JPH06245663A - 雛の箱詰め装置 - Google Patents

雛の箱詰め装置

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Publication number
JPH06245663A
JPH06245663A JP5035329A JP3532993A JPH06245663A JP H06245663 A JPH06245663 A JP H06245663A JP 5035329 A JP5035329 A JP 5035329A JP 3532993 A JP3532993 A JP 3532993A JP H06245663 A JPH06245663 A JP H06245663A
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JP
Japan
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chicks
box
chick
conveyor
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP5035329A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kanazawa
正 金沢
Fumiya Saito
文也 齋藤
Katsuichi Yoshida
勝一 吉田
Masahiko Kosaka
正彦 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koiwai Farm Ltd
Original Assignee
Koiwai Farm Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に雛を箱詰めできるようにするととも
に、雛を所定数ずつ仕分けて収納できるようにし、箱詰
め作業を容易にして作業効率を向上させる。 【構成】 始動信号があったとき駆動され停止信号があ
ったとき停止して、雛を収容する左右に区画された部屋
2を備えた箱Bを、箱詰め位置Tに位置決めする箱送出
コンベア61と、雛を箱詰め位置Tの箱Bの上方に搬送
する雛コンベア80と、雛コンベア80から落下する雛
を部屋2に導く通路を形成するとともに左部屋2に導く
左位置及び右部屋2に導く右位置の2位置に切替可能な
案内機構85と、雛コンベア80によって搬送される雛
を検知する雛カウントセンサ82を備え雛の数をカウン
トする雛カウント手段と、雛カウント手段が所定数量を
カウントしたとき案内機構85を切り替える切替手段8
8とを備え、案内機構85の切り替え及び箱Bの送出に
より、箱Bの左右及び前後の部屋2に順次所定数量の雛
を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鶏等の雛を箱詰めする
ための雛の箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、雛の雌雄の鑑別に際し
ては、鑑別後の雌の雛を箱に収容し、出荷するようにし
ている。雛を収容する箱としては、例えば、図11に示
すように、段ボール等で形成され、仕切板1で前後左右
に区画された4つの部屋2を備え、側壁3に通気用の穴
4を開設したものがある。従来、このような箱Bに雛を
詰める際は、人手によって雛をつかんで各部屋2に詰め
るようにしており、例えば、各部屋に25羽ずつ収容
し、一つの箱Bでは合計100羽収納するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、人手によって雛を箱詰めしており、しかも、所定
数ずつ仕分けて収容しなければならないし、収納数を間
違えないようにしなければならないので、作業が煩雑
で、効率が悪いという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、その課題は、自動的に雛を箱詰めできるように
するとともに、雛を所定数ずつ仕分けて収納できるよう
にし、箱詰め作業を容易にして作業効率を向上させる雛
の箱詰め装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、左右に区画された雛を
収容する部屋を備えた箱を箱詰め位置に位置決めし、箱
の各部屋に夫々所定数の雛を入れる雛の箱詰め装置にお
いて、雛を箱詰め位置の箱の上方に搬送する雛コンベア
と、雛コンベアから落下する雛を部屋に導く通路を形成
するとともに左部屋に導く左位置及び右部屋に導く右位
置の2位置に切替可能な案内手段と、雛コンベアによっ
て搬送される雛の数をカウントする雛カウント手段と、
雛カウント手段が所定数量をカウントしたとき案内手段
を切り替える切替手段とを備えたものである。
【0006】また、始動信号があったとき駆動されて箱
を送出し停止信号があったとき送出される箱を箱詰め位
置に位置決めする箱送出手段と、雛カウント手段が所定
数量をカウントしたとき上記始動信号を送出する始動信
号送出手段と、送出される箱が箱詰め位置に位置したこ
とを検知して停止信号を送出する停止信号送出手段とを
備えたことが有効である。
【0007】そして、必要に応じ、上記案内手段は、上
記雛カウント手段が所定数量をカウントしたとき雛の通
路を遮断するストッパ機構を備えたことが有効である。
【0008】
【作用】このような構成からなる雛の箱詰め装置によれ
ば、箱が箱詰め位置に位置決めされた状態で、先ず、案
内手段が左位置及び右位置のいずれか一方に位置させら
れる。この状態で、雛コンベアから雛が搬送されると、
雛が箱詰め位置に停止させられた箱に向けて落下させら
れ、案内手段の通路によって案内されて、一方の部屋に
導かれ収容される。この過程において、雛カウント手段
によって雛の数がカウントされ、所定数がカウントされ
ると、切替手段によって案内手段が左位置及び右位置の
いずれか他方に位置させられる。その後、この状態で、
雛コンベアから雛が搬送されると、雛が箱詰め位置に停
止させられた箱に向けて落下させられ、案内手段の通路
によって案内されて、他方の部屋に導かれ収容される。
このようにして、左右の部屋に交互に所定数量の雛が案
内されて収容される。
【0009】また、箱送出手段を備えた場合には、左右
の部屋に雛が収容されると、雛カウント手段のカウント
に基づいて始動信号送出手段により始動信号が送出され
て箱送出手段が駆動されて箱を送出し、停止信号送出手
段の停止信号により箱を箱詰め位置に位置決めする。そ
のため、供給される箱の左右のみならず前後にも順次雛
が収容されていく。
【0010】更に、案内手段が雛カウント手段のカウン
トに基づいて雛の通路を遮断するストッパ機構を備えた
場合には、雛コンベアから所定数以上の次の雛が落下し
て箱に収納されようとしても、このストッパ機構によっ
て余分の雛が押えられ、そのため、正確な数量の雛が箱
に収容される。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係る雛の箱詰め装置を説明する。図1に示すように、実
施例に係る雛の箱詰め装置Hは、雛鑑別用搬送装置Kに
連続して設けられている。雛鑑別用搬送装置Kは、雛が
載せられて搬送される一対のコンベア10,10と、コ
ンベア10の側部に設けられ雛の雌雄を鑑別するための
複数の鑑別ステージ15と、コンベア上の雛を鑑別ステ
ージ15に取り出す雛取出し装置20とを備えている。
【0012】コンベア10は、テーブル11上に支持さ
れた直状のベルトコンベアで構成され、雛の搬送径路を
直線状にしている。各コンベア10のベルトは、互いに
異なる方向に駆動させられ、一方のコンベア10が往路
用、他方が復路用に構成されている。また、コンベア1
0の両端部位には一方のコンベア10から他方のコンベ
ア10へ雛を滑降させて移す下降樋13が設けられ、雛
が循環可能になっている。各コンベア10の両側縁に
は、コンベア10に沿い雛の搬送径路を隠す隠蔽板17
が設けられている。この隠蔽板17は、テーブル11に
付いた鑑別者の搬送される雛に対する視線を遮る高さに
形成されている。また、コンベア10の長手方向一端側
には、一方のコンベア10に雛を供給するための雛供給
テーブル14が設けられている。
【0013】上記のテーブル11面は、コンベア10の
組の両側部において、複数に区画され、各区画域が雛の
雌雄を鑑別するための鑑別ステージ15として構成され
ている。各鑑別ステージ15は、鑑別者が椅子に着座し
て付ける高さになっている。また、鑑別ステージ15に
は、雛取出し装置20によって取り出された雛を溜める
矩形の雛溜容器16が設けられている。雛取出し装置2
0は、回動させられて雛の搬送径路を遮断してコンベア
10上の雛を通過ゲート21から雛溜容器16に導く導
入位置及び雛の搬送径路を開通させてコンベア10上の
雛を通す開通位置の2位置に切替え可能な案内板22を
備えている。
【0014】また、雛溜容器16の左右には、雛溜容器
16から取り出されて鑑別された雌雛及び雄雛を夫々受
け入れる雌用及び雄用の箱状の雛の受入装置40が設け
られている。雛の受入装置40は、コンベア10の下方
に延びているシュータ(図示せず)に接続されている。
一方、テーブル11の下部には、ベルトコンベアからな
る一対の二次搬送コンベア50,50が上記コンベアと
平行に設けられている。一方の二次搬送コンベア50
は、雌用の受入装置40に接続されたシュータから排出
される雌雛を、コンベア10の長手方向一端側に搬送す
るものである。また、他方の二次搬送コンベア50は、
雄用の受入装置40に接続されたシュータから排出され
る雄雛を、コンベア10の長手方向他端側の容器58に
搬送するものである。
【0015】二次搬送コンベア50の一端側には、搬送
された雌の雛が停留され、不良雛を選別する雛選別テー
ブル51が設けられている。このテーブル51の両側に
は選別された不良雛が投入されるシュータ52が設けら
れている。54はシュータ52の排出口下部に置かれる
箱である。
【0016】次に、実施例に係る箱詰め装置Hについて
説明する。この箱詰め装置Hは、上述したように、図1
1に示す箱Bに雛を収納するものである。箱Bは、段ボ
ール等で形成され、仕切板1で前後左右に区画された4
つの部屋2を備え、側壁3に通気用の穴4を開設したも
のである。実施例においては各部屋に25羽ずつ収容
し、一つの箱Bでは合計100羽収納するようにしてい
る。
【0017】図1乃至図5に示すように、この箱詰め装
置において、61は後述の始動信号送出手段からの始動
信号があったとき駆動されて箱Bを送出し、停止信号送
出手段からの停止信号があったとき送出される箱Bを箱
詰め位置Tに位置決めするベルトコンベア型の箱送出手
段としての箱送出コンベアである。図3及び図5に示す
ように、箱送出コンベア61には上記の停止信号送出手
段が設けられている。この停止信号送出手段は、箱送出
コンベア61の側部ガード板62に設けられ、箱Bの前
端に当接し送出される箱Bの前側の部屋2が箱詰め位置
Tに位置したことを検知して停止信号を送出する第一の
リミットスイッチ63と、箱Bの中間の仕切板1に当接
し送出される箱Bの後側の部屋2が箱詰め位置Tに位置
したことを検知して停止信号を送出する第二のリミット
スイッチ64とから構成されている。
【0018】70は箱送出コンベア61の前位に設けら
れた箱供給コンベアである。箱供給コンベア70は、図
1及び図2に示すように、上記雛供給テーブル14側か
ら延びる第一のローラコンベア71と、第一のローラコ
ンベア71の終端から直角に折れ曲がって上記箱送出コ
ンベア61の始端に延びる傾斜した第二のローラコンベ
ア72とから構成されている。
【0019】73は跳ね上げ機構であり、第一のローラ
コンベア71上の終端に至った箱Bをソレノイド74の
駆動により持ち上げて第二のローラコンベア72に移し
替える揺動アーム75を備えている。76は第一のロー
ラコンベア71に設けられ雛供給テーブル14側から供
給される箱Bが揺動アーム75に衝突しないように第一
のローラコンベア71の終端への箱Bの供給を停止する
ストッパであり、上記揺動アーム75のソレノイド74
と同期して作動するソレノイド77で駆動される。78
は第二のローラコンベア72の終端側に設けられ、第二
のローラコンベア72を滑り落ちた箱Bを箱送出コンベ
ア61の始端に載せるためのサブコンベアである。79
aは箱送出コンベア61の始端側に設けられ、箱送出コ
ンベア61上の箱Bがなくなったことを検知して、上記
ソレノイド74,77及びサブコンベア78をオン作動
させるための光電スイッチである。79bは上記光電ス
イッチ79aからの信号があってから所定時間内に箱B
を検知しないとき警報ブザーを鳴動させるための光電ス
イッチである。
【0020】80は上記雛選別テーブル51から、箱詰
め位置Tに停止させられた箱Bの上方に雛を搬送して箱
Bに向けて落下させるベルトコンベアからなる雛コンベ
アである。雛コンベア80の搬送径路中には、雛を一時
的に塞き止めて、くっついた雛を分離するための左右か
ら突出した複数の抵抗板81が設けられている。また、
箱詰め装置Hは、雛コンベア80によって搬送される雛
の数をカウントする雛カウント手段を備えている。雛カ
ウント手段は、雛コンベア80の搬送径路終端部に設け
られ、雛コンベア80によって搬送される雛を検知する
光電型の雛カウントセンサ82と、後述の制御部100
に設けられ雛カウントセンサ82からの信号をカウント
するカウンタ(図示せず)とを備えて構成されている。
【0021】85は雛コンベア80から落下する雛を箱
Bの部屋2に導く通路を形成するとともに左部屋2に導
く左位置L(図7)及び右部屋2に導く右位置R(図
9)の2位置に切替え可能な案内手段としての案内機構
である。案内機構85は、図3乃至図6に示すように、
筒状のカバー86と、カバー86内に通路を形成しうる
ように所定の間隔で互いに対向して設けられ、上端縁が
カバー86に回動可能に支持された一対のガイド板87
とを備えている。即ち、一対のガイド板87は、同方向
に回動させられて、ガイド板87間に左部屋2に導く通
路を形成する左位置L及びガイド板87間に右部屋2に
導く通路を形成する右位置Rの2位置に切替え可能にな
っている。図6に示すように、88は雛カウントセンサ
82のカウンタが所定数量(実施例では一つの箱Bにつ
いて25,75羽)カウントしたときガイド板87を切
り替える切替手段である。切替手段88は、各ガイド板
87をワイヤ89を介して引張りまたは押して夫々回動
させる一対のソレノイド89aを備えて構成されてい
る。
【0022】上記案内機構85は、雛の通路を遮断する
遮断位置X(図8及び図10)及び通路を開放する開放
位置Y(図7及び図9)の2位置に駆動可能なストッパ
機構90を備えている。このストッパ機構90は、図6
に示すように、各ガイド板87の先端に回動可能に設け
られたストッパ板91と、雛カウントセンサ82のカウ
ンタが所定数量(実施例では一つの箱Bについて25,
50,75,100羽)をカウントしたときストッパ板
91を遮断位置Xにするとともに、上記切替手段88に
よるガイド板87の切替え後及び第一及び第二のリミッ
トスイッチ64による停止信号の送出後にストッパ機構
90を開放位置Yにする駆動手段92とからなる。駆動
手段92は、両ストッパ板91をワイヤ93を介して引
張りまたは押して夫々回動させるソレノイド94で構成
されている。
【0023】図6,図7乃至図10に示すように、95
はガイド板87及びストッパ板91を覆う袋状のカバー
であって、布,ポリエチレン,スポンジ等の柔らかい材
料で形成されている
【0024】図1において、100は制御部であって、
雛カウントセンサ82のカウンタを備えるとともに、上
記リミットスイッチやソレノイド等の信号のやりとりを
統括管理するものである。また、この制御部100は、
一つの箱Bにつき雛カウントセンサ82のカウンタが所
定数量(実施例では50,100羽)をカウントしたと
き上記箱送出コンベア61の始動信号を送出する始動信
号送出手段を備えている。
【0025】従って、実施例に係る雛鑑別用搬送装置を
用いて雛を鑑別するときは、鑑別者が、鑑別ステージ1
5に着座して付き、雛供給テーブル14から、作業者が
一方のコンベア10に箱Bから雛を取出して供給する。
空いた箱Bは、箱詰め装置60の箱供給コンベア70の
第一のローラコンベア71に載せる。
【0026】そして、供給された雛は一方の往路用コン
ベア10によって搬送されるとともに、下降樋13を下
降して他方の復路用コンベア10に移載され元位置に戻
って下降樋13を下降して再び一方の往路用コンベア1
0によって搬送され、循環させられる。この場合、コン
ベア10が直線状になっているので、雛が真直に進み、
それだけ、雛がよろけて倒れる頻度が少なくなり、雛の
弱りが防止される。
【0027】この搬送過程で、各鑑別ステージ15にお
いて、雛取出し装置20によって雛が取出される。即
ち、各鑑別ステージ15においては、先ず、案内板22
が導入位置に設定され、通過ゲート21が開放させられ
る。このため、コンベア10に乗って搬送される雛は、
案内板22に当接して通過ゲート21に導かれ、雛溜容
器16に入れられる。雛溜容器16に、ある程度の雛が
溜ると、案内板22が開通位置に位置決めされ、コンベ
ア10上の雛は下流へと搬送される。このようにして、
各鑑別ステージ15において、上記と同様に雛溜容器1
6に雛が取り込まれる。
【0028】鑑別ステージ15においては、鑑別者が雛
溜容器16に溜った雛を順次取上げ、雌雄の鑑別を行な
う。そして、雌と判別された雛は、雌用の受入装置40
に投入され、雄と判別された雛は雄用の受入装置40に
投入される。このように鑑別されて雛受入装置40に投
入された雛は、シュータを通って二次搬送コンベア50
に排出され、雌と判別された雛は、雛選別テーブル51
に搬送される。また、雄と判別された雛は、他方の二次
搬送コンベア50に排出され、他端側に設けた容器58
に集約され、不要雛として処理される。
【0029】雛選別テーブル51においては、搬送され
た雌の雛が停留され、傷ついた雛や弱った雛等の不良雛
が選別されて取出され、テーブル51の両側に設けたシ
ュータ52に投入されて、排出口下部に置かれる雛用箱
54に入れられ、不要雛として処理される。
【0030】次に、雛選別テーブル51において、良品
と判別された雛は、実施例に係る箱詰め装置Hによって
箱詰めされる。先ず、上記雛供給テーブル14において
空けられた箱Bが、箱供給コンベア70の第一のローラ
コンベア71に供給されており、箱送出コンベア61の
始端側に設けた光電センサが箱Bがなくなったことを検
知すると、ソレノイド74,77及びサブコンベア78
をオン作動させ、跳ね上げ機構73の揺動アーム75が
駆動して、第一のローラコンベア71上の終端に至った
箱Bを持ち上げて第二のローラコンベア72に移し替え
る。これにより、箱Bが箱送出コンベア61に供給され
る。この場合、ストッパ76により、雛供給テーブル1
4側から供給される箱Bの進行が停止され、揺動アーム
75に衝突しないようになる。箱が供給された箱送出コ
ンベア61においては、箱Bの前側の部屋2を箱詰め位
置Tに位置決めする。
【0031】箱詰め位置Tにおいては、予め、図7に示
すように、案内機構85のガイド板87が、左位置Lに
位置決めされている。この状態で、雛コンベア80によ
って、上記雛選別テーブル51から雛が搬送されると、
雛コンベア80の終端から箱詰め位置Tに停止させられ
た箱Bの上方に雛を搬送して箱Bに向けて落下させられ
る。この場合、雛は、雛コンベア80の搬送径路中にあ
る抵抗板81によって、一時的に塞き止めれて、一羽ず
つ送り出されるので、くっついた雛が分離され、略一列
になって搬送される。そして、この搬送過程において、
雛カウントセンサ82が搬送される雛を検知しカウンタ
によって雛の数がカウントされる。
【0032】そして、雛コンベア80の終端から落下さ
せられた雛は、案内機構85のガイド板87の通路によ
って案内されて、箱Bの左部屋2に導かれ、収容され
る。この場合、ガイド板87及びストッパ板91は袋状
のカバー95で覆われているので、雛が落下する衝撃を
吸収することができ、そのため、雛が直接ガイド板87
及びストッパ板91当たって傷んでしまう事態が防止さ
れ、雛の品質の低下が防止される。そして、雛カウント
センサ82のカウンタが所定数(実施例では25羽)を
カウントすると、図8に示すように、ストッパ機構90
のストッパ板91が遮断位置Xに駆動されて雛の通路を
遮断する。また、案内機構85のガイド板87が、切替
手段88によって右位置Rに切り替えられる。
【0033】この場合、雛コンベア80の終端から所定
数以上の次の雛が落下して箱Bに収納されようとして
も、このストッパ板91によって余分の雛が押えられ
る。そのため、実際に箱Bの部屋2に収納される雛の数
を正確にすることができ、それだけ、製品の信頼性を増
すことができる。また、ストッパ板91によって押えら
れた雛は、次の部屋2に収納するときにストッパ板91
の開放によって排出される。そのため、各部屋2に収納
される雛の数を正確にすることができる。
【0034】この状態で、図9に示すように、ストッパ
機構90のストッパ板91が開放位置Yに駆動される。
これにより、雛コンベア80の終端から落下させられた
雛は、案内機構85のガイド板87の通路によって案内
されて、箱Bの右部屋2に導かれ、収容される。その
後、雛カウントセンサ82が所定数(実施例では50
羽)をカウントすると、図10に示すように、ストッパ
機構90のストッパ板91が遮断位置Xに駆動されて雛
の通路を遮断する。また、このとき、上記箱送出コンベ
ア61の始動信号が送出され、この始動信号によって、
箱送出コンベア61が駆動され、第二のリミットスイッ
チ64が箱Bの中間の仕切板1に当接すると停止され
て、箱Bの後側の部屋2が箱詰め位置Tに位置決めさせ
られる。
【0035】この状態で、ストッパ機構90のストッパ
板91が開放位置Yに駆動される。これにより、雛コン
ベア80の終端から落下させられた雛は、案内機構85
のガイド板87の通路によって案内されて、箱Bの右部
屋2に導かれ、収容される。その後、雛カウントセンサ
82のカウンタが所定数(実施例では75羽)をカウン
トすると、ストッパ機構90のストッパ板91が遮断位
置Xに駆動されて雛の通路を遮断する。また、案内機構
85のガイド板87が、切替手段88によって今度は左
位置Lに切り替えられる。
【0036】この状態で、ストッパ機構90のストッパ
板91が開放位置Yに駆動される。これにより、雛コン
ベア80の終端から落下させられた雛は、案内機構85
のガイド板87の通路によって案内されて、箱Bの左部
屋2に導かれ、収容される。その後、雛カウントセンサ
82のカウンタが所定数(実施例では100羽)をカウ
ントすると、ストッパ機構90のストッパ板91が遮断
位置Xに駆動されて雛の通路を遮断する。また、このと
き、上記箱送出コンベア61の始動信号が送出され、始
動信号によって、箱送出コンベア61が駆動され、第一
のリミットスイッチ63に箱Bの前端が当接すると停止
されて、次の箱Bの前側が箱詰め位置Tに位置決めさせ
られる。このとき、上述したように、箱送出コンベア6
1には、箱供給コンベア70から次の箱Bが供給されて
いる。
【0037】このようにして、雛カウントセンサ82の
カウンタの計数に基づいて、案内機構85が切り替えら
れるとともに、箱Bが送出されて、雛が自動的に箱詰め
されて排出されていく。そのため、逐一人間が箱詰めし
なくても良く、作業性が大幅に向上させられる。
【0038】尚、上記実施例においては、4つの部屋2
を備えた箱Bに対応させているが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、前後方向に部屋数の多い箱に対応
させるようにしても良く適宜変更して差し支えない。ま
た、雛は、鶏に限らず別の種類の雛であっても良いこと
は勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の雛の箱詰
め装置によれば、雛カウント手段によって雛の数をカウ
ントしながら、案内手段を左右に切り替えて雛を箱の各
部屋に収納していくので、自動的にかつ雛を所定数ずつ
仕分けて予定の収納数を確実に各部屋に収納でき、その
ため、箱詰め作業を容易に行なうことができるので、作
業効率を大幅に向上させることができる。
【0040】また、雛カウント手段のカウントに基づい
て箱を送出する箱送出手段を備えた場合には、箱の送出
も自動的に行なって雛を箱の各部屋に収納できるので、
より一層箱詰め作業を容易に行なうことができる。
【0041】更に、ストッパ機構を備えた場合には、所
定数以上の雛が落下して箱に収納されようとしても、こ
のストッパ機構で余分の雛を押え、次の部屋に収納する
ときに排出できるので、実際に箱の各部屋に収納される
雛の数を正確にすることができ、それだけ、製品の信頼
性を増すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置をこれが
用いられる雛鑑別用搬送装置とともに示す平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置の斜視図
である。
【図3】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置を示す要
部斜視図である。
【図4】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置の要部を
示す正面図である。
【図5】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置の要部を
示す側面図である。
【図6】本発明の実施例に係る雛の箱詰め装置の要部を
示す部分斜視図である。
【図7】実施例に係る雛の箱詰め装置の作用を示す図で
ある。
【図8】実施例に係る雛の箱詰め装置の作用を示す図で
ある。
【図9】実施例に係る雛の箱詰め装置の作用を示す図で
ある。
【図10】実施例に係る雛の箱詰め装置の作用を示す図
である。
【図11】雛を収容する箱の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 箱 K 雛鑑別用搬送装置 1 仕切板 2 部屋 10 コンベア 15 鑑別ステージ 16 雛溜容器 17 隠蔽板 20 雛取出し装置 40 雛の受入装置 50 二次搬送コンベア H 雛の箱詰め装置 T 箱詰め位置 61 箱送出コンベア 63 第一のリミットスイッチ 64 第二のリミットスイッチ 70 箱供給コンベア 71 第一のローラコンベア 72 第二のローラコンベア 73 跳ね上げ機構 80 雛コンベア 81 抵抗板 82 雛カウントセンサ 85 案内機構 L 左位置 R 右位置 86 カバー 87 ガイド板 88 切替手段 90 ストッパ機構 X 遮断位置 Y 開放位置 91 ストッパ板 92 駆動手段 100 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 正彦 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 小 岩井農牧株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に区画された雛を収容する部屋を備
    えた箱を箱詰め位置に位置決めし、箱の各部屋に夫々所
    定数の雛を入れる雛の箱詰め装置において、雛を箱詰め
    位置の箱の上方に搬送する雛コンベアと、雛コンベアか
    ら落下する雛を部屋に導く通路を形成するとともに左部
    屋に導く左位置及び右部屋に導く右位置の2位置に切替
    可能な案内手段と、雛コンベアによって搬送される雛の
    数をカウントする雛カウント手段と、雛カウント手段が
    所定数量をカウントしたとき案内手段を切り替える切替
    手段とを備えたことを特徴とする雛の箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 始動信号があったとき駆動されて箱を送
    出し停止信号があったとき送出される箱を箱詰め位置に
    位置決めする箱送出手段と、雛カウント手段が所定数量
    をカウントしたとき上記始動信号を送出する始動信号送
    出手段と、送出される箱が箱詰め位置に位置したことを
    検知して停止信号を送出する停止信号送出手段とを備え
    たことを特徴とする雛の箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 上記案内手段は、上記雛カウント手段が
    所定数量をカウントしたとき雛の通路を遮断するストッ
    パ機構を備えたことを特徴とする請求項1または2記載
    の雛の箱詰め装置。
JP5035329A 1993-02-24 1993-02-24 雛の箱詰め装置 Pending JPH06245663A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022043144A (ja) * 2015-11-13 2022-03-15 アプライド ライフサイエンシズ アンド システムズ エルエルシー 雛の性別を判定するシステム

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