JPH06241360A - 押 輪 - Google Patents

押 輪

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JPH06241360A
JPH06241360A JP5148093A JP5148093A JPH06241360A JP H06241360 A JPH06241360 A JP H06241360A JP 5148093 A JP5148093 A JP 5148093A JP 5148093 A JP5148093 A JP 5148093A JP H06241360 A JPH06241360 A JP H06241360A
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JP
Japan
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push ring
arcuate
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thin
projection
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JP5148093A
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Hiroyuki Machida
浩之 町田
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Cosmo Koki Co Ltd
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Cosmo Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管の端部外周に取付けられ、対向する管を結
合するのに用いられる押輪において、弓形爪の抜け落ち
を防止すること。 【構成】 弓形爪4は円環状押輪本体3の隣合う突起5
及びつば6間に形成された凹所内に収納され、しかも、
その両端には薄肉突起10,11が形成されているた
め、仮に弓形爪4が凹所内で移動しても、弓形爪4の薄
肉突起10,11は、円環状押輪本体3の半径方向内方
に突設した突起5の先端に形成されたつば6で保持され
るので、弓形爪4は円環状押輪本体3から抜け落ちるこ
とはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の端部外周に取付け
られ、対向する管を結合するのに用いられる押輪に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、対向する管を結合するのに用いら
れる押輪としては、例えば、図11、図12に記載のも
のが知られている。
【0003】これは、管101の端部外周に円環状押輪
本体102を取付け、この押輪本体102に設けられた
ボルト103の押圧により弓形爪104を管101の外
周に係着して、円環状押輪本体102と対向する管10
5のフランジ106をボルト107及びナット108で
結合するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、円環状押輪本体102及び弓形爪
104で構成された押輪を搬送する際、弓形爪104は
この押輪本体102の内面側に爪固定ゴム109を押し
潰すように無理矢理押し込まれていた。すなわち、弓形
爪104が摩擦係合のみで嵌着しているのみであるた
め、弓形爪104は運搬中等に振動等によりこの押輪本
体102から抜け落ちてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、管の端部外周に取付けられ、対向する管
を結合するのに用いられる押輪において、弓形爪の抜け
落ちを防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の押輪は、管の端部外周に取付けられ、対向する
管を結合するのに用いられる押輪であって、半径方向内
周に形成された凹所に複数の突起を突設し、これら突起
の先端につばを形成した円環状押輪本体と、前記凹所内
に嵌入収納され、前記つばに脱落不能に係止される薄肉
突起を両端に有するとともに、前記凹所内から円環状押
輪本体の環中心に移動可能な弓形爪と、から構成されて
いる。
【0007】
【作用】本発明によれば、弓形爪は円環状押輪本体の隣
合う突起及びつば間に形成された凹所内に収納され、し
かも、その両端には薄肉突起が形成されているため、押
輪の搬送時及び装着時に、弓形爪が凹所内で移動して
も、弓形爪の薄肉突起が、円環状押輪本体の凹所内の突
起の先端に形成されたつばに当接するので、弓形爪は円
環状押輪本体から抜け落ちることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】1は、本発明の押輪であって、押輪1は、
図1に示されるように、管の端部外周に取付けられ、対
向する管を結合するのに用いられるものであり、押輪本
体3と弓形爪4(図4及び図5参照)とで構成される。
【0010】押輪本体3は円環状を成しており、この押
輪本体3内には周方向に所定間隔おいて、半径方向内方
に複数の突起5が突設しており、この突起5の先端には
比較的薄肉のつば6が形成されている。そして、隣合う
突起5,5及びつば6,6間には弓形爪4を収納するた
めの凹所7が形成されている。また、弓形爪4の薄肉突
起先端部分とつばの先端部分とには、アールが形成され
ている。
【0011】また、押輪本体3には弓形爪4が凹所7内
に収納された際、弓形爪4を押圧して管2に係着するた
めのボルト8が周方向に複数個設けられている。なお、
9は管2に取付けられた押輪1を対向する管のフランジ
に結合するために用いられるボルトのボルト挿通穴であ
る(図11参照)。
【0012】弓形爪4は、図4及び図5に示されるよう
に、両端に薄肉突起10、11が形成されている。した
がって、弓形爪4を押輪本体3の凹所7内に収納し、弓
形爪4が凹所7内で下方に移動しても、薄肉突起10、
11がつば6に当接するので、弓形爪4が押輪本体3か
ら抜け落ちることはない。
【0013】このように構成された実施例の押輪にあっ
ては、まず、弓形爪4の一方の薄肉突起10を押輪本体
3の凹所7に挿入し、他方の薄肉突起11をつば6の下
面に当接させ(図6参照)、例えばハンマー等で叩き、
弓形爪4もしくはつば6を少し撓ませて、弓形爪4全体
を凹所7内収納する(図7参照)。
【0014】管2に弓形爪4を係着させるには、ボルト
8の螺入により弓形爪4を押圧し、弓形爪4を管2に食
込ませることにより、押輪1を管2に固定させる。な
お、押輪をボルト挿通穴9を介してボルトを挿通するこ
とにより、管2とそれに対向する管のフランジとを連結
した後、前記弓形爪4を管2に食い込ませる。
【0015】ここで仮に弓形爪4が片方に偏心しても、
弓形爪4の薄肉突起10、11両方とも両つば6、6に
当接する程度に弓形爪4が長いので、弓形爪4は押輪本
体3から抜け落ちることはない。
【0016】12は、弓形爪4の装着された押輪1を搬
送する際に、弓形爪4が振動しないようにする為、さら
にボルト8の螺入以前のセッティング時に弓形爪4を押
輪本体の凹所7内に保持するための保持体であり(図9
参照)、材料としては、例えば粘土もしくは石膏その他
の脆性材等である。
【0017】保持体12は、弓形爪4を凹所7内に嵌入
した後、押輪1の内側から流し込んだり、または詰め込
まれ、保持体12の固化後搬送される。押輪1を管2に
装着後、ボルト8を螺入することでこの保持体12は紛
砕され、排出される。
【0018】また、保持体12として、軟質ゴムを利用
し、ボルト8の螺入力で潰して使用するようにしてもよ
い。
【0019】また、別の実施例では、図10に示される
ように、凹所7に突設される少なくとも片方の突起の付
け根部分に凹部13が形成されている。このため、第1
実施例のように弓形爪4を凹所7に嵌入する場合、弓形
爪4の薄肉突起10がこの凹部13に一時的に挿入され
ることになり、片方の薄肉突起11が図6の場合のよう
につば6に当接することのないまま凹部7に嵌め込まれ
る。そのためハンマー等で弓形爪4を叩く必要がなく、
嵌入後は、図7以降と同様に搬送、装着される。
【0020】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0021】例えば、実施例では、薄肉突起10,11
は図5に示されるように、平面四角形状であるが、薄肉
であればこれに限定されるものではない。
【0022】実施例では、つば6は略コ字状に配されて
いるが、弓形爪4の薄肉突起が当接するものであれば、
これに限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、押輪の搬送及び装着時に、仮に弓形爪が凹所内で移
動しても、弓形爪の薄肉突起は、円環状押輪本体の半径
方向内方に突設した突起の先端に形成されたつばに当接
するので、弓形爪は円環状押輪本体から抜け落ちること
はないという効果が得られる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の押輪を構成する円環状押輪本体の要部
断面図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図1のBーB矢視図である。
【図4】実施例の押輪を構成する弓形爪の正面図であ
る。
【図5】実施例の押輪を構成する弓形爪の平面図であ
る。
【図6】実施例の押輪を構成する弓形爪と円環状押輪本
体の取付時の状態を示す図である。
【図7】実施例の押輪を構成する弓形爪と円環状押輪本
体の取付後の状態を示す図である。
【図8】実施例の押輪を構成する弓形爪を管外周方向に
押した状態を示す図である。
【図9】実施例の弓形爪を円環状押輪本体に保持する機
構を示す図である。
【図10】別の実施例の押輪を構成する円環状押輪本体
の要部断面図である。
【図11】従来の押輪を管に取付けた状態を示す要部断
面図である。
【図12】従来の押輪を構成する弓形爪の落下阻止状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 押輪 2
管 3 円環状押輪本体 4
弓形爪 5 突起 6
つば 7 凹所 8
ボルト 9 ボルト挿通穴 10,11
薄肉突起 12 保持体 13
凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の端部外周に取付けられ、対向する管
    を結合するのに用いられる押輪であって、 半径方向内周に形成された凹所に複数の突起を突設し、
    これら突起の先端につばを形成した円環状押輪本体と、 前記凹所内に嵌入収納され、前記つばに脱落不能に係止
    される薄肉突起を両端に有するとともに、前記凹所内か
    ら円環状押輪本体の環中心に移動可能な弓形爪と、で構
    成したことを特徴とする押輪。
  2. 【請求項2】 弓形爪の一端の薄肉突起が、凹所内の片
    側の突起付け根部に当接時、弓形爪の他端の薄肉突起の
    先端と別の片側のつばの先端とが僅かな重なりを有する
    ようになっている請求項1に記載の押輪。
  3. 【請求項3】 弓形爪の薄肉突起先端部分とつばの先端
    部分とにアールが形成されている請求項1または2に記
    載の押輪。
  4. 【請求項4】 凹所に突設される少なくとも片方の突起
    の付け根部分に、弓形爪の薄肉突起の先端を一時的に挿
    入できる凹部が形成されている請求項1に記載の押輪。
  5. 【請求項5】 凹所内に弓形爪を嵌入した後、つばと薄
    肉突起との間に変形可能な保持体を形成するようにした
    請求項1ないし4のいずれかに記載の押輪。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040011627A (ko) * 2002-07-27 2004-02-11 서우실업 주식회사 주철관용 광폭 이탈방지 압륜의 스파이크 체결구조
JP2012087846A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 管継手の離脱防止装置及びそれに用いられる押輪
JP2017020650A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 株式会社水道技術開発機構 流体管の離脱防止装置の装着方法、及び、流体管の離脱防止装置

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KR20040011627A (ko) * 2002-07-27 2004-02-11 서우실업 주식회사 주철관용 광폭 이탈방지 압륜의 스파이크 체결구조
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JP2017020650A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 株式会社水道技術開発機構 流体管の離脱防止装置の装着方法、及び、流体管の離脱防止装置

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