JPH06245070A - エッジ強調機能を有する画像処理装置 - Google Patents

エッジ強調機能を有する画像処理装置

Info

Publication number
JPH06245070A
JPH06245070A JP50A JP2915893A JPH06245070A JP H06245070 A JPH06245070 A JP H06245070A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2915893 A JP2915893 A JP 2915893A JP H06245070 A JPH06245070 A JP H06245070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
edge
circuit
amount
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tachibana
弘幸 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06245070A/ja
Publication of JPH06245070A publication Critical patent/JPH06245070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間調領域においても、また文字領域におい
ても画質を改善し得るエッジ強調機能を有する画像処理
装置の提供を目的とする。 【構成】 画像の領域が文字領域であるか、あるいは中
間調画像領域であるかの判定を行う領域判定回路30を備
え、この領域判定回路30による判定結果に応じて文字領
域用強調量決定回路21または中間調領域用強調量決定回
路22をから出力されるエッジ強調量をマルチプレクサ40
で切換えることにより、文字領域では白成分に向かうよ
うな場合にもエッジ強調を行い、中間調画像領域では白
成分に向かうような場合のエッジ強調は行わないように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル方式の画像処
理装置に関し、特に濃淡画像を擬似的に中間調表現する
と共に、エッジ強調機能を有する画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式の複写機等で濃淡画像を
出力する場合、文字領域等の単純な2値化が適している
領域での細線の途切れを防ぎ、中間調画像領域での画像
のボケ等の画質改善を目的としてエッジ強調処理を採用
することが多い。
【0003】エッジ強調処理を行うには、まずラプラシ
アンフィルタ等を用いて原画像からエッジ量を検出し、
原画像と合成する強調量を検出されたエッジ量に基づい
て決定し、決定された強調量を原画像に合成してエッジ
強調された画像を得る。この際、エッジが白成分に向か
うような場合には画像の白抜けが生じて画像が不自然に
なる場合がある。そのような問題点の改善方法としてた
とえば特開昭62−289056号公報(IPC:H04N 1/40) の発明
が提案されている。この特開昭62−289056号公報の発明
では、エッジが白成分に向かうような場合にはエッジ強
調処理を行わないことにして、上述のような不自然さの
発生を回避している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
昭62−289056号公報の発明では、中間調画像領域を強調
したした場合には改善が認められるものの、文字領域に
適用した場合には黒地に白抜きで表現された文字等は強
調されないため、逆に画質の改善が認められないという
問題が生じる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、中間調領域においても、また文字領域にお
いても画質を改善し得るエッジ強調機能を有する画像処
理装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエッジ強調機能
を有する画像処理装置では端的には、画像の領域が文字
領域であるか、あるいは中間調画像領域であるかの判定
を行う判定手段を備え、この判定手段による判定結果に
応じてエッジ強調量を切換えることにより、文字領域で
は白成分に向かうような場合にもエッジ強調を行い、中
間調画像領域では白成分に向かうような場合のエッジ強
調は行わないようにしている。
【0007】本発明に係るエッジ強調機能を有する画像
処理装置は、濃淡画像を擬似的に中間調表現すると共に
エッジ強調機能を有する画像処理装置であって、画像の
エッジ量を検出するエッジ量検出手段と、このエッジ量
検出手段により検出されたエッジ量に応じてそれぞれが
異なるエッジ強調量を決定する複数の強調量決定手段
と、画像の特性を判定する判定手段と、この判定手段に
よる判定結果に応じて複数の強調量決定手段のいずれか
を選択する選択手段と、この選択手段により選択出力さ
れた強調量を原画像に合成する合成手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るエッジ強調機能を有する画像処理
装置では、処理対象の画像の領域が文字領域であるか、
あるいは中間調画像領域であるかの判定を判定手段によ
り行い、この判定手段による判定結果に応じて選択手段
がエッジ強調量を切換えることにより、文字領域では白
成分に向かうような場合にもエッジ強調した画像が、中
間調画像領域では白成分に向かうような場合はエッジ強
調しない画像が合成手段により得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0010】図1のブロック図に本発明に係るエッジ強
調機能を有する画像処理装置の構成の一実施例を示す。
本発明の画像処理装置は主として、エッジ量検出回路1
0, 強調量決定回路20,領域判定回路30, マルチプレクサ
40及び合成回路50等にて構成されている。
【0011】エッジ量検出回路10は本実施例ではラプラ
シアンフィルタにて構成されている。図1において、参
照符号11は原画像の画素データの入力端子であり、図示
されていないクロックに同期して各画素のデータが順次
入力される。この入力端子11から入力された画素データ
は1画素遅延回路12及び加算回路15の第3の入力端子に
入力される。1画素遅延回路12で1画素遅延された画像
信号は更に別の1画素遅延回路13と2倍回路14とに入力
されると共に、エッジ量検出回路10外部へ出力されて合
成回路50にも入力される。
【0012】1画素遅延回路13で1画素遅延された画素
データは加算回路15の第1の入力端子に入力され、フィ
ルタ係数 (この実施例では2)を与えるためのゲイン2
倍の増幅器14で2倍された画像信号は加算回路15の第2
の入力端子に入力される。加算回路15では、その3入力
端子にそれぞれ入力される画素データは、第1入力端子
に入力される画素データは第3入力端子に入力される画
素データに比して1画素遅延回路12及び1画素遅延回路
13により2画素遅延しており、第2入力端子に入力され
る画素データは第3入力端子に入力される画素データに
比して1画素遅延回路12により1画素遅延している。従
って、第2入力端子に入力される画像データを注目画素
(処理対象画素)とすれば、その注目画素に隣接する画
素データが第1及び第3入力端子に入力されることにな
る。
【0013】図2は一次元のラプラシアンフィルタの原
理を示す模式図である。一次元のラプラシアンフィルタ
では、連続する3画素の中央を注目画素とし、注目画素
にフィルタ係数 (この実施例では2) を乗じた結果から
注目画素の左右の画素データを減じた値がフィルタ処理
結果となる。従って、加算回路15では、第1及び第3入
力端子から入力された画素データをいずれも−1倍し、
第2入力端子から入力された画素データを+1倍して三
者を加算すればラプラシアンフィルタとして機能するの
で、その結果をエッジ量の検出結果として出力する。
【0014】この加算回路15から出力されるエッジ量の
検出結果は、強調量決定回路20及び後述する領域判定回
路30に入力される。
【0015】強調量決定回路20は具体的には文字領域用
強調量決定回路21と中間調領域用強調量決定回路22とで
構成されており、加算回路15から出力されるエッジ量検
出結果は両回路21, 22へ入力される。文字領域では、エ
ッジ量に対して、白方向, 黒方向共にエッジ強調する必
要があるので、文字領域用強調量決定回路21は加算回路
15から入力されたエッジ量に単に係数K1 を乗じた値を
強調量として出力する。
【0016】一方、中間調領域では、白方向へのエッジ
強調が行われないようにするために、入力されたエッジ
量が負である場合は”0”を出力し、正である場合は係
数K 2 を乗じた値を強調量として出力する。両強調量決
定回路21, 22の出力はマルチプレクサ40に与えられてい
る。なお、両強調量決定回路21, 22は具体的にはROM を
利用したルックアップテーブルにて容易に構成可能であ
る。
【0017】領域判定回路30は、本発明装置に入力され
た画像データが文字領域の画像データであるか、あるい
は中間調領域の画像データであるかを判定するための回
路であり、エッジ量検出回路10によるエッジ量の検出結
果が閾値より大であれば、図3に示されているように、
その画素を含む5画素を文字領域と判定する。この領域
判定回路30は主として、比較器31, カウンタ32, マルチ
プレクサ33等にて構成されている。
【0018】まず、エッジ量検出回路10の加算回路15か
ら出力されるエッジ量の検出結果は比較器31の一方の入
力端子に入力される。この比較器31の他方に入力端子に
は適宜の閾値電位THが入力されている。比較器31は、一
方の入力端子から入力される各画素についてのエッジ量
の検出結果が閾値より大であればカウンタ32へ”H”レ
ベルの信号を与える。
【0019】カウンタ32は比較器31から”H”レベルの
信号を与えられるとその時点の画素を含めて以降の5画
素に相当するクロックを計数し、その後は0にリセット
される。このカウンタ32の計数値はマルチプレクサ33に
与えられている。マルチプレクサ33では、カウンタ32か
ら計数値として1乃至5が与えられている間はたとえば
文字領域を表す信号”1”を選択して出力し、カウンタ
32から計数値として0が与えられている間は中間調領域
を表す信号”0”を選択して出力する。このカウンタ32
から出力される”1”または”0”の信号は領域判定回
路30による領域判定結果としてマルチプレクサ40に与え
られる。
【0020】マルチプレクサ40には前述のように両強調
量決定回路21, 22の出力が与えられているので、領域判
定回路30のマルチプレクサ33から与えられる領域判定結
果に従って、文字領域用強調量決定回路21の出力、即ち
文字領域用の強調量または中間調領域用強調量決定回路
22の出力、即ち中間調領域用の強調量のいずれかを選択
して合成回路50へ出力する。具体的には、マルチプレク
サ40は領域判定回路30から与えられる領域判定結果の信
号が”1”であれば文字領域用強調量決定回路21から出
力されている文字領域用の強調量を選択して合成回路50
へ出力し、領域判定結果の信号が”0”であれば中間調
領域用強調量決定回路22から出力されている中間調領域
用の強調量を選択してそれぞれ合成回路50へ出力する。
【0021】合成回路50では、前述のようにエッジ量検
出回路10の1画素遅延回路12により1画素遅延された画
素データ、即ち原画像の画素データが与えられているの
で、これとマルチプレクサ40により選択されたエッジ強
調量とを加算することにより合成画像データを生成して
出力する。この合成回路50の出力は図示されていない2
値化回路に与えられてたとえばディザ処理等が施された
上で出力される。
【0022】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
エッジ強調量を文字領域に対する場合と中間調領域に対
する場合とでそれぞれ求めて原画像データと選択的に合
成することにより、文字領域においても、中間調領域に
おいても良好な画像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエッジ強調機能を有する画像処理
装置の構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】一次元のラプラシアンフィルタの原理を示す模
式図である。
【図3】領域判定回路による領域判定の状態を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 エッジ量検出回路 20 強調量決定回路 30 領域判定回路 40 マルチプレクサ 50 合成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像を擬似的に中間調表現すると共
    にエッジ強調機能を有する画像処理装置であって、 画像のエッジ量を検出するエッジ量検出手段と、 該エッジ量検出手段により検出されたエッジ量に応じて
    それぞれが異なるエッジ強調量を決定する複数の強調量
    決定手段と、 画像の特性を判定する判定手段と、 該判定手段による判定結果に応じて前記複数の強調量決
    定手段のいずれかを選択する選択手段と、 該選択手段により選択出力された強調量を原画像に合成
    する合成手段とを備えたことを特徴とするエッジ強調機
    能を有する画像処理装置。
JP50A 1993-02-18 1993-02-18 エッジ強調機能を有する画像処理装置 Pending JPH06245070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06245070A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 エッジ強調機能を有する画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06245070A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 エッジ強調機能を有する画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06245070A true JPH06245070A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12268459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06245070A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 エッジ強調機能を有する画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06245070A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5666443A (en) Image processor with edge emphasis of image data
JPH04356869A (ja) 画像処理装置及び方法
KR100206319B1 (ko) 비디오 신호의 로컬 콘트라스트 개선을 위한 방법및장치
JPS62172867A (ja) 画像処理装置
JPH11341285A (ja) 画像処理装置
JPH09233489A (ja) ノイズ低減回路
JPS62242473A (ja) 疑似中間調画像処理装置
JP3165225B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH06245070A (ja) エッジ強調機能を有する画像処理装置
JPH0877350A (ja) 画像処理装置
JPH0686098A (ja) 輪郭補正装置
JP3361355B2 (ja) 画像処理装置
JP3743055B2 (ja) 画像の輪郭強調方法および装置
JPH09312788A (ja) 雑音低減回路
JPH06334856A (ja) 画像処理装置
JP3494888B2 (ja) 輪郭補正回路
JP2001274995A (ja) 雑音除去装置
JP3005003B2 (ja) 画像処理方法
KR920008327B1 (ko) 화상신호 전처리장치
JP2558915B2 (ja) 黒判定装置及び領域識別装置
JP2557274B2 (ja) 画像信号の雑音低減装置
JPH06315098A (ja) 垂直輪郭補正装置
JP2570272B2 (ja) デジタル輪郭強調回路
JPH0548894A (ja) 画像処理装置
JP3601391B2 (ja) 輪郭補正装置および輪郭補正方法