JPH06244258A - パターン寸法の測定方法 - Google Patents

パターン寸法の測定方法

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JPH06244258A
JPH06244258A JP5142493A JP5142493A JPH06244258A JP H06244258 A JPH06244258 A JP H06244258A JP 5142493 A JP5142493 A JP 5142493A JP 5142493 A JP5142493 A JP 5142493A JP H06244258 A JPH06244258 A JP H06244258A
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JP
Japan
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pattern
groove
measuring
measured
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JP5142493A
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English (en)
Inventor
Kohei Eguchi
公平 江口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁膜加工したときのパターン寸法を電気的
に測定する。 【構成】 半導体基板上に形成された絶縁膜の溝パター
ンの寸法を測定するための方法であって、前記溝に導電
性膜を形成させる過程と、前記導電性膜の電気抵抗を測
定する過程と、前記測定された抵抗値から前記パターン
の寸法を求める過程とを有する。 【効果】 パターン寸法を電気的に測定する方法は、従
来は導電膜の加工に対してしか利用できなかったが、本
発明によれば、絶縁膜加工についても利用できるため、
高精度で短時間に大量のデータを取得することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造等の微
細パターンを形成する分野に於けるパターン寸法を電気
的に測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、フォトレジストをマスクとし
てパターンを形成する過程の精度を管理するために、例
えば、幅等のパターン寸法を測定しているが、その測定
方法として、第1にSEM(走査型電子顕微鏡)を用い
る方法、第2に光学的にエッジを検出する方法がある。
第1の方法は、測定精度は高いが、スループットが低い
ため短時間に大量のデータ収集を行うには不向きであ
り、第2の方法は、スループットは高いが、光学性能の
限界から測定精度が低いという問題点がある。一方、形
成パターンが導電体である場合に限られるが、電気抵抗
を測定し、その測定値からパターン寸法を求める方法が
ある。この方法は、スループットも測定精度も高いとい
う利点を有している。次に、図4を用いて、この電気抵
抗を測定する方法の一例を説明する。
【0003】まず、図4(a)に示すように、表面に絶
縁体であるSiO2膜2を有する基板1上にアルミニウム
膜9を形成し、更に前記アルミニウム膜9上にフォトレ
ジスト層を全面に形成した後、前記フォトレジスト層に
リソグラフィ技術でマスクパターンを転写し、エッチン
グによってパターンニングされたフォトレジスト5を形
成する。次いで、図4(b)に示すようにパターンニン
グされたフォトレジスト5をマスクとして、アルミニウ
ム膜9を選択的に異方性エッチングする。その後、フォ
トレジスト5を除去することにより、図4(c)のよう
な断面形状を得る。
【0004】このアルミニウム膜9の電気抵抗を測定す
ることにより、パターン幅D等の所望のパターン寸法の
変動量を求めることができ、導電体をパターンとして形
成する過程の精度を知ることができる。
【0005】しかし、上述した電気抵抗を測定する従来
の方法では、導電体膜上のフォトレジストパターンニン
グ及びその後の導電体膜エッチングという過程に於ける
パターン寸法の測定しか行うことができなかった。よっ
て、絶縁膜の加工を行う際のパターン寸法の変動量は、
前述のSEMを用いる方法、或いは光学的にエッジを測
定する方法により測定しなければならず、処理速度が遅
い、または測定精度が悪いという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、絶縁膜上のフォトレジストパターンニ
ング及びその後の絶縁膜エッチングにより形成される絶
縁膜パターンの寸法測定を、短時間に且つ精度良く行う
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、半導体基板上に形成された絶縁膜の溝パターン
の寸法を測定するための方法であって、前記溝に導電性
膜を形成する過程と、前記導電性膜の電気抵抗を測定す
る過程と、前記測定された抵抗値から前記パターンの寸
法を求める過程とを有することを特徴とするパターン寸
法の測定方法を提供することにより達成される。
【0008】
【作用】このようにすれば、本来、電気抵抗を直接測定
することができない絶縁膜パターンの溝部に導電膜を形
成し、この導電膜の電気抵抗を測定することにより、絶
縁膜パターンの溝部の寸法を測定することができる。即
ち、絶縁膜の存在する領域に対して、相補的に導電膜を
成長させ、その電気抵抗を測定することにより、結果的
に絶縁膜パターンの溝部の寸法を測定することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明が適用された第1の実施例
を示す断面図である。
【0011】まず図1(a)に示すように、Si基板1
上に熱酸化法によりSiO2膜2を100nmの厚さで
形成し、前記SiO2膜2上にCVD法を用いて多結晶
シリコン膜3を50nmの厚さで形成し、前記多結晶シ
リコン膜3上にCVD法を用いてSiO2膜4を500
nmの厚さで形成し、更に前記SiO2膜4上にフォト
レジスト層を形成し、このフォトレジスト層にリソグラ
フィでマスクパターンを転写し、パターンニングされた
フォトレジスト5を形成する。
【0012】次に図1(b)に示すように、フォトレジ
スト5をマスクとして、SiO2膜4を選択的に異方性
エッチングする。このとき得られたSiO2膜4の溝状
の開口部がパターン寸法を必要とされるものである。次
に図1(c)に示すように、フォトレジスト5を除去す
る。次に図1(d)に示すように、多結晶シリコン膜3
が露出している溝部、即ちSiO2膜4がエッチングさ
れた領域に、多結晶シリコン膜3を被コーティング材と
して、常圧CVDやプラズマCVD等のCVD法を用い
て、タングステン膜6を選択的に500nmの厚さに成
長させ、パターン寸法を必要とする溝部の穴埋めをす
る。
【0013】このようにして形成されたタングステン膜
6のパターンの平面図を図2に示す。パターンの測定箇
所8の両端には測定端子7が形成されていて、切断線A
に沿って切断した断面図が図1(d)となるようになっ
ている。ここで、測定端子7の面積は測定箇所8の面積
に比較して十分大きく取られており、測定端子7間の電
気抵抗を測定することにより測定箇所8の電気抵抗を知
ることができる。ここで、測定箇所8の設計幅Dに対し
て設計長さLは十分大きく設定されていて、パターン長
さの変動量は設計長さLに比べて十分小さいので、測定
箇所8の抵抗値を知ることにより、目的の測定箇所8の
パターン幅の変動量を測定することができる。
【0014】即ち抵抗率をr、厚さをt、パターンの測
定箇所8の設計幅をD、設計長さをLとすると、理想的
に形成されたパターンの測定端子7間の電気抵抗Rは次
式で表される。 R=(r/t)・(L/D) ・・・(1) ここで、rは既知の値として、tは別途測定された値と
して与えられる。
【0015】ここで、パターンニングの際に、実際には
LがL´=L+ΔLに、DがD´=D+ΔDとなって、
実際の抵抗値R´は次式で表される。 R´=(r/t)・(L´/D´) =(r/t)・(L+ΔL)/(D+ΔD) ・・・(2) よって、パターン幅の変動量ΔDは以下の式で表され
る。 ΔD=D´−D =(r/(t・R´))・(L+ΔL)−D ・・・(3)
【0016】ここで、設計長さLに対して変動量ΔLは
十分小さく無視できるため、L+ΔLをLに近似するこ
とにより(3)式は次式で表される。 ΔD=D´−D =(r/(t・R´))・L−D ・・・(4) よって、電気抵抗R´を測定することにより(4)式か
らΔD即ちパターン幅の設計値Dに対する変動量が測定
できる。
【0017】例えば、パターンの設計幅D、設計長さL
を各々、0.5μm、100μmとする。また、測定端
子7の一辺の大きさは100μm程度とし、測定箇所8
の電気抵抗測定の影響を無視できる十分な大きさとす
る。このとき、電気抵抗の測定値R´として20.24
Ωが得られる。ここで、成膜されたタングステン膜6の
抵抗率rは予め5.23(μΩ・cm)として測定されて
いるため、前述した(4)式に於いて、R´=20.2
4(Ω)、r=5.23×10-6(Ω・cm)、L=10
-2(cm)、t=5×10-5(cm)を代入して、設計
幅からの広がりΔDは0.017μm、実際に形成され
たパターン幅D´は0.517×10-4(cm)即ち0.
517μmと算出される。尚、パターン長さが設計値か
ら0.017μm変動したとしても、設計値L=100
μmの1.7×10-4倍であり算出結果に対しては無視
できる値である。
【0018】また、図3は、本発明が適用された第2の
実施例を示す断面図である。
【0019】本実施例に於いては、第1の実施例と同様
の過程でタングステン膜6を形成した後、SiO2膜4
を除去し、タングステン膜6をマスクとして多結晶シリ
コン膜3を選択的に異方性エッチングする。その後、第
1の実施例と同様にタングステン膜6の電気抵抗を測定
する。このようにすれば、多結晶シリコン膜3が電気抵
抗測定に及ぼす影響を少なくできるため、より厳密にパ
ターン寸法の測定が行える。
【0020】このようにすれば、第1の実施例及び第2
の実施例共に、パターン寸法の測定を短時間で行うこと
ができ、例えば1枚のウェーハから、100点のデータ
を1分から2分程度で収集することができる。
【0021】尚、本実施例に於いては、CVD法により
タングステン膜6を形成したが、選択エピタキシャル法
等の他の方法を用いてタングステン膜6を選択的に堆積
させても良い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるパターン寸法の測定方法によれば、高精度且つ
高速度で絶縁膜パターンの寸法測定を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】従来方法の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 SiO2膜 3 多結晶シリコン膜 4 SiO2膜 5 フォトレジスト 6 タングステン膜 7 測定端子 8 測定箇所 9 アルミニウム膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された絶縁膜の溝
    パターンの寸法を測定するための方法であって、 前記溝に導電性膜を形成する過程と、 前記導電性膜の電気抵抗を測定する過程と、 前記測定された抵抗値から前記パターンの寸法を求める
    過程とを有することを特徴とするパターン寸法の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 半導体基板に於いて、多結晶シリコン
    膜上に形成された絶縁膜の溝パターンの寸法を測定する
    ための方法であって、 前記多結晶シリコン膜を被コーティング材として前記溝
    に化学気相成長法により選択的に導電性膜を成長させる
    過程と、 前記導電性膜の電気抵抗を測定する過程と、 前記測定された抵抗値から前記パターンの寸法を求める
    過程とを有することを特徴とするパターン寸法の測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記電気抵抗を測定する過程が、前記
    絶縁膜を除去し、前記導電性膜をマスクとして前記多結
    晶シリコン膜を除去した後に前記電気抵抗を測定する過
    程からなることを特徴とする請求項2に記載のパターン
    寸法の測定方法
  4. 【請求項4】 前記測定するべき寸法が、前記溝の設
    計幅Dと実際に形成された幅D´=D+ΔDとの誤差Δ
    Dであり、 前記溝の設計長さをL、実際に形成された長さをL´=
    L+ΔL、前記設計長さLと前記実際に形成された長さ
    L´との誤差をΔL、前記抵抗の測定値をR´、前記導
    電性膜の抵抗率をr、前記導電性膜の膜厚をtとしたと
    き、誤差ΔDを、 ΔD=(r/(t・R´))・(L+ΔL)−D の式により求め、 前記溝の長さの誤差ΔLが前記設計長さLに対して無視
    できる程度に小さい場合に、上式に於けるL+ΔLをL
    に置き換えて、 ΔD=(r/(t・R´))・L−D の式により求めることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のパターン寸法の測定方法。
JP5142493A 1993-02-16 1993-02-16 パターン寸法の測定方法 Withdrawn JPH06244258A (ja)

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