JPH06240079A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH06240079A
JPH06240079A JP5499793A JP5499793A JPH06240079A JP H06240079 A JPH06240079 A JP H06240079A JP 5499793 A JP5499793 A JP 5499793A JP 5499793 A JP5499793 A JP 5499793A JP H06240079 A JPH06240079 A JP H06240079A
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育宏 三島
Rika Yoneyama
里佳 米山
Mamoru Ishida
守 石田
Masahiro Asada
正博 浅田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリカーボネート樹脂(A)5〜95重量
%、及び下記一般式(I)で表されるスルホン酸金属塩
置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含むスチレン
系樹脂(B)95〜8重量%を含有する樹脂組成物。 【化1】 (式中、R1 ,R2 及びR3 は、それぞれ独立して、H
又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。Mは、金属イオ
ンを示す。) 【効果】 高難燃性で、衝撃強度等の機械的特性に優れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂組成物に関し、更に
詳しくは、ポリカーボネート樹脂及びスルホン酸金属塩
置換芳香族ビニル化合物を構成成分として含むスチレン
系樹脂を含有する難燃性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂及びスチレン系樹
脂から構成される樹脂は、耐熱性、耐衝撃性、及び成型
性に優れているため、機械、自動車、電気、電子部品等
に広く使用されている。上記樹脂がOA機器や家電部品
に使用されるためには、更に高い難燃性が必要であるた
め、ハロゲン化合物、リン化合物等の難燃剤を配合し
て、樹脂を難燃化する方法が知られている。
【0003】近年、安全性の点から、OA機器、家電製
品に対する米国UL機関の難燃規制が、厳しくなってき
ている。更に、OA機器メーカー及び家電メーカーは、
軽量化、効率化のために、部品、ハウジングの樹脂成形
品部分を次第に肉薄化している。このため、樹脂自体の
難燃性を更に高める技術が必要となってきている。樹脂
の難燃性を高めるには、難燃剤を増量する方法、無
機物質を配合する方法等がある。しかし、の方法は、
難燃剤を多量に使用するため、衝撃強度等機械的特性が
低下し、更にコストアップになるという欠点がある。
の方法は、機械的特性が低下するという欠点がある。ポ
リカーボネート樹脂及び芳香族スルホン酸塩を使用した
スチレン系樹脂のブレンド物は、既に特公昭57−81
38で報告されている。しかし、特公昭57−8138
では、芳香族スルホン酸塩として共重合機能を持たない
アルキルアリールスルホン酸塩を乳化剤として用いてお
り、また、難燃性にも効果が見られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香族スル
ホン酸塩として共重合機能を持ったビニル基を有するス
ルホン酸金属塩置換芳香族ビニル化合物を用い、スチレ
ン系樹脂共重合、上記の欠点を解決しようとするもの
で、その目的は、高難燃性で、かつ衝撃強度等の機械的
特性に優れた樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂組成物は、
ポリカーボネート樹脂(A)5〜95重量%、及び下記
一般式(I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニル芳
香族化合物を構成成分として含むスチレン系樹脂(B)
95〜5重量%からなる。
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 ,R2 、R3 はH又は炭素数
1〜4のアルキル基を示す。Mは、金属イオンを示
す。)
【0008】本発明における好ましいポリカーボネート
樹脂(A)としては、熱可塑性芳香族ポリカーボネート
が挙げられる。本発明においてスチレン系樹脂(B)と
しては、スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を構
成成分として含むスチレン系樹脂(B1)5〜100重
量%及びスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を構
成成分として含まないスチレン系樹脂(B2)95〜0
重量%からなり、該スチレン系樹脂(B1)が、スルホ
ン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含
む共重合体(Xa)及び/又はスルホン酸金属塩置換ビ
ニル芳香族化合物を構成成分として含むグラフト共重合
体(Ya)からなり,該スチレン系樹脂(B2)が、ス
ルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分とし
て含まない共重合体(Xb)及び/又はスルホン酸金属
塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含まないグ
ラフト共重合体(Yb)からなる。
【0009】スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物
の共重合体(Xa)は、前記一般式(I)で表されるス
ルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物0.1〜20重
量%、芳香族ビニル化合物20〜89.9重量%、シア
ン化ビニル化合物10〜60重量%、アルキルメタクリ
レート0〜30重量%、N−置換マレイミド化合物0〜
40重量%及びこれらと共重合可能な他の単量体0〜2
0重量%を構成成分として含有し、かつ該共重合体のメ
チルエチルケトン可溶分の還元粘度がジメチルフォルム
アミド溶液中、30℃で0.15〜2.0dl/gの範囲
である。共重合体(Xb)は、芳香族ビニル化合物40
〜90重量%、シアン化ビニル化合物10〜60重量
%、アルキルメタクリレート0〜30重量%、N−置換
マレイミド化合物0〜40重量%及びこれらと共重合可
能な他の単量体0〜20重量%を構成成分として含有
し、かつ該共重合体のメチルエチルケトン可溶分の還元
粘度がジメチルフォルムアミド溶液中、30℃で0.1
5〜2.0dl/gの範囲である。
【0010】グラフト共重合体(Ya)は、ゴム状重合
体30〜90重量部、及びシアン化ビニル化合物
(e)、アルキルメタクリレート化合物(f)、芳香族
ビニル化合物(g)、該化合物と共重合可能な他のビニ
ルモノマー(h)、及び前記一般式(I)で表されるス
ルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物(i)の各々の
重量比率が下式を満足する単量体混合物70〜90重量
部を構成成分として含有する。 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g−i e≧0、f≧0、 0≦g≦90、及び0≦h≦20 0.1≦i≦20 〔但し、式中、e,f,g,h及びiは、それぞれシア
ン化ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合
物(f)、芳香族ビニル化合物(g)、該化合物と共重
合可能な他のビニルモノマー(h)、及び該一般式
(I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物(i)の単量体混合物中における重量比率(%)を
示す。〕
【0011】グラフト共重合体(Yb)は、ゴム状重合
体30〜90重量部、及びシアン化ビニル化合物
(e)、アルキルメタクリレート化合物(f)、芳香族
ビニル化合物(g)、該化合物と共重合可能な他のビニ
ルモノマー(h)の各々の重量比率が下式を満足する単
量体混合物70〜10重量部を重合してなる。 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g e≧0、f≧0、 0≦g≦90、及び0≦h≦20 〔但し、式中、e,f,g及びhは、それぞれシアン化
ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合物
(f)、芳香族ビニル化合物(g)、及びこれらと共重
合可能な他のビニルモノマー(h)の単量体混合物中に
おける重量比率(%)を示す。〕 本発明組成物は、好適な実施態様において、上記樹脂組
成物100重量部に対して更に難燃剤を0〜40重量部
含有する。
【0012】次に、本発明を詳しく説明する。本発明の
樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂(A)及びスチレ
ン系樹脂(B)を含有する。上記ポリカーボネート樹脂
(A)としては、熱可塑性芳香族ポリカーボネートが好
ましく、更に2価フェノール化合物とホスゲン、又は炭
酸ジエステルの反応により製造される芳香族ポリカーボ
ネートが好ましい。上記2価フェノール化合物として
は、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシルフェニル)プ
ロパン、いわゆるビスフェノールA等のビスフェノール
類、ハイドロキノン、4,4−ジヒドロキシジフェニ
ル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ケトン等の化合物が挙げられる。これらの
2価フェノール化合物からなるホモポリマー、又は2種
以上からなるコポリマー、あるいは、これらの混合物も
挙げられる。上記2価フェノールの中でも、ビスフェノ
ールAが好ましい。これらの2価フェノールは、単独で
又は2種以上組み合わせて用いることができる。ポリカ
ーボネート(A)の難燃性を高めるために、リン化合物
を共重合あるいは末端封止に使用することもできる。
【0013】スチレン系樹脂(B)は、上記一般式
(I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として共重合してなる。上記一般式
(I)において、R1 、R2 、R3 は、それぞれ独立し
て、H、又は炭素数1〜4のアルキル基であり、Mは、
Na、K等のアルカリ金属イオンである。このようなス
ルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物の代表例として
は、p−スチレンスルホン酸ソーダ、p−スチレンスル
ホン酸カリウム等が挙げられ、これらは単独で又は2種
以上組み合わせて用いられる。
【0014】上記スチレン系樹脂(B)としては、スル
ホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物の共重合体(X
a)及び/又は、スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物のグラフト共重合体(Ya)とを含有するスチレン
系樹脂(B1)又は、該スチレン系樹脂(B1)と、ス
ルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を含まない共重
合体(Xb)及び/又は、スルホン酸金属塩置換ビニル
芳香族化合物を構成成分として含まないグラフト共重合
体(Yb)からなるスチレン系樹脂(B2)とから構成
されるものが好ましい。
【0015】上記スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として含有する共重合体(Xa)は、上
記の一般式(I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニ
ル芳香族化合物、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル
化合物、アルキルメタクリレート化合物、N−置換マレ
イミド化合物、及びこれらの化合物と共重合可能な化合
物で構成される。
【0016】上記芳香族ビニル化合物としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メチルスチレン、p−メチル
スチレン、クロルスチレン等が挙げられる。上記シアン
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリル等が挙げられる。上記アルキル(メタ)アク
リレート化合物としては、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。上記N−置換マレイ
ミド化合物としては、N−フェニルマレイミド、N−メ
チルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピル
マレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−ブチル
マレイミド、N−イソブチルマレイミド、N−ターシャ
リーブチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド
等が挙げられる。これらの化合物と共重合可能な他の化
合物としては、アクリル酸、メタクリル酸が挙げられ
る。これらは、いずれも単独で又は2種以上組み合わせ
て用いられる。
【0017】上記共重合体(Xa)を構成する各成分の
含有量は、スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物
0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜15重量%、
芳香族ビニル化合物20〜89.9重量%、好ましくは
30〜84.8重量%、シアン化ビニル化合物10〜6
0重量%、好ましくは15〜55重量%、アルキルメタ
クリレート0〜30重量%、好ましくは0〜20重量
%、N−置換マレイミド化合物0〜40重量%、好まし
くは0〜30重量%、及びこれらと共重合体可能な他の
単量体0〜20重量%より得られ、かつ該共重合体のメ
チルエチルケトン可溶分の還元粘度がジメチルフォルム
アミド溶液中、30℃で0.15〜2.0dl/g、好ま
しくは0.25〜1.2dl/gの範囲である。
【0018】上記スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として含有しない共重合体(Xb)は、
芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、アルキル
メタクリレート化合物、N−置換マレイミド化合物、及
びこれらと共重合体可能な他の化合物を含有する。上記
各化合物は、上記共重合体(Xa)に用いられる化合物
と同様である。上記共重合体(Xb)を構成する各成分
の含有量は、芳香族ビニル化合物40〜90重量%、好
ましくは50〜80重量%、シアン化ビニル化合物10
〜60重量%、好ましくは20〜50重量%、アルキル
メタクリレート0〜30重量%、好ましくは0〜20重
量%、N−置換マレイミド化合物0〜40重量%、好ま
しくは0〜30重量%及びこれらと共重合可能な他の化
合物0〜20重量%である。該共重合体のメチルエチル
ケトン可溶分の還元粘度は、ジメチルフォルムアミド溶
液中、30℃で0.15〜2.0dl/g、好ましくは
0.25〜1.2dl/gの範囲である。
【0019】上記スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として含有するグラフト共重合体(Y
a)は、ゴム状重合体に、上記の一般式(I)で表され
るスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物、芳香族ビ
ニル化合物、シアン化ビニル化合物、アルキルメタクリ
レート化合物、及びこれらの化合物と共重合可能な他の
化合物を含有してなる。上記スルホン酸金属塩置換ビニ
ル芳香族化合物、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル
化合物、アルキルメタクリレート化合物、及びこれらの
化合物と共重合可能な他の化合物は、上記共重合体(X
a)において用いられる各化合物と同様である。上記ゴ
ム状重合体としては、例えば、ポリブタジエンゴム、ス
チレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)等のジエ
ン系ゴム;ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系ゴム;
及びエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム
(EPDM)等のポリオレフィン系ゴム等が挙げられ、
これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0020】上記グラフト共重合体(Ya)を構成する
各成分の含有量は、ゴム状重合体30〜90重量部、好
ましく40〜85重量部、及びシアン化ビニル化合物
(e)、アルキルメタクリレート(f)、芳香族ビニル
化合物(g)、及びこれらと共重合可能な他のビニルモ
ノマー(h)、及び上記一般式(I)で表されるスルホ
ン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物(i)の各々の重量
比率が下式を満足する単量体混合物70〜10重量部、
好ましくは60〜15重量部である: 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g−i e≧0、f≧0、 0≦g≦90、及び0≦h≦20 0.1≦i≦20 〔但し、式中、e,f,g及びhは、それぞれシアン化
ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合物
(f)、芳香族ビニル化合物(g)、及びこれらと共重
合可能な他のビニルモノマー(h)、及び該一般式
(I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物(i)の単量体混合物中における重量比率(%)を
示す。〕
【0021】上記スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として含有しないグラフト共重合体(Y
b)は、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、
アルキルメタクリレート化合物、及びこれらの化合物と
共重合可能な他の化合物、及びゴム状重合体を含有す
る。上記各化合物及びゴム状重合体としては、上記グラ
フト共重合体(Ya)において用いられる各化合物及び
ゴム状重合体と同様である。上記グラフト共重合体(Y
b)を構成する各成分の含有量は、ゴム状重合体30〜
90重量部、好ましくは40〜85重量部、及びシアン
化ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート
(f)、芳香族ビニル化合物(g)、及びこれらと共重
合可能な他のビニルモノマー(h)の各々の重量比率が
下式を満足する単量体混合物70〜10重量部、好まし
くは60〜15重量部である; 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g e≧0、f≧0、 0≦g≦90、かつ0≦h≦20 〔但し、式中、e,f,g及びhは、それぞれシアン化
ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合物
(f)、芳香族ビニル化合物(g)、及びこれらと共重
合可能な他のビニルモノマー(h)の単量体混合物中に
おける重量比率(%)を示す。〕
【0022】本発明に用いられるスチレン系樹脂(B)
は、スチレン系樹脂(B1)5〜100重量%の割合い
で、スチレン系樹脂(B2)を95〜0重量%の割合い
で含有するのが好ましい。上記範囲外では、得られる樹
脂組成物の衝撃強度、流動性あるいは難燃性が低下す
る。
【0023】次に本発明の樹脂組成物中の各成分の含有
量について説明する。上記ポリカーボネート樹脂(A)
は、本発明の樹脂組成物中において、5〜95重量%の
割合いで含有され、好ましくは10〜90重量%の割合
いで含有される。この含有量が5重量%未満の場合には
難燃性が低下し、95重量%を越える場合には流動性が
低下する。上記スチレン系樹脂(B)は、本発明の樹脂
組成物中において、5〜95重量%の割合いで含有さ
れ、好ましくは10〜90重量%の割合いで含有され
る。この含有量が5重量%未満の場合には流動性が低下
し、95重量%を越える場合には難燃性が低下する。
【0024】本発明の樹脂組成物は、更に難燃剤を含有
することが好ましく、これにより得られる樹脂の難燃効
果を更に高めることができる。上記難燃剤としては、例
えば、ポリカーボネート樹脂、スチレン系樹脂に使用し
得るリン系難燃剤、ハロゲン系難燃剤、窒素系難燃剤、
金属塩等が用いられ得る。上記リン系難燃剤としては、
赤燐、トリフェルニホスフェート、トリクレジルホスフ
ェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェ
ニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェー
ト、トリ−2−エチルヘキシルジフェニルホスフェー
ト、芳香族縮合リン酸エステル、トリメチルホスフェー
ト、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェー
ト、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート、トリブト
キシエチルホスフェート、トリオレイルホスフェート等
の非ハロゲンリン酸エステル;トリスクロロエチルホス
フェート、トリスジクロロプロピルホスフェート、トリ
ストリブロモフェニルホスフェート、トリスジブロモフ
ェニルホスフェート、トリストリブロモネオペンチルホ
スフェート等含ハロゲンリン酸エステル等が挙げられ
る。
【0025】上記ハロゲン系難燃剤としては、ブロム化
ビスフェノール系エポキシ樹脂、ブロム化ビスフェノー
ル系ポリカーボネート樹脂、ブロム化ポリフェニレンオ
キサイド、テトラブロモビスフェノールAのオリゴマ
ー、ビストリブロモフェノキシエタン、テトラブロモビ
スフェノールA等のブロム系難燃剤;塩素化ポリエチレ
ン、パークロロシクロペンタデカン等の塩素系難燃剤;
ポリテトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、テト
ラフルオロエチレン−エチレン共重合体、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体等のフッ素系難燃剤等が挙げられる。上記
窒素系難燃剤としては、ポリリン酸アンモニウム、メラ
ミン等が挙げられる。上記金属塩としては、トリクロロ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフェニルスルホン酸
カリウム、六フッ化ナトリウムアルミニウム等が挙げら
れる。上記難燃剤は単独で又は2種以上組み合わせて用
いられ、その配合量は、本発明の難燃樹脂組成物、すな
わち、上記ポリカーボネート樹脂(A)及び上記スチレ
ン系樹脂(B)の合計100重量部に対し、1〜40重
量部が好ましい。
【0026】本発明の樹脂組成物は、更に、通常よく知
られた酸化防止剤、熱安定剤、滑剤はもとより、必要に
応じて適宜UV吸収剤、顔料、帯電防止剤、難燃剤、及
び難燃助剤を含有することができる。特に、ポリカーボ
ネート樹脂、スチレン系樹脂に用いられるフェノール系
抗酸化剤;ホスファイト系安定剤、ベンゾフェノン系、
ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤及び脂肪酸エステ
ル、炭化水素系ワックス類等の内外滑剤等は、本発明の
樹脂組成物を成形用樹脂として、より高性能なものとす
るために用いることができる。本発明の樹脂組成物は、
また、難燃性の必要の度合いにより、少量の三酸化アン
チモン等のアンチモン化合物、ポリジメチルシロキサン
等のシリコン化合物、アルミナ等のアルミニウム化合物
などの難燃助剤を配合して使用することもできる。更
に、弾性率等の機械的特性又は耐熱性を向上させるため
に、ガラスファイバー、カーボンファイバー等の補強繊
維;マイカ、タルク、クレー、ガラスビーズ等を含有す
ることもできる。本発明の樹脂組成物は、ポリカーボネ
ート樹脂(A)、スルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
合物を構成成分として含有するスチレン系樹脂(B)、
及び必要に応じて上記難燃剤等の添加剤を、押出し機、
ニーダー等で溶融混練し、製造することができる。
【0027】
【実施例】以下に、本発明を実施例及び比較例を挙げて
説明するが、これら実施例及び比較例は、本発明を限定
するものではない。 <スチレン系樹脂(B)の合成> (イ)共重合体(Xa)の合成 攪拌機及び冷却機付きの反応容器に、窒素気流下、次の
物質を充填した。 水 250重量部 ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.4重量部 硫酸第一鉄 0.0025重量部 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.01重量部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.5重量部 窒素気流下60℃で上記物質を攪拌後、表1に示す割合
いの単量体混合物を、重合開始剤のキュメンハイドロパ
ーオキサイド、重合度調整剤としてのt−ドデシルメル
カプタンとともに5時間かけて連続的に滴下添加した。
滴下終了後、この混合物を60℃で更に1時間攪拌を続
け重合を終了させた。得られた共重合体を(Xa−
1)、(Xa−2)、(Xa−3)及び(Xa−4)と
する。
【0028】(ロ)共重合体(Xb)の合成 共重合体(Xa)と同じ方法にて、表1の組成の重合を
行った。表1に示される割合いの単量体混合物とドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダを3重量部用いた以外は、
上記共重合体(Xa)の合成と同様にして重合を行っ
た。得られた共重合体を(Xb−1)、(Xb−2)及
び(Xb−3)とする。
【0029】(ハ)グラフト共重合体(Ya)の合成 攪拌機及び冷却機付きの反応容器に、窒素気流下、次の
物質を充填した。 水 250重量部 ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.2重量部 硫酸第一鉄 0.0025重量部 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.01重量部 ゴム状重合体 表2に示す所定量 窒素気流下60℃で上記物質を攪拌後、表2に示す割合
いの単量体混合物及び重合開始剤としてのキュメンハイ
ドロパーオキサイドを5時間かけて連続的に滴下添加し
た。滴下終了後、この混合物を60℃で更に1時間攪拌
を続け重合を終了させた。得られたグラフト共重合体を
(Ya−1)、(Ya−2)及び(Ya−3)とする。
【0030】(ニ)グラフト共重合体(Yb)の合成 表2に示す割合いのゴム状重合体及び単量体混合物を用
いた以外は、上記共重合体(Ya)の合成と同様にして
重合を行った。得られたグラフト共重合体を(Yb−
1)及び(Yb−2)とする。
【0031】(ホ)スチレン系樹脂(B)の合成 上記により得られた共重合体(Xa)、(Xb)及びグ
ラフト共重合体(Ya)、(Yb)のラテックスを表3
に示す割合いで均一に混合し、フェノール系の抗酸化剤
のBHTを加え、塩化カルシウム水溶液で凝固した後、
水洗、脱水、乾燥し、スチレン系樹脂(B)のパウダー
を得た。
【0032】実施例1〜14及び比較例1〜9 上記方法により得られたスチレン系樹脂(B)とポリカ
ーボネート樹脂(A)〔三菱化成株式会社製、タフロン
FN3000A(商品名)〕と難燃剤〔トリフェニルホ
スフェート(TPP)〕及びポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)とを表3、表4、表5及び表6に示した
比率で、201スーパーミキサー(カワタ株式会社製)
を用いてブレンドし、44mm2軸押出し機(日本製鋼株
式会社)にてペレットを作製した。次に、5オンス射出
成形機(日精株式会社製)を用いて、スクリュー回転数
80rpm 、ノズル設定温度230℃の条件で、このペレ
ットを用いて試験片を成形した。得られた成形体を以下
の特性について調べた。
【0033】<測定方法> 〔難燃性の測定〕UL−94規格に基づいて、上記方法
により成形された試験片について評価した。尚、「B」
は規格外であり、燃焼したことを意味する。 〔衝撃強度の測定〕ASTM D256に基づいて、ア
イゾット試験に従い、上記方法により成形された試験片
について評価した。表3より、実施例1〜10で得られ
た成形体は、難燃性、衝撃強度のいずれにも優れること
がわかる。
【0034】
【表1】 PSS:p−スチレンスルホン酸ソーダ AN:アクリロニトリル MMA:メチルメタクリレート St:スチレン PMI:N−フェニルマレイミド αSt:α−メチルスチレン
【0035】
【表2】 PBD:ポリブタジエンゴム、平均粒径2500オング
ストローム PBA:ポリブチルアクリレートゴム、平均粒径240
0オングストローム PSS:p−スチレンスルホン酸ソーダ AN:アクリロニトリル MMA:メチルメタクリレート St:スチレン
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明により
高難燃性で、衝撃強度等の機械的特性に優れた樹脂組成
物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPP 9363−4J (72)発明者 浅田 正博 兵庫県神戸市須磨区横尾8丁目1番地の1 45−102号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂(A)5〜95重
    量%、及び下記一般式(I)で表されるスルホン酸金属
    塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含むスチレ
    ン系樹脂(B)95〜5重量%を含有する樹脂組成物。 【化1】 (式中、R1 ,R2 及びR3 は、それぞれ独立して、H
    又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。Mは、金属イオ
    ンを示す。)
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート樹脂(A)が、熱可塑
    性芳香族ポリカーボネートである請求項1記載の樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 スチレン系樹脂(B)が、スルホン酸金
    属塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含むスチ
    レン系樹脂(B1)5〜100重量%及びスルホン酸金
    属塩置換ビニル芳香族化合物を構成成分として含まない
    スチレン系樹脂(B2)95〜0重量%からなり、該ス
    チレン系樹脂(B1)が、スルホン酸金属塩置換ビニル
    芳香族化合物を構成成分として含む共重合体(Xa)及
    び/又はスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化合物を構
    成成分として含むグラフト共重合体(Ya)からなり,
    該スチレン系樹脂(B2)が、スルホン酸金属塩置換ビ
    ニル芳香族化合物を構成成分として含まない共重合体
    (Xb)及び/又はスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族
    化合物を構成成分として含まないグラフト共重合体(Y
    b)からなる請求項1記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 共重合体(Xa)が、スルホン酸金属塩
    置換ビニル芳香族化合物0.1〜20重量%、芳香族ビ
    ニル化合物20〜89.9重量%、シアン化ビニル化合
    物10〜60重量%、アルキルメタクリレート0〜30
    重量%、N−置換マレイミド化合物0〜40重量%及び
    これらと共重合可能な他の単量体0〜20重量%を構成
    成分として含有し、かつ該共重合体のメチルエチルケト
    ン可溶分の還元粘度がジメチルフォルムアミド溶液中、
    30℃で0.15〜2.0dl/gの範囲である請求項3
    記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 共重合体(Xb)が、芳香族ビニル化合
    物40〜90重量%、シアン化ビニル化合物10〜60
    重量%、アルキルメタクリレート0〜30重量%、N−
    置換マレイミド化合物0〜40重量%及びこれらと共重
    合可能な他の単量体0〜20重量%を構成成分として含
    有し、かつ該共重合体のメチルエチルケトン可溶分の還
    元粘度がジメチルフォルムアミド溶液中、30℃で0.
    15〜2.0dl/gの範囲である請求項3記載の樹脂組
    成物。
  6. 【請求項6】 グラフト共重合体(Ya)が、ゴム状重
    合体30〜90重量部、及びシアン化ビニル化合物
    (e)、アルキルメタクリレート化合物(f)、芳香族
    ビニル化合物(g)、該化合物と共重合可能な他のビニ
    ルモノマー(h)、及びスルホン酸金属塩置換ビニル芳
    香族化合物(i)の各々の重量比率が、下式を満足する
    単量体混合物70〜30重量部を構成成分として含有す
    る請求項3記載の樹脂組成物。 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g−i e≧0、f≧0、 0≦g≦90、及び0≦h≦20 0.1≦i≦20 〔但し、式中、e,f,g,h及びiは、それぞれシア
    ン化ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合
    物(f)、芳香族ビニル化合物(g)、該化合物と共重
    合可能な他のビニルモノマー(h)、及び該一般式
    (I)で表されるスルホン酸金属塩置換ビニル芳香族化
    合物(i)の単量体混合物中における重量比率(%)を
    示す。〕
  7. 【請求項7】 グラフト共重合体(Yb)が、ゴム状重
    合体30〜90重量部、及びシアン化ビニル化合物
    (e)、アルキルメタクリレート化合物(f)、芳香族
    ビニル化合物(g)、該化合物と共重合可能な他のビニ
    ルモノマー(h)の各々の重量比率が、下式を満足する
    単量体混合物70〜10重量部を構成成分として含有す
    る請求項3記載の樹脂組成物。 10≦e+(f/4)≦40、 h=100−e−f−g e≧0、f≧0、 0≦g≦90、及び0≦h≦20 〔但し、式中、e,f,g及びhは、それぞれシアン化
    ビニル化合物(e)、アルキルメタクリレート化合物
    (f)、芳香族ビニル化合物(g)、及びこれらと共重
    合可能な他のビニルモノマー(h)の単量体混合物中に
    おける重量比率(%)を示す。〕
  8. 【請求項8】 難燃剤を樹脂組成物100重量部に対し
    て1〜40重量部更に含有する請求項1記載の樹脂組成
    物。
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EP1142956A1 (en) * 1999-10-13 2001-10-10 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Flame-retardant polycarbonate resin composition and molded articles
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