JPH06248890A - シールドトンネル工法における防水シートの布設方法及び装置 - Google Patents
シールドトンネル工法における防水シートの布設方法及び装置Info
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- JPH06248890A JPH06248890A JP5059402A JP5940293A JPH06248890A JP H06248890 A JPH06248890 A JP H06248890A JP 5059402 A JP5059402 A JP 5059402A JP 5940293 A JP5940293 A JP 5940293A JP H06248890 A JPH06248890 A JP H06248890A
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- sheet
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Abstract
いて厚くて硬い防水シートを容易に布設できる方法及び
装置を得るにある。 【構成】 ロール状防水シートを有する防水シート巻立
装置11をシールド機テールプレート1内に配置し、上
記テールプレート内周面に沿ってこれより離間した状態
で移動して上記ロール状防水シート15から防水シート
14を引き出し、防水シート押え手段を用いて巻き立
て、その端部を防水シート溶着手段6によって溶着して
筒状とし、この筒状防水シートの端部を防水シート緊張
手段によって緊張するシールドトンネル工法における防
水シートの布設方法及び装置。
Description
における防水シートの布設方法及び装置に関するもので
ある。
土質部分にトンネル掘削を行うに当たって、トンネル外
径より大きい外径を有する「シールド掘進機」を地中に
掘進させ得られた穴内でセグメントの組立作業を行って
トンネルを築造する工法である。このような従来のシー
ルドトンネル工法では、セグメント側方に止水用のシー
ルを張り付けて、セグメント間をボルトナットにより締
め付け止水用のシールを押しつぶすことにより地下水に
対しての止水性を確保している。
グメント側方に止水用シールを張り付ける工法では、セ
グメント組立時の止水用のシールの破損、組立時の目違
い等により止水性の確保ができず、漏水等の原因になっ
ている。
ル工法における防水シートの布設方法は、ロール状防水
シートを有する防水シート巻立装置をシールド機テール
プレートの内周面に沿って移動せしめることによって防
水シート巻立装置内のロールから防水シートを引き出す
工程と、引き出された防水シートを順次伸縮自在な防水
シート押え手段によって支持する工程と、上記引き出さ
れた防水シートの端部を溶着して筒状とする工程と、布
設された筒状の防水シート内でセグメントを組み立てる
工程とより成ることを特徴とする。
水シートの布設装置は、シールド機テールプレート内に
配置したこれと同心状のリングフレームを含むエレクタ
ーと、このエレクターの回動手段と、上記エレクターに
取り付けたロール状防水シートを有する防水シート巻立
装置と、上記リングフレームに取り付けた半径方向外方
に伸縮自在な防水シート押え手段と、防水シート溶着手
段とより成ることを特徴とする。
水シートの布設装置は、シールド機テールプレート内に
配置したこれと同心状のリングフレームを含むエレクタ
ーと、このエレクターの回動手段と、上記エレクターに
取り付けたロール状防水シートを有する防水シート巻立
装置と、上記リングフレームに取り付けた半径方向外方
に伸縮自在な防水シート押え手段と、防水シート溶着手
段と、上記防水シート巻立装置によって巻き立てられる
防水シートの端部を引張する防水シート緊張手段とより
成ることを特徴とする。
る。
シールド掘進機における筒状テールプレート、2はシー
ルドジャッキ、3は上記テールプレート1の後部内面に
設けたテールシール、4はセグメント、5はこのセグメ
ント4の外周を覆うよう配設した筒状の防水シート、6
は防水シート自動溶着機、7は上記筒状テールプレート
1内にこれと同心状に配置したリングフレーム10を含
むセグメント組立用エレクター、8はその外周を回動自
在に支承するため上記テールプレート1に固定した複数
のガイドローラ、9は上記エレクターを上記テールプレ
ート1と同軸状に回動せしめるため上記テールプレート
1に固定したモータである。
水シートの布設装置においては、上記エレクター7の一
部に防水シート巻立装置11を半径方向内方に引込自在
に取り付け、上記リングフレーム10の複数個所には半
径方向外方に伸長自在ならしめた防水シート押えジャッ
キ12を取付バー12a及び取付リング12bを介して
取り付け、この防水シート押えジャッキ12の先端には
防水シート押えローラー13を設ける。
さ2mmの比較的剛性の防水シート14を巻いたロール
15を設け、上記テールプレート1の内周には複数の防
水シート緊張ジャッキ16を配置し、上記防水シート1
4のロール15から引き出され、上記テールプレート1
の内側に筒状に巻き立てられる防水シート14の端縁を
上記防水シート緊張ジャッキ16の先端の挟み装置17
によって把持して軸方向に緊張可能ならしめる。
水シートの布設装置は上記のような構成であるから、図
2に示すように上記ロール15から延びる防水シート1
4の引出し端部を、上記防水シート巻立装置11に隣接
した位置の防水シート緊張ジャッキ16の先端の挟み装
置17によって保持し、この状態で上記モータ9によっ
て上記エレクター7を図2において反時計方向に回動せ
しめれば、防水シート14がロール15から引き出され
るようになるから、図3に示すように縮小状態にある防
水シート押えジャッキ12を順次半径方向外方にストロ
ーク計(図示せず)によって定めた所定長さだけ伸長せ
しめれば、これによって防水シート14をテールプレー
ト1の内周面から例えば25mmだけ離間した位置で、
即ちテールクリアランスを例えば25mmとして円筒状
に巻き立てることができる。
て形成されている円筒状の防水シート5の端面に上記円
筒状の防水シート14の一端が例えば8cm重なるよう
にし、この部分を上記防水シート自動溶着機6によって
互いに溶着せしめる。また、上記防水シート巻き立て作
業中、上記防水シート緊張ジャッキ16の先端の挟み装
置17によって防水シート14の他端を挟んでこれを軸
方向に緊張せしめる。
水シート14を筒状に布設した後、防水シート14の軸
方向の継目を手動により溶着する。
シート押えジャッキ12及び押えローラ13を、新たな
セグメント4の組立に支障をきたさないよう半径方向内
方に縮小せしめ、防水シート14に傷をつけないように
新たなセグメント4を組立てながら順次防水シート緊張
ジャッキ16の挟み装置17を防水シート14の端部か
ら取り外す。
工法における防水シートの布設方法及び装置によれば、
テールプレートの内周面からは離間し、セグメントの外
周面には密着するようにして厚くて硬い防水シート14
を極めて容易に布設できるため、防水シートがテールプ
レートの内周面に接触して破れる等のおそれがなく、ま
た防水シートの強度が増大し、信頼度が高く、従って完
全止水型のシールドトンネルとすることができる。
ートの布設装置の縦断側面図である。
ートの布設装置の縦断正面図である。
ートの布設装置の縦断正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ロール状防水シートを有する防水シート
巻立装置をシールド機テールプレートの内周面に沿って
移動せしめることによって防水シート巻立装置内のロー
ルから防水シートを引き出す工程と、 引き出された防水シートを順次伸縮自在な防水シート押
え手段によって支持する工程と、 上記引き出された防水シートの端部を溶着して筒状とす
る工程と、 布設された筒状の防水シート内でセグメントを組み立て
る工程と より成ることを特徴とするシールドトンネル工法におけ
る防水シートの布設方法。 - 【請求項2】 シールド機テールプレート内に配置した
これと同心状のリングフレームを含むエレクターと、こ
のエレクターの回動手段と、上記エレクターに取り付け
たロール状防水シートを有する防水シート巻立装置と、
上記リングフレームに取り付けた半径方向外方に伸縮自
在な防水シート押え手段と、防水シート溶着手段とより
成ることを特徴とするシールドトンネル工法における防
水シートの布設装置。 - 【請求項3】 シールド機テールプレート内に配置した
これと同心状のリングフレームを含むエレクターと、こ
のエレクターの回動手段と、上記エレクターに取り付け
たロール状防水シートを有する防水シート巻立装置と、
上記リングフレームに取り付けた半径方向外方に伸縮自
在な防水シート押え手段と、防水シート溶着手段と、上
記防水シート巻立装置によって巻き立てられる防水シー
トの端部を引張する防水シート緊張手段とより成ること
を特徴とするシールドトンネル工法における防水シート
の布設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05059402A JP3122917B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | シールドトンネル工法における防水シートの布設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05059402A JP3122917B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | シールドトンネル工法における防水シートの布設装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248890A true JPH06248890A (ja) | 1994-09-06 |
JP3122917B2 JP3122917B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=13112255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05059402A Expired - Fee Related JP3122917B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | シールドトンネル工法における防水シートの布設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122917B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537996A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 河北路友铁路机车车辆配件有限公司 | 一种钩尾框尾部内弯角加工方法 |
CN108756919A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-11-06 | 中铁工程装备集团有限公司 | 同步铺设卷材式复合式盾构机 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP05059402A patent/JP3122917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105537996A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 河北路友铁路机车车辆配件有限公司 | 一种钩尾框尾部内弯角加工方法 |
CN105537996B (zh) * | 2016-01-28 | 2017-10-31 | 河北路友铁路机车车辆配件有限公司 | 一种钩尾框尾部内弯角加工方法 |
CN108756919A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-11-06 | 中铁工程装备集团有限公司 | 同步铺设卷材式复合式盾构机 |
CN108756919B (zh) * | 2018-07-27 | 2024-03-12 | 中铁工程装备集团有限公司 | 同步铺设卷材式复合式盾构机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3122917B2 (ja) | 2001-01-09 |
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