JPH06239961A - (ポリウレタン)ポリ尿素廃棄物からのヒドロキシ官能性化合物の製造方法 - Google Patents

(ポリウレタン)ポリ尿素廃棄物からのヒドロキシ官能性化合物の製造方法

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JPH06239961A
JPH06239961A JP3206094A JP3206094A JPH06239961A JP H06239961 A JPH06239961 A JP H06239961A JP 3206094 A JP3206094 A JP 3206094A JP 3206094 A JP3206094 A JP 3206094A JP H06239961 A JPH06239961 A JP H06239961A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルコール分解によるポリウレタンおよびポ
リウレタンポリ尿素廃棄物からのヒドロキシ官能性化合
物の新規な製造方法 【構成】 ポリイソシアネート重付加法に使用するのに
適するヒドロキシ官能性化合物は、アルコールでの分解
とアルコール分解生成物のその後の反応とにより低分子
量の立体未障害芳香族アミンの含有量を低下させること
により、ポリウレタンおよび/またはポリウレタンポリ
尿素廃棄物から得られる。この方法においては、ポリウ
レタンおよび/またはポリウレタンポリ尿素廃棄物を先
ず最初に約160〜約260℃の温度にて低分子量ジオ
ールもしくはポリオールで処理する。次いで、得られた
アルコール分解生成物を第1工程で用いたよりも低い温
度にて約50〜180℃の範囲でさらに加熱するか或い
はジアルキルカーボネートおよび/または1,3−ジカ
ルボニル化合物と反応させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタンおよび/
またはポリウレタンポリ尿素廃棄物から、これらプラス
チックをアルコールで分解させると共にアルコール分解
生成物をその後に反応させて、その低分子量立体未障害
芳香族アミンの含有量を低下させることによりヒドロキ
シ官能性化合物を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルコールを用いるポリイソシアネート
重付加法により生成させたプラスチックの分解は原理的
に公知である。しかしながら、これら公知の分解法に伴
う問題は、特にジフェニルメタン系列のポリイソシアネ
ート混合物および芳香族ジアミン連鎖延長剤を用いて製
造されたプラスチック(すなわち尿素基の豊富なポリウ
レタン廃棄物)から有用な生成物を回収することが未解
決であることにある。尿素基を有するポリウレタンもし
くはポリウレタンポリ尿素廃棄物の糖分解物は、比較的
高含有量の低分子量第一芳香族アミン、特に立体未障害
第一芳香族アミンを特徴とする[たとえばB.ネーバ
ー、「ポリウレタン(PUR)のリサイクル」、クンス
トストッフ・リサイクリング・ターグンク・デル・TU
ベルリン、1991年10月1日参照]。ある場合、こ
れらアミンの存在はイソシアネート重付加法における糖
分解物の再利用性に相当程度の悪影響を及ぼす。高含有
量の低分子量第一芳香族アミンは、たとえば反応射出成
形(RIM)において、その高反応性のため糖分解物の
処理性に悪影響を及ぼしうる。たとえば、これは過度に
短い流路に反映される(すなわち、複雑な金型を充填す
ることができない)。高含有量の低分子量第一芳香族ア
ミン(特に立体未障害の第一芳香族アミン)はさらに、
得られる生成物が劣った性質(高いガラス転移温度、低
い引張強さ、および貧弱な破断点伸び率)を示すような
程度まで重合体の合成を妨げうる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アル
コール分解によるポリウレタンおよびポリウレタンポリ
尿素廃棄物からのヒドロキシ官能性化合物の新規な製造
方法を提供することにある。さらに本発明の課題は、低
分子量立体未障害第一芳香族アミンを含まない或いはそ
の含有量を著しく低下させてヒドロキシ官能性化合物を
ポリウレタンおよびポリウレタンポリ尿素廃棄物から製
造する方法を提供することにある。さらに本発明の課題
は、ポリイソシアネート重付加法に使用するのに適した
ヒドロキシ官能性化合物をポリウレタンおよびポリウレ
タンポリ尿素廃棄物から製造する方法を提供することに
ある。さらに本発明の課題は、ポリウレタンおよびポリ
ウレタンポリ尿素廃棄物を再使用可能なヒドロキシ官能
性化合物までリサイクルする方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】当業者には明かであるこ
れらおよび他の課題は、ポリウレタンおよび/またはポ
リウレタンポリ尿素廃棄物を約160〜約260℃の温
度にて低分子量ジオールもしくはポリオールと反応させ
ることにより解決される。次いで、反応生成物を(a)
約50〜180℃の温度(a)(この温度は最初のアル
コール分解を行った際の温度よりも低くせねばならな
い)にて低分子量ジオールもしくはポリオールとさらに
反応させ、或いは(b)ジアルキルジカーボネートおよ
び/または1,3−ジカルボニル化合物と反応させる。
【0005】本発明は、ポリウレタンおよび/またはポ
リウレタンポリ尿素廃棄物からのポリイソシアネート重
付加法に適するヒドロキシ官能性化合物の製造方法に関
するものである。この方法の第1段階では、ポリウレタ
ンおよび/またはポリウレタンポリ尿素廃棄物を約16
0〜約260℃の温度にて低分子量(すなわち350未
満の分子量)のジオールおよび/またはポリオールと反
応させる。必要に応じ、比較的高分子量(すなわち35
0〜4000の分子量)のポリオールも反応混合物に含
ませることができる。反応容器中に存在する水(たとえ
ば湿潤な出発物質により導入される)は好ましくは、こ
の加熱期間中に蒸留により除去される。第2段階におい
ては、第1段階で得られたアミン含有アルコール分解生
成物を(a)ジオールもしくはポリオールと攪拌しなが
ら約50〜約180℃の温度であるが第1段階のアルコ
ール分解温度よりも低い温度にてさらに反応させ、或い
は(b)ジアルキルジカーボネートおよび/または1,
3−ジカルボニル化合物と反応させる。
【0006】第1段階のアルコール分解反応は、当業者
に知られた任意の方法により行うことができる。これら
公知方法の1つは高分子量ポリオールによるアルコール
分解である。この方法においては、粗大に磨砕された或
いは微粉砕されたポリウレタンもしくはポリウレタンポ
リ尿素廃棄物を(好ましくは約60〜約220℃の温度
で水を除去した後に)約160〜約240℃の温度にて
約2:1〜約1:100、好ましくは約1:1〜約1:
20の廃棄物と高分子量ポリオールとの重量比で高分子
量ポリオールと反応させる。好適な高分子量ポリオール
はポリウレタンおよびポリウレタンポリ尿素化学にて有
用であることが知られた高分子量ポリオール、たとえば
約350〜約4000の範囲(好ましくは約500〜約
2000の範囲)の分子量と≧2の官能価とを有するポ
リエーテル、ポリエステル、ポリアルコールおよびポリ
カーボネートである。
【0007】1種もしくはそれ以上の低分子量ジオール
および/またはポリオールによるアルコール分解が、本
発明による方法の第1段階で有用な他の方法である。こ
の方法においては、粗大に磨砕した或いは微粉砕したポ
リウレタンもしくはポリウレタンポリ尿素廃棄物を(好
ましくは水を除去した後に)約160〜約260℃の温
度にて約10:1〜約1:10、好ましくは約5:1〜
約1:3の廃棄物と全低分子量ジオールおよび/または
ポリオールとの重量比で低分子量ジオールおよび/また
はポリオールと反応させる。適する低分子量ジオールお
よび/またはポリオールはエチレングリコール、ジエチ
レングリコールおよびその高級縮合物、1,2−プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコールおよびその高
級縮合物、ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、並びに<350の分子量を有するそのエ
トキシル化および/またはプロポキシル化生成物を包含
する。必要に応じ、過剰のジオールおよび/またはポリ
オールはアルコール分解反応の後に蒸留によりヒドロキ
シ官能性分解生成物から部分除去することもできる。
【0008】ポリウレタン化学の当業者に知られた>5
00の分子量を有するポリオールをアルコール分解反応
の前、その間またはその後にアルコール分解生成物に添
加して所望の粘度を確立することもできる。上記アルコ
ール分解法はまだ著量の遊離した立体未障害芳香族アミ
ンを含有するヒドロキシ官能性化合物を与え、したがっ
てポリイソシアネート重付加法における使用が著しく制
限され或いは不可能でさえある。今回驚くことに、面倒
なアミンの含有量を、本発明による方法の第2段階にお
ける工程(a)もしくは工程(b)を用いて貴重な生成
物が得られる程度まで低下させうることが判明した。こ
れら生成物は、ポリイソシアネート重付加法にてポリイ
ソシアネートのための反応体として再使用するのに極め
て適している。工程(a)は他の反応体を全く使用しな
い。この工程においては、第1段階からのアルコール分
解生成物をアルコール分解温度よりも低い温度にて約2
〜約24時間にわたり攪拌する。転位反応は、面倒な遊
離の立体未障害芳香族アミンを、アミノ基がもはやこの
アルコール分解生成物から生じた重付加生成物に悪影響
を与えない程度まで封鎖させる。
【0009】必要な後反応時間(すなわち、本発明によ
る方法の第1段階が完結した後の攪拌時間)はリサイク
ルされる特定のポリウレタンおよび/またはポリウレタ
ンポリ尿素廃棄物に依存し、さらにアルコール分解に用
いるアルコールに依存する。反応時間は後反応の温度に
よっても影響を受ける。後反応温度は好ましくは約60
〜約160℃の範囲である。本発明による方法の第1段
階のアルコール分解温度よりも少なくとも20℃低い、
特に好適な具体例では少なくとも50℃低い後反応温度
を維持するのが好ましい。本発明による方法の第2段階
にて有用な工程(b)では、第1段階からのアルコール
分解生成物を1種もしくはそれ以上のジアルキルジカー
ボネートまたは1種もしくはそれ以上の1,3−ジカル
ボニル化合物とさらに反応させる。工程(a)よりも工
程(b)の利点は、より低い反応温度しか必要とせずか
つ一般に一層均質な生成物が得られる点にある。ジアル
キルジカーボネートとアミンとの反応は公知である[た
とえばW.トーマおよびH.ゲンス、メディチン・ウン
ト・ヘミー、第7巻、第793〜801頁(196
3)、フェアラーク・ヘミー社、ワインハイムa.d.
ベルクシュトラーセ参照]。
【0010】1,3−ジカルボニル化合物(特にアセト
酢酸誘導体)とアミンとの反応も知られている[たとえ
ばH.グレーサー、フーベン・ワイル、メソーデン・デ
ル・オーガニッシェン・ヘミー、第11/1巻、シュト
ットガルト(1957)参照]。しかしながら文献に
は、この反応を用いてポリウレタンもしくはポリウレタ
ンポリ尿素廃棄物のアルコール分解生成物における第一
芳香族アミンの含有量を、得られる生成物がポリイソシ
アネート重付加法に再使用するのに極めて適する程度ま
で有利に減少させうることを示唆するものは何もない。
アミン含有アルコール分解生成物とジアルキルジカーボ
ネートとの反応は有利には約0〜約100℃の温度、好
ましくは60℃未満の温度にて行われる。ジアルキルカ
ーボネートは、約1:3〜約5:1(好ましくは約1:
1〜約2:1)の全ジアルキルジカーボネートとアミノ
基との当量比が得られるような量で使用される。
【0011】必要に応じ、不活性溶剤を使用してポリウ
レタンおよび/またはポリウレタンポリ尿素廃棄物の混
合物およびアルコール反応混合物を希釈することもでき
る。適する溶剤はたとえばテトラヒドロフランもしくは
ジオキサンのような環式ポリエーテル;たとえばジエチ
ルもしくはジメチルカーボネートのようなジアルキルカ
ーボネート;並びにたとえばエチレンもしくはプロピレ
ンカーボネートのような環式カーボネートを包含する。
エタノールもしくはメタノールも特定の利点を伴い溶剤
として使用することができる。溶剤を使用する場合は、
一般にヒドロキシ官能性化合物をイソシアネート重付加
法で使用する前に蒸留により溶剤を除去する必要があ
る。
【0012】本発明による方法の第2段階で使用するの
に適したジアルキルジカーボネートは式:
【化1】 [式中、Rは1〜18個の炭素原子を有する直鎖もしく
は分枝鎖の飽和炭化水素基、好ましくはCH3 もしくは
25 を示す]に対応する化合物を包含する。アミン
含有のアルコール分解生成物と少なくとも1種の1,3
−ジカルボニル化合物との反応は有利には約40〜約1
60℃の温度、好ましくは約60〜約140℃の温度に
て行われる。1,3−ジカルボニル化合物は、約1:3
〜約5:1、好ましくは約1:1〜約2:1の1,3−
ジカルボニル化合物とアミノ基との当量比が得られるよ
うな量で使用される。
【0013】反応を完結させ或いは促進するには、触媒
を使用するのが有利である。適する触媒はたとえばクロ
ル酢酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸、燐酸および
その縮合物のようなプロトン酸;並びにたとえば三弗化
硼素、二塩化錫、塩化鉄(III)などの陽イオン酸を
包含する。触媒は一般に約0.001〜約10重量%、
好ましくは約0.01〜約2重量%の量で使用される。
反応を完結させるには、反応の際に生成した水を反応混
合物からたとえば蒸留により除去するのが有利である。
適する1,3−ジカルボニル化合物はたとえばペンタン
−2,4−ジオンおよびジメドンのような1,3−ジケ
トン類;並びにたとえばアセト酢酸とモノアルコール、
ジオールもしくはポリオール(たとえばメタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール、エタンジオー
ル、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,4−ジ
オール、ヘキサン−1,6−ジオール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、トリメチロールエタンもしくは
ペンタエリスリトール)とのエステル化生成物のような
β−ケトカルボン酸誘導体を包含する。アセト酢酸とモ
ノアルコールおよびジオールとのエステル化生成物が特
に好適である。
【0014】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明を
さらに説明し、これら実施例において示す部数および%
は全て特記しない限り重量部および重量%である。以下
の用語は下記する実施例にて次の意味を有する:OH−
Vはヒドロキシル価を意味する[mgKOH/g];N
H−Vはアミン価を意味する[mgKOH/g];A−
Vは酸価を意味する[mgKOH/g];実施例で使用
した材料は次の通りである:
【0015】ポリウレタン尿素A1 ドイツ特許第2 622 951号の実施例2にしたが
って製造された8mmの最大粒子寸法を有するガラス繊
維強化されたポリウレタン尿素の粒子(密度1.26g
/cm3 )。
【0016】糖分解物GI 2.4kgのジエチレングリコールを攪拌機と加熱ジャ
ケットとが装着された20リットルのポット反応器に導
入し、窒素でシールした後に220℃まで余熱した。1
2kgのポリウレタン尿素A1を少しづつ熱グリコール
中へ窒素雰囲気下で導入した。この添加を、混合物が常
に攪拌されうるよう計量した。9時間の反応時間の後、
次の性質を有する液体生成物が得られた: OH−V=180mgKOH/g NH−V=82mgKOH/g A−V=0.04mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:3.78重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:3.80重量%。
【0017】糖分解物GII 8kgのジプロピレングリコールと4kgのポリウレタ
ン尿素A1とを先ず最初に攪拌機と加熱ジャケットとが
装着された20リットルのポット反応器に導入し、次い
で窒素によりシールした。この混合物を200℃にて2
時間攪拌し、次いで4kgのポリエーテルポリオール
(デスモフェン(登録商標)3973、バイエルAG社
の製品、OH−V=28)で希釈した。次いで7kgの
ジプロピレングリコールを減圧下で蒸留除去した。次の
性質を有する液体生成物が得られた: OH−V=172mgKOH/g NH−V=45mgKOH/g A−V=0.03mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:1.41重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:1.66重量%。
【0018】ジアセト酢酸ブタン−1,4−ジオール
(化合物1) 650gのアセト酢酸エチルと225gのブタン−1,
4−ジオールとを140℃にて、蒸留ブリッジを備えた
1リットルの4っ首フラスコにて攪拌した。140℃で
8時間の後、225gのエタノールが留去された。薄い
無色の液体が得られた。
【0019】実施例1 12.4kgの糖分解物IIと1290gの化合物1
(ジアセト酢酸ブタン−1,4−ジオール)とを、攪拌
機と加熱ジャケットとが装着された20リットルのポッ
ト反応器に導入した。0.05重量%のメタンスルホン
酸を添加した後、混合物を90℃にて24時間攪拌し
た。得られた生成物は室温にて液体であり、次の性質を
有した: OH−V=158mgKOH/g NH−V=37mgKOH/g A−V=0.27mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:0.75重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:0.16重量%。
【0020】実施例2 13.2kgの糖分解物Iと3065gのジアセト酢酸
ブタン−1,4−ジオールとを、攪拌機と加熱ジャケッ
トとが装着された20リットルのポット反応器に導入し
た。0.05重量%のメタンスルホン酸を添加した後、
混合物を95℃にて12時間攪拌した。得られた生成物
は室温にて液体であり、次の性質を有した: OH−V=162mgKOH/g NH−V=74mgKOH/g A−V=0.35mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:0.45重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:0.16重量%。
【0021】実施例3 14.5kgの糖分解物IIと2.55kgのアセト酢
酸エチルとを、攪拌機と加熱ジャケットとが装着された
20リットルのポット反応器に導入した。0.02重量
%のメタンスルホン酸を添加した後、混合物を90〜1
00℃にて12時間攪拌した。さらに0.9kgのアセ
ト酢酸エチルを添加した。次いで反応混合物を僅かな減
圧下に90℃にてさらに6時間攪拌した。得られた生成
物は室温にて液体であり、次の性質を有した: OH−V=160mgKOH/g NH−V=59mgKOH/g A−V=0.31mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:0.15重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:<0.1重量%。
【0022】実施例4 2.5kgの糖分解物Iを30℃にて攪拌機と加熱ジャ
ケットとが装着された3.6リットルの面研磨ポット反
応器に導入し、次いで490gのジメチルジカーボネー
トを90分間かけて滴下した。さらに90分間置いて蒸
留によりメタノールを除去した後、次の性質を有する粘
性の生成物が得られた; OH−V=155mgKOH/g NH−V=12mgKOH/g A−V=0.06mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:0.17重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:<0.03重量%。
【0023】実施例5 16kgの糖分解物IIを窒素でシールし、攪拌機と加
熱ジャケットとが装着された20リットルのポット反応
器内で40℃にて攪拌した。新鮮な立体未障害の芳香族
ジアミンの含有量は、下表に示した時間の後にHPLC
により次のように測定された:
【0024】
【表1】後反応時間 ジアミン含有量 0時間 1.66重量% 1時間 1.59重量% 2時間 1.50重量% 4時間 1.39重量% 6時間 1.23重量% 8時間 1.04重量% 10時間 0.93重量% 12時間 0.77重量% 14時間 0.64重量% 16時間 0.50重量% 20時間 0.36重量%
【0025】実施例6 820kgのジプロピレングリコールと400kgのポ
リウレタン尿素A1とを1300リットルのタンク反応
器に導入した。約140℃まで加熱した後、約15kg
の水とジプロピレングリコールとよりなる混合物(水成
分はA1の水分含有量に依存し、約30〜40重量%の
量であった)を約30分間かけて100ミリバールの圧
力下で留去した。この混合物を窒素でシールし、210
℃にて約4時間攪拌した。次いで640kgのジプロピ
レングリコールを留去した(150℃/10ミリバー
ル)。100℃まで冷却した後、反応混合物を340k
gのポリエーテルポリオール(デスモフェン(登録商
標)3973、バイエルAG社、OH価28)の添加に
より希釈し、次の性質を有する液体生成物を得た: OH−V=180mgKOH/g NH−V=30mgKOH/g A−V=0.02mgKOH/g 立体障害第一芳香族ジアミン:0.5重量% 立体未障害第一芳香族ジアミン:0.55重量%。 以下、本発明の実施態様を要約すれば次の通りである:
【0026】1. ポリウレタンおよび/またはポリウ
レタンポリ尿素廃棄物からのポリイソシアネート重付加
法に使用するのに適したヒドロキシ官能性化合物を製造
するに際し: I. ポリウレタン/またはおよびポリウレタンポリ尿
素廃棄物を約160〜約260℃の温度にて低分子量ジ
オールおよび/またはポリオールと反応させ、 II. さらに上記Iで得られたアミン含有のアルコー
ル分解生成物を(a)攪拌しながら約50〜約180℃
の温度であるが上記Iを行なった温度よりも低い温度に
て反応させ、または(b)ジアルキルジカーボネートお
よび/または1,3−ジカルボニル化合物と反応させる
ことを特徴とするヒドロキシ官能性化合物の製造方法。
【0027】2. 高分子量ポリオールを工程Iにおけ
る反応混合物に含ませる上記第1項に記載の方法。 3. 工程(a)を上記IIで用いる上記第1項に記載
の方法。
【0028】4. アルコール分解生成物を上記IIの
工程(a)にて約2〜約24時間にわたり攪拌する上記
第3項に記載の方法。 5. 工程(a)を約120〜約160℃の温度にて行
う上記第3項に記載の方法。 6. 工程(b)を上記IIで用いる上記第1項に記載
の方法。 7. 全部で約0.3〜約5当量のジアルキルカーボネ
ートおよび/または1,3−ジカルボニル化合物をアミ
ン1当量当りに使用する上記第6項に記載の方法。 8. 工程IIにおける反応を約0〜約100℃の温度
にてジアルキルジカーボネートに対し行う上記第7項に
記載の方法。 9. 工程IIにおける反応を約20〜約70℃の温度
にてジアルキルカーボネートに対し行う上記第7項に記
載の方法。 10. 工程IIにおける反応を約0〜約100℃の温
度にてジアルキルカーボネートに対し行う上記第6項に
記載の方法。
【0029】11. 工程IIにおける反応を約20〜
約70℃の温度にてジアルキルカーボネートに対し行う
上記第6項に記載の方法。 12. 工程IIにおける反応をジメチルおよび/また
はジエチルジカーボネートに対し行う上記第6項に記載
の方法。 13. 工程IIにおける反応を約40〜約160℃の
温度にて1,3−ジカルボニル化合物に対し行う上記第
6項に記載の方法。 14. 工程IIにおける反応を約60〜約140℃の
温度にて1,3−ジカルボニル化合物に対し行う上記第
6項に記載の方法。 15. 工程IIにおける反応を触媒活性量のプロトン
酸の存在下に1,3−ジカルボニル化合物に対し行う上
記第6項に記載の方法。 16. C1-6 モノアルコールおよび/またはジオール
によるアセト酢酸のエステル化生成物を1,3−ジカル
ボニル化合物として使用する上記第15項に記載の方
法。 17. C1-6 モノアルコールおよび/またはジオール
によるアセト酢酸のエステル化生成物を1,3−ジカル
ボニル化合物として使用する上記第14項に記載の方
法。 18. C1-6 モノアルコールおよび/またはジオール
によるアセト酢酸のエステル化生成物を1,3−ジカル
ボニル化合物として使用する上記第13項に記載の方
法。
【0030】19. 上記第1項に記載のポリヒドロキ
シル化合物をポリイソシアネートと反応させることを特
徴とするポリイソシアネート付加生成物の製造方法。 20. 上記第3項に記載のポリヒドロキシル化合物を
ポリイソシアネートと反応させることを特徴とするポリ
イソシアネート付加生成物の製造方法。 以上、例示の目的で本発明を詳細に説明したが、この詳
細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思想および範囲
を逸脱することなく多くの改変をなしうることが当業者
には了解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリツヒ・リーマン ドイツ連邦共和国デイー40764 モンハイ ム、ヴイーナー・ノイステツター・シユト ラーセ 105 (72)発明者 ハルトムート・ネフツガー ドイツ連邦共和国デイー50259 プルハイ ム、ツー・デン・フスフエーレン 24 (72)発明者 ヴエルナー・ラスホーフアー ドイツ連邦共和国デイー51061 ケルン、 レオポルト−グメリン−シユトラーセ 31 (72)発明者 カール−ハインツ・デルナー ドイツ連邦共和国デイー50259 プルハイ ム、ヴアイレルスグルント 26 (72)発明者 アンドレーアス・ルツケス ドイツ連邦共和国デイー51381 レーフエ ルクーゼン、ゲルリツツアー・シユトラー セ 8デイー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタンおよび/またはポリウレタ
    ンポリ尿素廃棄物からのポリイソシアネート重付加法に
    使用するのに適したヒドロキシ官能性化合物を製造する
    に際し: I. ポリウレタンおよび/またはポリウレタンポリ尿
    素廃棄物を約160〜約260℃の温度にて低分子量ジ
    オールおよび/またはポリオールと反応させ、 II. さらに上記Iで得られたアミン含有のアルコー
    ル分解生成物を(a)攪拌しながら約50〜約180℃
    の温度であるが上記Iを行なった温度よりも低い温度に
    て反応させ、または(b)ジアルキルジカーボネートお
    よび/または1,3−ジカルボニル化合物と反応させる ことを特徴とするヒドロキシ官能性化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 工程(a)を上記IIで用いる請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のポリヒドロキシル化合
    物をポリイソシアネートと反応させることを特徴とする
    ポリイソシアネート付加生成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のポリヒドロキシル化合
    物をポリイソシアネートと反応させることを特徴とする
    ポリイソシアネート付加生成物の製造方法。
JP3206094A 1993-02-08 1994-02-04 (ポリウレタン)ポリ尿素廃棄物からのヒドロキシ官能性化合物の製造方法 Expired - Fee Related JP3337807B2 (ja)

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