JP3022934U - 掃除機用使い捨て芳香紙パック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機集塵紙パックにポプリの香りをつ
け、掃除機使用によるいやな匂いの発散を防止し、部屋
中に芳香を広げる。 【構成】 集塵紙パックの集塵紙パック部分にフレグラ
ンスオイルを染み込ませる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、電気掃除機の使い捨て集塵用紙パックに、ポプリの芳香（フレグラ ンスオイル）を染み込ませるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、掃除機用集塵紙パックは、抗菌防臭加工を施しているものはあったが、 香りをつけたものはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

電気掃除機を作動させていると、集められた塵やパックの用紙が、電気掃除機 の熱で暖められ、いやな匂いを発することがあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

紙パック自体に香りを染み込ませる。

【０００５】

【作用】

香りの染み込んでいる紙パックを、電気掃除機へ装着する。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。

【０００７】 図１の４は、集塵紙パックのパック部分（集めた塵を溜める部分）であり、柔 らかく、繊維の密な紙を用い、ここにフレグランスオイルを染み込ませる。

【０００８】 図１の３は、紙パックに厚紙を貼付した掃除機本体との取付部分である。

【０００９】 図１の１は、３の厚紙をくり抜いた部分で、ここに掃除機ホースを差し込んで 、ホースで集めた塵をパック部分に溜めていく。

【００１０】 図１の２は、同じく３の厚紙をくり抜いた部分で、掃除機本体の突起に差し込 み、集塵パックを掃除機内で固定させる。

【００１１】 図２の４は、集塵パックのパック部分、３は、集塵パックに貼付した厚紙、１ は厚紙をくり抜いたホース差し込み用の穴、２は固定用の穴である。

【００１２】 図２の５は、電気掃除機本体であり、６は、電気掃除機内の集塵パック取付部 分にかぶさっている蓋であり、開蓋されているので、裏側部分が見えている。

【００１３】 図３に点線で記載された部分は、電気掃除機内部に取り付けられた集塵紙パッ クの状況であり、４がパックの集塵部分、３がパックに取り付けられた厚紙、１ がホース差し込み用の穴、２がパック固定用の穴である。

【００１４】 図３の６は、電気掃除機内の集塵パック取付部分の蓋で、７は、集塵用ホース の電気掃除機への差し込み部分である。７のホース差し込みは、６の蓋に開けら れた穴を通して、集塵紙パックのホース差し込み用の穴に差し込まれ、ホースで 吸い込まれた塵を、パック部分に溜めていく。

【００１５】

【考案の効果】

従来の集塵袋の紙パック部分に芳香を染み込ませるのであるから、紙パックの 強度、掃除機装着時の便宜等には何等の影響をもたらすことはない。そして、従 来の紙パックでは、電気掃除機を作動させると、集められた塵や集塵パックある いはプラスチックの掃除機部品などが、熱で暖められ、埃臭い匂いを発生させて 、それが掃除機からの排気とともに拡散してしまっていたが、本考案により、ポ プリの匂いが広がり、部屋全体がポプリの芳香に包まれ、気持ち良く掃除をする ことができる。また、抗菌加工を併用することにより、病害菌や集塵パックを通 り抜けてしまうほど微細なダニなどの害虫等を、滅菌駆除することもでき、衛生 上も有益である。

【図面の簡単な説明】

【図１】集塵紙パックの全体図である。

【図２】電気掃除機の上蓋を開き、集塵紙パックを取り
付けた状況である。

【図３】電気掃除機本体に集塵ホースを取り付けた状況
である。

【符号の説明】

１ 掃除機ホース取付穴 ２ 掃除機取付穴 ３ 厚紙 ４ 集塵紙パック ５ 掃除機本体 ６ 集塵紙パック取付部蓋 ７ 掃除機ホース差込部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 パックを構成する紙にポプリの芳香（フ
   レグランスオイル）を染み込ませた電気掃除機の使い捨
   て集塵パック。