JPH0624621Y2 - 電磁比例制御弁 - Google Patents

電磁比例制御弁

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JPH0624621Y2
JPH0624621Y2 JP1988050907U JP5090788U JPH0624621Y2 JP H0624621 Y2 JPH0624621 Y2 JP H0624621Y2 JP 1988050907 U JP1988050907 U JP 1988050907U JP 5090788 U JP5090788 U JP 5090788U JP H0624621 Y2 JPH0624621 Y2 JP H0624621Y2
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JP
Japan
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spool
control valve
discharge port
inflow port
hole
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JP1988050907U
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JPH01154378U (ja
Inventor
孝司 市橋
純一 安間
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株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、クラッチの接続を油圧によって行う場合に
用いるのに好適な電磁比例制御弁に関する。
[従来の技術] 一般に、クラッチの接続に用いられる電磁比例制御弁
は、流入ポートおよび吐出ポートを有する弁本体と、こ
の弁本体に摺動自在に設けられ、外周に流入ポートと吐
出ポートとの間を開閉する仕切り部が形成されたスプー
ルと、このスプールを閉方向へ向かって付勢する戻しば
ねと、ソレノイドに流れる電流の大きさに応じてスプー
ルを戻しばねの付勢力に抗して開方向へ移動させる制御
部とを備えており、ソレノイドに電流を流さない無通電
時には、スプールが戻しばねの付勢力によって閉方向へ
移動せしめられて、流入ポートと吐出ポートとの間が閉
じられる一方、通電時には、ソレノイドに流れる電流の
大きさに応じた分だけスプールが戻しばねの付勢力に抗
して開方向へ向かって移動し、所定の開度が得られるよ
うになっている。
ところで、このような電磁比例制御弁を用いてクラッチ
の接続を行う場合には、流入ポートに油圧ポンプを接続
する一方、吐出ポートにクラッチ機構のシリンダに接続
する。そして、第5図に示す制御パターンにしたがって
電磁比例制御弁のソレノイドに電流を流す。すなわち、
まず電磁比例制御弁を全開状態にする電流Aをt秒間流
す。このt秒間にクラッチ機構のピストンがクラッチ切
断用ばねの付勢力に抗して急速移動し、クラッチが半接
続状態になる。次に、ピストンが停止しない程度にまで
電流を小さくし、その後電流を徐々に大きくする。電流
を徐々に大きくすると、それに応じてシリンダ内の圧力
が徐々に高まり、クラッチが半接続状態から接続状態に
なる。
[考案が解決しようとする課題] 上記の従来の電磁比例制御弁においては、クラッチが急
激に接続されたり、あるいはクラッチの接続に時間がか
かるという問題があった。すなわち、クラッチ機構のシ
リンダの大きさには、製作誤差等に起因するバラツキが
あり、シリンダの大きさが設計値よりも小さい場合に
は、t秒間にシリンダに流入する作動流体の流入量が半
接続状態にするのに必要な流入量を越えてしまう。この
ため、半接続状態にある時間が極めて短かくなり、切断
状態から急激に接続状態になる。この結果、油圧回路に
サージ圧が発生したり、あるいはクラッチ接続時に衝撃
が発生して、運転者に不快感を与えるという問題があ
る。他方、シリンダの大きさが設計値よりも大きい場合
には、t秒間経過後に半接続状態にならず、半接続状態
になるまでピストンが低速で移動するため、クラッチの
接続に時間がかかり、運転感覚を悪化させるという問題
がある。
この考案は、上記問題を解決するためになされたもの
で、クラッチが急激に接続状態になるのを防止すること
ができ、しかも常にほぼ一定の時間をもってクラッチを
接続状態にすることができる電磁比例制御弁を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の目的を達成するために、前記スプー
ルに、流入ポート側から吐出ポート側へ流れる作動流体
に対する抵抗部を有し、この抵抗部によって生じる流入
ポート側と吐出ポート側との間の差圧により前記スプー
ルを開方向に押圧して開状態に維持する受圧部を設けた
ことを特徴としている。
[作用] スプールを閉位置から開位置に移動させるに足る電流を
極く短時間だけソレノイドに流し、電磁比例制御弁を開
状態にする。すると、作動流体が流入ポートから吐出ポ
ートへ流れ込む。このとき、作動流体が受圧部の抵抗部
を介して流れるため、流入ポート側の作動流入の圧力が
吐出ポート側の作動流体の圧力よりも高くなる。この差
圧によって受圧部が開方向へ押圧され、ひいてはスプー
ルがそれを閉方向へ付勢する弾性部材の付勢力に抗して
開方向へ押圧される。これによって、スプールが開状態
を維持する。この状態では、ソレノイドに対する通電を
停止させておいてもよく、また小さな開度を維持し得る
程度の小さい電流を流しておいてもよい。いずれにして
も、抵抗部を介して作動流体が流れている間は、スプー
ルが開方向へ向かって押圧され続ける。その一方、吐出
ポートに接続されたアクチュエータ、例えばクラッチ機
構のシリンダ内の圧力が高くなると、受圧部前後の差圧
が小さくなり、抵抗部を流れる作動流体の流量が減少す
る。この結果、スプールを開方向へ押圧する押圧力が弱
くなり、スプールは弾性部材の付勢力によって閉方向へ
押圧移動せしめられる。
[実施例] 以下、この考案の実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示すもので
あり、この実施例の電磁比例制御弁は、弁部Aと制御部
Bとから構成されている。
まず、弁部Aについて説明すると、符号1は弁本体であ
る。この弁本体1の内部には、第1図における右端から
左端(以下、左右は第1図における左右を指すものとす
る。)まで貫通するスプール孔2が形成されている。こ
のスプール孔2の右端部には、弁座部材3が液密に嵌合
固定されており、左端部には栓4が液密に嵌合固定され
ている。また、スプール孔2には、弁座部材3側から栓
4側へ向かって、大径孔部2a、この大径孔部2aより
大径の収納孔部2bおよび大径孔部2aより小径の小径
孔部2cが順次形成されている。大径孔部2aには油圧
ポンプ等の流体圧発生源(図示せず)に接続される流入
ポート5が開口し、収納孔部2bにはクラッチ機構のシ
リンダ等のアクチュエータ(図示せず)に接続される吐
出ポート6が開口し、小径孔部2cにはタンク(図示せ
ず)に接続されるタンクポート7が開口している。
また、スプール孔2には、スプール8が摺動自在に挿入
されている。このスプール8の右端部には、大径孔部2
aに嵌合する環状突出部8aが形成されており、その中
央部には、大径孔部2aの収納孔部2b側端部に嵌合し
て、流入ポート5と吐出ポート6との間を遮断する第1
仕切り部8b(仕切り部)と、小径孔部2cの収納孔部
2b側端部に嵌合して、吐出ポート6とタンクポート7
との間を遮断する第2仕切り部8cとがそれぞれ形成さ
れている。また、スプール8と栓4との間には、スプー
ル8を閉方向(右方向)へ付勢する戻しばね(弾性部
材)9が配設されている。この戻しばね9によってスプ
ール8が弁座部材3に突き当てられている。突き当てら
れた状態においては、第1仕切り部が8bが大径孔部2
aに嵌合する一方、第2仕切り部が小径孔部2cから収
納孔部2b内に抜け出すようになっている。
また、スプール8の右端面には、孔10が形成されてい
る。この孔10の右端開口部には、弁座部材3の左端部
が相対摺動自在に嵌合しており、これによって孔10の
内部にパイロット室11が形成されている。このパイロ
ット室11は、小孔12を介して流入ポート5に連通せ
しめられている。なお、パイロット室11は、弁座部材
3の左端面とスプール8の右端面との間に形成された環
状の空間Sに図示しない連通孔を介して連通せしめられ
ている。
また、上記弁座部材3には、その右端面中央部に案内孔
13が形成されるとともに、案内孔13の底面中央部に
弁孔14が形成されている。案内孔13には、ポペット
15が摺動自在に挿入されている。このポペット15
は、セットばね16によって後述する制御部Bのハウジ
ング21に突き当てられている。突き当たった状態にお
いては、ポペット15の左端面が案内孔13の底面から
離間しており、弁孔14が開放されている。逆に、ポペ
ット15が案内孔13の底面に突き当たると、弁孔14
はポペット15によって遮蔽される。つまり、案内孔1
3の底面が平面状をなす弁座17とされているのであ
る。一方、弁孔14は、小孔18を介してパイロット室
11に連通せしめられている。したがって、弁孔14に
は、作動流体が流入ポート5から小孔12、パイロット
室11および小孔18を介して流入することになる。
なお、板孔14内に流入した作動流体は、ポペット15
が弁座17から離間している場合には、案内孔13を通
り、弁座部材3に形成された横孔19および弁本体1に
形成されたタンクポート20を介してタンクへ戻される
ようになっている。
上記構成において、ポペット15をセットばね16の付
勢力に抗して左方へ移動させると、弁座17とポペット
15の左端面との間隔が狭くなりそれらの間を流れる作
動流体の抵抗が増大する。この結果、パイロット室11
内および空間S内のパイロット圧が上昇し、スプール8
を戻しばね9の付勢力に抗して開方向へ移動させる。そ
して、パイロット圧と戻しばね9の付勢力とが釣り合っ
た位置においてスプール8が停止する。このとき、流入
ポート5と吐出ポート6とが連通し、制御弁が開状態に
なる。しかも、制御弁の開度はポペット15の移動量に
応じた開度になる。一方、ポペット15をハウジング2
1に突き当てた状態にすると、弁座17とポペット15
との間の流路面積が十分に広くなるで、パイロット室1
1内の圧力が高まることがない。したがって、スプール
8は戻しばね9によって弁座部材3に突き当てられ、流
入ポート5と吐出ポート6との間が第1仕切り部8bに
よって遮断され、制御弁が閉状態となる。
次に、制御部Bについて説明すると、制御部Bはポペッ
ト15の移動量を制御するものであり、弁本体1の右端
部には固定鉄心を兼ねたハウジング21が固定されてい
る。このハウジング21の右端部には、固定鉄心22が
固定されている。これらハウジング21と固定鉄心22
とによって形成される空間の外周側には、ソレノイド2
3が固定されており、中央部には軸線をスプール8の軸
線と一致させた可動鉄心24が摺動自在に設けられてい
る。この可動鉄心24は、ポペット15を弁座17側へ
向かって移動させるものであり、ソレノイド23に電流
を流すと、その電流の大きさに応じて第1図の左方へ移
動し、ばね25を介してポペット15を押圧移動させ
る。この場合、ポペット15の移動量は、ばね25の弾
性変形分だけ可動鉄心24の移動量よりも少なくなる
が、可動鉄心24の移動量に比例している。したがっ
て、制御弁の開度はソレノイド23に流す電流に比例す
ることになる。
なお、ソレノイド23に通電しなければ、可動鉄心24
は座板26を介して固定鉄心22に突き当たって停止し
ており、ポペット15も弁座部材3に突き当たって停止
している。
ところで、制御弁の開度および開弁時間をソレノイド2
3に流す電流の大きさおよび通電時間によってのみ制御
すると、前述したように、クラッチの接続を制御する場
合に、サージ圧が発生したり、あるいは接続に時間がか
かるという問題がある。
そこで、この考案の電磁比例制御弁においては、スプー
ル8に受圧板(受圧部)27を設けている。すなわち、
スプール8の外周部には、収納孔部2b内に位置し、か
つ第1仕切り部8bに接する受圧板27が固定されてい
る。この受圧板27は、第1仕切り部8bより大径で、
かつ収納孔部2bとほぼ同径(若干小径)に形成されて
おり、その外周部には一端面から他端面まで横断する切
欠き(抵抗部)27aが2箇所形成されている。したが
って、開弁時には切欠き27aを通って作動流体が流れ
ることになる。しかしその一方、切欠き27aは絞り作
用をなすものであり、その絞り作用によっ吐出ポート6
側の圧力が流入ポート5側の圧力よりも小さくなり、全
開時には次式を満たすように、切欠き27aの流路面積
が設定されている。
+P+Fs<P+P …(1) ここで、受圧板27の直径をD、大径孔部2aの直径
(=第1仕切り部8bの直径)をD、小径孔部2cの
直径(=第2仕切り部8cの直径)をDとし、流入ポ
ート5側の圧力をPp、吐出ポート6側の圧力をPa
(<Pp)、パイロット室11内の圧力をPcとする
と、 P=Pa{π(D1 2−D2 2)/4−2S}…(2) P=Pa・π(D2 2−D3 2)/4 …(3) Fs;戻しばね9の付勢力 P=Pc・π・D2 2/4 …(4) P=Pa{π(D1 2−D2 2)/4−2S}…(5) 式(2)〜(5)から明らかなように、式(1)の左辺はスプー
ル8を閉方向へ押圧する力であり、右辺はスプール8を
開方向へ押圧する力である。したがって、この電磁比例
制御弁においては、一旦全開状態にすると、切欠き27
aを流れる作動流体の流量が減少しない限り、換言すれ
ば吐出ポート6側の圧力が上昇しない限り、ソレノイド
23に流す電流の大きさに拘わらず全開状態を維持し続
けることになる。
その一方、流入ポート5側の圧力Ppと吐出ポート6側
の圧力Paとがほぼ等しくなり、式(2)と式(5)とがほぼ
等しくなると、流入ポート5から吐出ポート6へ流れる
作動流体の流量が減少する。この結果、スプール8が閉
方向へ移動し、次式が成立する位置において停止する。
+Fs=P …(6) なお、スプール8に対する受圧板27の取り付けは、こ
の場合、受圧板27を吐出ポート6から収納孔部2b内
に予め挿入しておく一方、スプール孔2の右端側からス
プール8を挿入し、スプール8のねじ部8dに受圧板2
7をねじ込むことによって行なわれている。また、収納
孔部2bの内周面と受圧板27の外周面との間を通って
作動流体が流れるが、その量は極めて微量であり、無視
し得るものである。
上記構成の電磁比例制御弁を用いてクラッチの接続を行
う場合には、流入ポート5に流体圧供給源を接続すると
ともに、吐出ポート6にクラッチ機構のシリンダを接続
する。そして、ソレノイド23に流す電流を第4図に示
すように制御する。すなわち、電流Aを時間t1だけ流
す。この電流Aは、ソレノイド8を全開位置まで移動
させるに足る大きさに設定する必要があるが、そのよう
な大きさであれば、通電時間t1については極めて短時間
でよい。次に、電流の大きさをAに低下させ、この電
流Aを通電開始時から時間t2だけ流す。電流Aの大
きさは、クラッチが半接続状態になったとしても、供給
ポート5側から吐出ポート6側へ若干の作動流体が流
れ、したがってクラッチ機構のピストンが停止しない程
度の大きさとする。また、時間tについては、次のよ
うに設定する。すなわち、いまシリンダが許容誤差の範
囲において最大に製造されたものとする。このようなシ
リンダを有するクラッチを切断状態から半接続状態にす
るために必要な差動流体の量をV、制御弁を時間t
の間全開状態に維持したときに吐出ポート6からシリン
ダに流入する差動流体の流量をVとしたとき、V
となるように時間tを設定する。なお、時間t2
後は、従来と同様に電流を徐々に大きくし、その後一定
の電流を流す。
このように制御すると、仮に時間t2の間、制御弁が全開
状態を維持したものとすれば、吐出ポート6からシリン
ダへ流入するはずの作動流体の流量がシリンダの容積よ
りも大きくなるから、シリンダの大きさに拘わらず、時
間t2経過以内にクラッチが必ず半接続状態になる。しか
も、半接続状態になると、シリンダ内の圧力が上昇する
ため、スプール8が閉方向へ移動し、式(6)が成立する
位置において停止する。したがって、シリンダへ流入す
る作動流体の流入量が自動的に減少する。よって、クラ
ッチが急激に接続されることがなく、サージ圧が発生す
ることもない。いずれにしても、時間t2経過後において
は、クラッチが半接続状態になっており、その後の電流
の増大によってクラッチが完全に接続される。したがっ
て、クラッチ接続に要する時間をシリンダの大きさに拘
わらずほぼ一定にすることができる。
なお、上記の実施例においては、受圧板27をスプール
8と別体に形成しているが、スプール8と一体に形成し
てもよい。
また、抵抗部として切欠き27aを形成しているが、第
3図に示すように、貫通孔27bを形成してもよい。さ
らに、受圧板27を収納孔部2bの内径より若干小径に
形成し、受圧板27の外周面と収納孔部2bの内周面と
の間を抵抗部としてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の電磁比例制御弁によれ
ば、スプールの外周の仕切り部よりも吐出ポート側に、
流入ポート側から吐出ポート側へ向かって流れる作動流
体に対する抵抗部を有し、この抵抗部によって生じる流
入ポート側の作動流体と吐出ポート側の作動流体との差
圧により前記スプールを前記弾性部材の付勢力に抗して
開方向へ押圧する受圧部を設けたものでああるから、こ
の制御弁を用いてクラッチの接続を行った場合には、ク
ラッチが急激に接続状態になるのを防止することがで
き、したがってサージ圧が発生したり、あるいはクラッ
チ接続時に衝撃が発生するのを防止することができる。
しかも、常にほぼ一定の時間をもってクラッチを接続状
態にすることができ、運転感覚を向上させることができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はその縦断面図、第2図は受圧板を示す第1
図のII−II矢視拡大断面図、第3図は受圧板の他の例を
示す第2図と同様の断面図、第4図はこの考案の電磁比
例制御弁によってクラッチの接続を行う場合の電流の制
御パターンを示す図、第5図は従来の電磁比例制御弁を
用いてクラッチの接続を行う場合の電流の制御パターン
を示す図である。 A…弁部、B…制御部、1…弁本体、2…スプール孔、
5…流入ポート、6…吐出ポート、8…スプール、9…
戻しばね、23…ソレノイド、27…受圧板(受圧
部)、27a…切欠き(抵抗部)、27b…貫通孔(抵
抗部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧発生源に接続される流入ポートおよ
    びアクチュエータに接続される吐出ポートがそれぞれ形
    成された弁本体と、この弁本体の内部に摺動自在に設け
    られ、外周に前記流入ポートと吐出ポートとの間を開閉
    する仕切り部が形成されたスプールと、このスプールを
    閉方向へ向かって付勢する弾性部材と、ソレノイドに流
    れる電流の大きさに対応して前記スプールを前記弾性部
    材の付勢力に抗して開方向へ移動させる制御部とを備え
    た電磁比例制御弁において、前記スプールに、流入ポー
    ト側から吐出ポート側へ流れる作動流体に対する抵抗部
    を有し、この抵抗部によって生じる流入ポート側と吐出
    ポート側との間の差圧により前記スプールを開方向に押
    圧して開状態に維持する受圧部を設けたことを特徴とす
    る電磁比例制御弁。
JP1988050907U 1988-04-18 1988-04-18 電磁比例制御弁 Expired - Lifetime JPH0624621Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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