JPH06247508A - 自動倉庫用の出し入れ装置 - Google Patents

自動倉庫用の出し入れ装置

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JPH06247508A
JPH06247508A JP3590393A JP3590393A JPH06247508A JP H06247508 A JPH06247508 A JP H06247508A JP 3590393 A JP3590393 A JP 3590393A JP 3590393 A JP3590393 A JP 3590393A JP H06247508 A JPH06247508 A JP H06247508A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 梯子30を有する出し入れ装置10は、補修作業
や保守点検作業を行う場合に梯子30を使用する。出し入
れ装置10を、キャブ50を有する形式に切換えるに、連結
装置45,46を解除動して梯子30を取り外し、連結装置4
5,46を利用してキャブ用ガイドレール80を支柱12に取
り付けたのち、キャブ用ガイドレール80にキャブ50を配
設すればよい。キャブ50を有する出し入れ装置10は、補
修作業や保守点検作業を行う場合にキャブ50を使用す
る。 【効果】 出し入れ装置は、連結装置を有する形式で製
作すればよく、連結装置を使用して梯子とキャブ用ガイ
ドレールを択一的に取り付け得る。出し入れ装置は、梯
子使用の形式とキャブ使用の形式との切換えを、簡単か
つ安価な作業で短時間に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫にお
いて使用される入出庫用の出し入れ装置で、保守点検作
業などに使用される梯子とキャブとを切換え自在とした
自動倉庫用の出し入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、たとえば
特開平1−313202号公報に見られる昇降キャブ付き走行
クレーンが提供されている。この従来構成は、走行クレ
ーンの走行本体を、下部ガイドレールに案内される下部
フレームと上部ガイドレールに案内される上部フレーム
とを前後一対の支柱で連結し一体化することで構成し、
さらに両支柱間で昇降する昇降キャレッジ上に荷移載手
段を設けている。そして、他方の支柱で走行方向の外側
にガイドレールを取り付け、このガイドレールに昇降可
能に保持される昇降キャブを設けている。
【0003】この従来構成において走行クレーンは、昇
降キャレッジ側のキャブに搭乗しての手動操作や地上側
からの遠隔操作などにより、走行本体を走行動させるこ
とと、昇降キャレッジを昇降動させることと、荷移載手
段をフォーク動させることとの組合せ動作により、棚の
目的とする場所に対して荷の入出庫を行える。そして、
たとえば昇降キャレッジが故障したり荷崩れが発生した
非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業などを行う
場合に昇降キャブが使用される。
【0004】すなわち作業者が昇降キャブに搭乗したの
ち、モーターにより昇降駆動用チェンを正逆回転させる
ことで、昇降キャブをガイドレールに沿って昇降移動さ
せ得、そして昇降キャブを昇降キャレッジに対向する位
置に停止させたのち、作業者が昇降キャブから昇降キャ
レッジに乗り移ることで、所期の補修作業や保守点検作
業などを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、既設(納入済み)の走行クレーンを、昇降キャブ
を必要としない形式の走行クレーンにしたい場合、支柱
側から昇降キャブならびにガイドレールを除去する作業
と、支柱に補修・点検などのための梯子を配設する作業
とが必要であり、これらの作業は複雑で短時間に行えな
い。また逆に、梯子を取り付けている既設の走行クレー
ンを、昇降キャブを有する形式の走行クレーンにしたい
場合、支柱側から梯子を除去する作業と、支柱側に昇降
キャブならびにガイドレールを配設する作業とが必要で
あり、これらの作業も複雑で短時間に行えない。
【0006】本発明の目的とするところは、梯子使用の
形式と、キャブ使用の形式との切換えを、簡単かつ安価
に行える自動倉庫用の出し入れ装置を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の自動倉庫用の出し入れ装置は、下部フレームと、
この下部フレームから立設した支柱とにより走行本体を
構成するととも、この走行本体の走行方向において前記
支柱の一面側に昇降自在なキャレッジを設け、前記支柱
の他面側に、キャブ用ガイドレールと梯子とを択一して
着脱自在な連結装置を設けている。
【0008】
【作用】上記した本発明の構成によると、出し入れ装置
は、遠隔操作などにより走行本体を走行動させること
と、キャレッジを昇降動させることとの組合せ動作によ
り、棚の目的とする収納部に対して荷の入出庫を行え
る。そして梯子を有する形式の出し入れ装置では、たと
えば出し入れ装置のキャレッジ側が故障したり荷崩れが
発生した非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業な
どを行う場合に梯子が使用される。すなわち作業者は、
梯子を登って行くことでキャレッジに乗り移り得る。
【0009】上記のような梯子を有する出し入れ装置
を、キャブを有する形式の出し入れ装置に切換えるに、
まず連結装置を解除動して梯子を取り外す。そして、こ
の連結装置を利用して、キャブ用ガイドレールを支柱に
取り付けたのち、このキャブ用ガイドレールにキャブを
配設すればよい。このようなキャブを有する形式の出し
入れ装置においては、補修作業や保守点検作業などを行
う場合にキャブが使用される。
【0010】すなわちキャブ用ガイドレールの案内によ
りキャブを下降限で停止させた状態で、このキャブに対
して作業者は搭乗し得る。そして搭乗した状態で、キャ
ブをキャブ用ガイドレールに沿って上昇させ、所定の位
置に停止させる。こののち、キャブとキャレッジとの間
での作業者が乗り移ればよい。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1〜図4において枠組み状の棚1は、上下方向
ならびに左右方向に複数の収納部2を形成しており、各
収納部2は腕木を介して荷3(直接にまたはパレツトを
介して)を支持すべく構成されている。前記棚1は通路
4を置いて並設され、そして通路4内には、棚1の前方
の一定経路5上を走行自在な出し入れ装置10が配設され
る。
【0012】この出し入れ装置10は梯子を有する形式で
あって、下部フレーム11と、この下部フレーム11側から
立設した前後一対で四角パイプ(または丸パイプ)から
なる支柱12と、これら支柱12の上端間を連結する上部フ
レーム13とにより走行本体14を構成している。そして両
支柱12間に、これら支柱12の両側面をガイド面としたガ
イドローラ15を介して昇降案内されるキャレッジ16を配
置している。さらにキャレッジ16上に、収納部2などに
対して出退自在な出し入れ具(フオーク)17を配置して
いる。なお上部フレーム13は、天井側レール7に案内さ
れるガイド装置18を有する。
【0013】前記下部フレーム11の一方端には、床レー
ル6上で転動自在な駆動車輪20が取り付けられ、また他
方端には従動車輪21が取り付けられる。前記下部フレー
ム11の一方端に取り付けられる走行駆動ユニット22は、
前記駆動車輪20に連動する減速機や、この減速機に連動
する走行駆動装置(フランジ形ブレーキ付きモータな
ど)などにより構成される。
【0014】さらに下部フレーム11の一方端には、前記
キャレッジ16に連動する昇降駆動ユニット23を取り付け
ている。この昇降駆動ユニット23は、昇降駆動装置や減
速機などにより構成され、そして減速機に駆動輪24を連
動している。この駆動輪24に掛けられた索体(チェーン
など)25の一端側は、前記上部フレーム13に配設したガ
イド輪を介して一方の支柱12内のカウンターウエイトに
連結し、また索体25の他端側は、ガイド輪を介してキャ
レッジ16の上部に連結している。なお前記下部フレーム
11の側面には、動力ユニット26と制御ユニット27とが前
後に振り分けて設けられている。
【0015】他方側の支柱12において、その外面側(他
面側)には梯子30を設けている。すなわち前記支柱12の
外側面で上下方向の複数箇所には、平面視でチャンネル
状の取り付けブラケット31が、連結装置の一例であるス
タッドボルト45とナット46とを介して固定されている。
【0016】すなわちスタッドボルト45は、左右方向で
所定ピッチPを置いた一対が上下方向で所定高さH置き
に複数対設けられている。また各取り付けブラケット31
の連結板部に、前記スタッドボルト45の所定ピッチPに
合致するピッチでボルト挿通孔32が形成されており、し
たがってボルト挿通孔32を利用してスタッドボルト45に
外嵌したのちナット46を締め付けることで、支柱12の外
側面に複数の取り付けブラケット31を固定し得る。
【0017】前記梯子30は、左右一対の側部材33と、こ
れら側部材33間に設けた上下複数のタラップ部材34とか
らなる。ここで両側部材33はアルミニウムの押し出し成
形品からなり、その左右側外面には連結用の蟻溝部35が
形成され、また両側部材33の左右方向の内面側には一条
の蟻溝部36が形成されている。前記タラップ部材34はパ
イプ体からなり、その両端に一体化した結合部材37は、
両側部材33の蟻溝部36に嵌め込まれ、そしてカシメ加工
されたのち一体化され、以て梯子30を形成している。
【0018】このように構成された梯子30は、その側部
材33の外面を前記取り付けブラケット31の脚部内面に当
て付けた状態で配設され、そして取り付けブラケット31
の脚部に外側から通したボルト38を前記蟻溝部35内に位
置させたナット39に螺合させることで、取り付けブラケ
ット31間に亘って固定される。その際に梯子30は支柱12
のほぼ全長に沿って配設される。
【0019】図5〜図9はキャブを有する形式を示し、
他方の支柱12で走行方向の外側(他面側)には、保守点
検時や非常時に使用されるキャブ50が昇降自在に設けら
れる。すなわち前記梯子30は、ナット46の螺脱によって
取り付けブラケット31とともに支柱12から外される。そ
して残されたスタッドボルト45を利用してキャブ用ガイ
ドレール80が取り付けられ、前記キャブ50は、このキャ
ブ用ガイドレール80に昇降自在に保持されている。
【0020】すなわちキャブ用ガイドレール80は、アル
ミニウムの押し出し成形により型レール状に製作される
もので、左右両側には左右外方に開放したキャブ案内部
81が凹溝状に形成され、そしてキャブ案内部81の内側に
並んで左右外方に開放した連結用蟻溝部82が形成される
とともに、キャブ案内部81の外側に並んで前後外方に開
放した取り付け用蟻溝部83が形成されている。さらに両
キャブ案内部81の間に位置させて前後外方に一体に突出
する被挟持部84が形成されている。
【0021】前記キャブ用ガイドレール80は、前記支柱
12の外面で上下複数箇所に取り付けた連結部材85間に固
定される。すなわち連結部材85は平面視で門形状であっ
て、その連結板部に、前記スタッドボルト45の所定ピッ
チPに合致するピッチでボルト挿通孔86が形成されてお
り、したがってボルト挿通孔86を利用してスタッドボル
ト45に外嵌したのちナット46を締め付けることで、支柱
12の外側面に複数の連結部材85を固定し得る。
【0022】そして連結部材86の両脚部の遊端が前記連
結用蟻溝部82の部分に外側から当接され、この両脚部の
遊端に外側から通したボルト87を、これら連結用蟻溝部
82内に位置させたナット体に螺合させることで、キャブ
用ガイドレール80は支柱12側に固定される。
【0023】前記取り付け用蟻溝部83には、検出体88や
非常停止ドッグが、ボルトナットなどからなる固定具を
介して上下位置を調整自在に取り付けられている。ここ
で検出体88は、最上段停止や最下段停止や非常停止など
に使用されるもので、非常停止ドッグとともに上下の所
定位置に、かつ必要に応じて左右に振り分けて配設され
ている。
【0024】前記キャブ50の本体51は箱状であって、そ
の前面側には被昇降ガイド用のブラケット52が設けら
れ、また一側面には扉体53が開閉自在に配設されてい
る。そして閉動させた扉体53の外側から前方に亘って位
置するキャブ側タラップ54が本体51の底板と一体にして
連設され、このキャブ側タラップ54の側縁部にストッパ
ー55を設けて、開動させた扉体53をストッパー55に当接
させることで、キャブ側タラップ54の外側に扉体53が安
全柵として位置すべく構成してある。なおキャブ側タラ
ップ54の扉体53によりカバーできない部分には安全柵56
が設けられる。前記本体51内にはキャブ内操作盤57が設
けられている。
【0025】このように構成されたキャブ50はキャブ用
ガイドレール80に、ブラケット52に配設したローラ58な
どを介して昇降自在に保持されている。すなわちブラケ
ット52は支柱12側が開放した横断面門形状であって、そ
の両脚部の遊端に前記キャブ用案内部81に嵌合して昇降
案内される前記ローラ58が遊転自在に取り付けられてい
る。そしてブラケット52側には、前記被挟持部84に作用
自在な落下防止装置59が設けられる。
【0026】前記キャブ用ガイドレール80に沿ってキャ
ブ50を昇降動させるために、下部フレーム11と上部フレ
ーム13とに亘ってチェーン(索体の一例)60が配設さ
れ、このチェーン60の両端は、それぞれ連結具61を介し
て下部フレーム11と上部フレーム13に連結されている。
そして、このチェーン61に作用するキャブ昇降動装置62
を前記キャブ50側に設けている。
【0027】すなわち本体51における底板の下面側には
ケース63が設けられ、このケース63内に前記キャブ昇降
動装置62が設けられる。このキャブ昇降動装置62は、モ
ーター64と、このモーター64に前後に振り分けて連動す
る減速装置65ならびにブレーキ装置66と、前記減速装置
65の出力軸67に取り付けた駆動歯輪68と、この駆動歯輪
68の前方に配設した上下一対の遊転歯輪69,70とからな
る。そして前記チェーン60を、上位の遊転歯輪69に前方
から巻回したのち駆動歯輪68に後方から巻回し、次いで
下位の遊転歯輪70に前方から巻回している。
【0028】前記ブレーキ装置66には差動装置71を介し
て操作軸72が連動し、この操作軸72は前記本体51内に突
出するとともに、その突出部に回転用のハンドル73を設
けている。そしてハンドル73の部分に、ブレーキ装置開
放用のレバー74を設けている。なお前記キャブ側タラッ
プ54が間隔を置いて対向自在となるように、前記キャレ
ッジ16からキャレッジ側タラップ28が連設され、そして
キャレッジ側タラップ28の側縁部には安全柵29が立設さ
れている。
【0029】上記の実施例で図1〜図4で示す梯子30を
配設した出し入れ装置10や図5〜図9で示すキャブ50を
設けた出し入れ装置10においては、制御ユニット27を介
しての操作指令などにより、走行駆動ユニット22の作動
で走行本体14を走行動させることと、昇降駆動ユニット
23の作動でキャレッジ16を昇降動させることと、出し入
れ具17をフォーク動させることとの組み合せ動作を行う
ことで、棚1の目的とする収納部2に対して荷3の入出
庫を行える。
【0030】そして、図1〜図4で示す梯子30を配設し
た出し入れ装置10においては、たとえばキャレッジ16側
が故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作業や、定
期的な保守点検作業などを行う場合に梯子30が使用され
る。すなわち作業者は、梯子30を登って行くことで、こ
の梯子30からキャレッジ16へと乗り移れ、以て所期の補
修作業や保守点検作業などを行える。このようにして所
期の作業を行ったのち、作業者は、梯子30を利用してキ
ャレッジ16から地上側へ戻り得る。
【0031】上記のような梯子30を有する出し入れ装置
10にキャブ50を取り付けるに、まずナット46の螺脱によ
って、前記梯子30が取り付けブラケット31とともに支柱
12から外される。そして残されたスタッドボルト45を利
用してキャブ用ガイドレール80が取り付けられ、前記キ
ャブ50は、このキャブ用ガイドレール80に昇降自在に保
持される。その前後に検出体88を取り付ける作業と、チ
ェーン60を配設する作業などを行い、以て図5〜図9で
示すキャブ50を有する出し入れ装置10を形成し得る。
【0032】このように構成された出し入れ装置10にお
いては、前述したような補修作業や保守点検作業などを
行う場合にキャブ50が使用される。すなわちキャブ50
は、下部フレーム11に近接した下降限で停止しており、
このキャブ50に対して作業者は搭乗し得る。次いで搭乗
した作業者がキャブ内操作盤57を操作することで、制御
ユニット27を介しての操作指令により、キャブ昇降動装
置62のモーター64を正逆に回転させる。すると、減速装
置65ならびに出力軸67を介して駆動歯輪68が正逆に回転
されることになる。
【0033】したがって上下のフレーム13,11間に直線
状に(ラック状に)配設されたチェーン60に常時噛合の
駆動歯輪68が回転される状態になり、以てキャブ50は、
そのローラ58がキャブ案内部81に案内されながら、キャ
ブ用ガイドレール80に沿って上昇される。そして、たと
えば荷崩れの補修作業を行う場合は、キャブ50をキャレ
ッジ16に対向して停止させ得る。このときキャブ側タラ
ップ54がキャレッジ側タラップ28に同レベルで対向され
る。
【0034】上述したようにしてキャブ50の上昇を停止
させてブレーキを掛けたのち、作業者は、まず扉体53を
開動させてキャブ側タラップ54上に出る。このときスト
ッパー55に当接した扉体53が安全柵の役目を成す。そし
て作業者は、キャブ側タラップ54からキャレッジ側タラ
ップ28に移り得、その際に扉体53や安全柵29,56により
乗り移りは安全に行える。これによりキャブ50からキャ
レッジ16へ乗り移れ、以て所期の補修作業や保守点検作
業などを行える。
【0035】このようにして所期の作業を行ったのち、
作業者はキャレッジ16からキャブ50へ戻り得る。そして
キャブ50は下降限にまで下降され、作業者が地上側に降
りることで、一連の作業を終える。なおキャブ50の昇降
時にチェーン60が破断されたとき落下防止装置59が被挟
持部84に自動的に作用し、これによりキャブ50の落下は
阻止される。
【0036】上記実施例では、連結装置の一例としてス
タッドボルト45とナット46とを示したが、これはクラン
プ機構や係止機構なと他の形式であってもよい。
【0037】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、出し入れ装
置は連結装置を有する形式で製作して自動倉庫に採用す
ればよく、この連結装置を使用して梯子を取り付けるこ
とで、梯子を有する形式の出し入れ装置を提供できる。
【0038】そして既設(納入済み)の出し入れ装置を
キャブを有する形式に変更したい場合、あるいは新規に
キャブを有する形式の出し入れ装置が要望されたとき、
連結装置の解除動により梯子を外すとともに、この連結
装置を使用してキャブ用ガイドレールを配設すればよ
く、これによりキャブを有する形式の出し入れ装置を提
供できる。
【0039】このように本発明によると、出し入れ装置
は、梯子使用の形式とキャブ使用の形式との切換えを、
簡単かつ安価な作業で短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、梯子を有する出し入
れ装置の一部切り欠き斜視図である。
【図2】同梯子を有する出し入れ装置を使用した自動倉
庫の正面図である。
【図3】同梯子を有する出し入れ装置の要部の横断平面
図である。
【図4】同梯子を有する出し入れ装置の梯子部分の横断
平面図である。
【図5】同キャブを有する出し入れ装置の一部切り欠き
斜視図である。
【図6】同キャブを有する出し入れ装置を使用した自動
倉庫の側面図である。
【図7】同キャブを有する出し入れ装置のキャブ部分の
一部切り欠き側面図である。
【図8】同キャブを有する出し入れ装置のキャブ配設部
の横断平面図である。
【図9】同キャブを有する出し入れ装置のキャブ用ガイ
ドレール部の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 棚 10 出し入れ装置 11 下部フレーム 12 支柱 13 上部フレーム 14 走行本体 16 キャレッジ 17 出し入れ具 22 走行駆動ユニット 23 昇降駆動ユニット 27 制御ユニット 28 キャレッジ側タラップ 30 梯子 31 取り付けブラケット 32 ボルト挿通孔 45 スタッドボルト(連結装置) 46 ナット(連結装置) 50 キャブ 54 キャブ側タラップ 57 キャブ内操作盤 58 ローラ 60 チェーン(索体) 62 キャブ用昇降動装置 80 キャブ用ガイドレール 81 キャブ案内部 85 連結部材 86 ボルト挿通孔 P 所定ピッチ H 所定高さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部フレームと、この下部フレームから
    立設した支柱とにより走行本体を構成するととも、この
    走行本体の走行方向において前記支柱の一面側に昇降自
    在なキャレッジを設け、前記支柱の他面側に、キャブ用
    ガイドレールと梯子とを択一して着脱自在な連結装置を
    設けたことを特徴とする自動倉庫用の出し入れ装置。
JP5035903A 1993-02-25 1993-02-25 自動倉庫用の出し入れ装置 Expired - Fee Related JP2976742B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100591111B1 (ko) * 2001-11-28 2006-06-19 무라타 기카이 가부시키가이샤 스태커 크레인
KR101417954B1 (ko) * 2013-04-05 2014-07-10 현대중공업 주식회사 선박용 카 데크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100591111B1 (ko) * 2001-11-28 2006-06-19 무라타 기카이 가부시키가이샤 스태커 크레인
KR101417954B1 (ko) * 2013-04-05 2014-07-10 현대중공업 주식회사 선박용 카 데크

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