JPH06241572A - 給湯機 - Google Patents
給湯機Info
- Publication number
- JPH06241572A JPH06241572A JP2672393A JP2672393A JPH06241572A JP H06241572 A JPH06241572 A JP H06241572A JP 2672393 A JP2672393 A JP 2672393A JP 2672393 A JP2672393 A JP 2672393A JP H06241572 A JPH06241572 A JP H06241572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silencer
- exhaust
- burner
- heat exchanger
- front surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chimneys And Flues (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セラミックファイバーにより消音装置を一体
成形することで、製造コストを低減し、消音効果を高め
る。 【構成】 バーナ3と、このバーナ3を臨ませた燃焼室
4と、燃焼ガスによって加熱される熱交換器6と、これ
らを収容する外装ケース1と、この外装ケース1の前面
中央に設けられた排気出口11と、前記外装ケース1内
に設けられ、前記熱交換器6からの排気ガスを排気出口
11に案内する排気フ−ド7と、この排気フ−ド7に内
蔵された消音装置13とを備えた給湯機において、前記
消音装置13は下面及び前面が開放された箱状で、か
つ、セラミックファイバ−による一体成形品である。
成形することで、製造コストを低減し、消音効果を高め
る。 【構成】 バーナ3と、このバーナ3を臨ませた燃焼室
4と、燃焼ガスによって加熱される熱交換器6と、これ
らを収容する外装ケース1と、この外装ケース1の前面
中央に設けられた排気出口11と、前記外装ケース1内
に設けられ、前記熱交換器6からの排気ガスを排気出口
11に案内する排気フ−ド7と、この排気フ−ド7に内
蔵された消音装置13とを備えた給湯機において、前記
消音装置13は下面及び前面が開放された箱状で、か
つ、セラミックファイバ−による一体成形品である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消音装置を内蔵した排
気フ−ドを備えた給湯機に関するものである。
気フ−ドを備えた給湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の消音装置としては以下に
示すものが知られている。即ち、図8に示すように、板
金製の箱型の排気フ−ド18の内側に、グラスウ−ル、
ロックウ−ル等の吸音素材19と、この吸音材19を内
側から支持するパンチングメタル製の内装板20とから
なる複数の消音装置21をスポット溶接等で固定するの
ものであった。
示すものが知られている。即ち、図8に示すように、板
金製の箱型の排気フ−ド18の内側に、グラスウ−ル、
ロックウ−ル等の吸音素材19と、この吸音材19を内
側から支持するパンチングメタル製の内装板20とから
なる複数の消音装置21をスポット溶接等で固定するの
ものであった。
【0003】また、実公平3−7702号公報に開示さ
れているものも知られている。即ち、図9に示すように
排気フ−ド22をポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂殻
からなる外殻部23と、グラスウ−ル、ロックウ−ル等
の吸音素材からなる吸音層24とから一体に形成したも
のであった。
れているものも知られている。即ち、図9に示すように
排気フ−ド22をポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂殻
からなる外殻部23と、グラスウ−ル、ロックウ−ル等
の吸音素材からなる吸音層24とから一体に形成したも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図8に示す消音装置では一体成形でなかったため、部
品数が多く、グラスウ−ル、パンチングメタル等の固定
作業や組立て作業に時間がかかり、コストアップにつな
がるばかりでなく、騒音源となる500Hz以下の低周波数
音の吸音効果が低いという問題があった。
た図8に示す消音装置では一体成形でなかったため、部
品数が多く、グラスウ−ル、パンチングメタル等の固定
作業や組立て作業に時間がかかり、コストアップにつな
がるばかりでなく、騒音源となる500Hz以下の低周波数
音の吸音効果が低いという問題があった。
【0005】また、図9に示す消音装置では、同様に騒
音源となる500Hz以下の低周波数音の吸音効果が低いと
いう問題があった。
音源となる500Hz以下の低周波数音の吸音効果が低いと
いう問題があった。
【0006】本発明は、上述した事実に鑑み成されたも
のであり、組立て作業を容易とするとともに、騒音源と
なる500Hz以下の低周波数領域音を効果的に吸音できる
ようにすることを目的とする。
のであり、組立て作業を容易とするとともに、騒音源と
なる500Hz以下の低周波数領域音を効果的に吸音できる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、バーナ、こ
のバーナを臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱さ
れる熱交換器が収容され、かつ、前面に排気出口が設け
られている外装ケースと、この外装ケース内に設けら
れ、前記熱交換器からの排気ガスを排気出口に案内する
排気フ−ドと、この排気フ−ドに内蔵された消音装置と
を備えた給湯機において、前記消音装置は下面及び前面
が開放された箱状で、かつ、セラミックファイバ−によ
る一体成形品である構成である。
のバーナを臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱さ
れる熱交換器が収容され、かつ、前面に排気出口が設け
られている外装ケースと、この外装ケース内に設けら
れ、前記熱交換器からの排気ガスを排気出口に案内する
排気フ−ドと、この排気フ−ドに内蔵された消音装置と
を備えた給湯機において、前記消音装置は下面及び前面
が開放された箱状で、かつ、セラミックファイバ−によ
る一体成形品である構成である。
【0008】また、本発明では、バーナ、このバーナを
臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱される熱交換
器が収容され、かつ、前面に排気出口が設けられている
外装ケースと、この外装ケース内に設けられ、前記熱交
換器からの排気ガスを排気出口に案内する排気フ−ド
と、この排気フ−ドに内蔵された消音装置とを備えた給
湯機において、前記消音装置は下面及び前面が開放され
た箱状で、かつ、セラミックファイバ−による吸音部
と、この吸音部の内側に配されたパンチングメタルより
なる支持部との一体成形品である構成である。
臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱される熱交換
器が収容され、かつ、前面に排気出口が設けられている
外装ケースと、この外装ケース内に設けられ、前記熱交
換器からの排気ガスを排気出口に案内する排気フ−ド
と、この排気フ−ドに内蔵された消音装置とを備えた給
湯機において、前記消音装置は下面及び前面が開放され
た箱状で、かつ、セラミックファイバ−による吸音部
と、この吸音部の内側に配されたパンチングメタルより
なる支持部との一体成形品である構成である。
【0009】また、本発明では、バーナ、このバーナを
臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱される熱交換
器が収容され、かつ、前面に排気出口が設けられている
外装ケースと、この外装ケース内に設けられ、前記熱交
換器からの排気ガスを排気出口に案内する排気フ−ド
と、この排気フ−ドに内蔵された消音装置とを備えた給
湯機において、消音装置は下面及び前面が開放された箱
状で、かつ、セラミックファイバ−による一体成形品か
らなり、消音装置の外側にはアルミゾルと硫酸アンモニ
ウムより成るバインダ−が含浸された構成である。
臨ませた燃焼室及び燃焼ガスによって加熱される熱交換
器が収容され、かつ、前面に排気出口が設けられている
外装ケースと、この外装ケース内に設けられ、前記熱交
換器からの排気ガスを排気出口に案内する排気フ−ド
と、この排気フ−ドに内蔵された消音装置とを備えた給
湯機において、消音装置は下面及び前面が開放された箱
状で、かつ、セラミックファイバ−による一体成形品か
らなり、消音装置の外側にはアルミゾルと硫酸アンモニ
ウムより成るバインダ−が含浸された構成である。
【0010】
【作用】本発明は、即ち、消音装置が下面及び前面が開
放された箱状で、かつ、セラミックファイバ−による一
体成形品であるので、従来の様に複数の吸音材を組み合
わせて使用するものに比べて、組立て作業を容易とする
ことができる。また、セラミックファイバ−の密度を適
度な値とすることで、騒音源となる500Hz以下の低周波
数音を効果的に吸音することもできる。
放された箱状で、かつ、セラミックファイバ−による一
体成形品であるので、従来の様に複数の吸音材を組み合
わせて使用するものに比べて、組立て作業を容易とする
ことができる。また、セラミックファイバ−の密度を適
度な値とすることで、騒音源となる500Hz以下の低周波
数音を効果的に吸音することもできる。
【0011】また、請求項2記載のものでは、パンチン
グメタルを使用することにより、運送時等のセラミック
ファイバーの破壊、脱落等を防止できるばかりでなく、
セラミックファイバーの吸水時等の変形を防止できる。
グメタルを使用することにより、運送時等のセラミック
ファイバーの破壊、脱落等を防止できるばかりでなく、
セラミックファイバーの吸水時等の変形を防止できる。
【0012】また、消音装置の外側にアルミゾルと硫酸
アンモニウムより成るバインダ−を含浸させ、2層構造
としたことにより、第1吸音層により吸収しきれなかっ
た音が第2吸音層によって内方へはねかえされ再度吸収
でき、より一層音漏れを低減できる。
アンモニウムより成るバインダ−を含浸させ、2層構造
としたことにより、第1吸音層により吸収しきれなかっ
た音が第2吸音層によって内方へはねかえされ再度吸収
でき、より一層音漏れを低減できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基ずいて説
明する。図1は本発明を適用した給湯機を示すものであ
る。図1において、1は外装ケースであり、この外装ケ
ース1には送風機2と、この送風機2によって燃焼用空
気が供給され、バ−ナ3及びバ−ナ3を臨ませた燃焼室
4からなる燃焼部5と、この燃焼部5の上に連なる熱交
換器6と、この熱交換器6の上部に連結した排気フ−ド
7と、バ−ナ3にガス燃料を供給するガス比例弁、電磁
開閉弁等の燃料供給装置8が収容されている。9は排気
フ−ド7に接続された排気トップであり、この排気トッ
プ9は先端の排気出口部Aが外装ケース1の前面上部の
開口(図示せず)に挿通されている。
明する。図1は本発明を適用した給湯機を示すものであ
る。図1において、1は外装ケースであり、この外装ケ
ース1には送風機2と、この送風機2によって燃焼用空
気が供給され、バ−ナ3及びバ−ナ3を臨ませた燃焼室
4からなる燃焼部5と、この燃焼部5の上に連なる熱交
換器6と、この熱交換器6の上部に連結した排気フ−ド
7と、バ−ナ3にガス燃料を供給するガス比例弁、電磁
開閉弁等の燃料供給装置8が収容されている。9は排気
フ−ド7に接続された排気トップであり、この排気トッ
プ9は先端の排気出口部Aが外装ケース1の前面上部の
開口(図示せず)に挿通されている。
【0014】排気フ−ド7は図2に示すように、下面に
熱交換器6からの排気ガスを流入させる流入口10、前
面に排気トップ9が接続される流出口11を有する箱型
であり、板金で作られている。排気フ−ド7には流入口
10からの排気ガスを排気フ−ド7内後部に案内する排
気案内板12と、消音装置13が内蔵されている。
熱交換器6からの排気ガスを流入させる流入口10、前
面に排気トップ9が接続される流出口11を有する箱型
であり、板金で作られている。排気フ−ド7には流入口
10からの排気ガスを排気フ−ド7内後部に案内する排
気案内板12と、消音装置13が内蔵されている。
【0015】消音装置13は下面及び前面が開放された
箱状であり、セラミックファイバ−を吸音素材とし、異
形成形吸引金型を用いた吸引成形により一体に成形され
ている。また、排気フ−ド7の天板及び背板との間に空
気層Sが設けられている。
箱状であり、セラミックファイバ−を吸音素材とし、異
形成形吸引金型を用いた吸引成形により一体に成形され
ている。また、排気フ−ド7の天板及び背板との間に空
気層Sが設けられている。
【0016】消音装置13の製造方法としては、吸音素
材として繊維状のセラミックファイバーと、セラミック
ファイバー糊着用有機バインダ−(図示せず)とを水に
混入したものを、異形成形吸引金型(図示せず)に流し
込み、その後、水を吸引し異形成形吸引金型内で一体に
成形するものである。この時、前記有機バインダ−が糊
着剤を成すことで一体に成形できる。
材として繊維状のセラミックファイバーと、セラミック
ファイバー糊着用有機バインダ−(図示せず)とを水に
混入したものを、異形成形吸引金型(図示せず)に流し
込み、その後、水を吸引し異形成形吸引金型内で一体に
成形するものである。この時、前記有機バインダ−が糊
着剤を成すことで一体に成形できる。
【0017】この方法で、消音装置13を一体成形する
ことにより、従来の様に複数の吸音材を組み合わせて使
用するものに比べて、組立て作業を容易とすることがで
き、コストを低減することができる。
ことにより、従来の様に複数の吸音材を組み合わせて使
用するものに比べて、組立て作業を容易とすることがで
き、コストを低減することができる。
【0018】なお、吸音素材に用いるセラミックファイ
バ−は図4に示すように、嵩密度が小さいほど低周波領
域における吸音率が高くなるが、嵩密度が0.08g/cm3未
満のものでは成形が難しくなるため、嵩密度は0.08〜0.
10g/cm3の範囲が適している。また、消音装置13と排
気フード7との間に空気層Sを設けることで、騒音源と
なる500Hz以下の低周波数領域音を効果的に吸音するこ
とができ、外装ケース1 を介しての音漏れを一層低減
できる(図3,4,5参照)。
バ−は図4に示すように、嵩密度が小さいほど低周波領
域における吸音率が高くなるが、嵩密度が0.08g/cm3未
満のものでは成形が難しくなるため、嵩密度は0.08〜0.
10g/cm3の範囲が適している。また、消音装置13と排
気フード7との間に空気層Sを設けることで、騒音源と
なる500Hz以下の低周波数領域音を効果的に吸音するこ
とができ、外装ケース1 を介しての音漏れを一層低減
できる(図3,4,5参照)。
【0019】また図6において、消音装置13の他の一
例を示すものである。即ち、13は下面及び前面が開放
された箱状の消音装置であり、かつ、外側にセラミック
ファイバ−よりなる吸音部(吸音素材)14を配し、内
側にパンチングメタルよりなる支持部15を配し、吸引
成形により一体に成形されるものである。この時、セラ
ミックファイバーの密度を0.08〜0.10g/cm3とするもの
である。これにより、製造コストを低減し、外装ケース
1を介しての音漏れを低減できるばかりでなく、支持部
15によって運送時等のセラミックファイバーの破壊、
脱落等を防止できるとともに、セラミックファイバーの
吸水時等の変形を防止できる。
例を示すものである。即ち、13は下面及び前面が開放
された箱状の消音装置であり、かつ、外側にセラミック
ファイバ−よりなる吸音部(吸音素材)14を配し、内
側にパンチングメタルよりなる支持部15を配し、吸引
成形により一体に成形されるものである。この時、セラ
ミックファイバーの密度を0.08〜0.10g/cm3とするもの
である。これにより、製造コストを低減し、外装ケース
1を介しての音漏れを低減できるばかりでなく、支持部
15によって運送時等のセラミックファイバーの破壊、
脱落等を防止できるとともに、セラミックファイバーの
吸水時等の変形を防止できる。
【0020】また図7において、消音装置13の他の一
例を同様に説明すると、13は下面及び前面が開放され
た箱状の消音装置である。この消音装置13はセラミッ
クファイバ−の吸引成形により0.08〜0.10g/cm3の密度
の一体成形品よりなる第1吸音層16と、第1吸音層1
6の外側にアルミゾルと硫酸アンモニウムより成るバイ
ンダ−を含浸させ、第1吸音層16よりも高密度とした
第2吸音層17とから形成されている。もちろん、この
第2吸音層17を第1吸音層16の外側に異形成形吸引
金型を用いた吸引成形により形成してもよい。また、第
1吸音層16の内側に支持部としてパンチングメタルを
配し、もしくは、吸引成形により一体に成形してもよ
い。
例を同様に説明すると、13は下面及び前面が開放され
た箱状の消音装置である。この消音装置13はセラミッ
クファイバ−の吸引成形により0.08〜0.10g/cm3の密度
の一体成形品よりなる第1吸音層16と、第1吸音層1
6の外側にアルミゾルと硫酸アンモニウムより成るバイ
ンダ−を含浸させ、第1吸音層16よりも高密度とした
第2吸音層17とから形成されている。もちろん、この
第2吸音層17を第1吸音層16の外側に異形成形吸引
金型を用いた吸引成形により形成してもよい。また、第
1吸音層16の内側に支持部としてパンチングメタルを
配し、もしくは、吸引成形により一体に成形してもよ
い。
【0021】この給湯機では、熱交換器6からの熱交換
を終えた燃焼排ガスは排気フ−ド7に入り、排気案内板
12により後方へ案内された後、排気出口11に向かっ
て略水平方向へ流れる間に第1吸音層16により吸音さ
れる。また、第1吸音層16により吸収しきれなかった
音は第2吸音層17によって内方へはねかえされ再度吸
収され、排気トップ9を経て排気出口部Aから外部へ放
出される。これにより、より一層音漏れを低減できる。
を終えた燃焼排ガスは排気フ−ド7に入り、排気案内板
12により後方へ案内された後、排気出口11に向かっ
て略水平方向へ流れる間に第1吸音層16により吸音さ
れる。また、第1吸音層16により吸収しきれなかった
音は第2吸音層17によって内方へはねかえされ再度吸
収され、排気トップ9を経て排気出口部Aから外部へ放
出される。これにより、より一層音漏れを低減できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、下面及び前面が開放された箱
状で、かつ、セラミックファイバ−による一体成形品で
ある消音装置を用いたので、従来の様に複数の吸音材を
組み合わせて使用するものに比べて、組立て作業を容易
とすることができる。また、セラミックファイバ−の密
度を適度な値とすることにより、騒音源となる500Hz以
下の低周波数領域音を効果的に吸音することができる。
状で、かつ、セラミックファイバ−による一体成形品で
ある消音装置を用いたので、従来の様に複数の吸音材を
組み合わせて使用するものに比べて、組立て作業を容易
とすることができる。また、セラミックファイバ−の密
度を適度な値とすることにより、騒音源となる500Hz以
下の低周波数領域音を効果的に吸音することができる。
【0023】また、請求項2記載のものでは、パンチン
グメタルを使用することにより、運送時等のセラミック
ファイバーの破壊、脱落等を防止できるばかりでなく、
セラミックファイバーの吸水時等の変形を防止できる。
グメタルを使用することにより、運送時等のセラミック
ファイバーの破壊、脱落等を防止できるばかりでなく、
セラミックファイバーの吸水時等の変形を防止できる。
【0024】また、請求項3記載のものでは、消音装置
の外側にアルミゾルと硫酸アンモニウムより成るバイン
ダ−を含浸させたことにより、熱交換を終えた燃焼排ガ
スは排気フ−ド内で第1吸音層により吸音され、第1吸
音層により吸収しきれなかった音は第2吸音層によって
内方へはねかえされ再度吸収されることになり、より一
層音漏れを低減できる。
の外側にアルミゾルと硫酸アンモニウムより成るバイン
ダ−を含浸させたことにより、熱交換を終えた燃焼排ガ
スは排気フ−ド内で第1吸音層により吸音され、第1吸
音層により吸収しきれなかった音は第2吸音層によって
内方へはねかえされ再度吸収されることになり、より一
層音漏れを低減できる。
【図1】本発明の一実施例を示す給湯機の概略構成図で
ある。
ある。
【図2】同じく、消音装置の拡大断面図である。
【図3】同じく、セラミックファイバー及びロックウ−
ルの周波数−吸音率特性を示す説明図である。
ルの周波数−吸音率特性を示す説明図である。
【図4】同じく、セラミックファイバーの嵩密度の違い
による周波数−吸音率特性を示す説明図である。
による周波数−吸音率特性を示す説明図である。
【図5】同じく、背後に空気層がある場合とない場合に
おける周波数−吸音率特性を示す説明図である。
おける周波数−吸音率特性を示す説明図である。
【図6】本発明の他の一実施例を示す消音装置の拡大断
面図である。
面図である。
【図7】本発明のもう1つの一実施例を示す消音装置の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図8】従来例を示す消音装置の拡大断面図である。
【図9】同じく他の従来例を示す消音装置の拡大断面図
である。
である。
1 外装ケース 3 バ−ナ 4 燃焼室 6 熱交換器 7 排気フ−ド A 排気出口部 13 消音装置
Claims (3)
- 【請求項1】 バーナ、このバーナを臨ませた燃焼室及
び燃焼ガスによって加熱される熱交換器が収容され、か
つ、前面に排気出口が設けられている外装ケースと、こ
の外装ケース内に設けられ、前記熱交換器からの排気ガ
スを排気出口に案内する排気フ−ドと、この排気フ−ド
に内蔵された消音装置とを備えた給湯機において、前記
消音装置は下面及び前面が開放された箱状で、かつ、セ
ラミックファイバ−による一体成形品であることを特徴
とする給湯機。 - 【請求項2】 バーナ、このバーナを臨ませた燃焼室及
び燃焼ガスによって加熱される熱交換器が収容され、か
つ、前面に排気出口が設けられている外装ケースと、こ
の外装ケース内に設けられ、前記熱交換器からの排気ガ
スを排気出口に案内する排気フ−ドと、この排気フ−ド
に内蔵された消音装置とを備えた給湯機において、前記
消音装置は下面及び前面が開放された箱状で、かつ、セ
ラミックファイバ−による吸音部と、この吸音部の内側
に配されたパンチングメタルよりなる支持部との一体成
形品であることを特徴とする給湯機。 - 【請求項3】 バーナ、このバーナを臨ませた燃焼室及
び燃焼ガスによって加熱される熱交換器が収容され、か
つ、前面に排気出口が設けられている外装ケースと、こ
の外装ケース内に設けられ、前記熱交換器からの排気ガ
スを排気出口に案内する排気フ−ドと、この排気フ−ド
に内蔵された消音装置とを備えた給湯機において、消音
装置は下面及び前面が開放された箱状で、かつ、セラミ
ックファイバ−による一体成形品からなり、消音装置の
外側にはアルミゾルと硫酸アンモニウムより成るバイン
ダ−が含浸されていることを特徴とする給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2672393A JPH06241572A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2672393A JPH06241572A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 給湯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241572A true JPH06241572A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12201255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2672393A Pending JPH06241572A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241572A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102062515A (zh) * | 2009-11-13 | 2011-05-18 | 林德股份公司 | 从空气中获取氦氖浓缩物的方法和装置 |
JP2014145549A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Noritz Corp | 燃焼装置 |
JP2014190570A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Noritz Corp | 潜熱回収型燃焼装置 |
JP2019066113A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
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- 1993-02-16 JP JP2672393A patent/JPH06241572A/ja active Pending
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