JPH06244508A - 偏光無依存な半導体光増幅器及びそれを用いた光通信システム - Google Patents
偏光無依存な半導体光増幅器及びそれを用いた光通信システムInfo
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Abstract
器、及びそれを用いた光通信システムないしネットワー
クである。 【構成】半導体レーザ構造を備え、外部からの光に利得
を与える半導体光増幅器である。基板である第1の半導
体層1の上部に、第1の半導体層1に比べ格子定数の小
さい第2の半導体層および第3の半導体層を有し、第1
の半導体層1と第2および第3の半導体層との間の格子
不整合により、第2の半導体層と第3の半導体層とがそ
れぞれ面内引っぱり応力を受けている。第2の半導体層
が井戸層、第3の半導体層が障壁層となる量子井戸構造
を活性層4としている。井戸層と障壁層とに面内引っぱ
り応力を与えることにより、良好な性能の偏光無依存な
半導体光増幅器となっている。
Description
増幅器及びそれを用いた光通信システムに関するもので
ある。
えば、活性層やクラッド層などを含む半導体レーザ構造
を備え、閾値以下のバイアス電流を与えて外部からの入
力光に対して光増幅を行うものを言い、光通信分野など
においては、光ファイバ内やファイバ間での接続の際な
どに生じる光損失を補うデバイスとして開発が進められ
ている。
イバ通信システムなどに用いる場合の問題点の1つとし
て、光増幅率の偏光依存性(異なる偏光モードに対して
増幅率が異なる性質)が挙げられる。一般に、光ファイ
バ内などを伝送されてきた出力光は偏光状態が時間的に
安定ではなく、従って、その様な光を偏光依存性のある
上記の如き光増幅器に入力すると、該光増幅器からの出
力光のレベルは一定とはならず時間的に変動してしま
う。よって、受信系に広いダイナミックレンジが必要と
なる等、多大な負担を与えることになり、通信システム
ないしネットワークの規模を制限する致命的な欠点とな
る。
幅器を構成する各種の試みがなされている。その内で、
活性層の光学利得の偏光依存性を解消する方法として、
歪量子井戸構造を用いる方法がある。歪量子井戸構造
は、増幅器だけでなく半導体レーザの分野においては、
発振波長の制御や発振しきい利得の低減に用いられ、非
常に有用な技術となっている。
な光増幅器に利用するには、一般には、TM光の利得を
TE光の利得と等しいか、あるいは大きくする工夫がな
される。即ち、歪の効果により価電子帯の縮退を解いた
うえで重い正孔と軽い正孔のバンド構造をそれぞれシフ
トさせ、伝導帯の電子の基底準位と価電子帯の重い正孔
の準位間のエネルギーと、伝導帯の電子の基底準位と価
電子帯の軽い正孔の準位間のエネルギーとをほぼ等しい
か、後者を若干小さくする。両者を等しくするのは、光
学利得の他に利得の偏光依存性がない場合である。軽い
正孔に関するエネルギーを小さくするのは、光学利得の
他に利得の偏光依存性がある場合であり、一般に光閉じ
込めがTE光の方が大きいため、その分を考慮してその
ような工夫がなされる。
ための歪の与え方としては、いくつかの方法が考えられ
ている。
を与える方法があり、特開平1−251685号明細書
に示されている。面内引っぱり応力は、基準となる第1
の半導体層(基板あるいはクラッド層)に、その半導体
層より格子定数の小さい第2の半導体層を積層させるこ
とで、第2の半導体層に与えられる。井戸層に面内引っ
ぱり応力を与えることで、価電子帯の軽い正孔に対する
バンド端がバンドギャップの縮まる方向にシフトし、そ
の結果、軽い正孔の価電子帯の準位が小さくなり、重い
正孔の準位に近づくために所望の準位が得られる。
る方法があり、特開平4−27183号明細書に示され
ている。第1の場合と同様に、歪の効果で、障壁層の価
電子帯の軽い正孔に対するバンド端が移動し、その結
果、軽い正孔に対する井戸が浅くなることでエネルギー
準位がシフトし、所望の準位になる。
引っぱり応力のある)井戸層と歪のない井戸層の2つの
井戸層を有する活性層とする方法があり、特開平1−2
57386号明細書に示されている。
来の方法には一長一短があった。
従来方法では、わずかな歪量で大きなエネルギーシフト
量が得られ、比較的小さな歪量で所望の効果が得られる
という利点がある。一方、歪の効果は価電子帯だけでな
く伝導帯のエネルギーシフトを同時に起こしているた
め、利得の得られる波長が変わってしまうという欠点が
ある。また、第2の障壁層に面内引っぱり応力を与える
従来方法では、第1の方法とは逆に、利得の得られる波
長はほとんど変わらずにすむが、所望の効果を得るため
には第1の場合に比べ大きな歪量を必要とするという欠
点がある。
せることで設計の自由度は大きくなっていて所望の効果
を得やすくなっているのが利点である。しかし、歪量に
関していえば第1の従来方法の場合よりは大きくする必
要がある。
て発生した信号光の増幅に用いられ、通常は半導体レー
ザと類似の構造で代用できる。もし、歪の効果により増
幅器の利得の波長域が大きく変わると構成材料を変えな
くてはいけなくなり好ましくない。
えることで転位を防ぐことができているが、長期間の駆
動状態における寿命は、歪量が大きくなるほど短くなる
と考えられている。また、歪格子を作製する成長条件
は、歪量が大きくなる程その条件がきびしくなる。従っ
て、むやみに歪量を増やすことは得策ではない。
る利得の波長域の変化が少なくて済みまた所望の効果を
得るのに歪み量を左程大きくする必要のない構成を有す
る偏光無依存な半導体光増幅器、及びそれを用いた光通
信システムを提供することにある。
と障壁層とに面内引っぱり応力を与えることにより、良
好な性能の偏光無依存な半導体光増幅器を構成したもの
である。
部からの光に利得を与える半導体光増幅器において、第
1の半導体層の上部に、第1の半導体層に比べ格子定数
の小さい第2の半導体層および第3の半導体層を有し、
第1の半導体層と第2および第3の半導体層との間の格
子不整合により、第2の半導体層と第3の半導体層とが
それぞれ面内引っぱり応力を受けており、第2の半導体
層が井戸層、第3の半導体層が障壁層となる量子井戸構
造を活性層としていることを特徴とする半導体光増幅器
である。
あったり、第1の半導体層が、基板とは異なる該基板上
に積層された半導体層であったり、第1の半導体層がI
nGaAsPであり、第2の半導体層がInGaAs、
第3の半導体層がGaAsであり、基板がGaAsであ
ったり、第1の半導体層がGaAsであり、第2および
第3の半導体層がGaAsPであったり、第2および第
3の半導体層の第1の半導体層に対する格子不整合が1
%以下であったりする。
壁層の両方が面内引っぱり応力を受けて歪んでいるの
で、シフトするピーク波長量および歪量は、第1の従来
法と第2の従来法の中間に設定される。従って、第1と
第2の従来法のそれぞれの利点を生かし、欠点を補うこ
とができる。
図1は、第1実施例を示す全体図、図2は、層構成及び
格子定数変化を示す断面図(右半分を示す)である。
00)の基板1の上に、厚さ1μmのn−GaAsバッ
ファ層2、厚さ1.5μmのn−Al0.5Ga0.5Asク
ラッド層3、GRIN−SCHであるノンドープ歪量子
井戸活性層4、厚さ1.5μmのp−Al0.5Ga0.5A
sクラッド層5、厚さ0.5μmのp−GaAsキャッ
プ層6が、MOCVD法を用いて順次積層されている。
て、エッチングによりp−Al0.5Ga0.5Asクラッド
層5の途中まで取り除く。さらに、窒化シリコンからな
る絶縁層7をいったん全面に形成した後、ストライプ上
方のみを取り除く。その後、Au−Crの上部電極8を
蒸着し、基板1底部にAu−Geの下部電極9を蒸着す
る。これによりリッジ型レーザ構造が完成する。
mの長さでへき開し、両側の端面にZrO2をエレクト
ロンビーム法で塗布し、ここに無反射面となる無反射コ
ーティング膜10を施す。この素子の両端面に、先端が
球形をした先球光ファイバ11を接近させ、外部からの
信号光を入出力できるように光ファイバ11を設置す
る。
進行波型の半導体光増幅器が構成でき、外部信号光に対
し、光ファイバ11間で利得を与えることができる。
ともにその効果を示す。活性層4は、基板1側より、厚
さ0.2μmのGRIN−AlxGa1-xAs層(x=
0.5→0.25に次第に変化)12、厚さ7nmのG
aAs0.75P0.25障壁層13、厚さ6nmのGaAs
0.9P0.1井戸層14、厚さ7nmのGaAs0.75P0.25
障壁層13、厚さ0.2μmのGRIN−AlxGa1-x
As層(x=0.25→0.5に次第に変化)12の順
で構成されている。
は基板1であるGaAsより格子定数が小さいGaAs
1-yPyで構成されているため、両者13,14とも面内
引っぱり応力を受けている。井戸層14はy=0.1で
歪量−0.3%、障壁層13はy=0.25で歪量−
0.9%である。
る。同様の効果を得るためには、井戸層のみに歪みを与
える第1の従来法では、井戸層の歪量は−0.5%、障
壁層のみに歪みを与える第2の従来法では、障壁層の歪
量は−1.5%である。
例と同じ層厚の無歪の場合、即ち井戸層GaAs、障壁
層Al0.25Ga0.75Asからなる構造と比べると、本実
施例ではピーク波長は長波長側に5nmシフトした。同
様の比較を行うと、ピーク波長のずれ量は第1の従来法
では長波長側に15nm、第2の従来法では長波長側に
3nmとなる。
トするピーク波長量および歪量は、第1の従来法と第2
の従来法の中間に設定される。従って、第1と第2の従
来法のそれぞれの利点を生かし、欠点を補うという効果
がある。
くてすむ。従って、類似組成の他の光素子、例えば半導
体レーザとの整合性がよく、集積化に適している。2.
歪量を比較的小さく抑えられる。従って、寿命が長く、
長期信頼性確保に有利である。また、成長条件を緩くで
き、生産性に有利である。
が最も期待される場合であり、実際には、井戸層および
障壁層に与える歪量の組み合わせは、いくつも考えられ
る。その設計は、本発明における大きな上記の2つの効
果のうち、どちらの効果を重視するかで決定すればよ
く、第1実施例のものに限られるものではない。
実施例は第1実施例と積層構造が異なっている。
上に、まずn−InxGa1-xAs1-yPyバッファ層32
を積層する。このバッファ層は、xとyの値をx=0、
y=0からそれぞれx=0.2、y=0.1まで変化さ
せ、その後、約2μmの厚さまでx=0.2、y=0.
1のまま積んだものである。これにより、最上面の格子
定数は、GaAsより約1%大きくなっている。さら
に、In0.5Ga0.5As0.28P0.72とIn0.2Ga0.8A
s0.9P0.1を30Åずつ交互に10層積層した超格子層
33を積層する。この層33は直前のバッファ層32と
格子定数はそろい、バンドギャップが異なる2つの層を
積み重ねたものである。
a0.5As0.28P0.72クラッド層34、厚さ0.2μm
のIn0.2Ga0.8As0.9P0.1SCH層35、厚さ7n
mのGaAs障壁層36と厚さ6nmのIn0.07Ga
0.93As井戸層37とを交互に3回積層した3MQW
(多重量子井戸)歪格子活性層、厚さ0.2μmのIn
0.2Ga0.8As0.9P0.1SCH層35、厚さ1.5μm
のp−In0.5Ga0.5As0.28P0.72クラッド層38、
厚さ0.5μmのp−In0.14Ga0.86Asキャップ層
39を順次積層する。
型に加工し、絶縁層40、上部電極41、下部電極42
を取り付け、さらに図1に示す様に無反射コーティング
10の作製を行い、光ファイバ11の設置を行なう。
板31より上部に積層された層が歪を受けない基準とな
る層になっている点である。そのために、バッファ層3
2が格子定数の変換の役割をしている。バッファ層32
は、薄くては歪を内在してしまうので、1μm以上の膜
厚にする必要がある。SL(超格子)層33は、格子定
数の変換のために生じた転移が、それより上部の層に貫
通しないように、ストッパ層として働いている。
の、歪量は、ほぼ同等の設計となっている。従って、第
1実施例と同様の効果が得られる。また、多重量子井戸
構造になっているため、単一量子井戸である第1実施例
より高利得が得られる。
部に積層された層、主にクラッド層を基準の層として用
いれば、歪量子井戸の設計範囲(材料など)が広がり有
用である。ただし、その場合、発振波長の制御が比較的
簡単となり、井戸層のみに歪を加える第1の従来例に対
する優位性が小さくなってしまうという嫌いはある。
の自由度をあげる効果は失われるわけではなく、偏光無
依存な光増幅器の有用な構成法の1つであることに変わ
りはない。
が、本発明ではレーザ構造は何であってもかまわない。
逆に、レーザ構造によって生じる他の偏光特性(端面反
射率の偏光依存性など)をカバーするように利得を制御
すればよく、使われる構造によって、歪量あるいは井戸
層や障壁層の膜厚を設計すればよい。
に材料を限定するものではなく、基板及び他の層はIn
Pを含む他のIII−V族化合物であってもよく、II
−VI族化合物でもよい。
信システムを示す。図4において、101、102は送
信端局、115、117は分岐合流器、106は中継装
置、103、104は受信端局、118、119は光伝
送路である。送信端局101、102は、夫々、信号処
理部と電気−光変換部を含む光送信部111、121
と、光送信部111、121からの光信号出力を増幅す
る為の光増幅器112、122より構成される。中継装
置106は光増幅器116で構成されている。受信端局
103、104は、夫々、入力光信号を増幅する為の光
増幅器132、142と、光−電気変換部と信号処理部
を含む光受信部131、141より構成されている。
信端局101、102の光送信部111、121より出
力された光信号は、光増幅器112、122により、夫
々、増幅されて、送信端局101、102より出力され
る。その出力光信号は、時分割多重、波長多重、或はC
SMA(carrier sense multipl
e access )/CD(collision d
etection)等の予め決められた多重化方式を用
いて、光伝送路118上で衝突しない様に制御されて、
分岐合流器115を通って光伝送路118に送出され
る。光伝送路118中を光信号が伝送されると、光量が
減衰する為、中継装置106でこの光信号を増幅させ
る。図4の構成では、中継装置106が1か所にのみ配
置してあるが、必要に応じて数カ所配置してもよく、ま
た中継装置が必要なければ用いなくてもよい。
伝送路119を通って分岐合流器117に入力され、多
重化方式に応じた分離方法で分離されて受信端局10
3、104に入力される。各受信端局103、104に
入力された光信号は、光伝送路119や分岐合流器11
7でのロスを補うべく、光増幅器132、142で増幅
されて、光受信部131、141に入力される。この様
にして送信端局101から受信端局103への通信と、
送信端局102から受信端局104への通信が、1本の
光伝送路118、119を通して行なわれる。
2台の例を示したが、分岐合流器115、117の分岐
数を増やして、送信端局N台、受信端局N台でN体Nの
通信も可能である。また、分岐合流器115、117を
用いず、1対1の通信もできる。図4に示す光増幅器
は、図示の全箇所に配置する必要はなく、各部の光信号
の減衰を補償する必要のある所に配置すればよい。
の様な光通信システムに用いれば、たとえ偏光状態など
が安定でない信号光が増幅装置に入ってきても常にそこ
からの出力光は一定のレベルに増幅されて出てくるの
で、光受信部にダイナミックレンジなどに関して多大な
負担をかけることがなくなり、良好な光通信システムを
構成できると共に、光信号のパワー変動がないからシス
テムの規模を制限する必要がなくなる。従って、良好な
通信システムが構成できる。また、上記の如き偏光無依
存型光増幅装置を用いるので、図4のシステムで使われ
る信号処理手段、光−電気及び電気−光変換手段、光伝
送路などには、伝搬モード状態が変化することについて
特別の工夫が施されたものを使う必要はなく、通常の公
知のものを用いることができる。
増幅器を用いた双方向光通信システムの実施例を示す。
01、202は端局装置、203は中継装置、218、
219は光伝送路である。端局装置201、202は、
夫々、送信部と受信部を持っており、送信部は、信号処
理部と電気−光変換部を含む光送信部211、241
と、光送信部211、241からの光信号出力を増幅す
る為の光増幅器212、242より構成される。受信部
は、入力光信号を増幅する為の光増幅器222、232
と、光−電気変換部と信号処理部を含む光受信部22
1、231より構成されている。端局装置201、20
2において、送信部と受信部は、夫々、分岐合流器21
5、217で接続されている。中継装置203は光増幅
器213で構成されており、各端局装置201、201
と光伝送路218、219で接続されている。
送信部211及び端局装置202の光送信部241より
出力された光信号は、光増幅器212、242により、
夫々、増幅されて、分岐合流器215、217を通って
各端局装置201、201より出力される。その出力光
信号は、光伝送路218、219を夫々逆方向に伝送さ
れる。光伝送路218、219中を光信号が伝送される
と、光量が減衰される為、中継装置203で光信号を増
幅させる。
にのみ配置してあるが、必要に応じて数カ所配置しても
よく、また中継装置が必要なければ用いなくてもよい。
中継装置203で増幅された光信号は、更に光伝送路2
19、218を通って相手側の端局装置202、201
に入力される。光入力信号は、分岐合流器217、21
5により光受信部231、221の方向に分岐され、光
増幅器232、222で光伝送路218、219と分岐
合流器215、217のロスを補うべく増幅されて、光
受信部231、221に入力される。この様にして、端
局装置201、202の間で、1本の伝送路218、2
19を通して双方向の通信が行なわれる。
つ持つ端局装置2台の双方向通信の例を示したが、端局
装置内に複数の送信部と受信部を持つ構成又は複数の端
局装置を分岐合流器で接続した構成も可能である。図5
に示す光増幅器は、図示の全箇所に配置する必要はな
く、各部の光信号の減衰を補償する必要のある所に配置
すればよい。その他の点については、図5のシステムも
図4のシステムと同様なことが言える。
幅装置を用いた本発明のバス型光通信ネットワークの実
施例を説明する図である。図6は本実施例のシステム全
体構成を示し、図7は本実施例における端局装置の構成
を示すブロック図を示す。
伝送路、321〜329はこの光伝送路300を用いて
通信を行なう端末、311〜319は、夫々、端末32
1〜329からの電気信号を光信号に変換して光伝送路
300に送出し、光伝送路上の光信号を電気信号に変換
して端末へ伝達し、更には、光伝送路300上の通信状
態を検出して他の端末からの信号と自端末からの信号が
伝送路上で衝突しない様に通信を制御する端局装置であ
る。また、331〜339は前記光ファイバ等の光伝送
路300に接続され、光伝送路上の信号の一部を取り出
して端局装置311〜319に伝達し、或は、端局装置
311〜319からの光信号を光伝送路300へと送り
出す光カップラである。更に、341〜342は光伝送
路300上の光信号を増幅して伝送する為の光増幅器で
あり、この光増幅器には偏光無依存型光増幅装置を用い
る。
例として示し、同図において、350は端末322から
の信号を光信号に変換し、他端末からの信号と光伝送路
300上で衝突しない様に制御して光伝送路上へ送出す
る光送信部、360は光送信部350からの光信号を増
幅する光増幅器、370は光伝送路300を伝送されて
きた光信号を電気信号に変換し、この信号が自端局装置
312に接続された端末(この例の場合322)へのも
のであれば、信号をこの端末へと伝達する光受信部、3
80は光伝送路300を伝達されてきた信号を増幅して
光受信部370へと伝達する光増幅器、390は光増幅
器360からの光信号を光カップラ(この場合332)
へと送出し、また光カップラからの光信号を光増幅器3
80へと伝達する分岐合流素子である。光増幅器36
0、380には前記伝搬モードないし偏光無依存型光増
幅装置を用いる。ここでは、端局装置312を例にこの
装置の構成を示したが、他の端局装置311〜319も
同様の構成となっている。
を行なう場合を想定して本実施例の動作を説明する。端
末322から信号を送出する場合、先ず光送信部350
は時分割多重、波長多重、或はCSMA/CDなどの予
め決められた多重化方式を好適に用いて、他の端末から
の信号と、端末322からの信号が光伝送路300上で
衝突しない様に制御して、端末322からの信号を光信
号に変換して光増幅器360へと送出する。この信号は
光増幅器360で増幅され、分岐合流素子390を通
り、光カップラ332によって光伝送路300上に双方
向に送出される。この光信号は、光カップラ333、・
・・、338を通り、中継光増幅器342へと到達す
る。この時、各光カップラでこの光信号のパワーの一部
は分岐されて、端局装置313、・・・、318へと伝
達されるが、これらの端局装置は、この信号が自端局装
置に接続された端末323、・・・、328へ宛てたも
のでないことを識別し、これらの光信号は捨てられる。
中継光増幅器342へと到達した光信号は、各光カップ
ラを通ってパワーの一部を分岐された為、光信号強度が
低下しているが、光中継増幅器342によって増幅され
て再び強度が大きくなって光伝送路300上を光カップ
ラ339の方向へと送出される。
は分岐されて端局装置319へ伝達され、図7に示した
光分岐合流素子390、光増幅器380と同様の素子を
介して光受信部へ伝達される。この光受信部は、伝達さ
れてきた光信号を電気信号に変換し、この信号が端末3
29へ宛てたものであることを認識して、端末329へ
と信号を伝達する。
る場合も、今説明したのと同様の手順で光伝送路300
上を逆方向に信号が伝送されて通信が行なわれる。この
時、端局装置312へ到達する光信号は、光カップラ3
38、・・・、333、332を通過し、その後、この
信号は光分岐合流素子390も通るので、各部において
光信号が減衰し、強度が弱くなっているが、光受信部3
70へ入射する前に光増幅器380で増幅され十分な強
度となって光受信部370に伝達される。
0からの信号を増幅して伝送路300上へ送出し、光増
幅器341、342や380は光ノード等の光信号の経
路での光パワーの減衰を補償して、受信に十分なパワー
を持つ様に光信号を増幅する。この時、前記偏光無依存
型光増幅装置は、たとえ偏光状態が安定でない信号光が
増幅装置に入ってきても常にそこからの出力光は一定の
レベルに増幅されて出てくるので、光受信部に検出ダイ
ナミックレンジなどに関して多大な負担をかけることが
なくなり、質の良い良好な光通信システムを構成できる
と共に、光信号の強度の変動がないので端局を何台でも
繋げられてシステムの規模を制限する必要がなくなる。
従って、良好な通信システムが構成できる。また、上記
の如き偏光無依存型光増幅装置を用いるので、図6のシ
ステムで使われる信号処理手段、光電気及び電気光変換
手段、光伝送路などには、偏光状態が変化することにつ
いて特別の工夫が施されたものを使う必要はなく、通常
の公知のものを用いることができる。
受信部380の直前、及び、光伝送路300上の全てに
光増幅器を設けた場合について説明したが、例えば光送
信部350が十分なパワーの光信号を送出できるならば
光増幅器360は必要なく、また、光受信部370が受
信するのに充分なパワーが分岐合流素子390の出力で
得られるならば、光増幅器380を省略することが可能
である。或は、光伝送路300上の光カップラ数が少な
く、光カップラでの減衰が問題にならなければ、伝送路
300上の光増幅器341、342を省くことができ
る。
341、342が、光カップラ331、・・・、339
とは独立に光伝送路330上に設置されている場合を例
示してあるが、各光カップラに、中継光増幅器を内蔵し
た場合でも、光増幅器に本発明によって構成された偏光
無依存型光増幅装置を用いていれば上記の効果を達成で
きる。
0を用いたときの形態で説明を行なったが、光伝送路と
して、例えば、光ファイバを複数本用いて、双方向伝送
や多重化伝送を行なう場合でも、各光伝送路に上記偏光
無依存型光増幅装置を用いれば、上記効果が得られる。
光増幅装置を用いたアクティブバス型光通信ネットワー
クの実施例を説明する図である。図8は本実施例のシス
テム全体構造を示し、同図において、400、401は
光ファイバ等の光伝送路、411、・・・、419は通
信を行なう端末、421、・・・、429は、光送信、
光受信、及び通信制御を行なうアクティブ光ノード、4
80は光信号を増幅する中継光増幅器である。この中継
光増幅器480には、前述の偏光無依存型光増幅装置を
用いる。図9は、前記アクティブ光ノードのうちの1つ
422を一例としてその構成を説明するブロック図であ
り、同図において、450、451は光信号を電気信号
に変換する光−電気変換(O/E)素子、440、44
1は電気信号を光信号に変換する電気−光変換(E/
O)素子、430は通信制御部であり、伝送路400、
401上を伝送されてきて、O/E素子450或は45
1で電気信号に変換された信号が端末412に宛てられ
たものであるか否かを判別し、そうであればこの信号を
端末412へ伝達し、そうでなければこの信号をE/O
素子440、441を用いて再び光信号に変換して光伝
送路400、401上に送出する。また、通信制御部4
30は、端末412から信号が送られてきた場合、他の
端末からの光信号と衝突しない様に制御して、E/O素
子440、441を用いて光信号に変換し、光伝送路4
00、401上に送出する機能も備える。491〜49
4は光増幅器であり、上記偏光無依存型光増幅装置が用
いられている。
号を伝送する場合を例にして本実施例の動作を説明す
る。端末412から信号が出されると、アクティブ光ノ
ードの通信制御部30は、時分割多重、波長多重或はC
SMA/CDなどの予め決められた多重化方式を好適に
用いて、端末412からの信号が光伝送路400、40
1上で他端末からの信号と衝突しない様に制御して、端
末412からの信号を、E/O素子440、441によ
り光信号に変換し、光増幅器492、494によって増
幅して、双方向に光伝送路400、401上に送出す
る。この信号は、アクティブ光ノード421、423に
入射し、一度電気信号に変換されてアクティブ光ノード
421、423の通信制御部に入力されるが、ここでは
この信号が端末411或は413へ宛てられたものでは
ないので、再び光信号へと変換されて光伝送路上へ送出
される。
く、光伝送路に用いている光ファイバにより光信号の損
失が生じるが、この信号を増幅して損失を補償し、アク
ティブ光ノード429に充分な強度の光信号が入力され
る様に、中継光増幅器480が挿入されている。中継光
増幅器480で増幅された光信号は、アクティブ光ノー
ド429に設けられた光増幅器で増幅されO/E素子で
電気信号に変換されて通信制御部に達する。アクティブ
光ノード429の通信制御部は、この信号が端末419
に宛てられたものであることを識別して、該信号を端末
419へと送出する。
送路401を介してアクティブ光ノード421の方向へ
と送出された信号は、次々とアクティブ光ノードを通過
し、光通信ネットワークの左端まで伝送されて捨てられ
る。
て右方向への信号伝送を、また光伝送路401は左方向
への信号伝送を行なっており、どの端末から送出された
信号も、両方向へ同時に伝送されて必ず宛先の端末へと
到達する。
O素子440、441からの信号を増幅して光伝送路4
00、401上へ送出し、光増幅器491、493は光
伝送路での光パワーの減衰を補償して、受信に充分なパ
ワーを持つ様に光信号を増幅する。また、中継光増幅器
480は、アクティブ光ノード間の距離が長い場合に、
そこにおける光損失を補償する機能を有する。これらの
光増幅器は前記偏光無依存型光増幅器を用いている。こ
の時、前記偏光無依存型光増幅装置は、たとえ伝搬モー
ド状態が安定でない信号光が増幅装置に入ってきても常
にそこからの出力光は一定のレベルに増幅されて出てく
るので、光受信部にダイナミックレンジなどに関して多
大な負担をかけることがなくなり、良好な光通信システ
ムを構成できると共にその規模を制限する必要がなくな
る。また、上記の如き偏光無依存型光増幅装置を用いる
ので、図8のシステムで使われる信号処理手段、光電気
及び電気光変換手段、光伝送路などには、偏光状態が変
化することについて特別の工夫が施されたものを使う必
要はなく、通常の公知のものを用いることができる。
の直後、O/E素子450、451の直前、及び光伝送
路400、401上の全てに光増幅器を設けた場合につ
いて説明したが、例えばE/O素子440、441が十
分なパワーの光信号を送出できるならば光増幅器49
2、494は必要なく、また、O/E素子450、45
1にが受信するのに充分なパワーが光アクティブ光ノー
ドに入射するならば、光増幅器491、493を省略す
ることが可能である。また、端末間の距離が、ファイバ
による損失が問題になる程長くない場合、中継光増幅器
480を省くことも出来る。この様に、図8、図9に示
した全ての光増幅器が必要と言う訳ではなく、このうち
の少なくとも1つに光増幅器を用いれば、上記の効果を
有するアクティブバス型光通信システムが実現できる。
光ノード間に2本の光伝送路を用いて双方向に信号を伝
送する形態で説明したが、図5の前記実施例の如く、光
分岐合流素子を用いて1本の光伝送路を双方向に信号が
伝搬する場合、或は、3本以上の光伝送路を用いて信号
を多重化して伝送する場合にも、各光伝送路に上記偏光
無依存型光増幅装置を用いれば、上記効果が得られる。
光増幅装置を用いたスター型光通信ネットワークの実施
例の構成図である。本実施例は端局数は4であり、又各
光ファイバでは光信号が双方向に伝送している。図10
中、601〜604は端末をネットワークに接続する端
局、605はネットワーク内の端局601〜604の入
出力をマトリクス的に接続するスターカップラ、606
〜613は伝送路となる光ファイバ、614〜617は
電気信号を光信号に変換しこれをネットワークに送出す
る送信部、618〜621はネットワークから入射する
光信号を電気信号に変換する受信部、622〜625は
端局の送、受信部614〜617、618〜621と光
ファイバ610〜613を接続する光分岐合流器、62
6〜638は光信号を直接増幅する上記光増幅装置であ
る。光増幅器のうち、626〜629は送信部614〜
617のブースタ増幅器、630〜633は受信部61
8〜621の前置増幅器、634はスターカップラ60
5のブースタ増幅器、635〜638は伝送路の中継増
幅器として機能する。
を想定して本実施例の動作を説明する。端局601の送
信部614において電気信号は光信号に変換され、これ
は光増幅器626で増幅され光分岐合流器622を経て
ネットワークの伝送路である光ファイバ610に入射す
る。光ファイバ610に入射した光信号は光増幅器63
5で増幅され、光ファイバ606を経てスターカップラ
605に入射する。光信号はスターカップラ605の内
部の光増幅器634で増幅され、スターカップラ605
に接続された全ての光ファイバ606〜609に送出さ
れる。光ファイバ606〜609に入射した光信号は光
増幅器635〜638で増幅され、光分岐合流器622
〜625で分岐され、その光信号の一部は光増幅器63
0〜633で増幅され、受信部618〜621に入射す
る。
信号に変換する。端局601〜604はこの電気信号の
うち自局宛ての信号を識別する。この信号は端局603
宛てであるので、端局603はこの信号を識別後、受信
し通信は終了する。尚、スター型のシステムでも、どの
端局から送出された光信号も伝送路全体を伝搬する為、
時分割多重、波長分割多重方式等を用いて光信号が伝送
路上で衝突しない様に通信が行なわれる。
される経路全てに本発明による光増幅器を備えた例を挙
げたが、その経路の一部に光増幅器を備えたシステムも
可能である。また、送信部と受信部を光分岐合流器で接
続し、1端局につき1本の光ファイバで双方向伝送する
様になっているが、送、受信を分け1端局につき2本の
光ファイバを用いるシステムも可能である。
ているので、図6、図8のネットワークと同様な効果を
得ることができる。
幅装置を用いたループ型光通信ネットワークの実施例の
構成図である。この実施例では、端局数は4であり、ま
た光信号はループネットワークを時計回りに伝送してい
る。図11中、701〜704は端末をネットワークに
接続する端局、705〜712は伝送路となる光ファイ
バ、713〜716は電気信号を光信号に変換しネット
ワークに送出する送信部、717〜720はネットワー
クから入射する光信号を電気信号に変換する受信部、7
21〜732は光信号を直接増幅する上記実施例の光増
幅器である。光増幅器のうち、721〜724は送信部
713〜716のブースタ増幅器、725〜728は受
信部717〜720の前置増幅器、729〜732は伝
送路の中継増幅器として機能する。
を想定して本実施例の動作を説明する。端局701の送
信部713において電気信号は光信号に変換され、光増
幅器721で増幅されネットワークの伝送路である光フ
ァイバ705に入射する。この光信号は光増幅器729
で増幅され、光ファイバ706を経て、端局702の光
増幅器726で増幅され、受信部718で電気信号に変
換される。この信号は端局703宛てである為、端局7
02はこの信号を送信部714で光信号に変換し、光増
幅器722で増幅しネットワークの伝送路である光ファ
イバ707に入射する。この光信号は光増幅器730で
増幅され、光ファイバ708を経て端局703の光増幅
器727で増幅され、受信部719で電気信号に変換さ
れる。この信号は端局730宛てである為、端局703
はこの信号を識別後、受信し通信は終了する。
される経路全てに光増幅器を備えた例を挙げたが、その
経路の一部に光増幅器を備えたシステムも可能である。
また、端局内での信号を再生、中継する能動型の例にな
っているが、光分岐合流器を用いて伝送路である光ファ
イバに端局を接続する受動型のシステムも可能である。
ているので、図6、図8のネットワークと同様な効果を
得ることができる。
入力光の偏光状態が変化しても増幅利得が変化しない、
いわゆる偏光無依存な光増幅器とすることができる。
ステムで、質が良く規模の制限をうけない、比較的簡単
なシステム構成とすることができる。
た本発明による光通信システムの構成図。
双方向光通信システムの構成図。
て互いに光通信を行なう本発明によるバス型光通信ネッ
トワークの構成図。
図。
ードを用いて互いに光通信を行なう本発明によるバス型
光通信ネットワークの構成図。
ク図。
構成図。
構成図。
層 13,36 障壁層 14,37 井戸層 35 SCH層 33 SL層 101,102 送信端局 103,104 受信端局 106,203 中継装置 115,117,215,219 分岐合流器 201,202 端局装置 331〜339 光カップラ 390 分岐合流素子
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体レーザ構造を備え、外部からの光
に利得を与える半導体光増幅器において、 第1の半導体層の上部に、第1の半導体層に比べ格子定
数の小さい第2の半導体層および第3の半導体層を有
し、該第1の半導体層と該第2および該第3の半導体層
との間の格子不整合により、該第2の半導体層と該第3
の半導体層とがそれぞれ面内引っぱり応力を受けてお
り、該第2の半導体層が井戸層、該第3の半導体層が障
壁層となる量子井戸構造を活性層としていることを特徴
とする半導体光増幅器。 - 【請求項2】 前記第1の半導体層が基板である請求項
1記載の半導体光増幅器。 - 【請求項3】 前記第1の半導体層が、基板とは異なる
該基板上に積層された半導体層である請求項1記載の半
導体光増幅器。 - 【請求項4】 前記第1の半導体層がInGaAsPで
あり、前記第2の半導体層がInGaAs、前記第3の
半導体層がGaAsであり、前記基板がGaAsである
請求項3の半導体光増幅器。 - 【請求項5】 前記第1の半導体層がGaAsであり、
前記第2および第3の半導体層がGaAsPである請求
項1記載の半導体光増幅器。 - 【請求項6】前記第2および第3の半導体層の前記第1
の半導体層に対する格子不整合が1%以下である請求項
1記載の半導体光増幅器。 - 【請求項7】送信端局と受信端局との間を伝送路で接続
した光通信システムにおいて、送信端局と受信端局の少
なくとも1か所に請求項1記載の光増幅器を備えたこと
を特徴とする光通信システム。 - 【請求項8】中継装置を介して、送信端局と受信端局を
光伝送路で接続した光通信システムにおいて、送信端局
と受信端局及び中継装置の少なくとも1か所に請求項1
記載の光増幅器を備えたことを特徴とする光通信システ
ム。 - 【請求項9】端局装置間を光伝送路で接続した双方向光
通信システムにおいて、端局装置の少なくとも1か所に
請求項1記載の光増幅器を備えたことを特徴とする双方
向光通信システム。 - 【請求項10】中継装置を介して、端局装置間を光伝送
路で接続した双方向光通信システムにおいて、端局装置
と中継装置の少なくとも1か所に請求項1記載の光増幅
器を備えていることを特徴とする双方向光通信システ
ム。 - 【請求項11】少なくとも1本の光伝送路を介して、複
数の端末が該端末に夫々接続された端局装置を用いて互
いに光通信を行なうバス型光通信ネットワークにおい
て、いずれかの端局装置の光送信部から、他のいずれか
の端局装置の光受信部までの、光の伝送される経路上の
少なくとも1か所に請求項1記載の光増幅器を設けたこ
とを特徴とするバス型光通信ネットワーク。 - 【請求項12】少なくとも、複数の光信号を送信する手
段と、複数の光信号を受信する手段と、通信を制御する
手段とを備える光ノードに端末が接続され、該光ノード
が光伝送路によって他の同様の光ノードに接続されて成
るアクティブバス型光通信ネットワークにおいて、或る
光ノードの前記光信号を送信する手段と、他の光ノード
の前記光信号を受信する手段との間の光の伝送される経
路上の少なくとも1か所に請求項1記載の光増幅器を設
けたことを特徴とするアクティブバス型光通信ネットワ
ーク。 - 【請求項13】送信部及び受信部を有する複数の端局と
スターカップラと該端局と該スターカップラを接続する
光伝送路からなるスター型光通信ネットワークにおい
て、光の伝送される経路上の少なくとも1か所に請求項
1記載の光増幅器を備えることを特徴とするスター型光
通信ネットワーク。 - 【請求項14】送信部及び受信部を有する複数の端局と
該端局を接続する光伝送路からなるループ型光通信ネッ
トワークにおいて、光の伝送される経路上の少なくとも
1か所に請求項1記載の光増幅器を備えることを特徴と
するループ型光通信ネットワーク。
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