JPH0624299A - 車輌修正用クランプ - Google Patents

車輌修正用クランプ

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JPH0624299A
JPH0624299A JP20842792A JP20842792A JPH0624299A JP H0624299 A JPH0624299 A JP H0624299A JP 20842792 A JP20842792 A JP 20842792A JP 20842792 A JP20842792 A JP 20842792A JP H0624299 A JPH0624299 A JP H0624299A
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JP
Japan
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side wall
wall plate
clamp
arm member
plate
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Pending
Application number
JP20842792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shugo Fuwa
周吾 不破
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Publication of JPH0624299A publication Critical patent/JPH0624299A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D1/00Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling
    • B21D1/14Straightening frame structures
    • B21D1/145Clamps therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車におけるエンジンルームの側壁板,後
部トランクの側壁板など、これら側壁板を該側壁板と平
行に前方又は後方へ水平に引出す場合、引出す側にこれ
ら側壁板と略直角に前側壁板又は後側壁板があっても、
そのまま問題なく容易に前記側壁板を引出すことができ
るようにする。 【構成】 アーム部材1,1’の前端に接離自在な一対
の挟着具13a,13bを設け、後端に牽引用の掛止孔
20を設け、両挟着具13a,13bの挟着面と平行な
方向に牽引するようにしたクランプにおいて、前記アー
ム部材1,1’を屈曲若しくは湾曲させて山形状にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衝突事故により窪みまた
は押し潰されて変形したボディを元の状態に引き伸ばす
為に使用する車輌修正用クランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常使用されるこの種のクランプは、例
えば平面コの字形状からなる一対のクランプ本体をそれ
ぞれその窪み部が向い合うようにして抱き合わせ、両ク
ランプ本体中央にねじ軸を直角に串通して螺締する。ま
た、両クランプ本体の先端に噛合部を形成すると共に後
端の両クランプ本体間にチエン先端のフツクを掛止する
リングを介装した構成から成っている。
【0003】上記構成のクランプは、チエン先端のフッ
クをリングに掛止して引っ張ることにより両クランプ本
体の後部が前記ねじ軸を中心として両側外方へ押し開か
れ、反対に前端の噛合部が互いに内側に閉じて強固に噛
合するようになっている。そして、例えば前方から押し
潰されたエンジンルーム内の側壁板すなわちフェンダー
部を前方へ水平に引き出すにはクランプの構造からラジ
エターと対向する前側壁板が邪魔になるので、その前側
壁板の側端角部を一時的に切断して剥がしておき、その
後フェンダー部である側壁板の前縁を前記クランプで噛
合し、必要量引っ張りして修正した後、再び前記切断部
を溶接して修復している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、フェンダー
部である側壁板の変形を修理するに、いちいち前側壁板
の側端角部を切断し、それから修理するという作業は面
倒で手間が掛かり、作業時間を徒らに多く必要とし、能
率が低下するばかりか仕上げ面においてもマイナスとな
るという課題が有った。そこで、本発明は前記課題に鑑
みなされたもので、前側壁板を切断することなく容易に
側壁板を引っ張り修復することができるようにして作業
の容易化,迅速化を図るようにした新規な車輌修正用ク
ランプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の車輌修正用クランプは、アーム部材の前端
に接離自在な一対の挟着具を設け、後端に牽引用の掛止
部を設け、両挟着具の挟着面と平行に牽引するようにし
たクランプにおいて、前記アーム部材を屈曲若しくは湾
曲させて山形状に形成してなる。
【0006】
【作用】クランプのアーム部材の前端に設けた一対の挟
着具でエンジンルーム内の側壁板の前端部を強固に噛合
させ、屈曲若しくは湾曲させて山形状に形成されたアー
ム部材を前側壁板の上端縁に跨がらせる。そして、この
状態で前記アーム部材の後端の掛止部にチエン先端に取
着したフックを掛止してクランプを車体の前方へ水平に
引っ張りつつ側壁を元の状態に引き伸ばして修理作業を
行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の車輌修正用クランプの一実施
例を図面に基づき詳述する。図1乃至図4は本発明に係
るクランプを示し、図中1は水平部1aと屈曲した傾斜
部1bとからなるアーム部材であり、水平部1a側端に
は該水平部1aが取着される保持部材2を設ける。該保
持部材2は水平板部2aとその両側に垂下する垂直板部
2b,2b’とから成る。前記水平板部2aの上面に
は、水平部1aの幅を隔てて平行な一対の立壁3,3を
立設し、その間に前記水平部1aが介入する。該水平部
1aと各立壁3,3には同一軸線上に透孔4,4,4と
透孔5,5,5が開設され、これら透孔4,…と透孔
5,…にボルト6,…を挿通し、ナット7,…を螺締し
て両者を固定している。
【0008】前記両垂直板部2b,2b’には同一軸線
上に螺子孔8,8を貫設し、各螺子孔8,8に互いに外
側端にボルト頭9,9を突設した螺子軸10a,10b
を螺挿する。そして、一方の螺子軸10aはその内側端
に噛板11を垂直に取着し、また他方の螺子軸10bは
その内側端に噛柱体12を前記噛板11と直角を成すよ
う取着してそれぞれ接離自在な一対の挟着具13a,1
3bを構成している。
【0009】また、図4に示すように前記噛板11の裏
面に円筒部14を突設し、その中に螺子軸10aの先端
部15が挿入される。該先端部15の中間位置には小径
部15’が形成され、前記円筒部14の外周に穿設され
る螺子孔16に螺入するビス17の先端が前記小径部1
5’内に突入して、先端部15の抜脱を防ぐと共に螺子
軸10aが回転しても噛板11はほとんど回転しないよ
うになっている。一方、前記螺子軸10bの内端面には
中心に凹欠18が穿設され、噛柱体12の外側端に突設
した突子19が嵌入するようになっており、この場合も
螺子軸10bが回転しても噛柱体12はほとんど回転し
ないようになっている。
【0010】そして、両螺子軸10a,10bを互いに
螺締すると、その先端の噛板11と噛柱体12が近づき
互いに密接し、その間に介装される鉄板を強固に挟着す
ることとなる。また、図2に示すようにアーム部材1に
対し、挟着具13a,13bの各螺子軸10a,10b
は直角に位置する。更に、前記アーム部材1の傾斜部1
bの下端部には後記するチエン21先端に取着されるフ
ツク22を掛止するための牽引用の掛止孔20が開設さ
れ、該掛止孔20と前記一対の挟着具13a,13bと
は略同一水平位置にあり、その間のアーム部材1は山形
状に形成されることとなる。
【0011】本発明に係るクランプは上記構成よりな
り、次に作用について説明する。図5において、Aは床
面上に周知の車輌固定装置(図示せず。)により水平に
支持固定される自動車であり、正面並びに後から追突さ
れてエンジンルームの側壁板a,補助席の下部床壁板b
並びに後部トランク室の側壁板cがそれぞれ変形した場
合を示し、これらを元の状態に復元する作業方法を説明
する。
【0012】まず、エンジンルームの側壁板aについて
は、図7に拡大して示すよう該側壁板aの前端位置でそ
の外側に噛板11を、また内側に噛柱体12を配置し、
各螺子軸10a,10bのボルト頭9,9にインパクト
レンチ(図示せず。)を当てて両螺子軸10a,10b
を螺締し両挟着具13a,13bで側壁板aを挟着固定
する。この状態では前側壁板dを跨いでアーム部材1が
外に引き出されので、前側壁板dが邪魔になるようなこ
とはない。そして、アーム部材1の傾斜部1b下端に設
けられる掛止孔20にチエン21先端のフツク22を掛
止し、水平に引っぱれば引出し作業が容易に行なえる。
【0013】次に、補助席下部の座壁板bについては、
クランプを横向きにして床壁板cを噛板11と噛柱体1
2により同様に挟着固定する。この場合はアーム部材1
が足元の床前壁板eを跨ぐこととなり、この場合も該床
前壁板eが邪魔になるようになことはない。そして、前
記と同様にアーム部材1の掛止孔20にチエン21先端
のフック22を掛止し、水平に引っぱれば、引出し作業
が容易に行なえる。
【0014】更に、後部トランクの側壁板cについて
も、該側壁板cを内外側から噛板11と噛柱体12とで
挟み、同様にインパクトレンチで挟着固定し、この状態
でアーム部材1の掛止孔20にフツク22を掛止してチ
エン21を後方へ水平に引っぱれば、容易に側壁板cを
引出すことができる。この場合も、アーム部材1が後側
壁板fを跨ぐことになるので、該後側壁板fが邪魔にな
ることはない。
【0015】図6の車Bは通称ワンボックスカーと言わ
れる車で、前方から追突され助手席の足元の床側壁板e
を上下側からそれぞれ挟着具13a、13bの噛板11
と噛柱体12とで挟み挟着固定する。この場合はアーム
部材1が前側壁板dを跨ぐことになり、該前側壁板dが
邪魔になることはなく、同様に水平に引出すことができ
る。
【0016】図8,図9に示すクランプは他の実施例を
示すもので、側面半円形で山形状を成す一対のアーム部
材1’,1’を一定の間隔を離して平行に配置し、前端
に前記実施例と同様に接離自在な一対の挟着具13a、
13bを設けてなる。また、後端には両アーム部材
1’,1’に同一軸線上に透孔23,23を設け、両透
孔23,23に支持ボルト24を挿通してナット25で
固定する。そして、前記支持ボルト24に一端に設けた
筒部26aを遊嵌した係止板26を取着し、該係止板2
6にフック22を掛止する係止孔20を開設した構成よ
りなる。このようなクランプであっても、前記実施例と
同様な引っ張り作業ができる。なお、前記アーム部材
1,1’は、くの字又は半円形に屈曲若しくは湾曲させ
たものに限らず、側面多角形に屈曲したものであっても
良く、山形状ならば目的が達成される。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のクランプは
両端にそれぞれ挟着具を取着すると共に掛止部を設けた
アーム部材を屈曲若しくは湾曲させて山形状に形成した
から、自動車の各壁板を該壁板と平行に引っ張る際、そ
の引っ張方向側に前記壁板と略直角を成す壁板があって
も邪魔にならず、そのまま容易に引張り修復作業を行う
ことができ、従来の如き邪魔になる壁板を切断するなど
の無用な手間を略くことができる。またこれにより、修
理作業の迅速化,簡略化を図ることが可能となる等有益
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクランプの斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】同正面図。
【図4】図2におけるXーX線拡大断面図。
【図5】修理状態を説明する自動車の斜視図。
【図6】修理状態を説明する車種の異なる自動車の側面
図。
【図7】使用状態を示す拡大斜視図。
【図8】他の実施例を示すクランプの平面図。
【図9】図8におけるYーY線断面図。
【符号の説明】
1,1’ アーム部材 13a,13b 挟着具 20 掛止孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム部材の前端に接離自在な一対の挟
    着具を設け、後端に牽引用の掛止部を設け、両挟着具の
    挟着面と平行に牽引するようにしたクランプにおいて、
    前記アーム部材を屈曲若しくは湾曲させて山形状に形成
    したことを特徴とする車輌修正用クランプ。
JP20842792A 1992-07-09 1992-07-09 車輌修正用クランプ Pending JPH0624299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20842792A JPH0624299A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 車輌修正用クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20842792A JPH0624299A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 車輌修正用クランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624299A true JPH0624299A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16556042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20842792A Pending JPH0624299A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 車輌修正用クランプ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0624299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6481257B1 (en) * 2000-12-07 2002-11-19 Guy Chartier Automobile repair clamp

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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