JPH0624626U - レモンしぼり器 - Google Patents
レモンしぼり器Info
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- JPH0624626U JPH0624626U JP6105492U JP6105492U JPH0624626U JP H0624626 U JPH0624626 U JP H0624626U JP 6105492 U JP6105492 U JP 6105492U JP 6105492 U JP6105492 U JP 6105492U JP H0624626 U JPH0624626 U JP H0624626U
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- Japan
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- lemon
- juice
- squeezing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レモンの一方の頂端部から該レモンの軸心内
部に搾汁筒を突入させて果汁を搾り出す従来形式のレモ
ンしぼり器における上記搾汁筒を突入させた状態のレモ
ンを収納させる容器の一部を改良することにより、該容
器を二つ切りレモンを対象とする他の形式のレモンしぼ
り器に利用させる。 【構成】 倒コップ形の蓋体部12と椀形をなす底部体
13との間に介設される筒胴部14内に、滴下孔15を
設けた側縁板16を介して、軸方向の片面には搾汁筒5
が突入されたレモン(イ)を収受させる窪み部17を形
成すると共に、該窪み部の反対面には多数の隆起条18
を周方向へ波形状に縦設した山形突部19を形成する。
部に搾汁筒を突入させて果汁を搾り出す従来形式のレモ
ンしぼり器における上記搾汁筒を突入させた状態のレモ
ンを収納させる容器の一部を改良することにより、該容
器を二つ切りレモンを対象とする他の形式のレモンしぼ
り器に利用させる。 【構成】 倒コップ形の蓋体部12と椀形をなす底部体
13との間に介設される筒胴部14内に、滴下孔15を
設けた側縁板16を介して、軸方向の片面には搾汁筒5
が突入されたレモン(イ)を収受させる窪み部17を形
成すると共に、該窪み部の反対面には多数の隆起条18
を周方向へ波形状に縦設した山形突部19を形成する。
Description
【0001】
本考案は、主として家庭などで使用されるレモンしぼり器にかかる。さらに詳 しくは従来のレモンしぼり器を収納させる容器を他の形式のしぼり器にも利用さ せるようにしたレモンしぼり器に関する。
【0002】
個々のレモンを対象とするレモンしぼり器としては、従来図5および図2と図 6に示すA,B二タイプのものが広く用いられているのである。
【0003】 即ち、図5に示すAタイプのものは、受皿1の凹部2の中央部に突設させた山 形状の突部3の外表面に横断面が略V形をなす多数の隆起条4を周方向へ等間隔 をあけて波形状に縦設したもので、このタイプのしぼり器Aは、図示しないが、 二つ切りとした片方のレモンの切り口を上記突部3の頂部上へ夫々の中心部を対 接させて当該レモンを手の掌内に握りしめた状態で廻しながら徐々に押しこむこ とにより凹部2内へ果汁を搾り出させるようにしているのである。
【0004】 また、図2に示すBタイプのものは、先端5aがわにかけて外径をテーパ状に 小径ならしめて形成したレモンしぼり器としての搾汁筒5の上端5bに、キャッ プ6aを開閉しうるよう備えた果汁の誘導口6を嵌合すると共に、上記搾汁筒5 の周壁面に果汁の採取口5cを形成せしめたもので、然して上記搾汁筒5は、先 端5aに設けた刃部5eを用いてレモン(イ)における一方の軸心頂端部(ロ) の皮を切り取った該レモン(イ)の上記頂端部(ロ)から搾汁筒5を該筒5の外 周に設けた抜け止め用の螺旋条5fが該レモン(イ)の軸心内部に没入する位置 まで回転させ乍ら突入させ、然る後上記レモン(イ)を外部から手で揉むように 圧搾させることで所要量の果汁を採取口5cおよび誘導口6を通して外部に取り 出しうるようにしているのである。
【0005】 ところで、上記図2に示したBタイプの搾汁筒5は、対象とするレモンから果 汁の搾り出しが終るまでの間(通常は1〜3日)、当該レモン(イ)に搾汁筒5 を突入させた状態のままで保存されるのであり、かかる保存をレモンの鮮度を保 ちながら衛生的に行うため、従来、図6に示すように、上記搾汁筒5を突入させ た状態のレモン(イ)の下半部を嵌合載置させるための半球状をなす凹み7aを 設けた臼形の受け体7と、該受け体7の口部7bに嵌合させる倒コップ形の蓋体 8とによって形成した保存容器9が用いられているのである。
【0006】
以上のように、前記したAタイプのしぼり器は、一度使用する毎に半個分のレ モンを必要とするのであり、従って例えば一人分のレモンティー用のためのよう に、僅かのレモン汁を必要とするような際、その都度半個のレモンを使用したの では不経済となるばかりか、このAタイプのしぼり器は使用中のレモンの保存に は不適当である。これに対し、前記図2と図6に示したBタイプの搾汁筒5を用 いるしぼり器は、その都度必要とする少量の果汁を搾り出すのには適しているが 、このBタイプのしぼり器は、レモンを外部から握りしめて果汁を搾り出すので あるから、上記Aタイプのものに比較して果汁の採取率が劣るばかりか、一度に 多くの果汁を搾り出す使用には適していないのであり、しかも2〜3日にわたっ て鮮度を保ち、かつ衛生的にレモンを使用するには前記した保存のための容器9 を必要とするのである。
【0007】 本考案は、以上のような実情に対処してなしたもので、前記Bタイプのしぼり 器に用いられているレモン保存のための容器9を改良することにより、該容器の 一部を上記使用中のレモンの保存用としてはもとよりAタイプに属するレモンし ぼり器として利用できるようにしたものである。
【0008】
即ち、本考案のレモンしぼり器は、倒コップ形の蓋部体と椀形をなす底部体、 およびこれら蓋部体と底部体における対向口縁部に対し軸方向の向きを上下反転 可能として夫々着脱自在に嵌合することにより上記口縁部間に介設させる筒胴部 とによって形成し、さらに上記筒胴部内には、滴下孔を周方向へ間隔をあけて形 成した側縁板を介し、頂端部から軸心内部へ搾汁筒を突入させた状態のレモンの 下半部を収受させる窪み部を形成すると共に、該窪み部における軸方向の反対面 に形成される山形突部の外面に多数の隆起条を周方向へ適宜間隔をあけて波形状 に縦設せしめたことを特徴とする。
【0009】
本考案によるときは、筒胴部における窪み部を外上部に露出させて該筒胴部を 底部体の口縁部へ連設状に嵌合させると、上記窪み部内に、搾汁筒を突入させた 状態のしぼり過程の途中にあるレモンの下半部を安定して載置させうるのであり 、しかもこのレモンの上部から蓋部体を施こすことにより上記搾汁筒と共に当該 レモンを新鮮に、かつ衛生的に保存しうるのである。
【0010】 次に、上記筒胴部を上下180度反転させて底部体の口縁部へ連設状に嵌合さ せると、前記窪み部が下向きとなって隆起条を外面に設けた山形突部が上方に露 出することになるので、該山形突部上に該突部と二つ切りとしたレモンの切り口 の中心を合わせて該レモンを軸方向下方へ押しこみながら回転させると、隆起条 により果汁が搾り出されて側縁板に設けた滴下孔を通り底部体内に果汁を集液さ せることができるのである。
【0011】
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0012】 図1において、11は合成樹脂材で形成したレモンしぼり器のために用いる容 器で、該容器11は、倒コップ形の蓋部体12と、椀形をなす底部体13および 上記蓋部体12と底部体13における対向口縁部12a,13aの外周に夫々着 脱自在に各嵌合することにより、これら蓋部体12と底部体13との間に同心状 に介設させるようにした筒胴部14とによって形成され、さらに上記筒胴部14 の内部には、周方向へ等間隔をあけて多数の滴下孔15を設けた側縁板16を周 囲に介して、略半球状をなす窪み部17が軸方向一方(図1では底部体13がわ )に向けて凹設されると共に、上記窪み部17の軸方向反対面には、図3、図4 に示すように外表面へ横断面がV形をなす隆起条18を周方向へ所定の間隔とし て波形状に縦設せしめた山形突部19が形成されているのである。
【0013】 前記容器11の筒胴部14は、図1に示しているように窪み部17を外上部に 向けて底部体13内へ位置させている状態では、該窪み部17内にレモン(イ) の下半部を直立状に嵌合収受させうるのであり、さらに上記窪み部17内に収受 させたレモン(イ)の一方の頂端部(ロ)には搾汁筒5が軸心内部へ突入されて いるのである。然してこの搾汁筒5は、図2について説明した前記従来例の搾汁 筒5と同一構造を備えているのである。従って図1の状態から蓋部体12を除い てレモン(イ)を外部に取り出し、然る後当該レモンの外面を揉みこむように圧 搾させると、前記従来例で説明した場合と同じく、搾汁筒5の上部誘導口6から 所要の果汁をとり出しうるのであり、さらに使用後は、図1のように搾汁筒5を 突入させた状態でレモン(イ)を窪み部17内に収めて蓋部体12を施こすこと で該レモンを衛生的に保存しうるのである。
【0014】 次に、前記図1の状態から蓋部体12ならびにレモン(イ)を取り出し、然る 後底部体13上から筒胴部14を上方へ抜きとって該筒胴部14を上下反転させ て再び底部体13上に嵌合連設すると、図3、図4に示すように隆起条18を設 けた山形突部19が上部に露出することになるのであり、この状態で図3の鎖線 で示すように二つ切りとしたレモン(イ′)の切り口を上記山形突部19の頂部 に対向させて下方へ押しこみ乍ら該レモン(イ′)を回転させるとレモン果汁が 滴下孔15を通って底部体13内に集液させうるのである。
【0015】 以上の構成によるときは、従来、レモンしぼり器用として搾汁筒5を突入させ た状態のレモン(イ)を衛生的に保存させるために使用していた単なる容器とし ての用途の他に、筒胴部14を底部体13に対して反転して嵌合連設させると共 に、該筒胴部に設けた窪み部の反対面に形成した山形突部19の隆起条18を二 つ切りレモン(イ′)のためのしぼり器として利用させることができるのである 。
【0016】
本考案によるときは、従来から用いられているレモンしぼり器としての搾汁器 の収納容器を改良することにより、当該容器の一部を二つ切りレモンのしぼり器 として利用しうるのである。即ち従来の搾汁筒によるしぼり途中のレモンを該搾 汁筒とともに保存するために用いていた容器を他の形式のレモンしぼり器に利用 することでできるのでレモンしぼり器としての効用を高めうるのである。
【図1】 本考案の実施例を示す要部切欠側面図。
【図2】 図1の容器外に取出したレモンと、このレ
モン内へ突入させた従来の搾汁筒(レモンしぼり器)の
一部切欠側面図。
モン内へ突入させた従来の搾汁筒(レモンしぼり器)の
一部切欠側面図。
【図3】 本考案の他の使用例を示す要部断面図。
【図4】 図3の平面図。
【図5】 従来例のレモンしぼり器の斜面図。
【図6】 図2に示す搾汁筒をレモンに突入させて収
めた従来形容器の一部切欠側面図。
めた従来形容器の一部切欠側面図。
5 搾汁筒(レモンしぼり器) 11 容器 12 蓋部体 13 底部体 12a,13a 口縁部 14 筒胴部 15 滴下孔 16 側縁板 17 窪み部 18 隆起条 19 山形突部 (イ) レモン (ロ) レモンの頂端部
Claims (1)
- 【請求項1】 倒コップ形の蓋部体と椀形をなす底部
体、およびこれら蓋部体と底部体における対向口縁部に
対し軸方向の向きを上下反転可能として夫々着脱自在に
嵌合することにより上記口縁部間に介設させる筒胴部と
によって形成し、さらに上記筒胴部内には、滴下孔を周
方向へ間隔をあけて形成した側縁板を介し、頂端部から
軸心内部へ搾汁筒を突入させた状態のレモンの下半部を
収受させる窪み部を形成すると共に、該窪み部における
軸方向の反対面に形成される山形突部の外面に多数の隆
起条を周方向へ適宜間隔をあけて波形状に縦設せしめた
ことを特徴とするレモンしぼり器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992061054U JP2524359Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | レモンしぼり器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992061054U JP2524359Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | レモンしぼり器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624626U true JPH0624626U (ja) | 1994-04-05 |
JP2524359Y2 JP2524359Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13160113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992061054U Expired - Fee Related JP2524359Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | レモンしぼり器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524359Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624031U (ja) * | 1979-08-01 | 1981-03-04 | ||
JPS5816327U (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | 株式会社クボタ | デイ−ゼルエンジンのガバナ装置 |
JPS603463A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-09 | Mazda Motor Corp | エンジンのシリンダ |
JPS60184850A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-20 | Toshin Kogyo Kk | フラツトスクリ−ン捺染機におけるスクリ−ン型枠の洗浄方法及び洗浄ユニツト |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP1992061054U patent/JP2524359Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624031U (ja) * | 1979-08-01 | 1981-03-04 | ||
JPS5816327U (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | 株式会社クボタ | デイ−ゼルエンジンのガバナ装置 |
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JPS60184850A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-20 | Toshin Kogyo Kk | フラツトスクリ−ン捺染機におけるスクリ−ン型枠の洗浄方法及び洗浄ユニツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524359Y2 (ja) | 1997-01-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |