JP3039146U - マイク用キャップ - Google Patents

マイク用キャップ

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JP3039146U
JP3039146U JP1996013727U JP1372796U JP3039146U JP 3039146 U JP3039146 U JP 3039146U JP 1996013727 U JP1996013727 U JP 1996013727U JP 1372796 U JP1372796 U JP 1372796U JP 3039146 U JP3039146 U JP 3039146U
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JP
Japan
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microphone
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cap
functional
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JP1996013727U
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Inventor
卓郎 小川
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卓郎 小川
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイクを清潔に保つために、マイクに外装され
るキャップを提供する。 【解決手段】マイクの取音部31に、着脱自在に取付け
られるように、本体1を取音部31とほぼ同形状の半球
形状とし、本体1の開口部分には、マイクの隆起32に
係合する係合部1bを設け、頂点部分には、殺菌剤等を
含浸させたスポンジ2を保持する包含体4を着脱自在に
取付ける保持部1aを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容易に着脱でき、マイクを清潔に保つ為のマイク用キャップに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のカラオケの大衆化により老若男女を問わず多くの人が日常的にマイクを 使用する機会が増えてきている。 しかし、カラオケボックスなどで使用されているマイクは、不特定多数の人に より繰り返し使用されるので、他人の唇が触れたり、唾液がかかっていたりする ことがあり、ばい菌が繁殖して衛生上好ましくなく、また、臭いが発生して使用 者に不快感を起こさせる。
【0003】 このような事情を考慮すると、マイクそのものを消毒したり、消臭することが 好ましいが、マイクの構造及び耐水性、耐熱性等の性質を考慮すると、マイクそ のものを消毒、消臭することは、容易ではない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、衛生的で、マイクの悪臭を少なくするマイク用キャップを提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、以下の本考案によって達成される。
【0006】 (1) 殺菌作用、消臭作用、芳香作用のうち、少なくとも1つの作用を有 する機能体と、 機能体を保持する保持部と、マイクの取音部と係合するための係合部とを有する 本体とから成ることを特徴としたマイク用キャップ。
【0007】 (2) 殺菌作用、消臭作用、芳香作用のうち、少なくとも1つの作用を有 する機能体と、 機能体を包含する包含体と、 包含体を保持する保持部と、マイクの取音部と係合するための係合部とを有する 本体とから成ることを特徴としたマイク用キャップ。
【0008】 (3) 前記機能体は、殺菌剤、消臭剤、芳香剤のうち、少なくとも1つを 担持する担持体を有している上記(1)または(2)に記載のマイク用キャップ 。
【0009】 (4) 前記担持体は、吸収体であって、殺菌剤、消臭剤、芳香剤のうち、 少なくとも1つが含浸されている上記(3)に記載のマイク用キャップ。
【0010】 (5) 前記機能体は、多孔質体を有してる上記(1)または(2)に記載 のマイク用キャップ。
【0011】
【考案の実施の形態】
実施例について、図面を参照にして説明すると、図1は、本発明のマイク用キ ャップをマイクに取付ける状態を示す、分解斜視図であり、図2は、マイク用キ ャップの断面側面図である。機能体2を本体1の保持部1aに結合させる。そし て、本体1と機能体2が一体となったものを、マイク3に係合部1bを用いて装 着する。
【0012】 図3は、機能体2と、包含体4の構成を示す分解斜視図である。本実施例にお いては、機能体2を包含体4a、4bによって包み込む。そして、機能体2と包 含体4a、4bが一体となったものを本体1の保持部1aに結合させている。本 体1と機能体2と包含体4が一体となったものを、マイク3に係合部1bを用い て装着する。
【0013】 このように機能体2を包含体4によって包み込むことにより、機能体2が直接 唇に触れることがなくなるため、機能体の材質等の選択の幅が広がることとなる 。 本実施例のマイク用キャップに用いられる本体1について説明すると、図1およ び図2からも明らかなように、本実施例の本体1は、半球形状である。このよう な半球形状とすることで、マイク3の取音部31に密着しマイク使用時にも違和 感が生じないようになっている。このような形状は、本実施例の形状のものの他 、マイクの形状に密着するものならば、他の形状であっても良く、半楕円形や、 円筒体、直方体などどすることもできる。 また、声がマイク3に直接届き、かつ、音がこもらないように、側面に透音部 としてスリット1dや孔を設けてマイクの性能を落とさないように構成されてい る。
【0014】 さらに、本体1には、マイク3に係合し、かつ、あまりに容易に外れてしまう ことのないように、本体1の内側に係合部1bが設けられている。かかる係合部 1bは、マイク3外周に形成されている隆起部32の外側に外嵌され、下端周縁 部分の内側には突起1cを有し、突起1cが、隆起32の下側に引っ掛かって本 体1をマイク3に係合させる。係合部1bの構成は、上記構成に限らず、他の構 成であってもよい。
【0015】 また、本実施例において、本体1は、塩化ビニール等の合成樹脂により組成さ れていることが、望ましい。このように合成樹脂を使用することで、キャップの 重量が軽いものとなり、キャップ装着時にマイクが重くなるといった弊害が防止 される。また、ある程度の弾力性があるため、着脱が容易にできるという利点が ある。
【0016】 包含体4は円板形をしており、本体1と同様の材質で構成されている。包含体 4は、保持部材4aと、蓋部材4bとを有している。保持部材4aと、蓋部材4 bは、機能体2と同様の形状をすることにより機能体2を確実に保持することが できる。
【0017】 保持部材4aは、皿状に形成され、音の透過を容易とするために、底部は網目 状に形成されている。また、保持部材4aの周端部には、蓋部材4bの爪41b が挿入される挿入部42aが複数個、等間隔で形成されている。
【0018】 蓋部材4bは、保持部材4aと同形状に形成され、中央部は音の透過を容易と するために網目状に形成されている。また、周端部には、保持部材4aの挿入部 42aに挿入するための爪41bが、等間隔で複数個設けられてる。そして、保 持部材4a内には、機能体2が収容される。そして、機能体2は、保持部材4a と、保持部材4aに装着される蓋部材4bの間に挟持される。
【0019】 なお、包含体4の形状は、機能体2の形状と同様であれば、包含体4は正方形 、三角形等でもよい。また、機能体2を包含体4によって包み込むことにより、 機能体2が直接唇に触れることがなくなるため、機能体の選択の幅が広がること となり、また機能体2の効果をより持続させることができる。
【0020】 次に、本実施例の機能体2について説明する。殺菌作用、消臭作用、芳香作用 のうち、少なくとも1つの作用を発揮する。殺菌作用とは、細菌を消滅させる作 用の他、細菌の繁殖を抑える抗菌作用も含む作用である。消臭作用とは、臭いの 成分を分解する作用の他、吸着により臭いの成分を吸収する作用も含まれる。芳 香作用は、快適な臭いを発散させる作用で、臭いの種類としては、例えば花の香 、杉の木の香などが挙げられる。
【0021】 本実施形態の機能体2は、殺菌剤、消臭剤または芳香剤の内、少なくとも1つ を担持した担持体である。本実施例の場合には、担持体として吸収体が用いられ ており、具体的には、ウレタンまたは合成樹脂などが用いられている。このスポ ンジには、殺菌剤が含浸されている。殺菌剤には、例えば、硫酸8−ヒドロキシ キノリン等が用いられ、その他芳香剤として各種香料が用いられる。また、殺菌 剤には、細菌の繁殖を防止する抗菌性を有する薬剤も含まれる。担持体としてス ポンジを用いることによって、音の透過を妨げることもない。
【0022】 消臭剤としては、例えば、オオバコ、ムジナオオバコ、ヘラオオバコの中から 選択された少なくとも一種以上のオオバコ科植物全草抽出物を含有する消臭剤、 マメ科クララ属植物に含まれる消臭作用を有する成分を有効成分とする消臭剤、 ひのき油、ひば油、杉油、芳油、樟脳油などを構成成分とする消臭剤などを挙げ ることができる。
【0023】 また、吸収体としては、ウレタン等の合成樹脂の他、紙類、織布、不織布や、 これらを積層したものなどを挙げることができる。消臭剤としては、上記挙げた ものの他、紙類、織布、不織布に塗布された金属フタロシアニンなども挙げるこ とができる。
【0024】 さらに、機能体として、吸着体を用いてもよい。このような吸着体としては、 多孔質体を用いることができる。多孔質体には、例えば、天然ミネラル粘土、合 成ゼオライト、無機酸化物等の無機多孔質体や、吸着能力のある各種活性炭など が挙げられる。このような吸着体を機能体して用いることにより、防臭作用が発 揮される。 なお、機能体2は、円板形をしているが、包含部4の形状と同様であれば、正 方形、三角形等でもよい。
【0025】 他の実施例としては、紙類、不織布、織布等に殺菌剤、消臭剤、芳香剤等を含 浸させたシート状の機能体を構成し、取音部31に装着したキャップ本体1と、 取音部31の間に、シート状の機能体を挟み込んだ構成としてもよい。この場合 には、係合部が、機能体を保持する保持部としての作用を発揮する。
【0026】
【考案の効果】 請求項1に記載の考案によれば、使用時にマイクから悪臭が発生することが抑 制され、衛生的であり、快適にマイクを使用することができる。また、既存のマ イクに取付けることができるので、汎用性がある。 請求項2に記載の考案によれば、上記効果に加えて、機能体の交換ができるの で、機能体を適宜交換することによって、殺菌、防臭といった効果を常に維持さ せることができ、また、芳香作用による香の種類を交換することができる。さら に、機能体が直接唇に触れることがなくなるため、機能体の選択の幅が広がるこ ととなり、また機能体の効果をより持続させることができる。 請求項3に記載の考案によれば、担持体に殺菌剤、消臭剤、芳香剤等を担持さ せているので、担持体を任意に形状に変更することによって、殺菌剤、消臭剤、 芳香剤等の材質として特性を考慮することなく、機能体を所望の形状にすること ができる。 請求項4に記載の考案によれば、担持体として吸収体を用いることによって、 殺菌剤、消臭剤、芳香剤等の担持を容易として、効果の持続性をより向上させる ことができる。 請求項5に記載の考案によれば、消臭効果をより長期に持続させることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマイク用キャップの斜視図である。
【図2】本考案のマイク用キャップの本体の横断面図で
ある。
【図3】本考案のマイク用キャップの包含体の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 保持部 1b 係合部 2 機能体 3 マイク 4 包含体 4a 保持部材 4b 蓋部材 7

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌作用、消臭作用、芳香作用のうち、
    少なくとも1つの機能を有する機能体と、機能体を保持
    する保持部と、マイクの取音部と係合するための係合部
    とを有する本体とから成ることを特徴としたマイク用キ
    ャップ。
  2. 【請求項2】 殺菌作用、消臭作用、芳香作用のうち、
    少なくとも1つの作用を有する機能体と、機能体を包含
    する包含体と、包含体を着脱自在に保持する保持部と、
    マイクの取音部と係合するための係合部とを有する本体
    とから成ることを特徴としたマイク用キャップ。
  3. 【請求項3】 前記機能体は、殺菌剤、消臭剤、芳香剤
    のうち、少なくとも1つを担持する担持体を有している
    請求項1または2に記載のマイク用キャップ。
  4. 【請求項4】 前記担持体は、吸収体であって、殺菌
    剤、消臭剤、芳香剤のうち、少なくとも1つが含浸され
    ている請求項3に記載のマイク用キャップ。
  5. 【請求項5】 前記機能体は、吸着体を有してる請求項
    1または2に記載のマイク用キャップ。
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