JPH06241468A - 食器乾燥機能付き電子レンジ - Google Patents

食器乾燥機能付き電子レンジ

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Publication number
JPH06241468A
JPH06241468A JP2667593A JP2667593A JPH06241468A JP H06241468 A JPH06241468 A JP H06241468A JP 2667593 A JP2667593 A JP 2667593A JP 2667593 A JP2667593 A JP 2667593A JP H06241468 A JPH06241468 A JP H06241468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tableware
drying
light
turntable
heating chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP2667593A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanabe
武士 田辺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2667593A priority Critical patent/JPH06241468A/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】食器類を乾燥しようと思ってあるいは誤操作に
よって、乾燥キーを押したときに、万一食器乾燥用かご
を加熱庫内に入れ忘れているときには、乾燥モードを自
動的に中止するもので、加熱庫内での食器乾燥用かごの
有無の検出を簡単な構造で実現する。 【構成】被加熱物の焦げ状態をチェックする光センサー
22が光路筒21を介して加熱庫17に臨んでいる。乾
燥させるべき食器24を収納する食器乾燥用かご23
に、光路筒21を遮光するための遮光部分23bを形成
してある。食器乾燥モードにおいて、光センサー22へ
の入射光量が少ないときは乾燥運転を続行するが、多い
ときは食器乾燥用かご23が加熱庫17に入ってないも
のとして乾燥運転を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の被加熱物をマ
イクロ波加熱する電子レンジに食器乾燥機能を付加して
なる食器乾燥機能付き電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、電子レンジの多機能化
に伴いヒーター付き電子レンジが普及してきている。こ
れにより、それまではできなかった焦げ目を付けたトー
スト(食パン)加熱が可能になった。
【0003】図8はトースト機能付きの従来の電子レン
ジの例を示す。加熱庫50の側部にマグネトロン51が
配置され、加熱庫50の上部にヒーター52と庫内照明
ランプ53が配置されている。ファン54はマグネトロ
ン51を冷却するとともに、加熱庫50内に導かれてヒ
ーター52からの熱を加熱庫50内で循環させる役割を
担っている。加熱庫50の下部にはターンテーブル55
が回転自在に配置され、このターンテーブル55はター
ンテーブルモーター56に連結され、その全体が重量セ
ンサー57に載置されている。ターンテーブル55上に
何も載置されていない状態で重量センサー57の出力が
ゼロとなるようゼロ点調節が行われている。加熱庫50
の側壁の上部に斜め上方に向けて光路筒58が延出さ
れ、その外側に指向性の強い光センサー(CdSセンサ
ー)59が配置されている。
【0004】ターンテーブル55上に被加熱物であるト
ースト60を載せ、扉を閉めて、トーストキーを押す
と、ヒーター52と庫内照明ランプ53とターンテーブ
ルモーター56とが駆動される。同時にマグネトロン5
1,ファン54が駆動される場合もある。ターンテーブ
ル55が回転し、その上のトースト60も回転されなが
らヒーター52の熱によってむらの少ない状態が加熱さ
れる。加熱に伴ってトースト60の表面に次第に焦げ目
が付いてくるが、庫内照明ランプ53から照射された光
がトースト60の表面を照らし出す。それを光センサー
59で読み取って、所定の焦げ状態になったときに、運
転を停止する。
【0005】一方、マイクロ波加熱するときは、レンジ
キーを押す。すると、マグネトロン51と庫内照明ラン
プ53とターンテーブルモーター56とが駆動され、回
転するターンテーブル55上の食品を均一にマイクロ波
加熱する。この場合、重量センサー57が食品の重さを
検出し、その検出重量に応じた時間にわたってマグネト
ロン51を駆動するようにマイクロコンピュータで制御
することにより、食品の量に応じた適切な加熱が行える
ようになっている。
【0006】また、最近では、ヒーター付き電子レンジ
のさらなる有効活用という観点から、マイクロ波加熱や
トースト加熱を行っていないときに食器を乾燥しようと
いうアイデアが提案されるようになった。
【0007】食器乾燥を行うには、まず、食器類を図9
に示すような食器乾燥用かご70に入れ、その食器乾燥
用かごを水受け用トレイ(図示せず)に載せ、食器乾燥
用かごと水受け用トレイとを一緒にして加熱庫内に入れ
る。水受け用トレイは脚部をもち、その脚部がターンテ
ーブルの外側でオーブン庫内の底面に支持されること
で、水受け用トレイがターンテーブルから浮いた状態と
なる。これは、食器乾燥用かごの荷重を重量センサーに
印加させないためである。水受け用トレイは、食器乾燥
用かごによって水切りされた水を受ける役割をもつとと
もに、食器乾燥用かごがターンテーブル上に載って不測
に回転されるのを防ぐ役割、つまり、食器乾燥用かごと
ターンテーブルとを分離する役割をもつ。食器乾燥用か
ご70は図9に示すとおり、食器乾燥のための熱風が通
過しやすいようにメッシュ状になっている。その通気孔
71は全面にわたって均一な分布状態で形成されてい
る。
【0008】操作パネルにおける乾燥キーを操作する
と、ヒーターに通電されるとともに、ファンに通電さ
れ、ヒーターで加熱された空気がファンによって加熱庫
内に熱風となって循環し、食器乾燥用かご内の食器を乾
燥する。なお、食器乾燥時にはマイクロ波加熱は行わ
ず、ターンテーブルも回転させない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食器乾燥用
かご70は通常、ポリプロピレン(PP)などの樹脂で
作られており、トースト加熱やグリル加熱のような高温
加熱では軟化し溶融するおそれがある。すなわち、食器
を乾燥しようとしているにもかかわらず、誤ってトース
トキーやグリルキーを押してしまうと、そのようなおそ
れが生じる。時間がたてば、発煙は発火のおそれすらあ
る。食器類にもいろいろとあり、金属製のスプーン,フ
ォーク,ナイフや金箔が貼られた茶碗などもある。この
ような金属製のものを誤ってマイクロ波加熱すれば放電
が生じ焼損を起こす。したがって、樹脂でできた食器乾
燥用かごを用い、金属製の食器を入れることの多い食器
乾燥時には充分な注意を払う必要がある。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、食器類を乾燥しようと思ってあるい
は誤操作によって、乾燥キーを押したときに、万一食器
乾燥用かごが加熱庫内に入れられていないときには、乾
燥モードを自動的に中止するもので、加熱庫内での食器
乾燥用かごの有無の検出を簡単な構造で実現することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食器乾燥機
能付き電子レンジは、加熱庫内のターンテーブル上に載
置した被加熱物にマイクロ波を照射して加熱するレンジ
モードと、前記被加熱物をヒーター加熱しその焦げ状態
を光センサーで検出して所定の焦げ目になったときに加
熱を停止するトーストモードとを有し、水受け用トレイ
を前記ターンテーブルの外側で前記加熱庫の底面に支持
させる状態でターンテーブルから上方に離して配置し、
その水受け用トレイに食器を収納した食器乾燥用かごを
載置して熱風の循環により食器を乾燥させるように構成
された食器乾燥機能付き電子レンジにおいて、食器乾燥
モードにおいて前記光センサーへの光の入射量が所定値
以下のときは運転を継続し所定値を上回るときは運転を
禁止する手段を備えるとともに、前記食器乾燥用かごに
おいてそれが加熱庫内に入れられたとき前記光センサー
に対する光の入射を阻止する遮光部分を形成してあるこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】遮光部分が光センサーへの光入射を阻止するこ
とで食器乾燥用かごが加熱庫に入っていると判定でき、
このときは食器乾燥を継続するが、光センサーへの光入
射が多いときは、食器乾燥用かごを加熱庫に入れ忘れた
ものとして食器乾燥の運転を停止する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る食器乾燥機能付き電子レ
ンジの一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1の(a),(b)は食器乾燥機能付き
電子レンジの主要部の電気的構成を示す回路図である。
図1において、1は操作パネルであり、この操作パネル
1には液晶表示部2、スタートキー3、レンジキー4、
トーストキー5、乾燥キー6などが設けられている。8
は重量センサーであり、操作パネル1とともにマイクロ
コンピュータ9に接続されている。マイクロコンピュー
タ9の出力ポートに接続されたトランジスタQ1 〜Q5
のコレクタにはそれぞれリレーコイルY1 〜Y5 が接続
されている。10は電源回路、11は発振トランス、1
2はマグネトロン、13はヒーター、14はターンテー
ブルモーター、15はブロワモーター、16は庫内照明
ランプである。y1 〜y5 はそれぞれリレーコイルY1
〜Y5 に対応したリレー接点である。重量センサー8の
出力信号はマイクロコンピュータ9に導かれており、マ
イクロコンピュータ9は、重量センサー8に荷重がかか
っているか否かを判定する。
【0015】図2は食器を乾燥するときの電子レンジの
概略的な垂直断面図、図3はその水平断面図である。加
熱庫17の前面開口部に扉18が開閉自在に取り付けら
れ、側部にマグネトロン12が配置され、マグネトロン
12に対して冷却用空気を送るとともに加熱庫17内に
導かれて熱風を撹拌するためのファン19が設けられて
いる。このファン19はブロワモーター15によって駆
動される。加熱庫17の上部にヒーター13と庫内照明
ランプ16とが配置され、下部にターンテーブル20が
回転自在に配置されている。このターンテーブル20は
ターンテーブルモーター14に連結され、その全体が重
量センサー8に載置されている。ターンテーブル20上
に何も載置されていない状態で重量センサー8の出力が
ゼロとなるようゼロ点調節が行われている。加熱庫17
の側部の上部に斜め上方に向けて光路筒21が延出さ
れ、その外側に指向性の強い光センサー(CdSセンサ
ー)22が配置されている。図1に示すように、CdS
センサーからなる光センサー22は光が当たると抵抗値
が減少する抵抗であり、抵抗23と分圧抵抗を形成する
ように直列接続され、その抵抗分割点がマイクロコンピ
ュータ9に接続されている。
【0016】食器乾燥用かご23の中に食器24を入
れ、その食器乾燥用かご23を水受け用トレイ25に載
せる。食器24に付着していて食器乾燥用かご23で水
切りされた水は水受け用トレイ25上にたまる。
【0017】食器乾燥用かご23と水受け用トレイ25
とを一緒にして加熱庫17内に入れる。水受け用トレイ
25の脚部25aはターンテーブル20の外側で加熱庫
17の底面上に載置支持させる。この結果、水受け用ト
レイ25はターンテーブル20から浮いた状態となって
いる。この場合、食器24を収納した食器乾燥用かご2
3の重量は重量センサー8にはかからず、重量センサー
8の出力はゼロとなっている。
【0018】なお、別の手順として、先に水受け用トレ
イ25を加熱庫17内に入れておき、その後で、食器2
4を収納している食器乾燥用かご23を加熱庫17に入
れて水受け用トレイ25の上に載置してもよい。
【0019】光センサー22に光を導入するための光路
筒21の基部は、加熱庫17の底面17aからHの高さ
位置で、加熱庫17の奥側壁面17bからDの寸法の箇
所にある。
【0020】さて、食器24を収納する食器乾燥用かご
23は、図4に示すように、多数の通気孔23aが原則
として規則正しく形成されているが、加熱庫17内に入
れて水受け用トレイ25上に載置した状態で光路筒21
の基部に対応する箇所、すなわち、加熱庫17の底面1
7aからHの高さ位置で、加熱庫17の奥側壁面17b
からDの寸法の箇所を中心として、一定大きさ範囲の部
分が光を遮断する遮光部分23bとして形成されてい
る。すなわち、遮光部分23bには通気孔23aは形成
されていない。この遮光部分23bが光路筒21の基部
に対向するのであり、光路筒21を通って光が光センサ
ー22に入射することを遮光部分23bで遮るようにな
っている。
【0021】これの変形実施例として、図5のような形
態も考えられる。これは、食器乾燥用かご23が比較的
浅いもので、その上縁から遮光部分23cを一体的に立
ち上げ形成したものである。遮光部分23cの中心は、
加熱庫17の底面17aからHの高さ位置で、加熱庫1
7の奥側壁面17bからDの寸法の箇所にある。
【0022】なお、いずれの場合も、加熱庫17の側壁
面と食器乾燥用かご23との間の隙間寸法tはなるべく
小さくするのが外来光の遮断にとって好ましく、5mm
以下が望ましい。遮光部分23b,23cは光センサー
22に光が入射するのを遮るものであるから、光を反射
しない黒系または灰系の色調にするのが望ましい。樹脂
で一体成形される食器乾燥用かご23の全体をそのよう
にするのがよい。
【0023】次に、乾燥モードの動作を図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0024】扉18を閉め、操作パネル1のスタートキ
ー3を押した後、乾燥キー6を押すと、マイクロコンピ
ュータ9は、ステップS1で光センサー22からの電圧
0を読み込む。なお、この段階ではまだ庫内照明ラン
プ16は点灯されていない。
【0025】電圧V0 は消灯状態での値である。ステッ
プS2において、マイクロコンピュータ9はトランジス
タQ2 ,Q4 ,Q5 をオンにし、リレーコイルY2 ,Y
4 ,Y5 を励磁してリレー接点y2 ,y4 ,y5 をオン
にする。すなわち、ヒーター13とブロワモーター15
と庫内照明ランプ16とを駆動する。ステップS3にお
いて重量センサー8から荷重データを読み込む。ステッ
プS4では、その測定荷重が所定値よりも軽いか否かを
判断し、重いときは水受け用トレイ25が使用されずに
食器乾燥用かご23がターンテーブル20に直接載って
いるものと判断してステップS5に進み、乾燥加熱を含
めて運転を停止する。
【0026】重量センサー8による測定荷重が所定値よ
りも軽いと判断したときは、水受け用トレイ25が正常
に使われていることになり、ステップS6に進んで庫内
照明ランプ16の点灯状態での光センサー22からの電
圧V1 を読み込む。そして、ステップS7で、V0 に対
するV1 の比が一定値(例えば、1.2)よりも小さい
かどうかを判断する。V0 は消灯時の測定電圧であり、
1 は点灯時の測定電圧である。光センサー22は光が
当たると抵抗値が小さくなり電圧が上昇する。
【0027】V1 /V0 <1.2の判断が否定されると
いうことは、電圧の上昇が大きく、光路筒21を介して
光センサー22に光が充分に入射していること、つま
り、加熱庫17内に食器乾燥用かご23が入ってないこ
とを示している。この「かご無し」の場合はステップS
8に進んで、乾燥加熱を含めて運転を停止する。
【0028】上記とは逆に、V1 /V0 <1.2が成立
するときは、電圧の上昇が小さく、光路筒21を介して
光センサー22に入射した光の量がほとんど変化してい
ないこと、つまり、遮光部分23bによる遮光効果が充
分に効いており、加熱庫17内に食器乾燥用かご23が
確実に入れられていることを示している。この場合は、
ステップS9に進んで乾燥加熱の運転を継続する。すな
わち、ヒーター13およびブロワモーター15に対して
電源回路10から通電が行われる。ヒーター13から発
生した熱はブロワモーター15で起こされた気流に乗っ
て加熱庫17内を流動する。熱風を加熱庫17内で循環
させることにより、食器24に付着している水分を蒸発
させ乾燥させる。なお、この食器乾燥時の熱風の温度
は、グリルモードやトーストモードのときの庫内温度よ
りも低めに設定されており、樹脂製の食器乾燥用かご2
3が軟化することはない。
【0029】レンジキー4を押したときのレンジモード
やトーストキー5を押したときのトーストモードの動作
は図7に示すフローチャートのとおりである。
【0030】ステップS11で光センサー22からの電
圧V0 を読み込み、ステップS2において、庫内照明ラ
ンプ16を点灯し、ブロワモーター15を駆動する。レ
ンジモードのときはマグネトロン12およびターンテー
ブルモーター14を駆動し、トーストモードのときはヒ
ーター13を駆動する。ステップS23において重量セ
ンサー8から荷重データを読み込み、ステップS24で
測定荷重をチェックする。測定荷重が所定値よりも軽い
ときは、マグネトロン12に対する無負荷状態での運転
であるか、水受け用トレイ25に食器乾燥用かご23を
載せて加熱庫17に入れたにもかかわらずレンジキー4
またはトーストキー5を押した誤操作であるので、ステ
ップS15に進み、運転を停止する。
【0031】測定荷重が所定値より重いときは正常であ
るとしてステップS16に進み、庫内照明ランプ16の
点灯状態での光センサー22からの電圧V1 を読み込
む。そして、ステップS17で、V0 に対するV1 の比
が一定値(例えば、1.2)よりも大きいかどうか、つ
まり、光路筒21を介して光センサー22に光が充分に
入射しているかどうかを判断する。これが否定的となる
ときは、水受け用トレイ25を使うことなく加熱庫17
内に食器乾燥用かご23が入っていることを示してお
り、金属製の食器の放電や食器乾燥用かごの溶融などの
危険性があるので、ステップS18に進んで運転を停止
する。
【0032】上記とは逆に、V1 /V0 >1.2が成立
するときは、加熱庫17内に食器乾燥用かご23が存在
していないことが明らかなので、ステップS19に進ん
でレンジモードまたはトーストモードの運転を継続す
る。
【0033】なお、上記実施例では、光センサー22に
対する入射光量が不充分であることをV1 /V0 の比で
判定するようにしたが、その他の方法として、加熱途中
の光センサー22からの電圧V1 の絶対値によって判定
することも考えられる。または加熱中のある期間でのV
1 のレベルが食器乾燥用かご23が存在するときは小さ
いので、レベル変動をもって判定することも考えられ
る。
【0034】また、上記のように誤った取り扱いによ
り、各々モードでの加熱処理を途中停止させたときは、
操作パネル1における液晶表示部2に警告表示を行うよ
うにするのがよい。ブザーを鳴動させて警告するのでも
よい。ユーザーは、強制停止またはそれと同時の警告に
より、取り扱いミスを知り、改めて正しい操作を行うこ
とになる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、食器乾
燥モードにおいて乾燥キーを押したときに、もし食器乾
燥用かごを加熱庫に入れ忘れておれば、乾燥モードを自
動的に中止するのであるが、食器乾燥用かごの存否の検
出に当たり、被加熱物の焦げ状態を判定する光センサー
を有効利用し、この光センサーに対する遮光部分を食器
乾燥用かごに形成するだけの簡単な構造で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る食器乾燥機能付き電子
レンジの電気的構成を示す回路図である。
【図2】実施例において食器乾燥を行うときの電子レン
ジの垂直断面図である。
【図3】実施例において食器乾燥を行うときの電子レン
ジの水平断面図である。
【図4】実施例において食器乾燥用かごの一例を示す正
面図である。
【図5】実施例において食器乾燥用かごの別の例を示す
正面図である。
【図6】実施例において乾燥モードの動作説明に供する
フローチャートである。
【図7】実施例においてレンジモードまたはトーストモ
ードの動作説明に供するフローチャートである。
【図8】従来例の電子レンジにおける焦げ状態検出を示
す垂直断面図である。
【図9】従来例の食器乾燥用かごを示す正面図である。
【符号の説明】
1……操作パネル 4……レンジキー 5……トーストキー 6……乾燥キー 8……重量センサー 9……マイクロコンピュータ 12……マグネトロン 13……ヒーター 14……ターンテーブルモーター 15……ブロワモーター 16……庫内照明ランプ 17……加熱庫 20……ターンテーブル 21……光路筒 22……光センサー 23……食器乾燥用かご 23a……通気孔 23b……遮光部分 23c……遮光部分 24……食器 25……水受け用トレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱庫内のターンテーブル上に載置した
    被加熱物にマイクロ波を照射して加熱するレンジモード
    と、前記被加熱物をヒーター加熱しその焦げ状態を光セ
    ンサーで検出して所定の焦げ目になったときに加熱を停
    止するトーストモードとを有し、水受け用トレイを前記
    ターンテーブルの外側で前記加熱庫の底面に支持させる
    状態でターンテーブルから上方に離して配置し、その水
    受け用トレイに食器を収納した食器乾燥用かごを載置し
    て熱風の循環により食器を乾燥させるように構成された
    食器乾燥機能付き電子レンジにおいて、食器乾燥モード
    において前記光センサーへの光の入射量が所定値以下の
    ときは運転を継続し所定値を上回るときは運転を禁止す
    る手段を備えるとともに、前記食器乾燥用かごにおいて
    それが加熱庫内に入れられたとき前記光センサーに対す
    る光の入射を阻止する遮光部分を形成してあることを特
    徴とする食器乾燥機能付き電子レンジ。
JP2667593A 1993-02-16 1993-02-16 食器乾燥機能付き電子レンジ Pending JPH06241468A (ja)

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JP2667593A JPH06241468A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 食器乾燥機能付き電子レンジ

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JP (1) JPH06241468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2827878A1 (fr) * 2001-07-30 2003-01-31 Didier Vitrac Seche-linge a micro-onde
JP2007320838A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 F C C:Kk 炭化金属焼結体の製造方法

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