JPH06334856A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06334856A JPH06334856A JP5122841A JP12284193A JPH06334856A JP H06334856 A JPH06334856 A JP H06334856A JP 5122841 A JP5122841 A JP 5122841A JP 12284193 A JP12284193 A JP 12284193A JP H06334856 A JPH06334856 A JP H06334856A
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- Japan
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- processing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】画像処理装置における属性データ移送機能を改
善する。 【構成】属性判別部１により、文字領域と中間画像領域
と網点画像領域とを判別し、その属性データを画像デー
タに付随させて変倍処理部３又は空間フィルタ４に出力
する。変倍処理部３と空間フィルタ４は、縮小時と拡大
時とで順序を変えて処理を行い、変倍処理部３では、画
像データの変倍処理と同時に属性データの変倍処理も行
って対応する画像データに付随させて出力し、ガンマ処
理部７まで画像データに属性データを付随させて出力
し、必要に応じて属性データを使用した処理を行わせ
る。
善する。 【構成】属性判別部１により、文字領域と中間画像領域
と網点画像領域とを判別し、その属性データを画像デー
タに付随させて変倍処理部３又は空間フィルタ４に出力
する。変倍処理部３と空間フィルタ４は、縮小時と拡大
時とで順序を変えて処理を行い、変倍処理部３では、画
像データの変倍処理と同時に属性データの変倍処理も行
って対応する画像データに付随させて出力し、ガンマ処
理部７まで画像データに属性データを付随させて出力
し、必要に応じて属性データを使用した処理を行わせ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を光電変換し
て読み取ったＡＤ変換後の画像データを用いて画像処理
を行う画像処理装置に関する。
て読み取ったＡＤ変換後の画像データを用いて画像処理
を行う画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の画像処理装置において、画
像処理部に、画素毎に画像の属性 (文字、写真、網点等
の種別) を判別する属性判別部を備え、該判別された属
性データに基づいてガンマ変換部で濃度変換曲線の切換
を行ったり、空間フィルタ部で空間フィルタ係数の切換
を行ったりするものがあった (特開平４−２３９２６９
号公報参照) 。
像処理部に、画素毎に画像の属性 (文字、写真、網点等
の種別) を判別する属性判別部を備え、該判別された属
性データに基づいてガンマ変換部で濃度変換曲線の切換
を行ったり、空間フィルタ部で空間フィルタ係数の切換
を行ったりするものがあった (特開平４−２３９２６９
号公報参照) 。
【０００３】このものでは、属性データを使用する処理
回路から画像データと分離した属性データを、該属性デ
ータを使用しない処理回路をバイパスして次の属性デー
タを使用する処理回路へ遅延させて入力させ、該処理回
路への対応する画素の画像データの入力時期と一致させ
るための遅延回路が設けられていた。
回路から画像データと分離した属性データを、該属性デ
ータを使用しない処理回路をバイパスして次の属性デー
タを使用する処理回路へ遅延させて入力させ、該処理回
路への対応する画素の画像データの入力時期と一致させ
るための遅延回路が設けられていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の属性データの移送方式では、画像処理部内に
新たな処理を挿入したり、処理方法, 順序を変更する等
の変更が生じたとき、遅延回路も変更する必要が生じる
という問題点があった。また、属性データの移送遅延時
間を、前記バイパスされた処理回路での画像処理時間と
正確に一致させる必要があるため信頼性の面が問題とな
り、画像データの内容によってバイパス処理回路での必
要処理時間が変わる場合には、最長処理時間に合わせて
信号の出力を遅らせる必要がある等処理時間が無駄に遅
れたり、複雑な調整を必要として高価な回路が必要とな
るなどの問題点も発生していた。
うな従来の属性データの移送方式では、画像処理部内に
新たな処理を挿入したり、処理方法, 順序を変更する等
の変更が生じたとき、遅延回路も変更する必要が生じる
という問題点があった。また、属性データの移送遅延時
間を、前記バイパスされた処理回路での画像処理時間と
正確に一致させる必要があるため信頼性の面が問題とな
り、画像データの内容によってバイパス処理回路での必
要処理時間が変わる場合には、最長処理時間に合わせて
信号の出力を遅らせる必要がある等処理時間が無駄に遅
れたり、複雑な調整を必要として高価な回路が必要とな
るなどの問題点も発生していた。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、画像の属性データの移送方式の改良に
より、画像処理方法の追加や変更に対しても必要最小限
の変更で対処でき、かつ、信頼性が確保され、コスト的
にも有利な画像処理装置を提供することを目的とする。
なされたもので、画像の属性データの移送方式の改良に
より、画像処理方法の追加や変更に対しても必要最小限
の変更で対処でき、かつ、信頼性が確保され、コスト的
にも有利な画像処理装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、画像
情報を光電変換して読み取ったＡＤ変換後の画素毎の画
像データを用いて画像処理を行う画像処理装置であっ
て、画像処理部に画素毎に画像の属性を判別する属性判
別部と、該属性判別部で判別された画像の属性データを
使用した処理を行う処理部とを備えるものにおいて、前
記属性判別部から前記画像の属性データを用いる最終段
の処理部に至るまでの各処理部に画素毎に画像の属性デ
ータを画像データに付随させて次段の処理部に出力する
属性データ付与手段を設けたことを特徴とする。
情報を光電変換して読み取ったＡＤ変換後の画素毎の画
像データを用いて画像処理を行う画像処理装置であっ
て、画像処理部に画素毎に画像の属性を判別する属性判
別部と、該属性判別部で判別された画像の属性データを
使用した処理を行う処理部とを備えるものにおいて、前
記属性判別部から前記画像の属性データを用いる最終段
の処理部に至るまでの各処理部に画素毎に画像の属性デ
ータを画像データに付随させて次段の処理部に出力する
属性データ付与手段を設けたことを特徴とする。
【０００７】また、前記画像処理部は、画像の拡大・縮
小処理を行う変倍処理部を備え、該変倍処理部は画像の
拡大・縮小処理と同時に画像の属性データも拡大・縮小
処理を行い、前記処理後の画像データに前記処理後の対
応する属性データを付随させて出力するようにしてもよ
い。更に、前記変倍処理部における属性データの縮小・
拡大処理は、縮小・拡大処理された画像データを有する
画素の属性データを、縮小・拡大処理前の原画素のうち
で前記処理後の画素に距離的に最も近いものの属性デー
タと一致させるようにしてもよい。
小処理を行う変倍処理部を備え、該変倍処理部は画像の
拡大・縮小処理と同時に画像の属性データも拡大・縮小
処理を行い、前記処理後の画像データに前記処理後の対
応する属性データを付随させて出力するようにしてもよ
い。更に、前記変倍処理部における属性データの縮小・
拡大処理は、縮小・拡大処理された画像データを有する
画素の属性データを、縮小・拡大処理前の原画素のうち
で前記処理後の画素に距離的に最も近いものの属性デー
タと一致させるようにしてもよい。
【０００８】
【作用】属性判別部で画素毎に画像の属性、例えば文字
領域と中間調画像領域と網点画像領域とが判別され、該
判別された属性データが属性付与手段により画像データ
に付随されて最終的に属性データを使用する処理部まで
順次出力され、必要に応じて属性データを使用した処理
が行われる。
領域と中間調画像領域と網点画像領域とが判別され、該
判別された属性データが属性付与手段により画像データ
に付随されて最終的に属性データを使用する処理部まで
順次出力され、必要に応じて属性データを使用した処理
が行われる。
【０００９】このようにすれば、画像処理部内に新たな
処理を挿入したり、処理方法を変更したりするなどの変
更が生じた場合でも、判別された属性データを遅延させ
て出力する回路を変更する必要がなくなる。また、例え
ば、画像処理部として変倍処理部を備えたものでは、画
像データの縮小・拡大処理と同時に属性データも縮小・
拡大処理することにより、処理後の画像データに対応し
た属性データを付与させることができ、該縮小・拡大処
理後の処理を該属性データに応じて行うことにより、良
好な画質を確保できる。
処理を挿入したり、処理方法を変更したりするなどの変
更が生じた場合でも、判別された属性データを遅延させ
て出力する回路を変更する必要がなくなる。また、例え
ば、画像処理部として変倍処理部を備えたものでは、画
像データの縮小・拡大処理と同時に属性データも縮小・
拡大処理することにより、処理後の画像データに対応し
た属性データを付与させることができ、該縮小・拡大処
理後の処理を該属性データに応じて行うことにより、良
好な画質を確保できる。
【００１０】その場合、処理後の画像データを有する画
素に付随させる属性データを、該画素に距離的に最も近
い処理前の原画素の属性データと一致させることによ
り、処理後の画像データと属性データとを可及的に良好
に対応させることができる。
素に付随させる属性データを、該画素に距離的に最も近
い処理前の原画素の属性データと一致させることによ
り、処理後の画像データと属性データとを可及的に良好
に対応させることができる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１は本発明の一実施例を示している。画像情報を
光電変換して読み取ったＡＤ変換後の１画素８ビットの
画像データは、属性判別部１に入力される。
る。図１は本発明の一実施例を示している。画像情報を
光電変換して読み取ったＡＤ変換後の１画素８ビットの
画像データは、属性判別部１に入力される。
【００１２】属性判別部１は、画素毎に画像の属性を判
別する。具体的には画像が文字領域と中間調画像領域
(写真部) と網点画像領域とのいずれに属しているかを
判別し、判別された２ビットの属性データ (下記表１参
照) を８ビットの画像データに付随した計10ビットの信
号を出力する。前記属性データは画像データと共に途中
の処理にて使用されながら、ガンマ変換部７まで送られ
る。
別する。具体的には画像が文字領域と中間調画像領域
(写真部) と網点画像領域とのいずれに属しているかを
判別し、判別された２ビットの属性データ (下記表１参
照) を８ビットの画像データに付随した計10ビットの信
号を出力する。前記属性データは画像データと共に途中
の処理にて使用されながら、ガンマ変換部７まで送られ
る。
【００１３】
【表１】
【００１４】判別の手法を挙げれば、ウインドウ３×３
のエリアで見た場合、文字の部分は２値であるため輝度
に大きな変化があるのに対し、写真の部分は中間調であ
るため輝度に大きな変化がない。この特性を利用し、３
×３のエリアの最大輝度Ｌmax と最小輝度Ｌmin とを検
出し、 (１) Ｌmax −Ｌmin ＜所定値 (輝度差なし)、
(２) Ｌmin ＜上限値 (エリアが全白でない) 、 (３)
Ｌmax ＞下限値 (エリアが全黒でない) の条件を全て満
たす場合に、中間調画像領域 (写真部) と判別する。
のエリアで見た場合、文字の部分は２値であるため輝度
に大きな変化があるのに対し、写真の部分は中間調であ
るため輝度に大きな変化がない。この特性を利用し、３
×３のエリアの最大輝度Ｌmax と最小輝度Ｌmin とを検
出し、 (１) Ｌmax −Ｌmin ＜所定値 (輝度差なし)、
(２) Ｌmin ＜上限値 (エリアが全白でない) 、 (３)
Ｌmax ＞下限値 (エリアが全黒でない) の条件を全て満
たす場合に、中間調画像領域 (写真部) と判別する。
【００１５】属性判別部１からの前記10ビットの出力
は、輝度濃度変換部２を経て、変倍処理部３又は空間フ
ィルタ部４へ入力される。輝度濃度変換部２では、属性
データは特別用いることなく各領域共通の変換処理が行
われるが、属性データを輝度濃度変換処理後の画像デー
タに付随させたまま、変倍処理部３又は空間フィルタ部
４へ出力する。
は、輝度濃度変換部２を経て、変倍処理部３又は空間フ
ィルタ部４へ入力される。輝度濃度変換部２では、属性
データは特別用いることなく各領域共通の変換処理が行
われるが、属性データを輝度濃度変換処理後の画像デー
タに付随させたまま、変倍処理部３又は空間フィルタ部
４へ出力する。
【００１６】変倍処理部３は、変倍指令に従って、縮小
・拡大 (等倍を含む) を行う。具体的には、図２に示す
ように、例えば直線補間にて処理がなされる。図２を参
照し、ａ, ｂを原画素Ａ，Ｂの画像データ、ｘを変換後
の画素Ｘの画像データとすると、ｘ＝ (１−Ｐ) ×ａ＋
Ｐ×ｂである。一方、前記画像データの縮小・拡大処理
と同時に画像の属性データの縮小・拡大処理も同時に行
う。
・拡大 (等倍を含む) を行う。具体的には、図２に示す
ように、例えば直線補間にて処理がなされる。図２を参
照し、ａ, ｂを原画素Ａ，Ｂの画像データ、ｘを変換後
の画素Ｘの画像データとすると、ｘ＝ (１−Ｐ) ×ａ＋
Ｐ×ｂである。一方、前記画像データの縮小・拡大処理
と同時に画像の属性データの縮小・拡大処理も同時に行
う。
【００１７】その場合の属性データの縮小・拡大処理方
法としては、例えば、前記直線補間によって変換された
画素Ｘに対して距離的に最も近い原画素、つまり、前記
補間の基とした原画素Ａ，ＢのうちＰ≦0.5 のときは原
画素Ａの属性データ、Ｐ＞0.5 のときは原画素Ｂの属性
データを変換画素Ｘの属性データとして画像データｘに
付随させて、後段の処理部へ出力する (図３参照) 。
法としては、例えば、前記直線補間によって変換された
画素Ｘに対して距離的に最も近い原画素、つまり、前記
補間の基とした原画素Ａ，ＢのうちＰ≦0.5 のときは原
画素Ａの属性データ、Ｐ＞0.5 のときは原画素Ｂの属性
データを変換画素Ｘの属性データとして画像データｘに
付随させて、後段の処理部へ出力する (図３参照) 。
【００１８】空間フィルタ部４は、画像情報の空間周波
数特性を変換するもので、その内部に周波数特性切換手
段を具備しており、画像データに付随して入力される属
性データに基づいてエッジ強調又はスムージングを行
う。但し、変換なし (スルー)の場合もある。具体的に
は、文字領域の場合はエッジ強調、中間調画像領域の場
合はスムージングを行う。また、網点画像領域の場合
は、縮小・拡大時にスルー、等倍時にスムージングを行
う。
数特性を変換するもので、その内部に周波数特性切換手
段を具備しており、画像データに付随して入力される属
性データに基づいてエッジ強調又はスムージングを行
う。但し、変換なし (スルー)の場合もある。具体的に
は、文字領域の場合はエッジ強調、中間調画像領域の場
合はスムージングを行う。また、網点画像領域の場合
は、縮小・拡大時にスルー、等倍時にスムージングを行
う。
【００１９】ここで、切換手段としてのセレクタ５, ６
が設けられており、これらのセレクタ５, ６は変倍指令
に従って、縮小時と拡大時とで切り換えられる。縮小時
は、セレクタ５, ６が図示ａ側に切り換えられ、変倍処
理部３が空間フィルタ部４より先にくるようになる。即
ち、変倍処理部３で縮小された後、空間フィルタ部４を
通過する。これにより、空間フィルタ部４でのエッジ強
調の際のモアレ状パターンの発生が防止される。
が設けられており、これらのセレクタ５, ６は変倍指令
に従って、縮小時と拡大時とで切り換えられる。縮小時
は、セレクタ５, ６が図示ａ側に切り換えられ、変倍処
理部３が空間フィルタ部４より先にくるようになる。即
ち、変倍処理部３で縮小された後、空間フィルタ部４を
通過する。これにより、空間フィルタ部４でのエッジ強
調の際のモアレ状パターンの発生が防止される。
【００２０】また、空間フィルタ部４での前記属性デー
タに応じた特性の切換は、前記変倍処理部３で画像デー
タと同時に縮小・拡大処理された属性データに従って行
われるので、縮小・拡大処理された画像に見合った特性
で処理され良好な画質を確保できる。拡大時は、セレク
タ５, ６が図示ｂ側に切り換えられ、空間フィルタ部４
において属性判別部１で判別された属性情報に従って空
間フィルタ処理が行われた後、変倍処理部３に送られて
拡大される。これにより、空間フィルタ部４でのエッジ
強調又はスムージングの効果が薄れることがなくなる。
タに応じた特性の切換は、前記変倍処理部３で画像デー
タと同時に縮小・拡大処理された属性データに従って行
われるので、縮小・拡大処理された画像に見合った特性
で処理され良好な画質を確保できる。拡大時は、セレク
タ５, ６が図示ｂ側に切り換えられ、空間フィルタ部４
において属性判別部１で判別された属性情報に従って空
間フィルタ処理が行われた後、変倍処理部３に送られて
拡大される。これにより、空間フィルタ部４でのエッジ
強調又はスムージングの効果が薄れることがなくなる。
【００２１】尚、等倍の場合は、セレクタ５, ６はａ,
ｂの一方にセットされるが、変倍処理部３は画素データ
及び属性データの縮小・拡大処理を行うことなくそのま
ま通過させ (前記変倍の式においてＰ＝０として形式的
には変倍処理を行うようにしてもよい) 、空間フィルタ
部４を通過する際は、属性データに応じて例えば文字領
域，中間調画像領域では、夫々縮小・拡大時と同様エッ
ジ強調, スムージングを行うが、網点領域でもスムージ
ングを行う。
ｂの一方にセットされるが、変倍処理部３は画素データ
及び属性データの縮小・拡大処理を行うことなくそのま
ま通過させ (前記変倍の式においてＰ＝０として形式的
には変倍処理を行うようにしてもよい) 、空間フィルタ
部４を通過する際は、属性データに応じて例えば文字領
域，中間調画像領域では、夫々縮小・拡大時と同様エッ
ジ強調, スムージングを行うが、網点領域でもスムージ
ングを行う。
【００２２】変倍処理部３及び空間フィルタ部４を通過
した画像処理後の画像データは、ガンマ変換部７を経
て、図示しない出力装置へ出力され、レーザ記録、或い
は画像メモリへのファイリングがなされる。ガンマ変換
部７においても、属性データに応じて変換特性を切り換
えて処理を行う。簡易的にガンマ変換部７で属性データ
に応じた特性の切換を行わない場合には、ガンマ変換部
７への属性データの出力は不要である。
した画像処理後の画像データは、ガンマ変換部７を経
て、図示しない出力装置へ出力され、レーザ記録、或い
は画像メモリへのファイリングがなされる。ガンマ変換
部７においても、属性データに応じて変換特性を切り換
えて処理を行う。簡易的にガンマ変換部７で属性データ
に応じた特性の切換を行わない場合には、ガンマ変換部
７への属性データの出力は不要である。
【００２３】このようにして、ガンマ変換部７に至るま
での各処理部で、画素毎に画像データに属性データを付
随させて通過させ、必要に応じて処理に使用する構成と
したため、前記のように画像処理の順序を縮小・拡大に
応じて切り換えたり、処理方法の変更及び該変更に伴う
処理時間の変更があったり、新たな処理が挿入されたり
した場合でも、画像データに付随して属性データが移動
するため、従来のように画像データと分離した属性デー
タを遅延させて転送する方式の場合のように、遅延時間
の変更等回路変更を伴うことがなく、信頼性も高く、コ
スト的にも有利である。
での各処理部で、画素毎に画像データに属性データを付
随させて通過させ、必要に応じて処理に使用する構成と
したため、前記のように画像処理の順序を縮小・拡大に
応じて切り換えたり、処理方法の変更及び該変更に伴う
処理時間の変更があったり、新たな処理が挿入されたり
した場合でも、画像データに付随して属性データが移動
するため、従来のように画像データと分離した属性デー
タを遅延させて転送する方式の場合のように、遅延時間
の変更等回路変更を伴うことがなく、信頼性も高く、コ
スト的にも有利である。
【００２４】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、画像の属性データを使用して画像処理を行う最終段
の処理部まで属性データを画像データに付随させて移送
させる構成としたため、画像処理の処理方法，順序の変
更、新たな処理の追加等があった場合でも、特別な回路
変更を要することなく属性データを画像データと一体で
確実に移送させることができ、信頼性に優れ、コスト的
にも有利である。
ば、画像の属性データを使用して画像処理を行う最終段
の処理部まで属性データを画像データに付随させて移送
させる構成としたため、画像処理の処理方法，順序の変
更、新たな処理の追加等があった場合でも、特別な回路
変更を要することなく属性データを画像データと一体で
確実に移送させることができ、信頼性に優れ、コスト的
にも有利である。
【００２５】また、変倍処理部を備える場合に、属性デ
ータも同時に変倍処理することにより、変倍処理された
画像に見合った属性データを付随させることができ、変
倍処理後の属性データに基づく処理も正しく行われ、良
好な画質を維持できる。また、属性データの変倍処理方
法として、変倍処理された画素の属性データを該変換画
素に最も近い原画素の属性データと一致させることで、
簡易な方法で，、かつ、属性データの精度を可及的に高
めることができる。
ータも同時に変倍処理することにより、変倍処理された
画像に見合った属性データを付随させることができ、変
倍処理後の属性データに基づく処理も正しく行われ、良
好な画質を維持できる。また、属性データの変倍処理方
法として、変倍処理された画素の属性データを該変換画
素に最も近い原画素の属性データと一致させることで、
簡易な方法で，、かつ、属性データの精度を可及的に高
めることができる。
【図１】 本発明の一実施例を示す概略図。
【図２】 画像データの変倍処理方法を示す図。
【図３】 属性データの変倍処理方法を示す図。
１ 属性判別部 ２ 輝度濃度変換部 ３ 変倍処理部 ４ 変倍処理部 ７ ガンマ変換部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/393 4226−5Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】画像情報を光電変換して読み取ったＡＤ変
換後の画素毎の画像データを用いて画像処理を行う画像
処理装置であって、画像処理部に画素毎に画像の属性を
判別する属性判別部と、該属性判別部で判別された画像
の属性データを使用した処理を行う処理部とを備えるも
のにおいて、 前記属性判別部から前記画像の属性データを用いる最終
段の処理部に至るまでの各処理部に画素毎に画像の属性
データを画像データに付随させて次段の処理部に出力す
る属性データ付与手段を設けたことを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項２】前記画像処理部は、画像の拡大・縮小処理
を行う変倍処理部を備え、該変倍処理部は画像の拡大・
縮小処理と同時に画像の属性データも拡大・縮小処理を
行い、前記処理後の画像データに前記処理後の対応する
属性データを付随させて出力するようにしたことを特徴
とする請求項１に記載の画像処理装置。 - 【請求項３】前記変倍処理部における属性データの縮小
・拡大処理は、縮小・拡大処理された画像データを有す
る画素の属性データを、縮小・拡大処理前の原画素のう
ちで前記処理後の画素に距離的に最も近いものの属性デ
ータと一致させるものであることを特徴とする請求項２
に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12284193A JP3325955B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12284193A JP3325955B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334856A true JPH06334856A (ja) | 1994-12-02 |
| JP3325955B2 JP3325955B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=14845960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12284193A Expired - Fee Related JP3325955B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3325955B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7006708B1 (en) | 1998-06-23 | 2006-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processor, image processing method, and medium on which image processing program is recorded |
| JP2009201023A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
| JP2011004193A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Canon Inc | 画像処理装置およびその制御方法 |
| JP2013150156A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Konica Minolta Inc | 画像処理システム、画像形成装置、画像処理プログラム、および画像処理方法 |
| JP2017017535A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12284193A patent/JP3325955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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