JPH06245884A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH06245884A
JPH06245884A JP3774093A JP3774093A JPH06245884A JP H06245884 A JPH06245884 A JP H06245884A JP 3774093 A JP3774093 A JP 3774093A JP 3774093 A JP3774093 A JP 3774093A JP H06245884 A JPH06245884 A JP H06245884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
chamber
dusts
vacuum cleaner
deodorant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3774093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Fujinami
忠雄 藤波
Tadashi Nakanishi
正 中西
Hiroshi Yokoyama
広 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3774093A priority Critical patent/JPH06245884A/ja
Publication of JPH06245884A publication Critical patent/JPH06245884A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】芳香材を含浸させたり、活性炭繊維等の悪臭吸
着材を織り込んだりした悪臭除去特性を有する高価な集
塵フィルタを使用することなく消臭効果を長期間持続さ
せることができる電気掃除機を提供する。 【構成】吸引口7と排気口8との間に設けられた有孔の
仕切壁4bにより集塵室10と電動室12とが連通状態
で隣接して形成され、集塵室10には袋状に形成された
集塵フィルタ9が着脱可能に装着され、電動室12には
集塵フィルタ9内にゴミを吸入させるファンモータ11
が収納され、仕切壁4bには集塵室10に対向した面に
悪臭物質を分解して臭わない物質に変える特性を有する
消臭剤14を含浸させた中間フィルタ13が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機、特に吸引
口と排気口との間に有孔の仕切壁を設けて、袋状に形成
された集塵フィルタが着脱可能に装着される集塵室と、
前記集塵フィルタ内にゴミを吸入させるファンモータが
収納される電動室とが連通状態で隣接して形成されると
共に、前記仕切壁に中間フィルタを設けた電気掃除機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸引口と排気口との間に有孔の仕
切壁を設けて、袋状に形成された集塵フィルタが着脱可
能に装着される集塵室と、集塵フィルタ内にゴミを吸入
させるファンモータが収納される電動室とが連通状態で
隣接して形成されると共に、仕切壁に中間フィルタを設
けた電気掃除機がある。
【0003】また、このような構成の電気掃除機に使用
されている集塵フィルタには、芳香剤を含浸させたり、
活性炭などの吸着材を織り込むことにより、集塵フィル
タ内のゴミから発生する悪臭をマスキングしたり吸着し
たりして、悪臭による不快感を使用者に与えないように
した悪臭除去特性を有するもの(例えば、特開昭61−
62431号公報参照)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された電気掃除機にあっては、芳香材を含浸させた
り、活性炭繊維等の吸着材を織り込んだりした悪臭除去
特性を有する集塵フィルタを用いているため、集塵フィ
ルタが高価なものとなり、電気掃除機を長期間使用する
ほどコストが高騰してしまうばかりでなく、集塵フィル
タの悪臭除去特性に寿命が有るため、場合によっては集
塵フィルタの交換前に悪臭が電気掃除機の外部へと漏れ
てしまう虞があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、芳香材を含浸させたり、活性炭繊維等の悪臭吸着
材を織り込んだりした悪臭除去特性を有する高価な集塵
フィルタを使用することなく消臭効果を長期間持続させ
ることができる電気掃除機を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、吸引口と排気口との間に
有孔の仕切壁を設けて、袋状に形成された集塵フィルタ
が着脱可能に装着される集塵室と、前記集塵フィルタ内
にゴミを吸入させるファンモータが収納される電動室と
が連通状態で隣接して形成されると共に、前記仕切壁に
中間フィルタを設けた電気掃除機において、少なくとも
前記中間フィルタの前記集塵室に対向した面に悪臭物質
を分解して臭わない物質に変える特性を有する消臭剤を
含浸させたことを要旨とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、前記消臭
剤は耐熱性に優れた人工酵素であると共に、前記電動室
内に難燃フィルタを設け、該難燃フィルタの前記吸引口
から前記排気口に至る通風経路に対向した面に前記消臭
剤を含浸させたことを要旨とする。
【0008】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
有孔の仕切壁が吸引口と排気口との間に設けられて集塵
室と電動室とが連通状態で隣接して形成され、集塵室に
は袋状に形成された集塵フィルタが着脱可能に装着さ
れ、電動室には集塵フィルタ内にゴミを吸入させるファ
ンモータが収納され、仕切壁には集塵室に対向した面に
悪臭物質を分解して臭わない物質に変える特性を有する
消臭剤を含浸させた中間フィルタが設けられている。
【0009】したがって、集塵フィルタ内で発生した悪
臭は、消臭剤により臭わない物質に変えられた状態で電
動室を経て排気口から排気される。
【0010】また、請求項2に記載の構成においては、
吸引口から排気口に至る通風経路に対向した面に耐熱性
に優れた人工酵素からなる消臭剤を含浸した難燃フィル
タが電動室内に設けられているため、使用中に高温化す
る電動室内においても消臭特性を保持させることができ
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の電気掃除機の実施例を図1乃
び図2に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の電気掃除機の縦断面図、図
2は要部の拡大断面図である。
【0013】図1において、電気掃除機1は、前輪2及
び後輪3を装着したベースカバー4と、このベースカバ
ー4の後方上部を覆う上カバー5と、ベースカバー4の
前方上部を覆う蓋体6との合せ構造により中空に構成さ
れていると共に、前方には図示しないホースが装着され
る吸引口7、後方には排気口8が設けられている。
【0014】ベースカバー4の中途部には、多数の通気
孔4a,4a…が形成された仕切壁4bが一体に立設さ
れ、この仕切壁4bにより、吸引口7側には袋状に形成
された集塵フィルタ9が着脱可能に装着される集塵室1
0が、また、排気口8側には集塵フィルタ9内にゴミを
吸引させるためのファンモータ11が収納される電動室
12がそれぞれ連通状態で隣接して形成されている。
【0015】また、仕切壁4bの集塵室10側には、例
えば、非晶質レーヨン等の繊維体からなる中間フィルタ
13が設けられている。
【0016】この中間フィルタ13は、通気孔4aの全
体を覆うように設けられ、図2に示すように、その下端
が仕切壁4bの支持部4cに支持され、その上端が上カ
バー5の形成された下向きの脚部5aの先端に支持され
ている。また、中間フィルタ13の集塵室10に対向し
た面には、悪臭物質を分解して臭わない物質に変える特
性を有する難燃性の人工酵素(例えば、金属フタロシア
ニン誘導体)からなる消臭剤14が含浸されている。
【0017】一方、電動室12内には、ファンモータ1
1のモータ部11aを筒状に覆う消音用の難燃フィルタ
15と、排気口8を覆う排気用の難燃フィルタ16とが
設けられている。また、この各フィルタ15,16に
は、吸引口7から排気口8に至る通気経路(図1の矢印
イ,ロ,ハ,ニ参照)に対向する面に、上述した中間フ
ィルタ13と同様に消臭剤14が含浸されている。
【0018】上記の構成において、ファンモータ11を
駆動させると、図示しないホースによりゴミが集塵フィ
ルタ9内に吸引され、この集塵フィルタ9内に集められ
たゴミから発生する悪臭は、集塵室10から電動室12
を経て排気口8へと至る過程において、中間フィルタ1
3、難燃フィルタ15,16に含浸された消臭材14に
より悪臭物質が分解されて臭わない物質に変えられるた
め、悪臭による不快感を使用者に与えることがない。し
たがって、本発明の電気掃除機1は、従来の電気掃除機
のように、芳香材を含浸させたり、活性炭繊維等の悪臭
吸着材を織り込んだりした高価な集塵フィルタを用いな
くとも消臭効果を長期間持続することができ、しかも、
電気掃除機1の使用期間が長い程コストを低減すること
ができる。
【0019】また、本発明の各フィルタ13,15,1
6に含浸される消臭剤14は、芳香剤や吸着材などに比
べて耐熱性に優れているため、ファンモータ11等の高
温化する部品近傍にも使用することができるので、通気
経路の略全体にわたる広い消臭面積を確保することがで
き、より一層効果的な消臭を行なうことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気掃除
機にあっては、少なくとも中間フィルタの集塵室に対向
した面に悪臭物質を分解して臭わない物質に変える特性
を有する消臭剤を含浸させたことにより、芳香材を含浸
させたり、活性炭繊維等の悪臭吸着材を織り込んだりし
た悪臭除去特性を有する高価な集塵フィルタを使用する
ことなく消臭効果を長期間持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の縦断面図である。
【図2】同じく要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…電気掃除機 4…ベースカバー 4b…仕切壁 7…吸引口 8…排気口 9…集塵フィルタ 10…集塵室 11…ファンモータ 12…電動室 13…中間フィルタ 14…消臭剤 15…難燃フィルタ 16…難燃フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引口と排気口との間に有孔の仕切壁を
    設けて、袋状に形成された集塵フィルタが着脱可能に装
    着される集塵室と、前記集塵フィルタ内にゴミを吸入さ
    せるファンモータが収納される電動室とが連通状態で隣
    接して形成されると共に、前記仕切壁に中間フィルタを
    設けた電気掃除機において、 少なくとも前記中間フィルタの前記集塵室に対向した面
    に悪臭物質を分解して臭わない物質に変える特性を有す
    る消臭剤を含浸させたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記消臭剤は耐熱性に優れた人工酵素で
    あると共に、前記電動室内に難燃フィルタを設け、該難
    燃フィルタの前記吸引口から前記排気口に至る通風経路
    に対向した面に前記消臭剤を含浸させたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電気掃除機。
JP3774093A 1993-02-26 1993-02-26 電気掃除機 Pending JPH06245884A (ja)

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JP3774093A JPH06245884A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電気掃除機

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JP3774093A JPH06245884A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電気掃除機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2718632A1 (fr) * 1994-04-19 1995-10-20 Bluecher Hasso Von Filtre anti-odeurs pour aspirateur.
JPH09140637A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd アップライト型電気掃除機
WO1997036534A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-09 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Geruchs- und/oder partikelfilter
JP2007054554A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toshiba Tec Corp 電気掃除機

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