JPH06250910A - メッセージキュー着信管理方式 - Google Patents

メッセージキュー着信管理方式

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JPH06250910A
JPH06250910A JP5058062A JP5806293A JPH06250910A JP H06250910 A JPH06250910 A JP H06250910A JP 5058062 A JP5058062 A JP 5058062A JP 5806293 A JP5806293 A JP 5806293A JP H06250910 A JPH06250910 A JP H06250910A
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JP
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semaphore
queue
management
business processing
message
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JP5058062A
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Katsuyuki Tanaka
勝行 田中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セマフォを用いて、複数のキューに対して電
文の着信を待っている業務処理プロセスに電文の着信を
指示する。 【構成】 トランザクション処理システムにおいて、業
務処理プロセス3毎にセマフォ7を設け、端末制御プロ
セス2が業務処理要求の電文を業務処理プロセス管理キ
ュー6に送信すると共に、前記セマフォ7のセマフォ値
を変化させることによって、セマフォ7を監視している
業務処理プロセス3が複数のメッセージキューに対して
同時に電文の着信を監視できるものである。 【効果】 セマフォを用いて電文の着信を監視すること
によって、CPU使用効率とレスポンスが向上する効果
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランザクション処理
システムに関し、特に入力装置からの業務処理要求およ
び出力装置に出力する処理結果を制御する端末制御プロ
セスと、データベース管理システムに対してトランザク
ション処理要求を行う業務処理プロセスとの間で行われ
るプロセス間通信に使用されるメッセージキュー着信管
理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランザクション処理システムに
おいては、セマフォを用いたキュー管理によるプロセス
制御がある。その一例としては、特開平2−27435
号セマフォによるプロセス制御方式が参照できる。
【0003】図3は従来のセマフォによるプロセス制御
方式の構成図であり、プロセスコントロールブロック
(以下PCBと略す)本体30は、プロセス名31、制
御情報格納域32、実行状態表示部33、実行待ちキュ
ー次ポインタ34および待機キュー次ポインタ35によ
り構成され、待機キュー次ポインタ35はシステムが用
いるセマフォの数よりなる待機キュー次ポインタ列を構
成している。実行待ちキューは図3の下段に示すよう
に、実行待ち先頭PCBポインタ36が実行待ち先頭P
CB37の実行待ちキュー次ポインタ39を指し、この
実行待ちキュー次ポインタ39は次の実行待ちPCB3
8の実行待ちキュー次ポインタ40を指している。この
キューはシステムが許容するまでつながるものであり、
キューの最終PCBの実行待ちキュー次ポインタ(ここ
では実行待ちキュー次ポインタ40)には−1が書き込
まれる。この下段には図示していないがセマフォ番号に
対応する待機キュー列が連結されている。
【0004】ここで、プロセスがセマフォの規程に従っ
て、[セマフォカウンタの値から1を減じた値が非負で
あれば、そのまま現在実行中のプロセスを継続し、その
値が負の場合は、現在実行中のプロセスを閉塞し他の実
行待ちプロセスを起動する]という内容の命令であるP
命令を発行した場合、待機キュー列を探索して指定セマ
フォ番号のセマフォカウンタから1を減じ、その値が0
以上の場合は制御をP命令に返し、負の値の場合はP命
令発行プロセスの制御情報をPCB制御情報格納域32
に待機して、実行状態表示部33には“待機中”を設定
する。
【0005】プロセスが、[セマフォカウンタの値に1
を加えた値が正であれば、そのまま現在実行中のプロセ
スを継続し、負であれば、そのセマフォで待機している
プロセスの一つを実行待ち状態とする]という内容のセ
マフォ命令であるV命令を発行した場合は、指定セマフ
ォ番号のセマフォカウンタに1を加えた値が1以上な
ら、そのままP命令の発行プロセスに制御を戻し、0以
下の場合は指定セマフォ番号の待機キューポインタで指
定されるPCBを待機からはずし、PCBを実行待ちキ
ューにつないでPCBの実行状態表示部33には“実行
待ち”を設定した上で、制御はプロセススケジューラに
引き渡される。
【0006】プロセススケジューラはP命令あるいはV
命令から制御が渡されると、実行待ち先頭PCB9から
アドレスを得、PCBの実行状態表示部33が“実行待
ち”であれば、ここに“実行中”を設定しプロセスの実
行に必要な変数を復元してプロセスを起動する。
【0007】以上が、従来の一般的な形態としてのセマ
フォを用いてキュー管理を行う複数プロセス制御の一つ
の例であるが、具体的な形態としてのJCA手順、全銀
プロトコル等(特に限定するものではない)に見られる
ようなトランザクション処理システムにおいても、端末
制御プロセスとデータベースなどへの処理を遂行する業
務処理プロセスとの間の通信をメッセージキューを用い
て行い、一つの業務処理プロセスに対して複数のキュー
を用意することによって、業務処理の内容や優先度を各
キューに対応させる同種の処理が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の方式では、セマフォに関する命令内容やプ
ロセス制御それ自体の機能拡張は計られているが、各プ
ロセス間制御の効率化の側面についての配慮が無いの
で、具体的には業務処理プロセスが管理すべきすべての
キューに対し、常に電文の着信を監視していなければな
らないという処理についてはそのままとなり、キューに
電文が存在するかを常時認識していたのではCPU使用
効率の悪化を招くという問題があり、また、これを改善
する意味で一定間隔の確認を行うようにした場合には、
業務処理を依頼してからのレスポンスが悪化してしまう
という問題がある。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みて、キューに
電文が存在しない間は無駄な処理は行わず、キューに電
文がのせられた時点で業務処理プロセスに電文が存在す
ることを通知する方法によって、プロセス間制御の効率
化を計るメッセージキュー着信管理方式を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメッセージキュ
ー着信管理方式は、データベースを利用するのに必要な
機能を集中管理するデータベース管理システムと、入力
装置から入力された業務処理要求から適切な処理プロセ
スおよび管理キューを選択し入力情報を送ると共に処理
された結果を出力装置に出力する端末制御プロセスと、
該端末制御プロセスからの要求によって前記データベー
ス管理システム対してトランザクション処理要求を行う
ことにより業務処理を遂行する業務処理プロセスを備え
たトランザクション処理システムにおいて、前記端末制
御プロセスと業務処理プロセスとの間でプロセス間通信
を行うのに使用し、業務処理プロセス毎に複数個存在す
る業務処理プロセス管理キューと、該業務処理プロセス
管理キューにメッセージが着信したことを指示するセマ
フォと、前記業務処理プロセス管理キューと業務処理プ
ロセスとの対応、前記業務処理プロセス管理キューの属
性および前記業務処理プロセスに対するセマフォを管理
するメッセージキュー管理テーブルを有している。
【0011】また、前記セマフォは一つの業務処理プロ
セスに対し一つ存在し、前記端末制御プロセスによりメ
ッセージ送信と同時にインクリメントされ前記業務処理
プロセスが該インクリメントによりメッセージ着信を認
識して受信起動を行うものであることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上記構成によれば、端末制御プロセスが入力さ
れた業務処理要求から、該当する業務処理プロセスと複
数の業務処理プロセス管理キューを選択しメッセージを
業務処理プロセス管理キューへ送信すると同時に、業務
処理プロセスに対応するセマフォをメッセージキュー管
理テーブルから検索しセマフォ値をインクリメントする
ことによって、セマフォを監視している業務処理プロセ
スがメッセージの着信を認識して受信起動を行うので、
セマフォ値の変化を監視しているだけで複数のキューに
対する着信を知ることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図で
ある。図1を参照すると、トランザクション処理を要求
するための入力・出力装置1と、入力・出力装置1毎に
一つ存在する入力・出力を制御する端末制御プロセス2
と、データベース5を集中管理するデータベース管理シ
ステム4にトランザクション処理要求を行うことによっ
て業務処理を行う業務処理プロセス3と、端末制御プロ
セス2が業務処理プロセス3に業務処理要求を行うため
の電文(メッセージ)を送信・受信するために使用し、
また、電文の処理に優先度を付加するために、属性とし
て優先度をもった一つの業務処理プロセス3が管理する
複数の業務処理プロセス管理キュー6と、業務処理プロ
セス管理キュー6に電文が着信したことを指示する一つ
の業務処理プロセスに対して一つ存在するセマフォ7
と、業務処理プロセス管理キュー6と業務処理プロセス
3との対応、業務処理プロセス管理キュー6の属性およ
び業務処理プロセス3に対するセマフォ7を管理するメ
ッセージキュー管理テーブル8から構成される。
【0014】図2は図1に示す実施例の処理のフローチ
ャートである。
【0015】次に図1、図2を参照して本実施例の動作
について説明する。入力・出力装置1から入力した業務
処理要求を端末制御プロセス2は、その業務処理要求を
遂行する業務処理プロセス3を選択する。さらに、業務
内容の優先度から業務処理プロセス3が管理する複数の
業務処理プロセス管理キュー6の中から適切なキューを
選択する(S−20)。
【0016】端末制御プロセス2は選択したキュー6に
電文をキューイングするとともに(S−21)、処理要
求を行う業務処理プロセス3に対応するセマフォ7をメ
ッセージキュー管理テーブル8から検索する(S−2
2)。端末制御プロセス2は検索したセマフォ7のセマ
フォカウンタ値をインクリメントする(S−23)。
【0017】一方、業務処理プロセス3は業務処理要求
の受信を待っている状態では、セマフォ7がデクリメン
トできるか、どうかを監視してセマフォ値が変化するま
ではスリープ状態となる。端末制御プロセス2が電文を
送信したと同時に、セマフォ7のカウンタをインクリメ
ントすることによって、電信待ち状態の業務処理プロセ
ス3は自分が管理している業務処理プロセス管理キュー
6のいづれかに電文が着信したことがわかる。
【0018】着信を知った業務処理プロセス3は受信起
動して優先度の順にキュー6からのデキューイングを試
みる。デキューイングできた時点で、獲得した電文内容
の業務処理を遂行する(S−24)。
【0019】このように、本実施例では複数のキュー管
理を一つのセマフォを介して行うようにしたので、従来
例に比較して、端末制御プロセスと業務処理プロセス間
の通信手順制御が効率化される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるメッ
セージキュー着信管理方式は、複数のメッセージキュー
に対して、同時に着信待ちを行っている業務処理プロセ
スがキューに着信したことを知る手段としてセマフォを
用いることとしたため、1つのセマフォに対してのみ、
そのセマフォ値の変化を監視しているだけで、複数のキ
ューに対する着信を知ることができ、CPU使用効率お
よび業務処理要求に対するレスポンスの向上が実現でき
るという効率を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるメッセージキュー着信
管理方式の構成図である。
【図2】図1に示す実施例の処理のフローチャートであ
る。
【図3】従来のセマフォによるプロセス制御方式の構成
図である。
【符号の説明】
1 入力・出力装置 2 端末制御プロセス 3 業務処理プロセス 4 データベース管理システム 5 データベース 6 業務処理プロセス管理キュー 7 セマフォ 8 メッセージキュー管理テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを利用するのに必要な機能
    を集中管理するデータベース管理システムと、 入力装置から入力された業務処理要求から適切な処理プ
    ロセスおよび管理キューを選択し入力情報を送ると共に
    処理された結果を出力装置に出力する端末制御プロセス
    と、 該端末制御プロセスからの要求によって前記データベー
    ス管理システムに対してトランザクション処理要求を行
    うことにより業務処理を遂行する業務処理プロセスを備
    えたトランザクション処理システムにおいて、 前記端末制御プロセスと業務処理プロセスとの間でプロ
    セス間通信を行うのに使用し業務処理プロセス毎に複数
    個存在する業務処理プロセス管理キューと、 該業務処理プロセス管理キューにメッセージが着信した
    ことを指示するセマフォと、 前記業務処理プロセス管理キューと業務処理プロセスと
    の対応、前記業務処理プロセス管理キューの属性および
    前記業務処理プロセスに対するセマフォを管理するメッ
    セージキュー管理テーブルとを備えることを特徴とする
    メッセージキュー着信管理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメッセージキュー着信
    管理方式において、前記セマフォは一つの業務処理プロ
    セスに対して一つ存在し、前記端末制御プロセスにより
    メッセージ送信と同時にインクリメントされ前記業務処
    理プロセスが該インクリメントによりメッセージ着信を
    認識して受信起動を行うものであることを特徴とするメ
    ッセージキュー着信管理方式。
JP5058062A 1993-02-24 1993-02-24 メッセージキュー着信管理方式 Expired - Fee Related JPH0827729B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185658A (ja) * 1997-09-16 1999-03-30 Mitsubishi Electric Corp 通信方式
KR100803450B1 (ko) * 2002-11-19 2008-02-14 엘지노텔 주식회사 공유 버스 시스템의 스케줄링 장치 및 그 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185658A (ja) * 1997-09-16 1999-03-30 Mitsubishi Electric Corp 通信方式
KR100803450B1 (ko) * 2002-11-19 2008-02-14 엘지노텔 주식회사 공유 버스 시스템의 스케줄링 장치 및 그 방법

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