JPH06244157A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH06244157A
JPH06244157A JP4727393A JP4727393A JPH06244157A JP H06244157 A JPH06244157 A JP H06244157A JP 4727393 A JP4727393 A JP 4727393A JP 4727393 A JP4727393 A JP 4727393A JP H06244157 A JPH06244157 A JP H06244157A
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JP
Japan
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film
mask
polycrystalline silicon
opening
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP4727393A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光装置の解像寸法より微細なパターンを再
現性よくかつ容易に被加工物に形成する。 【構成】 シリコン基板1上にシリコン酸化膜2、第1
の多結晶シリコン膜3を堆積させた後、ホトレジスト4
をマスクにして第1の多結晶シリコン膜3をパターニン
グし開口部31を形成する。この後、シリコン基板1上
全面に減圧CVD法を用いて多結晶シリコン膜5を形成
する。次に、この多結晶シリコン膜5をエッチバック
し、開口部31の側壁にサイドウォール51を形成す
る。そして、このサイドウォール51と第1の多結晶シ
リコン膜3とをマスクにして、シリコン酸化膜2を異方
性ドライエッチングし、溝21を形成する。これによ
り、開口部31の開口寸法L1 より微細な開口寸法L2
の溝21が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクを用いて微細加
工を行う半導体装置の製造方法に係り、特に露光装置の
もつ解像度よりも微細なパターンの加工ができる半導体
装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において形成されるパターン
寸法は、半導体装置の高密度集積化により微細化が進
み、半導体装置の製造工程において用いられているフォ
トリソグラフィーによる露光装置の解像限界寸法より微
細なマスクパターンの形成が要求されるようになってき
た。
【0003】従来、このような露光装置の解像限界寸法
より微細なマスクパターンを形成できる半導体装置の製
造方法としては、特開平3−125427号公報に開示
されたものがある。
【0004】この従来の製造方法について図2を参照し
て説明する。まず、図2(a)に示すように、シリコン
等の半導体基板101上に第1シリコン酸化膜102、
シリコン窒化膜103、第2シリコン酸化膜104及び
多結晶シリコン膜105を順次堆積する。
【0005】次に、図2(b)に示すように、多結晶シ
リコン膜105上にフォトレジストマスクパターン10
6を形成する。この後、ドライエッチングにより選択的
に多結晶シリコン膜105を過剰エッチングして、多結
晶シリコン膜105の側壁に、フォトレジストマスクパ
ターン106と多結晶シリコン膜105とに起因する反
応生成物のポリマー107を形成する。そして、このポ
リマー107とフォトレジストマスクパターン106を
マスクとして、第2シリコン酸化膜104とシリコン窒
化膜103とを再びドライエッチングする。
【0006】次に、フォトレジストマスクパターン10
6とポリマー107を除去した後、多結晶シリコン膜1
05を選択的にエッチングする。この後、シリコン窒化
膜103をマスクとして選択的に第1シリコン酸化膜1
02をエッチングしてパターンを形成すると、図2
(c)に示すように、露光装置による解像寸法、即ち、
フォトレジストマスクパターン106の開口寸法よりポ
リマー107の寸法だけ微細な最終パターンが得られ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、ポリマー107の形成において、寸法精度に
ばらつきがあって再現性がなく、また、ポリマー107
の形成が可能なプロセスだけにしか適用できず、更に、
工程が複雑になるなどの問題があった。
【0008】そこで、この発明は、再現性よく、かつ比
較的容易に露光装置の解像寸法より微細な最終パターン
を形成でき半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体装置の製造方法は、被加工物上に開
口部を有するマスク層を形成する工程と、前記開口部の
内部にサイドウォールを形成する工程と、このサイドウ
ォールが形成された前記マスク層を介して前記被加工物
をエッチングする工程とを有する。
【0010】また、前記マスク層上に前記マスク層と同
一の材料からなる層を形成した後、この層をエッチバッ
クすることによって前記サイドウォールを形成するのが
好ましい。
【0011】
【作用】本発明は、被加工物上に形成したマスク層の開
口部の内部に、例えば、このマスク層上に積層した同一
マスク材料をエッチバックすることによってサイドウォ
ールを形成しておき、これを通して被加工物を例えば垂
直方向から異方性エッチングする。これにより、露光装
置による解像寸法、すなわち、マスク層の開口寸法より
も微細なパターンを被加工物に形成することができる。
【0012】また、マスク層の開口部の内部に形成する
サイドウォールの幅を調整することにより、目的とする
被加工物のパターン寸法を容易に得ることができ、ま
た、再現性よく微細パターンを形成することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例につき図1を参照して
説明する。まず、図1(a)に示すように、半導体基
板、例えばシリコン基板1の上にシリコン酸化膜2を形
成し、このシリコン酸化膜2の上に、LPCVD法(減
圧CVD法)により第1の多結晶シリコン膜3を形成す
る。この後、この第1の多結晶シリコン膜3の上にフォ
トレジスト4を形成する。
【0014】次に、図1(b)に示すように、露光装置
(例えば、i線縮小投影露光装置)により所望のマスク
パターンを有するガラスマスク(図示せず)を介してフ
ォトレジスト4にパターンを縮小投影露光し、これを現
像して第1のマスクパターンとする。そして、このフォ
トレジスト4からなる第1のマスクパターンを用いて、
第1の多結晶シリコン膜3を通常の反応性イオンエッチ
ングによってエッチングした後、フォトレジスト4を除
去すると、第1の多結晶シリコン膜3からなる開口部3
1が形成された中間マスクパターンが得られる。この中
間マスクパターンで得られる最小寸法(第1開口寸法L
1 )は露光装置の解像限界寸法によって規定され、図1
(b)に示したフォトレジスト4からなる第1のマスク
パターンの第1開口寸法L1 の最小値は、例えば0.3
5μm程度である。
【0015】次に、再びLPCVD法を用いて第2の多
結晶シリコン膜5をシリコン基板1の全面に堆積する。
この後、電子サイクロトロン共鳴(以下、ECRと略記
する。)プラズマエッチングによって第2の多結晶シリ
コン膜5をエッチバックすると、開口部31の側壁に、
図1(d)に示すように、多結晶シリコン膜からなるサ
イドウォール51が形成され、このサイドウォール51
と第1の多結晶シリコン膜3とにより、第2のマスクパ
ターンが形成される。
【0016】次に、図1(e)に示すように、サイドウ
ォール51と第1の多結晶シリコン膜3とからなる第2
のマスクパターンをマスクとして、シリコン酸化膜2
を、第2のマスクパターンのマスク材に対して高選択か
つ高異方性をだすことのできるプラズマエッチングによ
りエッチングする。このプラズマエッチングは、例え
ば、CHF3 、CF4 、Arの混合ガスを用いて、50
〜200mTorr、RF(高周波)パワー600Wの
条件で行う。
【0017】そして、最後にサイドウォール51と第1
の多結晶シリコン膜3を選択的に除去すれば、図1
(f)に示すように、所望の溝21が得られ、この溝2
1の第2開口寸法L2 は0.15μmとなり、露光装置
で得られる第1開口寸法L1 に対してより微細なパター
ン(L2 <L1 )となる。
【0018】なお、上述の実施例においては、被加工物
をシリコン酸化膜2とし、マスクとして第1多結晶シリ
コン膜3、第2多結晶シリコン膜5を用いたが、このマ
スク材としては、被加工物に合わせて、多結晶シリコン
膜以外にも窒化膜、有機膜、金属膜(アルミニウム膜、
タングステン膜等)、酸化膜等を適宜選択して用いるこ
とができる。
【0019】本発明は上述のような半導体装置の製造工
程において効果的に用いられるが、他の分野において
も、同様に適用することができる。すなわち、マスクに
開口することのできる寸法よりも微細な寸法のパターン
を形成することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
光装置の解像寸法限界により規定されるマスクの開口寸
法より微細なパターンを再現性よく、かつ比較的容易に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン酸化膜 3 第1の多結晶シリコン膜 4 フォトレジスト 5 第2の多結晶シリコン膜 51 サイドウォール 21 溝 L1 第1開口寸法 L2 第2開口寸法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物上に開口部を有するマスク層を
    形成する工程と、前記開口部の内部にサイドウォールを
    形成する工程と、このサイドウォールが形成された前記
    マスク層を介して前記被加工物をエッチングする工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記マスク層上に前記マスク層と同一の
    材料からなる層を形成した後、この層をエッチバックす
    ることによって前記サイドウォールを形成することを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP4727393A 1993-02-12 1993-02-12 半導体装置の製造方法 Pending JPH06244157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324617A (ja) * 1994-09-20 2007-12-13 Raytheon Co 横方向共振トンネリング
JP2010010278A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Sharp Corp 半導体装置の製造方法、エッチング幅の補正方法、半導体装置およびmos型トランジスタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324617A (ja) * 1994-09-20 2007-12-13 Raytheon Co 横方向共振トンネリング
JP2010010278A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Sharp Corp 半導体装置の製造方法、エッチング幅の補正方法、半導体装置およびmos型トランジスタ

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