JPH06241868A - 重量測定装置 - Google Patents
重量測定装置Info
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- JPH06241868A JPH06241868A JP3217793A JP3217793A JPH06241868A JP H06241868 A JPH06241868 A JP H06241868A JP 3217793 A JP3217793 A JP 3217793A JP 3217793 A JP3217793 A JP 3217793A JP H06241868 A JPH06241868 A JP H06241868A
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- Japan
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- conveyor
- detection sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な形状の被測定物の移乗や接近した被測
定物の移乗を正確に判断できる重量測定装置を得る。 【構成】 搬入検出センサによる移乗検出後、その後の
搬入検出センサによる検出にかかわらず、被測定物長さ
に基づいて搬送速度から算出した移乗完了時間Lt の経
過を計測し(ステップ180,190)、その経過後、
応答時間Ft 及び取込時間St が経過するまでの間に、
搬入検出センサによる被測定物の検出により移乗があっ
たか否かを判断する(ステップ200〜270)。移乗
ありのときには重量計測を行うことなく被測定物を排出
し(ステップ500)、移乗なしのときには計測結果に
基づいて搬送コンベア上の被測定物の重量を算出する
(ステップ280,290)。
定物の移乗を正確に判断できる重量測定装置を得る。 【構成】 搬入検出センサによる移乗検出後、その後の
搬入検出センサによる検出にかかわらず、被測定物長さ
に基づいて搬送速度から算出した移乗完了時間Lt の経
過を計測し(ステップ180,190)、その経過後、
応答時間Ft 及び取込時間St が経過するまでの間に、
搬入検出センサによる被測定物の検出により移乗があっ
たか否かを判断する(ステップ200〜270)。移乗
ありのときには重量計測を行うことなく被測定物を排出
し(ステップ500)、移乗なしのときには計測結果に
基づいて搬送コンベア上の被測定物の重量を算出する
(ステップ280,290)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物を搬送しなが
ら、被測定物の重量を測定する重量測定装置に関するも
のである。
ら、被測定物の重量を測定する重量測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動化されたライン中に重量
測定装置を介装し、投入コンベアで搬入された被測定物
の重量を重量測定装置により測定し、その測定結果に基
づいて後処理装置で被測定物の処理をするものが種々知
られている。例えば、特開平1−113621号公報に
あるように、被測定物の重量を測定し、所定個数の被測
定物の総重量が所定範囲となるような組合せを得る装置
が知られている。このような装置では、被測定物を搬入
する投入コンベアから移乗された被測定物を搬送コンベ
アにより搬送しながら、搬送コンベアの重量と共に被測
定物の重量を測定していた。
測定装置を介装し、投入コンベアで搬入された被測定物
の重量を重量測定装置により測定し、その測定結果に基
づいて後処理装置で被測定物の処理をするものが種々知
られている。例えば、特開平1−113621号公報に
あるように、被測定物の重量を測定し、所定個数の被測
定物の総重量が所定範囲となるような組合せを得る装置
が知られている。このような装置では、被測定物を搬入
する投入コンベアから移乗された被測定物を搬送コンベ
アにより搬送しながら、搬送コンベアの重量と共に被測
定物の重量を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、搬送コンベアへの被測定物の移乗を
検出する搬入検出センサを設けているが、搬入検出セン
サとして例えば光電センサを用いた場合、被測定物の形
状が複雑である場合には、1個の被測定物の通過にもか
かわらず、光電センサが複数回反応する場合がある。こ
れは、光電センサの場合に限らず、他のいわゆる近接セ
ンサやリミットスイッチ等の検出センサでも同様であ
る。その場合には、搬入検出センサの反応により、被測
定物が完全に搬送コンベアに移乗していないにもかかわ
らず、被測定物の測定を開始してしまい、被測定物の正
確な測定ができない場合があるという問題があった。
た従来のものでは、搬送コンベアへの被測定物の移乗を
検出する搬入検出センサを設けているが、搬入検出セン
サとして例えば光電センサを用いた場合、被測定物の形
状が複雑である場合には、1個の被測定物の通過にもか
かわらず、光電センサが複数回反応する場合がある。こ
れは、光電センサの場合に限らず、他のいわゆる近接セ
ンサやリミットスイッチ等の検出センサでも同様であ
る。その場合には、搬入検出センサの反応により、被測
定物が完全に搬送コンベアに移乗していないにもかかわ
らず、被測定物の測定を開始してしまい、被測定物の正
確な測定ができない場合があるという問題があった。
【0004】また、2個の被測定物が接近して搬送コン
ベアに搬入された場合、搬入検出センサは同じく複数回
反応するが、この場合と形状が複雑であるために複数回
反応した場合との区別がつかず、しかも、搬送コンベア
上に同時に2個の被測定物が載ってしまい、これを1個
の被測定物の重量として測定してしまうという問題があ
った。
ベアに搬入された場合、搬入検出センサは同じく複数回
反応するが、この場合と形状が複雑であるために複数回
反応した場合との区別がつかず、しかも、搬送コンベア
上に同時に2個の被測定物が載ってしまい、これを1個
の被測定物の重量として測定してしまうという問題があ
った。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、複雑な形状の被測定物の移乗や接近した被
測定物の移乗を正確に判断できる重量測定装置を提供す
ることにある。
を目的とし、複雑な形状の被測定物の移乗や接近した被
測定物の移乗を正確に判断できる重量測定装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、図1に例示する如く、被測定物M1を
搬入する投入コンベアM2から移乗された前記被測定物
M1を所定の搬送速度で搬送する搬送コンベアM3によ
り前記被測定物M1を搬送しながらその重量を測定する
重量測定装置において、前記搬送コンベアM3と固定側
との間に配置され、前記搬送コンベアM3に加わる荷重
に応じた検出信号を出力する荷重検出センサM4と、所
定の計測時間の経過で前記荷重検出センサM4からの信
号に基づいて重量を計測する重量計測手段M5と、前記
投入コンベアM2から前記搬送コンベアM3への移乗開
始を検出する搬入検出センサM6と、該搬入検出センサ
M6による移乗検出後、その後の前記搬入検出センサM
6による検出にかかわらず、被測定物長さに基づいて前
記搬送速度から算出した移乗完了時間の経過を計測する
移乗計測手段M7と、該移乗計測手段M7による移乗完
了時間経過後、前記計測時間が経過するまでの間に、前
記搬入検出センサM6による前記被測定物M1の検出に
より移乗があったか否かを判断する接近搬入判断手段M
8と、該接近搬入判断手段M8により前記被測定物M1
の移乗ありと判断されたときには前記重量計測手段M5
による計測を行うことなく前記被測定物M1の排出を行
う排出制御手段M9と、前記接近搬入判断手段M8によ
り前記被測定物M1の移乗なしと判断されたときには、
前記重量計測手段M5による計測結果に基づいて前記搬
送コンベアM3上の前記被測定物M1の重量を算出する
算出手段M10と、を備えたことを特徴とする重量測定
装置の構成がそれである。
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、図1に例示する如く、被測定物M1を
搬入する投入コンベアM2から移乗された前記被測定物
M1を所定の搬送速度で搬送する搬送コンベアM3によ
り前記被測定物M1を搬送しながらその重量を測定する
重量測定装置において、前記搬送コンベアM3と固定側
との間に配置され、前記搬送コンベアM3に加わる荷重
に応じた検出信号を出力する荷重検出センサM4と、所
定の計測時間の経過で前記荷重検出センサM4からの信
号に基づいて重量を計測する重量計測手段M5と、前記
投入コンベアM2から前記搬送コンベアM3への移乗開
始を検出する搬入検出センサM6と、該搬入検出センサ
M6による移乗検出後、その後の前記搬入検出センサM
6による検出にかかわらず、被測定物長さに基づいて前
記搬送速度から算出した移乗完了時間の経過を計測する
移乗計測手段M7と、該移乗計測手段M7による移乗完
了時間経過後、前記計測時間が経過するまでの間に、前
記搬入検出センサM6による前記被測定物M1の検出に
より移乗があったか否かを判断する接近搬入判断手段M
8と、該接近搬入判断手段M8により前記被測定物M1
の移乗ありと判断されたときには前記重量計測手段M5
による計測を行うことなく前記被測定物M1の排出を行
う排出制御手段M9と、前記接近搬入判断手段M8によ
り前記被測定物M1の移乗なしと判断されたときには、
前記重量計測手段M5による計測結果に基づいて前記搬
送コンベアM3上の前記被測定物M1の重量を算出する
算出手段M10と、を備えたことを特徴とする重量測定
装置の構成がそれである。
【0007】
【作用】前記構成を有する重量測定装置は、投入コンベ
アM2が被測定物M1を搬送コンベアM3に搬入し、搬
入検出センサM6が投入コンベアM2から搬送コンベア
M3への移乗開始を検出する。移乗検出後、移乗計測手
段M7が、その後の搬入検出センサM6による検出にか
かわらず、移乗完了時間の経過を計測し、接近搬入判断
手段M8が、移乗完了時間経過後、計測時間が経過する
までの間に移乗があったか否かを判断する。そして、移
乗ありと判断されたときには、排出制御手段M9が、重
量計測手段M5による計測を行うことなく被測定物M1
の排出を行い、移乗なしと判断されたときには、算出手
段M10が、計測結果に基づいて搬送コンベアM3上の
被測定物M1の重量を算出する。
アM2が被測定物M1を搬送コンベアM3に搬入し、搬
入検出センサM6が投入コンベアM2から搬送コンベア
M3への移乗開始を検出する。移乗検出後、移乗計測手
段M7が、その後の搬入検出センサM6による検出にか
かわらず、移乗完了時間の経過を計測し、接近搬入判断
手段M8が、移乗完了時間経過後、計測時間が経過する
までの間に移乗があったか否かを判断する。そして、移
乗ありと判断されたときには、排出制御手段M9が、重
量計測手段M5による計測を行うことなく被測定物M1
の排出を行い、移乗なしと判断されたときには、算出手
段M10が、計測結果に基づいて搬送コンベアM3上の
被測定物M1の重量を算出する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図2は本発明の一実施例である重量測定装置
の概略構成図である。1は被測定物であり、被測定物1
としては、根菜類、魚などの生鮮食料品や、工業製品な
どがある。
説明する。図2は本発明の一実施例である重量測定装置
の概略構成図である。1は被測定物であり、被測定物1
としては、根菜類、魚などの生鮮食料品や、工業製品な
どがある。
【0009】2は投入コンベアであり、減速機付モータ
4の回転駆動により被測定物1を搬送するベルト式のも
のである。この投入コンベア2に直列に搬送コンベア6
が配置されており、投入コンベア2と搬送コンベア6と
の間には、投入コンベア2から搬送コンベア6に移乗を
開始するときの被測定物1を検出する光電センサを用い
た搬入検出センサ7が設けられている。尚、光電センサ
に限らず、近接センサやリミットスイッチ等でもよい。
4の回転駆動により被測定物1を搬送するベルト式のも
のである。この投入コンベア2に直列に搬送コンベア6
が配置されており、投入コンベア2と搬送コンベア6と
の間には、投入コンベア2から搬送コンベア6に移乗を
開始するときの被測定物1を検出する光電センサを用い
た搬入検出センサ7が設けられている。尚、光電センサ
に限らず、近接センサやリミットスイッチ等でもよい。
【0010】搬送コンベア6は、フレーム8の両端に回
転可能に支承された駆動ローラ10と従動ローラ12と
を備え、両ローラ10,12間には、ベルト14が張設
されている。また、フレーム8には、減速機付モータ1
6が取り付けられており、この減速機付モータ16の回
転は、タイミングベルト18により駆動ローラ10に伝
達されるように構成されている。
転可能に支承された駆動ローラ10と従動ローラ12と
を備え、両ローラ10,12間には、ベルト14が張設
されている。また、フレーム8には、減速機付モータ1
6が取り付けられており、この減速機付モータ16の回
転は、タイミングベルト18により駆動ローラ10に伝
達されるように構成されている。
【0011】一方、フレーム8は、ロードセルを用いた
荷重検出センサ20の一端に固定されており、荷重検出
センサ20の他端は固定ベース22に固定されている。
本実施例の荷重検出センサ20は、ひずみゲージを用
い、加わる荷重に応じた検出信号を出力するものであ
る。
荷重検出センサ20の一端に固定されており、荷重検出
センサ20の他端は固定ベース22に固定されている。
本実施例の荷重検出センサ20は、ひずみゲージを用
い、加わる荷重に応じた検出信号を出力するものであ
る。
【0012】荷重検出センサ20は、図3に示すよう
に、増幅器24に接続され、検出信号が増幅されて、ロ
ーパスフィルタ26に入力されるように構成されてい
る。ローパスフィルタ26は、前記駆動ローラ10の回
転数に対応した周波数を超える成分を遮断するものが好
ましい。
に、増幅器24に接続され、検出信号が増幅されて、ロ
ーパスフィルタ26に入力されるように構成されてい
る。ローパスフィルタ26は、前記駆動ローラ10の回
転数に対応した周波数を超える成分を遮断するものが好
ましい。
【0013】そして、ローパスフィルタ26は積分型ア
ナログ−デジタル変換器28に接続されている。この積
分型アナログ−デジタル変換器28は、指示信号が入力
されると、予め設定された取込時間St の間、ローパス
フィルタ26を通過した信号を積分し、デジタル信号に
変換して出力する構成のものである。本実施例では、取
込時間St は、駆動ローラ10の回転数nの1周期に対
応しており、取込時間St =1/nである。尚、本実施
例では、ローパスフィルタ26と積分型アナログ−デジ
タル変換器28とが重量計測手段M5を構成している。
ナログ−デジタル変換器28に接続されている。この積
分型アナログ−デジタル変換器28は、指示信号が入力
されると、予め設定された取込時間St の間、ローパス
フィルタ26を通過した信号を積分し、デジタル信号に
変換して出力する構成のものである。本実施例では、取
込時間St は、駆動ローラ10の回転数nの1周期に対
応しており、取込時間St =1/nである。尚、本実施
例では、ローパスフィルタ26と積分型アナログ−デジ
タル変換器28とが重量計測手段M5を構成している。
【0014】この積分型アナログ−デジタル変換器28
は、電子制御回路50に接続されており、電子制御回路
50は、周知のCPU52、制御用のプログラムやデー
タを予め格納するROM54、読み書き可能なRAM5
6を中心に論理演算回路として構成され、入出力回路5
8、駆動回路60、表示駆動回路62がコモンバス64
を介して相互に接続されて、外部との入出力を行うよう
構成されている。
は、電子制御回路50に接続されており、電子制御回路
50は、周知のCPU52、制御用のプログラムやデー
タを予め格納するROM54、読み書き可能なRAM5
6を中心に論理演算回路として構成され、入出力回路5
8、駆動回路60、表示駆動回路62がコモンバス64
を介して相互に接続されて、外部との入出力を行うよう
構成されている。
【0015】そして、CPU52は、入出力回路58を
介して、積分型アナログ−デジタル変換器28、搬入検
出センサ7から信号を入力し、また、これらの信号、R
OM54、RAM56内のプログラムやデータ等に基づ
いてCPU52は、入出力回路58を介して積分型アナ
ログ−デジタル変換器28に、駆動回路60を介して両
減速機付モータ4,16に、表示駆動回路62を介して
表示装置66に信号を出力するようにされている。
介して、積分型アナログ−デジタル変換器28、搬入検
出センサ7から信号を入力し、また、これらの信号、R
OM54、RAM56内のプログラムやデータ等に基づ
いてCPU52は、入出力回路58を介して積分型アナ
ログ−デジタル変換器28に、駆動回路60を介して両
減速機付モータ4,16に、表示駆動回路62を介して
表示装置66に信号を出力するようにされている。
【0016】次に、本実施例の重量測定装置の作動につ
いて、図4〜7のフローチャートによって説明する。ま
ず、運転に先立って、図示しないキーボードから被測定
物1の内でも最も長い被測定物1の長さLx あるいは被
測定物1に所定の余裕を加えた長さLx が入力されて記
憶される。そして、測定制御処理が実行されると、この
被測定物長さLx が読み込まれる(ステップ100)。
いて、図4〜7のフローチャートによって説明する。ま
ず、運転に先立って、図示しないキーボードから被測定
物1の内でも最も長い被測定物1の長さLx あるいは被
測定物1に所定の余裕を加えた長さLx が入力されて記
憶される。そして、測定制御処理が実行されると、この
被測定物長さLx が読み込まれる(ステップ100)。
【0017】また、被測定物1が投入コンベア2から搬
送コンベア6に移乗を開始してから完全に移乗するまで
の移乗完了時間Lt が下記(1)式により算出される。 Lt =Lx /V …(1) 更に、予め設定されたローパスフィルタ26の応答時間
Ft 及び積分型アナログ−デジタル変換器28の前記取
込時間St が読み込まれ、計測時間Ts が下記(2)式
から算出される(ステップ110)。応答時間Ft は、
ローパスフィルタ26の時定数に応じた時間であり、応
答時間Ft 経過後は、ローパスフィルタ26からの信号
が定常状態になる時間である。
送コンベア6に移乗を開始してから完全に移乗するまで
の移乗完了時間Lt が下記(1)式により算出される。 Lt =Lx /V …(1) 更に、予め設定されたローパスフィルタ26の応答時間
Ft 及び積分型アナログ−デジタル変換器28の前記取
込時間St が読み込まれ、計測時間Ts が下記(2)式
から算出される(ステップ110)。応答時間Ft は、
ローパスフィルタ26の時定数に応じた時間であり、応
答時間Ft 経過後は、ローパスフィルタ26からの信号
が定常状態になる時間である。
【0018】 Ts =Ft +St =(L−Lx )/V …(2) ここで、Lは搬送コンベア長さであり、Vは搬送コンベ
ア6の搬送速度である。本実施例では、搬送速度Vは搬
送時間が最短となるように、下記(3)式が成立するよ
うに設定されている。即ち、図8(イ)に示すように、
移乗完了時間Lt 及び計測時間Ts 経過時には、被測定
物1は、搬送コンベア6の端にまで搬送されるように設
定されている。尚、応答時間Ft あるいは取込時間St
に余裕時間を加えても実施可能である。
ア6の搬送速度である。本実施例では、搬送速度Vは搬
送時間が最短となるように、下記(3)式が成立するよ
うに設定されている。即ち、図8(イ)に示すように、
移乗完了時間Lt 及び計測時間Ts 経過時には、被測定
物1は、搬送コンベア6の端にまで搬送されるように設
定されている。尚、応答時間Ft あるいは取込時間St
に余裕時間を加えても実施可能である。
【0019】 V=(L−Lx )/(Ft +St ) …(3) 次に、荷重検出センサ20による検出信号が、増幅器2
4、ローパスフィルタ26を介して、積分型アナログ−
デジタル変換器28に入力され、搬送コンベア6のみの
風袋値が測定され、その結果が記憶される(ステップ1
20)。そして、両減速機付モータ4,16が回転駆動
されて、投入コンベア2、搬送コンベア6が起動される
(ステップ130)。これにより、投入コンベア2上に
投入された被測定物1は、投入コンベア2により搬送コ
ンベア6に向かって搬送される。
4、ローパスフィルタ26を介して、積分型アナログ−
デジタル変換器28に入力され、搬送コンベア6のみの
風袋値が測定され、その結果が記憶される(ステップ1
20)。そして、両減速機付モータ4,16が回転駆動
されて、投入コンベア2、搬送コンベア6が起動される
(ステップ130)。これにより、投入コンベア2上に
投入された被測定物1は、投入コンベア2により搬送コ
ンベア6に向かって搬送される。
【0020】そして、搬入検出センサ7により被測定物
1が検出されるまで待機し(ステップ140)、待機し
ている間に、予め設定された所定の一定時間である風袋
測定時間が経過したか否かを判断する(ステップ15
0)。風袋測定時間が経過していないときは、ステップ
140の処理に戻り、経過したときには、後述する処理
による風袋測定禁止となっているか否か判断する(ステ
ップ160)。
1が検出されるまで待機し(ステップ140)、待機し
ている間に、予め設定された所定の一定時間である風袋
測定時間が経過したか否かを判断する(ステップ15
0)。風袋測定時間が経過していないときは、ステップ
140の処理に戻り、経過したときには、後述する処理
による風袋測定禁止となっているか否か判断する(ステ
ップ160)。
【0021】禁止となっていないときには、ステップ1
20と同様に、荷重検出センサ20による検出信号に基
づいて、風袋値が測定され、その結果が新たな風袋値と
して更新記憶される(ステップ170)。一定時間毎に
風袋値を測定することにより、経年変化による電気回路
のドリフトや塵等の付着による風袋値の変化により、測
定値が不正確になるのを防止する。
20と同様に、荷重検出センサ20による検出信号に基
づいて、風袋値が測定され、その結果が新たな風袋値と
して更新記憶される(ステップ170)。一定時間毎に
風袋値を測定することにより、経年変化による電気回路
のドリフトや塵等の付着による風袋値の変化により、測
定値が不正確になるのを防止する。
【0022】被測定物1が搬送コンベア6に向かって搬
送され、被測定物1の先端が搬入検出センサ7により検
出されて、被測定物1が搬送コンベア6に移乗を開始す
ると(ステップ140)、移乗完了時間Lt がタイマに
セットされる(ステップ180)。そして、図8(ハ)
に示すように、移乗完了時間Lt が経過するまで搬入検
出センサ7の検出にかかわらず、待機し(ステップ19
0)、移乗完了時間Lt 経過後、搬入検出センサ7によ
り被測定物1が検出されているか否かを判断する(ステ
ップ200)。
送され、被測定物1の先端が搬入検出センサ7により検
出されて、被測定物1が搬送コンベア6に移乗を開始す
ると(ステップ140)、移乗完了時間Lt がタイマに
セットされる(ステップ180)。そして、図8(ハ)
に示すように、移乗完了時間Lt が経過するまで搬入検
出センサ7の検出にかかわらず、待機し(ステップ19
0)、移乗完了時間Lt 経過後、搬入検出センサ7によ
り被測定物1が検出されているか否かを判断する(ステ
ップ200)。
【0023】形状が複雑な被測定物1の場合には、搬送
コンベア6に移乗が完了するまでの間に、搬入検出セン
サ7が複数回オン・オフされる場合がある。そのような
場合でも、搬入検出センサ7の検出にかかわらず、移乗
完了時間Lt が経過するまで待機する。これにより、形
状が複雑な被測定物1の場合でも、搬送コンベア6への
移乗を判断することができる。
コンベア6に移乗が完了するまでの間に、搬入検出セン
サ7が複数回オン・オフされる場合がある。そのような
場合でも、搬入検出センサ7の検出にかかわらず、移乗
完了時間Lt が経過するまで待機する。これにより、形
状が複雑な被測定物1の場合でも、搬送コンベア6への
移乗を判断することができる。
【0024】次に、搬入検出センサ7により被測定物1
が検出されない場合には、応答時間Ft をタイマにセッ
トする(ステップ210)。そして、搬入検出センサ7
により被測定物1が検出されたか否かを判断しながら
(ステップ220)、応答時間Ft が経過するまで待機
する(ステップ230)。
が検出されない場合には、応答時間Ft をタイマにセッ
トする(ステップ210)。そして、搬入検出センサ7
により被測定物1が検出されたか否かを判断しながら
(ステップ220)、応答時間Ft が経過するまで待機
する(ステップ230)。
【0025】応答時間Ft が経過する前に、搬入検出セ
ンサ7により被測定物1が検出されると(ステップ22
0)、被測定物1が2個、接近して搬入され、搬送コン
ベア6上に2個の被測定物1が載っていると判断して、
後述する排出制御処理(ステップ500)を実行する。
ンサ7により被測定物1が検出されると(ステップ22
0)、被測定物1が2個、接近して搬入され、搬送コン
ベア6上に2個の被測定物1が載っていると判断して、
後述する排出制御処理(ステップ500)を実行する。
【0026】また、被測定物1が検出されることなく、
応答時間Ft が経過すると、積分型アナログ−デジタル
変換器28に測定開始の指示信号を出力し(ステップ2
40)、積分型アナログ−デジタル変換器28の取込時
間St をタイマにセットする(ステップ250)。
応答時間Ft が経過すると、積分型アナログ−デジタル
変換器28に測定開始の指示信号を出力し(ステップ2
40)、積分型アナログ−デジタル変換器28の取込時
間St をタイマにセットする(ステップ250)。
【0027】そして、搬入検出センサ7により被測定物
1が検出されたか否かを判断しながら(ステップ26
0)、取込時間St が経過するまで待機する(ステップ
270)。取込時間St が経過する前に、搬入検出セン
サ7により被測定物1が検出されると(ステップ26
0)、前述したと同様、搬送コンベア6上に2個の被測
定物1が載っていると判断して、後述する排出制御処理
(ステップ500)を実行する。
1が検出されたか否かを判断しながら(ステップ26
0)、取込時間St が経過するまで待機する(ステップ
270)。取込時間St が経過する前に、搬入検出セン
サ7により被測定物1が検出されると(ステップ26
0)、前述したと同様、搬送コンベア6上に2個の被測
定物1が載っていると判断して、後述する排出制御処理
(ステップ500)を実行する。
【0028】被測定物1が検出されることなく、取込時
間St が経過すると、積分型アナログ−デジタル変換器
28による検出値を読み込み(ステップ280)、この
検出値から前記ステップ120、170若しくは後述す
るステップ410の処理による最新の風袋値を減算して
測定値を算出する(ステップ290)。そして、表示装
置66にその結果を表示する。
間St が経過すると、積分型アナログ−デジタル変換器
28による検出値を読み込み(ステップ280)、この
検出値から前記ステップ120、170若しくは後述す
るステップ410の処理による最新の風袋値を減算して
測定値を算出する(ステップ290)。そして、表示装
置66にその結果を表示する。
【0029】尚、本実施例では、応答時間Ft 及び取込
時間St の経過を異なるステップの処理により、計測時
間Ts の経過を判断しているが、計測時間Ts を直接タ
イマにセットし、その経過までの間に被測定物1が検出
されたか否かにより判断する構成としても実施可能であ
る。この場合には、積分型アナログ−デジタル変換器2
8に測定開始を指示するために、別途ステップ210〜
240の処理を設ける構成としてもよい。
時間St の経過を異なるステップの処理により、計測時
間Ts の経過を判断しているが、計測時間Ts を直接タ
イマにセットし、その経過までの間に被測定物1が検出
されたか否かにより判断する構成としても実施可能であ
る。この場合には、積分型アナログ−デジタル変換器2
8に測定開始を指示するために、別途ステップ210〜
240の処理を設ける構成としてもよい。
【0030】次に、移乗完了時間Lt をタイマにセット
し(ステップ300)、搬入検出センサ7により被測定
物1が検出されたか否かを判断しながら(ステップ31
0)、移乗完了時間Lt が経過するまで待機する(ステ
ップ320)。この移乗完了時間Lt の経過により搬送
コンベア6から被測定物1が排出されたか否かを判断す
る。重量測定を完了し、搬送コンベア6上の被測定物1
が排出されるまでの間に、次の被測定物1が搬送コンベ
ア6上に搬入されたか否かを判断し、被測定物1が検出
されたときには(ステップ310)、前記ステップ18
0の処理に戻り、再び移乗完了時間Lt をタイマにセッ
トし直してから、ステップ190以下の処理を実行す
る。この時には、搬送コンベア6上に2個の被測定物1
が載っていることになるが、移乗完了時間Lt 経過時に
は先の被測定物1は排出されている。
し(ステップ300)、搬入検出センサ7により被測定
物1が検出されたか否かを判断しながら(ステップ31
0)、移乗完了時間Lt が経過するまで待機する(ステ
ップ320)。この移乗完了時間Lt の経過により搬送
コンベア6から被測定物1が排出されたか否かを判断す
る。重量測定を完了し、搬送コンベア6上の被測定物1
が排出されるまでの間に、次の被測定物1が搬送コンベ
ア6上に搬入されたか否かを判断し、被測定物1が検出
されたときには(ステップ310)、前記ステップ18
0の処理に戻り、再び移乗完了時間Lt をタイマにセッ
トし直してから、ステップ190以下の処理を実行す
る。この時には、搬送コンベア6上に2個の被測定物1
が載っていることになるが、移乗完了時間Lt 経過時に
は先の被測定物1は排出されている。
【0031】一方、被測定物1が検出されないまま(ス
テップ310)、移乗完了時間Ltが経過すると(ステ
ップ320)、前述したステップ210〜280の処理
と同様に、応答時間Ft をタイマにセットし(ステップ
330)、被測定物1の検出を判断しながら(ステップ
340)、応答時間Ft が経過するまで待機する(ステ
ップ350)。
テップ310)、移乗完了時間Ltが経過すると(ステ
ップ320)、前述したステップ210〜280の処理
と同様に、応答時間Ft をタイマにセットし(ステップ
330)、被測定物1の検出を判断しながら(ステップ
340)、応答時間Ft が経過するまで待機する(ステ
ップ350)。
【0032】被測定物1が検出されることなく、応答時
間Ft が経過すると、積分型アナログ−デジタル変換器
28に測定開始の指示信号を出力し(ステップ36
0)、取込時間St をタイマにセットする(ステップ3
70)。そして、被測定物1の検出を判断しながら(ス
テップ380)、取込時間St が経過するまで待機する
(ステップ390)。
間Ft が経過すると、積分型アナログ−デジタル変換器
28に測定開始の指示信号を出力し(ステップ36
0)、取込時間St をタイマにセットする(ステップ3
70)。そして、被測定物1の検出を判断しながら(ス
テップ380)、取込時間St が経過するまで待機する
(ステップ390)。
【0033】被測定物1が検出されることなく、取込時
間St が経過すると、搬送コンベア6上には被測定物1
が載っていない状態であり、このときの積分型アナログ
−デジタル変換器28による検出値を読み込み(ステッ
プ400)、この検出値を最新の風袋値として記憶する
(ステップ410)。そして、前記ステップ140以下
の処理を繰り返す。
間St が経過すると、搬送コンベア6上には被測定物1
が載っていない状態であり、このときの積分型アナログ
−デジタル変換器28による検出値を読み込み(ステッ
プ400)、この検出値を最新の風袋値として記憶する
(ステップ410)。そして、前記ステップ140以下
の処理を繰り返す。
【0034】これにより、被測定物1の一部の部品や破
片が排出されることなく、搬送コンベア6上に残った場
合、次回のステップ280,290の処理の実行によ
り、検出値からこの風袋値を減算して正確な測定値を得
ることができる。尚、本実施例では、風袋値の測定を、
ステップ120、ステップ170、ステップ300〜4
10の処理でそれぞれ実行し、測定精度の向上を図って
いるが、精度誤差の程度によっては、ステップ120の
処理のみでも実施可能である。
片が排出されることなく、搬送コンベア6上に残った場
合、次回のステップ280,290の処理の実行によ
り、検出値からこの風袋値を減算して正確な測定値を得
ることができる。尚、本実施例では、風袋値の測定を、
ステップ120、ステップ170、ステップ300〜4
10の処理でそれぞれ実行し、測定精度の向上を図って
いるが、精度誤差の程度によっては、ステップ120の
処理のみでも実施可能である。
【0035】また、応答時間Ft 及び取込時間St が経
過する前に被測定物1が検出されると(ステップ34
0,380)、次の被測定物1が投入されたと判断し
て、ステップ180以下の処理を繰り返す。一方、前記
排出制御処理では、まず、測定禁止フラグをセットする
等の風袋測定禁止を実行し(ステップ510)、ステッ
プ170の処理の実行を禁止する。そして、測定不良の
信号を2回出力して(ステップ520,530)、図示
しない被測定物1の通過個数カウンタ等の値を2個分増
加させる。
過する前に被測定物1が検出されると(ステップ34
0,380)、次の被測定物1が投入されたと判断し
て、ステップ180以下の処理を繰り返す。一方、前記
排出制御処理では、まず、測定禁止フラグをセットする
等の風袋測定禁止を実行し(ステップ510)、ステッ
プ170の処理の実行を禁止する。そして、測定不良の
信号を2回出力して(ステップ520,530)、図示
しない被測定物1の通過個数カウンタ等の値を2個分増
加させる。
【0036】そして、移乗完了時間Lt がタイマにセッ
トされ(ステップ540)、移乗完了時間Lt が経過す
るまで搬入検出センサ7の検出にかかわらず待機し(ス
テップ550)、移乗完了時間Lt 経過後、搬入検出セ
ンサ7により被測定物1が検出されているか否かを判断
する(ステップ560)。これにより、形状が複雑な被
測定物1が搬送コンベア6に完全に移乗されるまで被測
定物1の検出を見合わせ、移乗完了時間Lt 経過後、被
測定物1が検出された場合には、更に、被測定物1が接
近して搬入されたと判断して、ステップ530以下の処
理を繰り返す。
トされ(ステップ540)、移乗完了時間Lt が経過す
るまで搬入検出センサ7の検出にかかわらず待機し(ス
テップ550)、移乗完了時間Lt 経過後、搬入検出セ
ンサ7により被測定物1が検出されているか否かを判断
する(ステップ560)。これにより、形状が複雑な被
測定物1が搬送コンベア6に完全に移乗されるまで被測
定物1の検出を見合わせ、移乗完了時間Lt 経過後、被
測定物1が検出された場合には、更に、被測定物1が接
近して搬入されたと判断して、ステップ530以下の処
理を繰り返す。
【0037】一方、被測定物1が検出されないときに
は、計測時間Ts をタイマにセットし(ステップ57
0)、搬入検出センサ7により被測定物1が検出された
か否かを判断しながら(ステップ580)、計測時間T
s が経過するまで待機する(ステップ590)。計測時
間Ts が経過する前に、被測定物1が検出された場合に
も、被測定物1が続いて投入されたと判断して、ステッ
プ530以下の処理を繰り返す。
は、計測時間Ts をタイマにセットし(ステップ57
0)、搬入検出センサ7により被測定物1が検出された
か否かを判断しながら(ステップ580)、計測時間T
s が経過するまで待機する(ステップ590)。計測時
間Ts が経過する前に、被測定物1が検出された場合に
も、被測定物1が続いて投入されたと判断して、ステッ
プ530以下の処理を繰り返す。
【0038】また、計測時間Ts が経過するまでに、被
測定物1が検出されないときには、搬送コンベア6上か
ら被測定物1が排出されたと判断して、ステップ510
の処理による風袋測定禁止を解除し(ステップ60
0)、ステップ140以下の処理を繰り返す。これによ
り、形状が複雑な被測定物1であっても、それが接近し
て搬入されたときには、排出制御処理(ステップ50
0)により測定することなく、複数の被測定物1を搬送
コンベア6上から排出できる。
測定物1が検出されないときには、搬送コンベア6上か
ら被測定物1が排出されたと判断して、ステップ510
の処理による風袋測定禁止を解除し(ステップ60
0)、ステップ140以下の処理を繰り返す。これによ
り、形状が複雑な被測定物1であっても、それが接近し
て搬入されたときには、排出制御処理(ステップ50
0)により測定することなく、複数の被測定物1を搬送
コンベア6上から排出できる。
【0039】尚、ステップ110,180,190の処
理の実行が移乗計測手段M7として働き、ステップ11
0,200〜270の処理の実行が接近搬入判断手段M
8として働く。また、ステップ500の処理の実行が排
出制御手段M9として働き、ステップ280,290の
処理の実行が算出手段M10として働く。
理の実行が移乗計測手段M7として働き、ステップ11
0,200〜270の処理の実行が接近搬入判断手段M
8として働く。また、ステップ500の処理の実行が排
出制御手段M9として働き、ステップ280,290の
処理の実行が算出手段M10として働く。
【0040】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の重量測定装
置は、形状が複雑な被測定物であっても、複数個投入さ
れたと判断することなく、搬送コンベアへの移乗を正確
に判断することができると共に、搬送コンベアに同時に
複数個の被測定物が移乗した場合には、誤って1個の被
測定物としてその重量を測定することなく、被測定物を
排出することができるという効果を奏する。
置は、形状が複雑な被測定物であっても、複数個投入さ
れたと判断することなく、搬送コンベアへの移乗を正確
に判断することができると共に、搬送コンベアに同時に
複数個の被測定物が移乗した場合には、誤って1個の被
測定物としてその重量を測定することなく、被測定物を
排出することができるという効果を奏する。
【図1】 本発明の重量測定装置の基本的構成を例示す
るブロック図である。
るブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例としての重量測定装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】 本実施例の電気系統の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】 本実施例の電子制御回路において行われる測
定制御処理の前半部分の一例を示すフローチャートであ
る。
定制御処理の前半部分の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本実施例の電子制御回路において行われる測
定制御処理の中間部分の一例を示すフローチャートであ
る。
定制御処理の中間部分の一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】 本実施例の電子制御回路において行われる測
定制御処理の後半部分の一例を示すフローチャートであ
る。
定制御処理の後半部分の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本実施例の電子制御回路において行われる排
出制御処理の一例を示すフローチャートである。
出制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】 本実施例の被測定物の搬送位置と荷重検出セ
ンサ及びローパスフィルタからの信号との関係、搬入検
出センサの検出信号との関係を示す説明図である。
ンサ及びローパスフィルタからの信号との関係、搬入検
出センサの検出信号との関係を示す説明図である。
M1,1…被測定物 M2,2…投入コンベ
ア M3,6…搬送コンベア M4,20…荷重検出
センサ M5…重量計測手段 M6,7…搬入検出セ
ンサ M7…移乗計測手段 M8…接近搬入判断手
段 M9…排出制御手段 M10…算出手段 4,16…減速機付モータ 26…ローパスフィル
タ 28…積分型デジタル−アナログ変換器 50…電子制御回路
ア M3,6…搬送コンベア M4,20…荷重検出
センサ M5…重量計測手段 M6,7…搬入検出セ
ンサ M7…移乗計測手段 M8…接近搬入判断手
段 M9…排出制御手段 M10…算出手段 4,16…減速機付モータ 26…ローパスフィル
タ 28…積分型デジタル−アナログ変換器 50…電子制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定物を搬入する投入コンベアから移
乗された前記被測定物を所定の搬送速度で搬送する搬送
コンベアにより前記被測定物を搬送しながらその重量を
測定する重量測定装置において、 前記搬送コンベアと固定側との間に配置され、前記搬送
コンベアに加わる荷重に応じた検出信号を出力する荷重
検出センサと、 所定の計測時間の経過で前記荷重検出センサからの信号
に基づいて重量を計測する重量計測手段と、 前記投入コンベアから前記搬送コンベアへの移乗開始を
検出する搬入検出センサと、 該搬入検出センサによる移乗検出後、その後の前記搬入
検出センサによる検出にかかわらず、被測定物長さに基
づいて前記搬送速度から算出した移乗完了時間の経過を
計測する移乗計測手段と、 該移乗計測手段による移乗完了時間経過後、前記計測時
間が経過するまでの間に、前記搬入検出センサによる前
記被測定物の検出により移乗があったか否かを判断する
接近搬入判断手段と、 該接近搬入判断手段により前記被測定物の移乗ありと判
断されたときには前記重量計測手段による計測を行うこ
となく前記被測定物の排出を行う排出制御手段と、 前記接近搬入判断手段により前記被測定物の移乗なしと
判断されたときには、前記重量計測手段による計測結果
に基づいて前記搬送コンベア上の前記被測定物の重量を
算出する算出手段と、 を備えたことを特徴とする重量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217793A JPH06241868A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 重量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217793A JPH06241868A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 重量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241868A true JPH06241868A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12351660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217793A Pending JPH06241868A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 重量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7217312B2 (en) | 2001-04-24 | 2007-05-15 | Corus Aluminium Voerde Gmbh | Method of recycling metallic coated scrap pieces |
WO2017047414A1 (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵芥貯留装置及び塵芥重量計測方法 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP3217793A patent/JPH06241868A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7217312B2 (en) | 2001-04-24 | 2007-05-15 | Corus Aluminium Voerde Gmbh | Method of recycling metallic coated scrap pieces |
WO2017047414A1 (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵芥貯留装置及び塵芥重量計測方法 |
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