JP4132553B2 - トンネル内気密材展張接合工法とその施工装置 - Google Patents

トンネル内気密材展張接合工法とその施工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、トンネル(この明細書では「所定長さの筒状空間を有する穴」をいう)の内部空間を気密構造とするために、トンネル内面に気密材を展張して接合する工法と、その施工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電力の需要が増加するとともに、その消費が特定の季節や時間に集中する傾向にある。そのため、このような電力消費に対処するための発電設備として、夜間等の余剰電力を利用して高圧空気を貯蔵し、昼間の電力消費ピーク時にこの高圧空気を利用して発電する技術が注目されている。この技術は、夜間や休日の余剰電力で圧縮空気を作って地下に設けたトンネル(貯蔵施設)に貯蔵しておき、昼間のピーク時にこの圧縮空気を取り出して燃料とともに燃焼させることによってガスタービン発電に利用しようという一種の火力発電である。
【0003】
この技術における高圧空気は、発電用圧縮空気貯蔵用のトンネル内に、例えば、80kg/cm2程度で貯蔵する必要があるため、その内部空間を高圧に耐え得るような気密構造とする必要がある。このような圧縮空気貯蔵用トンネルを形成する方法として、トンネル内面に覆工板を組み立て、その内面に気密材(例えば「繊維強化ゴムシート」)を張ることによって気密構造の貯蔵空間を形成する考えがある。
【0004】
図22(a),(b) は、この気密材をトンネル内面に張る方法を示した斜視図と角部拡大断面図である。図22(a) に示すように、筒状の空間を有するトンネルT内に気密材を張る方法としては、筒状部においては、所定幅(例えば、1m幅)の気密材V1をトンネルTの長手方向(軸方向)に張るとともにその繋ぎ目(以下「重ね部」という)を重ねて接合(熱融着)し、両端の円板部においては、所定幅の気密材V2を幅方向に並べて張るとともにその端部の重ね部を接合し、その後、図22(b) に示すように、角部に円弧状の気密材V3を張ってその縁部を他の気密材V1,V2と接合して、内部空間を気密構造とする方法がある。
【0005】
なお、この種の従来技術として、特開平10−115198号公報記載の発明があるが、この発明は、トンネル内周方向を複数に分割した止水シートをトンネル長手方向に展張しながら吹き付けコンクリート面へ固定するものであり、本願発明のようにトンネル内を気密空間とするような方法と装置を提供できるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図22に示す方法では、トンネル長手方向が数十メートルにも及ぶ場合、非常に多くの気密材を張らなければならないとともに、これら多くの気密材V1の重ね部を接合する作業に非常に多くの時間と労力を要する。特に、この重ね部を接合する作業は、周方向に所定長さ(例えば、数百mm)ずつ接合しなければ気密構造とするのが困難であるため、多くの重ね部を有する場合には総接合距離が非常に長くなり、その接合部を接合するには多大な時間と労力を要してしまう。
【0007】
また、トンネル両端部における気密材V2も幅方向に複数の重ね部を生じるので、その重ね部を接合する作業に非常に多くの時間と労力を要し、しかも、これらの接合を行った後で角部に気密材V3を張る場合には、その気密材V3と筒部の気密材V1と端部の気密材V2との重ね部を接合する必要があるため、その作業も困難で非常に多くの時間と労力を要してしまう。
【0008】
そのため、このような気密構造のトンネルを形成するための時間と労力を削減し、施工期間の短縮や設備費用の削減ができる工法や装置が切望されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記課題を解決するために、本願発明の接合工法は、トンネル内の筒部に、内周を周方向に複数分割してトンネル長手方向に連続する気密材を張り、トンネル長手方向全周に張った気密材の複数の重ね部を、接合反力を相互に受けるように同時に接合して該重ね部を長手方向に接合した後、トンネル端部の内面に一体型気密材を張り、該端部の一体型気密材と前記筒部の気密材との重ね部を接合してトンネル内を気密構造としている。このような方法でトンネル内を気密構造とすれば、気密材の複数の重ね部における接合反力を相互に受けるように同時に接合して、気密材を効率良くトンネル内の全面に張ることができるとともに、それらの気密材の重ね部長さを短くして効率の良い接合作業を行って気密構造とすることができる。
【0010】
前記重ね部がトンネル軸中心に対して対向するように気密材をトンネル長手方向に連続して張り、トンネル長手方向全周に張った各気密材の対向する位置の気密材の重ね部を、接合反力を相互に受けるように同時に接合して対向する該重ね部を長手方向に接合するようにすれば、同時に対向位置の接合作業ができるとともに接合時の押圧反力を互いに受けて、作業の迅速化や装置の簡略化を図ることができる。
【0011】
また、前記トンネル筒部に張る気密材を、トンネルの上部、側部、下部へと順次張るようにすれば、気密材の展張作業をトンネル上方から効率よく順次行うことができる。
【0012】
一方、本願発明の気密材施工装置は、トンネルの長手方向に移動する施工装置本体を設け、該施工装置本体に、該施工装置本体の移動方向と直交する方向に軸心を配置した気密材と、該気密材の軸心を所定角度に傾倒させた状態で支持し得る気密材支持手段と、該気密材支持手段から繰り出した気密材を該所定角度でトンネル内面へ案内する案内手段と、該案内手段で案内した気密材をトンネル内面の長手方向に張る気密材張付手段とを設け、前記案内手段に、前記気密材を前記気密材張付手段に向けて繰り出す時のサポート部材を設けて該気密材を所定角度で気密材張付手段へ案内するようにしている。このような装置によれば、ロール状の気密材を所定角度に傾倒させた状態で気密材張付手段へ案内するように繰り出してトンネル内長手方向に連続するように張ることができるので、筒状のトンネル内面への気密材展張作業を1台の装置によって行うことができる。
【0013】
また、前記サポート部材を、トンネルの長手方向に傾倒可能なように構成すれば、トンネルの上部、側部、下部の展張箇所に応じて気密材の繰り出し角度を調整しながら、1台の装置でトンネル筒部の展張作業を行うことができる。
【0014】
さらに、施工装置本体を、施工装置本体を、気密材を支持する気密材支持手段を有する気密材支持本体と、該気密材支持本体から繰り出した気密材をトンネル内面に張る気密材張付手段を有する気密材張付本体とで構成し、該気密材支持本体と気密材張付本体とを分離可能に構成すれば、気密材を強制的に張り付けなければならない上部と側部の作業が終了したら、下部の気密材は気密材支持本体のみによって張ることができる。
【0015】
また、トンネルの長手方向に移動する接合装置本体を設け、該接合装置本体に、放射状に配設した複数の押圧部材と、該押圧部材の端面で複数の気密材重ね部を同時に接合する接合部材とを設けて該接合部材の押圧反力を放射状に配設した接合部材で受けるようにすれば、トンネル内面の長手方向に張った気密材の重ね部を連続的に接合することができるとともに、接合時の反力を他の接合部材によって受けることができる。しかも、複数の重ね部を同時に接合するので、効率よく接合作業を行うことができる。
【0016】
さらに、トンネル軸中心に対して対向する気密材の重ね部を同時に接合するように接合部材を対向配置すれば、対向するトンネル長手方向の重ね部を同時に接合することができるとともに、接合時の押圧反力を対向して配設した接合部材で互いに受けて反力受けに堅強な構造を要しないので、作業の迅速化や装置の簡略化を図ることができる。
【0017】
その上、接合装置本体を、トンネル長手方向に移動する移動台車と、該移動台車上でトンネル長手方向に移動する作業台車とで構成し、該作業台車に押圧部材を配設すれば、装置全体をトンネル長手方向に移動させる作業と押圧部材をトンネル長手方向に移動させる作業とを独立的に行うことができるので、正確に作業台車を移動させて行う気密材の接合作業を、移動台車上での作業台車の移動制御によって効率良く安定して行うことができる。
【0018】
また、トンネルの長手方向に移動する端部施工装置台車と、該台車上で旋回可能な端部施工装置本体とを設け、該端部施工装置本体に、トンネル端部の一体型気密材を把持してトンネル端部に張る気密材張付手段と、該気密材張付手段で張り付けた気密材を放射状に押圧する複数の押圧部材と、該押圧部材の端面で気密材を接合する接合部材とを設けて気密材の押圧反力を放射状に配設した接合部材で受けるようにすれば、トンネル端部における気密材の張り付けと、この気密材の縁部における重ね部の接合を効率よく行うことができる。
【0019】
しかも、トンネル軸中心に対して対向する気密材の重ね部を同時に接合するように接合部材を対向配置すれば、トンネル周方向の重ね部を連続的に接合することができるとともに、接合時の押圧反力を対向して配設した接合部材で互いに受けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の第1実施形態に係る気密材施工装置を示す側面図であり、図2は同気密材施工装置の気密材支持装置を示す側面図、図3は気密材支持装置を示す図1のA−A矢視図、図4は気密材の支持状態を示す平面図である。この第1実施形態に係る気密材施工装置は、トンネルの内面の長手方向に上部気密材を展張する装置である。
【0021】
図1に示すように、この実施形態の気密材施工装置M1では、トンネルTの長手方向Lに移動する施工装置本体1が、気密材支持本体1Aと気密材張付本体1Bとで構成されている。気密材支持本体1Aは、ロール状の気密材Sの軸心をトンネル軸方向と直交する方向に支持する気密材支持手段Eを有しており、気密材張付本体1Bは、この気密材支持本体1Aから繰り出した気密材SをトンネルTの内面に張る気密材張付手段Fを有している。気密材支持手段Eは、ロール状に巻かれた気密材Sの軸心をトンネル軸方向と直交する方向に支持する支持部材2と、この支持部材2をほぼトンネルTの軸心で支持して周方向に回転させることができる支持軸3とを有している。この気密材支持本体1Aは、下部にトンネルTの内面に沿って移動できるように車輪4を有し、その上部に枠状のフレーム5が設けられている。
【0022】
図3,4に示すように、支持部材2は、ロール状に巻かれて円筒状に形成された気密材Sの両端から中央部に挿入される支持ローラ2aと、この支持ローラ2aが先端に設けられた支持脚2bと、この支持脚2bが立設された枠体2cと、この枠体2cから気密材Sの軸心近傍まで立設された支持腕2dとから構成されている。この支持腕2dの上端には前記支持軸3が設けられており、気密材支持本体1Aのフレーム5に支持されている。
【0023】
従って、この支持部材2に支持されたロール状の気密材Sは、気密材Sの軸を中心として回転可能に支持されるとともに、支持部材2全体がトンネル軸心を中心として周方向に回転可能となっている。この支持部材2を支持する支持軸3は、支持部材2を所定角度回転させた状態(この実施形態では、90°回転させた直立状態へ回転可能に構成されているが、気密材の周方向分割構成に応じて異なる)で図示しない固定装置によって固定可能に構成されている。
【0024】
また、図2に示すように、気密材Sの展張方向には、繰り出す気密材Sを案内するためのサポート部材6が設けられ、このサポート部材6はトンネル軸方向に傾倒可能に構成されている。このサポート部材6の上端には気密材Sを案内するためのローラ6a,6bが設けられており、これらのローラ6a,6bの間から繰り出される。この実施形態では、サポート部材6と支持脚2bとの間を連結するリンク材7の長さを変更することによって傾倒角度αを変更できるようにしている。
【0025】
図1に示すように、前記気密材張付本体1Bも、下部にトンネルTの内面に沿って移動できるように車輪8を有し、その上部に枠状のフレーム9が設けられている。図1に示すように、このフレーム9の上端は、前記気密材支持本体1Aから繰り出されるシート状の気密材Sをトンネル内面に沿うように案内するガイドローラ10が設けられている。このガイドローラ10は、気密材Sがトンネル内面に沿うような円弧状に形成されており、トンネルTの内面の円弧に沿うように周方向に配設されている。また、このフレーム9には、ガイドローラ10によって案内される気密材Sを作業者Wがトンネル内面へ押付けるための気密材押付バー11が設けられている。
【0026】
この気密材押付バー11は、気密材Sに接する押付部材11aが上端に設けられ、バー11bを押し上げることによってガイドローラ10の軸を中心に押付部材11aが円弧を描いて押上げられるものである。
【0027】
この作業によってトンネルTに張られる気密材Sは裏面に接着剤が塗布されており、ロールから繰り出される時にフレーム5側で作業者Wが保護シートをはがして接着剤塗布面を露出させる(図示略)。
【0028】
さらに、これら気密材支持本体1Aと気密材張付本体1Bとは連結部材12によって連結されており、この連結部材12を外すことによってこれらの本体1A,1Bは分離可能に構成されている。なお、これらの本体1A,1Bは一体的に構成されていてもよい。
【0029】
図5は、上述した気密材施工装置による側部気密材の展張状態を示す図面であり、(a) は側面図、(b) は(a) に示すB−B断面図である。図6は同気密材施工装置を示す平面図である。図示するように、図1の気密材施工装置M1によってトンネルTの上部に気密材Sを展張した後で側部に気密材Sを展張する場合、気密材支持本体1Aの支持脚2bによって支持された支持軸3を中心に支持部材2全体を回転させ、気密材Sを垂直状態として支持部材2を固定する。この状態で繰り出される気密材Sは、その自重によって垂れ下がらないように姿勢保持部材13で上下方向から案内されており、垂直な方向でトンネルTの内面へ案内されている。この例では、姿勢保持部材13を、案内軸13aに沿って移動する案内部材13bと、円弧状にした気密材Sの上下を引っ張る保持部材13cとで構成されている。この案内部材13bは、例えば「ターンバックル」のような手段にによって構成することができる。
【0030】
また、図5(b) に示すように、気密材張付本体1Bの側部には、垂直方向に案内されている気密材SをトンネルTの内面へ張付けるための気密材押付バー11が設けられている。この気密材押付バー11は、図1に示す気密材押付バー11と同様に、姿勢保持部材13によって上下を案内されている気密材Sの中央部をトンネルT内面に沿うように押圧するものであり、トンネルTの内面に沿うような湾曲形状で形成されている。このようにしてトンネルTの側面に張られる気密材Sは、その上端がトンネルTの上部に張られた気密材Sの端部と重なる重ね部Jを有するように張られる。なお、図6に示すように、気密材支持本体1Aのトンネル内面側には、気密材Sを案内する作業者用足場14が設けられる。
【0031】
さらに、図5(a) に示す気密材展張側の反対側のトンネル内面に気密材Sを展張する場合には、支持部材2を逆向きに回転させて気密材Sを反対側面へ向けて立てた状態で固定し、図5,6に示す作業と同様に、気密材押付バー11によってトンネルTの内面へ気密材Sを押付けて張ることとなる。このトンネル反対面へ気密材Sを展張する作業は図5,6と同一であるため、その詳細な説明は省略する。
【0032】
図7は上述した気密材施工装置による下部気密材の展張状態を示す図面であり、(a) は側面図、(b) はC−C矢視図である。図示するように、トンネルTの下部に気密材Sを展張する場合、気密材張付本体1B(図1)を気密材支持本体1Aから分離して気密材支持本体1Aのみとし、サポート部材6を後方(反進行側)へ傾倒するとともに、この気密材支持本体1Aの後方に案内アーム15が設けられる。この案内アーム15には、気密材Sを円弧状に曲げて支持する複数の支持ローラ15aと、両端部を案内する案内部材16とが設けられている。この案内アーム15によってシート状の気密材Sがトンネル内面の円弧に沿わされる。他の構成は上述した図1に示す構成と同一であるため、その詳細な説明は省略する。
【0033】
図8は本願発明の第2実施形態に係る気密材施工装置による気密材の接合を示す側面図であり、図9は同気密材施工装置の図面であり、(a) は正面図、(b),(c) は同装置の押圧部材連結部を示す模式図、図10は同気密材施工装置による気密材の接合部を示す断面図である。この第2実施形態に係る気密材施工装置は、トンネル内面に展張した気密材(この実施形態では「繊維強化ゴムシート」を使用)の重ね部を接合(熱融着)するための装置である。
【0034】
図8,9に示すように、この気密材施工装置M2には、車輪17によってトンネルTの長手方向Lに移動可能に構成された接合装置本体18が設けられ、この接合装置本体18には放射状に配設された複数の押圧部材19が設けられている。この実施形態では、接合装置本体18が、下部の走行台車18Aと、その上部でトンネル長手方向に移動可能なスライド台車18Bとで構成されており、このスライド台車18Bに押圧部材19が設けられている。この押圧部材19の端面には、上述した第1実施形態の気密材施工装置M1によってトンネルTの内面に張られた気密材Sの重ね部Jを接合するための接合部材20(加熱融着部材)が設けられている。この接合部材20は、押圧部材19に内設されたシリンダ19aによって半径方向に伸縮可能となっている。
【0035】
この接合部材20は、対向する2カ所の重ね部Jを接合できるように両端に接合部材20を設けた押圧部材19が、隣接して90°の角度でずれて配置されたものである。この実施形態のように、気密材Sの重ね部Jがトンネル軸中心に対して対向するように、トンネル周方向に気密材Sをほぼ均等に偶数分割(この例では4分割)し、この対向する気密材Sの重ね部Jを接合する接合部材20を具備した押圧部材19を偶数本(この例では4分割)で構成することにより、対向するトンネル長手方向の重ね部Jを同時(この例では4カ所同時)に接合することができる。この押圧部材19の配置は、図9(b) に示すように、隣接する押圧部材19を一体的に結合した一体型であっても、図9(c) に示すように、隣接する押圧部材19を周方向に回転可能に構成した分離型であってもよい。その上、接合時の押圧反力を対向して配設した接合部材20で互いに受けることができるので、押圧反力を受けるための堅強な構造を必要としない。従って、複数箇所の重ね部Jを同時に接合して、接合作業の大幅な短縮を図ることができる装置を安価に製造することができる。
【0036】
また、この実施形態では、装置全体を移動させる走行台車18Aと、押圧部材19を移動させるスライド台車18Bとを設けることにより、走行台車18Aを所定位置に固定した状態でスライド台車18Bのみを移動させて正確な位置決めを行いながら接合作業を行うことができる。21は、作業者Wが気密材Sの重ね部Jを目視で確認して接合するための足場である。
【0037】
図10に示すように、押圧部材19による気密材Sの重ね部Jの接合は、先にトンネルTの内面へ張付けた気密材Sの上部に後から張付けた気密材Sが重なった状態であるため、この重ね部Jを均等に押圧できるように当て板22を設けた状態で押圧し、その状態で加熱することによって重ね部Jを接合できるようにしている。なお、当て板22は必ずしも設ける必要はない。
【0038】
図11は本願発明の第3実施形態に係る気密材施工装置を示す側面図であり、図12は図11に示す気密材施工装置の平面図、図13は同気密材施工装置の正面図、図14は同気密材施工装置の背面図である。この第3実施形態に係る気密材施工装置は、トンネル端部に気密材を張付けるとともに、その端部の重ね部を接合するための装置である。
【0039】
図示するように、この気密材施工装置M3には、車輪23によってトンネルTの長手方向Lに移動可能に構成された端部接合装置本体24が設けられ、この端部接合装置本体24は、車輪23を設けた台車24Aと、この台車24Aの上部で垂直軸周りに旋回可能に構成された装置本体24Bとから構成されている。この装置本体24Bと台車24Aの間には、台車24Aの上面に設けられた案内車輪25と、この案内車輪25の外周で回転する装置本体側下面の案内部26と、装置本体24の自重を支持して回転する支持車輪27とが設けられている。この案内部26が、台車24Aの上部で装置本体24Bを180°回転させうるターンテーブルVとなっている。この接合装置本体24には、図11に示す状態で、左側に一体型気密材Uを保持する気密材保持部材28、右側にこの気密材Sの縁部を接合する押圧部材29が配設されており、気密材保持部材28で気密材Sを張付後に、ターンテーブルVによって装置本体24Bを180°回転させ、同じ端部で押圧部材29によって気密材Sの端部を接合することができるようになっている。
【0040】
また、この実施形態によって張られる一体型気密材Uは、トンネル端部Ta全体の円盤状端部Uaと、この円板状の端部Uaから筒状部側に屈曲した縁部Ubが一体的に形成された断面コ字状の一体型であり、工場等によって一体的に形成されたものが使用される。
【0041】
そして、気密材保持部材28には、このような一体型の気密材Sを上下で保持するための保持部材28aが設けられており、この保持部材28aによって一体型気密材Uの内側に形成された保持部(図示略)を保持するように構成されている。
【0042】
さらに、押圧部材29は、その端面に、上述した第2実施形態と同様に、気密材Sの重ね部Jを接合するための接合部材30が設けられている。この接合部材30によって、上述した第1実施形態の気密材施工装置M1でトンネルTの内面に張られた気密材Sと、この第3実施形態の気密材施工装置M3によってトンネル端部Taに張られた一体型気密材Uの周縁との重ね部Jが接合される。この押圧部材29の場合も、内設されたシリンダ29aによって対向するように設けられた接合部材30で気密材Sの重ね部Jを押圧するので、これらに作用する押圧反力を中心部で受けることができる。また、一体型気密材Uの周縁を所定角度ずつ回転して接合するため、この押圧部材全体が回転可能なように構成されている。なお、31は作業者用の足場である。
【0043】
図15は本願発明による気密材の施工例を示すトンネルの斜視図であり、図16は同トンネルの縦断面図である。図示するように、上述した第1実施形態の気密材施工装置M1によって張られる気密材Sは、トンネルTの長手方向に連続して、上部、両側部、下部へと順次張られ、この張られた気密材Sの重ね部Jは、上述した第2実施形態の気密材施工装置M2によって接合される。そして、トンネルTの端部には、上述した第3実施形態における気密材施工装置M3によって一体型気密材Uが張られた後、この装置M3によって縁部がトンネル長手方向の気密材Sと接合される。このようにしてトンネルT内の空間が気密構造に形成される。
【0044】
図17(a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による上部気密材の展張作業を示す側面図であり、図18(a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による上部気密材の終端と側部気密材の展張作業を示す側面図、図19(a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による側部気密材の終端の展張作業と接合作業用の気密材施工装置の搬入を示す側面図、図20(a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による気密材の接合作業を示す側面図、図21(a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による端部気密材の接合作業を示す側面図である。以下、これらの図に沿って気密材Sの施工方法を説明する。
【0045】
図17に示すように、トンネルTの一方(この例では図の右側)から気密材施工装置M1を搬入し(a) 、ウインチ等の牽引手段でトンネルTの奥側端部へ移動させ(b) 、奥側の端部Taからトンネル上面に気密材Sを張る(c) 。この時の気密材施工装置M1の移動は、搬入側Tbに設けられたウインチ等の牽引手段によって行われる。
【0046】
図18に示すように、上部の気密材Sを搬入側Tbまで張り終わると(a) 、支持部材2を垂直方向に向けることによって気密材Sを立て(b) 、トンネルTの奥側端部Taへ移動させてトンネル側部の気密材Sを張る(c) 。この時の気密材施工装置M1の移動は、前記図18と同一であるため省略する。
【0047】
図19に示すように、トンネルの一方の側部に気密材Sを張り(a) 、一方が終了すると支持部材2を逆方向に回転させて気密材Sを逆向きに立て、再度、トンネル奥側へ移動させてもう一方の側部(手前側)に気密材Sを張る(この作業は、図18(a),(b) 、図19(a) と同様であるため、図は省略する)。その後、支持部材2を水平方向に向けて気密材Sを水平状態とし(b) 、上述した図7に示すように、気密材張付本体1Bを気密材支持本体1Aから外してトンネル外へ搬出し、気密材支持本体1Aのみでトンネル奥側へ移動して、トンネル奥側の端部から搬入側に向けてトンネルTの下面に気密材Sを張る(この作業は、図7の状態で図17(c) ,図18(a) のように作業するため、図と説明は省略する)。このようにしてトンネルTの長手方向に気密材Sを張った気密材施工装置M1はトンネルTから外部へと搬出される。そして、トンネルTの内部には、トンネル内部に張った気密材Sの重ね部Jを接合するための気密材施工装置M2が搬入される(c) 。
【0048】
図20に示すように、搬入した気密材施工装置M2は(a) 、ウインチ等の牽引手段でトンネルTの奥側端部へ移動させ、奥側の端部TaからトンネルTの内面に張った気密材Sの重ね部Jを接合する。この時、放射状に設けられた接合部材20(図9)によって周方向に複数(この実施形態では4箇所)存在する重ね部Jを複数同時に接合することができるので(b) 、作業時間の大幅な短縮と労力の軽減を図ることができる。そして、長手方向の重ね部Jを接合した気密材施工装置M2はトンネルTの搬入側Tbから搬出される(c) 。この時の気密材施工装置の移動は、トンネルTの搬入側Tbに設けられたウインチ等の牽引手段によって行われる。32は、接合用の制御ユニットである。
【0049】
図21に示すように、トンネルTの長手方向に張った気密材Sを接合した後は、トンネルTの端部に気密材Sを張るとともにこの気密材Sとトンネル長手方向に張った気密材Sとを接合する端部気密材施工装置M3を搬入し(a) 、トンネル奥側へ移動させて一体型気密材Uをトンネル端部Taに張る(b) 。そして、この気密材施工装置M3の装置本体24B(図11)を反転させ、接合部材30によって気密材Uの周縁と既設の気密材Sとを接合する(c) 。その後、気密材施工装置M3をトンネルTの搬入側Tbへ移動させ、同様の操作によって一体型気密材Uを張るとともに、張った気密材Sの周端と既設の気密材Sとを接合する(図は省略)。この気密材施工装置M3の移動も、図示しないウインチ等の牽引手段で行われる。このようにしてトンネルTの両端に一体型気密材Uを張った気密材施工装置M3は、トンネルTの搬入側Tbから外部へ搬出される。
【0050】
このようにしてトンネル内側全面に気密材Sを施工することにより、トンネルT内の空間を気密構造とする作業が完了するので、短時間での施工ができるとともに、労力を削減した施工が可能となる。
【0051】
なお、上述した実施形態は一実施形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
本願発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0053】
トンネル内を気密構造とするための気密材を効率良く内面に張ることができるとともに、それらの気密材の重ね部を効率よく接合して気密構造とすることができるので、トンネルの内部を気密構造とするための作業時間の大幅な短縮と労力の大幅な軽減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る気密材施工装置による側部気密材の展張状態を示す側面図である。
【図2】図1に示す気密材施工装置の気密材支持装置を示す側面図である。
【図3】図1に示す気密材支持装置のA−A矢視図である。
【図4】図3に示す気密材の支持状態を示す平面図である。
【図5】本願発明の第1実施形態に係る気密材施工装置による側部気密材の展張状態を示す図面であり、(a) は側面図、(b) は(a) のB−B断面図である。
【図6】図5に示す状態の気密材施工装置を示す平面図である。
【図7】本願発明の第1実施形態に係る気密材施工装置による下部気密材の展張状態を示す図面であり、(a) は側面図、(b) はC−C矢視図である。
【図8】本願発明の第2実施形態に係る気密材施工装置による気密材の接合状態を示す側面図である。
【図9】図8に示す気密材施工装置の図面であり、(a) は正面図、(b) (c) は同装置の押圧部材連結部を示す模式図である。
【図10】図8に示す気密材施工装置による気密材の接合部を示す断面図である。
【図11】本願発明の第3実施形態に係る気密材施工装置を示す側面図である。
【図12】図11に示す気密材施工装置の平面図である。
【図13】図11に示す気密材施工装置の正面図である。
【図14】図11に示す気密材施工装置の背面図である。
【図15】本願発明による気密材の施工例を示すトンネルの斜視図である。
【図16】図15に示すトンネルの縦断面図である。
【図17】 (a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による上部気密材の展張作業を示す側面図である。
【図18】 (a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による上部気密材の終端と側部気密材の展張作業を示す側面図である。
【図19】 (a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による側部気密材の終端の展張作業と接合作業用の気密材施工装置の搬入を示す側面図である。
【図20】 (a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による気密材の接合作業を示す側面図である。
【図21】 (a),(b),(c) は、本願発明の気密材施工装置による端部気密材の接合作業を示す側面図である。
【図22】従来の気密材展張作業を示すトンネルの図面であり、(a) は斜視図、(b) は角部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…施工装置本体
1A…気密材支持本体
1B…気密材張付本体
2…支持部材
2a…支持ローラ
2b…支持脚
2c…枠体
2d…支持腕
3…支持軸
4…車輪
5…フレーム
6…サポート部材
6a…ローラ
7…リンク材
8…車輪
9…フレーム
10…ガイドローラ
11…気密材押付バー
11a…押付部材
11b…バー
12…連結部材
13…姿勢保持部材
13a…案内軸
13b…案内部材
13c…保持部材
14,21…作業者用足場
15…案内アーム
16…案内部材
17…車輪
18…接合装置本体
18A…走行台車
18B…スライド台車
19…押圧部材
19a…シリンダ
20…接合部材
22…当て板
23…車輪
24…端部接合装置本体
24A…台車
24B…装置本体
25…案内車輪
26…案内部
27…支持車輪
28…気密材保持部材
28a…保持部材
29…押圧部材
30…接合部材
E…気密材支持手段
F…気密材張付手段
J…重ね部
L…長手方向
S…気密材
T…トンネル
Ta…トンネル端部
Tb…搬入側
U…一体型気密材
Ua…端部
Ub…縁部
V…ターンテーブル
W…作業者
α…傾倒角度
M1,M2,M3…気密材施工装置

Claims (11)

  1. トンネル内の筒部に、内周を周方向に複数分割してトンネル長手方向に連続する気密材を張り、トンネル長手方向全周に張った気密材の複数の重ね部を、接合反力を相互に受けるように同時に接合して該重ね部を長手方向に接合した後、トンネル端部の内面に一体型気密材を張り、該端部の一体型気密材と前記筒部の気密材との重ね部を接合してトンネル内を気密構造とする気密材展張接合工法。
  2. 前記重ね部がトンネル軸中心に対して対向するように気密材をトンネル長手方向に連続して張り、トンネル長手方向全周に張った各気密材の対向する位置の気密材の重ね部を、接合反力を相互に受けるように同時に接合して対向する該重ね部を長手方向に接合するようにした請求項1記載の気密材展張接合工法。
  3. トンネル筒部に張る気密材を、トンネルの上部、側部、下部へと順次張ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の気密材展張接合工法。
  4. トンネルの長手方向に移動する施工装置本体を設け、該施工装置本体に、該施工装置本体の移動方向と直交する方向に軸心を配置した気密材と、該気密材の軸心を所定角度に傾倒させた状態で支持し得る気密材支持手段と、該気密材支持手段から繰り出した気密材を該所定角度でトンネル内面へ案内する案内手段と、該案内手段で案内した気密材をトンネル内面の長手方向に張る気密材張付手段とを設け、前記案内手段に、前記気密材を前記気密材張付手段に向けて繰り出す時のサポート部材を設けて該気密材を所定角度で気密材張付手段へ案内するようにした気密材施工装置。
  5. 前記サポート部材を、トンネルの長手方向に傾倒可能なように構成した請求項4記載の気密材施工装置。
  6. 施工装置本体を、気密材を支持する気密材支持手段を有する気密材支持本体と、該気密材支持本体から繰り出した気密材をトンネル内面に張る気密材張付手段を有する気密材張付本体とで構成し、該気密材支持本体と気密材張付本体とを分離可能に構成したことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の気密材施工装置。
  7. トンネルの長手方向に移動する接合装置本体を設け、該接合装置本体に、放射状に配設した複数の押圧部材と、該押圧部材の端面で複数の気密材重ね部を同時に接合する接合部材とを設けて該接合部材の押圧反力を放射状に配設した接合部材で受けるようにした気密材施工装置。
  8. トンネル軸中心に対して対向する気密材の重ね部を同時に接合するように接合部材を対向配置したことを特徴とする請求項7記載の気密材施工装置。
  9. 接合装置本体を、トンネル長手方向に移動する移動台車と、該移動台車上でトンネル長手方向に移動する作業台車とで構成し、該作業台車に押圧部材を配設したことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の気密材施工装置。
  10. トンネルの長手方向に移動する端部施工装置台車と、該台車上で旋回可能な端部施工装置本体とを設け、該端部施工装置本体に、トンネル端部の一体型気密材を把持してトンネル端部に張る気密材張付手段と、該気密材張付手段で張り付けた気密材を放射状に押圧する複数の押圧部材と、該押圧部材の端面で気密材を接合する接合部材とを設けて気密材の押圧反力を放射状に配設した接合部材で受けるようにした気密材施工装置。
  11. トンネル軸中心に対して対向する気密材の重ね部を同時に接合するように接合部材を対向配置したことを特徴とする請求項10記載の気密材施工装置。
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