JP3406143B2 - 管の内面接合装置 - Google Patents

管の内面接合装置

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JP3406143B2 JP08436896A JP8436896A JP3406143B2 JP 3406143 B2 JP3406143 B2 JP 3406143B2 JP 08436896 A JP08436896 A JP 08436896A JP 8436896 A JP8436896 A JP 8436896A JP 3406143 B2 JP3406143 B2 JP 3406143B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は管の内面接合装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】樹脂管などの管どうしを接合するための
接合装置として、接合すべき管を内面からクランプして
管どうしを互いに引き寄せるようにした内面接合装置が
知られている。このような内面接合装置であると、接合
すべき管を外面からクランプする必要がないために、こ
の管を管路敷設坑の内部に敷設するような場合に特に有
利である。 【0003】この内面接合装置として、たとえば特開平
7−139661号公報に開示されるものがある。この
装置は、互いに接合すべき第1の管の内部を走行自在な
第1の台車に、膨張および収縮が自在な第1のバッグ体
を設けるとともに、第2の管の内部を走行自在な第2の
台車に、膨張および収縮が自在な第2のバッグ体を設
け、さらに、これら第1および第2のバッグ体を第1お
よび第2の台車とともに互いに引き寄せるシリンダ装置
を設けたものである。 【0004】このような構成であると、両台車の走行に
よって第1の台車と第1のバッグ体とを第1の管の端部
内に位置させるとともに、第2の台車と第2のバッグ体
とを第2の管の端部内に位置させた状態で、これらバッ
グ体を膨張させることで、第1のバッグ体によって第1
の管の内面が保持されかつ第2のバッグ体によって第2
の管の内面が保持される。そしてシリンダ装置を作動さ
せて第1および第2のバッグ体を第1および第2の台車
とともに互いに引き寄せることで、両管が互いに接近さ
れて接合されることになる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のものでは、それぞれ走行自在な一対の台車を有する
うえに、これらの台車どうしがシリンダ装置によって連
結された構造となるため、その構成が簡単でないうえに
管内での走行時などにおいて容易な操作を行いづらいと
いう問題点がある。また管どうしの接合時には両台車を
互いに引き寄せて相対的に移動させる必要があるため、
その点においても操作が容易でないという問題点があ
る。 【0006】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、上記の従来のものに比べて構成が簡単でしかも操
作が容易な管の内面接合装置を得ることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、管内を管の軸心方向に移動可能な台車と、
記台車に設けられるとともに第1の管の内周に沿って配
置された第1のリングと、前記第1のリングの外周に膨
張および収縮自在に設けられるとともにこの膨張によっ
て前記第1の管の内面に圧接可能な第1のバッグ体と、
第2の管の内周に沿って配置された第2のリングと、前
記第2のリングの外周に膨張および収縮自在に設けられ
るとともにこの膨張によって前記第2の管の内面に圧接
可能な第2のバッグ体と、前記第2のリングに設けられ
た一対の枠体と、前記台車から管の軸心方向に突出して
設けられた一対のアームと、前記一対のアームに設けら
れて前記一対の枠体を支持することで前記第2のリング
を管の軸心方向に移動自在とさせる多数の支持ローラ
と、前記第1のバッグ体が設けられた前記第1のリング
前記第2のバッグ体が設けられた前記第2のリング
を互いに管の軸心方向に引き寄せ可能な引き寄せ手段と
を有するようにしたものである。 【0008】このような構成であると、第1のバッグ体
が設けられた第1のリングと第2のバッグ体が設けられ
た第2のリングとを1台の台車に設け、かつ第1のリン
グと第2のリングとを互いに引き寄せ可能としただけの
構造であるため、その構成が簡単であり、しかも管どう
しの接合作業時には台車が移動することがなく、また管
内で1台の台車を走行させるだけで装置全体を所要の接
合場所へ移動させることができるため、その操作が容易
である。 【0009】 【発明の実施の形態】図1および図2において、1、2
は互いに接合される水平方向の一対の管であり、たとえ
ばFRPM管などの樹脂管によって構成されている。一
方の管1の端部には受口3が形成され、他方の管2の端
部には、この受口3の中に挿入可能な挿口4が形成され
ている。受口3の内周には環状のゴム製のシール材5が
接着などによって取り付けられており、受口3内への挿
口4の挿入によってこのシール材5が圧縮されること
で、受口挿口間に所要のシール機能が付与される。 【0010】11は本発明にもとづく内面接合装置であ
る。この内面接合装置11は台車12を有し、この台車12
は、遊転車輪13と走行車輪14とを備えることで、管1、
2の内部を管の軸心方向に走行可能である。15はモータ
で、チエーンなどを介して走行車輪14に走行力を付与可
能である。台車12の一端部には、管の軸心方向に突出す
る一対のアーム16、16が設けられている。これらのアー
ム16、16は横断面矩形状の中空体にて構成され、その上
面には、管の軸心方向と直交する方向の軸のまわりに遊
転自在な多数の支持ローラ17が設けられている。 【0011】台車12には、管1、2の内周に沿って配置
されるリング18が設けられている。このリング18は、適
宜の手段によって台車12に固定されている。またアーム
16、16の位置には、リング18と同様に管1、2の内周に
沿って配置される他のリング19が設けられている。この
リング19には一対の枠体20、20が設けられており、これ
らの枠体20、20がアーム16、16に被さるように構成され
ている。すなわち、アーム16、16は枠体20、20の中を通
るように配置され、これらの枠体20、20を構成する上板
21、21の下面が支持ローラ17によって支持されること
で、リング19がアーム16、16によって支持されるように
構成されている。またリング19は、このように枠体20、
20が支持ローラ17によって支持されることで、アーム1
6、16に沿って管の軸心方向に移動自在とされている。 【0012】リング18、19どうしの間には、引き寄せ手
段としての一対のシリンダ装置22、22が設けられてい
る。これらシリンダ装置22、22は、リング18、19の周方
向に沿った180度おきの位置に設けられて、管の軸心
方向に伸縮可能とされるとともに、その一端および他端
が連結部材23、23によってリング18、19の内面にそれぞ
れ連結されている。 【0013】リング18、19は、いずれも横断面が凹字状
に形成されて、それにもとづく凹字状の外周溝24、24が
全周にわたって形成されている。そして、これらリング
18、19の外周溝24、24には、バッグ体25、26がそれぞれ
収容されている。これらバッグ体25、26は、外周溝24、
24に沿って配置されるチューブ状の環状ゴム体などによ
って形成されることで、その横断面が膨張および収縮自
在なように構成されている。 【0014】台車12上には水ポンプ27が設けられてお
り、この水ポンプ27は、ホース28を介してバッグ体25、
26の中へ加圧水を供給したり、バッグ体25、26の内部の
水を排出したりすることが可能である。また台車12上に
は、シリンダ装置22を作動させるための油圧ポンプ29が
設けられている。30はホースで、油圧ポンプ29とシリン
ダ装置22とを連通させる。さらに台車12上には電源操作
ボックス32が設けられている。この電源操作ボックス32
は、水ポンプ27や油圧ポンプ29やモータ15などを制御す
るために用いられる。 【0015】このような構成において、管1、3どうし
を互いに接合させるときには、図1に示すように両管
1、3をあらかじめ接近させておく。ここで、管1はす
でに敷設済みであり、この敷設済みの管1に新管2を接
合するものとする。図示のように、バッグ体25、26が収
縮した状態では、管1、2の内周面とこれらのバッグ体
25、26との間には隙間35が形成されている。そこで、こ
のようにバッグ体25、26が収縮した状態でモータ15の駆
動により台車12をたとえば管1の内部において管2との
接合箇所へ向けて走行させる。このとき、リング19はア
ーム16、16によって支持されており、1台の台車12を走
行させるだけで両方のリング18、19やその他の機材を一
括して接合箇所へ容易に移動させることができる。 【0016】図1のように遊転車輪13が受口3の近傍に
到達したなら、台車12の走行を停止させる。そして油圧
ポンプ29によりシリンダ装置22を伸長させれば、リング
19がアーム16、16の支持ローラ17に支持されかつ案内さ
れて前方へ押し出され、このリング19は挿口4の内部に
挿入される。このときの状態を図3に示す。 【0017】次に、水ポンプ27を運転して、両方のバッ
グ体25、26の内部に加圧水を供給する。すると、これら
のバッグ体25、26は、横断面が凹字状の外周溝24に収容
された状態で膨張され、これによりバッグ体25は管1の
内周面に圧接され、またバッグ体26は管2の内周面に圧
接される。これによって、管1、2は、図4に示すよう
に、それぞれバッグ体25、26によってその内周面が保持
されることになる。 【0018】その後、シリンダ装置22を短縮させると、
リング18のバッグ体25が管1の内周面に保持されること
で台車12およびアーム16、16はその位置に停止し、この
ためリング19がリング18に接近するように移動する。し
たがって、このリング19のバッグ体26によって保持され
た管2が管1に接近され、図5に示すようにその挿口4
が受口3の内部に挿入される。このとき、リング19とバ
ッグ体26と挿口4とは、支持ローラ17を介してアーム1
6、16に支持され、この支持ローラ17の遊転によりこの
支持ローラ17上を円滑に移動される。またリング19とバ
ッグ体26とを移動させるだけでよく、台車12を移動させ
る必要などはないため、その操作を容易に行うことがで
きる。 【0019】これにより、挿口4の挿入と受口挿口間で
のシール材5の圧縮とが行われて、管1、2どうしの接
合作業が完了する。そこで、水ポンプ27によりバッグ体
25、26の中の加圧水を外部に排出することで、これらバ
ッグ体25、26を収縮させ、管1、2の内周面から離間さ
せる。これにより再び台車12が管内を走行可能となるの
で、次の接合箇所へ向けて移動させる。 【0020】なお、上記においては、両方のリング18、
19を介してバッグ体25、26どうしを互いに管の軸心方向
に引き寄せるための手段としてシリンダ装置22を例示し
たが、他の適宜の装置を利用することもできる。また上
記においてはバッグ体25、26として環状のチューブ状体
にて構成されたものを例示したが、これはたとえば周方
向の複数箇所に分散して配置されたものであってもよ
い。 【0021】 【発明の効果】以上のように本発明によると、台車に
1のリングを設けるとともに、この台車から突出して設
けられた一対のアームに第2のリング支持させて
1のリングに設けられた第1のバッグ体、および第2の
リングに設けられた第2のバッグ体により第1および第
2の管を保持できるようにするとともに、これらリング
どうしを互いに管の軸心方向に引き寄せ可能としただけ
の構造であるため、簡単な構成とすることができ、また
接合作業時に台車を移動させる必要などがなく、しかも
管内で1台の台車を走行させるだけで装置全体を所要の
接合場所へ移動させることができるため、その操作を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にもとづく管の内面接合装置が管内に配
置された状態を示す縦断面図である。 【図2】図1に示される部分の横断面図である。 【図3】図1の管の内面接合装置の動作状態を示す概略
縦断面図である。 【図4】図3の次の状態を示す概略縦断面図である。 【図5】図4の次の状態を示す概略縦断面図である。 【符号の説明】 1 管 2 管 12 台車 16 アーム 22 シリンダ装置 25 バッグ体 26 バッグ体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−139661(JP,A) 実開 平3−7587(JP,U) 実開 平3−39681(JP,U) 実開 昭63−4277(JP,U) 実公 昭50−3928(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/00 F16L 25/00 F16L 1/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 管内を管の軸心方向に移動可能な台車
    と、前記台車に設けられるとともに第1の管の内周に沿
    って配置された第1のリングと、前記第1のリングの外
    周に膨張および収縮自在に設けられるとともにこの膨張
    によって前記第1の管の内面に圧接可能な第1のバッグ
    体と、第2の管の内周に沿って配置された第2のリング
    と、前記第2のリングの外周に膨張および収縮自在に設
    けられるとともにこの膨張によって前記第2の管の内面
    に圧接可能な第2のバッグ体と、前記第2のリングに設
    けられた一対の枠体と、前記台車から管の軸心方向に突
    出して設けられた一対のアームと、前記一対のアームに
    設けられて前記一対の枠体を支持することで前記第2の
    リングを管の軸心方向に移動自在とさせる多数の支持ロ
    ーラと、前記第1のバッグ体が設けられた前記第1のリ
    ング前記第2のバッグ体が設けられた前記第2のリン
    とを互いに管の軸心方向に引き寄せ可能な引き寄せ手
    段とを有することを特徴とする管の内面接合装置。
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