JP2524359Y2 - レモンしぼり器 - Google Patents

レモンしぼり器

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JP2524359Y2
JP2524359Y2 JP1992061054U JP6105492U JP2524359Y2 JP 2524359 Y2 JP2524359 Y2 JP 2524359Y2 JP 1992061054 U JP1992061054 U JP 1992061054U JP 6105492 U JP6105492 U JP 6105492U JP 2524359 Y2 JP2524359 Y2 JP 2524359Y2
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Japan
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lemon
juice
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squeezer
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Inventor
行雄 山本
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株式会社ナルトヤ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として家庭などで使
用されるレモンしぼり器にかかる。さらに詳しくは従来
の、皿形状レモンしぼり器の下面に形成される窪み部を
レモン受けに利用させるようにしたレモンしぼり器に関
する。
【0002】
【従来の技術】個々のレモンを対象とするレモンしぼり
器としては、主として、図5に示すような皿形タイプ
(A)に属するものと、図2に示す筒形タイプ(B)の
ものが広く用いられているのである。なお、図6は図2
に示すレモンを容器内に収容させた状態を示している。
然してこれら(A)、(B)タイプのものは、後記のよ
うに夫々レモンしぼりとしての用法が相違しているので
ある。さらに前記Aタイプに属するものは、図5に示す
単独状態で使用する他、他の器具類の蓋を兼用させる形
状のもの(実公昭56−24031号)、あるいは実公
昭58−16327号、実開昭61−122716号、
同62−159815号などのように、鍋形の容器上に
支持させて使用する形式のものなどが知られているので
ある。
【0003】即ち、図5に示すAタイプのものは、受皿
1の凹部2の中央部に突設させた山形状の突部3の外表
面に横断面が略V形をなす多数の隆起条4を周方向へ等
間隔をあけて波形状に縦設したもので、このタイプのし
ぼり器Aは、図示しないが、二つ切りとした片方のレモ
ンの切り口を上記突部3の頂部上へ夫々の中心部を対接
させて当該レモンを手の掌内に握りしめた状態で廻しな
がら徐々に押しこむことにより凹部2内へ果汁を搾り出
させるようにしているのである。
【0004】また、図2に示すBタイプのものは、先端
5aがわにかけて外径をテーパ状に小径ならしめて形成
したレモンしぼり器としての搾汁筒5の上端5bに、キ
ャップ6aを開閉しうるよう備えた果汁の誘導口6を嵌
合すると共に、上記搾汁筒5の周壁面に果汁の採取口5
cを形成せしめたもので、然して上記搾汁筒5は、先端
5aに設けた刃部5eを用いてレモン(イ)における一
方の軸心頂端部(ロ)の皮を切り取った該レモン(イ)
の上記頂端部(ロ)から搾汁筒5を該筒5の外周に設け
た抜け止め用の螺旋条5fが該レモン(イ)の軸心内部
に没入する位置まで回転させ乍ら突入させ、然る後上記
レモン(イ)を外部から手で揉むように圧搾させること
で所要量の果汁を採取口5cおよび誘導口6を通して外
部に取り出しうるようにしているのである。
【0005】ところで、上記図2に示したBタイプの搾
汁筒5は、対象とするレモンから果汁の搾り出しが終る
までの間(通常は1〜3日)、当該レモン(イ)に搾汁
筒5を突入させた状態のままで保存されるのであり、か
かる保存をレモンの鮮度を保ちながら衛生的に行うた
め、従来、図6に示すように、上記搾汁筒5を突入させ
た状態のレモン(イ)の下半部を嵌合載置させるための
半球状をなす凹み7aを設けた臼形の受け体7と、該受
け体7の口部7bに嵌合させる倒コップ形の蓋体8とに
よって形成した保存容器9が用いられているのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】以上のように、前記し
たAタイプのしぼり器は、一度使用する毎に半個分のレ
モンを必要とするのであり、従って例えば一人分のレモ
ンティー用のためのように、僅かのレモン汁を必要とす
るような際、その都度半個のレモンを使用したのでは不
経済となるばかりか、このAタイプのしぼり器は使用中
のレモンの保存には不適当である。これに対し、前記図
2と図6に示したBタイプの搾汁筒5を用いるしぼり器
は、その都度必要とする少量の果汁を搾り出すのには適
しているが、このBタイプのしぼり器は、レモンを外部
から握りしめて果汁を搾り出すのであるから、上記Aタ
イプのものに比較して果汁の採取率が劣るばかりか、一
度に多くの果汁を搾り出す使用には適していないのであ
り、しかも2〜3日にわたって鮮度を保ち、かつ衛生的
にレモンを使用するには前記した保存のための容器9を
必要とするのである。
【0007】本考案は、上記したような実情にかんがみ
てなしたもので、皿形タイプのレモンしぼり器における
山形突部の下面に形成される窪み部を、搾汁筒が突入さ
れた状態のレモン受けとして利用させることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のレモンしぼり器
は、上下に対向する蓋部体と底部体の各口縁部に対し、
軸方向へ上下反転可能として嵌脱自在に介設させるよう
にした筒胴部の内部に、周方向へ間隔をあけて滴下孔を
設けた側縁板を介し、一方の面に軸方向上部へ隆起する
山形突部を形成せしめてなるレモンしぼり器において、
上記山形突部に対応した反対面に形成される窪み部をレ
モン受けに用いると共に、該窪み部と上記底部体に嵌合
した蓋部体との間に、頂端部から軸心内部へ搾汁筒を突
入させた状態のレモンを上下直立状態で収容させる空間
部を設けしめたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案によるときは、筒胴部における窪み部を
外上部に露出させて該筒胴部を底部体の口縁部へ連設状
に嵌合させると、上記窪み部内に、搾汁筒を突入させた
状態のしぼり過程の途中にあるレモンの下半部を安定し
て載置させうるのであり、しかもこのレモンの上部から
蓋部体を施こすことにより上記搾汁筒と共に当該レモン
を新鮮に、かつ衛生的に保存しうるのである。
【0010】次に、上記筒胴部を上下180度反転させ
て底部体の口縁部へ連設状に嵌合させると、前記窪み部
が下向きとなって隆起条を外面に設けた山形突部が上方
に露出することになるので、該山形突部上に該突部と二
つ切りとしたレモンの切り口の中心を合わせて該レモン
を軸方向下方へ押しこみながら回転させると、隆起条に
より果汁が搾り出されて側縁板に設けた滴下孔を通り底
部体内に果汁を集液させることができるのである。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
【0012】図1において、11は合成樹脂材で形成し
たレモンしぼり器のために用いる容器で、該容器11
は、倒コップ形の蓋部体12と、椀形をなす底部体13
および上記蓋部体12と底部体13における対向口縁部
12a,13aの外周に夫々着脱自在に各嵌合すること
により、これら蓋部体12と底部体13との間に同心状
に介設させるようにした筒胴部14とによって形成さ
れ、さらに上記筒胴部14の内部には、周方向へ等間隔
をあけて多数の滴下孔15を設けた側縁板16を周囲に
介して、略半球状をなす窪み部17が軸方向一方(図1
では底部体13がわ)に向けて凹設されると共に、上記
窪み部17の軸方向反対面には、図3、図4に示すよう
に外表面へ横断面がV形をなす隆起条18を周方向へ所
定の間隔として波形状に縦設せしめた山形突部19が形
成されているのである。
【0013】前記容器11の筒胴部14は、図1に示し
ているように窪み部17を外上部に向けて底部体13内
へ位置させている状態では、該窪み部17内に上下直立
状態としたレモン(イ)の下方部を嵌合収受させうるの
ある。なお、上記窪み部17内に収受させたレモン
(イ)の一方の頂端部(ロ)には搾汁筒5が軸心内部へ
突入されているのであり、然してこの搾汁筒5は、図2
について説明した前記従来例の搾汁筒5と同一構造を備
えているのである。従って図1の状態から蓋部体12を
除いてレモン(イ)を外部に取り出し、然る後当該レモ
ンの外面を揉みこむように圧搾させると、前記従来例で
説明した場合と同じく、搾汁筒5の上部誘導口6から所
要の果汁をとり出しうるのであり、さらに使用後は、図
1のように搾汁筒5を突入させた状態でレモン(イ)を
窪み部17内に収めて蓋部体12を施こすことで容器1
1の空間部11′内にて該レモンを衛生的に保存しうる
のである。
【0014】次に、前記図1の状態から蓋部体12なら
びにレモン(イ)を取り出し、然る後底部体13上から
筒胴部14を上方へ抜きとって該筒胴部14を上下反転
させて再び底部体13上に嵌合連設すると、図3、図4
に示すように隆起条18を設けた山形突部19が上部に
露出することになるのであり、この状態で図3の鎖線で
示すように二つ切りとしたレモン(イ′)の切り口を上
記山形突部19の頂部に対向させて下方へ押しこみ乍ら
該レモン(イ′)を回転させるとレモン果汁が滴下孔1
5を通って底部体13内に集液させうるのである。
【0015】以上の構成によるときは、底部体13に嵌
合支持させた筒胴部14の一方の面に形成した山形突部
19により二つ割りのレモンしぼりとして用いうるので
ある。また、該筒胴部14を反転させて上記山形突部1
9の反対面に形成した窪み部17により搾汁筒5を突入
させた状態のレモン(イ)を支持させて蓋部体12との
間の容器空間部11′内で保存させうるのである。
【0016】
【考案の効果】本考案によるときは、二つ割りレモンを
しぼらせる山形突部の反対下面に形成されている窪み部
を利用することにより、搾汁筒を突入させた状態のレモ
ンを安定した体勢で、しかも該レモンを容器の空間部内
にて上下直立させた安定状態で衛生的に保存させうるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す要部切欠側面図。
【図2】 図1の容器外に取出したレモンと、このレ
モン内へ突入させた従来の搾汁筒(レモンしぼり器)の
一部切欠側面図。
【図3】 本考案の他の使用例を示す要部断面図。
【図4】 図3の平面図。
【図5】 従来例のレモンしぼり器の斜面図。
【図6】 図2に示す搾汁筒をレモンに突入させて収
めた従来形容器の一部切欠側面図。
【符号の説明】
5 搾汁筒(レモンしぼり器) 11 容器 12 蓋部体 13 底部体 12a,13a 口縁部 14 筒胴部 15 滴下孔 16 側縁板 17 窪み部 18 隆起条 19 山形突部 (イ) レモン (ロ) レモンの頂端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に対向する蓋部体12と底部体13
    の各口縁部12a,13aに対し、軸方向へ上下反転可
    能として嵌脱自在に介設させるようにした筒胴部14の
    内部に、周方向へ間隔をあけて滴下孔15を設けた側縁
    板16を介し、一方の面に軸方向上部へ隆起する山形突
    部19を形成せしめてなるレモンしぼり器において、上
    記山形突部19に対応した反対面に形成される窪み部1
    7をレモン受けに用いると共に、該窪み部17と上記底
    部体13に嵌合した蓋部体12との間に、頂端部から軸
    心内部へ搾汁筒5を突入させた状態のレモンを上下直立
    状態で収容させる空間部11′を設けしめたことを特徴
    とするレモンしぼり器。
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JPS5624031U (ja) * 1979-08-01 1981-03-04
JPS5816327U (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 株式会社クボタ デイ−ゼルエンジンのガバナ装置
JPS603463A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Mazda Motor Corp エンジンのシリンダ
JPS60184850A (ja) * 1984-02-13 1985-09-20 Toshin Kogyo Kk フラツトスクリ−ン捺染機におけるスクリ−ン型枠の洗浄方法及び洗浄ユニツト

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