JPH06245206A - 初期インターレース−フィールド画像に関連するデジタル信号の動き検出段およびこの検出段を含む符号化装置 - Google Patents

初期インターレース−フィールド画像に関連するデジタル信号の動き検出段およびこの検出段を含む符号化装置

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JPH06245206A
JPH06245206A JP5316771A JP31677193A JPH06245206A JP H06245206 A JPH06245206 A JP H06245206A JP 5316771 A JP5316771 A JP 5316771A JP 31677193 A JP31677193 A JP 31677193A JP H06245206 A JPH06245206 A JP H06245206A
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macroblock
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JP5316771A
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Fert Etienne
フェル エティエン
Frederique Guede
ゲド フレデリック
Cornelis J Janson
ヨハネス ヤンソン コルネリス
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/103Selection of coding mode or of prediction mode
    • H04N19/112Selection of coding mode or of prediction mode according to a given display mode, e.g. for interlaced or progressive display mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一層信頼性のある作動を呈する動き検出段、
およびかかる動き検出段を具える符号化装置を提供せん
とするものである。 【構成】 初期インターレースフィールド画像に関連す
るデジタル信号の動き検出段はフォーマット変換回路お
よびその出力端子に結合された第1および第2フィルタ
チャネルの並列接続配置並びに第1および第2フィルタ
チャネルの出力信号を比較する比較器を具える。この動
き検出段は、符号化チャネル101および予測チャネル
102並びに画像が細分割されるブロックをデインター
レースするサブアセンブリ103を具える符号化装置に
特に用いることができる。このサブアセンブリ103は
動き検出段210と、符号化チャネル101ではブロッ
クのデインターレースを承認し、関連する予測チャネル
102では同様にブロックのリインターレースを承認す
るように配列されたスイッチング段221,222,2
23,224,231,232,233,234を具え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は初期インターレースフィ
ールド画像に関連するデジタル信号の動き検出段および
かかる動き検出段を含むデジタル信号符号化装置に関す
るものである。また、本発明はデジタル(輝度またはク
ロミナンス)テレビジョン信号を伝送および/または記
録するテレビジョン画像符号化の分野において、または
フォーマット変換の分野において特に適用し得るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願EP-0 282 135号には
符号化区分および復号化区分を具えるテレビジョンシス
テムが記載されている。例えばビデオレコーダのような
かかるシステムの復号化区分では、元のアナログ信号を
サンプリングしてデジタル信号に変換する。元の画像を
表わすこれらデジタル信号はM×N画素に相当する信号
のブロックに細分割する(大部分の場合例えばM=N=
8または16)。斯くして構成されたブロックは1組の
係数y(i,k)に変換され(ここでは離散余弦変
換)、次いでこれら係数を可変長符号化回路に供給する
(iおよびkは係数が構成するテーブルの係数のライン
および列の数を示す)。
【0003】また、このシステムの符号化区分は動き検
出器を具え、これによりスイッチング信号を2つの作動
モード、即ち、フィールド内モードおよびフレーム内モ
ードで伝送する。1画像の2フィールドを異なる瞬時に
記録し、且つ2つの隣接画像ライン(一方が1つのフィ
ールドを具え、他方が他のフィールドを具える)は局部
的に著しく異なる輝度および/またはクロミナンスレベ
ルを有し、これは復号後最終的に再構成された画像のレ
ベルでフリッカーラインとして可視的に顕著となる。ま
た、動き検出器を用いて2つの順次のフィールドを分離
する時間間隔中画像に物体が配置されているか否かを決
めるとともに物体が配置されたいる場合にはその動きを
(上述したように画像の僅かな部分、1ブロックが8×
8画素の場合には64画素のみを示す)画像ブロックで
認知し得るかどうかを決めるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】動き検出器は、これに
よって供給されるスイッチング信号の2つの可能な値の
うちの一方に対してはシステムをフレーム内モード(顕
著でない動き)に置くとともに他方の値に対してはシス
テムをフィールド内モード(画像ブロックのレベルに顕
著な動きが存在)に置くようにしている。一方または他
方のモードを選択することにより元の信号はこれらが受
ける変換レベルで影響を受けるようになる。即ち、フレ
ーム内モードではブロックはそのまま処理されるが、フ
ィールド内モードでは各ブロックの2つのフィールドが
まず最初一方がブロックの奇数ラインを具え、他方が偶
数ラインを具える2つのサブブロックに分割されるよう
になる。各サブブロックでかかる変換によって得られた
係数の値は画像における動きの存在によってもはや妨害
されなくなり、これは前述したようにフリッカーライン
として可視的に顕著となり、且つフレーム内モードがフ
ィールド内の動きの存在にもかかわらず保持される場合
に対し符号化後のビットレートを著しく減少させること
ができる。
【0005】内容が前述したように繰返される上記文献
では、動き検出器の作動原理は垂直方向における周波数
の目安に基づくものである。特に、(8×8画素より成
る)各画像ブロックはアダマール変換を受け、これに従
ってブロックの最も高い垂直周波数が存在することは次
式で示される係数値から既知である。
【数1】 ここにx(1,8)はラインiおよび列kの画素を考慮
したブロックのグレイレベルを示す。この係数値をスレ
シホルド値と比較し、この比較結果によってスイッチン
グ信号の伝送、従ってフレーム内モードまたはフィール
ド内モードの何れかの選択を制御する。
【0006】しかし、この動作原理は満足であるとは思
えない。所定のフィールド内動きの存在によって特徴付
けられた或る画像ブロックはそのまま検出できず、最適
でない作動に寄与したとえ何れの用途を考慮するとして
もフレーム内モードに従って処理継続が行われるように
なる。
【0007】本発明の第1の目的はその作動が前述した
場合よりも一層信頼性のある動き検出段を提供せんとす
るものである。本発明の第2の目的はかかる動き検出段
を具える符号化装置を提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は初期インターレ
ースフィールド画像に関連するデジタル信号の動き検出
段において、 (a)このデジタル信号をm×n画素のブロックに細分
割するかまたは所定数のこれらブロックを再群別する
(p×m)×(q×n)画素のマクロブロックに細分割
するフォーマット変換回路と(m,n,p,qは正の整
数); (b)このフォーマット変換回路の出力側に結合され、
第1フィルタチャネルの場合に各ブロックまたはマクロ
ブロックの順次の画像ラインで作動し且つ第2フィルタ
チャネルの場合に各ブロックまたはマクロブロックの順
次のフィールドラインで作動するように配列された重み
付きバーティカルフィルタ手段を各々が具える各ブロッ
クまたまたブロックをフィルタ処理する第1および第2
チャネルの並列配列と; (c)これら第1および第2チャネルの出力信号を比較
する比較器とを具えることを特徴とする。
【0009】かかる構成によれば、本発明は、単一フィ
ールドのブロックデータおよび2フィールドおブロック
データを比較し、即ち、考慮された適用の関数としての
変換モードの最適な選択(即ち、信号を符号化する場合
にビットレートの最も効率のよい減少に寄与する選択ま
たはフォーマット変換の場合にこの変換を達成するに最
も適宜な手段で寄与する選択)を行う前に動きの存在す
る際の信号および動きの存在しない際の信号を実際に比
較する動作原理に基づくものである。かかる規準は、動
きの存在の検出後適用に依存する作動モードの選択を一
層好適とする程度に上述した従来の場合よりも一層厳し
く適用される。
【0010】本発明の第1例では前記重み付きバーティ
カルフィルタ手段は各フィルタチャネルにおいてバーテ
ィカルフィルタ回路と、絶対値抽出回路と、累算回路と
を具え、各バーティカルフィルタ回路はNラインで作動
し(Nは奇数)、フィルタ係数は共通中央ラインに対し
対称とし、このラインは第1フィルタチャネルの場合に
各ブロックまたはマクロブロックのN個の順次の連続画
像ラインとするとともにこのブロックまたはマクロブロ
ックのN個の順次の連続画像ラインの中央ライン(N+
1)/2を具える第2フィルタチャネルの場合に前記フ
ィールドのN個の順次の連続ラインとする。各フィルタ
回路のフィルタ係数の和を零とする。
【0011】この第1例の簡単な構体では第1バーティ
カルフィルタ回路を各ブロックまたはマクロブロックの
3つの順次の連続ラインM−1,M,M+1で作動させ
るとともに第2バーティカルフィルタ回路を各ブロック
またはマクロブロックの同一フィールドの3つの順次の
連続ラインM−1,M,M+2で作動させ、各フィルタ
の係数をかくして考慮する3つの画素の各々に対し1,
−2,1にそれぞれ等しくし得るようにする。
【0012】本発明の第2例では前記重み付きバーティ
カルフィルタ手段は、関連するブロックまたはマクロブ
ロックの各列の上下の各半分の列に対し、各画素に関連
する信号の平均値を計算する回路と、前記上下半部の列
の各々に対する分散を計算する回路と、前記上下半部の
列のアセンブリに対して計算された分散を加算する回路
とを具え、第1フィルタチャネルは全インターレースフ
ィールドブロックまたはマクロブロックの各順次のライ
ンで作動するとともに第2フィールドチャネルは全イン
ターレースフィールドブロックまたはマクロブロックの
一方のフィールドの各連続ラインでおよび他方のフィー
ルドの各順次のラインで連続的に且つ個別に作動するよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の動き検出
段。
【0013】本発明デジタル信号符号化装置の1例では
可変長さ符号化チャネルおよび関連する予測チャネルを
具え、ブロックまたは所定数のブロックを再群別マクロ
ブロックのに細分割された初期インターレースフィール
ド画像に関連するデジタル信号を符号化する装置におい
て、ブロックまたはマクロブロックをデインターレース
するサブアセンブリを具え、このサブアセンブリは: (a)符号化チャネルに向けられた信号を受信するよう
に配列された上述した動き検出段と; (b)前記符号化チャネルにおいて、および前記検出段
に応答してブロックまたはマクロブロックのデインター
レースを承認し、且つ関連する予測チャネルで同様にブ
ロックまたはマクロブロックのリインターレースを承認
するように配列されたスイッチ手段とを具えることを特
徴とする。
【0014】好適な例では、前記符号化チャネルは直列
配置の離散余弦変換回路、量子化回路、可変長符号化回
路および符号化ワードを蓄積するバッファメモリ並びに
前記メモリおよび量子化回路間に配列されたビットレー
ト制御回路を具え、且つ関連する予測チャネルは前記量
子化回路の出力側に直列に逆量子化回路と、逆離散余弦
変換回路と、動き補償を有する予測サブアセンブリと、
各現在の画像ブロックおよび各前のブロック間に差信号
を供給する減算器とを具えるデジタル信号符号化装置に
おいて、前記スイッチング段は: (a)符号化チャネルに、共通入力端子が前記減算器の
出力端子に結合された第1スイッチと、共通出力端子が
前記離散余弦変換回路の入力端子に結合された第2スイ
ッチと、これら2つのスイッチの非共通端子間に一方が
直列接続であり、他方が前記ブロックをデインターレー
スする回路を経て同様に接続される2つの並列支路とを
具え、且つ(b)予測チャネルに、共通入力端子が前記
離散余弦変換回路の出力端子に結合された第3スイッチ
と、共通出力端子が前記予測サブアセンブリに結合され
た第4スイッチと、これら2つのスイッチの非共通端子
間に一方が直列接続であり、他方が前記ブロックをリイ
ンターレースする回路を経て同様に接続される2つの他
の並列支路とを具えるようにする。
【0015】
【実施例】図1に示す構体は2つの飛越しフィールドの
デジタル入力信号、この場合テレビジョン信号を受信す
るフォーマット変換回路10を具える。これら入力信号
はこの場合輝度またはクロミナンス信号に相当する。こ
のフォーマット変換回路10によって画像に相当する元
の信号を元の画像と同様に飛越しフィールドにより常時
形成されたm×n画素のブロックに細分割する(殆どの
場合、例えば、m=n=8または16)。
【0016】次いで、斯くして構成した画素ブロックを
斯くして得たブロックをフィルタ処理するための2つの
並列チャネル11および21に伝送する。第1フィルタ
チャネル11は重み付きバーティカルフィルタ手段を具
え、これは本例では直列接続の第1バーティカルフィル
タ12、第1絶対値抽出回路13および考慮したブロッ
クに対する上述した回路の出力信号に対する第1累算回
路14を具える。第2フィルタチャネル21も同様の手
段、例えば直列接続の第2バーティカルフィルタ22、
第2絶対値抽出回路23および第2累算回路24を具え
る。絶対値抽出回路はバーティカルフィルタ用の画素が
異なる輝度またはクロミナンスレベルを有する領域間の
インターフェース近くに位置する画像区域で特に有利で
ある。
【0017】第1バーティカルフィルタ12は関連する
画像ブロックのN個の順次のラインで作動するフレーム
内フィルタとする(Nは奇数)。各ラインに関連するフ
ィルタ係数の和は好適には零とし、これら係数をこれら
Nラインの中央ラインに対し対称とする。図2の左半部
に示す8×8画素のブロックの8ラインを表わす例で
は、関連するバーティカルフィルタは3つの順次のライ
ンM−1,M,M+1で作動し、その係数は考慮される
3つの画素の各々に対しそれぞれ1,−2,1とする
(2フィールドの一方の部分を形成するラインM−1お
よびM+1の画素に対し1、および他のフィールドの部
分を係数Mの画素に対し−2)。
【0018】第2バーティカルフィルタ22は関連する
画像ブロックの同一フィールドのN個の順次のラインで
作動するフィールド内フィルタとする。この第2フィル
タでは数Nを第1フィルタの数Nと同一とするとともに
中央ラインを双方の場合同一とする。フィルタ係数は前
述した所と同様とし、従って零に等しい和を有する中央
ラインに対して対称とする。これがため、図2の右半部
に示す例では、バーティカルフィルタは考慮する各画素
に対しそれぞれ1,−2,1に等しい係数を有する3つ
のラインM−2,M,M+2で作動する。
【0019】回路13および23により絶対値を抽出し
た後各累算回路14または24によって関連する画像ブ
ロックの各画素で行われる関連するバーティカルフィル
タ作動から生じる信号の全部の和を生ぜしめるようにす
る。フィルタの中央画素が第1ラインまたは最終ライン
にある場合には他の画像ブロックの隣接画素を例外的に
用いるようにする。次いで回路14および24の各出力
信号を比較器30の第1および第2入力端子に供給し、
これにより第1および第2フィルタチャネルの出力信号
を比較する。即ち、この比較器によって累算されたフィ
ルタ処理信号を比較する。フィールド内動きが存在する
かまたは存在しないかは第1フィルタチャネル11の出
力信号が第2フィルタチャネル21の出力信号よりも大
きいかまたは小さいかと云う事実によって確認する。比
較器30の出力信号は前記ヨーロッパ特許出願EP-0 282
135号のシステムの記載に述べられているスイッチング
信号の役目をなす。
【0020】図3に示す第2の例では、動き検出段は図
1につき説明した所と同様に回路10と同一のフォーマ
ット変換回路50と、本発明による重み付きバーティカ
ルフィルタ手段をも有する並列接続の2つのフィルタチ
ャネル51および61を具える。本例では第1フィルタ
チャネル51は、関連するブロックの各列の上下の各半
部列に対し、各画素に関連する信号の平均値を計算する
第1回路52と、上側および下側半部列の各々の分散を
計算する第1回路53と上側および下側半部列のアセン
ブリ(即ち、列のアセンブリ)に対し計算された分散を
加算する第1回路54との直列接続回路を具える。この
フィルタチャネル51は全ブロックの各順次のライン
(従って一方のフィールドの各順次のラインおよび他方
のフィールドの各順次のライン)で作動するように配列
する。
【0021】同様に、第2フィルタチャネル61は直列
接続の同様の手段、即ち、全飛越しフィールドブロック
において2つのフィールドの一方のフィールドの各順次
のラインで順次に、次いで他方のフィールドの各順次の
ラインで個別に作動するように配列された第2の回路6
2乃至64を具える。画像に動きが存在する場合には上
記分散の和は同一のブロックに対し回路54により計算
された和よりも小さい。第1および第2入力端子に回路
54および64の各出力信号を受ける比較器70によっ
て出力信号を発生し、この出力信号はフィールド内動き
の有無の状況を表わすとともに比較器30と同様に上述
した文献によるシステムの記載に述べられているスイッ
チング信号の役割を果たす。
【0022】上述した例に記載された動き検出段は例え
ば図4に示すように符号化装置に用いることができる。
この例では符号化装置は慣例の符号化チャネル101お
よび関連する予測チャネル102並びに本発明動き検出
段を含みフィールド内動きの場合にブロックをデインタ
ーレースするサブアセンブリ103を具える。
【0023】特に、符号化チャネル101は、直列接続
の離散余弦変換回路110、量子化回路120、可変長
符号化回路130および符号化されたワードを記憶する
バッファメモリ140と、このバッテリメモリおよび量
子化回路間に配列されたビットレート制御回路150と
を具える。量子化回路120の出力側に配列された予測
チャネル102は直列接続の逆量子化回路160、逆離
散余弦変換回路170および予測サブアセンブリ175
乃至195を具える。逆離散余弦変換回路170の出力
信号をサブアセンブリ103に配列された後述するスイ
ッチング段を経て加算器185の第1入力端子に供給
し、加算器の出力信号を画像メモリ175に記憶する。
この画像メモリ175の出力信号を動き補償段に供給
し、この動き補償段は動き推定回路180および動き補
償回路190(この回路190はその第1入力端子に画
像メモリ175の出力信号を受ける)を具える。動き推
定回路180は符号化装置からのデジタル入力信号を受
けて各画像ブロックに対し前の画像の関連するブロック
に対する動きを表わす偏位ベクトルを決定する(この決
定はブロック整合として既知である)。斯くして決定し
たベクトルは動き補償回路190の第2入力端子に供給
し、この回路190によって前のブロックとの差が離散
余弦変換回路110の上流に配列された減算器200で
決まる予測されたブロックを供給する。この予測された
ブロックも加算器185の第2入力端子に供給する。
【0024】減算器200の第1入力端子はフォーマッ
ト変換回路195の出力信号を受け、このフォーマット
変換回路195は出力側にブロックの形態のデジタル入
力信号が存在する符号化装置の(画像に対応する)デジ
タル入力信号を受ける。次いで、順次の画像ブロックに
相当し、各現在の画像ブロックおよび予測チャネルで行
われる作動後これから導出される予測ブロック間の差を
表わす減算器200からのデジタル出力信号を後述する
デインターレースサブアセンブリを経て離散余弦変換回
路110の入力端子に供給する。
【0025】本発明によればブロックをデインターレー
スするサブアセンブリ103は前例の1つに記載したよ
うに動き検出段210と、この検出の結果に従ってスイ
ッチングを行うスイッチング段とを具える。符号化チャ
ネル101では、スイッチング段は、共通入力端子が減
算器200の出力端子に結合された第1スイッチ221
と、共通入力端子が離散余弦変換回路110の入力端子
に結合された第2スイッチ222と、これら2つのスイ
ッチ221および222の非共通端子間に設けられ一方
を減算器200の出力端子および離散余弦変換回路11
0の入力端子間の直接接続部223とし、他方をブロッ
クがデインターレースされる回路224を経て同様に接
続する2つの並列支路を具え、予測チャネル102では
スイッチング段は、共通入力端子が逆離散余弦変換回路
170の出力端子に結合された第3スイッチと、共通出
力端子が加算器185の第1入力端子に結合された第4
スイッチ232と、これら2つのスイッチ231および
232の非共通端子間に設けられ一方を逆離散余弦変換
回路170の出力端子および加算器185の第1入力端
子間の直接接続部233とし、他方をブロックがデイン
ターレースされる回路234を経て同様に接続する2つ
の他の並列支路を具える。充分な動きの検出の結果にお
いて離散余弦変換前に現在のブロックがデインターレー
スする場合には現在のブロックおよび前のブロック間の
差を同一の構成を有するブロックを基として決めるため
に、(減算器200によって達成される差の計算をデイ
ンターレース作動前に行う関係上)予測されたブロック
は飛越し形状には決して得られない。
【0026】本発明は上述したレイノのみ限定されるも
のではなく、要旨を変更しない範囲内で種々の変形や変
更が可能である。上述した例におけるブロックの形状の
画像に相当する信号を異なる方法で再群別化することが
でき、例えば、(p×m)×(q×n)画素のマクロブ
ロックとして形成することができ、これらマクロブロッ
クによって所定数のブロックを再群別化することができ
る(ここにpおよびqは整数、1例ではp=q=2)。
【0027】上述した種々の動き検出段は前記ヨーロッ
パ特許出願EP-0 282 135号の物体のような種類のテレビ
ジョン画像に相当するデジタル信号を符号化するアセン
ブリに、または前述した種類の符号化装置に特に用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明動き検出段の第1例を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す動き検出段のバーティカルフィルタ
作動を実行する各画像ブロックのラインの選択を示す説
明図である。
【図3】本発明動き検出段の第2例を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明動き検出段を含む符号化装置の1例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 フォーマット変換回路 11,21 並列チャネル 12,22 バーティカルフィルタ 13,23 絶対値抽出回路 14,24 累算回路 30 比較器 50 フォーマット変換回路 51,61 フィルタチャネル 52,62 計算回路 53,63 計算回路 54,64 計算回路 70 比較器 101 符号化チャネル 102 予測チャネル 103 サブアセンブリ 110 離散余弦変換回路 120 量子化回路 130 可変長符号化可変長 140 バッファメモリ 150 ビットレート制御回路 160 逆量子化回路 170 逆離散余弦変換回路 175 画像メモリ 180 動き推定回路 185 加算器 190 動き補償回路 195 フォーマット変換回路 200 減算器 210 動き検出段 221 第1スイッチ 222 第2スイッチ 223 直接接続部 224 デインターレース回路 231 第3スイッチ 232 第4スイッチ 233 直接接続部 234 リインターレース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック ゲド フランス国 94420 ル プレシ トレヴ ィス アレ ドゥ フェザン ドレ 1 (72)発明者 コルネリス ヨハネス ヤンソン オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期インターレースフィールド画像に関
    連するデジタル信号の動き検出段において、 (a)このデジタル信号をm×n画素のブロックに細分
    割するかまたは所定数のこれらブロックを再群別する
    (p×m)×(q×n)画素のマクロブロックに細分割
    するフォーマット変換回路と(m,n,p,qは正の整
    数); (b)このフォーマット変換回路の出力側に結合され、
    第1フィルタチャネルの場合に各ブロックまたはマクロ
    ブロックの順次の画像ラインで作動し且つ第2フィルタ
    チャネルの場合に各ブロックまたはマクロブロックの順
    次のフィールドラインで作動するように配列された重み
    付きバーティカルフィルタ手段を各々が具える各ブロッ
    クまたまたブロックをフィルタ処理する第1および第2
    チャネルの並列配列と; (c)これら第1および第2チャネルの出力信号を比較
    する比較器とを具えることを特徴とする動き検出段。
  2. 【請求項2】 前記重み付きバーティカルフィルタ手段
    は、各フィルタチャネルにおいて、バーティカルフィル
    タ回路と、絶対値抽出回路と、累算回路とを具え、各バ
    ーティカルフィルタ回路はNラインで作動し(Nは奇
    数)、フィルタ係数は共通中央ラインに対し対称とし、
    このラインは第1フィルタチャネルの場合に各ブロック
    またはマクロブロックのN個の順次の連続画像ラインと
    するとともにこのブロックまたはマクロブロックのN個
    の順次の連続画像ラインの中央ライン(N+1)/2を
    具える第2フィルタチャネルの場合に前記フィールドの
    N個の順次の連続ラインとすることを特徴とする請求項
    1に記載の動き検出段。
  3. 【請求項3】 各フィルタ回路のフィルタ係数の和を零
    とするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の動
    き検出段。
  4. 【請求項4】 第1バーティカルフィルタ回路を各ブロ
    ックまたはマクロブロックの3つの順次の連続ラインM
    −1,M,M+1で作動させるとともに第2バーティカ
    ルフィルタ回路を各ブロックまたはマクロブロックの同
    一フィールドの3つの順次の連続ラインM−1,M,M
    +2で作動させ、各フィルタの係数をかくして考慮する
    3つの画素の各々に対し1,−2,1にそれぞれ等しく
    するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の動き
    検出段。
  5. 【請求項5】 前記重み付きバーティカルフィルタ手段
    は、関連するブロックまたはマクロブロックの各列の上
    下の各半分の列に対し、各画素に関連する信号の平均値
    を計算する回路と、前記上下半部の列の各々に対する分
    散を計算する回路と、前記上下半部の列のアセンブリに
    対して計算された分散を加算する回路とを具え、第1フ
    ィルタチャネルは全インターレースフィールドブロック
    またはマクロブロックの各順次のラインで作動するとと
    もに第2フィールドチャネルは全インターレースフィー
    ルドブロックまたはマクロブロックの一方のフィールド
    の各連続ラインでおよび他方のフィールドの各順次のラ
    インで連続的に且つ個別に作動するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の動き検出段。
  6. 【請求項6】 可変長さ符号化チャネルおよび関連する
    予測チャネルを具え、ブロックまたは所定数のブロック
    を再群別マクロブロックのに細分割された初期インター
    レースフィールド画像に関連するデジタル信号を符号化
    する装置において、ブロックまたはマクロブロックをデ
    インターレースするサブアセンブリを具え、このサブア
    センブリは: (a)符号化チャネルに向けられた信号を受信するよう
    に配列された請求項1〜5の何れかの項に記載の動き検
    出段と; (b)前記符号化チャネルにおいて、および前記検出段
    に応答してブロックまたはマクロブロックのデインター
    レースを承認し、且つ関連する予測チャネルで同様にブ
    ロックまたはマクロブロックのリインターレースを承認
    するように配列されたスイッチ手段とを具えることを特
    徴とするデジタル信号符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記符号化チャネルは直列配置の離散余
    弦変換回路、量子化回路、可変長符号化回路および符号
    化ワードを蓄積するバッファメモリ並びに前記メモリお
    よび量子化回路間に配列されたビットレート制御回路を
    具え、且つ関連する予測チャネルは前記量子化回路の出
    力側に直列に逆量子化回路と、逆離散余弦変換回路と、
    動き補償を有する予測サブアセンブリと、各現在の画像
    ブロックおよび各前のブロック間に差信号を供給する減
    算器とを具える請求項6に記載の符号化装置において、
    前記スイッチング段は: (a)符号化チャネルに、共通入力端子が前記減算器の
    出力端子に結合された第1スイッチと、共通出力端子が
    前記離散余弦変換回路の入力端子に結合された第2スイ
    ッチと、これら2つのスイッチの非共通端子間に一方が
    直列接続であり、他方が前記ブロックをデインターレー
    スする回路を経て同様に接続される2つの並列支路とを
    具え、且つ (b)予測チャネルに、共通入力端子が前記離散余弦変
    換回路の出力端子に結合された第3スイッチと、共通出
    力端子が前記予測サブアセンブリに結合された第4スイ
    ッチと、これら2つのスイッチの非共通端子間に一方が
    直列接続であり、他方が前記ブロックをリインターレー
    スする回路を経て同様に接続される2つの他の並列支路
    とを具えることを特徴とする符号化装置。
JP5316771A 1992-12-16 1993-12-16 初期インターレース−フィールド画像に関連するデジタル信号の動き検出段およびこの検出段を含む符号化装置 Pending JPH06245206A (ja)

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