体として塩化アシルが用いられるときのように反応が発
熱反応である場合には、低温で反応を行なうことが都合
がよい。
【0023】反応溶媒としては、メタノールもしくはエ
タノールのようなアルコールまたは塩化メチレン、ジク
ロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化溶媒が好まし
く用いられるが、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ま
たはヘキサン等の炭化水素のような反応体に適合し得る
他の有機溶媒も同様に用いることができる。
タノールのようなアルコールまたは塩化メチレン、ジク
ロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化溶媒が好まし
く用いられるが、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ま
たはヘキサン等の炭化水素のような反応体に適合し得る
他の有機溶媒も同様に用いることができる。
【0024】反応中に酸が形成される場合には、プロト
ン受容体、例えばアルカリ金属炭酸塩もしくは第3アミ
ンの存在下において反応を都合よく行なうことができ
る。しかしながら、前記プロトン受容体は、中間体アミ
ドを得るためには必要ない。
ン受容体、例えばアルカリ金属炭酸塩もしくは第3アミ
ンの存在下において反応を都合よく行なうことができ
る。しかしながら、前記プロトン受容体は、中間体アミ
ドを得るためには必要ない。
【0025】所望であれば、この中間体生成物を単離
し、通常の技術により特徴付けすることができ、あるい
は原料生成物として次の還元工程で用いることができ
る。
し、通常の技術により特徴付けすることができ、あるい
は原料生成物として次の還元工程で用いることができ
る。
【0026】この後者の工程は、水素化アルミニウムま
たはLiAlH4 、LiAlH(OCH3 )3 のような
水素化アルミニウムリチウム複合体を還元剤として用い
る公知の方法により行なうことができる。一般に、この
反応は、エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、もしくは1,2-ジメトキシエタ
ンのような不活性溶媒中で行なわれる。
たはLiAlH4 、LiAlH(OCH3 )3 のような
水素化アルミニウムリチウム複合体を還元剤として用い
る公知の方法により行なうことができる。一般に、この
反応は、エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、もしくは1,2-ジメトキシエタ
ンのような不活性溶媒中で行なわれる。
【0027】好ましい態様によると、この反応は、前工
程において得られる中間体化合物に対して当モル量の水
素化アルミニウムリチウム、LiAlH4 を用い、20な
いし30℃の温度、ジエチルエーテル中、不活性雰囲気下
で行なわれる。約 1時間後、還元反応が終了し、式
(I)の化合物が通常の技術により遊離塩基もしくはそ
れらの塩として単離される。
程において得られる中間体化合物に対して当モル量の水
素化アルミニウムリチウム、LiAlH4 を用い、20な
いし30℃の温度、ジエチルエーテル中、不活性雰囲気下
で行なわれる。約 1時間後、還元反応が終了し、式
(I)の化合物が通常の技術により遊離塩基もしくはそ
れらの塩として単離される。
【0028】調製法(c)によると、式(I)の化合物
は、好ましくはPd/Cを水素化触媒として、かつエタ
ノールを反応溶媒として用いる接触還元により、容易に
調製される。この反応は、室温ないし反応溶媒の還流温
度を含む温度で行なうことができる。水素化反応が終了
したとき、触媒を濾過により除去し、溶媒を蒸発させる
ことにより式(I)の化合物を得、適当な溶媒から結晶
化させる。
は、好ましくはPd/Cを水素化触媒として、かつエタ
ノールを反応溶媒として用いる接触還元により、容易に
調製される。この反応は、室温ないし反応溶媒の還流温
度を含む温度で行なうことができる。水素化反応が終了
したとき、触媒を濾過により除去し、溶媒を蒸発させる
ことにより式(I)の化合物を得、適当な溶媒から結晶
化させる。
【0029】式(II)の出発化合物は公知の生成物であ
り、その調製は、例えば欧州特許出願 EP-A-0 372 776
、調製Lに記述されている。
り、その調製は、例えば欧州特許出願 EP-A-0 372 776
、調製Lに記述されている。
【0030】式(IV)の酸およびその機能性誘導体もま
た公開されている文献において公知であり、予想される
ように、化合物(B)も欧州特許 EP-B-101 381 に記述
されている。
た公開されている文献において公知であり、予想される
ように、化合物(B)も欧州特許 EP-B-101 381 に記述
されている。
【0031】以下に、方法(c)による化合物(I)の
調製を、調製の非限定的な例として記述する。
調製を、調製の非限定的な例として記述する。
【0032】1-[2-(2-ナフチル) エチル]-4-(3- トリフ
ルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
塩酸塩( 5g、 0.012モル)、10%Pd/C( 0.6g)
および95%エタノール( 130ml)を水素化反応容器に
入れ、撹拌しながら50℃で30分間水素化する。次いで、
濾過により触媒を除去し、濾液を濃縮して乾燥させる。
残渣を少量のジエチルエタノールと共にすり潰し、そこ
から濾過により得られる白色固体を完全エタノール( 1
20ml)から結晶化させて乾燥させ、1-[2-(2-ナフチ
ル) エチル]-4-(3- トリフルオロメチルフェニル) ピペ
リジン塩酸塩 3.5gを得る。M.p. 296-298℃ このようにして得られる化合物から始めて、対応する遊
離塩基への変換および続く適当な酸を用いる塩化によ
り、対応するフマル酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、コ
ハク酸塩、L(+)- 酒石酸塩、およびイソチアン酸塩を調
製する。
ルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
塩酸塩( 5g、 0.012モル)、10%Pd/C( 0.6g)
および95%エタノール( 130ml)を水素化反応容器に
入れ、撹拌しながら50℃で30分間水素化する。次いで、
濾過により触媒を除去し、濾液を濃縮して乾燥させる。
残渣を少量のジエチルエタノールと共にすり潰し、そこ
から濾過により得られる白色固体を完全エタノール( 1
20ml)から結晶化させて乾燥させ、1-[2-(2-ナフチ
ル) エチル]-4-(3- トリフルオロメチルフェニル) ピペ
リジン塩酸塩 3.5gを得る。M.p. 296-298℃ このようにして得られる化合物から始めて、対応する遊
離塩基への変換および続く適当な酸を用いる塩化によ
り、対応するフマル酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、コ
ハク酸塩、L(+)- 酒石酸塩、およびイソチアン酸塩を調
製する。
【0033】Pharmacol. Biochem. Behav., 1990, 35
(2), 327-334においてA.AgmoおよびZ.Pickerによって記
述された方法によりラットで試験された、この発明の式
(I)で表わされる化合物およびそれらの薬剤学的に許
容し得る酸付加塩は、試験動物の性行動を好ましく変化
させる。
(2), 327-334においてA.AgmoおよびZ.Pickerによって記
述された方法によりラットで試験された、この発明の式
(I)で表わされる化合物およびそれらの薬剤学的に許
容し得る酸付加塩は、試験動物の性行動を好ましく変化
させる。
【0034】特に、ラットにおいて、式(I)の化合物
が、いかなる抗不安/抗うつまたは神経親和/神経保護
活性をも誘発することのない投与量で、性体験(マウン
ティングおよび挿入を示す動物の割合を顕著に増加さ
せ、並びに射精の潜伏を同様に顕著に現象させる)なし
に、雄ラットの性行動の強さの他に、雄の性的動機付け
(一定時間内のマウンティングの回数として評価)を著
しく増加させることが見出された。
が、いかなる抗不安/抗うつまたは神経親和/神経保護
活性をも誘発することのない投与量で、性体験(マウン
ティングおよび挿入を示す動物の割合を顕著に増加さ
せ、並びに射精の潜伏を同様に顕著に現象させる)なし
に、雄ラットの性行動の強さの他に、雄の性的動機付け
(一定時間内のマウンティングの回数として評価)を著
しく増加させることが見出された。
【0035】また、式(I)の化合物は毒性が少なく、
したがって、医薬として使用することが可能である。
したがって、医薬として使用することが可能である。
【0036】したがって、性的機能不全に陥いり、それ
らの治療を必要とする哺乳動物の性的機能不全の治療に
おいて、式(I)で表わされる化合物およびそれらの薬
剤学的に許容し得る酸付加塩の使用が期待できる。これ
には、式(I)で表わされる化合物およびそれらの薬剤
学的に許容し得る塩の少なくとも1種の有効量の投与が
含まれる。
らの治療を必要とする哺乳動物の性的機能不全の治療に
おいて、式(I)で表わされる化合物およびそれらの薬
剤学的に許容し得る酸付加塩の使用が期待できる。これ
には、式(I)で表わされる化合物およびそれらの薬剤
学的に許容し得る塩の少なくとも1種の有効量の投与が
含まれる。
【0037】式(I)の化合物およびその薬剤学的に許
容し得る酸付加塩は、非経口投与と同様に、経口投与す
ることができる。
容し得る酸付加塩は、非経口投与と同様に、経口投与す
ることができる。
【0038】患者の体重、薬物に対する患者個別の応
答、投与経路、薬剤処方のタイプおよび治療スケジュー
ルにより逸脱することがあるとしても、典型的には、こ
の発明による活性成分は、好ましくは、約 1.0ないし約
200mgの1日投与量で投与される。
答、投与経路、薬剤処方のタイプおよび治療スケジュー
ルにより逸脱することがあるとしても、典型的には、こ
の発明による活性成分は、好ましくは、約 1.0ないし約
200mgの1日投与量で投与される。
【0039】式(I)で表わされる化合物およびその塩
は、単独で、もしくは薬剤学的に許容し得る担体および
/または添加剤と混合して、1日1回投与もしくは1日
当り数回の投与を含み得る治療スケジュールに従って、
経口もしくは非経口により投与することができる。
は、単独で、もしくは薬剤学的に許容し得る担体および
/または添加剤と混合して、1日1回投与もしくは1日
当り数回の投与を含み得る治療スケジュールに従って、
経口もしくは非経口により投与することができる。
【0040】特には、式(I)で表わされる新規化合物
およびその薬剤学的に許容し得る塩は、錠剤、カプセ
ル、粉末、座剤、注射用懸濁液もしくは溶液、エリキシ
ル、シロップ等の種々の投与形態で投与することができ
る。
およびその薬剤学的に許容し得る塩は、錠剤、カプセ
ル、粉末、座剤、注射用懸濁液もしくは溶液、エリキシ
ル、シロップ等の種々の投与形態で投与することができ
る。
【0041】性的機能不全の治療に好ましい投与経路
は、経口である。
は、経口である。
【0042】この投与には、式(I)で表わされる化合
物の付加塩が好ましく用いられる。これは、製薬産業に
おいて通常用いられる添加剤および担体と混合され、錠
剤、糖衣錠、カプセル、溶液もしくは懸濁液に処方され
る。
物の付加塩が好ましく用いられる。これは、製薬産業に
おいて通常用いられる添加剤および担体と混合され、錠
剤、糖衣錠、カプセル、溶液もしくは懸濁液に処方され
る。
【0043】経口投与のために、微結晶セルロース、ラ
クトース、リン酸二カルシウム、グリシン等の薬剤学的
に許容し得る担体を用いて組成物を調製することができ
る。この担体は、任意に、デンプン(トウモロコシ、ジ
ャガイモ、タピオカデンプン)、アルギン酸等の崩壊
剤、ポリビニルピロリドン、ショ糖、ゼラチン等の分散
もしくは懸濁剤と混合されている。さらに、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、またはラウリル硫酸ナトリウ
ムのような滑沢剤がしばしば錠剤の調製に用いられる。
錠剤はまた、活性が遅延もしくは維持されるように、お
よび所定量の活性成分を連続的に放出するように処理す
ることもできる。
クトース、リン酸二カルシウム、グリシン等の薬剤学的
に許容し得る担体を用いて組成物を調製することができ
る。この担体は、任意に、デンプン(トウモロコシ、ジ
ャガイモ、タピオカデンプン)、アルギン酸等の崩壊
剤、ポリビニルピロリドン、ショ糖、ゼラチン等の分散
もしくは懸濁剤と混合されている。さらに、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、またはラウリル硫酸ナトリウ
ムのような滑沢剤がしばしば錠剤の調製に用いられる。
錠剤はまた、活性が遅延もしくは維持されるように、お
よび所定量の活性成分を連続的に放出するように処理す
ることもできる。
【0044】上記固体組成物は、カプセルおよび水中に
分散可能な粉末もしくは顆粒の調製に用いることもでき
る。
分散可能な粉末もしくは顆粒の調製に用いることもでき
る。
【0045】シロップもしくはエリキシルの形態の、ま
たはドロップとしての投与のための液体組成物は、液体
担体中に、矯味矯臭剤および適当な着色剤の他に、好ま
しくはカロリーフリーの甘味料、防腐剤としてのメチル
パラベンもしくはプロピルパラベンと混合した活性成分
を含んでいてもよい。
たはドロップとしての投与のための液体組成物は、液体
担体中に、矯味矯臭剤および適当な着色剤の他に、好ま
しくはカロリーフリーの甘味料、防腐剤としてのメチル
パラベンもしくはプロピルパラベンと混合した活性成分
を含んでいてもよい。
【0046】活性成分は、任意に1種以上の担体または
添加剤と共に、マイクロカプセルまたはマイクロエマル
ジョンとして処方することもできる。
添加剤と共に、マイクロカプセルまたはマイクロエマル
ジョンとして処方することもできる。
【0047】また、活性成分は、(αもしくはβ- シク
ロデキストリンのような)シクロデキストリンに包接さ
せて溶解度を増加させることもできる。
ロデキストリンのような)シクロデキストリンに包接さ
せて溶解度を増加させることもできる。
【0048】非経口投与のためには、この発明の医薬組
成物は、1種以上の水性もしくは非水性の薬剤学的に許
容し得る無菌担体と混合した活性成分を含む。
成物は、1種以上の水性もしくは非水性の薬剤学的に許
容し得る無菌担体と混合した活性成分を含む。
【0049】これらの医薬組成物は、適切な安定化剤、
湿潤剤、乳化剤または分散剤のような添加剤を含有する
こともできる。
湿潤剤、乳化剤または分散剤のような添加剤を含有する
こともできる。
【0050】活性成分として式(I)で表わされる化合
物またはその薬剤学的に許容し得る付加塩の1種を含有
する医薬組成物は、この発明のさらなる特定の目的を意
味する。
物またはその薬剤学的に許容し得る付加塩の1種を含有
する医薬組成物は、この発明のさらなる特定の目的を意
味する。
【0051】単位投与形態当り約 0.5ないし約 100mg
の活性成分を含有する医薬組成物が実用上好ましい。
の活性成分を含有する医薬組成物が実用上好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミッシェル・アルノン フランス国、31170 トゥルヌフィユ、リ ュ・ガストン・ドゥーメルグ 172 (72)発明者 フィリップ・スブリ フランス国、34270 サン・マチュー・ド ゥ・トゥルビエール、ル・レイ − バル フローメ(番地無し)
Claims (5)
- 【請求項1】 下記式(I)で表わされる化合物および
それらの酸付加塩。 【化1】 - 【請求項2】 前記酸付加塩が薬剤学的に許容し得るも
のである請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 請求項1記載の化合物の製造方法であっ
て、(a)下記式(II)で表わされる4-(3-トリフルオ
ロメチルフェニル)ピペリジンを、任意に塩基の存在下
において、下記式 (III)で表わされる化合物と反応させ
るか、 【化2】 (ここで、Xは塩素、臭素もしくはヨウ素原子またはメ
タンスルホニルオキシもしくはp-トルエンスルホニルオ
キシ基のような脱離基である)または、(b)上記式
(II)で表わされる4-(3-トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペリジンを下記式(IV)であらわされる酸の機能
性誘導体と反応させ、得られる中間体を還元するか、 【化3】 または、(c)下記式(B)で表わされる、対応1,2,3,
6-テトラヒドロピリジンの二重結合を還元し、得られる
化合物を任意に所望の付加塩に変換する 【化4】 ことを含む方法。 - 【請求項4】 活性成分として請求項2に記載の化合物
を含有する医薬組成物。 - 【請求項5】 単位投与形態当り活性成分を約 0.5ない
し約 100mg含有する請求項4記載の組成物。
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FR9204821 | 1992-04-17 | ||
FR9204821A FR2690158B1 (fr) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | Nouveau derive arylpiperidinique, procede pour sa preparation et compositions pharmaceutiques le contenant. |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5091657A Pending JPH0625166A (ja) | 1992-04-17 | 1993-04-19 | 新規アリールピペリジン誘導体、それらの製造方法およびそれらを含有する医薬組成物 |
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RU2681931C2 (ru) * | 2017-08-01 | 2019-03-14 | Фарид Шамилевич Шагиахметов | Фармацевтическая комбинация для лечения алкогольной зависимости |
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FR2531707A1 (fr) * | 1982-08-16 | 1984-02-17 | Midy Spa | Trifluoromethylphenyltetrahydropyridines substituees a activite anorexigene, un procede de preparation et compositions pharmaceutiques |
US4921863A (en) * | 1988-02-17 | 1990-05-01 | Eisai Co., Ltd. | Cyclic amine derivatives |
FR2639226B1 (fr) * | 1988-11-18 | 1993-11-05 | Sanofi | Utilisation de trifluoromethylphenyltetrahydropyridines pour la preparation de medicaments destines a combattre les troubles anxio-depressifs |
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FR2650505B1 (fr) * | 1989-08-07 | 1994-06-03 | Midy Spa | Utilisation de trifluoromethylphenyltetrahydropyridines pour la preparation de medicaments destines a combattre les troubles de la motricite intestinale |
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-
1992
- 1992-04-17 FR FR9204821A patent/FR2690158B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-04-14 EP EP93400968A patent/EP0566484A1/fr not_active Ceased
- 1993-04-16 CA CA002094164A patent/CA2094164A1/en not_active Abandoned
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970311 |