JPH0625046Y2 - Fpuアンテナ装置 - Google Patents

Fpuアンテナ装置

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JPH0625046Y2
JPH0625046Y2 JP1987081619U JP8161987U JPH0625046Y2 JP H0625046 Y2 JPH0625046 Y2 JP H0625046Y2 JP 1987081619 U JP1987081619 U JP 1987081619U JP 8161987 U JP8161987 U JP 8161987U JP H0625046 Y2 JPH0625046 Y2 JP H0625046Y2
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JP
Japan
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optical axis
fpu
camera
cos
antenna
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JP1987081619U
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JPS63191709U (ja
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治秀 安達
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、FPU(フィールドビック−アップユニッ
ト)のアンテナ装置に関する。
(従来の技術) 従来のFPUアンテナ装置について図面を参照して説明
する。
第2図は従来例を示すブロック図である。従来のFPU
アンテナ装置は、ジャイロ1、積分回路4、論理回路
5、ダイオードスイッチ制御回路6、ダイオードスイッ
チ7及びアンテナ素子8a〜8bで構成されている。FPU
送信機9は、カメラ10で収録する映像信号と音声信号と
をマイクロ波で伝送する。このFPU送信機9は、ダイ
オードスイッチ7を介してアンテナ8に接続されてい
る。ジャイロ1、積分回路4、論理回路5、ダイオード
スイッチ制御回路6、ダイオードスイッチ7、アンテナ
素子8a〜8b、FPU送信機9及びカメラ10は1つの筐体
に一体に取り付けてある。そこで、このFPUアンテナ
装置は、撮影時にカメラマンがFPU送信機9とカメラ
10とともに携帯する。アンテナ素子8a〜8dは前記筐体の
一つの平面内における円周上に配置してある。そして撮
影対象に向けてカメラ10の光軸が乗線回りに回転されて
もFPU送信機9から送信されるマイクロ波は、常に一
定の受信点に向けて放射されるように、そのカメラ10の
回転に応じて最も適切なダイオードが導通される。導通
されるダイオードはダイオードスイッチ7のうちの1つ
であり、FPU送信機9の出力のマイクロ波はその導通
されたダイオードを介してアンテナ素子に供給される。
ジャイロ1は水平面内における前記筐体の回転角速度ω
を検出する。この筐体はカメラ10と一体であるから、ジ
ャイロ1はカメラ10の光軸の回転角速度ωを検出してい
ることになる。積分器4は、この回転角速度ωを積分
し、カメラ10の光軸の方位角、つまり真北からのカメラ
10の回転角度を生成する。論理回路5は、回転角度
と予め記憶された受信点の方位角とから、アンテナ素子
8a〜8dのうちで受信点に最も近い方向を向いているアン
テナ素子を選択する。ダイオードスイッチ制御回路6
は、論理回路5からの選択に応じて受信点に最も近い方
向を向いているアンテナ素子に接続されるダイオードス
イッチ7のダイオードを導通する。このようにFPUア
ンテナ装置は、常に一定の方位にある受信点に向けてマ
イクロ波を放射している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した構造のFPUアンテナ装置において、ジャイロ
1を携帯しているカマラマンがカメラ10の光軸を水平面
に対して傾けて回転するとジャイロ1も傾いて回転する
ことになる。このときの傾きをθとすると、ジャイロ1
は回転角度としてω×cosθを出力する。従って、第2
図の従来のFPUアンテナ装置ではそのω×cosθをそ
のまま真の回転角度とみなしてカメラ10の方位角を判定
しているから、方位角の判定においてcosθだけの誤差
を伴う。そこで、従来のFPUアンテナ装置には、カメ
ラの光軸が水平面から傾いた場合には最適なアンテナ素
子が選択できないことがあった。
本考案の目的は、カメラの光軸を水平面から傾けて回転
させても最適なアンテナ素子からマイクロ波を放射でき
るFPUアンテナ装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本考案が提供する手段
は、映像信号を生成するテレビカメラ及びその映像信号
で変調されたマイクロ波を生成するFPU送信機ととも
に共通の筐体に搭載されたFPUアンテナ装置であっ
て、前記テレビカメラの光軸に平行な平面内に指向軸が
あり、これら指向軸が互いに異なる方向を向いている複
数のアンテナ素子と、これらアンテナ素子の入力端にそ
れぞれ接続してあり、導通したとき対応する前記アンテ
ナ素子に前記マイクロ波を導く複数のスイッチと、前記
光軸が垂線の回りに回転する角速度をωとし、その光軸
が水平面に対してなす角をθとするとき、ωcosθを生
成するジャイロと、1/cosθを生成する傾き検出器と、
前記ωcosθと1/cosθとを乗じてωを生成する演算器
と、このωを積分して前記光軸の方位角を生成する積
分回路と、前記アンテナ素子のうちで前記マイクロ波の
送信に最適な方位にあるものを前記に基づき選ぶ論理
回路と、この論理回路で選ばれた前記アンテナ素子に対
応する前記スイッチを導通させるスイッチ制御回路とか
らなることを特徴とする。
(実施例) 本考案について図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すブロック図である。
本実施例のFPUアンテナ装置は、ジャイロ1、演算器
2、傾き検出器3、積分回路4、論理回路5、ダイオー
ドスイッチ制御回路6、ダイオードスイッチ7、及びア
ンテナ8a〜8dで構成されている。本実施例のFPUアン
テナ装置は、演算器2と傾き検出器3とにより、ジャイ
ロ1の出力ωcosθからカメラ10の光軸の水平面に対し
てなす角θに起因する誤差cosθを補正する。
前述のように、カメラマンがカメラ10の光軸を水平面に
対してθだけ傾けて回転させるとジャイロ1も同様にθ
だけ傾いて回転する。そこでジャイロ1は、回転角度と
して、カメラ10の光軸の回転角速度ωにカメラ10の光軸
の水平面に対してなす角θのcosθを乗算したω×cosθ
を出力する。
一方同時に傾き検出器3は、カメラ10の光軸の水平面に
対してなす角θを検出し、1/cosθを演算器2に供給す
る。
演算器2は、ジャイロ1の出力ω×cosθに1/cosθを乗
算し、その積ωを生成する。ここで、カメラ10の光軸の
水平面に対してなす角θによる誤差を補正し、カメラ10
の光軸の回転角速度ωが得られる。
次に、積分回路4は、この回転角速度ωを積分しカメラ
10の光軸の方位角、つまり真北からのカメラ10の回転角
度を生成する。
論理回路5は、回転角度と予め記憶された受信点の方
位角とから、アンテナ素子8a〜8dのうちで受信点に最も
近い方向を向いているアンテナ素子を選択する。ダイオ
ードスイッチ制御回路6は、論理回路5からの選択に応
じて受信点に最も近い方向を向いているアンテナ素子に
接続されるダイオードスイッチ7のダイオードを導通す
る。そこで、FPU送信機9の出力のマイクロ波は、受
信点の方向に最も近い方向に指向軸が向いているアンテ
ナ素子から放射される。
このように、本実施例では、ジャイロ1がカメラ10の光
軸の水平面に対してなす角θに起因する誤差cosθの逆
数(1/cosθ)をジャイロ1の出力に乗算することによ
り、カメラ10が光軸の水平面に対してθだけ傾くことに
起因する誤差を補正することができる。
従って、本実施例では、カメラ10が光軸の水平面に対し
て傾いてもカメラ10の光軸の真の回転角度を得ること
ができるから、受信点の方向に最も近い方向に指向軸が
向いているアンテナ素子からマイクロ波を放射すること
ができる。
(考案の効果) 以上に説明したように、本考案によれば、カメラの光軸
の水平面に対してなす角に起因する誤差を補正でき、光
軸の真の回転角度を得ることができるから、受信点の方
向に最も近い方向に指向軸が向いているアンテナ素子か
らマイクロ波を放射することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来例を示すブロック図である。 1…ジャイロ、2…演算器、3…傾き検出器、4…積分
回路、5…論理回路、6…ダイオードスイッチ制御回
路、7…ダイオードスイッチ、8a〜8d…アンテナ素子、
9…FPU送信機、10…カメラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を生成するテレビカメラ及びその
    映像信号で変調されたマイクロ波を生成するFPU送信
    機とともに共通の筐体に搭載されたFPUアンテナ装置
    において、 前記テレビカメラの光軸に平行な平面内に指向軸があ
    り、これら指向軸が互いに異なる方向を向いている複数
    のアンテナ素子と、 これらアンテナ素子の入力端にそれぞれ接続してあり、
    導通したとき対応する前記アンテナ素子に前記マイクロ
    波を導く複数のスイッチと、 前記光軸が垂線の周りに回転する角速度をωとし、その
    光軸が水平面に対してなす角をθとするとき、ωcos
    θを生成するジャイロと、 1/cosθを生成する傾き検出器と、 前記ωcosθと1/cosθとを乗じてωを生成する
    演算器と、 このωを積分して前記光軸の方位角φを生成する積分回
    路と、 前記アンテナ素子のうちで前記マイクロ波の送信に最適
    な方位にあるものを前記φに基づき選ぶ論理回路と、 この論理回路で選ばれた前記アンテナ素子に対応する前
    記スイッチを導通させるスイッチ制御回路とからなるF
    PUアンテナ装置。
JP1987081619U 1987-05-28 1987-05-28 Fpuアンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0625046Y2 (ja)

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JP1987081619U JPH0625046Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 Fpuアンテナ装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63191709U JPS63191709U (ja) 1988-12-09
JPH0625046Y2 true JPH0625046Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=30933522

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125503A (en) * 1981-01-28 1982-08-04 Tokyo Keiki Co Ltd Antenna automatic directivity device
JPS58108478A (ja) * 1981-12-22 1983-06-28 Meisei Electric Co Ltd 動揺体塔載用自動追尾アンテナのペデスタル制御方式
JPS60124120U (ja) * 1984-01-27 1985-08-21 日本テレビ放送網株式会社 アンテナ自動指向装置
JPS6188603A (ja) * 1984-10-05 1986-05-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 衛星通信用移動アンテナ

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JPS63191709U (ja) 1988-12-09

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