JPH06251329A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH06251329A
JPH06251329A JP6128293A JP6128293A JPH06251329A JP H06251329 A JPH06251329 A JP H06251329A JP 6128293 A JP6128293 A JP 6128293A JP 6128293 A JP6128293 A JP 6128293A JP H06251329 A JPH06251329 A JP H06251329A
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JP
Japan
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thin film
magnetic head
magnetic core
film magnetic
magnetic
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JP6128293A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakano
雄司 中野
Hiroshi Morita
博司 森田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 薄膜磁気ヘッドにおいて、上部磁性コア7と
融着ガラス4の間の少なくとも磁気記録媒体摺動面近傍
に、耐摩耗層11を薄膜磁気ヘッド素子1の最上面の高
さを越える高さで形成し、且つ磁気記録媒体摺動面Aに
露出する融着ガラス4の厚さを5μm以下と薄く抑え
る。さらには、磁性コア7,14の厚さをギャップデプ
ス長の略1/2と薄く抑える。 【効果】 融着ガラス,磁性コアが他の部分よりも著し
く摩耗する偏摩耗が抑えられ、偏摩耗に起因するヘッド
クロッグ,スペーシングロスの発生が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドに関
し、特に耐摩耗性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜磁気ヘッドは、磁気回路部
を構成する磁性コアや導体コイルが真空薄膜形成技術に
より形成されるため、狭トラック化や狭ギャップ化等の
微細寸法化が容易で高分解能記録が可能であるという特
徴を有しており、高密度記録化に対応した磁気ヘッドと
して注目されている。
【0003】このような薄膜磁気ヘッドとしては、例え
ば図25に示すように、センダストやパーマロイ等から
なる下部磁性コア51と上部磁性コア52及び導体コイ
ル53よりなる薄膜磁気ヘッド素子54をフェライト等
からなるベース基板55と保護基板56とで挟み込むこ
とにより構成されたものが提案されている。
【0004】すなわち、薄膜磁気ヘッド素子54を構成
する下部磁性コア51と上部磁性コア52とは、その中
央部分で絶縁膜57を介して導体コイル53を挟み込
む。そして、上記上部磁性コア52が、磁気記録媒体摺
動面A側となる先端部分が下部磁性コア51側に屈曲さ
れることによって下部磁性コア51と該上部磁性コア5
2の距離が徐々に狭小化され、上記上部磁性コア52の
さらに先端部分が平坦に延長されることによりギャップ
デプスdが形成されている。このギャップデプスdには
絶縁膜57がギャップ膜として介在しており、磁気ギャ
ップが形成されている。また、上記上部磁性コア52の
後端部分は下部磁性コア51側に屈曲し下部磁性体コア
と直接接触しており、これにより閉磁路が構成されてい
る。そして、上記薄膜磁気ヘッドにおいては、これら磁
気回路部を保護するために、上部磁性コア52上にSi
2 等よりなる保護膜59が積層され、さらにこの上に
融着ガラス60を介して保護基板56が積層されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な構成の薄膜磁気ヘッドにおいて、磁気記録媒体摺動面
Aを見ると、ベース基板55,下部磁性コア51,ギャ
ップ膜となる絶縁膜57,上部磁性コア52,保護膜5
9,融着ガラス60,保護基板56がその一側面を露出
させている。すなわち、記録,再生に際してはこれら各
構成要素の露出面が磁気記録媒体に対して摺接すること
となる。
【0006】ここで、トライボロジーに関する摩耗にお
いては、ベース基板55や保護基板56を構成するフェ
ライトを含めたセラミック,ギャップ膜を構成するSi
2等に比べ、磁性コアを構成するセンダストやアモル
ファス等の金属磁性材及び融着ガラス60は摩耗量が大
きいとされている。
【0007】したがって、上記薄膜磁気ヘッドの摺動面
では、磁気記録媒体に対して繰り返し摺接すると、磁性
コア51,52,融着ガラス60、特に磁気記録媒体摺
動面Aに露出する厚さが10〜50μmと厚い融着ガラ
ス60が他の部分よりも著しく摩耗する,いわゆる偏摩
耗が発生する。このような偏摩耗は、薄膜磁気ヘッドを
粉塵環境中で使用した場合に顕著である。
【0008】薄膜磁気ヘッドにおいて、このように磁気
記録媒体摺動面Aに偏摩耗が発生すると、クロッグが誘
起されてヘッド寿命が大幅に低減したり、スペーシング
ロスによりヘッド出力が低下する。すなわち、磁気ギャ
ップと磁気記録媒体の間のスペーシングがSなる量であ
る場合、数1に示すような大きさの再生出力損失が発生
する。この再生出力損失は特に短波長信号領域において
影響が大きく、高密度記録化を図る上での障害となる。
【0009】
【数1】
【0010】また、この種の薄膜磁気ヘッドは、図26
に示すように薄膜磁気ヘッド素子54が記録に際して無
記録部分を形成するガードバンド部61を間に挟んで複
数並列されたマルチチャンネル型として用いられる場合
があるが、この場合にはガードバンド部61において磁
気記録媒体摺動面Aに露出する融着ガラス60の厚さが
大きくなる。このため、磁気記録媒体に対して繰り返し
摺動させると、このガードバンド部の融着ガラス60も
著しく摩耗し、このような偏摩耗によっても記録再生に
悪影響を受ける。
【0011】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、偏摩耗が抑制でき、ヘッ
ドクロッグ,スペーシングロスによるヘッド出力,ヘッ
ド寿命の低下が大幅に低減できる薄膜磁気ヘッドを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の薄膜磁気ヘッドは、上部磁性コアと下部
磁性コアとによって閉磁路が構成されてなる薄膜磁気ヘ
ッドにおいて、少なくとも磁気記録媒体摺動面に露出す
る上部磁性コアの厚さがギャップデプス長の略1/2で
あることを特徴とするものである。
【0013】また、上部磁性コアと下部磁性コアとによ
って閉磁路が構成されてなる薄膜磁気ヘッド素子上に保
護基板がガラス融着されてなる薄膜磁気ヘッドにおい
て、上記上部磁性コアと融着ガラスの間の少なくとも磁
気記録媒体摺動面近傍に、耐摩耗層が上記薄膜磁気ヘッ
ド素子の最上面の高さを越えるような高さで形成され、
且つ磁気記録媒体摺動面に露出する融着ガラスの厚さが
5μm以下であることを特徴とするものである。
【0014】さらに、耐摩耗層がSiO2 ,Al
2 3 ,Ta2 5 ,ZrO2 ,Si3 4 よりなるこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【作用】薄膜磁気ヘッドにおいて、薄膜磁気ヘッド素子
上の少なくとも磁気記録媒体摺動面近傍に薄膜磁気ヘッ
ド素子の最上面の高さよりも高い高さで耐摩耗層を形成
し、この耐摩耗層上に5μm以下の厚さで融着ガラスを
形成すると、融着ガラスの磁気記録媒体摺動面に露出す
る厚さが5μm以下と極めて薄くなるので融着ガラスの
摩耗の進行によって生じる偏摩耗が抑えられ、偏摩耗に
起因するヘッドクロッグ,スペーシングロスの発生が防
止される。
【0016】さらに、下部磁性コア,上部磁性コアの磁
気記録媒体摺動面に露出する厚さをギャップデプス長の
略1/2となるように抑えると、これら上部磁性コア,
下部磁性コアの摩耗の進行によって生じる偏摩耗が抑え
られ、同様に偏摩耗に起因するヘッドクロッグ,スペー
シングロスの発生が防止される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0018】実施例1 本実施例は、薄膜磁気ヘッド素子上に耐摩耗層が形成さ
れた薄膜磁気ヘッドの例である。
【0019】本実施例の薄膜磁気ヘッドは、図1,図2
に示すように、薄膜磁気ヘッド素子1が無記録部分を形
成するガードバンド部2を間に挟んで複数並列されてな
るマルチチャンネル型とされており、薄膜磁気ヘッド素
子1及びガードバンド部2上には保護基板3がガラス4
融着されてなっている。
【0020】すなわち、上記薄膜磁気ヘッド素子1は、
フェライト等の磁性材料よりなるベース基板5上に下部
磁性コア14,導体コイル6,上部磁性コア7が形成さ
れることによって構成されている。
【0021】下部磁性コア14と上部磁性コア7とは、
その中央部分でSiO2 等よりなる絶縁膜8を介して導
体コイル6を挟み込む。そして、上記上部磁性コア7の
磁気記録媒体摺動面A側となる先端部分がベース基板5
側に屈曲されることによって該上部磁性コア7と下部磁
性コア14との距離が徐々に狭小化され、上部磁性コア
7のさらに先端部分が平坦に延長されることによりギャ
ップデプスdが形成されている。このギャップデプスd
にはSiO2 等よりなる絶縁膜8がギャップ膜として介
在し、これにより磁気ギャップが形成されている。ま
た、上記上部磁性コア7の後端部分はベース基板5側に
屈曲しベース基板5と直接接触しており、これにより閉
磁路が構成されている。
【0022】上記ベース基板5は、薄膜磁気ヘッド素子
1を真空薄膜形成技術によって作製する際のベースとな
るもので、例えばフェライト等の酸化物磁性材料からな
る。
【0023】また、上記下部磁性コア14,上部磁性コ
ア7は金属磁性薄膜より構成されている。この磁性コア
を構成する金属磁性薄膜には、高い飽和磁束密度を有し
且つ軟磁気特性に優れた強磁性金属材料が使用される
が、かかる強磁性金属材料としては従来から公知のもの
がいずれも使用でき、結晶質,非結晶質を問わない。例
示するならば、Fe−Al−Si系合金(センダス
ト)、Fe−Al系合金、Fe−Si−Co系合金、F
e−Ni系合金(パーマロイ)、Fe−Al−Ge系合
金、Fe−Ga−Ge系合金、Fe−Si−Ge系合
金、Fe−Co−Si−Al系合金等の強磁性金属材
料、或いはFe−Ga−Si系合金、さらには上記Fe
−Ga−Si系合金の耐蝕性や耐摩耗性の一層の向上を
図るために、Fe,Ga,Co(Feの一部をCoで置
換したものを含む。),Siを基本組成とする合金に、
Ti,Cr,Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,W,R
u,Os,Rh,Ir,Re,Ni,Pb,Pt,H
f,Vの少なくとも一種を添加したものであってもよ
い。
【0024】また、強磁性非晶質金属合金、いわゆるア
モルファス合金(例えば、Fe,Ni,Coの一つ以上
の元素とP,C,B,Siの一つ以上の元素とからなる
合金、またはこれを主成分としAl,Ge,Be,S
n,In,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,Hf,
Nb等を含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルフ
ァス合金、或いはCo,Hf,Zr等の遷移元素や希土
類元素等を主成分とするメタル−メタル系アモルファス
合金)等も使用される。
【0025】また、上記下部磁性コア14と上部磁性コ
ア7の間に絶縁膜8を介して挟み込まれる導体コイル6
は、記録再生装置からの記録信号を媒体に供給し、媒体
からの再生信号を記録再生装置側へ伝達する役目をする
もので、例えばCu,Au,Ag等よりなる導体薄膜を
エッチングすることにより形成される。
【0026】上記薄膜磁気ヘッドでは、このような構成
の薄膜磁気ヘッド素子1が、ガードバンド部2を挟んで
複数並列されている。上記ガードバンド部2は高さが上
記上部磁性コア7の最上面よりも低くなされた絶縁膜8
により構成されている。
【0027】一方、これら薄膜磁気ヘッド素子1,カー
ドバンド部2上に形成される保護基板3は、セラミック
よりなり、磁気回路部を外力等から保護するために設け
られる。この保護基板3は、薄膜磁気ヘッド素子1およ
びガードバンド部2上に亘ってSiO2 等よりなる保護
膜10が積層された上に、融着ガラス4を介して接合一
体化されている。
【0028】以上が薄膜磁気ヘッドの基本的な構成であ
るが、本実施例の薄膜磁気ヘッドにおいては、薄膜磁気
ヘッド素子1上に形成された保護膜10上の少なくとも
ギャップデプスdと対応する部分に、上部磁性コア7の
最上面の高さよりも高い高さで耐摩耗層11が形成され
ており、この耐摩耗層11上に5μm以下の厚さで融着
ガラス4が形成され、上記保護基板3がガラス4融着さ
れている。これにより、薄膜磁気ヘッド素子1と保護基
板3の間に介在する融着ガラス4の摩耗の進行に起因す
る偏摩耗が抑制されるようになっている。
【0029】すなわち、薄膜磁気ヘッド素子1上のギャ
ップデプスdと対応する部分に耐摩耗層11を形成しな
い場合には、該薄膜磁気ヘッド素子1の最上面に比べて
高さの低いギャップデプスd部分やガードバンド部2で
は、高さを調整するために融着ガラス4が非常に厚い厚
さ,例えば10〜50μm程度の厚さで形成される。し
たがって、融着ガラス4の磁気記録媒体摺動面Aに露出
する厚さはこれを反映して極めて厚くなる。融着ガラス
4がこのように磁気記録媒体摺動面Aに厚い厚さで露出
する薄膜磁気ヘッドでは、磁気記録媒体との摺動によっ
て該融着ガラス4が著しく摩耗し、偏摩耗が発生する。
【0030】これに対して、少なくとも薄膜磁気ヘッド
素子1上のギャップデプスdに対応する部分に薄膜磁気
ヘッド素子1の最上面の高さよりも高い高さで耐摩耗層
11を形成し、この上に融着ガラス4を介して保護基板
3を形成する構成は、言い換えればギャップデプスd上
の融着ガラス4を上記耐摩耗層11によって置き換えた
構成であり、融着ガラス4の厚さは上記耐摩耗層11を
形成した分薄くできる。このとき耐摩耗層上に形成され
る融着ガラス4の厚さhgを5μm以下とすると、融着
ガラス4の摩耗の進行に起因する偏摩耗の発生が効果的
に抑えられ、ヘッドクロッグ,スペーシングロスが防止
されることとなる。
【0031】ここで、上記薄膜磁気ヘッドにおいて、融
着ガラス4の磁気記録媒体摺動面Aに露出する厚さhg
は薄い程偏摩耗を抑制するには有利であり、保護基板3
のガラス融着に必要な最小限の厚さ,例えば1μm以下
とすることが理想的であるが、耐摩耗層11の平坦化加
工公差の実力,ガラス接合の圧接精度(基板の反り等を
含めて)を考慮すると該厚さhgは1〜5μm程度が適
当である。融着ガラス4の磁気記録媒体摺動面Aに露出
する面の厚さhgを1〜5μm程度に抑えれば、偏摩耗
の発生は十分に抑えることができる。
【0032】なお、上記耐摩耗層11としては、ベース
基板5,保護基板3と同程度の耐摩耗性を有するもので
ある必要がある。その材料としては、SiO2 ,Al2
3,Ta2 5 ,ZrO2 ,Si3 4 等の酸化物,
窒化物等が適している。
【0033】また、上記耐摩耗層11は上述の如く少な
くともギャップデプスd部分にのみ形成すればその効果
を十分に発揮するが、図3に示すように下部磁性コア上
一面に形成するようにしても差し支えない。この場合、
上記耐摩耗層11は保護膜10としても機能するので保
護膜10の形成が不要となり、製造工程の簡略化に有利
である。
【0034】以上のように構成された薄膜磁気ヘッドは
以下のようにして作製される。
【0035】先ず、図4,図5に示すように磁性材料よ
りなるベース基板5上に薄膜形成技術により下部磁性コ
ア14,絶縁膜8,導体コイル6,上部磁性コア7を被
着形成する。
【0036】次に、上記上部磁性コア7上に保護膜1
0,耐摩耗層11,融着ガラス4,保護基板3を積層す
る。
【0037】まず、図6,図7に示すように上部磁性コ
ア7上にSiO2 ,Al2 3 等の金属酸化物をスパッ
タリングにて被着形成して保護膜10を形成する。
【0038】次いで、図8,図9に示すように少なくと
もギャップデプスdに対応する部分が露出するように該
ギャップデプスdに対応する部分以外の部分をマスク1
3で覆い、SiO2 等の酸化物あるいは窒化物等をスパ
ッタリングにて被着形成する。その結果、ギャップデプ
スdに対応する部分にのみ耐摩耗層11が形成される。
【0039】なお、このとき耐摩耗層11の高さは、後
工程で用いるガラス融着装置において、保護基板3を加
圧する際のスペーサである接合受け部の高さよりも十分
高くなるように設定する。そして、上記耐摩耗層11を
ラッピング法あるいはドライエッチング法等によって接
合受け部の高さと同じく、もしくは1μm程度低くなる
高さとなるまで平坦化加工する。
【0040】このようにして耐摩耗層11を形成した
後、薄膜磁気ヘッド素子1を所定数毎に切りだして薄膜
磁気ヘッドチップする。そして、切りだされた薄膜磁気
ヘッドチップをガラス融着すべき保護基板3と位置合わ
せし、ガラス融着装置の治具によって加圧固定して図1
0,図11に示すようにガラス融着する。なお、このと
き治具は、ガラス融着終了時に保護基板3とガラス融着
装置の接合受け部が接触するような加圧力に調整してお
く。
【0041】最後にギャップデプスd側の面を研磨して
磁気記録媒体摺動面Aを面出し、薄膜磁気ヘッドが完成
する。
【0042】このようにして作製された薄膜磁気ヘッド
(実施例ヘッド1)について、粉塵環境下、磁気記録媒
体に対して所定時間摺動させた後の磁気記録媒体摺動面
の偏摩耗状態を図12に示す。また、比較として耐摩耗
層11を形成しないこと以外は同様にして作製された薄
膜磁気ヘッド(比較例ヘッド1)の偏摩耗状態を図13
に示す。
【0043】図12,図13を比較してわかるように、
耐摩耗層が形成された実施例ヘッド1は、比較例ヘッド
1に比べて良好な摺動面形状を維持しており、問題とな
る程の偏摩耗は生じていない。このことから、耐摩耗層
11を形成することは、偏摩耗の発生を抑制する上で有
効であることが確認される。
【0044】なお、以上に説明した薄膜磁気ヘッドは、
ベース基板5上に下部磁性コア14,上部磁性コア7が
それぞれ形成された構成であるが、図14に示すように
下部磁性コア14を形成せずにベース基板5に下部磁性
コアの機能を持たせ、このベース基板と上部磁性コア7
とによって磁気回路が形成されるような構成としても差
し支えない。
【0045】すなわち、上記薄膜磁気ヘッドにおいて
は、ベース基板5上に導体コイル6,上部磁性コア7が
形成されることによって薄膜磁気ヘッド素子が構成さ
れ、その上に保護膜10,融着ガラス4,保護基板3が
積層されて構成されている。
【0046】上記ベース基板5と上部磁性コア7とは、
上部磁性コア7の中央部分で絶縁膜8を介して導体コイ
ル6を挟み込む。そして、上記上部磁性コア7の磁気記
録媒体摺動面A側となる先端部分がベース基板5側に屈
曲されることによって該上部磁性コア7とベース基板5
との距離が徐々に狭小化され、さらにこの上部磁性コア
7の先端部分が平坦に延長されることによりギャップデ
プスdが形成されている。このギャップデプスdにはS
iO2 等よりなる絶縁膜8がギャップ膜として介在して
おり、磁気ギャップgが形成されている。また、上記上
部磁性コア7の後端部分はベース基板5側に屈曲し上部
磁性体コアと直接接触しており、これにより閉磁路が構
成されている。つまり、この薄膜磁気ヘッドでは、上記
ベース基板5は、薄膜磁気ヘッド素子を形成する際のベ
ースとなるとともに上部磁性コア7とともに磁路を形成
する下部磁性コアとして機能する。
【0047】そして、この薄膜磁気ヘッドにおいては、
薄膜磁気ヘッド素子上に形成された保護膜10上の少な
くともギャップデプスdと対応する部分に上部磁性コア
7の最上面の高さよりも高い高さで耐摩耗層11が形成
され、この耐摩耗層上に5μm以下の厚さで融着ガラス
4が形成され、上記保護基板3がガラス融着されてい
る。したがって、融着ガラス4の磁気記録媒体摺動面A
に露出する厚さが5μm以下と極めて薄くなり、融着ガ
ラス4の摩耗の進行によって発生する偏摩耗が抑えられ
る。
【0048】なお、このような構成の薄膜磁気ヘッドに
おいても、耐摩耗層11は、図15に示すように上部磁
性コア7上一面に形成するようにして差し支えない。こ
の場合にも、上記耐摩耗層11は保護膜10としても機
能するので保護膜10の形成が不要となり、製造工程の
簡略化に有利である。
【0049】実施例2 本実施例は、磁性コアのギャップデプスに対応する部分
の膜厚を薄厚とした薄膜磁気ヘッドの例である。
【0050】本実施例の薄膜磁気ヘッドは、図16に示
すようにフェライト等の磁性材料よりなるベース基板2
5上に導体コイル26,上部磁性コア27が形成される
ことによって薄膜磁気ヘッド素子21が構成され、さら
にこの薄膜磁気ヘッド素子上に保護膜30,融着ガラス
24,保護基板23が積層されて構成されている。
【0051】上記ベース基板25と上部磁性コア27と
は、上部磁性コア27の中央部分で絶縁膜28を介して
導体コイル26を挟み込む。そして、上記上部磁性コア
27の磁気記録媒体摺動面A側となる先端部分がベース
基板25側に屈曲されることによって該上部磁性コア2
7とベース基板25との距離が徐々に狭小化され、さら
にこの上部磁性コア27の先端部分が平坦に延長される
ことによりギャップデプスdが形成されている。このギ
ャップデプスdにはSiO2 等よりなる絶縁膜8がギャ
ップ膜として介在しており、磁気ギャップが形成されて
いる。また、上記上部磁性コア27の後端部分はベース
基板25側に屈曲し該ベース基板25と直接接触してお
り、これにより閉磁路が構成されている。つまり、この
薄膜磁気ヘッドでは、上記ベース基板5は、薄膜磁気ヘ
ッド素子を形成する際のベースとなるとともに上部磁性
コア7とともに磁路を形成する下部磁性コアとして機能
する。
【0052】なお、本実施例では上記ギャップデプスd
の長さは10μmとした。また、上記上部磁性コアを構
成する強磁性金属材料は実施例1で例示したものが使用
される。
【0053】一方、これら薄膜磁気ヘッド素子21上に
形成される保護基板23は、磁気回路部を外力等から保
護するために設けられるもので、薄膜磁気ヘッド素子2
1上に亘ってSiO2 等よりなる保護膜30が積層され
た上に、融着ガラス24を介して接合一体化されてい
る。
【0054】以上が薄膜磁気ヘッドの基本的な構成であ
るが、本実施例の薄膜磁気ヘッドにおいては、上部磁性
コア27の磁気記録媒体摺動面Aに露出する面の厚さh
mがギャップデプスdの長さの略1/2,すなわち5μ
m以下と薄く抑えられている。これにより上部磁性コア
27の摩耗の進行によって生じる偏摩耗の発生が抑えら
れ、ヘッドクロッグ,スペーシングロスの発生が防止で
きるようになっている。
【0055】すなわち、薄膜磁気ヘッドにおいて、上部
磁性コア7の磁気記録媒体摺動面Aに露出する面の厚さ
hmと、走行試験試験後の磁気記録媒体に対するスペー
シング量の関係を図17に示す。このように薄膜磁気ヘ
ッドにおいて走行試験後のスペーシング量は、上部磁性
コア27の磁気記録媒体摺動面に露出する面の厚さhm
が11μm以上と厚い場合には0.6μm以上と大きい
が、厚さhmを薄くしていくに従って小さくなる。そし
て、厚さhmが5μm以下にまで薄くなると、上記スペ
ーシング量は0.3μm以下とほとんど問題とならない
程度になる。
【0056】なお、磁性コアにおいて、厚さを薄くする
のは磁気記録媒体摺動面近傍に限ることが重要である。
磁性コア全体に亘って厚さhmを薄くした場合には磁路
が細くなり、出力不足を招く結果となる。図18に、薄
膜磁気ヘッドにおいて、上部磁性コア27のギャップデ
プスdに対応する部分のみの厚さを変化させたときの再
生出力を示す。なお、図18中、再生出力変化率は上部
磁性コア27のギャップデプスdに対応する部分の厚さ
を11μmとした場合の再生出力を100としたときの
%値で示す。
【0057】図18からわかるように、薄膜磁気ヘッド
において、上部磁性体コアのうちギャップデプスdに対
応する部分のみの厚さを変えた場合には、その再生出力
はほとんど変化しない。そして、上部磁性コア27のギ
ャップデプスdに対応する部分の厚さを5μm以下に薄
くしても、11μmの場合とほとんど同程度の再生出力
が維持できる。
【0058】以上のように上部磁性コア27のギャップ
デプスdに対応部分の厚さが薄くなされた薄膜磁気ヘッ
ドは以下のようにして作製される。
【0059】先ず、図19に示すように磁性材料よりな
るベース基板25上に薄膜形成技術により絶縁膜28,
導体コイル26を順次被着形成する。
【0060】次いで、図20に示すように、上記絶縁膜
28上に上部磁性コア27となる金属磁性薄膜をスパッ
タリング等の薄膜形成技術によって成膜する。そして、
この金属磁性薄膜のギャップデプスdに対応する部分が
露出するように、該ギャップデプスdに対応する部分以
外の部分をレジストマスク31で覆い、上記金属磁性薄
膜のギャップデプスdに対応する部分が5μmの厚さと
なるまでイオンエッチング法にてエッチング加工する。
その結果、図21に示すようなギャップデプスdに対応
する部分のみが薄くなされた上部磁性コア27が形成さ
れる。
【0061】上部磁性コア27を形成した後、薄膜磁気
ヘッド素子1を所定数毎に切りだして薄膜磁気ヘッドチ
ップとする。そして、切りだされた薄膜磁気ヘッドチッ
プをガラス融着すべき保護基板3と位置合わせし、ガラ
ス融着装置の治具によって加圧固定してガラス融着す
る。そして、最後にギャップデプスd側の面を研磨して
磁気記録媒体摺動面Aを面出し、薄膜磁気ヘッドが完成
する。
【0062】なお、以上に説明した薄膜磁気ヘッドは、
ベース基板が下部磁性コアの機能を兼ねる構成である
が、本発明の薄膜磁気ヘッドとしては、図22に示すよ
うにベース基板上に独立して下部磁性コア32を形成す
るような構成とすることも勿論可能である。この場合に
は、下部磁性コア32も金属磁性薄膜により形成される
ので上部磁性コア27と同様に摩耗が進行し易く、偏摩
耗の原因となる可能性がある。したがって、上部磁性コ
ア27とともに下部磁性コア32についても、ギャップ
デプスdに対応する部分の膜厚をギャップデプスdの長
さの略1/2と薄くすることが好ましい。これにより下
部磁性コア27の摩耗の進行に起因する偏摩耗の発生も
抑えられ、ヘッドクロッグ,スペーシングロスの発生が
確実に防止できる。
【0063】下部磁性コア,上部磁性コアのギャップデ
プスに対応する部分の膜厚が5μmとされた薄膜磁気ヘ
ッド(実施例ヘッド2)について、実際に粉塵環境下、
磁気記録媒体に対して所定時間摺動させた後の磁気記録
媒体摺動面の偏摩耗状態を図23に示す。また、比較と
して下部磁性コア,上部磁性コアのギャップデプスに対
応する部分の膜厚を11μmとしたこと以外は同様にし
て作製された薄膜磁気ヘッド(比較例ヘッド2)の偏摩
耗状態を図24に示す。
【0064】図23,図24を比較してわかるように、
上部磁性コアのギャップデプスに対応する部分の膜厚を
薄厚とした実施例ヘッド2は、比較例ヘッド1に比べて
良好な摺動面形状を維持しており、問題となる程の偏摩
耗は生じていない。このことから、上部磁性コアのギャ
ップデプスに対応する部分の膜厚を薄厚とすることは、
偏摩耗の発生を抑制する上で有効であることが確認され
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の薄膜磁気ヘッドにおいては、上部磁性コアの磁気記
録媒体摺動面に露出する厚さがギャップデプス長の略1
/2とされており、さらに、薄膜磁気ヘッド素子の少な
くともギャップデプスと対応する部分に薄膜磁気ヘッド
素子の最上面の高さよりも高い高さで耐摩耗層が形成さ
れ、この耐摩耗層上に5μm以下の厚さで融着ガラスが
形成され、保護基板がガラス融着されているので、下部
磁性コア,上部磁性コア,融着ガラスが他の部分よりも
著しく摩耗する偏摩耗が抑えられる。したがって、偏摩
耗に起因するヘッドクロッグ,スペーシングロスの発生
が防止でき、ヘッド出力の維持,ヘッドの長寿命化を達
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドの1構成例を
示す要部概略断面図である。
【図2】図1に示す薄膜磁気ヘッドの正面図である。
【図3】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドの他の例を示
す要部概略断面図である。
【図4】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち薄膜磁気ヘッ
ド素子形成工程を示す要部概略断面図である。
【図5】上記薄膜磁気ヘッド素子形成工程を示す正面図
である。
【図6】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち保護膜形成工
程を示す要部概略断面図である。
【図7】上記保護膜形成工程を示す正面図である。
【図8】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち耐摩耗層形成
工程を示す要部概略断面図である。
【図9】上記耐摩耗層形成工程を示す正面図である。
【図10】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち保護基板の
ガラス融着工程を示す要部概略断面図である。
【図11】上記保護基板のガラス融着工程を示す正面図
である。
【図12】耐摩耗層を有する薄膜磁気ヘッドの摺動試験
後の磁気記録媒体摺動面の状態を示す模式図である。
【図13】耐摩耗層を有していない薄膜磁気ヘッドの摺
動試験後の磁気記録媒体摺動面の状態を示す模式図であ
る。
【図14】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドのさらに他
の例を示す要部概略断面図である。
【図15】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドのまたさら
に他の例を示す要部概略断面図である。
【図16】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドのさらに他
の例を示す要部概略断面図である。
【図17】上部磁性コアの磁気記録媒体摺動面に露出す
る膜厚とスペーシング量の関係を示す特性図である。
【図18】上部磁性コアの磁気記録媒体摺動面に露出す
る膜厚と再生出力の変化率の関係を示す特性図である。
【図19】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち上部磁性コ
ア形成工程を示す要部概略断面図である。
【図20】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうちレジスト形
成工程を示す要部概略断面図である。
【図21】薄膜磁気ヘッドの製造工程のうち上部磁性コ
アエッチング加工工程を示す要部概略断面図である。
【図22】本発明を適用した薄膜磁気ヘッドのまたさら
に他の例を示す要部概略断面図である。
【図23】上部磁性コアのギャップデプスに対応する部
分が薄厚とされた薄膜磁気ヘッドの摺動試験後の磁気記
録媒体摺動面の様子を示す模式図である。
【図24】上部磁性コアのギャップデプスに対応する部
分が薄厚とされていない薄膜磁気ヘッドの摺動試験後の
磁気記録媒体摺動面の様子を示す模式図である。
【図25】従来の薄膜磁気ヘッドの構成を示す要部概略
断面図である。
【図26】図25に示す薄膜磁気ヘッドの正面図であ
る。
【符号の説明】
1,21・・・薄膜磁気ヘッド素子 2 ・・・ガードバンド部 3,23・・・保護基板 4,24・・・融着ガラス 5,25・・・ベース基板 6,26・・・導体コイル 8,28・・・絶縁膜 10,30・・・保護膜 11 ・・・耐摩耗層 14,24・・・下部磁性コア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部磁性コアと下部磁性コアとによって
    閉磁路が構成されてなる薄膜磁気ヘッドにおいて、 少なくとも磁気記録媒体摺動面に露出する上部磁性コア
    の厚さがギャップデプス長の略1/2であることを特徴
    とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上部磁性コアと下部磁性コアとによって
    閉磁路が構成されてなる薄膜磁気ヘッド素子上に保護基
    板がガラス融着されてなる薄膜磁気ヘッドにおいて、 上記上部磁性コアと融着ガラスの間の少なくとも磁気記
    録媒体摺動面近傍に、耐摩耗層が上記薄膜磁気ヘッド素
    子の最上面の高さを越えるような高さで形成され、且つ
    磁気記録媒体摺動面に露出する融着ガラスの厚さが5μ
    m以下であることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 耐摩耗層がSiO2 ,Al2 3 ,Ta
    2 5 ,ZrO2 ,Si3 4 よりなることを特徴とす
    る請求項2記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 少なくとも磁気記録媒体摺動面に露出す
    る上部磁性コアの厚さがギャップデプス長の略1/2で
    あることを特徴とする請求項2記載の薄膜磁気ヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859342B1 (en) 1999-02-22 2005-02-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetic head device with a short auxiliary member

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US6859342B1 (en) 1999-02-22 2005-02-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetic head device with a short auxiliary member

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