JPH0624501B2 - 手洗乾燥機 - Google Patents

手洗乾燥機

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JPH0624501B2
JPH0624501B2 JP7736386A JP7736386A JPH0624501B2 JP H0624501 B2 JPH0624501 B2 JP H0624501B2 JP 7736386 A JP7736386 A JP 7736386A JP 7736386 A JP7736386 A JP 7736386A JP H0624501 B2 JPH0624501 B2 JP H0624501B2
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俊文 重松
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正己 飯田
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は手洗水を吐出して手を洗浄し、温風を吹き出し
て濡れた手を乾燥させる手洗乾燥機に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の手洗乾燥機として、例えば特表昭56−
500321号公報に開示される如く、手洗器内に使用
者が手を挿入すると、弁が開いて所定量の手洗水を吐出
すると共に、この手洗水吐出の後に加熱ヒーター及び送
風ファンに一定時間通電することにより、温風を一定時
間吹き出すものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、このような従来の手洗乾燥器では、加熱ヒ
ーターの容量及び該加熱ヒーターへの通電量が一定であ
るため温風の温度が一定になり、温風温度を高温に設定
すれば手の乾きが早いが、手が徐々に乾き始めると手に
熱さを感じるという問題があり、また温風温度を低温に
設定すれば手を乾かすのに時間を要するという問題があ
る。
そこで、これを解決するために例えば実公昭60−31
596号公報に開示される如く、乾燥装置の加熱ヒータ
ーをサーモスタットが接続された第1ヒーターと、第2
ヒーターとに分割し、乾燥装置の作動開始時に第1ヒー
ター及び第2ヒーターに通電させて高温の温風を吹き出
し、温風温度が設定温度に達するとサーモスタットが働
いて第1ヒーターへの通電を停止させることにより、第
2ヒーターのみに通電して低温の温風を吹き出すことが
考えられる。
しかし、この場合には、温風温度の変化に応じて第2ヒ
ーターへの通電を制御できないため、第2ヒーターのみ
に通電している状態で外気の温度が上昇したり、ヒータ
ーへの通電量が増加するような故障や、第1ヒーターへ
の通電停止の要求信号があるにもかかわらず第1ヒータ
ーへの通電を停止できない故障などにより温風温度が異
常に上昇しても、第2ヒーターへの通電が自動的に停止
されず、吹き出された温風で火傷する恐れがあって、非
常に危険であるという問題がある。
本発明は斯かる従来事情に鑑み、手の乾きに対応して温
風温度を低下させながら温風の異常な温度上昇を防止す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明が講ずる技術的手段
は、乾燥装置の加熱ヒーターを複数個に分割し、乾燥装
置の作動開始時に分割した総ての加熱ヒーターに通電さ
せ、温風温度が設定温度まで上昇した時に、分割した加
熱ヒーターの一つへの通電を停止させると共に、この通
電停止後で温風温度が上記設定温度より上昇した時に、
残る加熱ヒーターの一部か全部への通電を停止させる温
風温度制御回路を設けたことを特徴とするものである。
〈作用〉 本発明は上記技術的手段によれば、手が濡れている温風
吹き出し開始時に分割した総ての加熱ヒーターに通電さ
せることにより、高温の温風が吹き出され、その後に温
風温度が設定温度まで上昇した時に分割した加熱ヒータ
ーの一つへの通電を停止させることにより、低温の温風
が吹き出され、この状態で温風温度が上記設定温度を越
える時に、残る加熱ヒーターへの通電を停止させること
により、分割した総ての加熱ヒーターへの通電が停止さ
れることもあって温風温度が設定温度以下に維持される
ものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く手洗器(1)をケーシン
グ(2)内に載置固定すると共に該ケーシング(2)内
に、感知部(3)による使用者の感知に基づいてその作
動を制御部(4)により電気的に制御される手洗水吐出
装置(5)と乾燥装置(6)を配備した場合を示すもの
である。
手洗器(1)は陶磁器や合成樹脂等により略すり鉢状に
形成して内部にボール部(1a)を形成すると共に、その
上面から前面中途部に亙って斜め上向きに開口し、底面
には排水口(図示せず)を開穿してこれに排水管(1b)
を接続する。
ケーシング(2)はその前面部に手洗器(1)のボール
部(1a)を開口に対応して手差し込み用の開口部(2a)
を開設し、該開口部(2a)はボール部(1a)の開口より
小さく、その開口縁には内方へ折曲されて通水リム(1
c)内側に延び、ケーシング(2)と手洗器(1)との
隙間を隠す筒状部(2b)が形成され、該筒状部(2b)に
感知部(3)を構成する光電検出器を、その投射光線が
開口部(2a)を横断して手洗いのために開口部(2a)か
らボール部(1a)内に挿入される手に当るように装着す
る。
手洗水吐出装置(5)は給水源に連絡する手洗水供給管
(5a)と、この手洗水供給管(5a)の中途部に設けた電
磁フラッシュバルブ(5b)及び加熱タンク(5c)と、手
洗水供給管(5a)先端にボウル部(1a)内へ臨むように
取付けた手洗水吐出用シャワーノズル(5d)とからな
り、後述する制御部(4)からの指令で上記電磁フラッ
シュバルブ(5b)に通電して設定時間開弁させることに
より、加熱タンク(5c)内に貯溜された湯を押し出しシ
ャワーノズル(5d)からシャワー状に吐出して手洗用に
供するものである。
乾燥装置(6)は加熱ヒーター(6a)及び送風ファン
(6b)を内装した温風発生機(6c)と、この温風発生機
(6c)の出口に接続した送風管(6d)と、この送風管
(6d)先端にボール部(1a)内へ臨むように取付けた温
風吹き出しノズル(6e)とからなり、制御部(4)から
の指令で前記手洗水吐出装置(5)の作動終了後、上記
加熱ヒーター(6a)及び送風ファン(6b)に設定時間通
電することにより、温風吹き出しノズル(6e)から温風
を吹き出して手洗後の濡れた手の乾燥に供するものであ
る。
また、上記加熱ヒーター(6a)は複数個に分割され、本
実施例の場合はヒーターI(6a)、ヒーターII(6
a)及びヒーターIII(6a)に三分割してこれら三者
を制御部(4)に電気的に接続させる。
制御部(4)は上記感知部(3)、手洗水吐出装置
(5)の電磁フラッシュバルブ(5b)、乾燥装置(6)
の加熱ヒーター(6a)及び送風ファン(6b)に夫々電気
的に接続すると共に電源とも電気的に接続し、手洗いの
ために開口部(2a)からボール部(1a)内に挿入した手
を感知部(3)が感知すると、所定の信号を発生して電
磁フラッシュバルブ(5b)、加熱ヒーター(6a)及び送
風ファン(6b)に順次設定時間通電せしめ手洗いと乾燥
を自動的に行い、更に乾燥装置(6)の作動開始時は加
熱ヒーター(6a)を構成するヒーターI(6a)、ヒー
ターII(6a)及びヒーターIII(6a)の総てに通電
し、温風温度が設定温度に達するとこれらヒーターI
(6a)、ヒーターII(6a)、ヒーターIII(6a
の一つへの通電を停止せしめるようにしている。
即ち、乾燥装置(6)は第4図に示すブロック図の如く
制御され、乾燥装置(6)への作動開始信号が入力され
ると、送風ファン駆動回路(4a)に出力してこれを作動
させることにより、送風ファン(6b)に通電して回転さ
せると共にゲート回路(4b)(4c)(4d)を介してヒーターI
駆動回路(4e)、ヒーターII駆動回路(4f)及びヒータ
ーIII駆動回路(4g)を作動させることによりヒーター
I(6a)、ヒーターII(6a)及びヒーターIII(6a
)に通電して発熱させ、更に温風温度制御回路(4h)
にも出力する。
温風温度制御回路(4h)は前記送風管(6d)内に挿着し
たサーミスタ等の温度検知器(4i)から温度検知回路
(4j)を介して温度信号が入力され、送風管(6d)内の
温風温度が設定温度例えば70℃を超えると、ヒーターI
駆動回路(4e)に連絡するゲート回路(4b)に停止信号
を出力してヒーターI駆動回路(4e)の作動を停止させ
ることによりヒーターI(6a)への通電を停止する。
従って、温風温度は乾燥装置(6)の作動開始時に急激
に上昇するが、設定温度70℃を超えると下降し一定温度
に維持される。
またこの状態において、外気の温度上昇或いは故障等の
異常により温風温度が次の設定温度例えば73℃を超える
場合にはゲート回路(4c)に停止信号を出力してヒータ
ーII駆動回路(4f)の作動を停止させることによりヒー
ターII(6a)への通電を停止し、更にこの状態で温風
温度が次の設定温度例えば83℃を超える場合にはゲート
回路(4d)に停止信号を出力してヒーターIII駆動回路
(4g)の作動を停止させることによりヒーターIII(6a
)への通電をも停止する。
一方、手の乾燥が終了し乾燥装置(6)への作動停止信
号が入力されると、送風ファン駆動回路(4a)の作動を
停止して送風ファン(6b)への通電を停止させることに
より送風ファン(6b)の回転を停止すると共に、各ゲー
ト回路(4b)(4c)(4d)に停止信号を出力してその時点で作
動しているヒーター駆動回路(4e)(4f)(4g)の作動を停止
させることにより、総てのヒーター(6a)(6a
(6a)への通電を停止させ、更に温風温度制御回路
(4b)から出力される信号によって各ゲート回路(4b)(4
c)(4d)を初期状態に戻す。
尚、加熱ヒーター(6)を三分割したが、これに限定さ
れず、何個に分割しても良く、設定温度も前述したもの
に限定されないことは言うまでもない。
更に、前記ケーシング(2)内には手洗水吐出装置
(5)及び乾燥装置(6)と同様に、上記感知部(3)
による使用者の感知に基づいてその作動を制御部(4)
により電気的に制御されるボール洗浄装置(7)及び石
けん液吐出装置(8)を配備している。
ボール洗浄装置(7)は、手洗器(1)のボール部(1
a)開口内周面に環状に形成した通水リム(1c)に給水
する洗浄水供給管(7a)と、この洗浄水供給管(7a)の
中途部に設けた電磁フラッシュバルブ(7b)のとからな
り、上記制御部(4)からの指令でフラッシュバルブ
(7b)に通電して所定時間開弁させることにより、通水
リム(1c)の底面に多数開穿した流水孔(1d)…からボ
ール部(1a)内面に洗浄水を流して洗浄するものであ
る。
石けん液吐出装置(8)は石けん液容器(8a)と、この
容器(8a)の出口に接続した石けん液供給管(8b)と、
該石けん液供給管(8b)の中途部に設けた電磁ポンプ
(8c)と、石けん液供給管(8b)先端にボウル部(1a)
内へ臨むように取付けた石けん液吐出ノズル(8d)から
なり、上記制御部(4)からの指令で電磁ポンプ(8c)
に通電して所定時間開弁させることにより、石けん液を
容器(8a)からノズル(8d)に送り、これを該ノズル
(8d)から吐出して手洗用に供するものである。
尚、上記手洗水吐出装置(5)、乾燥装置(6)及びボ
ール洗浄装置(7)、石けん液吐出装置(8)を手動ス
イッチ(9)により任意に作動停止させるようにしても
良い。
〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
手が濡れている温風吹き出し開始時に分割した総て
の加熱ヒーターに通電させることにより、高温の温風が
吹き出され、その後に温風温度が設定温度まで上昇した
時に分割した加熱ヒーターの一つへの通電を停止させる
ことにより、低温の温風が吹き出され、この状態で温風
温度が上記設定温度を越える時に、残る加熱ヒーターへ
の通電を停止させることにより、分割した総ての加熱ヒ
ーターへの通電が停止されることもあって温風温度が設
定温度以下に維持されるので、手の乾きに対応して温風
温度を低下させながら温風の異常な温度上昇を防止でき
る。
従って、温風温度が一定な従来のものに比べ、手に熱さ
を感じることなく最短時間で手を乾燥できると共に、温
風温度の変化に応じて第2ヒーターへの通電を制御でき
ないものに比べ、外気の温度が上昇したり、ヒーターへ
の通電量が増加するような故障などが発生しても温風温
度が異常に上昇せず、吹き出された温風で火傷すること
はなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す手洗乾燥機の縦断正面
図、第2図は同平面図で一部切欠して示し、第3図は同
縦断側面図で一部切欠して示し、第4図は加熱ヒーター
制御のブロック図である。 1……手洗器 4h……温風温度制御回路 5……手洗水吐出装置 6……乾燥装置 6a……加熱ヒーター 6a,6a,6a……分割した加熱ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 正己 神奈川県茅ヶ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 浜中 龍美 神奈川県茅ヶ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実公 昭36−17679(JP,Y1) 実公 昭60−31596(JP,Y2) 特表 昭56−500321(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗器内に手洗水を吐出する手洗水吐出装
    置と、温風を吹き出す乾燥装置とを備えた手洗乾燥機に
    おいて、前記乾燥装置の加熱ヒーターを複数個に分割
    し、乾燥装置の作動開始時に分割した総ての加熱ヒータ
    ーに通電させ、温風温度が設定温度まで上昇した時に、
    分割した加熱ヒーターの一つへの通電を停止させると共
    に、この通電停止後で温風温度が上記設定温度より上昇
    した時に、残る加熱ヒーターの一部か全部への通電を停
    止させる温風温度制御回路を設けたことを特徴とする手
    洗乾燥機。
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DE102011010913A1 (de) 2011-02-10 2012-08-16 Airbus Operations Gmbh Handtrocknungsvorrichtung und Waschtisch für ein Luftfahrzeug

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