JPH06246576A - 非接触式チャック装置 - Google Patents

非接触式チャック装置

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Publication number
JPH06246576A
JPH06246576A JP3496993A JP3496993A JPH06246576A JP H06246576 A JPH06246576 A JP H06246576A JP 3496993 A JP3496993 A JP 3496993A JP 3496993 A JP3496993 A JP 3496993A JP H06246576 A JPH06246576 A JP H06246576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
chuck
workpiece
air
fluid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3496993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshioka
正博 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP3496993A priority Critical patent/JPH06246576A/ja
Publication of JPH06246576A publication Critical patent/JPH06246576A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャッキング時におけるワークとチャック部
との干渉を防止する。 【構成】 ワークWを非接触で保持するに当たり、下側
チャック部3でワークWを持ち上げる。上側チャック部
5で狭い間隙を介して挾み込む。このとき、空気噴出孔
3e,3f,5bより空気が常時噴出している。そして
ワークWとチャック部3,5との干渉を生ずることな
く、空気による浮上状態でワークWをチャッキングす
る。ワークWの保持姿勢を変えて、ワークWを垂直姿勢
としたり、反転姿勢としたりしても、ワークWが脱落す
ることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク、ウエ
ハ等のワークの非接触チャック装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク、ウエハ等は、製造工程
での異物の付着を嫌うため、その搬送時にチャック装置
により非接触状態で保持して搬送することが一般に行わ
れている。
【0003】このような非接触式チャック装置として、
例えば特開平4−199732号公報に記載されるよう
に、ワーク保持中心に対し開閉可能に配設された少なく
とも2つの爪と、該爪より突設されワーク保持中心側に
向かって延びる受台と、気体供給源から供給される気体
を吐出する気体吐出部を有し、各爪の閉じ位置で、気体
吐出部から吐出される気体により、爪内面と該爪内面に
対向するワーク外側面との間、及び受台上面と該受台上
面に対向するワークの下向き面との間にそれぞれ気体膜
を生成して、ワークを受台上に浮き上がらせる気体膜生
成手段とを備えるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
ものでは、爪内面と該爪内面に対向するワーク外側面と
の間、及び受台上面と該受台上面に対向するワークの下
向き面との間の間隙はわずかであるため、爪の開閉動作
によるワークの挿入・離脱時に、ワークと受台とが干渉
するおそれがある。
【0005】そこで、そのような間隙をある程度大きく
すれば、干渉しないと考えられるが、そのようにする
と、気体吐出部よりの気体の吐出量を多くする必要があ
り、このように吐出量が多い状態で安定した非接触状態
を保持することは困難である。
【0006】本発明は、ワークとチャック部とが干渉を
生ずることなく、チャッキングできる非接触式チャック
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークを非接
触状態で保持する非接触式チャック装置であって、本体
に支持され、上方に開放された下側チャック部を有し、
開閉動作可能な1対の第1可動部材と、本体に支持さ
れ、下方に開放されかつ上記下側チャック部に対向する
上側チャック部を有し、左右に上下動可能である第2可
動部材と、上記両チャック部に形成され、これらに挟持
されるワークの上面及び下面に向けて流体を噴出する流
体噴出孔と、該流体噴出孔に流体を供給する流体供給手
段とを備える構成とする。
【0008】
【作用】下側チャック部でワークを持ち上げ、上側チャ
ック部で狭い間隙を介して挾み込み、そして流体による
浮上状態でワークを支持するようにし、ワークとチャッ
ク部との干渉が防止される。下側チャック部と上側チャ
ック部とで、ワークを囲むようにして保持するので、そ
の保持状態で、ワークを垂直姿勢にしたり、反転させる
こともできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0010】概略構成を示す図1及び図2において、1
は円板状のワークWを非接触状態で保持する非接触式チ
ャック装置で、ハンド本体2に左右に開閉可能に支持さ
れ、下端部に上方に開放された下側チャック部3,3を
有する1対の第1可動部材4,4と、ハンド本体2に上
下動可能に支持され、下方に開放されかつ上記下側チャ
ック部3,3に対向する上側チャック部5を有する第2
可動部材6とを備える。
【0011】下側チャック部3,3は、内部に中空部3
a,3aを有する中空形状で、ワークWが係合する係合
部3b,3bが形成され、該係合部3b,3bが、外周
面に対応した形状の湾曲面3c,3cと、ワークWの下
面に対向する平坦面3d,3dとを有する。そして、湾
曲面3c,3c及び平坦面3d,3dにワークWの外周
面及び下面に対し空気を噴出する空気噴出孔3f,3
f,3e,3eが形成され、該空気噴出孔3e,3e,
3f,3fが中空部3a,3aに連通している。
【0012】一方、上側チャック部5は、ワークWに略
対応した形状を有し、下面中央部に凹部5aが形成され
ている。そして、下面にワークWの上面に空気を噴出す
る空気噴出孔5b,5bが形成され、該空気噴出孔5
b,5bが内部に形成された通路5cに連通されてい
る。
【0013】上記両チャック部3,3,5にはそれぞれ
中空部3a,3a及び通路5cに連通する給気孔3g,
3g,5dが下面及び上面に形成され、該給気孔3g,
3g,5dに、空気噴出孔3e,3e,3f,3f,5
b,5bにクリーンな空気を供給する流体供給手段とし
てのエアポンプ(図示せず)が接続されている。
【0014】上記のように構成すれば、第1可動部材
4,4が左右に拡がった状態で、第2可動部材6は上方
に位置する状態で、載置台B上のワークWに接近する。
【0015】それから、ワークWの下面に沿うように第
1可動部材4,4を閉動作させて、下側チャック部3,
3の間隔を狭める。さらに、第2可動部材6が下降し
て、上側チャック部5がワークWの上面に接近する。
尚、これらの動作が行われているときも、給気は常時行
われている。
【0016】下側チャック部3,3と上側チャック部5
とにチャック部を上下に分離しているので、ワークWと
チャック部3,3,5との間に生ずる間隙を広くしなく
ても、チャッキング時に、ワークWとチャック部3,
3,5とが接触することがない。また、間隙を広くする
必要がないので、空気供給量を多くする必要もない。ま
た、非接触状態でチャッキングするので、発塵がなく、
ワークWとの間の空気膜が薄くなるので、ワークWの位
置決め精度もよくなる。
【0017】そして、ワークWとチャック部3,3,5
との間に空気膜が形成され、ワークWが空気膜によって
囲まれ、チャック部3,3,5に対し浮上した状態とな
り、非接触状態でのチャッキングが行われる。
【0018】このとき、ワークWをそれの全方向におい
て空気膜を介して浮上させているので、ワークWの保持
姿勢を変えて、ワークWを垂直姿勢としたり、反転姿勢
としたりしても、ワークWが脱落することもない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように、ワークを非接
触で保持するに当たり、下側チャック部と上側チャック
部とにチャック部を上下に分離しているので、ワークと
チャック部との間に生ずる間隙を広くしなくても、チャ
ッキング時に、ワークとチャック部とが干渉することが
ない。また、ワークとチャック部との間隙を広くする必
要がないので、空気供給量を多くする必要もなく、ワー
クWとの間の空気膜が薄くなるので、ワークWの位置決
め精度もよくなる。さらに、非接触状態でチャッキング
するので、発塵もない。
【0020】そして、ワークと上側及び下側チャック部
との間に空気膜が形成され、ワークが空気膜によって囲
まれて保持されるので、ワークの保持姿勢を変えて、ワ
ークを垂直姿勢としたり反転姿勢としたりしても、ワー
クが脱落することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触式チャック装置の全体構成図である。
【図2】図1のII-II 線における断面図である。
【符号の説明】
1 非接触式チャック装置 2 ハンド本体 3 下側チャック部 3e 空気噴出孔(流体噴出孔) 3f 空気噴出孔(流体噴出孔) 4 第1可動部材 5 上側チャック部 5b 空気噴出孔(流体噴出孔) 6 第2可動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを非接触状態で保持する非接触式
    チャック装置であって、 本体に支持され、上方に開放された下側チャック部を有
    し、左右に開閉動作可能な1対の第1可動部材と、 本体に支持され、下方に開放されかつ上記下側チャック
    部に対向する上側チャック部を有し、上下動可能である
    第2可動部材と、 上記両チャック部に形成され、これらに挟持されるワー
    クの上面及び下面に向けて流体を噴出する流体噴出孔
    と、 該流体噴出孔に流体を供給する流体供給手段とを備える
    ことを特徴とする非接触式チャック装置。
JP3496993A 1993-02-24 1993-02-24 非接触式チャック装置 Withdrawn JPH06246576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3496993A JPH06246576A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 非接触式チャック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3496993A JPH06246576A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 非接触式チャック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06246576A true JPH06246576A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12428977

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3496993A Withdrawn JPH06246576A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 非接触式チャック装置

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JP (1) JPH06246576A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6418999B1 (en) 1997-12-26 2002-07-16 Cannon Kabushiki Kaisha Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method
KR20030083502A (ko) * 2002-04-23 2003-10-30 주식회사 디엠에스 분사 유체를 이용하는 액정 디스플레이 소자 제조방법
WO2016177540A1 (de) * 2015-05-07 2016-11-10 Gea Food Solutions Germany Gmbh Verfahren und vorrichtung zum sortieren und/oder fördern von lebensmittelprodukten

Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6418999B1 (en) 1997-12-26 2002-07-16 Cannon Kabushiki Kaisha Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method
US6521078B2 (en) 1997-12-26 2003-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method
US6860963B2 (en) 1997-12-26 2005-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method
KR20030083502A (ko) * 2002-04-23 2003-10-30 주식회사 디엠에스 분사 유체를 이용하는 액정 디스플레이 소자 제조방법
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