JPH062470Y2 - 車両用dc/dcコンバ−タ - Google Patents

車両用dc/dcコンバ−タ

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JPH062470Y2
JPH062470Y2 JP12293887U JP12293887U JPH062470Y2 JP H062470 Y2 JPH062470 Y2 JP H062470Y2 JP 12293887 U JP12293887 U JP 12293887U JP 12293887 U JP12293887 U JP 12293887U JP H062470 Y2 JPH062470 Y2 JP H062470Y2
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duty
chopper
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良二 沖
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用DC/DCコンバータ、特に高電圧
の主バッテリから補機バッテリ等に所定の電力を供給す
る車両用DC/DCコンバータに関する。
[従来の技術] 電気自動車の12V系負荷への電力供給は、主バッテリ
(1次側電源)からDC/DCコンバータを介して行わ
れ、これによって補機バッテリ(2次側電源)や補機系
負荷を駆動している。
従来、このDC/DCコンバータとしてその起動・停止
には第3図に示されるような回路が用いられていた。
即ち、主バッテリ10と補機バッテリ14及び補機系負
荷16との中間に、DC/DCコンバータ12が接続さ
れ、このDC/DCコンバータ12により、主バッテリ
10から補機バッテリや補機系負荷16への電力供給が
行われる。
DC/DCコンバータ12は、主回路18とこの主回路
18を所定のデューティ比でPWM制御するドライブ回
路20及びドライブ回路20をオンオフ制御するコント
ロール回路22からなっている。
主回路18は、主バッテリ10の直流電圧を所望のチョ
ッパ信号に変換し、所定のデューティ比で制御されるF
ET( Field Effect Transistor)32を含むチョッパ
回路68と、チョッパ回路68から出力されるチョッパ
信号を変圧するトランス30と、トランス30からの出
力を平滑する出力フィルタ26、28とを含んでいる。
また、ドライブ回路20は、コントロール回路22から
のオンオフ指令に基づいて制御される主スイッチ34
と、ノイズフィルタ36、及び主スイッチ34がオンし
た際に、FET32のデューティ比を任意の値まで所定
時間内で徐々に増加させる抵抗38とコンデンサ40を
有するソフトスタート回路42と、FET32にチョッ
パ制御信号Sを供給して所望のデューティ比でFET3
2を駆動するデューティ制御手段即ちデューティ制御I
C46とを含んでいる。
主スイッチ34は、デューティ制御IC46のデューテ
ィ制御信号入力端子Bに、主回路18に接続されている
二次側電源の出力電圧V0を所定のデューティ制御信号
として供給する。
そして、このデューティ制御信号入力端子Bにおけるデ
ューティ制御電圧VBの大きさに応じて第4図に示され
るようにデューティ比が決定される。このデューティ比
によってFET32がオンオフ制御され、補機バッテリ
14及び補機系負荷16に電力が供給される。
このときのデューティ比は、デューティ制御電圧VBの
増大に伴って減少制御される特性を有し、制御電圧VB
はデューティ制御信号発生手段である抵抗38、60、
62で決定される。尚、主回路18の停止時にはコント
ロール回路22からのオフ指令に従って、ドライブ回路
20の電源が落とされDC/DCコンバータ12の動作
が停止する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、前述したDC/DCコンバータ12の停
止動作では、まずコントロール回路22からのオフ指令
によってドライブ回路20内の主スイッチ34が開かれ
てデューティ制御IC46の電源の電圧が徐々に低下す
る。これに伴って第5図に示されるようにチョッパ制御
信号値即ち、FET32のゲート・ソース間電圧VGS
は、FET32を駆動不可能な値にまで低下する。
一方、デューティ制御信号入力端子Bにおけるデューテ
ィ制御信号の制御電圧VBも主スイッチ34が開かれる
ことによって約4Vから低下する。これに伴い、第4図
に示されるようにデューティ比が大きくなって、やがて
デューティ制御不可能な値になる。
この時、第5図に示すように、デューティ制御信号入力
端子Bにおける制御電圧VBが低下してデューティ制御
IC46の制御不能になるまでの時間t2よりも、FE
T32のVGSが低下してFET32が動作しなくなるま
での時間t1の方が長い状態が生じる場合があった。
即ち、第5図中の時間t3では、FET32のゲート・
ソース間電圧VGSがFET32のスイッチング可能な値
であるにもかかわらず、デューティ制御ができないた
め、チョッパ制御信号Sが、FET32を全オン状態と
させる場合が生じ、過電流発生の恐れがあった。そし
て、この過電流によって入力ラインヒューズ48が溶断
するという問題があった。
考案の目的 本考案は、係る問題点を解決するためになされたもの
で、コンバータ停止時に主バッテリからの入力過電流の
発生防止が可能な車両用DC/DCコンバータの提供を
目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本考案は、一次側電源の電
圧を所望のチョッパ信号に変換するチョッパ回路と、前
記チョッパ回路から出力されるチョッパ信号を変圧する
トランスとを有する主回路部と、二次側電源に主スイッ
チを介して接続され、前記二次側電源電圧に対応したデ
ューティ制御信号を発生するデューティ制御信号発生手
段と、前記デューティ制御信号によって制御され、前記
チョッパ回路にチョッパ制御信号を供給するデューティ
制御手段とを有するドライブ回路部と、を含む車両用D
C/DCコンバータにおいて、前記デューティ制御手段
は、前記デューティ制御信号の電圧の増大に伴って前記
チョッパ制御信号のデューティ比を減少させる特性を有
し、前記ドライブ回路部は、前記主スイッチがオフする
際に、そのオフ動作に先行して、前記デューティ制御信
号発生手段から発生する前記デューティ制御信号よりも
高電圧のデューティ制御信号を前記デューティ制御手段
に供給する手段を含むことを特徴とする。
上記本考案の構成によれば、主スイッチのオフ動作に先
行して、デューティ制御信号が高められて第4図に示す
ようにFETのデューティ比が極めて小さくなり、その
後主スイッチがオフして、ドライブ回路が停止すること
となる。
従って、FETの不測の動作が起こらず、主バッテリか
ら主回路への過大入力電流の発生が阻止され、主バッテ
リと主回路との間に設けられた入力ラインヒューズの溶
断が防止できる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。
第1図には本考案に係る車両用DC/DCコンバータの
全体構成が示されている。
同図において、前述した従来例と同様に、主バッテリ1
0と補機バッテリ14及び補機系負荷16との中間にD
C/DCコンバータ12が接続されていて、このDC/
DCコンバータ12は、主回路18と、デューティ制御
手段即ちデューティ制御IC46を含むドライブ回路2
0及びコントロール回路22とから構成されている。
尚、前述した第3図と同一回路部分には同一の番号を付
してその説明を省略する。
ここで本考案の特徴的なことは、ドライブ回路20が、
主スイッチ34のオン状態でデューティ制御信号発生手
段を構成する抵抗38、60、62で決定されるデュー
ティ制御信号よりも高い電圧のデューティ制御信号を、
主スイッチ34のオフ動作に先行して、前記デューティ
制御IC46に、供給するソフトオフ回路66を含んで
いることである。このソフトオフ回路66により、主ス
イッチ34のオフ動作に先行してFET32のデューテ
ィ比が極めて小さくなる。その後、主スイッチ34のオ
フ動作によって、デューティ制御IC46の電源及びデ
ューティ制御信号入力端子Bにおける制御電圧VBが低
下する。
本実施例において、ドライブ回路20には、2対のホト
カプラ50、52を有するソフトオフ回路66が、主ス
イッチ34の入力側とデューティ制御IC46のデュー
ティ制御信号入力端子Bとの間に設けられている。一方
のホトカプラ50の発光側は、電流制限抵抗54を介し
て主スイツチ34の入力側前段に接続され、受光側は電
流制限抵抗56を介して主スイッチ34とソフトスター
ト回路42との中間点Cに接続されている。
また、他方のホトカプラ52の発光側は前記電流制限抵
抗56を介して前記中間点Cに接続され、受光側は中間
点Cからデューティ設定抵抗62を介してGNDに接続
されている。
以上の構成において、主回路18の起動時は、コントロ
ール回路22のオン指令に基づきトランジスタ64がオ
ン動作状態となり、ホトカプラ50が動作してその受光
側には中間点Cから電流制限抵抗56を介して所定の電
流が流れる。
また、トランジスタ64のオン動作により、主スイッチ
34のコイル34aが励磁され、リレー接点34bが閉
じてソフトスタート回路42及びデューティ設定抵抗6
0、62に電流が流れる。
この時、ソフトスタート回路42により、デューティ制
御信号入力端子Bの電位は、補機バッテリ14からの入
力に応じ0〜4Vの範囲で所定時間内で徐々に変化し、
デューティ制御IC46にデューティ制御信号を供給す
る。
また、デューティ制御IC46には、デューティ制御I
C電源+V0が供給されており、この電源+V0とデュー
ティ制御信号とによって動作するデューティ制御IC4
6が、FET32をデューティ制御するチョッパ制御信
号Sを発生する。
FET32は、このチョッパ制御信号Sによって第4図
に示された特性に基づいてデューティ比100から0%
で駆動される。
DC/DCコンバータ12の停止時には、コントロール
回路22のオフ指令に基づきトランジスタ64がカット
オフ状態となり、ドライブ回路20の入力側のA点にお
ける電位が+V0(+12V)となる。このため、主ス
イッチ34の入力側とA点とに接続されているホトカプ
ラ50がオフ状態となる。従って、主スイッチ34の出
力側のC点に電流制限抵抗56を介して接続されている
他方のホトカプラ52がオン状態となる。これにより、
C点とB点とが短絡してB点の電位はC点及びA点と同
電位の+V0(+12V)となる。
一方、コントロール回路22のオフ指令に基づき主スイ
ッチ34はその接点34bが開こうとするが、主スイッ
チ34の応答性はホトカプラ50、52の応答性よりも
十分遅く、従って、少なくともホトカプラの動作終了ま
では、ドライブ回路20の電源が保持されている。
従って、主スイッチ34のオフ動作に先行してB点の電
位即ち制御電圧VBが+V0(+12V)となるため、第
4図から明らかなようにFET32のデューティ比が極
めて低く(ほぼ0%)なり、FET32のゲート・ソー
ス間電圧VGSが急激に低下して0Vとなり、主回路18
の動作が停止する。同時に主バッテリ10から主回路1
8への入力電流、即ち、入力ラインヒューズ48を流れ
るDC/DCコンバータの入力電流Iinが0アンペアに
急降下する。
この後、主スイッチ34のオフ動作に伴ってドライブ回
路20のデューティ制御IC電源+V0は徐々に低下す
る。また、デューティ制御信号入力端子Bにおける制御
電圧VB(=+V0:主スイッチ34のオフ時)も、第2
図に示されるように約+12Vから徐々に低下する。
以上のように、本実施例によれば、補機バッテリの電圧
に応じたデューティ制御信号をデューティ制御ICに供
給する入力端子を、コントロール回路のオフ動作後であ
って、ドライブ回路の主スイッチのオフ動作に先行し
て、補機バッテリ側とバイパスすることによって高電位
としてから主スイッチがオフ動作する。
従って、従来コンバータ停止時にFETのスイッチング
可能なチョッパ制御信号が発生しているにも関わらず、
デューティ制御不能となることにより発生していた、主
バッテリからの入力過電流が防止され、回路及び配線保
護用として設けられた入力ラインヒューズの溶断を未然
に防止することができる。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案は主スイッチのオフ動作に先
行して、ドライブ回路のデューティ制御ICに高い電圧
のデューティ制御信号を供給する手段を設けたので、主
回路側FETを駆動可能な電圧がデューティ制御ICか
ら出力されている間にデューティ制御不能とならず、D
C/DCコンバータ停止時における主バッテリからの入
力過電流の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る車両用DC/DCコンバータの
回路構成を示す図である。 第2図は、第1図における要部の電流電圧波形を示す図
である。 第3図は、従来のDC/DCコンバータの回路構成を示
す図である。 第4図は、VB電圧とデューティ比との関係を示す図で
ある。 第5図は、第3図における要部の電流電圧波形を示す図
である。 10……主バッテリ 12……DC/DCコンバータ 14……補機バッテリ 16……補機系負荷 18……主回路 20……ドライブ回路 22……コントロール回路 32……FET 34……主スイッチ 46……デューティ制御IC 48……入力ラインヒューズ 50、52……ホトカプラ 66……ソフトオフ回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次側電源の電圧を所望のチョッパ信号に
    変換するチョッパ回路と、前記チョッパ回路から出力さ
    れるチョッパ信号を変圧するトランスとを有する主回路
    部と、 二次側電源に主スイッチを介して接続され、前記二次側
    電源電圧に対応したデューティ制御信号を発生するデュ
    ーティ制御信号発生手段と、前記デューティ制御信号に
    よって制御され、前記チョッパ回路にチョッパ制御信号
    を供給するデューティ制御手段とを有するドライブ回路
    部と、 を含む車両用DC/DCコンバータにおいて、 前記デューティ制御手段は、前記デューティ制御信号の
    電圧の増大に伴って前記チョッパ制御信号のデューティ
    比を減少させる特性を有し、 前記ドライブ回路部は、前記主スイッチがオフする際
    に、そのオフ動作に先行して、前記デューティ制御信号
    発生手段から発生する前記デューティ制御信号よりも高
    電圧のデューティ制御信号を前記デューティ制御手段に
    供給する手段を含むことを特徴とする車両用DC/DC
    コンバータ。
JP12293887U 1987-08-10 1987-08-10 車両用dc/dcコンバ−タ Expired - Lifetime JPH062470Y2 (ja)

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JPS6430680U JPS6430680U (ja) 1989-02-27
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