JPH0624110Y2 - 開閉器操作機構における引外し装置 - Google Patents

開閉器操作機構における引外し装置

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JPH0624110Y2
JPH0624110Y2 JP289686U JP289686U JPH0624110Y2 JP H0624110 Y2 JPH0624110 Y2 JP H0624110Y2 JP 289686 U JP289686 U JP 289686U JP 289686 U JP289686 U JP 289686U JP H0624110 Y2 JPH0624110 Y2 JP H0624110Y2
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博文 植松
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株式会社明電舍
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、開閉器の操作機構における引外し装置に関す
る。
B.考案の概要 本考案は投入ばねのばね力を開閉リンク機構と連結機構
を介して開閉器の可動部に伝達して投入を行なうと共に
しや断ばねを蓄勢し、接点のしや断は、前記開閉リンク
機構を形成する引外しリンクを引外しレバーと連結した
引外しリンクにより屈曲せしめてトツグルリンクを屈曲
自在とすることによりしや断ばねを放勢せしめて行なう
操作機構の引外し装置において、前記引外し装置を第1
復帰ばねを付勢した引外しレバーと、第2復帰ばねと解
除ばねを付勢してあつて前記引外しレバーの係合部に係
脱する引外しフツクと、引外しフツクを軸支した操作レ
バーとフツク解除ばねが係合する係合部材とから構成
し、操作レバーを操作して引外しフツクと係合する引外
しレバーにより引外しリンクを屈曲せしめたときは、前
記引外しフツクは引外しレバーの係合部から外れて引外
しロツドと関係なく引外しレバーのみがばね力により瞬
時に回動復帰できるようにしたことにより、前記引外し
リンクが屈曲後、瞬時に回動復帰しても、従来のように
復帰途中の引外しレバーにぶつかつてこれを破損した
り、操作レバーを介して手元に衝撃が加わる危険性をな
くしたものである。
C.従来の技術 電力用しや断器等の開閉器において、その接点を投入,
しや断する操作装置は、一般に投入ばねとしや断ばね
と、これら各ばねと開閉器の可動部を連動連結する開閉
リンク機構と連結機構等を備えている。このような操作
装置の一例として本出願人に係る実願昭58年第144
209号が出願されている。
上記操作装置を備えた電力用真空しや断装置を第5図〜
第7図によつて説明する。図において、1は図示省略す
る架台上に立設した極柱、2は極柱1に設けた真空イン
タラプタの接点を開閉するための操作装置である。極柱
1は主回路を投入,しや断(開閉)するもので、それぞ
れ支持碍管3に収納した真空インタラプタ4からなり、
支持碍管3内には、真空インタラプタ4における固定接
点4aと接離自在の可動接点4bと連結した絶縁ロツド
5が上下動自在に挿通されている。
前記各絶縁ロツド5の下端は、圧接コイルスプリングの
如き圧接ばね6を介してベルクランクのごときレバー7
の一端と係合されている。各レバー7は、軸8を介して
揺動自在に支承されており、レバー7の他端は3本の各
極柱1間に横移動自在に架設された連結杆9に枢着され
ている。連結杆9は、レバー7と相俟つて各極柱1の真
空インタラプタ4と後述の操作装置2とを連動連結する
連結機構を構成するもので、その一端(第5図〜第7図
において右端)には、ケース(図示省略)の固定壁10
に連設した圧接コイルスプリングの如きしや断ばね11
が装着されている。
操作装置2は、連結機構を介して各極柱2の接点4a,
4bを開閉操作するもので、図に示すとおり、投入ばね
12を蓄勢保持自在の投入ばね蓄勢装置13と、投入ば
ねの放勢により前記しや断ばね11を蓄勢しつつ各3相
の真空インタラプタ4の接点4a,4bを投入すると共
に投入状態に保持しかつしや断命令によりしや断ばね1
1の放勢により接点4a,4bをしや断する開閉リンク
機構14と、投入,しや断操作速度を調整する速度調整
装置15とから構成されている。
すなわち、投入ばね蓄勢装置13において、投入ばね1
2の一端はブラケツト12aを介して支軸16に枢支し
てあり、他端はブラケツト12bを介して投入操作カム
17の一側面に支軸19で枢支されている。投入操作カ
ム17は外周をカム面とする真円形に形成されていると
共に、ばね軸18に偏心せしめて固着されている。ばね
軸18には大スプロケツト20が固着されていて、これ
に掛けたチエーン21の他端は小スプロケツト22に掛
けてある。小スプロケツト22は回転駆動装置(図示省
略する)の出力軸に固着している。
また、投入操作カム17の他側面にはラツチローラ23
が軸着されており、このラツチローラ23には、ばね軸
18の約半回転(第5図において、投入ばね12の一端
の枢着点が、ばね軸18の回転中心と投入ばね12の他
端の枢着点を結ぶ線上(デツドポイント)よりも僅かに
上方に位置するところ)により蓄勢される投入ばね12
を蓄勢状態に保持すべくフツク24の一端が掛合自在に
設けられている。
フツク24はその中間部をピン25により回動自在に枢
支されていると共に、その他端には連結リンク26の一
端が枢着されている。連結リンク26の他端には、支軸
27により揺動自在に枢支された投入レバー28の一端
が枢着されている。そして、投入レバー28の他端には
投入電磁石29の可動鉄心が当接自在に設けられてお
り、可動鉄心に打たれて投入レバー28が支軸30を中
心に第5図において右回り方向に回動するとき、フツク
24とラツチローラ23との掛り合いが解除される。な
お、フツク24には図示しないが、ラツチローラ23と
の掛り合い解除後に再びラツチローラ23との掛り合い
を可能とすべく引張りコイルスプリングの如き復帰ばね
により第5図において右回り方向に付勢している。
つぎに、開閉リンク機構14は引外しリンク31とトグ
ルリンク32とから構成されている。引外しリンク31
はリンクプレート33と34を連結ピン35を介して連
結してなり、一方のリンクプレート34の他端の軸36
には固定軸37に一端を揺動自在に支承されたガイドリ
ンク38が連結してある。引外しリンク31は対をなす
リンクプレート33、34を結合する連結ピン35が両
端の軸39,36を結ぶ直線上よりも第4図において僅
かに下方の位置においてその屈曲を規制すべく、その一
方のリンクプレート33に設けたピン40に他方のリン
クプレート34の端部に設けた係止部41を当接自在に
設けた、いわゆるデツドポイントとなつている。
そして、引外しリンク31の一対のリンクプレート3
3,34の連結部の下方には引外しリンク31を上方へ
屈曲せしめて後述のトツグルリンクの投入状態を解除す
べく引外し装置42が昇降自在に設けてある。引外し装
置42は第5図に示す電磁石でもよいが、多くの場合
に、後に第4図について説明する手動引外し装置が用い
られている。
前記引外しリンク31の他端の軸36にはピン45を介
して屈曲自在に連結して対をなる2組のリンクプレート
43と44からなるトツグルリンク32の一端が連結さ
れている。前記ピン45には投入操作カム17のカム面
と当接して転動するローラ46が軸支してある。また、
トツグルリンク32の他端には主レバー47の一端が軸
48を介して連結されており、この主レバー47は、主
軸49によりその中間部付近を軸支している。
前記トツグルリンク32は、投入ばね12の放勢による
投入操作カム17の残る半回転により、そのピン45が
両端の軸36,37を結ぶ直線上(デツドポイント)よ
り第5図において僅かに右方向に寄つた位置において、
その右方への屈曲を規制すべく、一方のリンクプレート
44の端部が投入保持フツク50の一端と掛り合い自在
に設けられている。投入保持フツク50は、その中間部
付近をピン51により枢支されている。
前記主レバー47の他端には、軸52を介して上下方向
へ延伸した連結杆53の上端は、前記連結機構における
中央のレバー54と枢着されている。また、連結杆53
の下端には、前記速度調整装置15のロツド56が枢着
されている。速度調整装置15は、投入、しや断時の操
作速度の調整および各操作完了時の衝撃の吸収,緩和を
図るもので、その下部は軸57に軸着されている。
なお、第5図において、操作装置2は投入ばね12の一
端がデツドポイントを僅かに超した際にリミツトスイツ
チ等によりその電源が停止されるものである。
以上の構成により真空しや断器を投入,しや断操作する
作用について説明する。まず、真空インタラプタ4の固
定,可動接点4a,4bがしや断状態にある場合におい
て、投入ばね12を蓄勢するには、駆動装置により小ス
プロケツト22を駆動させ、チエーン21を介してラツ
チローラ23を回わしばね軸18を第5図において右回
りに回転するばね軸18の約半回転により投入操作カム
17により蓄勢状態に保持される。
ついで、投入命令による投入電磁石29の作動により、
フツク24とラツチローラ23との掛り合いが解除され
ると共に、投入ばね12の放勢に伴つて投入操作カム1
7が回転され、真空インタラプタ4の固定,可動接点4
a,4bが開閉リンク機構14及び連結機構を介して第
5図に示すように投入操作される。この場合に開閉リン
ク機構14は、投入保持フツク50を介して投入状態に
保持されるものである。また、投入ばね蓄勢装置13は
再度その投入ばね12が蓄勢される。
上述した如く投入状態にある真空しや断器のしや断操作
は、引外し装置における引外しリンク31の作動によ
る。即ち、第6図に示すように引外しリンク31を上方
へ屈曲せしめることにより、トツグルリンク32の下端
を移動自在とし、投入操作時に蓄勢されたしや断ばね1
1の放勢により行なわれる。ところで、引外しリンク3
1の屈曲を手動で行なう場合の構成は第4図に示すよう
になつている。
すなわち、第4図において対をなすリンクプレート3と
4の連結している連結ピン35に設けたローラ58に引
外しレバー59の係合先端部59aが係脱するように設
けてある。引外しレバー59はフレーム60に取付けた
支持台61に支軸62によつて回動自在に設けてあり、
且つ引外しレバー59の一側端には軸ピン63を介して
引外しロツド64が軸支してある。引外しロツド64は
フレーム60に開設した開口65を挿通しており、先端
に引外しボタン66を設けている。引外しボタン66と
フレーム60の外面との間に、引外しロツド64の復帰
ばね67を巻装している。
しかして、引外しレバー59の係合先端部59aは通常
は第4図のa点にあり、真空開閉器のしや断に際して引
外しボタン66を手で押すことにより、係合先端部59
aはa→b→cと移動し、中間のb点において、ローラ
58を押して引外しリンク31のデツドポイントを越さ
せ、上方に屈曲させる。このとき前記ローラ58はリン
ク復帰ばね68に抗して第4図点線位置になり、しや断
された後は、該リンク復帰ばね68により同図実線の位
置に瞬時にして戻る。
D.考案が解決しようとする問題点 上記従来の引外し装置によると、引外しレバー59と引
外しロツド64が軸ピン63によつて直結しているた
め、引外しロツド64を途中で止めておいたとき、又は
復帰の途中にあるときなど引外しレバー59の係合先端
部59aがb点の位置にあるとき、しや断後瞬時に復帰
してきた引外しリンク31のローラ58が係合先端部5
9aに衝突し、引外しレバー59の破損と引外しボタン
66を操作する手元へ衝撃の加わる危険性があつた。ま
た、引外しリンク31の復帰ばね68の力が強い場合に
は、引外しロツド64の復帰ばね67だけでは引外しレ
バー59は復帰しないことがあつた。
本考案は上記従来の欠点を解決した引外し装置を提供す
ることを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 本考案は引外し装置の引外しリンクに係合する部分と手
元操作側とを切離して構成し、引外し操作時のみ引外し
フツクを介して手元操作側の動きが先端係合部に伝わる
と共に、引外し操作が終ると直ちに両者は切離され、先
端係合部のみが手元操作側とは関係なく復帰するように
構成している。
すなわち、本考案は投入ばねの蓄勢装置と開閉器の可動
接点とが開閉リンク機構及びしや断ばねを連係した連結
機構を介して連動連結してあり、前記開閉リンク機構は
引外しリンクとトツグルリンクとから形成し、且つ引外
しリンクを形成する一対のリンクプレートの連結ピンは
投入時デツドポイントを越えた位置に保持されていて、
しや断時引外しレバーにより前記連結ピンをデツドポイ
ントを越えて反対側に移動せしめて引外しリンクを屈曲
ならしめる開閉器操作機構において、 前記引外しレバを支軸に回動自在に枢支すると共に回動
復帰ばねを付勢し、前記支軸には手元側で操作する操作
レバーを軸支し、該操作レバーに、前記引外しレバーの
係合部と係脱し且つ回動復帰ばね及び引外しフツク解除
ばねを付勢した引外しフツクを軸支し、さらに引外しフ
ツク解除ばねの一端が係合する引外し位置決め用の係合
部材を設けたことを特徴とする。
F.作用 操作レバーを引外し方向に操作するとき引外しフツクを
介して引外しレバーが引外しリンクの係合部に係合して
一対のリンクプレートを屈曲自在ならしめると共に、引
外しリンクが引外しレバーから外れると、引外しフツク
は解除ばねの力で自動的に引外しレバーから外れるの
で、該引外しレバーは操作レバーと関係なくばねの力で
瞬時に元の位置に復帰する。
G.実施例 以下本考案を第1図〜第3図に示す実施例にもとづいて
説明する。なお、従来と同等部材には同一符号を付して
説明する。
図において、70は支持台61に設けた支軸71に一端
を枢支した操作レバーである。操作レバー70の他端に
は軸ピン63によつて引外しロツド64が連結してあ
る。前記支軸71にはまた係合先端部72aを有する引
外しレバー72が設けてあり、この引外しレバー72に
は軸支71に巻装した第1復帰ばね73の一端73aが
係止してあり、引外しレバー72に第1図(B)において
右方向に回動復帰するばね力を付勢している。この第1
復帰ばね73の他端は支持台61に形成した係合溝74
に係止している。引外しレバー72にはまた軸75を設
け、該軸75にローラ76を嵌合してあり、ローラ76
の下方にはストッパー軸77を設けてある。このストッ
パー軸77は、第1図(B)において引外しレバー72が
第1復帰ばね73により右回転したとき、支持台61の
係合面78に係合してその回転を規制するためのもので
ある。
さたに、79は前記操作レバー70に設けた支軸80に
軸支してある引外しフツクである。この引外しフツク7
9には支軸80に巻装した第2復帰ばね81の一端81
aを係止してあり、且つ他端81bは操作レバー70に
設けた係合孔82に係止してある。よつて、引外しフツ
ク79は通常の第1図(B)の位置に保持されており、且
つその係合部79aは操作レバー70が支軸71を支点
として持上るときローラ76に斜め下方から係合するよ
うに設けてある。さらに引外しフツク79にはフツク解
除ばね84を作用させている。すなわち、フツク解除ば
ね84は支軸80に巻装してあると共に、その一端84
aは引外しフツク79の係合部79aに係止してあり、
他端84bは係合部79bに係止させたうえさらに伸し
てある。
83は下端折曲げ部83aをフレーム60に固定したほ
ぼ門形の係合部材で、引外し操作時に操作レバー70が
持上るとき、前記フツク解除ばね84が係合部83cに
当たるように設けてあり、このときは引外しフツク79
にはその係合部79aが引外しレバー72のローラ76
から外れる方向(時計方向)にばねの力が付勢されるよ
うに設けてある。
つぎに、第3図(A)、(B)、(C)を参照して作用を説明す
る。
第3図(A)は開閉器の引外し動作前の状態を示し、この
状態から引外しロツド64を復帰ばね67(第1図示)
に抗して押し上げる。すると操作レバー70は支軸71
を支点として持上り、それと共に引外しフツク79も持
上る(これが第3図(B)の動作状態である。)。このと
き、引外しフツク79の係合部79aがローラ76に係
合して引外しレバー72を支軸71に支点として第1復
帰ばね73に抗して右回転させ、その係合先端部72a
が引外しリンク31のローラ58に係合し、デツドポイ
ントを越えて上方に移動し、引外しリンク31は上方に
屈曲せしめられて開閉器はしや断される。
しかして、上記の引外し動作途中において、引外しリン
ク31のローラ58に引外しレバー72の係合先端部7
2aが係合するのとほぼ同時に、フツク解除ばね84の
端部84bが係合部材83の係合部83aと係合し、引
外しフツク79には係合部79aが引外しレバー72の
ローラ76から外れる方向にばね力が付勢されるのであ
るが、引外しリンク31のローラ58がデツドポイント
を越えるまでは引外しレバー72にも回転制止力が作用
しているので、引外しレバー79の係合部79aがロー
ラ76から外れることなく、この状態は操作レバー70
の持上げにより引外しリンク31のローラ58がデツド
ポイントを越える瞬間までつづく。
しかして、引外しリンク31のローラ58がデツドポイ
ントを越えると、該ローラ58は引外しレバー72の係
合先端部72aから離れて、該引外しレバー72はフリ
ーとなり、よつて、引外しフツク79はフツク解除ばね
84のばね力で引外しレバー72を押逃がして該引外し
レバー72のローラ76から外れる。したがつて引外し
リンク31のローラ58がデツドポイントを越えた瞬
間、引外しレバー72は第1復帰ばね73の力で、操作
レバー70、引外しロツド64の復帰と関係なく、且つ
引外しリンク31が元の位置に伸長復帰するよりも一瞬
早く自動復帰する。
したがつて、その後引外しロツド72を復帰ばね67の
力で復帰させれば、操作レバー70は下がり、また引外
しフツク79は第2復帰ばね81の力で再び第3図(A)
の引外し動作前の状態に戻る。
なお、引外しフツク79は前述のとおりフツク解除ばね
84により解除動作するが、万一動作しないときは、操
作レバー70をさらに押上げることにより、補助的に引
外しフツク79の係合端79bが門形の係合部材83の
上部係合縁83bに係合して引外しフツク79を第2復
帰ばね79に抗して強制的に回動させ、引外しフツク7
9の他方の係合縁79aをローラ76から外して、引外
しレバー72を元の位置に回動復帰せしめるように設け
てある。
H.考案の効果 以上の通りであり、本考案は引外し操作を行う手元側に
属する操作レバーと引外しリンクと直に係合する引外し
レバーを切離して設け、引外しリンクがデツドポイント
を越えるまでは引外しレバーと操作レバーは引外しフツ
クを介して連結しているが、引外しリンクがデツドポイ
ントを越えて屈曲した後は引外しレバーと操作レバーは
切離されて、手元側操作による操作レバーの復帰と関係
なく引外しレバーのみばね力で復帰するので、従来のよ
うに引外しリンクが復帰途中の引外しレバーの係合先端
部にぶつかつてこれを破損したり操作レバーを介して手
元側に衝撃が加わるような危険性をなくすることができ
るというすぐれた効界がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本考案に係る引外し装置の平面図、第1図
(B)は同図(A)のX−X線断面図、第2図はフツク解除ば
ねの係合する係合部材の斜視図、第3図(A)、(B)、(C)
は引外し装置の引外し動作前と、引外し動作中と、引外
し動作後の状態を示す動作説明図、第4図は従来の引外
し装置の縦断側面図、第5図、第6図、第7図はしや断
器の投入動作完了時と、しや断時と、しや断動作完了時
の状態を示す動作説明図である。 4…真空インタラプタ、4a…固定接点、4b…可動接
点、9…連結杆、11…しや断ばね、12…投入ばね、
13…投入ばね蓄勢装置、14…開閉リンク機構、31
…引外しリンク、32…トツグルリンク、33,34…
リンクプレート、35…連結ピン、64…引外しロツ
ド、67…復帰ばね、70…操作レバー、72…引外し
レバー、73…第1復帰ばね、75…支軸、79…引外
しフツク、80…支軸、81…第2復帰ばね、83…係
合部材、84…フツク解除ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入ばねの蓄勢装置と開閉器の可動接点と
    が開閉リンク機構及びしや断ばねを連係した連結機構を
    介して連動連結してあり、前記開閉リンク機構は引外し
    リンクとトツグルリンクとから形成し、且つ引外しリン
    クを形成する一対のリンクプレートの連結ピンは投入時
    デツドポイントを越えた位置に保持されていて、しや断
    時引外しレバーにより前記連結ピンをデツドポイントを
    越えて反対側に移動せしめて引外しリンクを屈曲自在な
    らしめる開閉器操作機構において、 前記引外しレバーを支軸に回動自在に枢支すると共に回
    動復帰ばねを付勢し、前記支軸には手元側で操作する操
    作レバーを軸支し、該操作レバーに、前記引外しレバー
    の係合部と係脱し且つ回動復帰ばね及び引外しフツク解
    除ばねを付勢した引外しフツクを軸支し、さらに引外し
    フツク解除ばねの一端が係合する引外し位置決用の係合
    部材を設けたことを特徴とする開閉器操作機構における
    引外し装置。
JP289686U 1986-01-13 1986-01-13 開閉器操作機構における引外し装置 Expired - Lifetime JPH0624110Y2 (ja)

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