JPH06242489A - 電動絞り装置を有する光学機器 - Google Patents

電動絞り装置を有する光学機器

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JPH06242489A
JPH06242489A JP2900993A JP2900993A JPH06242489A JP H06242489 A JPH06242489 A JP H06242489A JP 2900993 A JP2900993 A JP 2900993A JP 2900993 A JP2900993 A JP 2900993A JP H06242489 A JPH06242489 A JP H06242489A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影光学系の焦点距離および開放Fナンバー
に応じて開放絞り口径が変化するタイプのズームレンズ
において、開放絞り口径を安定に維持することを目的と
する。 【構成】 カム板4に対して第1の絞り羽根7を設ける
と共に、第2の絞り羽根5を設け、第1の絞り羽根7は
ズーム操作に連動して回転する第1回転リング8により
動作し、第2の絞り羽根5はステッピングモータ1によ
り駆動される第2の回転リング6により動作するように
しており、ステッピングモータ1は測光結果により駆動
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動絞り装置を有するズ
ームレンズ等の光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ズーム操作に連動して絞り口径が
補正される絞り径補正機構を有する電動絞り装置を有す
るズームレンズは本出願人により提案され、既に実用化
されている。ここでの電動絞り装置は絞り羽根駆動用モ
ータとしてステップモータが搭載されており、そのステ
ップモータは測光結果に基づいた絞り駆動量の演算結果
により駆動する。
【0003】一方、ズーム操作が行なわれた時には、ズ
ーミング後の撮影光学系の焦点距離及び開放Fナンバー
の変化に応じた絞り口径に設定する(開放で測光を行な
うシステムである為)よう前記ステップモータの駆動に
かかわらず絞り羽根をレンズ鏡筒のズーム環の補正カム
により作動させて(即ち絞り羽根による絞り駆動量を設
定させる為のカム部材を回転させることにより絞り羽根
を開閉させる)、開放絞り口径を変化させる絞り径補正
機構を設けている。尚前記カム部材をズーム環の補正カ
ムにより作動させる際、ステップモータ自体は該カム部
材の作動に追従して回転しないようにモータ自体のコギ
ング力で保持されている構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、該カム部材をズーム環の補正カムで作動さ
せてもステップモータが回転しないように保持している
コギング力には限界があり、例えばズーム環を高速で回
転させて該カム部材を回転させた時、ステップモータ自
体のコギング力が負けてモータが回転されることによ
り、適正な開放絞り口径に設定できないという問題があ
った。即ち、従来の構造はステップモータがそれ自体の
コギング力で保持されている状態でカム部材を回転させ
ることにより絞り羽根を開放絞り口径の変化に対応する
よう開閉させている。
【0005】また開放絞り口径を決定させるのはステッ
プモータで各絞り値に駆動設定する為の絞り羽根自身で
あるため、開放状態を保持する為には絞り羽根で形成し
た開放絞り口径が変化(絞り羽根が動く)したことを検
出するスイッチ(SW)、即ち絞りが開放か否かを検出
する開放信号SWの分解能をステップモータの1コギン
グに相当する。または、それ以上の分解能に上げる必要
がある。この為開放信号SWは高精度のものが必要とな
り、それを達成しようとすると構造が複雑となるばかり
ではなく、開放絞り口径値に常時絞り羽根を保持してお
く力はステップモータのコギング力のみであるので、外
部からの衝撃により絞り羽根がコギング力に打ち勝ち、
絞り羽根が動いて開放信号SWが敏感に反応してしまう
為、開放Fナンバーに対応する開放絞り口径に合わせて
保持しておくことが困難になりがちであった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の問題を
解決し、ズーム操作に応じて変化する開放絞り口径を安
定に維持できること、および開放信号スイッチの分解能
が必要以上に高精度となることを防止した電動絞り装置
を有する光学機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
構成は特許請求の範囲に記載した通りであり、ステップ
モータにより各絞り値に作動する絞り羽根(第2の遮光
羽根手段)の他に、開放絞り口径のみをズーム操作によ
り決定する絞り羽根(第1の遮光羽根手段)を新たに設
ける一方、開放信号SWの検出タイミングを第2の遮光
羽根手段が開放絞り口径より大きくなった時に検出する
ようにしたことにより、ステップモータに連結した第2
の遮光羽根手段に関係なく開放絞り口径を第1の遮光羽
根手段で設定できるので、ステップモータのコギングに
よる保持力の大小を気にせず設計できる。また開放信号
SWは第1の遮光羽根手段より設定される開放絞り口径
より、第2の遮光羽根手段が小絞り側にいかないように
即ち、第2の遮光羽根手段が開放絞り口径より大きくな
った時に検出するだけでよく、ステップモータの1コギ
ングに相当する。または、それ以上の微妙な調整という
必要はなく、ラフなSW調整で成り立つようにしたもの
である。尚撮影光学系の焦点距離に応じた開放絞り口径
がそれぞれのズーム域で差があっても絞り駆動量の助走
量を検知してその量を変えて対処する構成にしたことで
2つの遮光羽根手段を使用した絞り駆動システムは成り
立つ。
【0008】
【実施例】以下、図面に従って実施例を詳細に説明す
る。
【0009】図1は本実施例による電動絞り装置を分解
した斜視図、図2は該電動絞り装置を組み立てた形態を
示す斜視図、図3は該電動絞り装置を内蔵したレンズと
カメラ本体とを示した概略回路図、図4は絞り駆動のフ
ローチャート、図5は電動絞り装置の駆動源である1−
2相駆動ステップモータの停止位置と絞り口径との関係
を示した図である。
【0010】図1、2において、1は絞り駆動用のステ
ップモータであり、そのローター軸にはピニオンギヤ2
を有する。3は環状地板で、中央に撮影光の通路である
開口を有する一方、前記ステップモータ1を周知の方法
(例えばビス止め)で固定している。4は環状のカム板
であり、複数本の絞りカム4aが貫通して形成されてお
り、各絞り羽根5(以下第2の絞り羽根と称す)のダボ
5aが該絞りカム4a内に挿入されている。
【0011】一方、第2の絞り羽根5のダボ5bは、光
軸を中心に回転する第2の回転リング6に設けられた複
数個の穴6aに各々が挿入されている。この第2の回転
リング6は、外形6bと前記カム板4に4箇所設けられ
た離間用凸部4bの内面4cと嵌合し、環状地板3とカ
ム板4の間にはさみこんで環状地板3とカム板4をビス
止めすることでカム板4に対して回転自在に支持されて
いる。
【0012】また第2の回転リング6の周縁には同心円
状にラック6cが形成されており、前記ステップモータ
1のピニオンギヤ2と噛み合う構造となる。なお、第2
の回転リング6の突起部6dは、前記環状地板3の長穴
部3aに嵌入し、第2の回転リング6の回転が制限され
ている。一方前記カム板4に枢着されている第2の絞り
羽根5の配設面と反対の面には、前記複数本の絞りカム
4a内に各第1の絞り羽根7のダボ7aが前記第2の絞
り羽根5のダボ5aにスラスト方向で干渉しないように
挿入されている。
【0013】また第1の絞り羽根7のもう一方のダボ7
bは光軸を中心に回転する第1の回転リング8に設けら
れた複数個の穴8aに各々が挿入されている。第1の回
転リング8はリング本体8bと前記カム板4に4箇所設
けられた離間用凸部4dの内面と嵌合し、カム板4に対
して回転自在に支持されている。
【0014】一方、前記カム板4の各離間用凸部4dに
は鉤部4eが全部で4箇所設けられており、前記第1の
回転リング8のリング本体8bに引っかけることによ
り、カム板4に対して第1の回転リング8を回動可能に
ユニット化している。また、第1の回転リング8の回転
は図示せぬ鏡筒に設けられたズーム環の操作により突起
部8cが移動させられて、ズームによる開放Fナンバー
の変化に対応した開放絞り口径に第1の絞り羽根7を作
動させるよう構成している。即ちズームにより、第1の
絞り羽根7で絞り口径が変化する構造となっている。
【0015】9はカメラが開放測光を行うために、絞り
が開放状態となっているか否かを判別するスイッチ部材
で、弾性を有する線状のスイッチ片9aを絶縁体9bで
保持した構造に形成され、該絶縁体9bが環状地板3に
固着されている。10は環状地板3に電気的に導電状態
を保持して固着された導電部材からなるスイッチダボ
で、上記したスイッチ部材9のスイッチ片9aがバネ性
を有して接触できるようになっており、このスイッチダ
ボ10とスイッチ部材9とにより絞り開放を検知するス
イッチ手段を構成している。また、スイッチ部材9の導
電スイッチ片9aは環状地板3の長穴部3aに臨み、該
長穴部3aを貫通している第2の回転リング6の突起部
6dと当接可能となっており、該突起部6dとの当接で
スイッチ片9aはスイッチダボ10と接触、非接触のス
イッチ動作が行なわれる。このスイッチ手段は、開放測
光時、第2の絞り羽根5が小絞り側に外的ショックによ
り動いてしまったことを突起部6dの動作により検知し
た時には測光を禁止し、第2の絞り羽根5を開放に戻し
てから再び測光を行なう機能を果たす。
【0016】またこのスイッチ部材9は前記第2の回転
リング6の突起部6dにより作用させられるが、そのO
N−OFFタイミングは、第2の絞り羽根5で形成され
る開放絞り口径が開放Fナンバーに対応する光学的開放
口径より大きくなった時、即ち、第2の絞り羽根5で形
成される開放絞り口径が、第1の絞り羽根7で形成され
る開放絞り口径より大きくなった時にスイッチダボ10
との接触が断たれるように構成している。
【0017】20はステップモータ1及びスイッチ部材
9とダボ10とを電気的接続して電動絞り装置を作動、
制御させるための通信パターンを備えたプリント基板で
ある。なお、以上説明した構造すべてが前述した構成に
てユニット化されており、第1の絞り羽根7と第2の絞
り羽根5の作動関係は後述する図5で説明する。
【0018】次に本実施例による電動絞り装置の駆動に
ついて説明する。図3において、101はカメラ本体、
102は該カメラ本体101に着脱自在に取付けられる
撮影レンズ、103は測光回路、104はシャッター駆
動回路で、フォーカルプレンシャッター106及びマイ
クロコンピュータ105と接続されている。107はカ
メラシステムの作動を司る電池、108aはカメラ本体
101側の接点群、108bは撮影レンズ102側の接
点群で、撮影レンズ102とカメラ本体101との装置
が完了した時、接点108aと108bが接触するよう
に配置されている。109は絞り駆動用ステップモータ
116(図1のモータ1に相当)を内蔵する電動絞り装
置本体で、絞り駆動回路110に接続され、またレンズ
内マイクロコンピュータ111に接続されている。11
2は撮影レンズ102の焦点距離を検知するズームブラ
シ、113は絞り開放信号スイッチ(図1のスイッチ部
材9とダボ10に相当)である。次に該撮影レンズ10
2(以後はズームレンズに限定するので102はズーム
レンズとする)及びカメラ本体101の外部の動作を図
4のフローチャートに従って説明する。
【0019】図4において、ステップ#2で各アクチュ
エータ及びカウンタその他がリセットされる。ステップ
#3でまず、カメラの測光回路103で光量を測光し、
ステップ#4にてマイクロコンピュータ105によりフ
ィルム感度、シャッタースピード、絞り値の要素を考慮
して周知の方法で演算し絞り段数を決定する。そしてズ
ームレンズ102内のマイクロコンピュータ111に絞
り駆動命令を送る。
【0020】絞り駆動命令を受けたズームレンズ102
内のマイクロコンピュータ111は、ステップ#5でカ
メラ本体101側からの絞り段数情報をステップモータ
の駆動ステップに変換する。更にステップ#6でズーム
ブラシ112からの信号(以下ズーム信号と称す)によ
りズームレンズ102の焦点位置を検知し、焦点距離及
び開放Fナンバーに合った助走絞り駆動量を判別する。
【0021】これはステップ#7、#8、#9で行なわ
れ、絞り段数+助走絞り駆動量の駆動ステップ数に応じ
て絞り駆動回路110でコイル114、115のどちら
方向に通電するかを決定することにより、ステップモー
タ116を任意の量だけ回転させることができる。な
お、ズームによる開放口径の変化は、前述したようにス
テップモータで駆動される第2絞り羽根5とは別の第1
の絞り羽根7により、ズームカム環の動きに対応して開
放絞り口径変化に対応するので開放測光値が狂うことは
ない。
【0022】即ち指定絞り口径を焦点距離及び開放Fナ
ンバーに応じて助走ステップ量を変えることで合わせる
ことが可能になる。この動作はステップ#10で行なわ
れる。
【0023】図5は図3で図示してある1−2相駆動ス
テップモータ116の停止位置と絞り口径との関係を示
した図である。図において、a(白丸)はステップモー
タに通電をしなくても止まれる安定位置つまり1相通電
位置、b(黒丸)は2つのコイルに同時通電して止まれ
る2相通電位置、c、f、gは前述したズームによる開
放口径の変化に対応させるようズームカム環の動きによ
り、変化させる第1の遮光羽根7による開放絞り口径で
あり、c、f、gはそれぞれテレ、ミドル、ワイドの開
放絞り口径に対応する。またこの時の助走絞り駆動量は
hとiとjで示す量となり、この量をズーム信号により
検知する。
【0024】dはステップモータのメカニカルスタンバ
イ位置であり、eはメカニカルストッパー位置で、これ
以上ステップモータが回れない位置である。なお、測光
結果に基づいた絞り駆動量は、テレ、ミドル、ワイドそ
れぞれc、f、gからの絞り駆動量であり、上記の様に
ズーム信号で助走絞り駆動量を検知する事によりどのズ
ーム域でも正確な絞り込み時の絞り口径を合わせること
が可能である。
【0025】一方、開放か否かを検知する開放信号スイ
ッチ113の検出位置は前述した第1の遮光羽根7によ
り形成される開放絞り口径の一番大きい口径、即ち、図
5によるとg位置とメカニカルスタンバイ位置のd位置
との間のいずれか部分に開放検出位置を設ければ良く、
(図5ではk範囲)、高分解能の開放信号スイッチは必
要としない。
【0026】即ち、ステップモータにより駆動させられ
る前述した第2の遮光羽根5で開放口径を決定すると、
その羽根自体で開放口径を決定している関係上、その羽
根を動かさない為にはそこに設けた開放信号スイッチ1
13は、1ステップ以内またはそれ以下のON−OFF
を検知しないと開放口径値がバラついて開放測光エラー
となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ズームで開放絞り口径が変化するタイプのズームレンズ
等の光学機器において、その開放絞り口径の変化に対応
して変化する第1の遮光羽根手段と、例えばステップモ
ータにより設定された絞り値まで作動する第2の遮光羽
根手段との2つの遮光羽根(絞り羽根)部材を設けるこ
とにより、ステップモータにより駆動される第2の遮光
羽根手段に関係なく、第1の遮光羽根手段で開放絞り口
径が設定でき、即ち開放絞り口径の保持をステップモー
タのコギング力で行なうことがないので、常時絞り値に
ズレを生じさせずに確実に開放絞り口径に保持できると
いう効果がある。
【0028】また、絞り駆動のためステップモータによ
り作動される第2の遮光羽根手段とは関係なしに開放絞
り口径を第1の遮光羽根手段で決定している為、第2の
遮光羽根手段に設けた開放信号SWはラフな調整です
み、複雑なSW構造を必要としないという効果もある。
【0029】さらに、2つの遮光羽根手段は、絞り羽根
を開閉させるカム部材のカム溝を共用していることによ
り、カム部材の、カム溝を2つの遮光羽根手段の駆動分
設けたことによる強度不足を発生させずに即ち、その強
度不足でカム部材自体の曲がりによるカム溝の変形を生
じさせないようにできるという効果もある。(カム溝が
変形すると絞り羽根の動きが悪くなる)。さらに第1の
遮光羽根手段、第2の遮光羽根手段、駆動モータをユニ
ット化したことによりレンズ鏡筒のどの場所にも容易に
配置でき、スペース効率も良く簡単に開放口径の変化に
対応できる絞り装置を搭載できるため、その効果は絶大
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動絞り装置の一実施例を示す斜
視図。
【図2】図1の電動絞り装置を組立てユニット化した形
態図。
【図3】図1の電動絞り装置を内蔵した光学機器とカメ
ラ本体とを示した概略回路図。
【図4】図3の回路の絞り駆動動作を説明するフローチ
ャート。
【図5】図1のステップモータの停止位置と絞り口径と
の関係を示した図。
【符号の説明】
1、116…駆動モータ(ステップモータ) 2…ピニオンギヤ 3…環状地板 4…カム板(環状の固定部材) 4a…絞りカム 5…第2の絞り羽根(第2の遮光羽根手段) 6…第2の回転リング(第2の遮光羽根手段) 7…第1の絞り羽根(第1の遮光羽根手段) 8…第1の回転リング(第1の遮光羽根手段) 8c…突起 9、113…開放信号スイッチ(開放状態検出手段) 10、113…スイッチダボ(開放状態検出手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の焦点距離及び開放Fナンバ
    ーに応じて開放絞り口径が変化するズームレンズと、該
    開放絞り口径の変化に対応させるよう機械的に絞り口径
    値を変化させる第1の遮光羽根手段と、駆動モータによ
    り作動させられ、測光結果に基づいた絞り口径値まで絞
    りを変化させる第2の遮光羽根手段と、を具備している
    ことを特徴とする電動絞り装置を有する光学機器。
  2. 【請求項2】 該第2の遮光羽根手段には、絞りが開放
    であるか否かを検出する開放状態検出手段を有し、該開
    放状態検出手段の検出は、第2の遮光羽根手段による開
    放絞り口径が、開放Fナンバーに対応する光学的開放口
    径より大きくなった時に検出することを特徴とする請求
    項1の電動絞り装置を有する光学機器。
  3. 【請求項3】 該第2の遮光羽根手段には、絞りが開放
    であるか否かを検出する開放状態検出手段を有し、該開
    放状態検出手段の検出は、該第2の遮光羽根手段の遮光
    羽根による開放絞り口径が、該第1の遮光羽根手段の遮
    光羽根による開放絞り口径より大きくなった時に検出す
    ることを特徴とする請求項1の電動絞り装置を有する光
    学機器。
  4. 【請求項4】 該第2の遮光羽根手段を駆動する該駆動
    モータの制御手段は、測光結果に基づいた絞り駆動量を
    演算する一方、ズーム操作が行なわれた時にはズーミン
    グ後の撮影光学系の焦点距離及び開放Fナンバーに対応
    した駆動モータの助走絞り駆動量を求め、該測光値に基
    づく絞り駆動量と該助走絞り駆動量との和に基づいて該
    駆動モータを駆動するよう構成したことを特徴とする請
    求項1、2又は3の電動絞り装置を有する光学機器。
  5. 【請求項5】 該第1の遮光羽根手段及び該第2の遮光
    羽根手段は、中心に光路穴を有した環状の固定部材に設
    けている共通のカム部により開閉可能にしたことを特徴
    とする請求項1、2、3又は4の電動絞り装置を有する
    光学機器。
  6. 【請求項6】 該環状の固定部材に設けているカム部は
    貫通されており、該環状の固定部材の両側に該第1の遮
    光羽根手段、該第2の遮光羽根手段を配置したことを特
    徴とする請求項5の電動絞り装置を有する光学機器。
  7. 【請求項7】 前記第1の遮光羽根手段、第2の遮光羽
    根手段、駆動モータはユニット化されていることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかの電動絞り装置を有
    する光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033903A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Fujinon Corp レンズ鏡胴
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