JPH06244810A - 多点信号測定装置 - Google Patents
多点信号測定装置Info
- Publication number
- JPH06244810A JPH06244810A JP2531793A JP2531793A JPH06244810A JP H06244810 A JPH06244810 A JP H06244810A JP 2531793 A JP2531793 A JP 2531793A JP 2531793 A JP2531793 A JP 2531793A JP H06244810 A JPH06244810 A JP H06244810A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- multipoint
- measurement
- input
- signal measuring
- measuring device
- Prior art date
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- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コモンモードノイズの影響を低減できる多点
信号測定装置を実現することにある。 【構成】 半導体スイッチを用いた入力選択部を介して
多点の測定信号を選択的に測定処理部に取り込むように
構成された多点信号測定装置において、前記測定処理部
を内包するように形成されたガードシールドケースと、
このガードシールドケースと各測定信号の低圧側の入力
端子とを選択的に接続するように前記入力選択部に設け
られたガードスイッチ、とで構成されたことを特徴とす
るもの。
信号測定装置を実現することにある。 【構成】 半導体スイッチを用いた入力選択部を介して
多点の測定信号を選択的に測定処理部に取り込むように
構成された多点信号測定装置において、前記測定処理部
を内包するように形成されたガードシールドケースと、
このガードシールドケースと各測定信号の低圧側の入力
端子とを選択的に接続するように前記入力選択部に設け
られたガードスイッチ、とで構成されたことを特徴とす
るもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多点信号測定装置に関
し、詳しくは、コモンモードノイズの影響の改善に関す
るものである。
し、詳しくは、コモンモードノイズの影響の改善に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の多点信号測定装置の一例の
要部を示す接続図であり、多点入力形のレコーダにおけ
る入力回路の例を示している。図において、１は入力端
子部であり、多点の各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎ毎
に高圧側入力端子Ｈおよび低圧側端子Ｌが設けられてい
る。２は入力選択部であり、入力端子部１から所望の測
定チャンネルを選択するものであって、一端が各測定チ
ャンネルＣＨ１〜ＣＨｎの高圧側入力端子Ｈおよび低圧
側入力端子Ｌに接続された複数のスイッチ素子Ｓ H，ＳL
で構成されている。なお、これらスイッチ素子ＳH，ＳL
としては半導体スイッチを用いている。３はレコーダの
本体ケースであり、内部には測定処理部や回路各部を駆
動するための電源を供給する電源部が収容されている。
４は測定処理部の入力段を構成する入力アンプ、５は電
源部を構成するトランスである。入力アンプ４の入力端
子には各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎの高圧側入力端
子Ｈに接続されたスイッチ素子ＳHの他端が共通に接続
されている。トランス５にはシールドＳが設けられてい
て、このシールドＳは各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎ
の低圧側入力端子Ｌに接続されたスイッチ素子ＳLの他
端とともに共通電位点に接続されている。
要部を示す接続図であり、多点入力形のレコーダにおけ
る入力回路の例を示している。図において、１は入力端
子部であり、多点の各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎ毎
に高圧側入力端子Ｈおよび低圧側端子Ｌが設けられてい
る。２は入力選択部であり、入力端子部１から所望の測
定チャンネルを選択するものであって、一端が各測定チ
ャンネルＣＨ１〜ＣＨｎの高圧側入力端子Ｈおよび低圧
側入力端子Ｌに接続された複数のスイッチ素子Ｓ H，ＳL
で構成されている。なお、これらスイッチ素子ＳH，ＳL
としては半導体スイッチを用いている。３はレコーダの
本体ケースであり、内部には測定処理部や回路各部を駆
動するための電源を供給する電源部が収容されている。
４は測定処理部の入力段を構成する入力アンプ、５は電
源部を構成するトランスである。入力アンプ４の入力端
子には各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎの高圧側入力端
子Ｈに接続されたスイッチ素子ＳHの他端が共通に接続
されている。トランス５にはシールドＳが設けられてい
て、このシールドＳは各測定チャンネルＣＨ１〜ＣＨｎ
の低圧側入力端子Ｌに接続されたスイッチ素子ＳLの他
端とともに共通電位点に接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような回路におい
て、測定信号にコモンモードノイズＣＭが重畳された場
合を考える。この場合、コモンモードノイズ電流は、主
に測定処理部の低圧側の配線パターンと本体ケース３と
の間の浮遊容量ＣPやトランス５のシールドＳと本体ケ
ース３との間の浮遊容量ＣTなどを介してアースに流れ
る。なお、コモンモードノイズ電流は高圧側の系統にも
流れるが、低圧側に比べて実用上無視できる程度に充分
小さい。
て、測定信号にコモンモードノイズＣＭが重畳された場
合を考える。この場合、コモンモードノイズ電流は、主
に測定処理部の低圧側の配線パターンと本体ケース３と
の間の浮遊容量ＣPやトランス５のシールドＳと本体ケ
ース３との間の浮遊容量ＣTなどを介してアースに流れ
る。なお、コモンモードノイズ電流は高圧側の系統にも
流れるが、低圧側に比べて実用上無視できる程度に充分
小さい。
【０００４】ここで、測定処理部の低圧側に流れるコモ
ンモードノイズ電流をＩCとし、スイッチ素子ＳLとして
用いる半導体スイッチのオン抵抗をＲLとすると、入力
アンプ４にはＩC×ＲLで表される比較的大きなノルマル
モードノイズ成分が入力されることになる。この結果、
ノルマルモードノイズ成分の変化に応じて測定値が変動
するなど、安定な測定動作が妨げられるという問題があ
る。
ンモードノイズ電流をＩCとし、スイッチ素子ＳLとして
用いる半導体スイッチのオン抵抗をＲLとすると、入力
アンプ４にはＩC×ＲLで表される比較的大きなノルマル
モードノイズ成分が入力されることになる。この結果、
ノルマルモードノイズ成分の変化に応じて測定値が変動
するなど、安定な測定動作が妨げられるという問題があ
る。
【０００５】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、コモンモードノイズの影響を低減
できる多点信号測定装置を実現することにある。
であり、その目的は、コモンモードノイズの影響を低減
できる多点信号測定装置を実現することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決するために、半導体スイッチを用いた入力選
択部を介して多点の測定信号を選択的に測定処理部に取
り込むように構成された多点信号測定装置において、前
記測定処理部を内包するように形成されたガードシール
ドケースと、このガードシールドケースと各測定信号の
低圧側の入力端子とを選択的に接続するように前記入力
選択部に設けられたガードスイッチ、とで構成されたこ
とを特徴とする。
題点を解決するために、半導体スイッチを用いた入力選
択部を介して多点の測定信号を選択的に測定処理部に取
り込むように構成された多点信号測定装置において、前
記測定処理部を内包するように形成されたガードシール
ドケースと、このガードシールドケースと各測定信号の
低圧側の入力端子とを選択的に接続するように前記入力
選択部に設けられたガードスイッチ、とで構成されたこ
とを特徴とする。
【０００７】
【作用】コモンモードノイズ電流は、入力選択部に設け
られたガードスイッチ，ガードシールドケースおよび本
体ケースを介してアースに流れる。これにより、入力ア
ンプに入力されるノルマルモードノイズ成分は小さくな
って、高精度の測定が可能になる。
られたガードスイッチ，ガードシールドケースおよび本
体ケースを介してアースに流れる。これにより、入力ア
ンプに入力されるノルマルモードノイズ成分は小さくな
って、高精度の測定が可能になる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図１は本発明の一実施例の接続図であり、図２と共
通する部分には同一符号を付けている。図１と図２の異
なる点は、本体ケース３の内部に測定処理部を内包する
ように形成されたガードシールドケース６を設けている
ことと、このガードシールドケース６と各測定信号の低
圧側の入力端子Ｌとを選択的に接続するように入力選択
部２にガードスイッチＳGを設けていることである。
る。図１は本発明の一実施例の接続図であり、図２と共
通する部分には同一符号を付けている。図１と図２の異
なる点は、本体ケース３の内部に測定処理部を内包する
ように形成されたガードシールドケース６を設けている
ことと、このガードシールドケース６と各測定信号の低
圧側の入力端子Ｌとを選択的に接続するように入力選択
部２にガードスイッチＳGを設けていることである。
【０００９】このような構成において、各測定チャンネ
ルＣＨ１〜ＣＨｎのスイッチ素子Ｓ H，ＳL，ＳGは、各
測定チャンネル毎に連動して同時に駆動される。ここ
で、図２と同様に測定信号にコモンモードノイズＣＭが
重畳された場合を考えると、コモンモードノイズ電流
は、入力選択部２に設けられたガードスイッチＳG→ガ
ードシールドケース６→本体ケース３の経路を経てアー
スに流れ、図２のようにスイッチ素子ＳH，ＳLを通るこ
とはなくなる。
ルＣＨ１〜ＣＨｎのスイッチ素子Ｓ H，ＳL，ＳGは、各
測定チャンネル毎に連動して同時に駆動される。ここ
で、図２と同様に測定信号にコモンモードノイズＣＭが
重畳された場合を考えると、コモンモードノイズ電流
は、入力選択部２に設けられたガードスイッチＳG→ガ
ードシールドケース６→本体ケース３の経路を経てアー
スに流れ、図２のようにスイッチ素子ＳH，ＳLを通るこ
とはなくなる。
【００１０】これにより、入力アンプ４に入力されるノ
ルマルモードノイズ成分は小さくなって、従来よりも高
精度の測定が可能になる。なお、ガードスイッチＳ
Gは、スイッチ素子ＳH，ＳLと同様な半導体スイッチで
もよいし、機械的な接点を有するリレースイッチなどで
もよい。
ルマルモードノイズ成分は小さくなって、従来よりも高
精度の測定が可能になる。なお、ガードスイッチＳ
Gは、スイッチ素子ＳH，ＳLと同様な半導体スイッチで
もよいし、機械的な接点を有するリレースイッチなどで
もよい。
【００１１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コモンモードノイズの影響を低減できる多点信号
測定装置を実現することができ、多点記録を行うレコー
ダなどに有効である。
れば、コモンモードノイズの影響を低減できる多点信号
測定装置を実現することができ、多点記録を行うレコー
ダなどに有効である。
【図１】本発明の一実施例の要部の回路図である。
【図２】従来の多点信号測定装置の一例の要部を示す接
続図である。
続図である。
１ 入力端子部 ２ 入力選択部 ３ 本体ケース ４ 入力アンプ ５ 電源トランス ６ ガードシールドケース Ｈ 高圧側入力端子 Ｌ 低圧側入力端子 ＳH，ＳL 半導体スイッチ ＳG ガードスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】半導体スイッチを用いた入力選択部を介し
て多点の測定信号を選択的に測定処理部に取り込むよう
に構成された多点信号測定装置において、 前記測定処理部を内包するように形成されたガードシー
ルドケースと、 このガードシールドケースと各測定信号の低圧側の入力
端子とを選択的に接続するように前記入力選択部に設け
られたガードスイッチ、 とで構成されたことを特徴とする多点信号測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2531793A JPH06244810A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 多点信号測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2531793A JPH06244810A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 多点信号測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06244810A true JPH06244810A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12162620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2531793A Pending JPH06244810A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 多点信号測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06244810A (ja) |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP2531793A patent/JPH06244810A/ja active Pending
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