JPH0624777Y2 - 電子式計器 - Google Patents
電子式計器Info
- Publication number
- JPH0624777Y2 JPH0624777Y2 JP1987079929U JP7992987U JPH0624777Y2 JP H0624777 Y2 JPH0624777 Y2 JP H0624777Y2 JP 1987079929 U JP1987079929 U JP 1987079929U JP 7992987 U JP7992987 U JP 7992987U JP H0624777 Y2 JPH0624777 Y2 JP H0624777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- switches
- switch
- push button
- electronic instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （考案の利用分野） 本考案は、電力量その他を計量する電子式電力需給用複
合計器などの電子式計器の改良に関するものである。
合計器などの電子式計器の改良に関するものである。
（考案の背景） 電子式電力量計の発展に伴ない、その多機能化が進んで
きており、普通電力量計、精密電力量計、無効電力量
計、最大需要電力計、タイムスイッチなどの機能を備え
る電子式電力需給用複合計器が開発されている。このよ
うな計器では、各種の機能を選択したり、或る機能にお
けるデータなどを修正したりするために、数種の操作ス
イッチから成る操作部が設けられることが一般的であ
り、これらの操作スイッチの使用頻度はそれぞれ異な
る。操作部には操作部カバーが設けられるので、使用頻
度の多い操作スイッチを操作する場合には、操作部カバ
ーを一々開けることが面倒であり、また、多数の操作ス
イッチのうちから所定の操作スイッチを見い出し、操作
するのも神経を使う作業である。特に、変成器付計器に
おいては、計器自体を計器箱に収めるため、計器箱の蓋
を開けるのと、操作部カバーを開けるのとが二重の手間
となる。
きており、普通電力量計、精密電力量計、無効電力量
計、最大需要電力計、タイムスイッチなどの機能を備え
る電子式電力需給用複合計器が開発されている。このよ
うな計器では、各種の機能を選択したり、或る機能にお
けるデータなどを修正したりするために、数種の操作ス
イッチから成る操作部が設けられることが一般的であ
り、これらの操作スイッチの使用頻度はそれぞれ異な
る。操作部には操作部カバーが設けられるので、使用頻
度の多い操作スイッチを操作する場合には、操作部カバ
ーを一々開けることが面倒であり、また、多数の操作ス
イッチのうちから所定の操作スイッチを見い出し、操作
するのも神経を使う作業である。特に、変成器付計器に
おいては、計器自体を計器箱に収めるため、計器箱の蓋
を開けるのと、操作部カバーを開けるのとが二重の手間
となる。
（考案の目的） 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、使用頻度の
多い操作スイッチを時間をかけずに操作することができ
る電子式計器を提供することである。
多い操作スイッチを時間をかけずに操作することができ
る電子式計器を提供することである。
（考案の特徴） 上記目的を達成するために、本考案は、多数の操作スイ
ッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチに対向する操
作部カバーの位置に、前面側が開口する収容穴をそれぞ
れ形成し、該各収容穴に、外部から加えられる操作力を
操作スイッチに当接することにより伝達する押しボタ
ン、及び、操作力が加えられていない状態では押しボタ
ンを操作スイッチから離すように作用するスプリングを
それぞれ収容し、以て、使用頻度の多い操作スイッチ
は、操作部カバーを閉じた状態でも、操作されるように
したことを特徴とする。
ッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチに対向する操
作部カバーの位置に、前面側が開口する収容穴をそれぞ
れ形成し、該各収容穴に、外部から加えられる操作力を
操作スイッチに当接することにより伝達する押しボタ
ン、及び、操作力が加えられていない状態では押しボタ
ンを操作スイッチから離すように作用するスプリングを
それぞれ収容し、以て、使用頻度の多い操作スイッチ
は、操作部カバーを閉じた状態でも、操作されるように
したことを特徴とする。
（考案の実施例） 第２図は操作部カバーが閉じた状態の本考案の一実施例
の正面を、第３図は操作部カバーが開いた状態の本考案
の一実施例の正面を、それぞれ示す。
の正面を、第３図は操作部カバーが開いた状態の本考案
の一実施例の正面を、それぞれ示す。
ケース１には表示窓部２が設けられ、各種の計量データ
や現在時刻、時間帯などが表示される。表示窓部２の下
方には、操作部カバー３が開閉可能に取り付けられ、カ
バー固定ねじ４によりその閉鎖状態が保持される。操作
部カバー３は操作部５を覆うものである。操作部５には
多数の押しボタン式の操作スイッチ６が設けられる。操
作スイッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチ６ａ，
６ｂに対しては、操作部カバー３の外部から加えられる
操作力を操作スイッチ６ａ，６ｂに伝達する操作力伝達
機構７ａ，７ｂが、操作部カバー３に設けられる。
や現在時刻、時間帯などが表示される。表示窓部２の下
方には、操作部カバー３が開閉可能に取り付けられ、カ
バー固定ねじ４によりその閉鎖状態が保持される。操作
部カバー３は操作部５を覆うものである。操作部５には
多数の押しボタン式の操作スイッチ６が設けられる。操
作スイッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチ６ａ，
６ｂに対しては、操作部カバー３の外部から加えられる
操作力を操作スイッチ６ａ，６ｂに伝達する操作力伝達
機構７ａ，７ｂが、操作部カバー３に設けられる。
操作力伝達機構７ａ，７ｂの詳細を第１図に示す。
操作スイッチ６ａ，６ｂに対向する操作部カバー３の位
置に、前面側が開口する段付の収容穴８ａ，８ｂが形成
され、この収容穴８ａ，８ｂに押しボタン９ａ，９ｂが
収容される。押しボタン９ａ，９ｂの後端部はスプリン
グ受け１０ａ，１０ｂを貫通して、操作スイッチ６ａ，
６ｂに対面する。スプリング受け１０ａ，１０ｂは、操
作部カバー３の裏面に収容穴８ａ，８ｂの裏側を閉じる
ように固定される。スプリング受け１０ａ，１０ｂと押
しボタン９ａ，９ｂの頭部との間にはスプリング１１
ａ，１１ｂが挿入され、スプリング１１ａ，１１ｂによ
り、押しボタン９ａ，９ｂの頭部に取り付けられたパッ
キング１２ａ，１２ｂが、収容穴８ａ，８ｂの段部１３
ａ，１３ｂに当接される。１４はパッキングである。
置に、前面側が開口する段付の収容穴８ａ，８ｂが形成
され、この収容穴８ａ，８ｂに押しボタン９ａ，９ｂが
収容される。押しボタン９ａ，９ｂの後端部はスプリン
グ受け１０ａ，１０ｂを貫通して、操作スイッチ６ａ，
６ｂに対面する。スプリング受け１０ａ，１０ｂは、操
作部カバー３の裏面に収容穴８ａ，８ｂの裏側を閉じる
ように固定される。スプリング受け１０ａ，１０ｂと押
しボタン９ａ，９ｂの頭部との間にはスプリング１１
ａ，１１ｂが挿入され、スプリング１１ａ，１１ｂによ
り、押しボタン９ａ，９ｂの頭部に取り付けられたパッ
キング１２ａ，１２ｂが、収容穴８ａ，８ｂの段部１３
ａ，１３ｂに当接される。１４はパッキングである。
収容穴８ａ，８ｂの前面側開口部の大きさは、指が入る
大きさに定められているので、操作スイッチ６ａ，６ｂ
を操作する場合には、操作部カバー３を閉じた状態で、
指で押しボタン９ａ，９ｂをスプリング１１ａ，１１ｂ
に抗して押し込めば、押しボタン９ａ，９ｂの後端部が
操作スイッチ６ａ，６ｂに当たり、更にこれを押すの
で、操作スイッチ６ａ，６ｂがオンに操作される。した
がって、操作部カバー３を開ける手間がなくなり、ま
た、操作部カバー３の上では押しボタン９ａ，９ｂの数
が少ないので、操作すべき対象を容易に見い出すことが
できる。使用頻度の少ない操作スイッチ６を操作する場
合には、カバー固定ねじ４を外し、操作部カバー３を開
けた後に、操作スイッチ６を押す。
大きさに定められているので、操作スイッチ６ａ，６ｂ
を操作する場合には、操作部カバー３を閉じた状態で、
指で押しボタン９ａ，９ｂをスプリング１１ａ，１１ｂ
に抗して押し込めば、押しボタン９ａ，９ｂの後端部が
操作スイッチ６ａ，６ｂに当たり、更にこれを押すの
で、操作スイッチ６ａ，６ｂがオンに操作される。した
がって、操作部カバー３を開ける手間がなくなり、ま
た、操作部カバー３の上では押しボタン９ａ，９ｂの数
が少ないので、操作すべき対象を容易に見い出すことが
できる。使用頻度の少ない操作スイッチ６を操作する場
合には、カバー固定ねじ４を外し、操作部カバー３を開
けた後に、操作スイッチ６を押す。
なお、使用頻度の多い操作スイッチ６ａ，６ｂとは、例
えば検針後の最大需要電力計のリセットを行う操作スイ
ッチとか、電力量を検針する間、表示されているデータ
の変化を禁止する操作スイッチなどである。
えば検針後の最大需要電力計のリセットを行う操作スイ
ッチとか、電力量を検針する間、表示されているデータ
の変化を禁止する操作スイッチなどである。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案によれば、多数の操作スイ
ッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチに対向する操
作部カバーの位置に、前面側が開口する収容穴をそれぞ
れ形成し、該各収容穴に、外部から加えられる操作力を
操作スイッチに当接することにより伝達する押しボタ
ン、及び、操作力が加えられていない状態では押しボタ
ンを操作スイッチから離すように作用するスプリングを
それぞれ収容し、以て、使用頻度の多い操作スイッチ
は、操作部カバーを閉じた状態でも、操作されるように
したから、使用頻度の多い操作スイッチを時間をかけず
に操作することができる。
ッチのうち、使用頻度の多い操作スイッチに対向する操
作部カバーの位置に、前面側が開口する収容穴をそれぞ
れ形成し、該各収容穴に、外部から加えられる操作力を
操作スイッチに当接することにより伝達する押しボタ
ン、及び、操作力が加えられていない状態では押しボタ
ンを操作スイッチから離すように作用するスプリングを
それぞれ収容し、以て、使用頻度の多い操作スイッチ
は、操作部カバーを閉じた状態でも、操作されるように
したから、使用頻度の多い操作スイッチを時間をかけず
に操作することができる。
第１図は本考案の一実施例を示す、第２図Ａ−Ａ線にお
ける断面図、第２図は操作カバーを閉じた状態の本考案
の一実施例を示す正面図、第３図は操作カバーを開いた
状態の本考案の一実施例を示す正面図である。 １……ケース、２……表示窓部、３……操作部カバー、
５……操作部、６……操作スイッチ、６ａ，６ｂ……使
用頻度の多い操作スイッチ、７ａ，７ｂ……操作力伝達
機構、８ａ，８ｂ……収容穴、９ａ，９ｂ……押しボタ
ン、１１ａ，１１ｂ……スプリング。
ける断面図、第２図は操作カバーを閉じた状態の本考案
の一実施例を示す正面図、第３図は操作カバーを開いた
状態の本考案の一実施例を示す正面図である。 １……ケース、２……表示窓部、３……操作部カバー、
５……操作部、６……操作スイッチ、６ａ，６ｂ……使
用頻度の多い操作スイッチ、７ａ，７ｂ……操作力伝達
機構、８ａ，８ｂ……収容穴、９ａ，９ｂ……押しボタ
ン、１１ａ，１１ｂ……スプリング。
Claims (1)
- 【請求項１】多数の操作スイッチを有する操作部と、該
操作部を覆う操作部カバーとを備えた電子式計器におい
て、前記操作スイッチのうち、使用頻度の多い操作スイ
ッチに対向する操作部カバーの位置に、前面側が開口す
る収容穴をそれぞれ形成し、該各収容穴に、外部から加
えられる操作力を前記操作スイッチに当接することによ
り伝達する押しボタン、及び、前記操作力が加えられて
いない状態では前記押しボタンを前記操作スイッチから
離すように作用するスプリングをそれぞれ収容したこと
を特徴とする電子式計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987079929U JPH0624777Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 電子式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987079929U JPH0624777Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 電子式計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188567U JPS63188567U (ja) | 1988-12-02 |
| JPH0624777Y2 true JPH0624777Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=30930265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987079929U Expired - Lifetime JPH0624777Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 電子式計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624777Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0752623Y2 (ja) * | 1989-07-12 | 1995-11-29 | 大崎電気工業株式会社 | 電子式電力量計 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144869U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-02 | ||
| JPS6130872U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 大崎電気工業株式会社 | 電力量計の外部設定器 |
| JPS6231237U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-25 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP1987079929U patent/JPH0624777Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188567U (ja) | 1988-12-02 |
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