JP2924430B2 - 動き補償予測符号化装置及び動き補償予測復号装置 - Google Patents

動き補償予測符号化装置及び動き補償予測復号装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号をその時間
的な変動を考慮して符号化して伝送する動き補償予測符
号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えばS.Nogaki,
M.Ohta,T.Omachi「AStudy on
HDTV Signal Coding with
Motion Adaptive Noise Red
uction」(第3回HDTV国際ワークショップ予
稿Vol.3,1989.)に述べられている従来の動
き補償予測符号化装置を示すブロック図であり、図にお
いて、1はフレームメモリ、2は動き検出部、3は減算
器、4は符号化部、5はローカル復号部、6は加算器、
7は多重化部である。また、図では省略しているが、送
信先の復号側ではほぼ反対の動作により符号化データの
復号を行い画像信号を再生する。
【0003】次に図18をもとに動作について説明す
る。入力画像信号101は、例えば、画素毎の輝度を表
わすデジタル信号からなり、インターレース走査による
ため、奇数・偶数の2フィールドから1フレームが構成
される。そして、このような入力画像信号101に対
し、複数画素をまとめたブロック単位(1フィールド内
の例えば8×8の画素を1ブロックとする)に前フレー
ムの同フィールド信号と比較することにより動きの検出
が行われる。例えば、奇数フィールドの動きの検出は動
き検出部2において、入力画像信号101の符号化対象
ブロックに対し、フレームメモリ1内に記憶されている
符号化済奇数フィールド(前フレームの奇数フィール
ド)の符号化対象ブロックに対応する位置を中心とした
近傍ブロック102の中から最も類似したブロックを探
索することによって行われる。なお、フレームメモリ1
に記憶されているのは、符号化後局部復号化部5、加算
器6を介し、復元された画像データである。類似度の評
価値としては、両ブロックの対応する画素毎の差の絶対
値を加算して得る差分絶対値和や画素毎の差の自乗を加
算して得る差分自乗和などが使用される。そして、動き
検出部2は、符号化対象ブロックから得られた最も類似
したブロックに向かう水平・垂直方向のベクトルを動き
ベクトル103として出力する。フレームメモリ1から
はこの動きベクトル103に対応したブロックの画素に
ついての動き補償予測信号104(類似したブロックに
ついての信号)が出力される。
【0004】減算器3で入力画像信号101から動き補
償予測信号104を減算して得られる画素毎の変動につ
いての信号である予測誤差信号105は、符号化部4
入力され、符号化処理を行なうことにより空間的な冗長
度の除去が行われる。一般的に、画像信号の圧縮では、
低周波成分は電力的に大きな成分を占めるため、電力の
大きな低周波成分には多くのビットを、電力の小さな高
周波成分には少ないビットで量子化を行うことにより情
報の圧縮を図る。この方法として、例えば8×8画素ブ
ロックに対して2次元離散コサイン変換などの直交変換
を施して周波数変換を行い、変換係数をスカラ量子化す
る方法がある。スカラ量子化された符号化データ106
は局部復号部5と多重化部7に送られる。多重化部7
は符号化データ106と動きベクトル103を多重化す
ると共に、伝送路に送出するための符号化を行い、伝送
路109へ送出する。なお、一般に2次元離散コサイン
変換に使用されるブロックサイズは、動き補償予測に使
用されるものより小さい。
【0005】一方、局部復号部5では符号化部4での逆
の操作、すなわち逆スカラ量子化、逆直交変換が行わ
れ、復号誤差信号107が得られる。この復号誤差信号
107に加算器6で動き補償予測信号104を加え、入
力画像信号101に対応する局部復号信号108を得
る。そして、これをフレームメモリ1に保持し、次フレ
ームの奇数フィールドの動きを検出するために用いる。
【0006】また、入力画像信号101の偶数フィール
ドも同様に、フレームメモリ1の符号化済偶数フィール
ドとの動き検出が行われ、動き補償予測誤差信号が符号
化される。このように、従来の動き補償予測符号化装置
は動画像信号に含まれている時間的冗長度の除去を動き
補償予測符号化により行い、空間的冗長度の除去は直交
変換や差分PCM(Pulse Code Modul
ation)やベクトル量子化などを用いて行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の動き補償予測符
号化装置は以上のように構成されているので、同一フィ
ールド間での相関を利用しているため、飛び越し走査さ
れた連続する異なるフィールド間にある空間的相関を利
用せず、符号化効率が悪いという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、予測誤差信号に含まれる空間的冗
長度を有効に除去して高効率な動き補償予測符号化装置
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る動
き補償予測符号化装置は、インターレースの奇フィール
ドと偶フィールドの各入力画像信号をフレームに合成す
るフィールド合成手段と、 前記フィールド合成手段から
所定のブロック単位で読み出された符号化対象画像信号
と、フレームメモリから読み出された前フレームの同一
フィールドの所定ブロックとを比較して動きベクトルを
検出する動き検出手段と、 前記読み出された符号化対象
画像信号と、前記検出された動きベクトルに基づいて前
記フレームメモリから得られる動き補償予測信号との差
分を求めて予測誤差信号を得る減算手段と、 前記差分で
得られた予測誤差信号を、直交変換及び量子化して符号
化データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部
復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号と前
記動き補償予測信号とを加算して得られたフィールド合
成局部復号信号を記憶する前記フレームメモリと、 少な
くとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多重化
して送出する多重化手段とを備えた。
【0010】請求項2の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、フレーム毎に求めた予測誤差信号をフィールド
毎あるいはフレーム毎にブロック化する第1のブロッキ
ング手段と、 局部復号された信号に対して前記第1のブ
ロッキング手段において選択されたブロック化と逆の操
作を行う第2のブロッキング手段を備えた。
【0011】請求項3の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、入力のフィールドから所定のブロック単位で読
み出された符号化対象画像信号と、フレームメモリから
読み出された前フレームの同一フィールドの所定ブロッ
クとを比較して動きベクトルを検出する動き検出手段
と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出
された動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから
得られる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信
号を得る減算手段と、 前記フィールド毎に差分で求めた
予測誤差信号をフレーム単位に合成するフィールド合成
手段と、 前記フレーム単位で合成された予測誤差信号
を、直交変換及び量子化して符号化データを得る符号化
手段と、 前記符号化データを局部復号する局部復号手段
と、 前記局部復号された信号を各々のフィールド単位に
分離するフィールド分離手段と、 前記フィールド単位に
分離して局部復号された信号と前記動き補償予測信号と
を加算して得られた局部復号信号を記憶する前記フレー
ムメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベ
クトルとを多重化して送出する多重化手段とを備えた。
【0012】請求項の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、入力のフィールドから所定のブロック単位で読
み出された符号化対象画像信号と、フレームメモリから
読み出された前フレームの同一フィールドの所定ブロッ
クとを比較して動きベクトルを検出する動き検出手段
と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出
された動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから
得られる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信
号を得る減算手段と、 前記フィールド毎に検出された動
きベクトルの大きさにより判定信号を得る判定手段と、
前記フィールド毎に差分で求めた予測誤差信号を前記判
定信号に応じてブロック化を行うブロック化手段と、
記ブロック化された予測誤差信号を、直交変換及び量子
化して符号化データを得る符号化手段と、 前記符号化デ
ータを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号され
た信号を前記判定信号に基づき各々のフィールド単位に
分離するデブロック化手段と、 前記フィールド単位に分
離して局部復号された信号と前記動き補償予測信号とを
加算して得られた局部復号信号を記憶する前記フレーム
メモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動き動き
ベクトルとを多重化して送出する多重化手段とを備え
た。
【0013】請求項の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、インターレースの奇フィールドと偶フィールド
の各入力画像信号をフレームに合成するフィールド合成
手段と、 前記フィールド合成手段から所定のブロック単
位で読み出された符号化対象画像信号と、フレームメモ
リから読み出された前フレームの同一フィールドの所定
ブロックとを比較して動きベクトルを検出する動き検出
手段と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記
検出された動きベクトルに基づいて前記フレームメモリ
から得られる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤
差信号を得る減算手段と、 前記差分で得られた予測誤差
信号を、前記動きベクトルの大きさに基づいてブロック
化を行う第1のブロッキング制御手段と、 前記ブロック
化された予測誤差信号を直交変換及び量子化して符号化
データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復
号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号に対し
て前記動きベクトルの大きさに基づいて前記第1のブロ
ッキング制御手段に対応する逆ブロック化を行う第2の
ブロッキング制御手段と、 前記第2のブロッキングで得
られた信号と、前記動き補償予測信号とを加算して得ら
れた局部復号信号を記憶する前記フレームメモリと、
なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多重
化して送出する多重化手段とを備えた。
【0014】請求項の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、入力のフィールドから所定のブロック単位で読
み出された符号化対象画像信号と、フレームメモリから
読み出された前フレームの同一フィールドの所定ブロッ
クとを比較して動きベクトルを検出する第1の動き検出
手段と、 同一フレームに属する奇数フィールドと偶数フ
ィールドとの間のフィールド間動きベクトルを検出する
第2の動き検出手段と、 前記読み出された符号化対象画
像信号と、前記検出された動きベクトルに基づいて前記
フレームメモリから得られる動き補償予測信号との差分
を求めて予測誤差信号を得る減算手段と、 前記差分で求
めた予測誤差信号を前記第2の動き検出手段出力のフィ
ールド間動きベクトルの大きさに基づいてブロック化を
行う第1のブロッキング制御手段と、 前記ブロック化さ
れた予測誤差信号を、直交変換及び量子化して符号化デ
ータを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復号
する局部復号手段と、 前記局部復号された信号に対して
前記第1のブロッキング制御手段に対応する逆ブロック
化を行う第2のブロッキング制御手段と、 前記第2のブ
ロッキング制御手段で得られた信号と、前記動き補償予
測信号とを加算して得られた局部復号信号を記憶する前
記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前
記動きベクトルとを多重化して送出する多重化手段とを
備えた。
【0015】請求項の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、符号化手段は、合成手段またはブロッキング手
段において得られたブロック毎の誤差信号を直交変換に
より符号化するとともに、得られた係数列を所定の順番
でまたは必要に応じては順序を変更してスカラ量子化す
るようにした。
【0016】請求項の発明に係る動き補償予測符号化
装置は、ブロッキング手段、ブロック化手段またはブロ
ッキング制御手段は、奇数フィールドの信号と偶数フィ
ールドの信号を1ラインずつ交互に配列するか、または
奇数フィールドの信号をブロックの上部または下部にし
て偶数フィールドの信号をブロックの下部または上部に
配列するかのいずれかを、動きベクトルの大きさに応じ
て選択するようにした。
【0017】請求項の発明に係る動き補償予測復号装
置は、対応する動き補償予測符号化装置側で生成され
た、変換係数、動きベクトル、ブロック内部で前記変換
係数が走査される順序を示した係数走査順序情報、及び
ブロックの構造を示すブロック構造情報を含む多重化デ
ータを、前記変換係数、動きベクトル、各情報に分離す
るデータ分離手段と、 復号画像信号を記憶するメモリ
と、 前記変換係数に対して前記係数走査順序情報に基づ
き走査制御を行うとともに、前記変換係数に対しブロッ
ク単位で直交変換の逆変換を行い予測誤差信号を復元す
る復号手段と、 前記復号手段から出力される前記予測誤
差信号に対し、前記ブロック構造情報に基づきブロック
構造の制御を行うブロッキング手段と、 前記ブロッキン
グ手段によりブロック制御を施した前記予測誤差信号
と、前記動きベクトルに基づいて前記メモリから読み出
される動き補償予測信号とにより、復号信号を得る手段
とを備えた。
【0018】
【作用】請求項1の発明においては、フィールド入力画
像信号の動きベクトルが検出され、この動きベクトルに
基づいて得られるフィールド毎の動き補償予測信号とフ
ィールド入力画像信号とのフィールド誤差信号に基づい
て符号化が行われる。請求項2の発明においては、請求
項1の構成で更に、フィールド毎またはフレーム毎にブ
ロック化されてブロック毎の誤差信号が符号化される
請求項の発明においては、前フレームの画像信号と比
較されたフィールド入力画像信号の動きベクトルが検出
され、この動きベクトルに基づいて得られる動き補償予
測誤差信号が合成されてフレーム誤差信号となり、この
フレーム誤差信号に基づいて符号化が行われる。
【0019】請求項の発明においては、フィールド毎
の誤差信号がブロック化されてブロック毎の誤差信号が
符号化される
【0020】請求項の発明においては、フィールド入
力画像信号が合成されてフレーム画像信号となり、この
フレーム画像信号に対して動き検出がされて得られるフ
レーム予測誤差信号がブロック化され、ブロック毎の誤
差信号が符号化される。請求項の発明においては、フ
ィールド間の第2の動き検出が加わり、この第2の動き
検出によってブロック化の制御が行われる。請求項
発明においては、直交変換で得られる係数列が順序変更
を含む所定の走査順序で量子化されるが、この走査順序
が動きベクトルで制御される。
【0021】請求項の発明においては、ブロッキング
は、奇フィールドと偶フィールドとが交互に、またはフ
ィールド毎にまとめて行われるかは動きベクトルによっ
て決まり、このブロッキングに従って符号化される。請
求項の動き補償予測復号装置は、請求項1ないし請求
の動き補償予測符号化装置に対応した復号装置であ
り、送られてくる入力の多重化された符号化画像データ
から、変換係数、動きベクトル、係数走査順序情報、及
びブロック構造情報を得て、対応する構成要素により復
号画像信号が復元される。
【0022】
【実施例】実施例1.以下、実施例1を図1をもとに説
明する。図において、フレームメモリ1、減算器3、符
号化部4、局部復号部5、加算器6、多重化部7は、図
18に示したものと同様である。そして、10はフィー
ルド合成部、11はフィールド合成部10において合成
された信号に基づく動きベクトルを検出する動き検出部
である。
【0023】次に図1をもとに動作について説明する。
飛び越し走査されフィールド毎に入力される入力画像信
号101は、フィールド合成部10において1つの仮想
的なフレームに合成される。図2はその合成方法を示し
たもので、(A)を奇数フィールドの入力画像信号、
(B)を偶数フィールドの入力画像信号とした場合、各
フィールドからのラインを交互に組み合せた(C)に示
されるフィールド合成フレーム入力信号200を得る。
なお、このような処理を行なうために、フィールド合成
部10は、1フレーム以上の大きさのメモリを内蔵して
いる。一方、入力画像信号101は動き検出部11に供
給される。動き検出部11では符号化対象の複数画素を
まとめたブロック単位に、前フレームの同一フィール
ド、すなわち、入力画像信号が奇数フィールドの信号で
あれば前フレームの奇数フィールドからの動きを検出す
る。
【0024】ここでの動作を図3(A)〜図3(D)を
参照して詳しく説明する。フィールド合成フレーム入力
信号200から図3(A)に示すように水平方向N画
素、垂直方向2Mラインからなる符号化対象画素ブロッ
ク(ここではN=4、M=2とする)を切り出す。ここ
では、N00〜N01及びN20〜N23は奇数フィー
ルド画素であり、N00〜N03およびN30〜N33
は偶数フィールド画素である。動き検出部11は、この
ような符号化対象画素ブロックをフレームメモリ1から
供給される周辺の画素も含む近傍画素ブロック102と
比較する。すなわち、奇数フィールドに属するN画素×
Mラインブロック(N00〜N03およびN20〜N2
3)はフレームメモリ1からの近傍画素ブロック102
中の奇数フィールドに属する画素と比較して動きの検出
を行うとともに、偶数フィールドに属するN画素×Mラ
インブロック(N10〜N13およびN30〜N33)
については同様にフレームメモリ1からの近傍画素ブロ
ック102から動きの検出を行う。本例では、図3
(B)に示すように奇数フィールドに対する最も類似し
たブロックとして近傍画素ブロック102中のP23〜
P26およびP43〜P46が選択され、動きベクトル
V1=(3,1)が得られ、偶数フィールドに対する最
も類似したブロックとして近傍画素ブロック102中の
P11〜P14およびP31〜P34が選択され、動き
ベクトルV2=(1,0)が得られる。なお、図3
(A)と(B)においては、数字が対応する画素位置を
示している。このようにして、1つのフィールド合成フ
レーム入力信号200のブロックに対し、奇数フィール
ドと偶数フィールドそれぞれの動きベクトルV1、V2
が出力される。なお、動き検出部11に対する入力は対
応画素が同一であれば、入力画像と信号を直接入力して
もよい。
【0025】それぞれのフィールドに対する動きベクト
ル103はフレームメモリ1に供給され、ここでこの動
きベクトル103によって指定される奇数フィールドの
ブロック(P23〜P26、P43〜P46)および偶
数フィールドのブロック(P11〜P14、P31〜P
34)が読出され、合成されてフィールド合成動き補償
予測信号201が生成される。ここで、フィールド合成
動き補償予測信号201を生成する方法としては、図3
(C)に示すように、フィールド合成部10において合
成されたのと同じ順序でフィールドを奇数−偶数−奇数
−偶数とライン繰り返すものと、図3(D)に示すよう
に偶数−奇数−偶数−奇数とライン繰り返すものとが考
えられる。なお、合成の方法として簡単な構成を採る場
合は、常に図3(C)の方法で行うことが考えられる。
また、図3(C)と、図3(D)の方法により得られる
フィールド合成動き補償予測信号201のどちらが符号
化対象画素ブロックによりが類似しているかを差分絶対
値和や差分自乗和などで評価し、類似しているほうを選
択するようにすることもできる。
【0026】このようにして、求められた動きベクトル
103を用いて、符号化対象ブロックに対応するブロッ
クの画素値をフィールド合成動き補償予測信号201と
してフレームメモリ1から読みだし、減算器3と加算器
6に供給する。減算器3はこのフィールド合成動き補償
予測信号201を、フィールド合成フレーム入力信号2
00から減算しフィールド合成予測誤差信号110とし
て求め、これを符号化部4に供給する。符号化部4では
フィールド合成予測誤差信号110をブロックごとに直
交変換と量子化を行い符号化データ106を得る。ここ
で、直交変換を施すフィールド合成予測誤差信号110
のブロックには、図2(C)から判るように空間的に、
特に垂直方向の画素相関をもつ連続したフィールドの予
測誤差信号(異なるフィールドの信号)が含まれている
ため、空間的冗長度の除去が有効に行える。
【0027】符号化データ106は多重化部7で奇数フ
ィールドと偶数フィールドに対するそれぞれの動きベク
トル103と多重化後、伝送路に送出するための符号化
が行われ、伝送路109へ送出される。一方、局部復号
部5へ送られた符号化データ106は、復号されてフィ
ールド合成復号予測誤差信号203となり、加算器6で
フィールド合成動き補償予測信号201と加えられ、得
られたフィールド合成局部復号信号204をフレームメ
モリ1に書き込む。そこで、フレームメモリ1には入力
画像信号101に対応する1フレーム前の信号が記憶さ
れることになる。また、伝送路109より信号を受け取
った場合には、動きベクトルを分離すると共に、この動
きベクトルを利用して、画像信号を復元する。
【0028】実施例2.実施例2を図4をもとに説明す
る。図において、この実施例2においては、図1の実施
例1のフィールド合成部10、動き検出部11に代え
て、フィールド合成部8、動き検出部2を採用すると共
に、フィールド分離部9を有している。
【0029】次に実施例2の動作について説明する。飛
び越し走査されフィールド毎に入力される入力画像信号
101は、従来例と同様に動き検出部2においてフレー
ムメモリ1からの前フレーム同フィールドの近傍ブロッ
ク102との類似度を評価する。そして、最も類似した
ブロックの前フレームからの動きをフィールドの符号化
対象ブロックの動きベクトル103として出力すると共
に、それに対応した動き補償予測信号104をフレーム
メモリ1から読出し、減算器3に供給する。減算器3
は、この動き補償予測信号104を入力画像信号101
から減算し、予測誤差信号105を求める。
【0030】次にフィールド毎に得られた予測誤差信号
105はフィールド合成部8において1つのフレームに
合成される。合成は実施例1と同様に、各フィールドか
らの予測誤差信号を1ライン毎に交互に入れていくこと
によりフィールド合成予測誤差信号110を得る。符号
化部4ではフィールド合成予測誤差信号110をブロッ
クごとに直交変換とスカラ量子化を行い符号化データ1
06を得る。ここで、直交変換を施すフィールド合成予
測誤差信号110のブロックには、図2(C)からわか
るように空間的に、特にライン方向の画素相関をもつ連
続したフィールドの予測誤差信号が含まれているため、
空間的冗長度の除去が有効に行える。
【0031】符号化データ106は多重化部7で動きベ
クトル103と多重化後、伝送路に送出するための符号
化が行われ伝送路109へ送出される。一方、局部復号
部5へ送られた符号化データ106は、復号されてフィ
ールド合成復号予測誤差信号111となり、フィールド
分離部9でラインを交互に分けて2フィールド分の復号
予測誤差信号107が生成される。2フィールド分の復
号予測誤差信号107は加算器6で対応するフィールド
の動き補償予測信号104とそれぞれ加えられ、得られ
た局部復号信号108をフレームメモリ1に書き込む。
【0032】上記実施例における符号化に際して、得ら
れるフィールド合成された1フレームの動き補償予測誤
差信号110の水平方向と垂直方向の近傍画素間の相関
を利用して2次元予測符号化を行う。図5は、動き補償
予測誤差信号110の画素配置を示したもので、ここで
Xは予測が行われる画素の値、AはXと同フィールド
(図5では偶数フィールドとする)の前置画素の値、
B,C,Dは他フィールド(図5では奇数フィールド)
に属するの前ラインの画素の値である。画素Xの値を2
次元予測する方法として、以下のようなものがある。 行列予測 : 予測値 x=(A+C)/2 平面予測 : 予測値 x=A‐B+C 平均予測 : 予測値 x=(A+D)/2 これら予測により得られた予測値との差分(X−x)を
符号化することにより、空間的冗長度の除去も行うこと
ができる。
【0033】実施例3.また、実施例においては時間的
に前のフィールドからのみ動きの検出を行っていたが、
入力画像信号が予め記憶されている蓄積メディアなどを
対象とした動画像の動き補償予測符号化では、予め数フ
ィールド毎に符号化した符号化済画像が用意される。図
6において(1)〜(4)は時間的に連続するフィール
ドで、フィールド(1)、(4)は符号化済画像とす
る。その間にあるフィールド(2)、(3)の動きの検
出はフィールド(1)、(4)から行い、得られた両フ
ィールドの予測誤差信号のうち信号パワーの小さい方を
選択する。
【0034】実施例4.以下、この発明の一実施例を図
7をもとに説明する。図において、12、13は水平方
向・垂直方向の動き量の相対偏位を求める差分器、14
は判定器、15はフレームメモリ、16は減算器であ
る。18はブロック化部、19は符号化部、20は局部
復号化部、21はデブロック化部、22は加算器であ
る。
【0035】次に動作について説明する。インターレー
ス走査されフィールド毎に入力される入力画像信号20
1は、動き検出部11においてブロック単位(例えば4
×4の画素を1ブロックとする)で、前フレームの同一
フィールドの周辺画素を含む周辺ブロック202との類
似度を評価される。そのうちもっとも類似した対応ブロ
ックを検出し、前フレームからの変位を符号化対象ブロ
ックの動きベクトルとして出力する。この動きベクトル
はx(水平)成分と、y(垂直)成分からなっており、
これを水平方向の動き量203と垂直方向の動き量20
4として出力する。フレームメモリ15は、水平方向の
動き量203と垂直方向の動き量204に基づいて対応
ブロックの画像データである動き補償予測信号210を
出力する。減算器16は、入力画像信号201から動き
補償予測信号210を減算して、予測誤差信号211を
出力する。ここまでは奇数フィールド・偶数フィールド
各々個別に行われる。
【0036】動き検出部11は、出力した動き量20
3、204が奇数フィールドに属するものか偶数フィー
ルドに属するものかを識別するためのフィールド種別信
号205を差分器12、13に供給する。差分器12お
よび13は、フィールド種別信号205を用いて、動き
量203、204がどのフィールドに属するかを判定す
る。画面上で位置が対応する奇数フィールドのブロック
と偶数フィールドのブロックに対して、両者の動きベク
トルの水平方向・垂直方向の差分を算出することにより
相対偏位をそれぞれ求め、水平差分動き量206及び垂
直差分動き量207を出力する。従って、水平差分動き
量206及び垂直差分動き量は奇、偶フィールド間にお
ける動き量の差を表すことになる。判定器4は、水平差
分動き量206の絶対値と垂直差分動き量207の絶対
値の双方と、あらかじめ設定された閾値との間で大小関
係を比較し、判定信号209を出力する。以下、水平差
分動き量206の絶対値および垂直差分動き量207の
絶対値の双方が閾値よりも小さかったときの判定信号を
ON、少なくとも一方が大きかったときの判定信号をO
FFと表記する。
【0037】ブロック化部18は判定信号209を用い
て予測誤差信号211のブロッキングを、動き補償を行
ったブロックの大きさを単位として行う。判定信号20
9がONの場合は、奇数フィールドと偶数フィールドの
動きの大きさがほぼ等しいので、両フィールド間の相関
性は高い。そこで、図8(A)に示すように奇数フィー
ルドの信号(1O、2O、・・・)と偶数フィールドの
信号(1E、2E、・・・)をライン単位で交互に配置
する。一方判定信号209がOFFの場合は、両フィー
ルド間で動きが異なるので相関性は低い。そこで、図8
(B)に示すようにブロックの上部に奇数フィールドの
信号を、下部に偶数フィールドの信号を配置する。
【0038】符号化部19は、ブロッキングされた予測
誤差信号213に直交変換の一種である2次元離散コサ
イン変換(DCT)を施し、量子化を行い、符号化デー
タ208を出力する。符号化部20は、符号化データ2
08に対して逆量子化、逆2次元離散コサイン変換を施
し、復号誤差信号214を得る。デブロック化部21
は、復号誤差信号214を判定信号209に基づき、奇
数フィールドの信号と偶数フィールドの信号に分離す
る。加算器22は、フィールド分離された復号誤差信号
215と動き補償予測信号210を各々のフィールド毎
に加算し、局部復号信号216を出力する。局部復号信
号216はフレームメモリ5に保持され、次フレームの
動き検出のために用いられる。なお、符号化データは動
き量、判定信号などと多重化されて、伝送される。
【0039】上記実施例において、符号化部9でのブロ
ックの大きさを8画素×8ラインとしたが、例えば4画
素×4ラインのように他の大きさのブロックを用いても
よい。
【0040】実施例5.また、判定信号209がOFF
のとき、上記実施例ではブロッキングパターンを図8
(B)のようにしたが、上述のように奇数フィールドと
偶数フィールドとの信号の配置を上下逆にすることも可
能である。
【0041】実施例6.また、上記実施例においては2
次元離散コサイン変換を適用したが、他の直交変換や2
次元予測符号化などを用いることも可能である。
【0042】実施例7.発明の実施例7を図9をもとに
説明する。図において31はフィールド合成部、32は
動き検出部、33はフレームメモリ、34は減算器、3
5は符号化部、36は復号化部、37は加算器、38は
多重化部であり、この他に第1のブロッキング制御部3
9、第2のブロッキング制御部40を有している。
【0043】次に図9をもとに動作について説明する。
飛び越し走査され,フィールド毎に入力される入力画像
信号系列300は、フィールド合成部31において1つ
のフレームに合成される。フィールド合成の過程は図2
に示したものと同様である。(A)を奇数フィールドか
らの入力画像信号、(B)を偶数フィールドの入力画像
信号とした場合、各フィールドからのラインを交互に組
み合わせた(C)に示されるフィールド合成フレーム入
力信号301が得られる。フィールド合成フレーム入力
信号301について、動き検出部32において、フレー
ムメモリ33に蓄えられた前フレーム符号化済み画像信
号305との間で動きベクトル302をブロック毎に検
出する。
【0044】前記動きベクトル302に従ってフレーム
メモリ33から読み出されたフィールド合成動き補償予
測信号303と前記フィールド合成入力画像信号101
との差分を減算器34によって求め、フィールド合成予
測誤差信号304が得られる。同信号に対し、第1のブ
ロッキング制御部39では前記動きベクトル302に基
づいて、適応的なブロッキング制御を行う。これを説明
するのが図10(A)〜(C)である。図において、○
は奇数フィールドの画素、□は偶数フィールドの画素を
表し、濃度は例えば輝度の差分を表す。図10(A)に
示す領域の場合はフィールド合成が適切であり、奇数フ
ィールドに属する画素と偶数フィールドに属する画素と
を1ライン毎に交互に配列(フィールド合成)すること
によってフィールド合成フレームは連続的な画像とな
り、符号化効率が高まる。特に符号化部において直交変
換符号化を用いた場合、フィールドを合成することによ
って連続的な画像が得られれば、実質的に信号の波長が
長くなるため、低周波数成分への電力集中度が高まると
いう効果がある。これに対し、図10(B)に示す領域
の場合、奇数フィールドを走査した時刻と偶数フィール
ドを走査した時刻の間に被写体が動いたり変化したりし
たためにフィールド合成フレームは不連続部分の多い画
像となり、符号化効率が低下する。そこで、画像の中の
動きに適応してフィールドを合成すべき領域と合成すべ
きでない領域を適応的に識別し、ブロッキングを切り替
えるようにすることが符号化にとって効率的である。こ
れを行ったのが、図10(C)であり、図の左半側では
フィールド合成が行われており、図の右半側では合成が
行われていない。図10(C)に示したのは、8画素x
8ラインのブロックを上下に2個まとめてブロッキング
制御した例である。ここで、ブロッキング構造の制御
は、動きベクトルが大きい時に合成を行なわず、小さい
ときに合成を行なうように制御するとよい。
【0045】前記のブロッキング制御を受けた予測誤差
信号304は、符号化部35においてブロック毎に符号
化(例えば直交変換などが用いられる)され、量子化が
行われて予測誤差符号化情報となる。
【0046】予測誤差符号化情報は多重化部38におい
て動きベクトル情報302と多重化の後、伝送路符号化
が行われ、伝送路に送出される。一方、復号部36では
復号予測誤差信号が得られる。同信号は、前記第1のブ
ロッキング制御部39においてブロッキングの切り替え
制御を行われたままの状態になっているため、第2のブ
ロッキング制御部40において、全てのブロックを同じ
ブロッキング構造とするよう制御を行う。すなわち、復
号部36において復号化したブロックがどのブロッキン
グ手法によりブロック化されたものかは、動きベクトル
情報302によってわかるため、第2のブロッキング制
御部40によって所定のフォーマットにして出力する。
さらに加算器37において前記フィールド合成フレーム
予測信号303と加算し、復号信号が得られる。同復号
信号はフレームメモリ33に書き込まれる。この発明の
有利な点は,ブロッキング構造をどのようにしたかとい
う情報は動きベクトル情報と対応づけられているため,
新たに付加情報を必要とすることなく,切り替えを行う
ことができる点である。
【0047】なお、図9中のブロッキング制御部(第
1)の構成を図11(A)に示す。この動作は以下のよ
うになる。ブロッキング制御部(第1)39は、動きベ
クトル302を用いてブロッキングの制御を行う。判定
器39aは、例えば奇数フィールド・偶数フィールドの
動きがともにゼロでない時にはフィールド分離オン、と
もにゼロの時にはオフと判定し、信号39dを出力す
る。スイッチ39eは信号39bによりスイッチ操作を
行なう。フィールド分離オンの時には、分離器39c
は、動き補償予測誤差信号304を、例えば図2
(A)、(B)の様に奇数フィールドと偶数フィールド
の信号に分離して信号39dを出力する。フィールド分
離オフの時には、動き補償予測誤差信号304は奇数フ
ィールドと偶数フィールドとを合成したまま出力する。
【0048】また、図9中のブロッキング制御部(第
2)の構成を図11(B)に示す。この動作は以下のよ
うになる。ブロッキング制御部(第2)40は、ブロッ
キング制御部(第1)39の逆の動作を行なう。すなわ
ち、ブロッキング制御部(第1)39でフィールド分離
されたブロックに対してはフィールド合成を行なう。判
定器40fは、ブロッキング制御部(第1)39の判定
器39aと同じ基準で判定を行なう。例えば奇数フィー
ルド・偶数フィールドの動きがともにゼロの時にはフィ
ールド合成オフ、それ以外の時にはオンと判定し、信号
40gを出力する。スイッチ40kは信号40gにより
スイッチ操作を行なう。フィールド合成オンの時には、
合成器40hは、フィールド分離されている復号予測誤
差信号40lを、例えば図2(C)、の様に奇数フィー
ルドと偶数フィールドの信号を合成して信号40iを出
力する。フィールド合成オフの時には、復号予測誤差信
号40lはすでに奇数フィールドと偶数フィールドが合
成されているのでそのまま出力する。
【0049】実施例8.次に、実施例8を図12をもと
に説明する。図12において、41はメモリでまた42
はブロッキング制御部(第1)である。他は図9と同じ
である。次に図12をもとに動作について説明する。飛
び越し走査され,フィールド毎に入力される入力画像信
号系列300について、動き検出部32において、フレ
ームメモリ33に蓄えられた前フレーム符号化済み画像
信号305との間で動きベクトル302をブロック毎に
検出する。
【0050】前記動きベクトル302に従ってフレーム
メモリ33から読み出された動き補償予測信号303を
用いて動き補償予測誤差信号を得るのだが、奇数フィー
ルドと偶数フィールドを併せて処理するために、同一フ
レームの先行するフィールドはメモリ41にいったん蓄
えられる。動き検出部32で両フィールドに対する動き
ベクトルを求めた段階において、前記動きベクトル30
2に基づき、両フィールドを合成して符号化すべきか独
立して符号化すべきかを判定する。たとえば、両フィー
ルドの動きベクトルが一致するならば合成する、などの
制御が有効である。前記メモリ41から読み出される画
像信号301と前記動き補償予測信号303との差分を
減算器34によって求め、予測誤差信号304が得られ
る。同信号に対し、第1のブロッキング制御部42で
は、前記動きベクトル302に基づいて上述と同様に適
応的なブロッキング制御を行う。ここで、上述の例との
差異は、上述の発明がフィールド合成された画像信号に
対する動きベクトルを適応切り替えに用いるのに対し
て、本例が各フィールドに対して独立に求めた動きベク
トルを適応切り替えに用いる点である。このため、各フ
ィールド間における動きをより、正確に把握することが
できる。
【0051】なお、図12中のブロッキング制御部(第
1)42の構成を図13に示す。ブロッキング制御部
(第1)42は、動きベクトル302を用いてブロッキ
ングの制御を行う。判定器42aは、例えば奇数フィー
ルド・偶数フィールドの動きがともにゼロの時にはフレ
ーム合成オン、それ以外の時にはオフと判定し、信号4
2bを出力する。スイッチ42eは信号42bによりス
イッチ操作を行う。フレーム合成オンの時には、合成器
42cは、動き補償予測誤差信号304を、例えば図2
(c)のように奇数フィールドと偶数フィールドの信号
を合成して信号42dを出力する。フレーム合成オフの
時には、動き補償予測誤差信号304は奇数フィールド
と偶数フィールドとを分けたまま出力する。
【0052】実施例9. 実施例9を図14をもとに説明する。図において、43
はフィールド間の動きベクトルを検出する第2の動き検
出部である。他は図12と同じである。また、第1の動
き検出部32は図9または図12における動き検出部3
と同じ役割をはたす。次に図14をもとに動作につい
て説明する。飛び越し走査され、フィールド毎に入力さ
れる入力画像信号系列300について、第2の動き検出
部43において、フィールド間の動きベクトル306を
求める。また,前記入力画像信号系列300について、
第1の動き検出部32ではメモリ41中の信号とフレー
ムメモリ33に蓄えられた前フレーム符号化済み画像信
号305との間で動きベクトル302をブロック毎に検
出する。なお,本実施例では第1の動き検出部32
の動き検出部43とを独立の構成としたが,同一の回
路を時分割で使うことも可能である。
【0053】前記動きベクトル302に従ってフレーム
メモリ33から読み出された動き補償予測信号303を
用いて動き補償予測誤差信号を得るのだが、第2の動き
検出部43でフィールド間の動きベクトルを求めた段階
において、前記動きベクトル306に基づき、両フィー
ルドを合成して符号化すべきか独立して符号化すべきか
を判定する。たとえば、両フィールドの間の動きベクト
ルが零であるならば合成する、などの制御が有効であ
る。前記メモリ41から読み出される画像信号301と
前記動き補償予測信号303との差分を減算器34によ
って求め、予測誤差信号304が得られる。同信号に対
し、第1のブロッキング制御部42では、前記動きベク
トル306に基づいて適応的なブロッキング制御を行
う。これは上述の実施例7、8と同様である。上述の2
例との差異は、上述の実施例7がフィールド合成された
画像信号に対する動きベクトルを適応切り替えに用い、
実施例8が各フィールドに対して独立に求めた動きベク
トルを適応切り替えに用いるのに対し、この実施例9で
は、フィールド間の動きベクトルを適応切り替えに用い
る点である。すなわち、本例においては、第2の動き検
出部43における奇数フィールド間及び偶数フィールド
間の動きベクトルを比較することができる。このため両
フィールドにおける動きを正確に知ることができ、好適
なブロッキングの制御を行うことができる。
【0054】実施例10. 以下、実施例7の他の変形例を図15をもとに説明す
る。図において、44は直交変換符号化を行う符号化部
であって変換係数の走査順序を制御できるもの、45は
前記符号化部14の逆処理を行う復号部であってやはり
変換係数の走査順序を制御できるものである。他は図9
と同様である。
【0055】次に動作について説明する。入力画像信号
系列300について、動き検出部32において、フレー
ムメモリ33に蓄えられた前フレーム符号化済み画像信
号305との間で動きベクトル302をブロック毎に検
出する。前記動きベクトル302に従ってフレームメモ
リ33から読み出された動き補償予測信号303と前記
入力画像信号301との差分を差分器34によって求
め、予測誤差信号304が得られる。同信号に対し、符
号化部44において直交変換符号化を行う。変換係数を
ブロック内部で走査して量子化するが、走査の順序を前
記動きベクトルで制御する。このことを説明するための
図が図16(A)〜(C)である。
【0056】図16(A)は直交変換された係数を示し
ている。DCT(離散コサイン変換)などの直交変換で
は、図にみられるように、一方の係数が周波数の低い成
分に対応し、もう一方が周波数の高い成分に対応する。
通常、周波数の高い成分は大きな電力を持たない上、劣
化が人間に検知されにくいという性質があるため、電力
の大きい低周波数成分を重視して符号化する。このと
き、符号化効率を高めるため、周波数の低い方から高い
方へと係数の走査を行い、ある程度以上電力が低い係数
については符号化を打ち切ることがよく行われる。この
ため、係数の走査順序は係数電力の大きいものから小さ
なものへと行われることが符号化シンボル数のために有
利となる。係数の電力分布は周波数の低い方が大きな電
力を持つ、という傾向はあるが、個々には画像のパター
ンに依存する。図16(B)、(C)に示すように、横
線の成分が多い信号を直交変換して得た係数においては
垂直方向の成分が強くなり、縦線の成分が多い画像では
水平方向の高周波成分が強くなる。今、符号化されるの
は差分画像であるため、画像パターンは動き補償のベク
トルによって影響を受ける。そこで、動きベクトルによ
って係数走査の順序を切り替えることによる利点が生じ
る。
【0057】例えば、動きベクトルにより、水平方向の
動きが大きいと判断された場合、誤差信号においても水
平方向の高周波成分が大きくなる。従って、図16
(C)のような係数の状態となる。従って、水平方向に
順次走査する。一方、垂直方向の動きが大きいと判断さ
れた場合には、図16(B)に示すように、垂直方向に
順次走査する。そして、動きが水平・垂直両方向におい
て、ほぼ同一であれば、図16(A)に示すように斜め
に走査するとよい。なお、変換の手法によっては、動き
と走査方向の関係が逆になる場合もある。符号化情報は
多重化部において動きベクトル情報と多重化の後、伝送
路符号化が行われ、伝送路に送出される。一方、復号部
45では復号予測誤差信号が得られる。このとき、符号
化の際に選択した走査順序を踏襲するように制御を行
う。さらに加算器37において前記フィールド合成フレ
ーム予測信号303と加算し、復号信号が得られる。同
復号信号はフレームメモリ33に書き込まれる。
【0058】以上に述べた実施例は、実施例7〜9と組
み合せることが好適である。すなわち、フィールド合成
されたブロックとそうでないブロックとでは、ライン間
の距離が異なるために垂直方向の電力分布が異なるから
である。従って、この電力分布の相違に応じた走査制御
が行え、これによって効率的な量子化処理を行うことが
できる。なお、動きベクトルが制御情報になっているた
め、新たな付加情報は不要である。
【0059】実施例11.図17は実施例7〜10の受
信側の構成例を示すブロック図である。図において、4
6は多重化された符号化データを分離するデータ分離部
である。他は図9、図12、図14に示したものに対応
している。動作について説明する。データ分離部46に
与えられる符号化データとしては上述の図9、12、1
4を組み合わせた動画符号化装置によって符号化された
ものを想定する。データ分離部46では、符号化データ
から直交変換符号化に係わる係数データ407と動きベ
クトル402と係数走査順序を示す情報408と予測誤
差信号のブロック構造を示す情報409を分離する。復
号部47ではブロック単位で直交変換の逆変換を行い、
予測誤差信号を復号する。このとき、変換係数がブロッ
ク内部で走査される順序を前記係数走査順序を示す情報
408に基づいて決定する。ブロッキング制御部48で
は、前記動きベクトル402に基づき、復号された予測
誤差信号がフィールド合成されたブロックであるかフィ
ールドについて独立なブロックであるかを前記予測誤差
信号のブロック構造を示す情報409に基づいて判断
し、ブロック構造を統一する。前記動きベクトル402
によってフレームメモリ49から読み出された動き補償
予測信号と前記ブロッキング制御を施した後の予測誤差
信号とを加算器50において加算し、復号信号を得る。
同復号信号は出力されるとともにフレームメモリ49に
書き込まれる。
【0060】実施例12. なお、係数走査の順序を示す情報408および予測誤差
信号のブロック構造を示す情報409はいずれも動きベ
クトル情報402で置き換えることもできる。
【0061】実施例13.以上、前記各種の実施例にお
いては、符号化器4では直交変換の一種であるDCTを
用いて説明したが、例えばDPCMやベクトル量子化を
用いて符号化を行うことも勿論可能である。ベクトル量
子化を行うとき、フィールドブロッキング用とフレーム
ブロッキング用の2種類のコードブックを用意し、ブロ
ッキング制御部で選択されたブロッキングの種類に応じ
てコードブックも選択させることにより、更に符号化効
率を高めることができる。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
各フィールド毎独立に動き補償フレーム間予測を行い、
フィールド合成したフレームに対して空間的冗長度を除
去する符号化を行うことにより、連続するフィールド間
の相関が利用でき、高能率な符号化が実現できる。フィ
ールド合成されたフレームに対して、2次元予測符号化
を行うことにより水平方向画素間の相関及び垂直方向ラ
イン間の相関を利用した高能率な符号化が行える。
【0063】フィールド分離された予測符号化誤差信
号、フィールド合成されたフレームの予測符号化誤差信
号から信号パワーの小さい信号を選択して直交変換符号
化することにより、適応的で効率よい符号化が行える。
また、2つの動き補償予測符号化誤差信号に対してそれ
ぞれにあったコードブックを用意し、信号パワーが小さ
く選択された動き補償予測符号化誤差信号のコードブッ
クによりベクトル量子化がおこなわれるので信号特性に
あった、適応的で効率よい符号化が行える。
【0064】各フィールドにおける動き補償を時間的に
前後する2つの符号化済画像から行うことにより、シー
ンの動きに最も適した動き検出が行え、信号パワーの小
さい動き補償予測誤差信号を得ることができ、高能率な
符号化が行える。
【0065】奇数フィールドと偶数フィールドの動きの
大きさの相対値を用いてブロック化の方式を選択するこ
とにより、ライン間の相関性を高め、符号化効率が向上
される。また、2次元直交変換で用いられるブロックの
大きさに合わせて奇数フィールドと偶数フィールドの配
置を選択するブロック化を行うことにより、符号化効率
が向上する。
【0066】飛び越し走査された画像信号をフィールド
合成して扱うかフィールド合成せずに扱うかを適応的に
切り替えることによって符号化効率を高める。切り替え
情報を動き補償における動きベクトルと対応させるた
め,新たな付加情報を定義する必要がない。さらに、直
交変換符号化において,変換係数をブロック内部で走査
する順序を切り替えることによって符号化効率を高め
る。走査順序を動き補償における動きベクトルと対応さ
せるため,新たな付加情報を定義する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】フィールド合成の方法を示す図である。
【図3】動き補償予測信号生成の方法の過程を示す図で
ある。
【図4】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図5】1フレームに合成された動き補償予測誤差信号
の画素配置をあらわす図である。
【図6】両方向からの動き補償予測を説明する図であ
る。
【図7】実施例3を示すブロック図である。
【図8】実施例3におけるフィールド合成モードの説明
図である。
【図9】この発明の実施例7を示すブロック図である。
【図10】実施例7における適応的フィールド合成を説
明するための説明図である。
【図11】図9におけるブロッキング制御部(第1)
と、ブロッキング制御部(第2)の構成図である。
【図12】この発明の実施例8を示すブロック図であ
る。
【図13】図12におけるブロッキング制御部(第1)
42の構成図である。
【図14】この発明の実施例9を示すブロック図であ
る。
【図15】この発明の実施例10を示すブロック図であ
る。
【図16】実施例10における変換係数の分布を説明す
るための説明図である。
【図17】この発明の実施例7〜10の受信側の構成を
示すブロック図である。
【図18】従来の動き補償予測符号化装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1、15、33、49 フレームメモリ 2、11、32 動き検出部 3、16、34 減算器 4、19、35 符号化部 5、20、36、47 復号化部 6、22、37、50 加算器 7、38 多重化部 8 フィールド合成部 9 フィールド分離部 10、31 フィールド合成部 12、13 差分器 14 判定器 18 ブロック化部 21 デブロック化部 39、42 ブロッキング制御部(第1) 40、48 ブロッキング制御部(第2) 41 メモリ 43 動き検出部(第1) 44 直交変換符号化部 45 直交変換復号化部 46 データ分離部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 悦久 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (56)参考文献 特開 平4−288790(JP,A) 特開 平4−252690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/32 G06T 9/00 H04N 11/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターレースの奇フィールドと偶フィ
    ールドの各入力画像信号をフレームに合成するフィール
    ド合成手段と、 前記フィールド合成手段から所定のブロック単位で読み
    出された符号化対象画像信号と、フレームメモリから読
    み出された前フレームの同一フィールドの所定ブロック
    とを比較して 動きベクトルを検出する動き検出手段と、前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出され
    た動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから得ら
    れる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信号を
    得る減算手段と、 前記差分で得られた予測誤差信号を、直交変換及び量子
    化して符号化データを得る 符号化手段と、前記符号化データを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号と前記動き補償予測信号とを加
    算して得られたフィールド合成局部復号信号を記憶する
    前記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多
    重化して送出する多重化手段と を備えたことを特徴とす
    る動き補償予測符号化装置。
  2. 【請求項2】 フレーム毎に求めた予測誤差信号をフィ
    ールド毎あるいはフレーム毎にブロック化する第1の
    ロッキング手段と、局部復号された信号に対して前記第1のブロッキング手
    段において選択されたブロック化と逆の操作を行う第2
    のブロッキング手段を備えたことを 特徴とする請求項1
    記載の動き補償予測符号化装置。
  3. 【請求項3】 入力のフィールドから所定のブロック単
    位で読み出された符号化対象画像信号と、フレームメモ
    リから読み出された前フレームの同一フィールドの所定
    ブロックとを比較して動きベクトルを検出する動き検出
    手段と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出され
    た動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから得ら
    れる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信号を
    得る減算手段と、 前記フィールド毎に差分で求めた予測誤差信号をフレー
    ム単位に合成するフィールド合成手段と、 前記フレーム単位で合成された予測誤差信号を、直交変
    換及び量子化して符号化データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号を各々のフィールド単位に分離
    するフィールド分離手段と、 前記フィールド単位に分離して局部復号された信号と前
    記動き補償予測信号とを加算して得られた局部復号信号
    を記憶する前記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多
    重化して送出する多重化手段とを備えたことを特徴とす
    る動き補償予測符号化装置。
  4. 【請求項4】 入力のフィールドから所定のブロック単
    位で読み出された符号化対象画像信号と、フレームメモ
    リから読み出された前フレームの同一フィールドの所定
    ブロックとを比較して動きベクトルを検出する動き検出
    手段と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出され
    た動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから得ら
    れる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信号を
    得る減算手段と、 前記フィールド毎に検出された動きベクトルの大きさに
    より判定信号を得る判定手段と、 前記フィールド毎に差分で求めた予測誤差信号を前記判
    定信号に応じてブロック化を行うブロック化手段と、 前記ブロック化された予測誤差信号を、直交変換及び量
    子化して符号化データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号を前記判定信号に基づき各々の
    フィールド単位に分離するデブロック化手段と、 前記フィールド単位に分離して局部復号された信号と前
    記動き補償予測信号とを加算して得られた局部復号信号
    を記憶する前記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多
    重化して送出する多重化手段とを備えたことを特徴とす
    る動き補償予測符号化装置。
  5. 【請求項5】 インターレースの奇フィールドと偶フィ
    ールドの各入力画像信号をフレームに合成するフィール
    ド合成手段と、 前記フィールド合成手段から所定のブロック単位で読み
    出された符号化対象画像信号と、フレームメモリから読
    み出された前フレームの同一フィールドの所定ブロック
    とを比較して動きベクトルを検出する動き検出手段と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出され
    た動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから得ら
    れる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信号を
    得る減算手段と、 前記差分で得られた予測誤差信号を、前記動きベクトル
    の大きさに基づいてブロック化を行う第1のブロッキン
    グ制御手段と、 前記ブロック化された予測誤差信号を直交変換及び量子
    化して符号化データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号に対して前記動きベクトルの大
    きさに基づいて前記第1のブロッキング制御手段に対応
    する逆ブロック化を行う第2のブロッキング制御手段
    と、 前記第2のブロッキングで得られた信号と、前記動き補
    償予測信号とを加算して得られた局部復号信号を記憶す
    る前記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多
    重化して送出する多重化手段とを備えたことを特徴とす
    る動き補償予測符号化装置。
  6. 【請求項6】 入力のフィールドから所定のブロック単
    位で読み出された符号化対象画像信号と、フレームメモ
    リから読み出された前フレームの同一フィールドの所定
    ブロックとを比較して動きベクトルを検出する第1の動
    き検出手段と、 同一フレームに属する奇数フィールドと偶数フィールド
    との間のフィールド間動きベクトルを検出する第2の動
    き検出手段と、 前記読み出された符号化対象画像信号と、前記検出され
    た動きベクトルに基づいて前記フレームメモリから得ら
    れる動き補償予測信号との差分を求めて予測誤差信号を
    得る減算手段と、 前記差分で求めた予測誤差信号を前記第2の動き検出手
    段出力のフィールド間動きベクトルの大きさに基づいて
    ブロック化を行う第1のブロッキング制御手段と、 前記ブロック化された予測誤差信号を、直交変換及び量
    子化して符号化データを得る符号化手段と、 前記符号化データを局部復号する局部復号手段と、 前記局部復号された信号に対して前記第1のブロッキン
    グ制御手段に対応する逆ブロック化を行う第2のブロッ
    キング制御手段と、 前記第2のブロッキング制御手段で得られた信号と、前
    記動き補償予測信号とを加算して得られた局部復号信号
    を記憶する前記フレームメモリと、 少なくとも前記符号化データと前記動きベクトルとを多
    重化して送出する多重化手段とを備えたことを特徴とす
    る動き補償予測符号化装置。
  7. 【請求項7】 符号化手段は、合成手段またはブロッキ
    ング手段において得られたブロック毎の誤差信号を直交
    変換により符号化するとともに、得られた係数列を所定
    の順番でまたは必要に応じては順序を変更してスカラ量
    子化することを特徴とする請求項1ないし請求項6いず
    れか記載の動き補償予測符号化装置。
  8. 【請求項8】 ブロッキング手段、ブロック化手段また
    はブロッキング制御手段は、奇数フィールドの信号と偶
    数フィールドの信号を1ラインずつ交互に配列するか、
    または奇数フィールドの信号をブロックの上部または下
    部にして偶数フィールドの信号をブロックの下部または
    上部に配列するかのいずれかを、動きベクトルの大きさ
    に応じて選択するようにしたことを特徴とする請求項
    2、請求項4、請求項5、請求項6いずれか記載の動き
    補償予測符号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8いずれか記載の
    動き補償予測符号化装置側で生成された、変換係数、動
    きベクトル、ブロック内部で前記変換係数が走査される
    順序を示した係数走査順序情報、及びブロックの構造を
    示すブロック構造情報を含む多重化データを、前記変換
    係数、動きベクトル、各情報に分離するデータ分離手段
    と、 復号画像信号を記憶するメモリと、 前記変換係数に対して前記係数走査順序情報に基づき走
    査制御を行うとともに 、前記変換係数に対しブロック単
    位で直交変換の逆変換を行い予測誤差信号を復元する復
    号手段と、 前記復号手段から出力される前記予測誤差信号に対し、
    前記ブロック構造情報に基づきブロック構造の制御を行
    うブロッキング手段と、 前記ブロッキング手段によりブロック制御を施した前記
    予測誤差信号と、前記動きベクトルに基づいて前記メモ
    リから読み出される動き補償予測信号とにより、復号信
    号を得る手段とを備えた動き補償予測復号装置。
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