JPH06249208A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JPH06249208A
JPH06249208A JP5039955A JP3995593A JPH06249208A JP H06249208 A JPH06249208 A JP H06249208A JP 5039955 A JP5039955 A JP 5039955A JP 3995593 A JP3995593 A JP 3995593A JP H06249208 A JPH06249208 A JP H06249208A
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pressure
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和則 中村
Yutaka Onoe
裕 尾上
Hideaki Tanaka
秀明 田中
Toichi Hirata
東一 平田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のリリーフ弁を設けて、しかも可変容量
油圧ポンプの吐出圧を2段に変更することができる建設
機械の油圧駆動装置の提供。 【構成】 原動機1と、可変容量油圧ポンプ2と、吐出
圧を規定するリリーフ弁15と、アクチュエータ3と、
流量制御弁4と、吐出量制御手段12とを備えるととも
に、油圧ポンプ2の最小流量を規定する第1の制限値、
及びこの第1の制限値よりも大きい第2の制限値のいず
れかを、選択的に指示信号として出力する流量指示手段
である切換スイッチ16と、この切換スイッチ16から
第1の制限値に相当する指示信号が出力されたとき、そ
の第1の制限値に相応する駆動信号を吐出量制御手段1
2に出力し、切換スイッチ16から第2の制限値に相当
する指示信号が出力されたとき、その第2の制限値に相
応する駆動信号を吐出量制御手段12に出力する制御手
段17を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械に備えられる油圧駆動装置に係り、特にリリーフ弁
により規定される可変容量油圧ポンプの吐出圧を2段に
変更可能な油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11はこの種の従来の建設機械の油圧
駆動装置の一例を模式的に示した油圧回路図、図12は
図11に示す従来の油圧駆動装置に備えられる制御手段
における処理手順を示すフローチャート、図13は図1
1に示す従来の油圧駆動装置に備えられる2段リリーフ
弁の特性を示す図、図14は図11に示す従来の油圧駆
動装置で設定される可変容量油圧ポンプの最小流量を示
す図である。
【0003】図11に示す従来の油圧駆動装置は、原動
機1と、この原動機1によって駆動する可変容量油圧ポ
ンプ2と、この油圧ポンプ2から吐出される圧油によっ
て駆動するアクチュエータ3と、油圧ポンプ2からアク
チュエータ3に供給される圧油の流れを制御する流量制
御弁4と、油圧ポンプ2の吐出圧Pに応じて駆動し、油
圧ポンプ2の吐出量を制御する吐出量制御手段5と、油
圧ポンプ2の吐出圧を第1の圧力P0、及びこの第1の
圧力P0よりも大きい第2の圧力P1のいずれかに規定
する2段リリーフ弁6と、上述の第1の圧力P0、第2
の圧力P1のいずれかに選択的に指示し、ON−OFF
的に指示信号を出力する圧力指示手段すなわち切換スイ
ッチ7とを備えている。この切換スイッチ7はOFFの
ときには第1の圧力P0に相当する指示信号を出力し、
ONのときには第1の圧力P0よりも大きい第2の圧力
P1に相当する指示信号を出力するように構成されてい
る。そしてこれらの機器の他に、論理判断、演算機能を
有し、切換スイッチ7から出力される指示信号に相応す
る駆動信号を2段リリーフ弁6の駆動部に出力する制御
手段8とを備えている。上述したアクチュエータ3の最
大力は、2段リリーフ弁6の設定圧によって決定され
る。
【0004】このように構成される従来の油圧駆動装置
の動作は以下のとおりである。流量制御弁4を操作する
操作手段、例えば図示しない操作レバーの中立時、ある
いは油圧ポンプ2の吐出圧が2段リリーフ弁6により最
大圧となるときには、油圧ポンプ2の吐出圧が吐出量制
御手段5の駆動部に与えられ、油圧ポンプ2の押しのけ
容積が最小となるように制御されて、その油圧ポンプ2
から吐出される流量は図14に示す最小流量Q0となる
ように制御される。今、例えば切換スイッチ7がOFF
であり、第1の圧力P0が選択されているものとする。
制御手段8では、図12の手順S31で示すように、ま
ず切換スイッチ7の指示信号を入力する。次いで手順S
32に移り、切換スイッチ7から出力される指示信号が
ONかどうか判別する。今、OFFであることから、こ
の判別は満足されず手順S33に移る。手順S33で
は、2段リリーフ弁6の設定圧力を下げる信号を出力す
る。これにより2段リリーフ弁6の設定圧力は、比較的
小さい第1の圧力P0に保たれる。
【0005】このように油圧ポンプ2の最大吐出圧を第
1の圧力P0に設定している状況から、アクチュエータ
3の作動を介して実施される作業の種類を考慮して2段
リリーフ弁6の設定圧力を上昇させたい場合には、切換
スイッチ7をONにすることがおこなわれる。これによ
り、制御手段8における図12の手順S32の判別が満
足され、手順34で2段リリーフ弁6の設定圧力を上げ
る信号が出力される。これに伴い、2段リリーフ弁6の
設定圧力は、第1の圧力P0よりも大きい第2の圧力P
1に変えられる。図13は上述した2段リリーフ弁6の
特性を示しており、図中9は切換スイッチ7がOFFの
ときの特性、10は切換スイッチ7がONのときの特性
である。またQ0は上述した最小流量を示している。
【0006】そして、図示しない操作レバーを操作して
流量制御弁4を切り換えると、油圧ポンプ2の圧油が流
量制御弁4を介してアクチュエータ3に送られ、このア
クチュエータ3が駆動し、当該油圧駆動装置が例えば油
圧ショベルに備えられるものである場合には、所望の掘
削作業等が実施される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、油圧ポンプ2の最大吐出圧の変更を2段リ
リーフ弁6を設けることによっておこなっているが、こ
の2段リリーフ弁6は通常のリリーフ弁に比べて構成が
複雑で構成部材点数が多く、すなわち通常のリリーフ弁
の構成に加えて、設定圧力を切り換えるための特別なば
ね、ピストン、管路、圧力室、摺動部等を要し、このた
め、当該油圧駆動装置の製作費が高くなる問題がある。
また、長期間の使用中に、油圧回路中に発生する鉄粉等
のごみが上述した2段リリーフ弁6を構成する管路や圧
力室に溜り、あるいはピストンの摺動部に溜り、このた
めピストンの作動等が本来設定した作動を実現できなく
なり、作動精度の劣化を招き、リリーフ弁としての信頼
性が低下しやすい問題もある。
【0008】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、通常のリリーフ
弁を設けて、しかも可変容量油圧ポンプの吐出圧を2段
に変更することができる建設機械の油圧駆動装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプの吐出
圧を規定するリリーフ弁と、上記可変容量油圧ポンプか
ら吐出される圧油によって駆動するアクチュエータと、
上記可変容量油圧ポンプから上記アクチュエータに供給
される圧油の流れを制御する制御弁と、この制御弁を切
り換える操作手段と、上記可変容量油圧ポンプの吐出量
を制御する吐出量制御手段とを備えた建設機械の油圧駆
動装置において、上記可変容量油圧ポンプの最小流量を
規定する第1の制限値、及びこの第1の制限値よりも大
きい第2の制限値のいずれかを、選択的に指示信号とし
て出力する流量指示手段を備えるとともに、この流量指
示手段から第1の制限値に相当する指示信号が出力され
たとき、その第1の制限値に相応する駆動信号を上記吐
出量制御手段に出力し、流量指示手段から第2の制限値
に相当する指示信号が出力されたとき、その第2の制限
値に相応する駆動信号を上記吐出量制御手段に出力する
制御手段を備えた構成にしてある。
【0010】
【作用】本発明は以上のように構成してあることから、
流量指示手段で第1の制限値が選択されると、制御手段
はこの第1の制限値に相応する駆動信号を吐出量制御手
段に出力する。これにより、吐出量制御手段が作動し、
油圧ポンプの押しのけ容積が制御され、油圧ポンプから
第1の制限値である最小流量が吐出される。また、流量
指示手段で第2の制限値が選択されると、制御手段はこ
の第2の制限値に相応する駆動信号を吐出量制御手段に
出力する。これに応じて吐出量制御手段が作動し、油圧
ポンプから前述した第1の制限値よりも大きい第2の制
限値である最小流量が吐出される。ここで、通常のリリ
ーフ弁のオーバライド特性は、油圧ポンプから吐出され
る流量が増加するに伴って油圧ポンプの吐出圧が大きく
なるような特性である。したがって、このリリーフ弁の
有するオーバライド特性から、第1の制限値である最小
流量のときの油圧ポンプの吐出圧を第1の圧力P0、第
2の制限値である最小流量のときの油圧ポンプの吐出圧
を第2の圧力P1とすると、第2の制限値が第1の制限
値よりも大きいことから、第2の圧力P1は第1の圧力
P0よりも大きくなる。このように、流量指示手段で第
1の制限値、第2の制限値に選択することにより、通常
のリリーフ弁の本質的に具有するオーバライド特性を利
用して油圧ポンプの吐出圧を2段に切り換えることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の建設機械の油圧駆動装置の実
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の建設機械
の油圧駆動装置の第1の実施例を模式的に示した油圧回
路図、図2は図1に示す第1の実施例に備えられる制御
手段における処理手順を示すフローチャート、図3は図
1に示す第1の実施例における切換スイッチの動作と可
変容量油圧ポンプの最小流量である第1の制限値、第2
の制限値の関係を示すタイムチャート、図4は図1に示
す第1の実施例に備えられるリリーフ弁のオーバライド
特性を示す図、図5は図1に示す第1の実施例で設定さ
れる可変容量油圧ポンプの最小流量である第1の制限
値、第2の制限値を示す図、図6は図1に示す流量指示
手段の配置形態の一例を示す図である。
【0012】図1に示す第1の実施例は、前述した図1
1に対応させて描いたもので、例えば油圧ショベルに備
えられる油圧駆動装置を示している。この実施例でも図
11に示したものと同様に、原動機1と、この原動機1
によって駆動する可変容量油圧ポンプ2と、ブームシリ
ンダ、アームシリンダ等のアクチュエータ3と、流量制
御弁4とを備えている。また、この実施例は、可変容量
油圧ポンプ2と同期して原動機1によって駆動されるパ
イロットポンプ11と、このパイロットポンプ11を油
圧源として駆動し、油圧ポンプ2の吐出量、すなわち、
押しのけ容積を制御する吐出量制御手段12と、油圧ポ
ンプ2の吐出圧を検出する圧力センサ13と、油圧ポン
プ2の斜板の傾転角を検出する傾転センサ14と、油圧
ポンプ2の吐出圧を規定する通常のリリーフ弁15とを
備えている。このリリーフ弁15のオーバーライド特性
は、図4に示すように油圧ポンプ2の流量Qの増加に応
じて吐出圧Pが増加する特性となっている。
【0013】そして特に、この第1の実施例では、油圧
ポンプ2の最小流量を規定する第1の制限値Q0及びこ
の第1の制限値Q0よりも大きい第2の制限値Q1のい
ずれかを、選択的に指示し、ON−OFF的に指示信号
として出力する流量指示手段、すなわち、切換スイッチ
16を備えている。この切換スイッチ16はOFFのと
きには第1の制限値Q0に相当する指示信号を出力し、
ONのときには第1の制限値Q0よりも大きい第2の制
限値Q1に相当する指示信号を出力するように構成され
ている。また、論理判断、演算、記憶機能を有し、切換
スイッチ16から出力される指示信号、圧力センサ13
から出力される圧力信号、傾転センサ14から出力され
る傾転信号に応じて吐出量制御手段12を駆動する駆動
信号を出力する制御手段17とを備えている。この制御
手段17には、図5に示す油圧ポンプ2の流量Qと吐出
圧Pとの関係があらかじめ記憶されており、また、油圧
ポンプ2の流量に相応する斜板の傾転があらかじめ記憶
されている。
【0014】なお、上述した吐出量制御手段12は、小
径室18がパイロットポンプ11に連絡され、油圧ポン
プ2の押しのけ容積を制御する制御スプール19と、こ
の制御スプール19の小径室18と大径室20とを連絡
する管路21に配置される電磁制御弁22と、制御スプ
ール19の大径室20とタンク23とを連絡する管路2
4に配置した電磁制御弁25とから構成してある。この
ような吐出量制御手段12は公知である。また、図6に
示す30は図1に示す流量制御弁4を切り換える操作手
段、例えば操作レバー、31は図示省略した他の流量制
御弁を切り換える操作レバーで、前述した切換スイッチ
16は図6に示すように、例えば操作レバー30に配置
してある。
【0015】上述のように構成した第1の実施例におけ
る動作は以下のとおりである。流量制御弁4を操作する
図6に示す操作レバー30の中立時、あるいは油圧ポン
プ2の吐出圧Pがリリーフ弁15により最大圧となると
きには、その吐出圧Pが圧力センサ13によって検出さ
れ、制御手段17では、その圧力信号とあらかじめ記憶
している図5に示すP−Qカーブとからポンプ流量とし
て最小流量を求め、油圧ポンプ2の押しのけ容積が最小
となるように電磁制御弁22を図1の下段位置である連
通位置方向に、電磁制御弁25を図1の上段位置である
閉止位置方向に切換え、あるいは保持する駆動信号を出
力する。これにより、パイロットポンプ11のパイロッ
ト圧が管路21を介して制御スプール19の小径室1
8、大径室20の双方に与えられ、小径室18、大径室
20の面積差により制御スプール19が同図1の左方向
に移動し、押しのけ容積が最小となって、油圧ポンプ2
から最小流量が吐出される。
【0016】ここで今仮に、切換スイッチ16がOFF
であり、最小流量として第1の制限値Q0が選択されて
いるものとする。制御手段17では、図2の手順S1で
示すように、まず切換スイッチ16の指示信号を入力す
る。次いで手順S2に移り、切換スイッチ16から出力
される指示信号がONかどうか判別する。今、OFFで
あることから、この判別は満足されず手順S3に移る。
手順S3では、油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q
0である最小流量に設定し、この第1の制限値Q0に相
当する駆動信号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出
力する。これにより、例えば電磁制御弁22が連通位置
に、電磁制御弁25が閉止位置にそれぞれ切換え、保持
され、制御スプール19が十分に左方向に移動して押し
のけ容積が制御され、油圧ポンプ2から第1の制限値Q
0である最小流量が吐出される。このとき、リリーフ弁
15の設定圧力は、図4に示すように比較的小さい第1
の圧力P0に保たれる。
【0017】このように切換スイッチ16をOFFにし
て、油圧ポンプ2から第1の制限値Q0である最小流量
を吐出し、リリーフ弁15により油圧ポンプ2の吐出圧
Pを第1の圧力P0に設定している状況から、アクチュ
エータ3の作動を介して実施される作業の種類を考慮し
てリリーフ弁15の設定圧力を上昇させたい場合には、
切換スイッチ16をONにすることがおこなわれる。こ
れにより、制御手段17における図2の手順S2の判別
が満足され、手順4で油圧ポンプ2の流量Qを第1の制
限値Q0よりも大きい第2の制限値Q1である最小流量
に設定し、この第2の制限値Q1に相当する駆動信号を
電磁制御弁22、25のそれぞれに出力することがおこ
なわれる。このとき、例えば電磁制御弁22が連通位置
に、電磁制御弁25が閉止位置の近傍にそれぞれ切換え
られ、電磁制御弁25を介してタンク23にわずかの圧
油が流される。これにより制御スプール19が、前述の
切換スイッチ16がOFFの場合よりも、同図1の右方
向に若干移動し、油圧ポンプ2から図5に示すように比
較的大きな最小流量(第2の制限値Q1)が吐出され
る。このとき、リリーフ弁15のオーバライド特性か
ら、当該リリーフ弁15の設定圧力は、図4に示すよう
に第1の圧力P0に比べて大きい第2の圧力P1に変え
られる。
【0018】したがって、操作レバー30を操作して流
量制御弁4を切換え、油圧ポンプ2の圧油をアクチュエ
ータ3に供給してこのアクチュエータ3を駆動する際、
当該アクチュエータ3の最大力を大きくした所望の掘削
作業等を実施することができる。
【0019】なお、上述した油圧ポンプ2の流量制御に
際し、油圧ポンプ2の斜板の現実の傾転量が傾転センサ
14で検出され、この実傾転と、制御手段17で圧力セ
ンサ11の圧力信号に基づいて求められる流量Qに対応
する目標傾転とが、当該制御手段17で比較され、両者
の間に差がある場合にはその差に相当する駆動信号を電
磁制御弁22、23に出力することがおこなわれ、これ
により、目標傾転に一致するように実傾転が精度良く制
御される。
【0020】また、この第1の実施例では、図3に示す
ように切換スイッチ16がOFFとなっている時間だけ
油圧ポンプ2の最小流量は第1の制限値Q0に、すなわ
ち、油圧ポンプ2の吐出圧Pが第1の圧力P0となるよ
うに制御され、切換スイッチ16がONとなっている時
間だけ油圧ポンプ2の最小流量は第2の制限値Q1に、
すなわち、油圧ポンプ2の吐出圧Pが第1の圧力P0よ
りも大きい第2の圧力P1となるように制御され、リリ
ーフ弁15の設定圧力の変更を切換スイッチ16を操作
するオペレータの意図に従わせることができる。
【0021】このように構成した第1の実施例にあって
は、油圧ポンプ2の吐出圧Pを規定するリリーフ弁とし
て2段リリーフ弁を設けず、通常の1段のリリーフ弁1
5を設け、この通常のリリーフ弁15のオーバライド特
性を利用して吐出圧Pを2段に変更できることから、リ
リーフ弁に係る構造が簡単で、部材点数を少なくするこ
とができ、実施例全体の製作費を安くすることができ
る。また、複雑な構造に伴う鉄粉等のごみの滞留を防げ
ることから、リリーフ弁15の作動精度を長期間にわた
り高精度に保つことができ、作動性能に対する高い信頼
性を確保することができる。
【0022】なお、上記第1の実施例にあっては、流量
指示手段である切換スイッチ16を図6に示すように操
作レバー30に設けたが、この切換スイッチ16を足踏
みペダルによって操作されるように配置してもよい。
【0023】図7、図8は本発明の第2の実施例の要部
を示す説明図で、図7は制御手段における処理手順を示
すフローチャート、図8はこの第2の実施例における切
換スイッチの動作と可変容量油圧ポンプの最小流量であ
る第1の制限値、第2の制限値の関係を示すタイムチャ
ートである。
【0024】この第2の実施例では、図1に示した制御
手段17が、流量指示手段である切換スイッチ16から
の第1の制限値Q0から第2の制限値Q1に変更する指
示信号を入力した時点を基準として、所定時間T1経過
後には強制的に第1の制限値Q0に相応する駆動信号を
吐出量制御手段2に出力して元の状態に復帰させる第1
の復帰手段を含む構成にしてある。その他の基本的な構
成は前述の図1に示したものと同様である。したがっ
て、以下においては適宜図1に示した符号を用いて説明
する。
【0025】この第2の実施例の動作は次のとおりであ
る。今仮に、切換スイッチ16がOFFであり、最小流
量として第1の制限値Q0が選択されているものとす
る。制御手段17では、図7の手順S11で示すよう
に、まず切換スイッチ16の指示信号を入力する。次い
で手順S12に移り、切換スイッチ16から出力される
指示信号がONかどうか判別する。今、OFFであるこ
とから、この判別は満足されず手順S13に移る。手順
S13では、油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q0
である最小流量に設定し、この第1の制限値Q0に相当
する駆動信号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力
する。これにより、例えば電磁制御弁22が連通位置
に、電磁制御弁25が閉止位置にそれぞれ切換え、保持
され、制御スプール19が十分に左方向に移動して押し
のけ容積が制御され、油圧ポンプ2から第1の制限値Q
0である最小流量が吐出される。このとき、リリーフ弁
15の設定圧力は、図4に示すように比較的小さい第1
の圧力P0に保たれる。
【0026】このように切換スイッチ16をOFFにし
て、油圧ポンプ2から第1の制限値Q0である最小流量
を吐出し、リリーフ弁15により油圧ポンプ2の吐出圧
Pを第1の圧力P0に設定している状況から、アクチュ
エータ3の作動を介して実施される作業の種類を考慮し
てリリーフ弁15の設定圧力を上昇させたい場合には、
切換スイッチ16をONにすることがおこなわれる。こ
れにより、制御手段17における図7の手順S12の判
別が満足され手順S14に移る。この手順S14では、
切換スイッチ16がONに切換えられてからT1秒経過
したかどうか判別される。この判別が満足されれば前述
した手順S13に移る。この手順S13では前述したよ
うに、油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q0である
最小流量に設定し、この第1の制限値Q0に相当する駆
動信号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力する。
これにより、例えば電磁制御弁22が連通位置に、電磁
制御弁25が閉止位置にそれぞれ切換え、保持され、制
御スプール19が十分に左方向に移動して押しのけ容積
が制御され、油圧ポンプ2から第1の制限値Q0である
最小流量が吐出される。
【0027】上述した手順S14の判別が満足されなけ
れば、すなわち、切換スイッチ16がONになってから
T1秒経過するまでの時間内にあっては、手順S15に
移る。この手順15では、油圧ポンプ2の流量Qを第1
の制限値Q0よりも大きい第2の制限値Q1である最小
流量に設定し、この第2の制限値Q1に相当する駆動信
号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力することが
おこなわれる。このとき、例えば電磁制御弁22が連通
位置に、電磁制御弁25が閉止位置の近傍にそれぞれ切
換えられ、電磁制御弁25を介してタンク23にわずか
の圧油が流される。これにより制御スプール19が、前
述の切換スイッチ16がOFFの場合よりも、同図1の
右方向に若干移動し、油圧ポンプ2から図5に示すよう
に比較的大きな最小流量(第2の制限値Q1)が吐出さ
れる。このとき、リリーフ弁15のオーバライド特性か
ら、当該リリーフ弁15の設定圧力は、図4に示すよう
に第1の圧力P0に比べて大きい第2の圧力P1に変え
られる。手順S15の次は前述した手順S14に戻る。
すなわち、切換スイッチ16が一旦OFFからONに切
換られた後には、所定時間T1秒経過する以前に切換ス
イッチ16がOFFに戻されたとしても、所定時間経過
するまで油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q0より
も大きい第2の制限値Q1である最小流量に設定するこ
とがおこなわれる。 したがって、前述した第1の実施
例と同様に、操作レバー30を操作して流量制御弁4を
切換え、油圧ポンプ2の圧油をアクチュエータ3に供給
してこのアクチュエータ3を駆動する際、当該アクチュ
エータ3の最大力を大きくした所望の掘削作業等を実施
することができる。
【0028】このように構成した第2の実施例にあって
は、前述した第1の実施例と同様に、通常のリリーフ弁
15のオーバライド特性を利用して吐出圧Pを2段に変
更できることから、リリーフ弁に係る構造が簡単で、部
材点数を少なく、製作費を安くすることができ、また、
複雑な構造に伴う鉄粉等のゴミの滞留を防げることか
ら、作動性能に対する高い信頼性を確保することができ
る。そして特に、リリーフ弁15の設定圧力を比較的大
きい第2の圧力P1に保持する時間を、あらかじめ油圧
回路の構成機器の耐久性等を考慮して所定時間T1に制
限することから、当該油圧駆動装置の耐久性を確保する
ことができる。
【0029】図9、図10は本発明の第3の実施例の要
部を示す説明図で、図9は制御手段における処理手順を
示すフローチャート、図10はこの第3の実施例におけ
る切換スイッチの動作と可変容量油圧ポンプの最小流量
である第1の制限値、第2の制限値の関係を示すタイム
チャートである。
【0030】この第3の実施例では、図1に示した制御
手段17が、流量指示手段である切換スイッチ16から
の第1の制限値Q0から第2の制限値Q1に変更する指
示信号を入力した時点を基準として、所定時間T2経過
後には強制的に第1の制限値Q0に相応する駆動信号を
吐出量制御手段2に出力して元の状態に復帰させるとと
もに、所定時間T2経過する以前に切換スイッチ16か
ら第1の制限値Q0に変更する指示信号が出力されたと
き、その第1の制限値Q0に相応する駆動信号を強制的
に吐出量制御手段12に出力する第2の復帰手段を含む
構成にしてある。その他の基本的な構成は前述の図1に
示したものと同様である。したがって、以下においては
適宜図1に示した符号を用いて説明する。
【0031】この第3の実施例の動作は次のとおりであ
る。今仮に、切換スイッチ16がOFFであり、最小流
量として第1の制限値Q0が選択されているものとす
る。制御手段17では、図9の手順S21で示すよう
に、まず切換スイッチ16の指示信号を入力する。次い
で手順S22に移り、切換スイッチ16から出力される
指示信号がONかどうか判別する。今、OFFであるこ
とから、この判別は満足されず手順S23に移る。手順
S23では、油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q0
である最小流量に設定し、この第1の制限値Q0に相当
する駆動信号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力
する。これにより、例えば電磁制御弁22が連通位置
に、電磁制御弁25が閉止位置にそれぞれ切換え、保持
され、制御スプール19が十分に左方向に移動して押し
のけ容積が制御され、油圧ポンプ2から第1の制限値Q
0である最小流量が吐出される。このとき、リリーフ弁
15の設定圧力は、図4に示すように比較的小さい第1
の圧力P0に保たれる。
【0032】このように切換スイッチ16をOFFにし
て、油圧ポンプ2から第1の制限値Q0である最小流量
を吐出し、リリーフ弁15により油圧ポンプ2の吐出圧
Pを第1の圧力P0に設定している状況から、アクチュ
エータ3の作動を介して実施される作業の種類を考慮し
てリリーフ弁15の設定圧力を上昇させたい場合には、
切換スイッチ16をONにすることがおこなわれる。こ
れにより、制御手段17における図9の手順S22の判
別が満足され手順S24に移る。この手順S24では、
切換スイッチ16がONに切換えられてからT2秒経過
したかどうか判別される。この判別が満足されれば前述
した手順S23に移る。この手順S23では前述したよ
うに、油圧ポンプ2の流量Qを第1の制限値Q0である
最小流量に設定し、この第1の制限値Q0に相当する駆
動信号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力する。
これにより、例えば電磁制御弁22が連通位置に、電磁
制御弁25が閉止位置にそれぞれ切換え、保持され、制
御スプール19が十分に左方向に移動して押しのけ容積
が制御され、油圧ポンプ2から第1の制限値Q0である
最小流量が吐出される。
【0033】上述した手順S24の判別が満足されなけ
れば、すなわち、切換スイッチ16がONになってから
T2秒経過するまでの時間内にあっては、手順S25に
移る。この手順25では、油圧ポンプ2の流量Qを第1
の制限値Q0よりも大きい第2の制限値Q1である最小
流量に設定し、この第2の制限値Q1に相当する駆動信
号を電磁制御弁22、25のそれぞれに出力することが
おこなわれる。このとき、例えば電磁制御弁22が連通
位置に、電磁制御弁25が閉止位置の近傍にそれぞれ切
換えられ、電磁制御弁25を介してタンク23にわずか
の圧油が流される。これにより制御スプール19が、前
述の切換スイッチ16がOFFの場合よりも、同図1の
右方向に若干移動し、油圧ポンプ2から図5に示すよう
に比較的大きな最小流量(第2の制限値Q1)が吐出さ
れる。このとき、リリーフ弁15のオーバライド特性か
ら、当該リリーフ弁15の設定圧力は、図4に示すよう
に第1の圧力P0に比べて大きい第2の圧力P1に変え
られる。
【0034】したがって、前述した第1の実施例と同様
に、操作レバー30を操作して流量制御弁4を切換え、
油圧ポンプ2の圧油をアクチュエータ3に供給してこの
アクチュエータ3を駆動する際、当該アクチュエータ3
の最大力を大きくした所望の掘削作業等を実施すること
ができる。
【0035】また、上述した手順S25の処理、手順S
23の処理の後は、はじめに戻る。したがって、この第
3の実施例では図10のタイムチャートでも示すよう
に、所定時間T2経過する以前であっても、切換スイッ
チ16がOFFに切換られたときには、図9の手順S2
2の判別が満足されず、手順S23に移って油圧ポンプ
2の流量Qを第2の制限値Q1である最小流量に設定す
ることがおこなわれる。
【0036】このように構成した第3の実施例にあって
は、前述した第2の実施例と同様に、リリーフ弁に係る
構造が簡単で、部材点数を少なく、製作費を安くするこ
とができ、作動性能に対する高い信頼性を確保できると
ともに、リリーフ弁15の設定圧力を比較的大きい第2
の圧力P1に保持する時間を所定時間T2以内に制限す
ることから、当該油圧駆動装置の耐久性を確保すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の構成にしてあることか
ら、可変容量油圧ポンプの吐出圧を規定するリリーフ弁
として従来の設けられているような2段リリーフ弁を設
けず、通常の1段のリリーフ弁を設け、この通常のリリ
ーフ弁のオーバライド特性を利用して油圧ポンプの吐出
圧を2段に変更できることから、リリーフ弁に係る構造
が簡単で、部材点数を少なくすることができ、当該駆動
装置全体の製作費を安くすることができる効果がある。
また、複雑な構造に伴う鉄粉等のごみの滞留を防げるこ
とから、リリーフ弁の作動精度を長期間にわたり高精度
に保つことができ、作動性能に対する高い信頼性を確保
することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第1の実施
例を模式的に示した油圧回路図である。
【図2】図1に示す第1の実施例に備えられる制御手段
における処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す第1の実施例における切換スイッチ
の動作と可変容量油圧ポンプの最小流量である第1の制
限値、第2の制限値の関係を示すタイムチャートであ
る。
【図4】図1に示す第1の実施例に備えられるリリーフ
弁のオーバライド特性を示す図である。
【図5】図1に示す第1の実施例で設定される可変容量
油圧ポンプの最小流量である第1の制限値、第2の制限
値を示す図である。
【図6】図1に示す流量指示手段の配置形態の一例を示
す図である。
【図7】本発明の第2の実施例の要部を示す説明図で、
制御手段における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】第2の実施例における切換スイッチの動作と可
変容量油圧ポンプの最小流量である第1の制限値、第2
の制限値の関係を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の要部を示す説明図で、
制御手段における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】第3の実施例における切換スイッチの動作と
可変容量油圧ポンプの最小流量である第1の制限値、第
2の制限値の関係を示すタイムチャートである。
【図11】従来の建設機械の油圧駆動装置の一例を模式
的に示した油圧回路図である。
【図12】図11に示す従来の油圧駆動装置に備えられ
る制御手段における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】図11に示す従来の油圧駆動装置に備えられ
る2段リリーフ弁の特性を示す図である。
【図14】図11に示す従来の油圧駆動装置で設定され
る可変容量油圧ポンプの最小流量を示す図である。
【符号の説明】
1 原動機 2 可変容量油圧ポンプ 3 アクチュエータ 4 流量制御弁 11 パイロットポンプ 12 吐出量制御手段 13 圧力センサ 14 傾転センサ 15 リリーフ弁 16 切換スイッチ(流量指示手段) 17 制御手段 30 操作レバー(操作手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 東一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動する
    可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプの吐出
    圧を規定するリリーフ弁と、上記可変容量油圧ポンプか
    ら吐出される圧油によって駆動するアクチュエータと、
    上記可変容量油圧ポンプから上記アクチュエータに供給
    される圧油の流れを制御する制御弁と、この制御弁を切
    り換える操作手段と、上記可変容量油圧ポンプの吐出量
    を制御する吐出量制御手段とを備えた建設機械の油圧駆
    動装置において、 上記可変容量油圧ポンプの最小流量を規定する第1の制
    限値、及びこの第1の制限値よりも大きい第2の制限値
    のいずれかを、選択的に指示信号として出力する流量指
    示手段を備えるとともに、 この流量指示手段から第1の制限値に相当する指示信号
    が出力されたとき、その第1の制限値に相応する駆動信
    号を上記吐出量制御手段に出力し、流量指示手段から第
    2の制限値に相当する指示信号が出力されたとき、その
    第2の制限値に相応する駆動信号を上記吐出量制御手段
    に出力する制御手段を備えたことを特徴とする建設機械
    の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記流量指示手段から
    の上記第1の制限値から上記第2の制限値に変更する指
    示信号を入力した時点を基準として、所定時間経過後に
    強制的に上記第1の制限値に相応する駆動信号を上記吐
    出量制御手段に出力する第1の復帰手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記流量指示手段から
    の上記第1の制限値から上記第2の制限値に変更する指
    示信号を入力した時点を基準として、所定時間経過後に
    強制的に上記第1の制限値に相応する駆動信号を上記吐
    出量制御手段に出力するとともに、上記所定時間経過す
    る以前に上記流量指示手段から上記第1の制限値に変更
    する指示信号が出力されたとき、その第1の制限値に相
    応する駆動信号を強制的に上記吐出量制御手段に出力す
    る第2の復帰手段を含むことを特徴とする請求項1記載
    の建設機械の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記操作手段が操作レバーであるととも
    に、上記流量指示手段を上記操作レバーに設けたことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械の
    油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 流量指示手段を足踏みペダルによって操
    作されるように配置したことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の建設機械の油圧駆動装置。
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