JPH0330919B2 - - Google Patents

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JPH0330919B2
JPH0330919B2 JP58088116A JP8811683A JPH0330919B2 JP H0330919 B2 JPH0330919 B2 JP H0330919B2 JP 58088116 A JP58088116 A JP 58088116A JP 8811683 A JP8811683 A JP 8811683A JP H0330919 B2 JPH0330919 B2 JP H0330919B2
Authority
JP
Japan
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guard
measuring device
measurement
channel
line
Prior art date
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Expired
Application number
JP58088116A
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English (en)
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JPS59212999A (ja
Inventor
Tomio Wakasugi
Shiro Tsuruta
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Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Application filed by Yokogawa Hewlett Packard Ltd filed Critical Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Priority to JP58088116A priority Critical patent/JPS59212999A/ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は測定器と被測定素子との間を接続する
複数の測定信号ケーブルのガード間接続を行なう
測定装置に関する。
近年、半導体技術の進歩にともなつて、多くの
パラメータを多くの測定点で非常に微小な値まで
高分解能でしかも高速で測定することができる測
定装置が益々強く求められている。その様な測定
装置の1つとして第1図に示す様に複数の測定器
と被測定素子が接続されるチヤネル部間をスイツ
チ・マトリクス及び測定信号ケーブルを用いて結
合する測定装置が考えられる。第1図の測定装置
においては、高周波電圧源12及び電流計14を
備えたインピーダンス測定器10、電源・電流
計・電圧計として機能するSMU1乃至SMUoを備
えた直流微小信号測定器20が設けられている。
また被測定素子(以下、DUTと称する)110,
112は直接、或は延長ケーブル120を介して
チヤネル・ボツクス80に設けられたチヤネル部
CH1乃至CHkに適宜接続される。各測定器10,
20とチヤネルCH1乃至CHkとの間は測定信号ケ
ーブル30乃至40,60乃至70及びスイツ
チ・マトリクス50によつて選択的に接続され
る。スイツチ・マトリクス50内には測定器1
0,20に接続される測定信号ケーブル30乃至
40とチヤネル部CH1乃至CHkに接続される測定
信号ケーブル60乃至70を選択的に接続するた
めの多数のスイツチが設けられているが、この様
なスイツチについては、「マトリクス・スイツチ」
と題された実願昭56−17021(実開昭57−131743)
の明細書及び図面に示されているので、ここでは
説明を省略する。またチヤネル部CH1乃至CHk
測定信号ケーブル60乃至70を選択的に接続す
るスイツチ90乃至100をチヤネル・ボツクス
80内に設ける。
とこで上に述べた様な測定器においては、測定
器定精度を向上させまた安定な測定を行なうため
に測定信号ケーブルにはガードが設けられる。第
1図ではガードはG、HG、LGなる記号で表わ
されている。このガードに要求される条件は測定
項目によつて異なる。たとえば上に例示した直流
微小信号測定とインピーダンス測定をチヤネル
CH1及びCH2間に接続されたDUT110につい
て行なう場合は以下のになる。
(i) 直流微小信号測定 たとえばSMU1及びSMU2を用いるとすれば、
各SMUからの電源用の線(以下、フオース
(force)線と称する)F及び電圧検知用の線(以
下、センス(sense)線と称する)Sは、各々が
SMUよりのガードGにより、なるべくDUTの近
傍までシールドされ、漏洩電流の影響が出ない様
になつている。そのためには芯線であるフオース
線F、センス線SとそれぞれのガードGとが同電
位でなければならない。
(ii) インピーダンス測定 インピーダンス測定器10の高周波電源12,
電流計14に夫々接続された測定信号ケーブル3
0,32のH線、L線は、チヤネル部CH1,CH2
に接続された測定信号ケーブル60乃至66のフ
オース線F、センス線Sのどちらかに夫々接続さ
れる。また測定信号ケーブル30,32のガード
HG,LGを測定信号ケーブル60乃至66のガ
ードGに接続することにより、測定信号ケーブル
60乃至66を静電シールドする必要がある。更
に重要なことはDUT110にできるだけ近い所
で測定信号ケーブル90,92と94,96のガ
ードG間を破線130で示す如く充分低インピー
ダンスでシヨートしなければならない。その理由
は各測定信号ケーブルのガードGにリターン電流
パスを確保し電磁シールドを行なうことである。
その結果、DUT110に直列に入る測定信号ケ
ーブルのインダクタンスが減少し、また測定信号
ケーブル間の相互インダクタンスもなくなり、測
定精度・分解能の向上、及び測定ケーブルの相互
配置にともなう測定結果の変動の防止の効果があ
る。
さて、直流微小信号測定定の場合には(i)で述べ
た様にガードと芯線とを同電位にしなければなら
ないが、たとえばDUTに電葦をかけて電流を流
す等DUTの被測定素子間は同電位になるとは限
らないため、DUTの近傍で測定信号線のガード
間をインピーダンス測定時の如如くシヨートして
おくことはできない。
また、DUTをチヤネル部へ直接接続するので
はなく、DUTを固定したり、また被測定点に探
針等により接触させて電気的接続を得るためのテ
ストフイクスチヤ(test fixture)やブローバ
(prober)等の測定用治具をチヤネル部の先に接
続することが通常行なわれるが、この場合には以
下の様な間題がある。すなわち上の(i)、(ii)に述べ
たことからして、DUTにできるだけ近い所まで
ガードを設けることが望ましいため、ブローバ等
を使用する場合には第1図のチヤネル部CHkにお
いて見られる様にガード付きの延長ケーブル12
0によつてガードをブローバ等の内部のDUTの
近くまで延長する。ガード間のシヨート処理は延
長ケーブルの先端部で行うことが理想ではある
が、ブローバ等の機構や操作上、延長ケーブルの
先端部はできるだけ身軽にしておく必要がある。
また本測定装置の性格上、チヤネル部までは標準
的構成として提供できるが、チヤネル部の先に取
付けられるプローバやテストフイクスチヤは使用
者側で必要に応じて多様な形態のものを採用する
ことが多いと考えられる。この場合使用者側にガ
ード間のシヨート処理を負担させることは好まし
くないし、またプローバやテストフイクスチヤの
構造等によつてはこれが不可能な場合もある。
本発明は以上で説明した問題点を解決し、測定
項目に応じて適切なガード間シヨート処理を行な
つて測定の精度・分解能・安定度を向上させるこ
とを目的とする。
以下、図面に基いて本発明を詳細に説明する。
第2図は第1図に示した測定装置に本発明を適
用した第1の実施例の測定装置の構成を示す図で
あり、第1図と共通の要素については同一の参照
記号を付してある。本実施例においてはガード間
を接続するためのガード間接続線150、及びチ
ヤネル部CH1乃至CHkに対応して設けられ夫々対
応するガード間接続線150間を選択的に接続す
るスイツチ140乃至144がチヤネルボツクス
80内に設けられている。そしてスイツチ140
乃至144(またスイツチ90乃至100及びス
イツチ・マトリクス50も)は自動測定コントロ
ーラ(図示せず)によつて開閉制御される。ここ
で、チヤネル部CH2及びCH2間に接続された
DUT110のインピーダンスをインピーダンス
測定器10により測定する場合について説明す
る。先ずスイツチ・マトリクス50によりインピ
ーダンス測定器10からのH線、L線を夫々測定
信号ケーブル60,64のフオース線F(もちろ
んセンス線S側でも良い)へ接続し、またガード
HG,LGも夫々対応するガードGへ接続する。
そしてスイツチ90,94を閉じることによりイ
ンピーダンス測定器10をチヤネル部CH2,CH2
へ接続する。更にガード・スイツチ140,14
2を閉じることによつてガード接続線150を介
して測定信号ケーブル60,64のガード間をシ
ヨートし、リターン電流iRをガードに流すことに
よつて電磁シールドを行なう。また上で言及され
なかつたスイツチ類は開放しておく。一方直流微
小信号測定を行なう場合にはスイツチ・マトリク
ス50の接続切換を行なうとともにスイツチ9
0,92,94,96を閉じる。またガード・ス
イツチ140,142は開放状態にしてガード間
の接続を切つておく。この様な構成をとることに
より、任意のチヤネル部間に対応するガード間を
自由にシヨート・開放可能となるため、測定項目
に応じて適切なガード間シヨート処理を任意のチ
ヤネル部間について行なうことができる。
なお、本実施例においてはガード・スイツチ1
40乃至144及びガード接続線150の構成に
よりガード間のシヨートを行なう経路は1つしか
とれないが、複数の独立した経路を設けても良
い。そのためにはたとえばガード接続線やガー
ド・スイツチを多重に配設したり、また第2図の
ガード接続線150の様な共通接続線を設けるか
わりにチヤネル部の各対毎にガード・スイツチを
設けてガード間シヨート処理を行なう等の各種の
変形が可能である。
さて、第1図に関して説明した様に、チヤネル
部の先に更にプローバやテストフイクスチヤを取
付けてDUTの測定を行なう場にはチヤネル部か
ら延びる延長ケーブルについての配慮が必要であ
る。この場合についての本発明の第2の実施例を
第3図乃至第6図を用いて以下で説明する。
第3図は第1図に示した測定装置のチヤネル部
に延長ケーブルを介してプローバを接続したもの
に本発明を適用した実施例の測定装置の構成を示
す図であり、第1図と共通の要素については同一
の参照記号を付してある。第3図の測定装置にお
いて、チヤネル部CH1乃至CHkとプローバ160
との間は夫々延長ケーブル116乃至120によ
つて結合されている。またプローバ160内に
DUT114が置かれている。そして延長ケーブ
ルの先端をできるだけ身軽にしておくため、各延
長ケーブル116乃至120の先端のガードを
夫々ガード引出し線170乃至174によりチヤ
ネル部CH1乃至CH4の近傍まで引出し、ここにガ
ード接続線200及びガード・スイツチ190乃
至194を設け、第2図に示された第1の実施例
と同様なガード間シヨート処理を行なう。ここに
おいて、ガード引出し線170乃至174は夫々
分布インダクタンスL1乃至L3,分布抵抗R1乃至
R3を有するため、ガードによつて構成されるリ
ターン電流パスに直列に入るインピーダンスが測
定に好ましくない影響を与える場合がある。その
場合インピーダンス測定周波数において分布イン
ダクタンスL1乃至L3とともに直列共振するキヤ
パシタンスを有するコンデンサ180乃至184
を第3図に示す如く夫々ガード引出し線170乃
至174に直列に挿入すれば良い。
ところで、ガード引出し線170乃至174間
には相互インダクタンスが存在し、かつこれらの
相互インダクタンスはガード引出し線170乃至
174の配置に依存して大幅に変動する。そこで
第4図のガード引出し線の処理をす図の如く、ガ
ード引出し線を相互に撚り合わせて伝送線路トラ
ンスを構成することが望ましい。第5図はインピ
ーダンス測定時の上述の撚り合わせの効果の説明
図であり、また第6図はガード引出し線170か
ら172までの等価回路を示す図である(ただし
分布抵抗分は省略)。第5図及び第6図において、
M12は撚り合わせによつて構成された伝送線路ト
ランスにおけるガード引出し線170,172間
の相互インダクタンスである。第5図に示した様
に、リターン電流iRは伝送線路トランスをノーマ
ル・モードで通過する。よつてガード線170,
172に直列に入るインダクタンス分は第6図に
示される様に夫々L1−M12,L2−M12と、極めて
小さくなる(理想状態ではL1=L2=M12となり、
直列インダクタンス分は0になる)。従つて、イ
ンピーダンス測定用高周波の角周波をωとすると
き、直列共振用コンデンサ180,182のキヤ
バシタンスC1,C2は夫々以下の様に定められる。
Cm=1/ω2(Lm−M12) (m=1,
2) この様にガード引出し線を互いに撚り合わせる
ことにより、リターン電流に直列に入るインダク
タンス分は非常に小さくなるとともに、ガード引
出し線の配置に依存しなくなる。また電磁シール
ド効果がもたらされるため、外乱の影響を受けに
くくなる。また撚り合わせによつて上述のインダ
クタンス分が充分に小さくなつた場合は、直列共
振用コンデンサ180,182は全く不要にな
る。
なお、本発明は第1図に示される様なスイツ
チ・マトリクスを用いた測定装置に限定されるも
のではないことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される測定装置の一例の
構成図、第2図は本発明の第1の実施例の測定装
置の構成図、第3図は本発明の第2の実施例の測
定装置の構成図、第4図は第3図の測定装置のガ
ード引出し線の処理を示す図、第5図は第4図の
ガード引出し線の処理の効果を説明する図、第6
図は第5図中のガード引出し線の部分の等価回路
図である。 10…インピーダンス測定器、20…直流微小
信号測定器、30乃至40,60乃至70…測定
信号ケーブル、110乃至114…DUT、11
6乃至120…延長ケーブル、140乃至14
4,190乃至194…ガード・スイツチ、15
0,200…ガード接続線、170乃至174…
ガード引出し線、180乃至184…コンデン
サ、CH1乃至CHk…チヤネル部、G,HG,LG…
ガード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定素子に接続される複数のチヤネル部
    と、前記チヤネル部を測定器に接続し、また各々
    がガードを有する複数の測定信号ケーブルと、 前記ガード間を被測定素子側で選択的に接続す
    るスイツチ手段 とを有する測定装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の測定装置におい
    て、 前記チヤネル部から前記被測定素子までの接続
    のために各々がガードを有する延長ケーブルを設
    けるとともに、前記スイツチ手段を前記チヤネル
    部の近傍に配置し、前記各延長ケーブルの先端部
    のガードを前記スイツチ手段に電気的に接続し、
    もつて前記延長ケーブルの先端のガード間を選択
    的に接続することを特徴とする測定装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の測定装置におい
    て、 前記各延長ケーブル先端部のガードと前記スイ
    ツチ手段との電気的接続は容量を介して行なわれ
    ることを特徴とする測定装置。
JP58088116A 1983-05-19 1983-05-19 測定装置 Granted JPS59212999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58088116A JPS59212999A (ja) 1983-05-19 1983-05-19 測定装置

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JP58088116A JPS59212999A (ja) 1983-05-19 1983-05-19 測定装置

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JPS59212999A JPS59212999A (ja) 1984-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005321379A (ja) * 2004-04-07 2005-11-17 Agilent Technol Inc 半導体特性測定装置の統合接続装置およびケーブルアセンブリ
JP2007024718A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Agilent Technol Inc 半導体特性測定装置の制御方法および制御プログラム

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JPS59212999A (ja) 1984-12-01

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