JPH06246089A - 全自動洗濯機の制御装置 - Google Patents

全自動洗濯機の制御装置

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Publication number
JPH06246089A
JPH06246089A JP50A JP3500793A JPH06246089A JP H06246089 A JPH06246089 A JP H06246089A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 3500793 A JP3500793 A JP 3500793A JP H06246089 A JPH06246089 A JP H06246089A
Authority
JP
Japan
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washing
time
degree
change
water temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Yoshiyuki Nakamura
禎之 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06246089A publication Critical patent/JPH06246089A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化率が飽
和した時の透過度の出力信号の大きさと飽和時間に応じ
て、あらかじめ設定されている洗い時間を選びだす時、
水温差により洗い時間や漬け置き時間を補正するように
して、水温に応じた最適な洗い時間、漬け置き時間等に
なるようにして洗濯性能を向上することを目的とする。 【構成】 発光素子と受光素子よりなり、洗濯水の汚れ
等を検知する透過度検知手段10と、前記洗濯兼脱水槽
内の布量を判定する布量検知手段13と、洗濯兼脱水槽
内の水温を検知する温度センサ15を設け、前記透過度
検知手段10と布量検知手段13と温度センサ15の出
力を入力して洗濯の行程と攪拌翼3の反転時限を変化せ
しめる行程制御手段11とを備え、前記行程制御手段1
1は、前記透過度変化より検出される汚れ落ち度合と洗
剤の溶け具合と前記温度センサ15による水温と布量に
応じて、洗い時間、漬け置き時間等を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯水の汚れと水温に
応じた洗濯運転の制御を行うようにした全自動洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発光素子と受光素子とにより
洗濯液の透過度を検知して、その透過度に応じて洗濯時
間を設定する方法が提案されている。この洗濯時間の設
定は、受光素子の出力信号の変化率が一定値以下になっ
た時(飽和した時)の出力信号の大きさに応じて、あら
かじめROMに記憶されたデータに基づいて洗濯時間を
選び出すものであった。また別に、水温を検知する水温
センサを設け、検知温度に基づいて洗い時間を決定する
ようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の全自
動洗濯機では、透過度検知手段の出力信号変化を検知す
る方法では次のような課題があった。
【0004】(1)洗濯水の水温における透過度の変化
は、水温が低くなるほど透過度変化の飽和時間は長くな
るが、透過度の出力信号の大きさが小さくなるため、水
温差による洗い時間の伸びは不十分である。
【0005】(2)漬け置き洗いは、本洗い時に透過度
検知手段を採用しているため、漬け置き終了時には透過
度変化は飽和してしまい、本洗い時の洗い時間の変化は
不十分であった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、透過
度検知手段と温度センサを用い、汚れ落ち度合と洗剤の
溶け具合とにより決定された洗い時間を、水温に応じた
最適な洗い時間に変更できるようにし、洗濯性能を向上
することを第1の目的としている。
【0007】第2の目的は、水温差による汚れ落ち度合
と洗剤の溶け具合に差が発生しても、一定の洗い上がり
になる洗濯性能にすることである。
【0008】第3の目的は、漬け置き洗い時の本洗い時
に、水温差に応じて本洗い時間等を変更することにより
洗濯性能を向上することにある。
【0009】第4の目的は、漬け置き洗いの漬け置き時
に、水温差に応じて漬け置き時間を変更することによ
り、漬け置き時内の洗濯性能を向上することにより本洗
い時の性能に左右されずに漬け置き洗いの洗濯性能を向
上することにある。
【0010】第5の目的は、漬け置き洗いの漬け置き時
に、水温差に応じて攪拌力を変化することにより、漬け
置き時内の汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合を向上させる
ことで洗濯性能を向上することにより本洗い時の性能に
左右されずに漬け置き洗いの洗濯性能を向上することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯水の汚れ等を探知する透過度検知手段
と、洗濯兼脱水槽内の水温を検知する温度センサと、前
記透過度検知手段と布量検知手段と温度センサの出力を
入力して洗濯の行程と攪拌翼の反転時限を変化せしめる
行程制御手段とを備え、前記行程制御手段は、前記透過
度変化より検出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合と
前記温度センサによる水温に応じて、第1の目的を達成
するために、飽和時に水温を検知し、水温差により一定
の洗い時間を加算するようにしたものである。また、第
2の目的を達成するために、給水時に水温を検知し、水
温差により一定の透過度をシフトし飽和時の透過度の大
きさを変化するようにしたものである。また、第3の目
的を達成するために、漬け置き洗いは、漬け置き時間を
一定とし、給水時或いは飽和時等の本洗い移行前に水温
を検知し、水温差により一定の本洗い時間を加算するよ
うにするか、一定の透過度をシフトし飽和時の透過度の
大きさを変化するようにしたものである。また、第4の
目的を達成するために、漬け置き洗いは、設定の漬け置
き時間を、給水時に水温を検知し、水温差により一定の
漬け置き時間を加算するようにしたものである。また、
第5の目的を達成するために、漬け置き洗いは、設定さ
れた漬け置き時間内の間欠攪拌時間を、給水時に水温を
検知し、水温差により一定の漬け置き時間内の間欠攪拌
時間を変化するようにしたことを課題解決手段としてい
る。
【0012】
【作用】本発明で、飽和時に水温を検知し、水温差によ
り一定の洗い時間を加算するようにしたことで、汚れ落
ち度合と洗剤の溶け具合とにより決定された洗い時間
を、水温に応じた最適な洗い時間に変更できるようにし
て、洗濯性能を向上することができる。また、給水時に
水温を検知し、水温差により一定の透過度をシフトし、
水温差による汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化を、
飽和時の透過度の大きさを変化するように補正すること
で、水温差による汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合に差が
発生しても、一定の洗い上がりになる洗濯性能にするこ
とができる。さらに、漬け置き洗いは、漬け置き時間を
一定とし、給水時或いは飽和時等の本洗い移行前に水温
を検知し、水温差により一定の本洗い時間を加算するよ
うにするか、一定の透過度をシフトし飽和時の透過度の
大きさを変化するようにしたことで、漬け置き洗い時の
本洗い時に、水温差に応じて本洗い時間等を変更するこ
とにより洗濯性能を向上することができる。また、漬け
置き洗いは、設定の漬け置き時間を、給水時に水温を検
知し、水温差により一定の漬け置き時間を加算するよう
にしたことで、漬け置き時内の洗濯性能を向上すること
により本洗い時の性能に左右されずに漬け置き洗いの洗
濯性能を向上することができる。また、漬け置き洗い
は、設定された漬け置き時間内の間欠攪拌時間を、給水
時に水温を検知し、水温差により一定の漬け置き時間内
の間欠攪拌時間を変化するようにしたことで、漬け置き
洗いの漬け置き時に、水温差に応じて攪拌力を変化する
ことにより、漬け置き時内の汚れ落ち度合と洗剤の溶け
具合を向上させることで洗濯性能を向上することにより
本洗い時の性能に左右されずに漬け置き洗いの洗濯性能
を向上することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図7によ
り説明する。
【0014】本実施例における洗濯機の制御装置の構成
は図1に示すように、洗濯兼脱水槽(以下洗濯槽と称
す)1を内装する水受け槽2を備え、洗濯槽1の内底部
には攪拌翼3が回転自在に配されている。この攪拌翼3
は減速機構4を介してモータ5により駆動される。6は
水受け槽2の底部に設けられた排水口で、排水弁7に接
続された排水パイプ8に光センサ9を配設する。10は
光センサ9により排水パイプ8中の洗濯液の透過度を検
知することにより洗濯物の汚れを検知する透過度検知手
段、11は行程制御手段で水受け槽2内の水位を検知す
る水位探知手段12や布量検知手段13等を入力し、洗
濯、すすぎ、脱水の各工程を制御する。水受け槽2上部
には給水弁14が配設されている。一方、水受け槽2の
外底部には、例えばサーミスタから成る温度センサ15
が取り付けられている。この温度センサ15の先端部
は、水受け槽2の底面部に形成された貫通孔から水受け
槽2内に突出されている(図示せず)。
【0015】図2に本発明による透過度探知手段の一実
施例を示す。9は光センサで、発光素子9aと受光素子
9bを対向して配置し、発光素子9aの発光出力を一定
にして、受光素子9bの出力信号を検知し、洗濯液の汚
れを検知する。発光素子9aの発光出力は、マイクロコ
ンピュータ16の出力信号(パルス幅制御信号、以降P
WM信号と称す)を制御し、洗濯液が清水の時に光セン
サ出力信号が基準値となるように、透過度検知手段10
を制御する。すなわち、PWM信号をD/A変換回路1
0aにより、直流電圧に変換し、コレクタ端子に発光素
子9aが接続されたNPNトランジスタ10bのベース
電圧を制御し発光出力を制御する。トランジスタ10b
のエミッタ端子に受光素子9bのエミッタ抵抗10dの
出力信号Veはマイクロコンピュータ16のA/D変換
入力端子に加える。清水の時の受光素子9bの出力信号
Veが基準値Vsとなるように発光出力制御し、Vsか
らのセンサー電圧変化を検知することにより透過度検知
が可能となる。すなわち、清水の時の出力調整電圧Vs
が透過度100%で、センサー電圧VeとVsの比、V
e/Vsが透過度となる。
【0016】図3は、本発明による洗濯機の制御装置の
ブロック図である。交流電源17より行程制御手段11
へ交流電力を加え、行程制御手段11は、モータ5、排
水弁7、給水弁14等を制御する。18は、例えば、モ
ータ5に取り付けたエンコーダからなる回転数検知手段
である。12は洗濯槽1の水位を検知する水位検知手段
で、13は洗濯物量を検知する布量検知手段、16はマ
イクロコンピュータである。布量検知手段13は、例え
ば、洗い攪拌中におけるモータ5OFF時の攪拌翼3の
惰性回転数を検知し布量を判定するものである。すなわ
ち、布量が少なければ、攪拌制御中のモータ5OFF時
における攪拌翼3およびモータ5の惰性回転数が大き
く、回転数検知手段18の減衰パルス数は小さくなり、
布量検知ができる。19はスイッチング手段で、マイク
ロコンピュータ16からの制御信号によりモータ5、排
水弁7、給水弁14等の負荷を制御する。20は操作表
示手段で、各種のスイッチ、表示部分からなり、使用者
が指示し、あるいは使用者に表示報知するものである。
【0017】図4は、洗い運転中における透過度(セン
サー電圧)の変化を示す。時間Toから洗い攪拌が開始
し、洗剤が溶けてきたり、汚れが衣類から落ちてくると
Aのように基準電圧Vsから徐々に低下するとともに次
第に変化率も低下してVaの値となる。変化率が一定値
以下になると飽和時のTsaを飽和時間と呼ぶ。マイク
ロコンピュータ16はこのTsa時点でのセンサー電圧
Vaに従ってあらかじめROMに記憶されたデーター
(表1)に基づいて洗い時間を選び出す。この時の、水
温が高い場合はBのようになり飽和時の電圧VeはVb
のように低くなり飽和時間Tsbは短くなる。また、こ
の時の、水温が低い場合はCのようになり飽和時の電圧
VeはVcのように高くなり飽和時間Tscは長くな
る。
【0018】図5は漬け置き洗い運転中における透過度
(センサー電圧)の変化を示す。時間Toから漬け置き
時の間欠攪拌が開始し、洗剤が溶けてきたり、汚れが衣
類から落ちてくるとDのように基準電圧Vsから徐々に
低下するとともに次第に変化率も低下してVdの値とな
り飽和時間はTsdとなる。この時の、水温が低い場合
はFのようになり飽和時の電圧VeはVfのように高く
なり飽和時間Tsfは長くなる。また、本洗い時には、
飽和しきってしまっていることがわかると共に、本洗い
時間は水温が低い程短くなる恐れがある。
【0019】次に、マイクロコンピュータ16の制御内
容を説明する。すなわち、洗い行程における攪拌動作を
開始すると、光センサ9の出力電圧Veの変化率△Vを
演算する。たとえば、一定時間ごとに光センサ9の出力
電圧Vを入力し、今回の出力電圧と前回の出力電圧との
差を求めることにより行う。次に、変化率△Vが所定値
A以下となったかを判定する。この所定値Aは光センサ
9の出力電圧Veが飽和する時点を定める。そして、変
化率△Vが所定値A以下(飽和時点)と判断すれば、そ
の飽和時点における光センサ9の出力電圧Veと飽和時
間Tsに基づく通常の洗濯制御(表1)を行う。
【0020】
【表1】
【0021】なお、水温差と洗濯時間における洗濯性能
を図6に示すと共に、各水温での透過度検知手段による
洗濯制御をした洗濯時間とその洗濯性能を☆で示してい
るが、まだ洗濯性能は一定になっていない。そこで下記
にて温度センサによる本発明の制御を説明する。
【0022】(実施例1)洗い時間は、透過度検知手段
の透過度変化より検出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け
具合の変化率が一定値以下になった時(飽和した時)に
水温を検知し、水温差により例えば表2に示す洗い時間
を加算するようにした制御手段により洗濯性能を向上す
ることができる。
【0023】
【表2】
【0024】(実施例2)洗い時間は、給水時に水温を
検知し、水温差により一定の透過度を図7に示すように
シフトし飽和時の透過度の大きさを変化するようにし、
低水温時は洗い時間が伸びるようにした制御手段により
洗濯性能を向上することができる。
【0025】(実施例3)漬け置き洗い時間は、漬け置
き時間(例えば60分)は一定とし、漬け置き時の透過
度検知手段の透過度変化より検出される汚れ落ち度合と
洗剤の溶け具合の変化率が一定値以下になった時(飽和
した時)の透過度の出力信号の大きさに応じて、あらか
じめ設定されている本洗い時間を選びだす時、給水時に
水温を検知し、水温差により表3に示すように一定の本
洗い時間を加算するようにした制御手段により洗濯性能
を向上することができる。また、本洗い時に実施例2で
示したように、透過度をシフトすることで、本洗い時の
洗濯時間を伸びるようにすることでも、洗濯性能を向上
することができる。
【0026】
【表3】
【0027】(実施例4)漬け置き洗い時間は、漬け置
き時の透過度検知手段の透過度変化より検出される汚れ
落ち度合と洗剤の溶け具合の変化率が一定値以下になっ
た時(飽和した時)の透過度の出力信号の大きさと飽和
時間に応じて、設定の漬け置き時間を、給水時に水温を
検知し、水温差により表4と表5で示すような一定の漬
け置き時間gを加算することで、漬け置き時内の洗濯性
能を向上することにより、本洗い時の性能に左右され
ず、布の傷みを損なうことなく漬け置き洗いの洗濯性能
を向上することができる。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】(実施例5)設定された漬け置き時間内の
間欠攪拌時間hを、給水時に水温を検知し、水温差によ
り表4と表5で示すような一定の漬け置き時間内の間欠
攪拌時間hを変化するようにしたことで、漬け置き洗い
の漬け置き時に、水温差に応じて攪拌力を変化すること
により、漬け置き時内の汚れの落ち度合と洗剤の溶け具
合を向上させることで洗濯性能を向上することにより本
洗い時の性能に左右されず、洗濯時間の長時間化を防止
し、漬け置き洗いの洗濯性能を向上することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、飽和時に水温を検知し、水温差により一定の
洗い時間を加算するようにしたことで、汚れ落ち度合と
洗剤の溶け具合とにより決定された洗い時間を、水温に
応じた最適な洗い時間に変更できるようにして、洗濯性
能を向上することができる。また、給水時に水温を検知
し、水温差により一定の透過度をシフトし、水温差によ
る汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化を、飽和時の透
過度の大きさを変化するように補正することで、水温差
による汚れの落ち度合と洗剤の溶け具合に差が発生して
も、一定の洗い上がりになる洗濯性能にすることができ
る。さらに、漬け置き洗いは、漬け置き時間を一定と
し、給水時或いは飽和時等の本洗い移行前に水温を検知
し、水温差により一定の本洗い時間を加算するようにす
るか、一定の透過度をシフトし飽和時の透過度の大きさ
を変化するようにしたことで、漬け置き洗い時の本洗い
時に、水温差に応じて本洗い時間等を変更することによ
り洗濯性能を向上することができる。また、漬け置き洗
いは、設定の漬け置き時間を、給水時に水温を検知し、
水温差により一定の漬け置き時間を加算するようにした
ことで、漬け置き時内の洗濯性能を向上することによ
り、本洗い時の性能に左右されず、布の傷みを損なうこ
となく漬け置き洗いの洗濯性能を向上することができ
る。また、漬け置き洗いは、設定された漬け置き時間内
の間欠攪拌時間を、給水時に水温を検知し、水温差によ
り一定の漬け置き時間内の間欠攪拌時間を変化するよう
にしたことで、漬け置き洗いの漬け置き時に、水温差に
応じて攪拌力を変化することにより、漬け置き時内の汚
れ落ち度合と洗剤の溶け具合を向上させることで洗濯性
能を向上することにより本洗い時の性能に左右されず、
洗濯時間の長時間化を防止し、漬け置き洗いの洗濯性能
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全自動洗濯機の制御装置を
示す断面図
【図2】同透過度検知手段のブロック図
【図3】同全自動洗濯機の制御装置のブロック図
【図4】洗い時の透過度検知手段の出力信号変化を示す
【図5】漬け置き洗い時の透過度検知手段の出力信号変
化を示す図
【図6】各水温別の洗濯時間による洗濯性能を示すグラ
【図7】透過度のルール表
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 3 攪拌翼 5 モータ 7 排水弁 9 光センサ 10 透過度検知手段 11 行程制御手段 12 水位検知手段 13 布量検知手段 15 温度センサ 16 マイクロコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽に回転自在に配設した攪拌
    翼を駆動するモータと、発光素子と受光素子よりなり、
    洗濯水の汚れ等を検知する透過度検知手段と、前記洗濯
    兼脱水槽内の布量を判定する布量検知手段と、洗濯兼脱
    水槽内の水温を検知する温度センサと、前記透過度検知
    手段と布量検知手段と温度センサの出力を入力して洗濯
    の行程と攪拌翼の反転時限を変化せしめる行程制御手段
    とを備え、前記行程制御手段は、前記透過度変化より検
    出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合と前記温度セン
    サによる水温と布量に応じて、洗い時間、漬け置き時間
    等を制御するようにしてなる全自動洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 洗い時間は、透過度検知手段の透過度変
    化より検出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化
    率が一定値以下になった時(飽和した時)の透過度の出
    力信号の大きさと飽和時間に応じて、あらかじめ設定さ
    れている洗い時間を選びだす時、飽和時に水温を検知
    し、水温差により一定の洗い時間を加算するようにした
    請求項1記載の全自動洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】 洗い時間は、透過度検知手段の透過度変
    化より検出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化
    率が一定値以下になった時(飽和した時)の透過度の出
    力信号の大きさと飽和時間に応じて、あらかじめ設定さ
    れている洗い時間を選びだす時、給水時に水温を検知
    し、水温差により一定の透過度をシフトし飽和時の透過
    度の大きさを変化するようにした請求項1記載の全自動
    洗濯機の制御装置。
  4. 【請求項4】 漬け置き洗い時間は、漬け置き時間は一
    定とし、漬け置き時の透過度検知手段の透過度変化より
    検出される汚れ落ち度合と洗剤の溶け具合の変化率が一
    定値以下になった時(飽和した時)の透過度の出力信号
    の大きさに応じて、あらかじめ設定されている本洗い時
    間を選びだす時、給水時或いは飽和時等の本洗い移行前
    に水温を検知し、水温差により一定の本洗い時間を加算
    するようにするか、一定の透過度をシフトし飽和時の透
    過度の大きさを変化するようにした請求項1・2・3記
    載の全自動洗濯機の制御装置。
  5. 【請求項5】 漬け置き洗い時間は、漬け置き時の透過
    度検知手段の透過度変化より検出される汚れ落ち度合と
    洗剤の溶け具合の変化率が一定値以下になった時(飽和
    した時)の透過度の出力信号の大きさと飽和時間に応じ
    て、設定の漬け置き時間を、給水時に水温を検知し、水
    温差により一定の漬け置き時間を加算するようにした請
    求項1記載の全自動洗濯機の制御装置。
  6. 【請求項6】 漬け置き洗い時間は、漬け置き時の透過
    度検知手段の透過度変化より検出される汚れ落ち度合と
    洗剤の溶け具合の変化率が一定値以下になった時(飽和
    した時)の透過度の出力信号の大きさと飽和時間に応じ
    て、設定された漬け置き時間内の間欠攪拌時間を、給水
    時に水温を検知し、水温差により一定の漬け置き時間内
    の間欠攪拌時間を変化するようにした請求項1記載の全
    自動洗濯機の制御装置。
JP50A 1993-02-24 1993-02-24 全自動洗濯機の制御装置 Pending JPH06246089A (ja)

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