JP2002328059A - 重量選別装置 - Google Patents
重量選別装置Info
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Abstract
に必要なパラメータの補正等を行うことができるように
する。 【解決手段】 加除機構制御手段34は、物品センサ2
6によってコンベア21に対する物品Wの搬入が検知さ
れてから所定時間が経過するまでに次の物品の搬入が検
出されないとき、筐体23内の加除機構25を制御して
荷重センサ22に錘24の荷重を加除する。この錘24
の荷重の加除が行われている間に、パラメータ補正手段
35は質量検出用のパラメータを補正し、応答特性検出
手段36は荷重センサ22の応答特性を求め、バックラ
ッシュ検出手段38は荷重センサ22のバックラッシュ
値を求める。応答特性判定手段37およびバックラッシ
ュ判定手段39によって、応答特性またはバックラッシ
ュ値が予め設定されている範囲内にないと判定されたと
き、異常報知手段40がその異常を報知する。
Description
中に検出し、その検出した質量に基づいて物品を選別す
る重量選別装置において、実際の稼働状態に近い状態で
感度の確認や補正を行えるようにするための技術に関す
る。
所望範囲内にあるか否かをライン上で検査し、質量が所
望範囲内に無い不良物品をライン上から排除するために
重量選別装置が用いられている。
従来の重量選別装置10の構成を示している。
ら搬出される選別対象の物品Wを計量用のコンベア11
上に搬入させ、このコンベア11とコンベア上11に搬
入される物品Wの荷重を荷重センサ12で受けて、荷重
センサ12からその荷重に対応する信号Vを出力する。
なお、この荷重センサ12は防水型の筐体13内に収容
されている。
手段14に入力される。質量検出手段14は、荷重セン
サ12の出力信号Vに基づいて、荷重センサ12が受け
ている荷重からコンベア11の荷重分を除いた荷重に対
応する質量Qを求める。
を搬送しているときの質量検出手段14の出力を物品W
の質量Qとし、この質量Qが、予め設定されている質量
範囲内に入るか否かを判定し、質量範囲内に入らないと
きには不良信号を後続ライン2上に設けられた排除装置
16に出力して、その物品Wが後続ライン2に搬出され
たときにライン上から排除させる。
において、コンベア11に搬入される物品Wに対する選
別を正しく行うためには、物品Wがコンベア11上にあ
るときの質量検出手段14の出力が物品Wの質量を少な
い誤差で表している必要があるが、この誤差は荷重セン
サ12の感度の変化、応答特性の変化、バックラッシュ
の増加等によって大きくなる。
質量の基準物(正確な秤で測定したサンプル品や分銅等
の錘)をコンベア11に搬入して、そのときの質量検出
手段14が検出する質量から、感度の変化、応答特性の
変化、バックラッシュの増加等の状態を調べ、物品の質
量検出に必要なパラメータ等を補正していた。
ように、既知質量の基準物をコンベア11に搬入して重
量選別装置の動作状態を調べる方法では、前段ライン1
からの物品Wの搬入を強制的に停止する必要があるた
め、ライン全体の稼働率が低下してしまう。
率を低下させることなく質量検出に必要なパラメータの
補正等を行うことができる重量選別装置を提供すること
を目的としている。
に、本発明の請求項1記載の重量選別装置は、筐体と、
前記筐体の外部近傍に配置され、物品を搬送するコンベ
アと前記筐体内に設けられ、前記コンベアおよび該コン
ベアに搬入された物品の荷重を受ける荷重センサと、前
記コンベアに対する物品の搬入を検出する物品センサ
と、前記荷重センサの出力信号に基づいて、該荷重セン
サに負荷される荷重から前記コンベアの荷重分を除いた
荷重に対応する質量を求める質量検出手段と、前記物品
センサで検出された物品が前記コンベア上にある所定タ
イミングに前記質量検出手段から出力される質量を物品
の質量とし、該質量が予め設定されている質量範囲に入
るか否かを判定し、その判定結果に対応する判定信号を
出力する判定手段と、前記筐体内に設けられた既知質量
の錘と、前記筐体内に設けられ、前記荷重センサに対し
て前記錘の荷重を加除するための加除機構と、前記物品
センサによって前記コンベアに対する物品の搬入が検知
されてから所定時間が経過するまでに次の物品の搬入が
検出されないとき、前記加除機構を制御して前記荷重セ
ンサに前記錘の荷重を加除する加除機構制御手段とを備
えている。
は、請求項1記載の重量選別装置において、前記加除機
構制御手段は、前記荷重センサに対して前記錘の荷重が
所定周期で繰り返し加わるように前記加除機構を制御す
ることを特徴としている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加除が行わ
れている間に前記質量検出手段から出力される質量に基
づいて、該質量検出手段の質量検出用のパラメータを補
正するパラメータ補正手段とを備えている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加除が行わ
れている間に前記質量検出手段から出力される質量に基
づいて、前記錘の荷重に対する前記荷重センサの応答特
性を求める応答特性検出手段と、前記応答特性検出手段
によって検出された応答特性が予め設定された基準特性
範囲内にあるか否かを判定する応答特性判定手段と、前
記応答特性判定手段によって前記荷重センサの応答特性
が前記基準特性範囲内にないと判定されたとき、応答異
常を報知する異常報知手段とを備えている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに前記錘の荷重が加わる前に前記質
量検出手段から出力される質量と、前記荷重センサから
前記錘の荷重が除かれた後に前記質量検出手段から出力
される質量との差をバックラッシュ値として求めるバッ
クラッシュ検出手段と、前記バックラッシュ値が予め設
定されている許容範囲内にあるか否かを判定するバック
ラッシュ判定手段と、前記バックラッシュ判定手段によ
って前記バックラッシュ値が前記許容範囲内にないと判
定されたときに、バックラッシュ異常を報知する異常報
知手段とを備えている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、前記
荷重センサに対する前記錘の荷重を除くように前記加除
機構を制御することを特徴としている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御することを特徴としている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御するとともに、前記質量検出手段が前記錘の既知質量
の荷重を見込んで物品の質量を検出するように制御する
ことを特徴としている。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御するとともに、前記判定手段が前記錘の既知質量の荷
重を見込んで物品の質量の判定を行うように制御するこ
とを特徴としている。
施の形態を説明する。図1は本発明を適用した重量選別
装置20の構成を示している。
置20は、前段ライン1から搬入された物品Wを搬送す
るコンベア21と、このコンベア21およびコンベア2
1に搬入される物品Wの荷重に対応した信号を出力する
荷重センサ22と、この荷重センサ22を収容する防水
型の筐体23とを有している。なお、ここでコンベア2
1の荷重にはその支持部材(図示せず)の荷重も含まれ
ているものとする。
錘24と、荷重センサ22に対して錘24の荷重を加除
するための加除機構25とが設けられている。
置20の選別対象の物品Wの質量に近いものが選択され
ており、加除機構25は、この錘24を荷重センサ22
に対して移動するための例えばモータ等の駆動源を有
し、この駆動源を制御することで、錘24の荷重を荷重
センサ22に加えたり除いたりできるようになってい
る。
ア21に搬入される物品を検出する物品センサ26が設
けられている。
7に入力される。質量検出手段27は、例えば図2に示
しているように、荷重センサ22の出力Vを増幅器28
で増幅し、その増幅出力UをA/D変換器29で所定周
期でサンプリングしてディジタル値Pに変換し、このデ
ィジタル値Pを演算手段30に入力してその演算処理等
により、荷重センサ22に負荷される荷重からコンベア
21の荷重分を除いた荷重に対応する質量Qを求める。
ア21に対する物品Wの搬入が検知されてから荷重セン
サ22の安定に必要な所定時間T1が経過したときの質
量検出手段27の出力を物品Wの質量Qwとし、この質
量Qwが予め設定されている質量範囲に入るか否かを判
定し、その判定結果に対応する判定信号を後段ライン2
に配置された排除装置32に出力する。
を示す判定信号を受けると、その物品をライン上から排
除する。
でコンベア21に対する物品Wの搬入が検出されてから
所定時間T2(>T1)が経過するまでに、次の物品の
搬入が検出されないとき、加除機構25を制御して、荷
重センサ22に対して錘24の荷重を所定時間(T5)
加えてからその負荷を解除する。
センサ22に錘24の荷重を加えている間に次の物品W
がコンベア21に搬入されたとき、荷重センサ22に対
する錘24の荷重を直ちに除くように加除機構25を制
御する。
2に対する錘24の荷重の加除が行われている間に質量
検出手段27から出力される質量に基づいて、質量検出
手段27の質量検出用のパラメータを補正する。
に対する錘24の荷重の加除が行われている間に質量検
出手段27から出力される質量に基づいて、荷重センサ
22の錘24の荷重に対する応答特性を検出する。
の荷重が加わってから所定時間T3が経過したときの質
量検出手段27の出力の変動量を応答特性値Kとして求
める場合について説明するが、荷重センサ22に錘24
の荷重が加わってから質量検出手段27の出力の変動量
が許容範囲内に入るまでの時間を応答特性値として求め
てもよい。応答特性判定手段37は、応答特性検出手段
36が検出した応答特性値が、予め設定された許容範囲
内にあるか否かを判定する。
サ22に錘24の荷重が加わる前の質量検出手段27の
出力と、荷重センサ22から錘24の荷重が除かれた後
の質量検出手段24の出力との差をバックラッシュ値B
として求める。
ッシュ値Bが予め設定されている許容範囲内にあるか否
かを判定する。
7によって応答特性値Kが許容範囲内にないと判定され
たときに応答異常を報知し、バックラッシュ判定手段3
9によってバックラッシュ値Bが許容範囲内にないと判
定されたときに、バックラッシュ異常を報知する。
発生、ランプの点灯、点滅、文字表示器による文字表示
等で行う。また、このような音や光による報知だけでな
く、コンベア21の搬送を停止して、異常の発生を知ら
せるとともに正しい選別を受けていない物品の通過を防
止してもよい。
を、図3〜図5のフローチャートおよび図6のタイミン
グ図に基づいて説明する。
Wがコンベア21に搬入されると、物品センサ26から
例えば図6の(a)のような検出信号が出力され、この
検出信号に同期して判定手段31および加除機構制御手
段34の共通のタイマによる計時が開始される(S1、
S2)。
搬出にともなって質量検出手段27の出力Qが図6の
(b)のように略台形状に変化する。
ンベア21に搬入を開始してから所定時間T1(コンベ
ア21に対する物品Wの搬入所要時間と荷重センサ22
の安定時間との和)が経過したときの質量検出手段27
の出力が判定手段31によって物品Wの質量Qwとして
求められ、この質量Qwが所定の質量範囲内にあるか否
かが判定され、質量範囲内にあれば良品判定信号Gが出
力され、質量範囲内になければ不良判定信号NGが出力
される(S5〜S7)。
を開始してから時間T2が経過する間に次の物品の搬入
が検知されると、処理S2に戻り、この新たに搬入され
た物品Wに対する良否の判定処理が前記同様に行われる
(S8、S9)。なお、この時間T2は、前段ライン1
から搬入される物品Wの通常の搬入周期より僅かに長く
なるように設定されている。
が間引きされて、図6の(a)のように、コンベア21
に対する物品Wの搬入周期が通常より広がり、前の物品
Wがコンベア21に搬入を開始してから時間T2が経過
するまでに次の物品Wの搬入が検出されない場合、加除
機構制御手段34は、図6の(d)のように、この無負
荷(コンベア21の負荷は除く)の状態で質量検出手段
27から出力される質量Qがゼロとなるように質量検出
手段27をゼロ設定し、タイマによる計時を開始すると
ともに加除機構25を制御して図6の(e)のように錘
24の荷重を荷重センサ22に一定時間(T5)加える
(図4のS10〜S12)。なお、このゼロ設定によっ
てバックラッシュ検出のための初期質量がゼロとなる。
荷されてから時間T3(<T5)が経過した後に、応答
特性検出手段36によって、例えば質量検出手段27が
連続的に出力する複数Nの質量Qa(1)、Qa
(2)、…、Qa(N)の最大値と最小値の差が応答特
性値Kとして検出され、応答特性判定手段37によって
この応答検出値Kが許容範囲内に入るか否かが判定さ
れ、応答特性値Kが許容範囲内にないときに異常報知手
段40によって応答異常が報知される(S13〜S1
6)。
場合には、図6の(g)のように、パラメータ補正手段
35によって、錘24が負荷されてから所定時間T4
(T5>T4>T3)が経過したときの質量検出手段2
7の出力が錘24の質量Qrとして求められ、この質量
Qrが錘24の既知質量Wrに等しくなるように質量検
出手段27のパラメータ(増幅器28の増幅度や演算手
段30が演算に使用する係数等)が補正される(S17
〜S20)。
出に必要なパラメータの補正が終了し、錘24が負荷さ
れてから時間T5が経過したときに錘24の負荷が解除
されて荷重センサ22は再び無負荷状態となる(S2
2)。
ッシュ検出手段38によって、錘24が負荷されてから
時間T6(>T5)が経過して荷重センサ22が安定し
たときの質量検出手段27の出力がバックラッシュ値B
として求められ、このバックラッシュ値Bが許容範囲内
にあるか否かがバックラッシュ判定手段39によって判
定され、許容範囲内にないと判定されたときに、異常報
知手段40によってバックラッシュ異常が報知される
(S23〜S26)。
ぞれ時間T3、T4、T5が経過するまでにコンベア2
1に対する次の物品の搬入が検出された場合、加除機構
制御手段34により、荷重センサ22に対する錘24の
負荷が直ちに解除されて処理S2に戻り、その物品に対
する選別処理へ戻る(S27〜S30)。
るまでに次の物品の搬入が検知された場合は、直ちに処
理S2に戻り、その物品に対する選別処理へ戻る(S3
1)。
では、コンベア21に対する物品Wの搬入間隔があいた
ときに、筐体23内で既知質量Wrの錘24の荷重を荷
重センサ22に自動的に加除できるようにしているの
で、稼働率を低下させることなく、重量選別装置20の
各部の状態確認やパラメータ補正等を行うことができ
る。
22に負荷している間にコンベア21に対する物品Wの
搬入が検知されたときに、加除機構制御手段34が錘2
4の荷重を直ちに解除して、搬入された物品Wに対する
選別処理に移行していたが、錘24を荷重センサ22に
負荷している間にコンベア21に対する物品Wの搬入が
検知されたときに、その物品Wの質量の検出タイミング
まで錘24の荷重が継続して加わるように加除機構25
を制御することで、判定手段31から不良判定信号を出
力させ、この物品Wを後段ライン2で排除してもよい。
えられている間に物品センサ26によってコンベア21
に対する物品Wの搬入が検出されたとき、その物品Wの
質量の検出タイミングまで錘24の荷重が継続して加わ
るように加除機構25を制御するとともに、質量検出手
段27が錘24の既知質量Wrの荷重を見込んで物品W
の質量を検出するように制御してもよい。
えられている間に物品センサ26によってコンベア21
に対する物品の搬入が検出されたとき、その物品Wの質
量の検出タイミングまで錘24の荷重が継続して加わる
ように加除機構25を制御するとともに、判定手段31
が錘24の既知質量Wrの荷重を見込んで物品の質量の
判定を行うように制御してもよい。
に対して錘24を一回だけ負荷していたが、物品が搬入
されるまでの間、錘24を所定周期で繰り返し荷重セン
サ22に負荷してもよい。
合には、応答特性値K、錘質量Qr、バックラッシュ値
Bをそれぞれ複数得ることができ、それらの平均値を求
めてその平均値に対する判定を前記同様に行うことで、
外来雑音等の影響を除くことができる。
常の搬入周期とほぼ等しくすることで、実際に物品が連
続的に搬入されている状態を再現することができ、荷重
センサ22の動的な特性をより正確に把握することがで
きる。
に対して1つの錘24を負荷していたが、予め筐体23
内に複数の錘24を設けておき、これらの複数の錘のな
かから、選別対象の物品Wに近い質量の錘を選択的にあ
るいは組合せて負荷してもよい。
の重量選別装置は、筐体と、前記筐体の外部近傍に配置
され、物品を搬送するコンベアと前記筐体内に設けら
れ、前記コンベアおよび該コンベアに搬入された物品の
荷重を受ける荷重センサと、前記コンベアに対する物品
の搬入を検出する物品センサと、前記荷重センサの出力
信号に基づいて、該荷重センサに負荷される荷重から前
記コンベアの荷重分を除いた荷重に対応する質量を求め
る質量検出手段と、前記物品センサで検出された物品が
前記コンベア上にある所定タイミングに前記質量検出手
段から出力される質量を物品の質量とし、該質量が予め
設定されている質量範囲に入るか否かを判定し、その判
定結果に対応する判定信号を出力する判定手段と、前記
筐体内に設けられた既知質量の錘と、前記筐体内に設け
られ、前記荷重センサに対して前記錘の荷重を加除する
ための加除機構と、前記物品センサによって前記コンベ
アに対する物品の搬入が検知されてから所定時間が経過
するまでに次の物品の搬入が検出されないとき、前記加
除機構を制御して前記荷重センサに前記錘の荷重を加除
する加除機構制御手段とを備えている。
荷重の加除を、物品の搬入間隔が開いたときに自動的に
行うことができ、ラインの稼働率を低下させることな
く、重量選別装置の動作状態を調べることができる。
は、請求項1記載の重量選別装置において、前記加除機
構制御手段は、前記荷重センサに対して前記錘の荷重が
所定周期で繰り返し加わるように前記加除機構を制御す
ることを特徴としている。
雑音等の影響を受けることなくより正確に調べることが
できる。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加除が行わ
れている間に前記質量検出手段から出力される質量に基
づいて、該質量検出手段の質量検出用のパラメータを補
正するパラメータ補正手段とを備えている。
となく、質量検出手段の質量検出用のパラメータの補正
が行える。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加除が行わ
れている間に前記質量検出手段から出力される質量に基
づいて、前記錘の荷重に対する前記荷重センサの応答特
性を求める応答特性検出手段と、前記応答特性検出手段
によって検出された応答特性が予め設定された基準特性
範囲内にあるか否かを判定する応答特性判定手段と、前
記応答特性判定手段によって前記荷重センサの応答特性
が前記基準特性範囲内にないと判定されたとき、応答異
常を報知する異常報知手段とを備えている。
となく、荷重センサの応答特性の異常を知ることができ
る。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記荷重センサに前記錘の荷重が加わる前に前記質
量検出手段から出力される質量と、前記荷重センサから
前記錘の荷重が除かれた後に前記質量検出手段から出力
される質量との差をバックラッシュ値として求めるバッ
クラッシュ検出手段と、前記バックラッシュ値が予め設
定されている許容範囲内にあるか否かを判定するバック
ラッシュ判定手段と、前記バックラッシュ判定手段によ
って前記バックラッシュ値が前記許容範囲内にないと判
定されたときに、バックラッシュ異常を報知する異常報
知手段とを備えている。
となく、荷重センサのバックラッシュ増加の異常を知る
ことができる。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、前記
荷重センサに対する前記錘の荷重を除くように前記加除
機構を制御することを特徴としている。
された物品に対する選別を正しく行うことができる。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御することを特徴としている。
された物品を不良品としてラインから排除することがで
きる。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御するとともに、前記質量検出手段が前記錘の既知質量
の荷重を見込んで物品の質量を検出するように制御する
ことを特徴としている。
された物品に対する選別を正しく行うことができる。
は、請求項1または請求項2記載の重量選別装置におい
て、前記加除機構制御手段は、前記荷重センサに前記錘
の荷重が加えられている間に前記物品センサによって前
記コンベアに対する物品の搬入が検出されたとき、該物
品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサに対する
前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除機構を制
御するとともに、前記判定手段が前記錘の既知質量の荷
重を見込んで物品の質量の判定を行うように制御するこ
とを特徴としている。
された物品に対する選別を正しく行うことができる。
ト
ト
ト
Claims (9)
- 【請求項1】筐体と、 前記筐体の外部近傍に配置され、物品を搬送するコンベ
アと前記筐体内に設けられ、前記コンベアおよび該コン
ベアに搬入された物品の荷重を受ける荷重センサと、 前記コンベアに対する物品の搬入を検出する物品センサ
と、 前記荷重センサの出力信号に基づいて、該荷重センサに
負荷される荷重から前記コンベアの荷重分を除いた荷重
に対応する質量を求める質量検出手段と、 前記物品センサで検出された物品が前記コンベア上にあ
る所定タイミングに前記質量検出手段から出力される質
量を物品の質量とし、該質量が予め設定されている質量
範囲に入るか否かを判定し、その判定結果に対応する判
定信号を出力する判定手段と、 前記筐体内に設けられた既知質量の錘と、 前記筐体内に設けられ、前記荷重センサに対して前記錘
の荷重を加除するための加除機構と、 前記物品センサによって前記コンベアに対する物品の搬
入が検知されてから所定時間が経過するまでに次の物品
の搬入が検出されないとき、前記加除機構を制御して前
記荷重センサに前記錘の荷重を加除する加除機構制御手
段とを備えた重量選別装置。 - 【請求項2】前記加除機構制御手段は、前記荷重センサ
に対して前記錘の荷重が所定周期で繰り返し加わるよう
に前記加除機構を制御することを特徴とする請求項1記
載の重量選別装置。 - 【請求項3】前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加
除が行われている間に前記質量検出手段から出力される
質量に基づいて、該質量検出手段の質量検出用のパラメ
ータを補正するパラメータ補正手段とを備えた請求項1
または請求項2記載の重量選別装置。 - 【請求項4】前記荷重センサに対する前記錘の荷重の加
除が行われている間に前記質量検出手段から出力される
質量に基づいて、前記錘の荷重に対する前記荷重センサ
の応答特性を求める応答特性検出手段と、 前記応答特性検出手段によって検出された応答特性が予
め設定された基準特性範囲内にあるか否かを判定する応
答特性判定手段と、 前記応答特性判定手段によって前記荷重センサの応答特
性が前記基準特性範囲内にないと判定されたとき、応答
異常を報知する異常報知手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の重量選別装置。 - 【請求項5】前記荷重センサに前記錘の荷重が加わる前
に前記質量検出手段から出力される質量と、前記荷重セ
ンサから前記錘の荷重が除かれた後に前記質量検出手段
から出力される質量との差をバックラッシュ値として求
めるバックラッシュ検出手段と、 前記バックラッシュ値が予め設定されている許容範囲内
にあるか否かを判定するバックラッシュ判定手段と、 前記バックラッシュ判定手段によって前記バックラッシ
ュ値が前記許容範囲内にないと判定されたときに、バッ
クラッシュ異常を報知する異常報知手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1または請求項2記載の重量選別装
置。 - 【請求項6】前記加除機構制御手段は、前記荷重センサ
に前記錘の荷重が加えられている間に前記物品センサに
よって前記コンベアに対する物品の搬入が検出されたと
き、前記荷重センサに対する前記錘の荷重を除くように
前記加除機構を制御することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の重量選別装置。 - 【請求項7】前記加除機構制御手段は、前記荷重センサ
に前記錘の荷重が加えられている間に前記物品センサに
よって前記コンベアに対する物品の搬入が検出されたと
き、該物品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサ
に対する前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除
機構を制御することを特徴とする請求項1または請求項
2記載の重量選別装置。 - 【請求項8】前記加除機構制御手段は、前記荷重センサ
に前記錘の荷重が加えられている間に前記物品センサに
よって前記コンベアに対する物品の搬入が検出されたと
き、該物品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサ
に対する前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除
機構を制御するとともに、前記質量検出手段が前記錘の
既知質量の荷重を見込んで物品の質量を検出するように
制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載
の重量選別装置。 - 【請求項9】前記加除機構制御手段は、前記荷重センサ
に前記錘の荷重が加えられている間に前記物品センサに
よって前記コンベアに対する物品の搬入が検出されたと
き、該物品の質量の検出タイミングまで前記荷重センサ
に対する前記錘の荷重が継続して加わるように前記加除
機構を制御するとともに、前記判定手段が前記錘の既知
質量の荷重を見込んで物品の質量の判定を行うように制
御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
重量選別装置。
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JP2012208082A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Anritsu Sanki System Co Ltd | 計量装置 |
JP2013038339A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電子回路部品装着機のバックラッシ過大検出方法および位置決め不良検出方法 |
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