JPH06248883A - トンネル構造 - Google Patents

トンネル構造

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JPH06248883A
JPH06248883A JP5064654A JP6465493A JPH06248883A JP H06248883 A JPH06248883 A JP H06248883A JP 5064654 A JP5064654 A JP 5064654A JP 6465493 A JP6465493 A JP 6465493A JP H06248883 A JPH06248883 A JP H06248883A
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tunnel
rainwater
internal pressure
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Naoaki Tamura
直明 田村
Akihiko Suzuki
明彦 鈴木
Toshiro Atobe
俊郎 跡部
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Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】都市型洪水を防止する。 【構成】地盤2中に、複数のセグメント31からなる覆
工3を、地盤2による土圧即ち外圧を支持し得る形で構
築し、該覆工3の内部に鋼管6を、間隙10を環状に形
成してインバートコンクリート12上に支持させる形で
建て込むと共に、外周面6cにPCワイヤ7を、その定
着部71、71をインバートコンクリート12中に埋没
固定して架け渡しておく。豪雨時に鋼管6の内側の通水
空間9に雨水を通水させて、これを排水処理するが、こ
の際、鋼管6に生じた内圧は、PCワイヤ7に形状保持
された鋼管6が該PCワイヤ7及びインバートコンクリ
ート12に対して移動する形で、覆工3に伝達すること
なく好適に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水による都市洪水を
防止するために用いるに好適なトンネル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市部における雨水は、その殆ど
が河川或いは下水溝等の水路を介して、排水処理されて
いたために、該水路の排水容量より降水量が多くなる
と、雨水が一時的に水路より溢れ出て、所謂都市型洪水
が生じていた。そこでこのような都市部の地下における
比較的深い領域中に、シールド工法によってトンネルを
構築しておき、降雨時に水路の排水容量を超えた分の雨
水は、該トンネルを地下河川として用いて、排水処理せ
んとする構想が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常シールド
工法によって構築されるトンネルは、コンクリート製の
セグメントをボルト等を介して締結接続する形でトンネ
ル周方向に複数並べることにより、該トンネルの覆工が
構成されており、当該覆工には、これを構成している各
セグメントに圧縮応力が生じる形になるようその外側か
ら土圧が作用するために、該覆工が十分なる外圧を支持
し得るようになっている一方で、覆工の内側から外側に
向けて作用する形の内圧に対しては何等考慮が払われて
いない。このため、このような通常の設計手法によるト
ンネルに雨水を通水すると、水頭差によって或いは雨水
流入時の衝撃による水圧によってトンネル断面内に大き
な内圧が生じ、当該内圧によって覆工にはその周方向に
沿った形で引張力が作用して、この結果隣接するセグメ
ント間のボルト等の締結状態が当該引張力に抗しきれず
に破断する形で、セグメント継手箇所、即ち覆工の一部
が破壊して、漏水に至ってしまう、という危険性があ
る。そこで本発明は、上記事情に鑑み、雨水の通水時に
生じる内圧によって破壊する危険性を回避した、トンネ
ル構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、地盤
(2)による土圧を支持し得る形の覆工(3)を有し、
前記覆工(3)の内方に、その内側に通水空間(9)が
形成された金属製の内圧支持筒(6)を、該覆工(3)
との間に環状をなす絶縁領域(10)を形成する形で設
け、前記絶縁領域(10)に、前記内圧支持筒(6)の
底(6d)側を支持する形のインバートコンクリート
(12)を、該内圧支持筒(6)の該インバートコンク
リート(12)に対する移動を許容し得る形で配設し、
前記絶縁領域(10)に形状保持部材(7)を、該形状
保持部材(7)の両端部(71、71)を前記インバー
トコンクリート(12)中に埋没固定して該内圧支持筒
(6)の外周(6c)に沿って架け渡す形で設けて、構
成される。また、前記覆工(3)はトンネル周方向に沿
って並ぶ形で接続された複数のセグメント(31)から
なるようにして、構成される。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、形状保持部材(7)は、
その両端部(71、71)を介してインバートコンクリ
ート(12)に定着支持された形で、内圧支持筒(6)
の該形状保持部材(7)に対する若干の移動を許容しな
がら、該内圧支持筒(6)の膨張変形を防止するように
作用する。また、複数のセグメント(31)はこれが連
結一体化して覆工(3)をなす形で地盤(2)による土
圧を支持するように作用する。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるトンネル構造の一実施例
であるトンネルを示す横断面図、図2は図1に示すトン
ネルの断側面図、図3は図1に示すトンネルにおける外
圧支持状態を示す図、図4は図1に示すトンネルにおけ
る内圧支持状態を示す図、図5は図1に示すトンネルに
おける雨水の流通状態の一例を示す断側面図である。
【0007】トンネル1は、図1又は図2に示すよう
に、地盤2中において地下水位WLより深さD1だけ深
い領域中に埋設された覆工3を有しており、覆工3は、
トンネル1の掘進手段であるシールド装置5によって地
盤2中に横転円柱形状に形成された掘削坑道2s中にお
いて、該掘削坑道2sの外周に沿った横転円筒形状をな
す形に形成構築されている。覆工3は、トンネル周方向
である図1矢印C、D方向に沿って並ぶ形で円環形をな
すように接続された形の複数のセグメント31が、その
1リングのリング幅が図2に示すトンネル軸方向である
矢印A、B方向に幅L1をなし、トンネル断面方向であ
る矢印E、F方向に所定の巻厚L3をなす形で、シール
ド装置5に後続して図2矢印B方から矢印A方に向けて
順次接続された形で掘削坑道2s中に建て込まれること
によって構築されており、各々のセグメント31は、掘
削坑道2sの外周に沿って円弧を描く形のブロック状に
形成されたプレキャストコンクリート版によって構成さ
れている。また覆工3には、矢印A、B方向及び矢印
C、D方向に隣接するセグメント31、31間に、図示
しない締結ボルト及び止水材が、トンネル1の設計仕様
によって定められた分だけ適宜配設されており、即ち、
覆工3は、該覆工3を構成している複数のセグメント3
1相互間の接続箇所を介して地盤2中の間隙水を覆工3
内に浸入させることなく、地盤2の土圧である外圧を支
持することが出来るように、複数のセグメント31が一
体に接続された形になっている。
【0008】また、覆工3のトンネル断面方向内方側で
ある矢印E方向側には、図1又は図2に示すように、金
属製の内圧支持筒であり円環形をなす鋼管6が、例えば
その各々が覆工3の内周形状に沿った円弧板状をなす形
の鋼板等を複数接続して組立てられた形で、図2に示す
その矢印A方向側端である前端6bが覆工3の前端3s
より若干後方側である矢印B方向側に位置するまでここ
に建て込み配設されており、鋼管6は、覆工3の内周面
3aとの間に幅L2をなす間隙10を、該鋼管6と覆工
3との絶縁領域として円環状に形成する一方で、該鋼管
6自体の内側に横転円柱形状をなす通水空間9を形成す
る形になっている。そして、鋼管6は、通水空間9を流
通する雨水17が該鋼管6を構成している複数の鋼板相
互間から該通水空間9外に漏水することがない形で接続
一体化されていると共に、鋼管6は、これがトンネル周
方向である図1矢印C、D方向に示す図2紙面と交差方
向に所定の引張強度をなす形で、通水空間9からトンネ
ル断面方向外側である矢印F方向側に向けて作用する内
圧を支持し得るように構成されている。
【0009】さらに、覆工3と鋼管6の間の間隙10に
は、鋼管6の図1下部に示す底部6d部分を載戴支持す
る形でインバートコンクリート12が、該間隙12の幅
L2に対応した厚さに打設配設されており、インバート
コンクリート12は、その図1左右両端部に示す上端1
2cが掘削坑道2sの略半分の高さに位置する形で、そ
の図1下面側に示す外面12b側が覆工3の内周面3a
に沿って、且つその図1上面側に示す内面12a側が鋼
管6の底部6dの外周面6cに沿った形に形成されてい
る。即ちインバートコンクリート12は、その内面12
aを介して鋼管6及び該鋼管6内の通水空間9に通水さ
れる雨水17の重量を支持し得る形で、トンネル断面方
向である矢印E、F方向に所定の圧縮強度をなしてい
る。鋼管6はインバートコンクリート12に対してスラ
イドし得る形で、該インバートコンクリート12に付着
固定されることなく、単にその内面12aに載戴された
形で該インバートコンクリート12に対して若干の移動
を許容されており、一方、インバートコンクリート12
の外面12b側は覆工3に固定された形になっている。
【0010】ところで、鋼管6の外側である矢印F方向
側には、図1に示すように、該鋼管6の膨張変形を防止
してその形状を保持する形状保持部材であり、所定長さ
に形成されたPC鋼線等からなるPCワイヤ7が、該鋼
管6の外周面6cに沿って架け渡される形で、図2に示
すように間隙10においてトンネル軸方向である矢印
A、B方向に所定のピッチL4をなす形で複数配設され
ており、各PCワイヤ7は、その両端部である図1左右
下端部に示す定着部71、71がインバートコンクリー
ト12中に埋没定着された形になっている。なお、各P
Cワイヤ7は鋼管6と特に接着されておらず、即ち、鋼
管6の外周面6cには、PCワイヤ7及びインバートコ
ンクリート12の内面12aとの摩擦抵抗を軽減して、
該鋼管6のスライドを潤滑にする形の適宜なグリース1
3が、その外周面6c全面に亙って塗布配設された形
で、該PCワイヤ7及びインバートコンクリート12に
対して若干の移動を潤滑に許容されている。なお、トン
ネル1には、雨水取込口16が、該トンネル1以外の河
川或いは排水溝等の他の雨水用水路と連通し得る形で、
トンネル軸方向である矢印A、B方向に沿って複数箇所
に開閉自在な形で設けられており、トンネル1は、雨水
取込口16においてこれを開閉することによって、通水
空間9に雨水17を、水頭差を以って圧入させる形で流
通させるか又はこれを停止自在な形になっている。
【0011】トンネル1は以上のような構成を有してい
るので、該トンネル1を構築する際には、該トンネル1
以外の河川或いは排水溝等の他の雨水用水路より深い位
置、即ち地下水位WLより深さD1をなす地盤2中に、
適宜なシールド装置5を用いて掘削坑道2sを掘削形成
し、該シールド装置5の内部においてこれに後続させる
形で、セグメント31をトンネル周方向に沿って並べる
形で複数接続してこれを掘削坑道2sに建て込んでいく
ことによって、覆工3を構築伸延させていく。即ち、ト
ンネル1は、その構築完了によって後に通水空間9とな
る部分に雨水取込口16を介して、該トンネル1以外の
他の雨水用水路から雨水17が、水頭差を以って流入し
得る形に構築しておく。そして、図2に示すようにシー
ルド装置5の後方(矢印B方)において注入作業を行う
形で、覆工3のトンネル断面方向外側である矢印F方向
側に、地盤2の性状に対応した適宜な裏込材19を充填
していくことによって、覆工3を地盤2に定着させてい
く。一方こうして構築中の覆工3内における、シールド
装置5の後方側である該覆工3の前端3bより図2矢印
B方向側においては、まず、インバートコンクリート1
2を、その内面12a側が鋼管6の底部6dの外周面6
cに沿った形で、その図1左右両側に示す上端12c、
12cが掘削坑道2sの略半分の高さに位置するまで、
覆工3の内側インバート部分に打設構築していく。ま
た、こうしてインバートコンクリート12を打設構築す
る際には、例えばこれと同時に、PCワイヤ7の図1の
左右両端に示す定着部71、71を、上端12c、12
cより下側に配置させることにより該インバートコンク
リート12中に埋没固定させる形で、PCワイヤ7を、
図2矢印A、B方向に示すトンネル軸方向に所定のピッ
チL4をなす毎に設置していく。そして、覆工3の内側
に打設されたインバートコンクリート12上において鋼
板を接続建て込みする作業を行っていく形で、鋼管6
を、該覆工3のトンネル断面方向内方側である矢印E方
向側において、該覆工3との間に幅L2をなす間隙10
を形成する形で構築伸延させていく。
【0012】こうしてトンネル1が構築完了すると、該
トンネル1には、図3に示すように、覆工3のトンネル
断面方向外側である矢印F方向側に配置している地盤2
が、掘削坑道2sの形成によって空洞部分になった領域
中に押し出してこようとする形で土荷重FD、即ち外圧
が、矢印F方向側からE方向側に向けて覆工3に作用す
る。当該土荷重FDに対して覆工3は、トンネル断面方
向である矢印E、F方向に巻厚L3をなす形で該覆工3
を構成しているセグメント31の圧縮強度によってこれ
に抗する形で、その破壊が防止される。なお、土荷重F
Dは、複数のセグメント31が締結ボルトを介して接続
一体化された形の覆工3の外周面3cに沿って分散され
る形で、該覆工3の全周域で負担支持される形になると
ころから、覆工3の一部が土荷重FDによって局所的に
変形することは防止されている。また、地盤2中の間隙
水は、覆工3中に設けられた図示しない止水材を介して
止水される形で、該間隙水が覆工3の内方側に浸入して
ここに漏水が生じることは防止される。さらに、万が
一、地盤2中の間隙水が覆工3の内側に漏水した場合に
おいても、単に漏水した分の間隙水を適宜な排水設備を
用いてトンネル1外に排水すれば、鋼管6の外側には覆
工3との間に間隙10が、所定の幅L2をなす形で形成
配設されているところから、該間隙10が絶縁領域とな
って当該間隙水が間隙10中を通過する形になり、これ
故、鋼管6の外周面6cの一部に地盤2側の漏水に起因
する水圧による応力が万一にも集中して、該鋼管6に破
壊が生じる危険はない。
【0013】ところで、トンネル1は、その通常時、即
ち該トンネル1が構築敷設された地盤2に対応した地域
に豪雨等の発生がない場合には、雨水取込口16を閉じ
ておき、これによって通水空間9を、ここに雨水17が
流通することがない形で空間部分として開放しておく。
従って、当該通常時の降雨による雨水17は、トンネル
1以外のその他の河川や排水溝等の雨水用水路を介し
て、これを河口側等に向けて排水するか、或いは地盤2
に直接浸透させる形で雨水処理する。そして、トンネル
1に対応した地域に豪雨が発生して、こういった雨水用
水路等を介して処理し得る容量より降水量が多くなった
場合には、トンネル1の雨水取込口16を開放する。す
ると、トンネル1は、該トンネル1以外の他の雨水用水
路から雨水17が雨水取込口16を介して通水空間9に
水頭差を以って流入し得る形で、地盤2中の地下水位W
Lより深さD1だけ深い領域中に構築配設されていると
ころから、当該雨水用水路中にそれまで流通していた雨
水17は、開放状態の雨水取込口16を介してトンネル
1の通水空間9に、その水頭差を以って圧入される形で
流れ込み、該通水空間9を流路として、図示しないその
下流側に排水される形で搬送処理されていく。これによ
って地盤2においてトンネル1より浅い領域中にある形
の、該トンネル1以外の他の雨水用水路は、雨水17の
流通量が減じて、該雨水用水路から雨水17が地上に溢
れ出て、ここに洪水が生じることが防止される。
【0014】こうして、鋼管6が形成している通水空間
9に雨水17を通水すると、トンネル1においては、図
4に示すように、該鋼管6と雨水17の重量による自重
Qが、該通水空間9の断面積に対応した形で、鋼管6の
底部6dに、図4上側から下側に向けて作用する。する
と、鋼管6の底部6cにかかる自重Qは、間隙10の幅
L2分だけの厚さをなすインバートコンクリート12
が、その内面12aが底部6dの外周面6cの形状に沿
った形で打設されていることによって、該内面12aを
介して面的に受けて、これを該インバートコンクリート
12が保有しているトンネル断面方向のコンクリート強
度でもって支える形で、的確に載戴支持することが出来
る。即ち、トンネル1における間隙10には、鋼管6の
自重と通水空間9を流れる雨水17の重量によって、そ
の図1下部に示す底部6d側にのみ自重Qが集中する形
になり、当該自重Qの集中箇所に、該自重Qをその圧縮
強度で以って載戴支持し得るインバートコンクリート1
2を、間隙10の幅L2に対応した厚さ分だけ打設配設
しておくことによって、該自重Qが覆工3側に伝播して
しまう危険性を回避する形で、覆工3の高い安全性が確
保される。
【0015】また、こうして豪雨時に通水空間9に雨水
17を通水させると、当該通水時には、図4で示すよう
に、該通水空間9と地下水位WLとの水頭差に対応した
分だけトンネル1に内圧が生じ、即ち鋼管16に静荷重
MDが、矢印E方向側からF方向側に向けてかかる形で
作用する。すると、鋼管6は、矢印E方向側からF方向
側に向けて作用する形の静荷重MDを、該鋼管6の内周
面6aを介して面的に受ける形でこれを支持する。即
ち、トンネル断面方向である矢印E、F方向に静荷重M
Dが作用することによって、鋼管6には該鋼管6が膨張
しようとする形でトンネル周方向である矢印C、D方向
に引張られる形の内力が生じ、鋼管6は当該静荷重MD
による内力を、該鋼管6が保有しているトンネル周方向
である矢印C、D方向に沿った形の引張強度で抗し、こ
れによって、静荷重MDによって鋼管6が破断すること
が防止される。この際、鋼管6のトンネル断面方向外側
(矢印F方向側)には、該鋼管6の膨張変形を防止して
その形状を保持する形のPCワイヤ7が、そのそれぞれ
が鋼管6の外周面6cに沿って架け渡される形で、即ち
トンネル周方向である矢印C、D方向に引張抵抗を発現
し得る形で、トンネル軸方向である矢印A、B方向に所
定のピッチL4をなす分だけ複数配設されているところ
から、鋼管6は該ワイヤ7の張力を介して外周面6cが
拘束されることによってその膨張変形が防止される形
で、上述した矢印C、D方向への引張抵抗をさらに効果
的に発揮し、これによってその破断を好適に防止され
る。さらに、鋼管6がその弾性変形領域中において若干
膨張した場合には、該鋼管6のトンネル断面方向外側で
ある矢印F方向側に配設された形になっている幅L2を
なす間隙10部分が絶縁領域となる形で、該鋼管6の変
形を許容し、該間隙10を介して鋼管6側に生じた応力
の伝達が絶縁される形で、静荷重MDが覆工3に作用す
ることが防止される。
【0016】さらに、鋼管6には、該鋼管6の内側であ
る通水空間9中を雨水17が、図4紙面と交差方向であ
るトンネル軸方向(矢印A、B方向)に沿って流動する
形になるところから、通水空間9中を流動している雨水
17の衝撃水圧によって、局所的な荷重、例えば図4に
示す動荷重P1が、該鋼管6の内周面6aの一部に集中
載荷される形で作用する。例えば動荷重P1が、図4に
示すように鋼管16の図4右側部分において、大略矢印
E方向側からF方向側に向けて作用する形で該鋼管6に
かかると、これによって、鋼管6には、その内周面6a
を介して該鋼管6が図4矢印D方向に回転せんとする回
転力P2が作用する。すると、鋼管6は回転力P2によ
って、該鋼管6自体がインバートコンクリート12及び
PCワイヤ7に対して例えば矢印D方向にスライドする
形で若干回転し、これによって該回転力P2を逃がす形
で吸収し、該鋼管6にかかる衝撃荷重である動荷重P1
を緩衝する。即ちインバートコンクリート12は鋼管6
を、その内面12a側を介して単に該鋼管6及び通水空
間9中の雨水17の自重Qを載戴支持する形で、該鋼管
6の移動を許容し、また、PCワイヤ7は、その両端部
である定着部71、71がインバートコンクリート12
中に埋没固定された形で鋼管6の外周面6cに沿って架
け渡されることによって、鋼管6の膨張変形を防止しな
がら、該鋼管6の該PCワイヤ7に対する移動を許容し
た形になっている。さらに、鋼管6の外周面6cには、
その全周面に亙ってグリース13が塗布されているとこ
ろから、該鋼管6のPCワイヤ7及びインバートコンク
リート12に対する回転動作は潤滑に行われて、回転力
P2がPCワイヤ7或いはインバートコンクリート12
に伝達することは回避される。そして、鋼管6は、PC
ワイヤ7及びインバートコンクリート12に対して、該
鋼管6の若干の移動を許容された形で固定されていない
ことに加えて、該鋼管6と覆工3との間には、幅L2を
なす分だけの間隙10が絶縁領域として配設されている
ところから、該間隙10を介して応力伝達は絶縁される
形になる。故に、鋼管6に作用した動荷重P1が覆工3
に伝達してこれによって該覆工3が破壊する危険性は回
避される。
【0017】また、通水空間9中を雨水17が流動する
ことにより生じる内圧は、図5に示すように、該雨水1
7の流れの方向に沿った形で、鋼管6に対して図5矢印
BF方向に作用する形になる。従って、上述したように
雨水17の衝撃水圧に起因して生じる動荷重P1によっ
て、鋼管6は、トンネル周方向に沿った回転力P2を受
けた形で回転すると同時に、該鋼管6における該動荷重
P1が作用した箇所がインバートコンクリート12及び
PCワイヤ7とこれらを支持する覆工3に対して相対的
に図5矢印B方向側に若干スライド移動してこれを逃が
す形で、該動荷重P1を吸収することも出来る。なお、
上述した、鋼管6において、動荷重P1が作用すること
による回転或いはスライド移動箇所の前後等は、該鋼管
6自体が保有している靭性によって弾性変形する形でこ
れが追従許容されて、その破断が防止されることにな
る。また、鋼管6の外周面6cにはグリース13が、P
Cワイヤ7及びインバートコンクリート12の内面12
aとの摩擦抵抗を軽減する形で、その全周面に亙って塗
布配設されているところから、該鋼管6はインバートコ
ンクリート12及びPCワイヤ7に対して、常にそのど
の箇所においても潤滑にスライドする形になり、従っ
て、鋼管6とインバートコンクリート12又はPCワイ
ヤ7との接続箇所を分離するが如き無理な力が生じて、
そのいずれかに応力集中して破壊が生じる危険性はな
い。
【0018】即ち鋼管6は、インバートコンクリート1
2及びPCワイヤ7と応力的に絶縁されて、その靭性の
範囲内において、これ等12、7に対して若干の移動を
許容されているところから、該鋼管6にその内側である
通水空間9側からかかる静荷重MD及び動荷重P1を、
該鋼管6自体のスライド或いは回転移動によって、有効
に吸収する形でこれを逃がすと共に、PCワイヤ7に外
周面6cを拘束されることによってその膨張変形を防止
された形で、該静荷重MD及び動荷重P1に対応した内
圧を鋼管6が的確に支持することが出来る。こうして、
鋼管6に作用する静荷重FD及び動荷重P1、即ち内圧
が、該鋼管6の内側において支持負担されることに加え
て、該鋼管6と覆工3の内周面3aとの間には幅L2分
だけの間隙10が配置した形になるところから、該静荷
重FD及び動荷重P1は間隙10を介してその伝達が応
力的に絶縁されて、即ち鋼管6が支持している内圧が覆
工3側に伝播してこれによって覆工3が破壊する危険性
が排斥されて、該覆工3は安全な状態に維持される。
【0019】なお、上述した実施例においては、トンネ
ル1を構築するに際し、シールド装置5に後続させる形
で掘削坑道2s中に覆工3を建て込み構築して後、まず
インバートコンクリート12を、その内面12a側を鋼
管6の底部6dの外周面6c形状に対応させた形で、イ
ンバート部分に打設してから、該インバートコンクリー
ト12の内面12a上に鋼管6を建て込むようにした例
を述べたが、インバートコンクリート12を打設形成す
るには、その外周面6cの全周面にグリース13を塗布
した鋼管6を、覆工3との間に幅L2をなす間隙10を
形成保持する形で、適宜な仮受手段で該覆工3を構成し
ているセグメント31に仮支持させておいて、その後、
該間隙10のインバート部分にコンクリートを所定の高
さまで充填打設することによって、形成されても差し支
えない。これによって、インバートコンクリート12
を、その内面12aが鋼管6の底部6dを正確に支持し
得る形で、外周面6cに沿った形状に仕上げることが、
簡単に出来る。また、インバートコンクリート12は、
プレキャスト部材を建て込み接続することによって構成
されても勿論差し支えない。また、鋼管6の形状保持部
材であるPCワイヤ7は、その両端部である定着部7
1、71をインバートコンクリート12中に埋没固定さ
せて鋼管6の外周面6cに架け渡す形で設けられていれ
ば、その構成及び施工手順等は上述した実施例に述べら
れたものでなくとも構わず、例えばPCワイヤ7は、帯
状に形成された鋼板や、或いは樹脂繊維等により構成さ
れていても差し支えなく、また、その定着部71、71
は、必ずしもPCワイヤ7と一体をなしていなくとも、
該ワイヤ7の両端部を構成する形でこれに接続されて、
インバートコンクリート12中に埋没された適宜なアン
カー部材であっても何等差し支えない。
【0020】また、上述した実施例においては、鋼管6
と覆工3との間に形成される間隙10には、その下部部
分にのみインバートコンクリート12が打設配設され
て、該インバートコンクリート12打設箇所以外の部分
は単なる空間として残されている例を述べたが、間隙1
0においてインバートコンクリート12が配設された以
外の残りの部分には、ナイロン等のポリアミド樹脂、ビ
ニロン樹脂、或いはその他の高分子系樹脂による弾性部
材からなる緩衝材が、鋼管6の若干の移動を許容した形
でここに充填配設されても構わない。すると、こういっ
た緩衝材は、鋼管6に生じた内圧を、その弾性変形能を
介して弾性変形する形で、間隙10において効率的に吸
収緩衝されるので、該間隙10における覆工3と鋼管6
との応力的な絶縁効果が一層好適に発揮される。そし
て、鋼管6の外周面6cと覆工3との間である間隙10
に緩衝材が配設されて、該間隙10が空間部分として残
されることがないことにより、鋼管6の外周面6cは、
空気及び万が一の覆工3の漏水による地盤2中の間隙水
の何れかとも直に接触する危険性が絶たれて、これによ
って該鋼管6に腐食が生じる危険性は極力回避されるこ
とが出来、該鋼管6に長期に亙る耐用年数が保証され
る。さらに、間隙10においてインバートコンクリート
12が打設配設される以外の部分に充填される緩衝材
は、このような弾性部材の他に、グリース13等の潤滑
剤であっても良く、こうすることによってなお一層腐食
防止効果を高めることが出来ると共に、鋼管6のインバ
ートコンクリート12及びPCワイヤ7に対するスライ
ド移動がより潤滑に行われ得る。
【0021】また、上述した実施例においては、通水空
間9を形成して、該通水空間9中に生じる内圧を支持す
る為の金属製の内圧支持筒として、複数の鋼板を接続し
てなる鋼管6を用いた例を述べたが、鋼管6の構成はこ
れに限定されるものではなく、覆工3の内方に建て込ま
れる以前の初めから筒状に一体成型されたものや、或い
は折り畳み自在な形で組み立てられた分割片からなるよ
うに構成されていて、何等差し支えない。なお、本明細
書中において述べる金属製の意味するところは、鋼管6
等の内圧支持筒が、通水空間9を雨水17が通水するこ
とによって生じる内圧を的確に支持することが出来るよ
うに、用いられたものであり、従って、鋼管6等の内圧
支持筒は、鋼製部材に限定されるものではなく、他の金
属或いは所謂MRP等の複合材料によって成型されたも
のであっても構わない。さらに、上述した実施例におい
ては、覆工3が、シールド装置5においてトンネル周方
向に沿って接続された形の複数のセグメント31により
構成されている例を述べたが、覆工3は、こういったプ
レキャスト部材に限定されるものではなく、該覆工3が
土荷重FD即ち外圧を支持することが出来れば、掘削坑
道2s中において現場打ちされた現場打ちコンクリー
ト、さらには吹き付けコンクリート等、その他の部材に
より構成されていても良い。さらに、実施例において
は、トンネル1を、洪水回避の為の地下河川に用いるト
ンネルとして適用した例を述べたが、本発明によるトン
ネル構造は、その使用用途が必ずしも地下河川に限定さ
れるものではなく、その他、内圧が生じ得るあらゆる種
類のトンネルに適用して、全く同等の効果を得ることが
出来るものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
盤2による土圧を支持し得る形の覆工3を有し、前記覆
工3の内方に、その内側に通水空間9が形成された金属
製の鋼管6等の内圧支持筒を、該覆工3との間に環状を
なす間隙10等の絶縁領域を形成する形で設け、前記絶
縁領域に、前記内圧支持筒の底部6d等の底側を支持す
る形のインバートコンクリート12を、該内圧支持筒の
該インバートコンクリート12に対する移動を許容し得
る形で配設し、前記絶縁領域にPCワイヤ7等の形状保
持部材を、該形状保持部材の定着部71、71等の両端
部を前記インバートコンクリート12中に埋没固定して
該内圧支持筒の外周面6c等の外周に沿って架け渡す形
で設けて構成したので、形状保持部材は、その両端部を
介してインバートコンクリート12に定着支持された形
で、内圧支持筒の該形状保持部材に対する若干の移動を
許容しながら、該内圧支持筒の膨張変形を防止すること
が出来る。従って、本発明によるトンネル構造を豪雨時
以外の通常の雨水の排水に用いられている河川、排下水
溝等の通常の水路より深い地盤2中に、該地盤2による
土圧を覆工3によって支持させる形で構築配設しておけ
ば、豪雨時等に該通常の水路の排水容量より降水量が多
くなったときに、通水空間9に雨水を、落下充填させる
形でここに通水させることが出来る。これによって、雨
水が通常の水路から溢れ出ることなく該通水空間9を介
して排水処理される形で、地上において洪水が発生する
ことが好適に防止される。この際、内圧支持筒には、該
内圧支持筒の内側の通水空間に雨水が落下充填されるこ
とによって水頭差分の圧力がかかった状態になること
と、該雨水が通水空間9に充填される際に衝撃水圧が内
圧支持筒の内周面6a側にかかることによって、トンネ
ル断面方向内側から外側に作用する形で内圧が生じる
が、内圧支持筒は当該内圧を、その靭性を利用して弾性
変形する形で、インバートコンクリート12及び形状保
持部材に対して相対的に若干づつ移動することによって
これを応力集中させることなく的確に逃がしてやりなが
ら、該内圧支持筒自体が保有している強度で支持するこ
とが出来る。これに加えて、内圧支持筒は、該内圧支持
筒の外周に沿って架け渡す形で設けられた形状保持部材
によって拘束されることによって、その膨張変形を防止
されているために、トンネル断面方向内側から外側に向
けて内圧が作用することによって該内圧支持筒に生じる
トンネル周方向に沿った形の引張力に対して一層これに
抗する形で、適格に内圧を支持することが出来る。ま
た、インバートコンクリート12は、通水空間9の断面
積に対応して該内圧支持筒の底側にかかる形の重量を、
絶縁領域の幅に対応した厚さ分のコンクリート強度でも
って支持することが出来るので、通水空間9の断面積が
大きい大断面トンネルにおいても、当該重量はインバー
トコンクリート12によって、的確に負担支持されるこ
とが出来るので、常に覆工3の安定性が損なわれない。
そして、内圧支持筒の周囲には、覆工3との間に絶縁領
域が環状に形成配置していることによって、該内圧支持
筒に作用した内圧は、内圧支持筒自体が支持する形で、
該絶縁領域において応力的に絶縁されて、これが覆工3
側に伝達することが防止される。なお、インバートコン
クリート12は内圧支持筒の移動を許容し得る形になっ
ていることによって、先に述べた衝撃水圧による内圧、
即ち動荷重がインバートコンクリート12を介して覆工
3側に伝達されることは回避される。従って、雨水通水
時に生じる衝撃荷重が覆工3に伝達して、該覆工3がそ
の断面方向内側から外側に向けて破断するが如き応力集
中を蒙りこれに起因して破壊する危険性は回避されて、
該覆工3はこれに漏水が生じることなく、安定的に地盤
2側の土圧を支持してトンネル構造としての構造強度を
維持することが出来る。これによって、本発明によるト
ンネル構造を、一度に大量の雨水を排水処理するに適し
た大断面トンネル構造体として、地盤2中において破壊
する危険性なく即ち地盤沈下の危険性なく、安定的に存
続させ、これを繰返し利用していく形で、長期に亙って
洪水防止を行うことが出来る。
【0023】また、前記覆工3はトンネル周方向に沿っ
て並ぶ形で接続された複数のセグメント31からなるよ
うにして構成すると、複数のセグメント31はこれが連
結一体化して覆工3をなす形で地盤2による土圧を支持
することが出来る。従って、覆工3は、通常のシールド
トンネルの設計手法によって、該覆工が地盤2の土圧を
支持し得る形の巻厚さをなす形で、各セグメント31を
設計し、これをシールド機の内部で該シールド機に後続
するよう、締結ボルト、止水部材等を介してトンネル周
方向に沿って並べて組み立てていく形で、効率的に構築
することが出来る。こうして設計構築された覆工3に
は、鋼管6等の内圧支持筒側に生じる内圧が、上述した
ように覆工3と内圧支持筒が絶縁領域を介して応力的に
絶縁された形で、作用しない。故に、通水空間9を雨水
が流入することによる衝撃水圧等に起因してトンネル断
面内に大きな内圧が生じた場合にも、当該内圧は覆工3
に作用しないので、該内圧によって覆工3に周方向に沿
った形での引張力が作用して、これによって隣接するセ
グメント間のボルト等の締結状態が当該引張力に抗しき
れずに破断する形で、覆工3が破壊する危険性はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトンネル構造の一実施例であるト
ンネルを示す横断面図である。
【図2】図1に示すトンネルの断側面図である。
【図3】図1に示すトンネルにおける外圧支持状態を示
す図である。
【図4】図1に示すトンネルにおける内圧支持状態を示
す図である。
【図5】図1に示すトンネルにおける雨水の流通状態の
一例を示す断側面図である。
【符号の説明】
1……トンネル構造(トンネル) 2……地盤 3……覆工 31……セグメント 6……内圧支持筒(鋼管) 6c……外周(外周面) 6d……底(底部) 7……形状保持部材(PCワイヤ) 71、71……両端部(定着部) 9……通水空間 10……絶縁領域(間隙) 12……インバートコンクリート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤による土圧を支持し得る形の覆工を有
    し、 前記覆工の内方に、その内側に通水空間が形成された金
    属製の内圧支持筒を、該覆工との間に環状をなす絶縁領
    域を形成する形で設け、 前記絶縁領域に、前記内圧支持筒の底側を支持する形の
    インバートコンクリートを、該内圧支持筒の該インバー
    トコンクリートに対する移動を許容し得る形で配設し、 前記絶縁領域に形状保持部材を、該形状保持部材の両端
    部を前記インバートコンクリート中に埋没固定して該内
    圧支持筒の外周に沿って架け渡す形で設けて構成した、
    トンネル構造。
  2. 【請求項2】前記覆工はトンネル周方向に沿って並ぶ形
    で接続された複数のセグメントからなる請求項1記載の
    トンネル構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160127698A (ko) * 2016-09-19 2016-11-04 이옥노 가로수의 급수구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437986A (en) * 1987-08-05 1989-02-08 Takara Co Ltd Pocket type game computer
JPH04114390U (ja) * 1991-03-25 1992-10-08 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 電子機器の入力装置

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