JPH0624871B2 - 高解像度インクジエツト印刷の方法および装置 - Google Patents
高解像度インクジエツト印刷の方法および装置Info
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- JPH0624871B2 JPH0624871B2 JP61501052A JP50105286A JPH0624871B2 JP H0624871 B2 JPH0624871 B2 JP H0624871B2 JP 61501052 A JP61501052 A JP 61501052A JP 50105286 A JP50105286 A JP 50105286A JP H0624871 B2 JPH0624871 B2 JP H0624871B2
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
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- B41J2/185—Ink-collectors; Ink-catchers
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 従来の技術 本発明は、一般的にはインクジエツト印字および作図の
方法および装置に関し、特に本発明は、高解像度のイン
クジエツトカラー印字および作図の分野に関する。
方法および装置に関し、特に本発明は、高解像度のイン
クジエツトカラー印字および作図の分野に関する。
この10年間に、産業上のマーカ、プリンタ、およびコ
ンピユータのカラーハードコピー出力装置などの記録装
置における、電気的に制御可能なインクジエツトの使用
は著しく増加した。従来、主として2つの異なる方法が
発展せしめられてきている。すなわち要求対応滴発射法
(drop on demand methods)お
よび連続インクジエツト使用法である。両方法とも、文
字数字の印字およびコンピユータによつてしばしばカラ
ーで発生せしめられる図および画像の印刷の双方に使用
されてきた。インクジエツトはまた、フアクシミリ送信
の分野においても用いられてきた。
ンピユータのカラーハードコピー出力装置などの記録装
置における、電気的に制御可能なインクジエツトの使用
は著しく増加した。従来、主として2つの異なる方法が
発展せしめられてきている。すなわち要求対応滴発射法
(drop on demand methods)お
よび連続インクジエツト使用法である。両方法とも、文
字数字の印字およびコンピユータによつてしばしばカラ
ーで発生せしめられる図および画像の印刷の双方に使用
されてきた。インクジエツトはまた、フアクシミリ送信
の分野においても用いられてきた。
インクジエツト印刷の方法に関する集中的研究の結果、
印刷の品質はこの数年間に著しく改善された。印刷の品
質が改善されたのは、特にカラー画像を紙または透明部
材上に印刷するコンピユータ制御式インクジエツトプロ
ツタにおいてであり、この場合の最終的な目標は、良質
なカラー写真の画像品質に本質的に等しい画像品質を得
ることである。しかし、この最終目標を達成するための
努力は、要求対応滴発射法および多くの連続ジエツト法
が本質的にデイジタル的方法である、すなわち、画像の
それぞれの画像要求(絵素)に滴を与えるか、または与
えないようになつていることにより、制約を受ける。
印刷の品質はこの数年間に著しく改善された。印刷の品
質が改善されたのは、特にカラー画像を紙または透明部
材上に印刷するコンピユータ制御式インクジエツトプロ
ツタにおいてであり、この場合の最終的な目標は、良質
なカラー写真の画像品質に本質的に等しい画像品質を得
ることである。しかし、この最終目標を達成するための
努力は、要求対応滴発射法および多くの連続ジエツト法
が本質的にデイジタル的方法である、すなわち、画像の
それぞれの画像要求(絵素)に滴を与えるか、または与
えないようになつていることにより、制約を受ける。
これらのプロツタは、4色のインク(マゼンタ、黄、シ
アン、黒)のみを用いる。従つて、これらの色の相異な
る組合せによつては、それぞれの絵素内に極めて限られ
た範囲の色合いしか印刷できない。この制約は、「Co
mputer Graphics and Image
Processing」、NO.5、1976、pp1
3−40にJarvis,Judice,およびNin
keにより説明されている、いわゆるデイザ技術(di
ther technique)によつて回避された。
Jarvis外によるこの論文においては、画像は多数
の正方形マトリツクスに分割され、それぞれのマトリツ
クスはある数の絵素を含んでいる。代表的なマトリツク
スの大きさは4×4または8×8絵素であり、すなわ
ち、それぞれの行に4絵素、それぞれの列に4絵素が含
まれている。従つて、それぞれの絵素はマトリツクスの
面積の1/16の面積を有する。相異なる色合いは、それぞ
れのマトリツクス内の相異なる数の絵素をインクで満た
すことによつて得られる。すなわち、4×4マトリツク
スを用いれば相異なる16の色合いと白(無色)が得ら
れ、8×8マトリツクスを用いれば64の色合いと白が
得られる。このマトリツクス法による色合いの発生はい
くつかの方法によつて行なわれ、例えば規則的デイザ、
デイジタル中間階調、および不規則的デイザ、の各アル
ゴリズムが用いられる。しかし、インク滴の寸法が比較
的大きいために、これらの方法のすべてが粗い画像を作
ることになり、その画像の粗さは、マトリツクスの反復
パターンが肉眼によつて明瞭に見分けられるか、または
少なくとも出来上つたカラー印刷中に強度の極めて明瞭
な粒子性が肉眼によつて認識されうる程度になる。
アン、黒)のみを用いる。従つて、これらの色の相異な
る組合せによつては、それぞれの絵素内に極めて限られ
た範囲の色合いしか印刷できない。この制約は、「Co
mputer Graphics and Image
Processing」、NO.5、1976、pp1
3−40にJarvis,Judice,およびNin
keにより説明されている、いわゆるデイザ技術(di
ther technique)によつて回避された。
Jarvis外によるこの論文においては、画像は多数
の正方形マトリツクスに分割され、それぞれのマトリツ
クスはある数の絵素を含んでいる。代表的なマトリツク
スの大きさは4×4または8×8絵素であり、すなわ
ち、それぞれの行に4絵素、それぞれの列に4絵素が含
まれている。従つて、それぞれの絵素はマトリツクスの
面積の1/16の面積を有する。相異なる色合いは、それぞ
れのマトリツクス内の相異なる数の絵素をインクで満た
すことによつて得られる。すなわち、4×4マトリツク
スを用いれば相異なる16の色合いと白(無色)が得ら
れ、8×8マトリツクスを用いれば64の色合いと白が
得られる。このマトリツクス法による色合いの発生はい
くつかの方法によつて行なわれ、例えば規則的デイザ、
デイジタル中間階調、および不規則的デイザ、の各アル
ゴリズムが用いられる。しかし、インク滴の寸法が比較
的大きいために、これらの方法のすべてが粗い画像を作
ることになり、その画像の粗さは、マトリツクスの反復
パターンが肉眼によつて明瞭に見分けられるか、または
少なくとも出来上つたカラー印刷中に強度の極めて明瞭
な粒子性が肉眼によつて認識されうる程度になる。
マトリツクス法による画像の品質は、それぞれの絵素内
のカラー濃度がもし連続的に変化せしめられうれば、著
しく改善できる。もしマトリツクスを作る絵素が0.1
×0.1mmより小さければ、補助器具を用いない肉眼は
通常の20cmの視距離においてこれらの絵素を解像する
ことはできない。従つて、1mmにつき8個ないし10個
のこのような連続濃度絵素を用いて作られた画像は、補
助器具を使用しない肉眼で見た場合には、高品質のカラ
ー写真によつて代表されるような真に連続的な階調の画
像と同様に見える。0.1×0.1mmより小さい絵素が
連続的に見えるという事実は、オフセツトまたはグラビ
ヤ版を用いた通常の高品質カラー印刷に利用されてお
り、これらの場合、1mmあたり6ないし8(1インチあ
たり160ないし200)絵素の絵素密度が使用され、
これらの方法においては、それぞれの絵素点の大きさ、
すなわちそれぞれの絵素に付着せしめられるインクの量
を変化させることによつて色合いが発生せしめられる。
のカラー濃度がもし連続的に変化せしめられうれば、著
しく改善できる。もしマトリツクスを作る絵素が0.1
×0.1mmより小さければ、補助器具を用いない肉眼は
通常の20cmの視距離においてこれらの絵素を解像する
ことはできない。従つて、1mmにつき8個ないし10個
のこのような連続濃度絵素を用いて作られた画像は、補
助器具を使用しない肉眼で見た場合には、高品質のカラ
ー写真によつて代表されるような真に連続的な階調の画
像と同様に見える。0.1×0.1mmより小さい絵素が
連続的に見えるという事実は、オフセツトまたはグラビ
ヤ版を用いた通常の高品質カラー印刷に利用されてお
り、これらの場合、1mmあたり6ないし8(1インチあ
たり160ないし200)絵素の絵素密度が使用され、
これらの方法においては、それぞれの絵素点の大きさ、
すなわちそれぞれの絵素に付着せしめられるインクの量
を変化させることによつて色合いが発生せしめられる。
発明の目的と要約 本発明の主要目的は、本質的に、オフセツトおよびグラ
ビヤ印刷に用いられている方法をインクジエツト印刷に
適用することによつて、インクジエツトカラー印刷の画
像品質および解像度を飛躍的に改善することである。
ビヤ印刷に用いられている方法をインクジエツト印刷に
適用することによつて、インクジエツトカラー印刷の画
像品質および解像度を飛躍的に改善することである。
本発明の中心的着想は、それぞれの絵素内にインクジエ
ツトにより付着せしめられるインクの量を制御すること
にある。インクのこの制御は、Hertzによる米国特
許第3,916,421号に述べられているような、電
気的に変調される連続的インクジエツトを用いることに
よつて行なわれる。インクと滴形成点を取巻く制御電極
との間に印加される電気信号電圧により、連続ジエツト
から発生する滴は置電せしめられるか、帯電せしめられ
ないかのいずれかになる。これらの滴が後に電界内を通
過する時、帯電せしめられた滴はキヤツチヤ内へ偏向せ
しめられ、また帯電せしめられなかつた滴は偏向せしめ
られずに記録紙上へ進む。
ツトにより付着せしめられるインクの量を制御すること
にある。インクのこの制御は、Hertzによる米国特
許第3,916,421号に述べられているような、電
気的に変調される連続的インクジエツトを用いることに
よつて行なわれる。インクと滴形成点を取巻く制御電極
との間に印加される電気信号電圧により、連続ジエツト
から発生する滴は置電せしめられるか、帯電せしめられ
ないかのいずれかになる。これらの滴が後に電界内を通
過する時、帯電せしめられた滴はキヤツチヤ内へ偏向せ
しめられ、また帯電せしめられなかつた滴は偏向せしめ
られずに記録紙上へ進む。
もし、ジエツトの直径が、例えば約10μmというよう
に小さく、その速度が約40m/sであるならば、単一
インク滴によつて紙の上に生ずるマークが肉眼によつて
検出しえないほぼに、滴は小さくなる。従つて、前述の
マトリツクスカラー法によつて絵素を印刷するために
は、それぞれの絵素内に約30滴のインクを付着せしめ
なくてはならない。これは、30滴の発生中において電
気的制御信号を0ボルトに保ち、それらの滴の電荷を0
にして、それらが偏向されずに紙へ送られるようにすれ
ば実現される。本明細書においては今後、この電気信号
をプリントパルスと呼ぶことにする。もし毎秒発生せし
められる滴数が一定であるならば、明らかにプリントパ
ルスの長さすなわち持続時間tpは、紙上へ送られる滴
列の形式をもつた滴の数を決定する。
に小さく、その速度が約40m/sであるならば、単一
インク滴によつて紙の上に生ずるマークが肉眼によつて
検出しえないほぼに、滴は小さくなる。従つて、前述の
マトリツクスカラー法によつて絵素を印刷するために
は、それぞれの絵素内に約30滴のインクを付着せしめ
なくてはならない。これは、30滴の発生中において電
気的制御信号を0ボルトに保ち、それらの滴の電荷を0
にして、それらが偏向されずに紙へ送られるようにすれ
ば実現される。本明細書においては今後、この電気信号
をプリントパルスと呼ぶことにする。もし毎秒発生せし
められる滴数が一定であるならば、明らかにプリントパ
ルスの長さすなわち持続時間tpは、紙上へ送られる滴
列の形式をもつた滴の数を決定する。
もし、例えば、絵素に最大カラー濃度を発生させるため
に30滴のインクが必要ならば、その色の薄い色合い
は、その絵素内にもつと少ない数の滴を付着させること
によつて発生せしめうる。実際に、もし電気的プリント
パルスの長さを制御することによつて絵素に付着せしめ
られる適数を正確に決定しうるものとすれば、それによ
つて、それぞれの絵素内に30の色合いと白(無色)と
を発生せしめうる。その場合は上述の方法により、それ
ぞれの絵素における色の彩度を、通常のオフセツトまた
はグラビヤ印刷の場合のように、本質的に連続的に変化
せしめうる。
に30滴のインクが必要ならば、その色の薄い色合い
は、その絵素内にもつと少ない数の滴を付着させること
によつて発生せしめうる。実際に、もし電気的プリント
パルスの長さを制御することによつて絵素に付着せしめ
られる適数を正確に決定しうるものとすれば、それによ
つて、それぞれの絵素内に30の色合いと白(無色)と
を発生せしめうる。その場合は上述の方法により、それ
ぞれの絵素における色の彩度を、通常のオフセツトまた
はグラビヤ印刷の場合のように、本質的に連続的に変化
せしめうる。
本発明の原理は、比較的簡単に見え、また事実簡単なの
であるが、実際にこれを実行することは極めて困難であ
る。第1に、滴の直径が極めて小さくなくてはならず、
かつ滴発生速度が比較的高速度で、しかも本質的に一定
していなければならない。第2図に、極めて小さい滴は
大きい空気抵抗を受けるために、個々の滴のみならず、
滴のグループも、それらが、紙に到達するまでの経路上
において合体することになり、それによつて特に薄い色
合いの場合に容易に認めうる粒子性を与えることにな
る。最後に、同じ理由から、すなわち上述のように合体
が起こるので、滴が不明確な電荷をもたないようにしな
ければならない。
であるが、実際にこれを実行することは極めて困難であ
る。第1に、滴の直径が極めて小さくなくてはならず、
かつ滴発生速度が比較的高速度で、しかも本質的に一定
していなければならない。第2図に、極めて小さい滴は
大きい空気抵抗を受けるために、個々の滴のみならず、
滴のグループも、それらが、紙に到達するまでの経路上
において合体することになり、それによつて特に薄い色
合いの場合に容易に認めうる粒子性を与えることにな
る。最後に、同じ理由から、すなわち上述のように合体
が起こるので、滴が不明確な電荷をもたないようにしな
ければならない。
従つて、本発明は、それぞれの絵素内に付着せしめられ
る滴数を制御することを目的とする。本発明において、
この目的は、下記の諸特徴の少なくとも1つまたはそれ
以上、または下記の諸機能または諸特徴のいずれか、ま
たは全ての組合せを実現することによつて達成される。
る滴数を制御することを目的とする。本発明において、
この目的は、下記の諸特徴の少なくとも1つまたはそれ
以上、または下記の諸機能または諸特徴のいずれか、ま
たは全ての組合せを実現することによつて達成される。
a. ジエツトの直径を小さく、かつその速度を大きく
して、高い滴発生速度が保証されるようにしなければな
らない。
して、高い滴発生速度が保証されるようにしなければな
らない。
b. ジエツトの滴形成のために超音波励振法を用い
て、高速かつ一定の滴発生速度を確実に実現し、滴の直
径を減少せしめ、かつ全ての滴が本質的に互いに等しい
直径を有するように滴を発生せしめ、それによつて、等
しい大きさの滴は等しい空気抵抗を受ける結果ノズルか
ら紙までの通過時間が本質的に等しくなることに基づ
き、滴の合体傾向を減少せしめなくてはならない。
て、高速かつ一定の滴発生速度を確実に実現し、滴の直
径を減少せしめ、かつ全ての滴が本質的に互いに等しい
直径を有するように滴を発生せしめ、それによつて、等
しい大きさの滴は等しい空気抵抗を受ける結果ノズルか
ら紙までの通過時間が本質的に等しくなることに基づ
き、滴の合体傾向を減少せしめなくてはならない。
c. 紙に到達すべき滴を同種電荷でわずかに帯電せし
めることによつて、それらの間に反発力を与え、さらに
諸滴または滴の諸グループの合体傾向を妨げる。
めることによつて、それらの間に反発力を与え、さらに
諸滴または滴の諸グループの合体傾向を妨げる。
d. 通常は紙である記録媒体に到達する滴数を決定す
る電気的プリントパルスの長さは、もちろん連続的に変
化せしめうる。これもまた画像の粒子性の原因になりが
ちであるが、これを回避するためには、適切な電子回路
を用いることにより信号の長さを調節して、fを滴形成
周波数、nを比n/fがもとの信号の長さに近くなるよ
うに選択された整数とするとき、信号の長さをn/fに
等しくなるようにし、さらに、プリントパルスの開始を
b項に述べた超音波励振の適切な位相に同期せしめれば
よい。
る電気的プリントパルスの長さは、もちろん連続的に変
化せしめうる。これもまた画像の粒子性の原因になりが
ちであるが、これを回避するためには、適切な電子回路
を用いることにより信号の長さを調節して、fを滴形成
周波数、nを比n/fがもとの信号の長さに近くなるよ
うに選択された整数とするとき、信号の長さをn/fに
等しくなるようにし、さらに、プリントパルスの開始を
b項に述べた超音波励振の適切な位相に同期せしめれば
よい。
e. ノズルから記録紙に向かつてジエツトの軸に沿い
空気流を送り、滴が受ける空気抵抗を減少せしめるか、
または本質的に無くしてしまう。
空気流を送り、滴が受ける空気抵抗を減少せしめるか、
または本質的に無くしてしまう。
f. ジエツトに近接する空間を、少なくとも部分的に
真空化し、さらに空気抵抗を減少せしめることによつて
画像の粒子性を一層減少せしめる。
真空化し、さらに空気抵抗を減少せしめることによつて
画像の粒子性を一層減少せしめる。
本発明の他の多くの利点、特徴、および他の諸目的は、
本技術分野に精通した者ならば、本発明の原理を用いた
実施例に関する以下の詳細な説明と添付図面とを参照す
ることにより明らかに知りうるはずである。
本技術分野に精通した者ならば、本発明の原理を用いた
実施例に関する以下の詳細な説明と添付図面とを参照す
ることにより明らかに知りうるはずである。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明において使用しうる電極装置の側面図
である。
である。
第2図は、インクジエツトの制御に用いられる電気信号
の時間的変化を示す。
の時間的変化を示す。
第3図は、第2図と同様の図であるが、電圧が+20か
ら+150ボルトまでではなく、−20から+150ボ
ルトまで変化しているところが異なる。
ら+150ボルトまでではなく、−20から+150ボ
ルトまで変化しているところが異なる。
第4図は、本発明の実施例を実現するために用いられる
電気回路のブロツク図を示す。
電気回路のブロツク図を示す。
第5図は、プリントパルスの変換を示す。
第6図は、本発明のもう1つの実施例のブロツク図を示
す。
す。
実施例 本発明の方法および装置は、Hermanrudおよび
HertzによりJournal of Appl.P
hotogr.Eng.5 NO.4(1979)に説明
され、ドラムプロツタに用いられてきた従来の連続ジエ
ツト制御装置とは極めて異なる電極装置を用いることに
よつて実現される。しかし、本発明を説明する際には、
米国特許第3,916,421号に説明され、また第1
図に示されている、単一ジエツトと共用される電極装置
を簡単であるために利用することにする。第1図におい
て、インクジエツト11は高圧のもとにノズル1から出
て、制御電極2の内側の滴形成点11aにおいて、滴列
11bに分裂する。通常は帯電されていない滴の列11
bは、一直線上を、すなわち最初の軸に沿つて、ドラム
プロツタ(図示されていない)の回転ドラム4上に取付
けられた記録媒体すなわち紙3に向かつて進む。ノズル
1から紙3へ進む途中で、滴11bは、負に帯電せしめ
られた高電圧電極5と、制御電極2の下部2aとの間に
作られた横断方向の電界を通過する。
HertzによりJournal of Appl.P
hotogr.Eng.5 NO.4(1979)に説明
され、ドラムプロツタに用いられてきた従来の連続ジエ
ツト制御装置とは極めて異なる電極装置を用いることに
よつて実現される。しかし、本発明を説明する際には、
米国特許第3,916,421号に説明され、また第1
図に示されている、単一ジエツトと共用される電極装置
を簡単であるために利用することにする。第1図におい
て、インクジエツト11は高圧のもとにノズル1から出
て、制御電極2の内側の滴形成点11aにおいて、滴列
11bに分裂する。通常は帯電されていない滴の列11
bは、一直線上を、すなわち最初の軸に沿つて、ドラム
プロツタ(図示されていない)の回転ドラム4上に取付
けられた記録媒体すなわち紙3に向かつて進む。ノズル
1から紙3へ進む途中で、滴11bは、負に帯電せしめ
られた高電圧電極5と、制御電極2の下部2aとの間に
作られた横断方向の電界を通過する。
いまもし、増幅器6を経て制御電極2に正の制御電圧が
印加され、一方インクが電極7を経て接地されていれ
ば、滴形成点に電界が作られることにより、滴形成点1
1aにおいて形成される滴11cのそれぞれは負電荷を
与えられる。この電荷のために、これらの滴11cはキ
ヤツチヤ8内へ偏向せしめられ、記録紙3へは到達しえ
ない。全ての滴11cをキヤツチヤ8内へ落とすための
正電圧レベルから制御電圧を減少させて行くと、滴11
cを紙3に到達させるような、もつと小さい正電圧に達
する。従つて、第1図から明らかなように、電極2に印
加される信号電圧すなわちプリントパルスがゼロである
か、または制御電圧のカツトオフ点より小である時間の
長さは、記録紙3に達する滴11cの数を決定する。す
なわち、正電圧が小さい期間内に形成された滴11c
は、帯電されていないか、または十分には帯電されてい
ないので、偏向電極5上の電荷によつてキヤツチヤ8内
へ偏向せしめられることはない。
印加され、一方インクが電極7を経て接地されていれ
ば、滴形成点に電界が作られることにより、滴形成点1
1aにおいて形成される滴11cのそれぞれは負電荷を
与えられる。この電荷のために、これらの滴11cはキ
ヤツチヤ8内へ偏向せしめられ、記録紙3へは到達しえ
ない。全ての滴11cをキヤツチヤ8内へ落とすための
正電圧レベルから制御電圧を減少させて行くと、滴11
cを紙3に到達させるような、もつと小さい正電圧に達
する。従つて、第1図から明らかなように、電極2に印
加される信号電圧すなわちプリントパルスがゼロである
か、または制御電圧のカツトオフ点より小である時間の
長さは、記録紙3に達する滴11cの数を決定する。す
なわち、正電圧が小さい期間内に形成された滴11c
は、帯電されていないか、または十分には帯電されてい
ないので、偏向電極5上の電荷によつてキヤツチヤ8内
へ偏向せしめられることはない。
本発明の実際の実施例においては、インクジエツト11
は10μmの直径を有し、40m/sの速度が用いられ
る。このようなジエツトは、滴形成点11aにおいて毎
秒約106個の滴11cを形成する。もし、ドラムプロ
ツタのドラム4が3.3m/sの表面速度で回転してお
り、絵素(画像要素)の大きさが0.1×0.1mmなら
ば、1絵素の印刷に要する時間は約30μsとなる。3
0μsの時間内には30滴が形成されるので、この30
μs間に制御電極2に印加される制御電圧がゼロである
か、またはプリントカツトオフ電圧より小であれば、こ
れらの30滴は全てある1絵素内に付着せしめられる。
これによつて、この絵素内には最大の色濃度が発生す
る。もしプリントパルスの持続時間が30μsより短け
れば、絵素内には30個より少ない滴が付着し、このよ
うにして、実際の滴数、従つて、絵素の色濃度は、プリ
ントパルスすなわち制御電圧の持続時間すなわち長さに
よる。従つて、プリントパルスの長さを制御すれば、記
録紙3上に生じる画像の各絵素における色の濃度または
彩度が制御される。Journal of Appl.
Photogr.Eng.5 NO.4(1979)にH
ermanrudおよびHertzにより説明されてい
るように、相異なる色を有する複数の、通常は3個また
は4個あるいはそれ以上の、ジエツト1をドラムプロツ
タ装置上に並べて配置することができるので、それぞれ
の絵素における色相および色濃度を連続的に変えうる場
合は、完全なカラー画像を得ることができる。
は10μmの直径を有し、40m/sの速度が用いられ
る。このようなジエツトは、滴形成点11aにおいて毎
秒約106個の滴11cを形成する。もし、ドラムプロ
ツタのドラム4が3.3m/sの表面速度で回転してお
り、絵素(画像要素)の大きさが0.1×0.1mmなら
ば、1絵素の印刷に要する時間は約30μsとなる。3
0μsの時間内には30滴が形成されるので、この30
μs間に制御電極2に印加される制御電圧がゼロである
か、またはプリントカツトオフ電圧より小であれば、こ
れらの30滴は全てある1絵素内に付着せしめられる。
これによつて、この絵素内には最大の色濃度が発生す
る。もしプリントパルスの持続時間が30μsより短け
れば、絵素内には30個より少ない滴が付着し、このよ
うにして、実際の滴数、従つて、絵素の色濃度は、プリ
ントパルスすなわち制御電圧の持続時間すなわち長さに
よる。従つて、プリントパルスの長さを制御すれば、記
録紙3上に生じる画像の各絵素における色の濃度または
彩度が制御される。Journal of Appl.
Photogr.Eng.5 NO.4(1979)にH
ermanrudおよびHertzにより説明されてい
るように、相異なる色を有する複数の、通常は3個また
は4個あるいはそれ以上の、ジエツト1をドラムプロツ
タ装置上に並べて配置することができるので、それぞれ
の絵素における色相および色濃度を連続的に変えうる場
合は、完全なカラー画像を得ることができる。
本発明の原理、すなわちそれぞれの絵素内に付着せしめ
られる滴数を制御することによつて、それぞれの絵素に
おける色濃度を変化せしめるという原理は簡単である
が、その実現には多くの困難が伴う。まず、ほぼ連続的
に変化する色濃度を発生させるためには、滴の発生速度
をできるだけ大きくしなければならない。大きい滴発生
速度は、小さいノズル1を用いることによつて高速度の
ジエツト11を生ぜしめれば実現できる。手紙の大きさ
の画像に対しては、ノズルの寸法は約10μm、ジエツ
ト11の速度は約40m/sであるべきである。さら
に、第1図に例示されているように、発振器9およびト
ランスジユーサ10によつて発生せしめられる超音波振
動をノズル1に印加して滴形成過程を励振すれば、毎秒
形成される滴数を増加させることができる。この超音波
振動のもう1つの効果は、それぞれの滴11cの大きさ
を通常比較的一定にするので、滴の合体のような空気抵
抗の悪影響を減少せしめることである。上述の10μm
のジエツトにおいて、1および1.5MHz(メガヘル
ツ)の間の超音波周波数は、毎秒106ないし1.5×
106滴を発生せしめる。従つて、ジエツト11を超音
波振動によつて励振することは有利である。
られる滴数を制御することによつて、それぞれの絵素に
おける色濃度を変化せしめるという原理は簡単である
が、その実現には多くの困難が伴う。まず、ほぼ連続的
に変化する色濃度を発生させるためには、滴の発生速度
をできるだけ大きくしなければならない。大きい滴発生
速度は、小さいノズル1を用いることによつて高速度の
ジエツト11を生ぜしめれば実現できる。手紙の大きさ
の画像に対しては、ノズルの寸法は約10μm、ジエツ
ト11の速度は約40m/sであるべきである。さら
に、第1図に例示されているように、発振器9およびト
ランスジユーサ10によつて発生せしめられる超音波振
動をノズル1に印加して滴形成過程を励振すれば、毎秒
形成される滴数を増加させることができる。この超音波
振動のもう1つの効果は、それぞれの滴11cの大きさ
を通常比較的一定にするので、滴の合体のような空気抵
抗の悪影響を減少せしめることである。上述の10μm
のジエツトにおいて、1および1.5MHz(メガヘル
ツ)の間の超音波周波数は、毎秒106ないし1.5×
106滴を発生せしめる。従つて、ジエツト11を超音
波振動によつて励振することは有利である。
それぞれの絵素内に正確に同じ色濃度を発生させようと
するときに直面する困難の1つは、滴形成点11aから
記録紙3へ向かつての飛行中に受ける空気抵抗のため
に、滴11cまたは滴の諸グループが合体する傾向を有
することによつて作りだされる。このような合体が起こ
ると、紙がほぼ一定の速度で移動しているのに、滴11
cは紙3に対して不規則的な速度で到達することになる
ので、記録紙3上において滴がわずかに誤つた位置に達
する。このわずかな位置の誤りのために、特に薄い色合
いの場合にある量の粒子性が発生する。
するときに直面する困難の1つは、滴形成点11aから
記録紙3へ向かつての飛行中に受ける空気抵抗のため
に、滴11cまたは滴の諸グループが合体する傾向を有
することによつて作りだされる。このような合体が起こ
ると、紙がほぼ一定の速度で移動しているのに、滴11
cは紙3に対して不規則的な速度で到達することになる
ので、記録紙3上において滴がわずかに誤つた位置に達
する。このわずかな位置の誤りのために、特に薄い色合
いの場合にある量の粒子性が発生する。
滴の合体は、第2図および第3図に示されているよう
な、ゼロとわずかに異なる電圧をプリントパルス20お
よび22として用いることによつて、部分的に回避され
る。第2図においては、制御電極2に印加される電圧
は、+20および+150ボルトの間でスイツチされ、
紙3上に入射する滴11cの数はパルスの幅に直接関係
する。もし電圧が+150ボルトであれば、適11cは
強く正に帯電され、従って本質的に全ての滴11cはキ
ヤツチヤ8内へ偏向せしめられる。しかし、もしプリン
トパルス20の電圧(制御電圧の負方向に向かつている
部分)が20ボルトしかなければ、滴11cはわずかに
帯電されるのみなので、高電圧電極に印加された−20
00ボルトによつて作り出された横断方向の電界内にお
けるそれらの滴の偏向は小さくなり、それらはキヤツチ
ヤブレード8の上方を通過して、記録紙3に達しうるよ
うになる。滴11cは、比較的小さい正電荷によつて互
いに反発し合うので、滴の合体傾向は減少する。代わり
に、第3図に示されているように、プリントパルス22
の電圧を−20ボルトとし、「オフ」電圧すなわちプリ
ントカツトオフ制御電圧を+150ボルトとしても、同
じ結果が得られる。本技術分野に精通している者にとつ
ては明らかなように、以上に与えた電圧は使用可能な電
圧の単なる例に過ぎず、これらの電圧は広い範囲内で変
化させることができる。さらに、例えば+20ボルトの
直流オフセツト電圧を電極7に印加し、例えば0ボルト
から+150ボルトまで変化する制御信号を制御電極2
に用いても、同じ効果をあげることができる。制御信号
はまた、米国特許第3,737,194号に述べられて
いるように、電極7に印加することもできる。
な、ゼロとわずかに異なる電圧をプリントパルス20お
よび22として用いることによつて、部分的に回避され
る。第2図においては、制御電極2に印加される電圧
は、+20および+150ボルトの間でスイツチされ、
紙3上に入射する滴11cの数はパルスの幅に直接関係
する。もし電圧が+150ボルトであれば、適11cは
強く正に帯電され、従って本質的に全ての滴11cはキ
ヤツチヤ8内へ偏向せしめられる。しかし、もしプリン
トパルス20の電圧(制御電圧の負方向に向かつている
部分)が20ボルトしかなければ、滴11cはわずかに
帯電されるのみなので、高電圧電極に印加された−20
00ボルトによつて作り出された横断方向の電界内にお
けるそれらの滴の偏向は小さくなり、それらはキヤツチ
ヤブレード8の上方を通過して、記録紙3に達しうるよ
うになる。滴11cは、比較的小さい正電荷によつて互
いに反発し合うので、滴の合体傾向は減少する。代わり
に、第3図に示されているように、プリントパルス22
の電圧を−20ボルトとし、「オフ」電圧すなわちプリ
ントカツトオフ制御電圧を+150ボルトとしても、同
じ結果が得られる。本技術分野に精通している者にとつ
ては明らかなように、以上に与えた電圧は使用可能な電
圧の単なる例に過ぎず、これらの電圧は広い範囲内で変
化させることができる。さらに、例えば+20ボルトの
直流オフセツト電圧を電極7に印加し、例えば0ボルト
から+150ボルトまで変化する制御信号を制御電極2
に用いても、同じ効果をあげることができる。制御信号
はまた、米国特許第3,737,194号に述べられて
いるように、電極7に印加することもできる。
前述のように、適付着位置の不規則性は、画像の粒子性
の原因になる。このような粒子性はまた、それぞれの絵
素内に付着する滴数が、一定の色濃度の領域において不
規則的に変動した場合にも生じる。このことは特に、1
絵素につきわずかに1ないし5滴の薄い色合いの場合
に、いえることである。プリントパルスの長さ、すなわ
ち持続時間を、段階的ではなく連続的に変化させること
ができ、かつ/または、パルス20または22がジエツ
ト11の滴形成過程と同期されない場合には、(特に低
滴数のときに)特定のパルス持続時間に対し絵素毎の滴
数の変動が起こることは明らかであり、この状況は、滴
11cの帯電中に起こるいわゆる「履歴性効果」によつ
てさらに悪化する。この問題は、いくつかの方法によつ
て回避されうるが、その2つ以下に述べる。
の原因になる。このような粒子性はまた、それぞれの絵
素内に付着する滴数が、一定の色濃度の領域において不
規則的に変動した場合にも生じる。このことは特に、1
絵素につきわずかに1ないし5滴の薄い色合いの場合
に、いえることである。プリントパルスの長さ、すなわ
ち持続時間を、段階的ではなく連続的に変化させること
ができ、かつ/または、パルス20または22がジエツ
ト11の滴形成過程と同期されない場合には、(特に低
滴数のときに)特定のパルス持続時間に対し絵素毎の滴
数の変動が起こることは明らかであり、この状況は、滴
11cの帯電中に起こるいわゆる「履歴性効果」によつ
てさらに悪化する。この問題は、いくつかの方法によつ
て回避されうるが、その2つ以下に述べる。
一定の色濃度の領域においては、それぞれの絵素内に付
着する滴数の制御を行なう全てのプリントパルス20ま
たは22は、本質的に同じ長さ、すなわち持続時間をも
たなければならない。上述のように、プリントパルスと
滴形成との間に同期関係がなければ、一定持続時間のプ
リントパルスは、それぞれの絵素内に付着する滴数の、
ある不規則的な変動を阻止することができない。すなわ
ち、正確に同数の滴11cは、必ずしも付着しない。し
かし、この変動は、プリントパルス20または22の持
続時間tpが不連続的に段階的にのみ変化することがで
き、nを絵素内に付着せしめられるべき滴数に等しい整
数とし、fをノズル1および発振器9の組合せによつて
発生せしめられる毎秒の滴数で表わされた滴形成周波数
とするとき、tp=n/fとなつていれば、避けること
ができる。すなわち、プリントパルスの幅は連続的に変
化するのではなく、n/fに関連する時間幅をもつた増
分的段階ずつ変化するようにするのである。第4図は、
パルス幅の段階的増分を実際に制御するための電気回路
のブロツク図である。第5図は、さらにわかりやすくす
るために、第4図に用いられているパルスのあるものの
タイミング図を示している。それぞれのパルスA,B,
C,Dは、第4図に指示された場所において測定される
ものである。
着する滴数の制御を行なう全てのプリントパルス20ま
たは22は、本質的に同じ長さ、すなわち持続時間をも
たなければならない。上述のように、プリントパルスと
滴形成との間に同期関係がなければ、一定持続時間のプ
リントパルスは、それぞれの絵素内に付着する滴数の、
ある不規則的な変動を阻止することができない。すなわ
ち、正確に同数の滴11cは、必ずしも付着しない。し
かし、この変動は、プリントパルス20または22の持
続時間tpが不連続的に段階的にのみ変化することがで
き、nを絵素内に付着せしめられるべき滴数に等しい整
数とし、fをノズル1および発振器9の組合せによつて
発生せしめられる毎秒の滴数で表わされた滴形成周波数
とするとき、tp=n/fとなつていれば、避けること
ができる。すなわち、プリントパルスの幅は連続的に変
化するのではなく、n/fに関連する時間幅をもつた増
分的段階ずつ変化するようにするのである。第4図は、
パルス幅の段階的増分を実際に制御するための電気回路
のブロツク図である。第5図は、さらにわかりやすくす
るために、第4図に用いられているパルスのあるものの
タイミング図を示している。それぞれのパルスA,B,
C,Dは、第4図に指示された場所において測定される
ものである。
第4図には、ジエツト11を発生するノズル1と、電極
装置2および5とが示されている。トランスジユーサ1
0を駆動する発振器9からの信号は、単安定マルチバイ
ブレータ12に印加され、このマルチバイブレータは、
その信号のそれぞれの振動において短い持続時間のパル
ス1つを発生する。これらのパルスは、調節可能な遅延
回路13を経て、サンプルホールド回路14に印加され
る。これらのパルスはAによつて指示されたパルスであ
り、第5図のタイミング図に示されている。
装置2および5とが示されている。トランスジユーサ1
0を駆動する発振器9からの信号は、単安定マルチバイ
ブレータ12に印加され、このマルチバイブレータは、
その信号のそれぞれの振動において短い持続時間のパル
ス1つを発生する。これらのパルスは、調節可能な遅延
回路13を経て、サンプルホールド回路14に印加され
る。これらのパルスはAによつて指示されたパルスであ
り、第5図のタイミング図に示されている。
多くの場合、それぞれの絵素内の色濃度を決定する情報
は、デイジタル形式でメモリ15内に記憶される。絵素
が印刷されようとする毎に、対応するデイジタル値がこ
のメモリから取出され、もう1つのサンプルホールド回
路16を経て、デイジタル−パルス幅すなわち持続時間
変換器17に印加される。メモリ15からのデイジタル
数を、この数に比例する持続時間tpを有するパルスに
変換する動作は、クロツク18によつて支配され、ドラ
ムプロツタの場合には、このクロツクは軸エンコーダパ
ルスから得られる。このようにして、それぞれの絵素に
対し、第5図のタイミング図Bに示されているようなプ
リントパルスが、デイジタル−パルス幅変換器17の出
力に発生する。
は、デイジタル形式でメモリ15内に記憶される。絵素
が印刷されようとする毎に、対応するデイジタル値がこ
のメモリから取出され、もう1つのサンプルホールド回
路16を経て、デイジタル−パルス幅すなわち持続時間
変換器17に印加される。メモリ15からのデイジタル
数を、この数に比例する持続時間tpを有するパルスに
変換する動作は、クロツク18によつて支配され、ドラ
ムプロツタの場合には、このクロツクは軸エンコーダパ
ルスから得られる。このようにして、それぞれの絵素に
対し、第5図のタイミング図Bに示されているようなプ
リントパルスが、デイジタル−パルス幅変換器17の出
力に発生する。
第4図に示されているように、出力パルスBはサンプル
ホールド回路14に印加される。サンプリングは、トラ
ンスジユーサ駆動信号から得られるパルスAによつて開
始されるので、サンプルホールド回路14からの出力パ
ルスCの幅は、常に駆動信号の周期の整数倍になる。換
言すれば、fを駆動信号の周波数とすると、パルス幅
(すなわち持続時間)は、n/fに等しくなる。ただ
し、nは整数であり、第5図のタイミング図Dに示され
ているように、1絵素あたりの滴数に等しい。色濃度が
一定の領域においてはnは一定であり、そのためにそれ
ぞれの絵素内に正確に同数の滴が付着せしめられる。も
し、同時に空気抵抗による滴の合体が防止されていれ
ば、すなわち滴11cが合体傾向を最小化するのに十分
な小さい正または負電荷を与えられていれば、この領域
内における粒子性の量は以上の方法によつて本質的に無
くされるか、または少なくとも著しく減少せしめられ
る。
ホールド回路14に印加される。サンプリングは、トラ
ンスジユーサ駆動信号から得られるパルスAによつて開
始されるので、サンプルホールド回路14からの出力パ
ルスCの幅は、常に駆動信号の周期の整数倍になる。換
言すれば、fを駆動信号の周波数とすると、パルス幅
(すなわち持続時間)は、n/fに等しくなる。ただ
し、nは整数であり、第5図のタイミング図Dに示され
ているように、1絵素あたりの滴数に等しい。色濃度が
一定の領域においてはnは一定であり、そのためにそれ
ぞれの絵素内に正確に同数の滴が付着せしめられる。も
し、同時に空気抵抗による滴の合体が防止されていれ
ば、すなわち滴11cが合体傾向を最小化するのに十分
な小さい正または負電荷を与えられていれば、この領域
内における粒子性の量は以上の方法によつて本質的に無
くされるか、または少なくとも著しく減少せしめられ
る。
1絵素あたりの滴数の不規則的の変動による粒子性は、
プリントパルスの開始、すなわち前縁を、滴形成機構の
適切な位相と同期させることによつて、さらに減少せし
められる。この同期は、例えば第6図に示されている回
路によつて実現される。第4図の場合と同様に、メモリ
15はデータ源として作用し、それぞれの絵素における
濃度のデイジタル値をサンプルホールド回路16を経て
デイジタル−パルス幅変換器17へ送る。この情報の流
れは、やはり、例えば軸エンコーダから得られるクロツ
ク18によつて支配される。しかし、それぞれのデイジ
タル−パルス幅変換サイクルの開始は、ここでは発振器
9から発生する駆動信号に同期せしめられる。この同期
は、単安定マルチバイブレータ12から発生する短いパ
ルスAによつて制御される。単安定装置からのこれらの
同期パルスは、適切な遅延回路13において適宜に遅延
せしめられる。もし必要ならばこの遅延は、第6図の位
置13aにおいて、滴形成過程を検出する適切な電子装
置によつて自動的に調節される。この遅延の後、同期パ
ルスはデイジタル−パルス幅変換サイクルを開始させる
のに用いられる。これによつて、プリントパルスの開始
は滴形成過程の同じ位相と常に一致するように保証され
る。電気的制御信号の滴形成過程に対する正確な同期は
困難であり、殊に小さいジエツトの場合にはそうであ
る。従つて、この同期の方法はやや実施が困難である。
プリントパルスの開始、すなわち前縁を、滴形成機構の
適切な位相と同期させることによつて、さらに減少せし
められる。この同期は、例えば第6図に示されている回
路によつて実現される。第4図の場合と同様に、メモリ
15はデータ源として作用し、それぞれの絵素における
濃度のデイジタル値をサンプルホールド回路16を経て
デイジタル−パルス幅変換器17へ送る。この情報の流
れは、やはり、例えば軸エンコーダから得られるクロツ
ク18によつて支配される。しかし、それぞれのデイジ
タル−パルス幅変換サイクルの開始は、ここでは発振器
9から発生する駆動信号に同期せしめられる。この同期
は、単安定マルチバイブレータ12から発生する短いパ
ルスAによつて制御される。単安定装置からのこれらの
同期パルスは、適切な遅延回路13において適宜に遅延
せしめられる。もし必要ならばこの遅延は、第6図の位
置13aにおいて、滴形成過程を検出する適切な電子装
置によつて自動的に調節される。この遅延の後、同期パ
ルスはデイジタル−パルス幅変換サイクルを開始させる
のに用いられる。これによつて、プリントパルスの開始
は滴形成過程の同じ位相と常に一致するように保証され
る。電気的制御信号の滴形成過程に対する正確な同期は
困難であり、殊に小さいジエツトの場合にはそうであ
る。従つて、この同期の方法はやや実施が困難である。
上述の方法および装置により、それぞれの絵素内のイン
ク滴数、従つて色濃度は、もし完全に正確に制御されな
いとしても、極めて正確に制御される。しかし、1絵素
あたりに使用しうる滴数が比較的小さく、前述のように
N=30である場合には、N+1段階の色濃度の変化し
か生ぜしめえない。もしNが小さく、例えば30なら
ば、この多少制限された数の濃度段階により画像内に容
易に輪郭を生じ、殊に色濃度の低い範囲においてそのよ
うになる。
ク滴数、従つて色濃度は、もし完全に正確に制御されな
いとしても、極めて正確に制御される。しかし、1絵素
あたりに使用しうる滴数が比較的小さく、前述のように
N=30である場合には、N+1段階の色濃度の変化し
か生ぜしめえない。もしNが小さく、例えば30なら
ば、この多少制限された数の濃度段階により画像内に容
易に輪郭を生じ、殊に色濃度の低い範囲においてそのよ
うになる。
この効果を避けるためには、濃度段階の数を増さなくて
はならない。もちろん、これは1絵素あたりの滴数を増
せば実現できるが、そのためには極めて小さい直径およ
び高速度、例えば3μmおよび50−100m/s、を
有するジエツトが要求される。しかし、信頼性のあるこ
のようなジエツトを作ることは困難なので、濃度段階の
数を増加させるための別の方法を以下に説明する。
はならない。もちろん、これは1絵素あたりの滴数を増
せば実現できるが、そのためには極めて小さい直径およ
び高速度、例えば3μmおよび50−100m/s、を
有するジエツトが要求される。しかし、信頼性のあるこ
のようなジエツトを作ることは困難なので、濃度段階の
数を増加させるための別の方法を以下に説明する。
1絵素内に付着せしめうる最大滴数をNと仮定する。す
ると、プリントパルスの持続時間tpを変化させること
により、実際に付着せしめられる滴数nはOとNとの間
で変化させることができ、nおよびNは整数である。従
つて、それぞれの絵素内にはN+1段階の濃度を発生さ
せることができる。すなわち、もしN=30ならば、3
0の色合いと白(無色)とを発生させることができる。
ると、プリントパルスの持続時間tpを変化させること
により、実際に付着せしめられる滴数nはOとNとの間
で変化させることができ、nおよびNは整数である。従
つて、それぞれの絵素内にはN+1段階の濃度を発生さ
せることができる。すなわち、もしN=30ならば、3
0の色合いと白(無色)とを発生させることができる。
この濃度段階の数は、絵素が極めて小さいという事実を
利用すれば、2N+1に増加させることができる。い
ま、2つの隣接した色濃度があるものと仮定し、その一
方が1絵素あたりn滴で発生せしめられ、他方が1絵素
あたりn+1滴で発生せしめられるものとする。印刷方
向における相次ぐ絵素上にnまたはn+1滴を交互に付
着せしめれば、これら2つの濃度段階の間に新しい色濃
度を作り出すことができる。これは、第4図および第6
図のデイジタル−パルス幅変換器17を適切に設計すれ
ば、容易に実現できる。
利用すれば、2N+1に増加させることができる。い
ま、2つの隣接した色濃度があるものと仮定し、その一
方が1絵素あたりn滴で発生せしめられ、他方が1絵素
あたりn+1滴で発生せしめられるものとする。印刷方
向における相次ぐ絵素上にnまたはn+1滴を交互に付
着せしめれば、これら2つの濃度段階の間に新しい色濃
度を作り出すことができる。これは、第4図および第6
図のデイジタル−パルス幅変換器17を適切に設計すれ
ば、容易に実現できる。
濃度段階数を最大滴数Nよりも大に増加させるこの方法
は、印刷方向における反復パターン内に2絵素より多く
の絵素を含ませることによつて、拡張することができ
る。例として、隣接する3つの絵素がnまたはn+1滴
を受けうる場合を考えてみる。この場合は、隣接する3
絵素のそれぞれに、n,n,n+1、またはn,n+
1,n+1滴を付着させることによつて、濃度段階nお
よびn+1の間に、2つの中間的濃度段階を作り出すこ
とができる。明らかに、この方法は、印刷方向に沿つて
隣接する4つ,5つ,またはそれ以上の絵素に対して拡
張することができる。また、濃度段階の数を増加させる
この方法は、n=0または1の場合、すなわち極めて薄
い色合いの場合に殊に重要になることを強調しておかな
くてはならない。
は、印刷方向における反復パターン内に2絵素より多く
の絵素を含ませることによつて、拡張することができ
る。例として、隣接する3つの絵素がnまたはn+1滴
を受けうる場合を考えてみる。この場合は、隣接する3
絵素のそれぞれに、n,n,n+1、またはn,n+
1,n+1滴を付着させることによつて、濃度段階nお
よびn+1の間に、2つの中間的濃度段階を作り出すこ
とができる。明らかに、この方法は、印刷方向に沿つて
隣接する4つ,5つ,またはそれ以上の絵素に対して拡
張することができる。また、濃度段階の数を増加させる
この方法は、n=0または1の場合、すなわち極めて薄
い色合いの場合に殊に重要になることを強調しておかな
くてはならない。
以上の説明において、滴11cまたは滴の諸グループが
記録紙3に向かう飛行中に合体するのを防止することの
重要性を指摘した。この合体は空気抵抗によるので、ジ
エツト軸付近の空間またはプロツト装置全体を、少なく
とも部分的に真空化すれば、この効果を回避しうること
は明らかである。あるいは、第1図においてノズル1か
ら記録紙3へ向かうジエツト11と同方向に、ジエツト
の速度とほぼ同じ速度を有する空気流をジエツト軸の近
くに発生せしめても、空気抵抗の効果を無くすか、また
は実質的に減少させることができる。
記録紙3に向かう飛行中に合体するのを防止することの
重要性を指摘した。この合体は空気抵抗によるので、ジ
エツト軸付近の空間またはプロツト装置全体を、少なく
とも部分的に真空化すれば、この効果を回避しうること
は明らかである。あるいは、第1図においてノズル1か
ら記録紙3へ向かうジエツト11と同方向に、ジエツト
の速度とほぼ同じ速度を有する空気流をジエツト軸の近
くに発生せしめても、空気抵抗の効果を無くすか、また
は実質的に減少させることができる。
上述の本発明は、1つまたはいくつかの色を用いる、1
つまたは複数のインクジエツトを制御するための別の電
極装置に対しても適用できることは明らかである。ま
た、本発明は、他のインクジエツト制御機構、すなわち
要求対応滴発射形または熱インクジエツト(バブルジエ
ツト)にも適用できる。本発明は、ドラム、平形ベツ
ド、または任意の種類の記録受容面上の他のプロツタに
よる単色の、または完全なカラー画像印刷に適用でき
る。さらに、本発明の適用範囲は画像の形成に限定され
るものではなく、本発明の以上の詳細な説明は単なる例
とみなされるべきものである。以上で本発明の説明を終
るが、本技術分野に精通した者にとつては明らかなよう
に、請求の範囲に定められた本発明の精神および範囲か
ら逸脱することなく、これに対してさまざまな改変を行
なうことができる。
つまたは複数のインクジエツトを制御するための別の電
極装置に対しても適用できることは明らかである。ま
た、本発明は、他のインクジエツト制御機構、すなわち
要求対応滴発射形または熱インクジエツト(バブルジエ
ツト)にも適用できる。本発明は、ドラム、平形ベツ
ド、または任意の種類の記録受容面上の他のプロツタに
よる単色の、または完全なカラー画像印刷に適用でき
る。さらに、本発明の適用範囲は画像の形成に限定され
るものではなく、本発明の以上の詳細な説明は単なる例
とみなされるべきものである。以上で本発明の説明を終
るが、本技術分野に精通した者にとつては明らかなよう
に、請求の範囲に定められた本発明の精神および範囲か
ら逸脱することなく、これに対してさまざまな改変を行
なうことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8306−2C B41J 3/04 101 A (56)参考文献 特開 昭52−154636(JP,A) 特開 昭59−131467(JP,A) 特開 昭60−157875(JP,A) 特開 昭59−207265(JP,A) 特開 昭51−17446(JP,A) 特公 昭55−45951(JP,B2)
Claims (5)
- 【請求項1】(イ) 記録媒体に向かって所定方向に進
み滴形成点に到達し、該滴形成点で滴列に分裂する少く
とも1つのインクジェットを発生する段階と、 (ロ) 前記滴の形成の時間と割合、従って、期間を制
御する段階と、 (ハ) 前記ジェットの進行方向と前記記録媒体との間
の相対的動きを発生する段階と、 (ニ) 前記滴形成点と前記記録媒体との間の前記滴の
経路を横断する偏向電界を発生する段階と、 (ホ) 前記滴形成点において形成される前記滴をプリ
ントパルスを含む電気信号によって選択的に帯電させる
段階と、但し、各プリントパルスの持続期間中に滴が獲
得した帯電状態は帯電状態を有する滴をして前記偏向電
界を介し前記記録媒体の対応する絵素領域に到達するこ
とを許し、他方、プリントパルスが存在しないときに発
生した滴は前記偏向電界と協働してそれらの滴が前記記
録媒体に到達することを妨げる別の帯電状態を獲得し、 (ヘ) 前記プリントパルスに対応する絵素領域に付着
さるべきインクの量の関数として各プリントパルスの持
続期間を制御する段階と、 を有するインクジェット印刷方法において、 各プリントパルスの持続期間を前記滴形成期間の整数倍
の刻みで制御することと、滴形成プロセスと各プリント
パルスの開始との間の時間関係を制御することとを組み
合せたことを特徴とする記録媒体の絵素領域上に可変量
のインクを付着するインクジェット印刷方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
て、前記プリントパルスが存在しない時に制御信号レベ
ルによって帯電された滴は記録媒体に到達するのが妨げ
られ、前記プリントパルスは、滴が記録媒体に到達する
のを許すが、しかし、隣接滴が合体しあう傾向を減少す
る低オフセット電圧を含むことを特徴とするインクジェ
ット印刷方法。 - 【請求項3】(イ) 記録媒体(3)に向って所定方向
に進み滴形成点に達し、該滴形成点で滴列に分裂する少
くとも1つのインクジェット(11)を発生する手段
(1)と、 (ロ) 前記滴の形成の時間と割合、従って、期間を制
御する手段(9,10)と、 (ハ) 前記ジェットの進行方向と前記記録媒体(3)
との間の相対的動きを発生する手段(4)と、 (ニ) 前記滴形成点と前記記録媒体との間の前記滴の
経路を横断する偏向電界を発生する手段(5)と、 (ホ) 前記滴形成点に位置して設けられた電極手段
(2)と、 (ヘ) 前記滴形成点で形成された滴を選択的に帯電さ
せるため前記電極手段(2)に電気信号を印加する回路
手段(6,17)と、但し、前記信号はプリントパルス
を含み、該プリントパルスは該プリントパルスが存在す
るときは、前記形成された滴が前記偏向電界を介して進
み前記記録媒体に到達することを許す第1の帯電状態を
前記滴をして達成せしめ、他方、前記信号に前記プリン
トパルスが存在しないときに形成された滴は該滴が前記
記録媒体に到達するのを妨げる遮断手段(8)に衝突す
ることを前記偏向電界と協働して引き起こす第2の帯電
状態を達成し、 (ト) 前記記録媒体の各プリントパルスに対応する絵
素領域に付着されるべきインクの量の関数として各プリ
ントパルスの持続期間を制御する手段(15,16,1
7)と、 を有するインクジェット印刷装置において、 各プリントパルスの持続期間を制御する前記手段は、前
記手段(9)に制御されてプリントパルスの持続期間が
前記滴形成期間の整数倍単位で変化するように滴形成期
間を制御する回路手段(14)を含むことを特徴とする
インクジェット印刷装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の装置におい
て、各プリントパルスの開始と前記滴形成プロセスとの
時間関係を制御する手段(13)が設けられていること
を特徴とするインクジェット印刷装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の装置におい
て、前記時間関係制御手段(13)は滴形成プロセスを
制御する前記手段(9)と前記プリントパルスの持続期
間を制御する前記手段(14)との間に結合された遅延
回路(13)を含み、該遅延回路の遅延は制御信号(1
3a)によって制御可能であることを特徴とするインク
ジェット印刷装置。
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