JPH0624237Y2 - 収納凹部を有する扁平ケ−ス - Google Patents
収納凹部を有する扁平ケ−スInfo
- Publication number
- JPH0624237Y2 JPH0624237Y2 JP1987050853U JP5085387U JPH0624237Y2 JP H0624237 Y2 JPH0624237 Y2 JP H0624237Y2 JP 1987050853 U JP1987050853 U JP 1987050853U JP 5085387 U JP5085387 U JP 5085387U JP H0624237 Y2 JPH0624237 Y2 JP H0624237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat case
- hole
- storage recess
- plate
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、収納凹部を有するケースに関する。
（従来技術） 従来、例えばシャープペンシル及び芯ケースをケースに
収納する場合、第３図、第４図に示す如く、ウレタンか
らなる扁平ケース本体２０の上部２０ａにシャープペン
シル２１及び芯ケース２２，２３とそれらの取り出しの
ための透孔を打ち抜き等の方法で形成し、上部２０ａと
同形板状の底部２０ｂを接着剤等を用いて貼り合せて、
シャープペンシル２１及び芯ケース２２，２３を収納す
る凹部２４，２５，２６、取り出し凹部２４ａ，２５
ａ，２６ａを形成している。２７はケース本体２０に横
から挿通した透明カバーである。
収納する場合、第３図、第４図に示す如く、ウレタンか
らなる扁平ケース本体２０の上部２０ａにシャープペン
シル２１及び芯ケース２２，２３とそれらの取り出しの
ための透孔を打ち抜き等の方法で形成し、上部２０ａと
同形板状の底部２０ｂを接着剤等を用いて貼り合せて、
シャープペンシル２１及び芯ケース２２，２３を収納す
る凹部２４，２５，２６、取り出し凹部２４ａ，２５
ａ，２６ａを形成している。２７はケース本体２０に横
から挿通した透明カバーである。
（考案が解決しようとする問題点） ところで上記従来技術に於ては、シャープペンシル２
１、芯ケース２２，２３を凹部２４，２５，２６から取
り出す場合、取り出し凹部２４ａ，２５ａ，２６ａに指
を入れてシャープペンシル２１、芯ケース２２，２３を
押し上げて取り出さなければならないので取り出し難
く、又、収納物の厚さが違う場合は凹部に収納した収納
物が面一にならずガタを生じたり、扁平ケース本体２０
は透孔を有する上部２０ａと該上部２０ａと同形板状の
底部２０ｂとを貼り合せて成形するので、作業工程が繁
雑となり、扁平ケース本体２０の製作がコストアップに
なるという問題点があった。
１、芯ケース２２，２３を凹部２４，２５，２６から取
り出す場合、取り出し凹部２４ａ，２５ａ，２６ａに指
を入れてシャープペンシル２１、芯ケース２２，２３を
押し上げて取り出さなければならないので取り出し難
く、又、収納物の厚さが違う場合は凹部に収納した収納
物が面一にならずガタを生じたり、扁平ケース本体２０
は透孔を有する上部２０ａと該上部２０ａと同形板状の
底部２０ｂとを貼り合せて成形するので、作業工程が繁
雑となり、扁平ケース本体２０の製作がコストアップに
なるという問題点があった。
（問題点を解決するための手段） 本考案は前記問題点を解決することを目的としており、
扁平ケース本体に収納物を収納し得る透孔を設け、前記
扁平ケース本体より薄く、かつ、透孔より僅かに大きく
形成した板状底部を透孔に上下方向に移動可能で移動位
置に摩擦係合で保持し得る如く嵌合したことを特徴とす
るものである。
扁平ケース本体に収納物を収納し得る透孔を設け、前記
扁平ケース本体より薄く、かつ、透孔より僅かに大きく
形成した板状底部を透孔に上下方向に移動可能で移動位
置に摩擦係合で保持し得る如く嵌合したことを特徴とす
るものである。
以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。ウ
レタン、ポリエチレン等の発泡体やコルク等の弾性部材
からなる扁平ケース本体１にシャープペンシル２及び芯
ケース３，４と略同形同大の透孔５，６，７を設け、該
透孔５，６，７と同形同大で扁平ケース本体１より薄い
前記弾性体よりなる板状底部８，９を該透孔６，７に嵌
合し、芯ケース３，４の厚みと同じ深さになる位置に保
持する。板状底部８，９の大きさを透孔６，７より僅か
に大きくしてあるので、両者の弾性で板状底部８，９を
透孔６，７内で上下方向に移動し摩擦係合により移動位
置に保持させ、芯ケース３，４と同形、同大の収納凹部
を形成し、この中に芯ケース３，４を収納し上面が扁平
ケース本体１上面と面一になるようにすることができ
る。１０は本体１に横から挿入した透明カバーである。
レタン、ポリエチレン等の発泡体やコルク等の弾性部材
からなる扁平ケース本体１にシャープペンシル２及び芯
ケース３，４と略同形同大の透孔５，６，７を設け、該
透孔５，６，７と同形同大で扁平ケース本体１より薄い
前記弾性体よりなる板状底部８，９を該透孔６，７に嵌
合し、芯ケース３，４の厚みと同じ深さになる位置に保
持する。板状底部８，９の大きさを透孔６，７より僅か
に大きくしてあるので、両者の弾性で板状底部８，９を
透孔６，７内で上下方向に移動し摩擦係合により移動位
置に保持させ、芯ケース３，４と同形、同大の収納凹部
を形成し、この中に芯ケース３，４を収納し上面が扁平
ケース本体１上面と面一になるようにすることができ
る。１０は本体１に横から挿入した透明カバーである。
芯ケース３，４を取り出す時は透明カバー１０を引き抜
いて外し、板状底部８，９を下から上に押し上げればよ
い。又、芯ケース３，４の厚みが異る時は芯ケース３，
４が扁平ケース本体１の上面と面一になるよう板状底部
８，９の位置や厚味を調整すればよい。
いて外し、板状底部８，９を下から上に押し上げればよ
い。又、芯ケース３，４の厚みが異る時は芯ケース３，
４が扁平ケース本体１の上面と面一になるよう板状底部
８，９の位置や厚味を調整すればよい。
なお、板状部材は必ずしも前記した弾性部材である必要
はなく種々の材質のものが適用でき、又、形状において
も透孔と同形同大である必要はなく、第５図に示す如く
半分の大きさであったり、第６図に示す如く貫通孔を持
ったものでもよく、収納物の形状に合せて種々変更可能
なものである。
はなく種々の材質のものが適用でき、又、形状において
も透孔と同形同大である必要はなく、第５図に示す如く
半分の大きさであったり、第６図に示す如く貫通孔を持
ったものでもよく、収納物の形状に合せて種々変更可能
なものである。
（効果） 本考案によると、扁平ケース本体に収納物を収納し得る
透孔を設け、前記扁平ケース本体より薄く、かつ、透孔
より僅かに大きく形成した板状底部を透孔に上下方向に
移動可能で移動位置に摩擦係合で保持し得る如く嵌合し
てあるので、組立て時、扁平ケース本体の透孔内に板状
底部を手で入れて任意の深さの収納凹部を形成でき、収
納物の厚みが異っても収納凹部内に収納した収納物と扁
平ケース本体上面とを常に面一にできるのでガタを生ず
ることがなく、板状底部を下から上に押すことにより収
納物を簡単に取り出すことができ、又、従来のように扁
平ケース本体を上部と底部に分割して貼り合せる必要が
ないので、手間がかゝらず簡単にしかも安価に製作でき
る。
透孔を設け、前記扁平ケース本体より薄く、かつ、透孔
より僅かに大きく形成した板状底部を透孔に上下方向に
移動可能で移動位置に摩擦係合で保持し得る如く嵌合し
てあるので、組立て時、扁平ケース本体の透孔内に板状
底部を手で入れて任意の深さの収納凹部を形成でき、収
納物の厚みが異っても収納凹部内に収納した収納物と扁
平ケース本体上面とを常に面一にできるのでガタを生ず
ることがなく、板状底部を下から上に押すことにより収
納物を簡単に取り出すことができ、又、従来のように扁
平ケース本体を上部と底部に分割して貼り合せる必要が
ないので、手間がかゝらず簡単にしかも安価に製作でき
る。
第１図は本考案の一実施例平面図、第２図は第１図のＡ
−Ａ正断面図、第３図は従来品の平面図、第４図は第３
図のＢ−Ｂ正断面図、第５，６図は板状底部の他の実施
例を示す平面図である。 １…扁平ケース本体 ２…シャープペンシル ３，４…芯ケース ５，６，７…透孔 ８，９…板状底部
−Ａ正断面図、第３図は従来品の平面図、第４図は第３
図のＢ−Ｂ正断面図、第５，６図は板状底部の他の実施
例を示す平面図である。 １…扁平ケース本体 ２…シャープペンシル ３，４…芯ケース ５，６，７…透孔 ８，９…板状底部
Claims (1)
- 【請求項１】扁平ケース本体に収納物を収納し得る透孔
を設け、前記扁平ケース本体より薄く、かつ、透孔より
僅かに大きく形成した板状底部を透孔に上下方向に移動
可能で移動位置に摩擦係合で保持し得る如く嵌合したこ
とを特徴とする収納凹部を有する扁平ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987050853U JPH0624237Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 収納凹部を有する扁平ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987050853U JPH0624237Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 収納凹部を有する扁平ケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63161785U JPS63161785U (ja) | 1988-10-21 |
| JPH0624237Y2 true JPH0624237Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=30874590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987050853U Expired - Lifetime JPH0624237Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 収納凹部を有する扁平ケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624237Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5317952A (en) * | 1976-07-31 | 1978-02-18 | Hitachi Ltd | Power supply circuit |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP1987050853U patent/JPH0624237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63161785U (ja) | 1988-10-21 |
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