JPH062398A - 横葺屋根の棟部の構造 - Google Patents
横葺屋根の棟部の構造Info
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- JPH062398A JPH062398A JP18752992A JP18752992A JPH062398A JP H062398 A JPH062398 A JP H062398A JP 18752992 A JP18752992 A JP 18752992A JP 18752992 A JP18752992 A JP 18752992A JP H062398 A JPH062398 A JP H062398A
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- Japan
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- ridge
- sides
- roof
- support member
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属製屋根板を横向きに使用し、上下に重ね
て葺く横葺屋根の棟部における支持構造において、とく
に、屋根勾配の変化に関する角度を調整し、棟包み部材
を支持する下地部材の構造に自由度をもたせると共に、
屋根板の上縁辺の固定に立上げ加工を排除する。 【構成】 棟包み部材40を支持する下地の支持部材1
0は金属製であり、中央の棟支持部材20と側縁支持部
材30、30との3部分で構成されており、棟支持部材
20はたるき上に支持される両脚辺部23の間の中央部
を折り上げ、両側に斜面部24を形成すると共に、斜面
部24を両側から蝶着26することによって、角度可変
に構成して断面を開脚四辺形としてあり、両側の側縁支
持部材30は固着部31を支持され、固着部31の外方
を折り上げ33て、その先端から外方に片流れの斜面部
34とその端縁の垂下部35を形成してあり、棟支持部
材20と両側の側縁支持部材30とが棟包み部材40に
よって被覆されている。
て葺く横葺屋根の棟部における支持構造において、とく
に、屋根勾配の変化に関する角度を調整し、棟包み部材
を支持する下地部材の構造に自由度をもたせると共に、
屋根板の上縁辺の固定に立上げ加工を排除する。 【構成】 棟包み部材40を支持する下地の支持部材1
0は金属製であり、中央の棟支持部材20と側縁支持部
材30、30との3部分で構成されており、棟支持部材
20はたるき上に支持される両脚辺部23の間の中央部
を折り上げ、両側に斜面部24を形成すると共に、斜面
部24を両側から蝶着26することによって、角度可変
に構成して断面を開脚四辺形としてあり、両側の側縁支
持部材30は固着部31を支持され、固着部31の外方
を折り上げ33て、その先端から外方に片流れの斜面部
34とその端縁の垂下部35を形成してあり、棟支持部
材20と両側の側縁支持部材30とが棟包み部材40に
よって被覆されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、金属製屋根板を
横向きに使用し、上下に重ねて葺く横葺屋根の棟部の構
造に係り、とくに、棟包み部材の支持構造と棟部におけ
る屋根板の最頂部の固定構造に関するものである。
横向きに使用し、上下に重ねて葺く横葺屋根の棟部の構
造に係り、とくに、棟包み部材の支持構造と棟部におけ
る屋根板の最頂部の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の流れ屋根を有する建築物では、小
屋組に母屋を架設し、構造躯体をコンクリート造とする
ものでは屋根スラブの上面に、所定の間隔でたるきを配
して屋根面全体に野地板を敷設し、その上面に瓦または
その同等品を葺く。屋根材として金属製の屋根板を葺く
ような屋根では、母屋またはたるきより上部を金属構造
とするものが多く、長い金属板の利点を活用して、瓦棒
葺とするか、金属製たるきを使用して横葺きにすること
が行われる。そして、このような金属製屋根板葺き構造
の棟の上部における納まり構造では、屋根の拝み部に棟
を形成し、この部分の最終仕上げ部材として、棟包み部
材を屋根の見切りと雨仕舞いの両面から納まりよく完結
させると共に、屋根板の最上縁を固定するようにしてい
る。
屋組に母屋を架設し、構造躯体をコンクリート造とする
ものでは屋根スラブの上面に、所定の間隔でたるきを配
して屋根面全体に野地板を敷設し、その上面に瓦または
その同等品を葺く。屋根材として金属製の屋根板を葺く
ような屋根では、母屋またはたるきより上部を金属構造
とするものが多く、長い金属板の利点を活用して、瓦棒
葺とするか、金属製たるきを使用して横葺きにすること
が行われる。そして、このような金属製屋根板葺き構造
の棟の上部における納まり構造では、屋根の拝み部に棟
を形成し、この部分の最終仕上げ部材として、棟包み部
材を屋根の見切りと雨仕舞いの両面から納まりよく完結
させると共に、屋根板の最上縁を固定するようにしてい
る。
【0003】金属板横葺き屋根の構造の従来例を図3の
棟の断面図によって説明すると、1は屋根を全体的に示
し、鉄骨トラスまたは鉄筋コンクリート造のスラブの上
面に形成され、その上面に金属製屋根板を横向きに使用
して葺くときには、母屋2を水平に支持し、たるき3を
勾配方向に支持する。たるき3は例えばハット形に形成
され、それらの定間隔の間に、たるき3の高さと同じ厚
さに形成した木毛セメント板の野地板4を落し込んで、
たるき3の下辺フランジに野地板4を支持させる。その
上面にはアスファルトルーフィングのような防水シート
5を張設し、その上面には、金属製の屋根板6をその上
縁61と下縁62とを係合、重合させながらたるき3間
に張設することによって横葺きの屋根が形成される。
棟の断面図によって説明すると、1は屋根を全体的に示
し、鉄骨トラスまたは鉄筋コンクリート造のスラブの上
面に形成され、その上面に金属製屋根板を横向きに使用
して葺くときには、母屋2を水平に支持し、たるき3を
勾配方向に支持する。たるき3は例えばハット形に形成
され、それらの定間隔の間に、たるき3の高さと同じ厚
さに形成した木毛セメント板の野地板4を落し込んで、
たるき3の下辺フランジに野地板4を支持させる。その
上面にはアスファルトルーフィングのような防水シート
5を張設し、その上面には、金属製の屋根板6をその上
縁61と下縁62とを係合、重合させながらたるき3間
に張設することによって横葺きの屋根が形成される。
【0004】上記の屋根1において、棟7の部分には、
拝み部を形成する頂部71の両側に棟方向に、木製の下
地部材72を配し、下地部材72はねじ73を使用して
たるき3のピッチごとに固定する。その上面に防水シー
ト5を張設し、その上面を被覆するように棟包み部材7
4を取り付ける。棟包み部材74には両側縁を下方に折
曲して垂下部75を形成してあり、その下端縁を屋根面
に沿って折曲げて水切76を形成してある。一方、屋根
板6は下方から順に葺上げ、最上段の屋根板6は前記の
木製の下地部材72の側面に沿って上縁61に立上り部
63を形成し、ビス64によって固定されており、棟包
み部材74の垂下部75がその固定部を上から被覆して
前記のビス64によって共通に、または別のビスによっ
て固定され、水切76が最上段の屋根板6の上部の上面
に重なっている。また他の従来例では、木製の下地部材
72の構造を変更し、図5に示すように、外側方の下面
に屋根板6の上縁61の収容部77を形成して、屋根板
6を立ち上げないで上縁を固定する構造としている。
拝み部を形成する頂部71の両側に棟方向に、木製の下
地部材72を配し、下地部材72はねじ73を使用して
たるき3のピッチごとに固定する。その上面に防水シー
ト5を張設し、その上面を被覆するように棟包み部材7
4を取り付ける。棟包み部材74には両側縁を下方に折
曲して垂下部75を形成してあり、その下端縁を屋根面
に沿って折曲げて水切76を形成してある。一方、屋根
板6は下方から順に葺上げ、最上段の屋根板6は前記の
木製の下地部材72の側面に沿って上縁61に立上り部
63を形成し、ビス64によって固定されており、棟包
み部材74の垂下部75がその固定部を上から被覆して
前記のビス64によって共通に、または別のビスによっ
て固定され、水切76が最上段の屋根板6の上部の上面
に重なっている。また他の従来例では、木製の下地部材
72の構造を変更し、図5に示すように、外側方の下面
に屋根板6の上縁61の収容部77を形成して、屋根板
6を立ち上げないで上縁を固定する構造としている。
【0005】つぎに、図4によって横葺屋根の構造の他
の従来例を示す。図4の棟の断面図は屋根の一般構造で
は前例と同様であり、棟7の部分との相違を示すと、こ
の例の棟8では、拝み部を形成する頂部81の両側に、
金属製の下地部材82を配し、下地部材82は、中央部
の棟支持部83と、両側の側縁支持部84とを折上げる
と共に、中間の固定部85と一体一連に折曲形成したも
のであり、固定部85をビス86を使用してたるき3の
ピッチごとに固定する。その上面に防水シート5を張設
し、その上面を被覆するように棟包み部材87を取り付
ける。棟包み部材87には両側縁を下方に折曲して垂下
部88を形成してあり、その下端縁を屋根面に沿って折
曲げて水切89を形成してある。屋根板6の最上段の構
造は、固定下地が鋼製となるほか、ほぼ図3の例で前記
したものと同様である。
の従来例を示す。図4の棟の断面図は屋根の一般構造で
は前例と同様であり、棟7の部分との相違を示すと、こ
の例の棟8では、拝み部を形成する頂部81の両側に、
金属製の下地部材82を配し、下地部材82は、中央部
の棟支持部83と、両側の側縁支持部84とを折上げる
と共に、中間の固定部85と一体一連に折曲形成したも
のであり、固定部85をビス86を使用してたるき3の
ピッチごとに固定する。その上面に防水シート5を張設
し、その上面を被覆するように棟包み部材87を取り付
ける。棟包み部材87には両側縁を下方に折曲して垂下
部88を形成してあり、その下端縁を屋根面に沿って折
曲げて水切89を形成してある。屋根板6の最上段の構
造は、固定下地が鋼製となるほか、ほぼ図3の例で前記
したものと同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属板横葺き屋
根の棟部の構造における難点の一つは、屋根の勾配に伴
う棟部の頂角θに対応する折曲加工であり、例えば、標
準の勾配3/10でも、より緩、急の勾配でも、図面上
で指定される段階と、製作後の現場における実施段階と
では、納まりが一致しない場合が生じ、結局、現場加工
によって施工しなければならなかった。また、頂角θに
変化があれば、下地部材の高さに従って、固着用のビス
の位置が変化し、最上段の屋根板の立上りの位置も変化
するばかりでなく、これらの下地部材に支持される棟包
み部材の最終寸法も現場合わせになる不都合がある。
根の棟部の構造における難点の一つは、屋根の勾配に伴
う棟部の頂角θに対応する折曲加工であり、例えば、標
準の勾配3/10でも、より緩、急の勾配でも、図面上
で指定される段階と、製作後の現場における実施段階と
では、納まりが一致しない場合が生じ、結局、現場加工
によって施工しなければならなかった。また、頂角θに
変化があれば、下地部材の高さに従って、固着用のビス
の位置が変化し、最上段の屋根板の立上りの位置も変化
するばかりでなく、これらの下地部材に支持される棟包
み部材の最終寸法も現場合わせになる不都合がある。
【0007】さらに重大な難点は、最上段の屋根板の上
端縁に下地部材の側面に沿って現場における立ち上げ加
工を必要とすることであり、この加工は、屋根板の横方
向への接続部においては、屋根板材、ジョイント材、捨
て板の各部にわたることであり、これらの部材が縦方向
のリブを有していることによって作業が非常に困難であ
るばかりでなく、多重、多岐にわたって保水部が形成さ
れることである。また、図5の従来の棟部の納まり構造
では、棟部に支持部材を設置して棟包み部材を支持する
と共に、下面に屋根板の上縁の収容部を形成している
が、このような構造は軽構造に限られ、屋根板の上縁の
水返しのための呑込みが浅いばかりでなく、収容部に上
縁の固定位置の変化に対応する余裕がない。さらに、加
工できる下地部材が木造であるために板金工のほかに大
工が必要であり、一般的に耐久性に劣り、経年変化の面
で弱点を有している。
端縁に下地部材の側面に沿って現場における立ち上げ加
工を必要とすることであり、この加工は、屋根板の横方
向への接続部においては、屋根板材、ジョイント材、捨
て板の各部にわたることであり、これらの部材が縦方向
のリブを有していることによって作業が非常に困難であ
るばかりでなく、多重、多岐にわたって保水部が形成さ
れることである。また、図5の従来の棟部の納まり構造
では、棟部に支持部材を設置して棟包み部材を支持する
と共に、下面に屋根板の上縁の収容部を形成している
が、このような構造は軽構造に限られ、屋根板の上縁の
水返しのための呑込みが浅いばかりでなく、収容部に上
縁の固定位置の変化に対応する余裕がない。さらに、加
工できる下地部材が木造であるために板金工のほかに大
工が必要であり、一般的に耐久性に劣り、経年変化の面
で弱点を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題に鑑み、金属製屋根板を横向きに使用し、上下に重
ねて葺く横葺き屋根の棟部の構造を改良することを目的
として創案されたものであって、屋根面に金属製屋根板
を横向きに使用して葺くときに、屋根面の最頂部に棟を
形成してこの部分を棟包み部材によって仕上げるときの
棟部の構造において、棟包み部材を支持する下地の支持
部材は、金属製であって中央の棟支持部材とその両側の
側縁支持部材との3部分で構成され、棟支持部材は、棟
の両側のたるきの上面に両脚辺部を固着して支持され、
その脚辺部の間の中央部を折り上げ、両側に斜面部を形
成して断面が開脚した四辺形であると共に、棟の両側に
形成した斜面部を、両側から中央頂部で蝶着することに
よって、屋根の勾配に従って角度可変に構成してあり、
側縁支持部材は、棟支持部材と別個に両側所定位置のた
るきの上面に固着部を支持され、固着部の外方を棟支持
部材と同じだけ折り上げ、その先端から外方に片流れの
斜面部とその端縁の垂下部とを形成してあり、棟支持部
材と両側の側縁支持部材との上面部が棟包み部材によっ
て被覆されていることを特徴とするものである。
問題に鑑み、金属製屋根板を横向きに使用し、上下に重
ねて葺く横葺き屋根の棟部の構造を改良することを目的
として創案されたものであって、屋根面に金属製屋根板
を横向きに使用して葺くときに、屋根面の最頂部に棟を
形成してこの部分を棟包み部材によって仕上げるときの
棟部の構造において、棟包み部材を支持する下地の支持
部材は、金属製であって中央の棟支持部材とその両側の
側縁支持部材との3部分で構成され、棟支持部材は、棟
の両側のたるきの上面に両脚辺部を固着して支持され、
その脚辺部の間の中央部を折り上げ、両側に斜面部を形
成して断面が開脚した四辺形であると共に、棟の両側に
形成した斜面部を、両側から中央頂部で蝶着することに
よって、屋根の勾配に従って角度可変に構成してあり、
側縁支持部材は、棟支持部材と別個に両側所定位置のた
るきの上面に固着部を支持され、固着部の外方を棟支持
部材と同じだけ折り上げ、その先端から外方に片流れの
斜面部とその端縁の垂下部とを形成してあり、棟支持部
材と両側の側縁支持部材との上面部が棟包み部材によっ
て被覆されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作 用】従って、本発明によれば、屋根面の最頂部に
棟を形成してこの部分に棟包み部材の下地部材を設置す
るようにした棟部の構造において、棟包み部材を支持す
る下地の支持部材が、両脚辺部の間の中央部を折り上げ
て両側に斜面を形成した棟支持部材と、棟支持部材の両
側に固着部を支持され、固着部の外方を折り上げて形成
した両側の側縁支持部材との3部の折曲部材からなるこ
とによって、角度可変に構成した棟支持部材に設計上、
または施工上の角度の変更が生じても、固着部において
調整されて側縁支持部材の位置等に影響することがな
く、従って、三者が棟包み部材を支持するときに、棟包
み部材に現場の加工を必要としない。
棟を形成してこの部分に棟包み部材の下地部材を設置す
るようにした棟部の構造において、棟包み部材を支持す
る下地の支持部材が、両脚辺部の間の中央部を折り上げ
て両側に斜面を形成した棟支持部材と、棟支持部材の両
側に固着部を支持され、固着部の外方を折り上げて形成
した両側の側縁支持部材との3部の折曲部材からなるこ
とによって、角度可変に構成した棟支持部材に設計上、
または施工上の角度の変更が生じても、固着部において
調整されて側縁支持部材の位置等に影響することがな
く、従って、三者が棟包み部材を支持するときに、棟包
み部材に現場の加工を必要としない。
【0010】また、両側の側縁支持部材では、外縁に形
成した垂下部と、固着部の外方を折り上げて形成した立
上り部との間に、片流れの斜面の下面に十分な収容部が
形成され、この部分に、最上段の屋根板の上縁を通常の
吊り子を使用して固定することができる。また、側縁支
持部材の他の態様では、立上り部に直接係着辺を形成
し、これを吊り子として最上段の屋根板の上縁を係止さ
せながら側縁支持部材を固着することができる。このと
きにも、上方の棟支持部材の取付位置に影響することは
なく、構成部材に変形を伴うことなく棟包み部材を支持
することができる。
成した垂下部と、固着部の外方を折り上げて形成した立
上り部との間に、片流れの斜面の下面に十分な収容部が
形成され、この部分に、最上段の屋根板の上縁を通常の
吊り子を使用して固定することができる。また、側縁支
持部材の他の態様では、立上り部に直接係着辺を形成
し、これを吊り子として最上段の屋根板の上縁を係止さ
せながら側縁支持部材を固着することができる。このと
きにも、上方の棟支持部材の取付位置に影響することは
なく、構成部材に変形を伴うことなく棟包み部材を支持
することができる。
【0011】
【実施例】本発明の棟部の構造の詳細を、一実施例を示
す図面に基づいて説明する。図1は、本発明の棟部の構
造を示す断面図であり、図2は側縁支持部材の他の態様
を示す断面図である。図3〜5の参照番号は、対応する
部材について共通にしてある。図において、1は金属製
の屋根板6を横葺きにした屋根であり、たるき3が上面
で示され、たるき3の間の図外の木毛セメント板の野地
板4、その上面のアスファルトルーフィングのような防
水シート5等は前記の従来技術の説明と同様であり、金
属製の屋根板6はその上縁61と下縁62とを係合、重
合させながらたるき3間に張設することによって横葺き
の屋根が形成されている。
す図面に基づいて説明する。図1は、本発明の棟部の構
造を示す断面図であり、図2は側縁支持部材の他の態様
を示す断面図である。図3〜5の参照番号は、対応する
部材について共通にしてある。図において、1は金属製
の屋根板6を横葺きにした屋根であり、たるき3が上面
で示され、たるき3の間の図外の木毛セメント板の野地
板4、その上面のアスファルトルーフィングのような防
水シート5等は前記の従来技術の説明と同様であり、金
属製の屋根板6はその上縁61と下縁62とを係合、重
合させながらたるき3間に張設することによって横葺き
の屋根が形成されている。
【0012】図1において、この例の棟8では、拝み部
を形成する頂部81の両側にわたって、本発明の金属製
の支持部材10を配してある。支持部材10は、中央部
の棟支持部20と、両側の側縁支持部30、30との3
個の部材からなり、それぞれにたるき3の上面から所定
の寸法だけ折上げて、棟包み部材40を支持する下地部
材である。棟支持部材20は、棟の両側のたるき3ごと
にその上面に固着部21をビス22によって支持され、
固着部21から折上げた両脚辺部23、23を形成し、
それらの間に斜面24を形成し、両側から中央頂部25
で接合されて、その断面が下辺で開脚した四辺形を形成
している。本発明の棟支持部材20では、棟の両側の斜
面24を中央頂部25で接合させるときに、この部分を
蝶着することによって、屋根の勾配に従って頂角θを角
度可変に構成してある。ただし、枢軸部26は回転自在
ではなく、開脚した四辺形が摩擦によって所定の角度に
対応して保持される程度とし、棟支持部材20を頂部8
1の上方にセットするときに、まず固着部21をビス2
2によってたるき3の上面に固定すれば開脚四辺形が決
まり、棟の位置決めができるようにする。
を形成する頂部81の両側にわたって、本発明の金属製
の支持部材10を配してある。支持部材10は、中央部
の棟支持部20と、両側の側縁支持部30、30との3
個の部材からなり、それぞれにたるき3の上面から所定
の寸法だけ折上げて、棟包み部材40を支持する下地部
材である。棟支持部材20は、棟の両側のたるき3ごと
にその上面に固着部21をビス22によって支持され、
固着部21から折上げた両脚辺部23、23を形成し、
それらの間に斜面24を形成し、両側から中央頂部25
で接合されて、その断面が下辺で開脚した四辺形を形成
している。本発明の棟支持部材20では、棟の両側の斜
面24を中央頂部25で接合させるときに、この部分を
蝶着することによって、屋根の勾配に従って頂角θを角
度可変に構成してある。ただし、枢軸部26は回転自在
ではなく、開脚した四辺形が摩擦によって所定の角度に
対応して保持される程度とし、棟支持部材20を頂部8
1の上方にセットするときに、まず固着部21をビス2
2によってたるき3の上面に固定すれば開脚四辺形が決
まり、棟の位置決めができるようにする。
【0013】側縁支持部30は、棟支持部材20の両側
のたるき3の上面に固着部31をビス32によって支持
され、固着部31の外方を折上げて支持辺33を形成
し、さらに下方に折曲して片流れの斜面34を形成し、
その外端には垂下部35が形成してあって、支持辺33
と斜面34と垂下部35とで囲まれる部分には屋根板6
の固定部のための収容部36が形成されている。側縁支
持部30は、他の態様として、吊り子を形成したものと
することができる。図2に示すものは、固着部31から
折上げた支持辺33を階段状に形成し、折曲辺38、3
8の上端から外方に折り曲げて傾斜面34を形成してあ
る。そして、折曲辺38の部分には、さらに垂下部39
を形成し、その下端部が屋根板6の面に達する部分に
は、上向きの係着辺91が折曲形成され、通常の吊り子
9のように最上段の屋根板6の上縁61と係着させる。
のたるき3の上面に固着部31をビス32によって支持
され、固着部31の外方を折上げて支持辺33を形成
し、さらに下方に折曲して片流れの斜面34を形成し、
その外端には垂下部35が形成してあって、支持辺33
と斜面34と垂下部35とで囲まれる部分には屋根板6
の固定部のための収容部36が形成されている。側縁支
持部30は、他の態様として、吊り子を形成したものと
することができる。図2に示すものは、固着部31から
折上げた支持辺33を階段状に形成し、折曲辺38、3
8の上端から外方に折り曲げて傾斜面34を形成してあ
る。そして、折曲辺38の部分には、さらに垂下部39
を形成し、その下端部が屋根板6の面に達する部分に
は、上向きの係着辺91が折曲形成され、通常の吊り子
9のように最上段の屋根板6の上縁61と係着させる。
【0014】支持部材10を構成する棟支持部20と側
縁支持部30とは、棟8の方向に通し部材として長尺に
形成するか、またはピース物として形成するものであ
り、ピース物としてはたるき3のピッチごとに固定する
か、両端のたるき3に架設して固定し、または長尺の通
し部材としては複数のたるき3にわたって固定する。棟
支持部20と側縁支持部30とがたるき3上に固定され
ると、両者の斜面24、34の上面に防水シート5が張
設され、その両側縁を十分に垂下させて、垂下部35の
外側に固着される。
縁支持部30とは、棟8の方向に通し部材として長尺に
形成するか、またはピース物として形成するものであ
り、ピース物としてはたるき3のピッチごとに固定する
か、両端のたるき3に架設して固定し、または長尺の通
し部材としては複数のたるき3にわたって固定する。棟
支持部20と側縁支持部30とがたるき3上に固定され
ると、両者の斜面24、34の上面に防水シート5が張
設され、その両側縁を十分に垂下させて、垂下部35の
外側に固着される。
【0015】ここで、棟支持部20と、両側の側縁支持
部30、30との全体にわたってこれらを被覆する棟包
み部材40が、最終の仕上げ部材として取付けられる。
棟包み部材40は本体部41と前記の側縁支持部30の
垂下部35にビス37によって固着される側縁部42
と、さらに外方に折曲された水切部43とからなり、棟
包み部材40は、上記に従ってたるき3上に構成される
支持部材10によって支持されるときに、棟支持部20
と両側の側縁支持部30、30とが別体に構成されてい
ることから、側縁部42を垂下部35に固着するだけで
現場加工を要することなく被覆することができる。
部30、30との全体にわたってこれらを被覆する棟包
み部材40が、最終の仕上げ部材として取付けられる。
棟包み部材40は本体部41と前記の側縁支持部30の
垂下部35にビス37によって固着される側縁部42
と、さらに外方に折曲された水切部43とからなり、棟
包み部材40は、上記に従ってたるき3上に構成される
支持部材10によって支持されるときに、棟支持部20
と両側の側縁支持部30、30とが別体に構成されてい
ることから、側縁部42を垂下部35に固着するだけで
現場加工を要することなく被覆することができる。
【0016】つぎに、屋根板6は下方から順に葺上げ、
最上段の屋根板6の上縁61は、前記の側縁支持部30
の側方に形成される収容部36内の下流側で固定される
ようにし立上りの折曲加工が不要であり、上縁61と、
ここに係着する吊り子9としては、通常の構造のものが
そのまま使用される。また、吊り子9の設置位置は、収
容部36のなるべく奥側に選ばれ独自に固定されるほ
か、支持部材10の制約を受けない。
最上段の屋根板6の上縁61は、前記の側縁支持部30
の側方に形成される収容部36内の下流側で固定される
ようにし立上りの折曲加工が不要であり、上縁61と、
ここに係着する吊り子9としては、通常の構造のものが
そのまま使用される。また、吊り子9の設置位置は、収
容部36のなるべく奥側に選ばれ独自に固定されるほ
か、支持部材10の制約を受けない。
【0017】本発明の棟部の構造は上記の実施例に限定
されないことはもちろんであり、例えば、支持部材10
がピース物として形成されるときには、棟支持部材20
と側縁支持部30との上面に棟方向に野地板を架設する
ことができる。また、棟支持部材20と側縁支持部30
とは、たるき3に関して固着部21、31を固定すると
きに、ビス22、32としてセルフねじを使用するよう
にしているが、このビスはたるき3に先付けでも、ビス
孔を先行させてナットを使用して固定するようにしても
よい。
されないことはもちろんであり、例えば、支持部材10
がピース物として形成されるときには、棟支持部材20
と側縁支持部30との上面に棟方向に野地板を架設する
ことができる。また、棟支持部材20と側縁支持部30
とは、たるき3に関して固着部21、31を固定すると
きに、ビス22、32としてセルフねじを使用するよう
にしているが、このビスはたるき3に先付けでも、ビス
孔を先行させてナットを使用して固定するようにしても
よい。
【0018】
【発明の効果】本発明の横葺屋根の棟部の構造は、屋根
面に金属製屋根板を横向きに使用して葺くときに、屋根
面の最頂部に棟を形成してこの部分を棟包み部材によっ
て仕上げるときの棟部の構造において、棟包み部材を支
持する下地の支持部材は、金属製であって中央の棟支持
部材とその両側の側縁支持部材との3部分で構成され、
棟支持部材は、棟の両側のたるきの上面に両脚辺部を固
着して支持され、その脚辺部の間の中央部を折り上げ、
両側に斜面部を形成して断面が開脚した四辺形であると
共に、棟の両側に形成した斜面部を、両側から中央頂部
で蝶着することによって、屋根の勾配に従って角度可変
に構成してあり、側縁支持部材は、棟支持部材と別個に
両側所定位置のたるきの上面に固着部を支持され、固着
部の外方を棟支持部材と同じだけ折り上げ、その先端か
ら外方に片流れの斜面部とその端縁の垂下部とを形成し
てあり、棟支持部材と両側の側縁支持部材との上面部が
棟包み部材によって被覆されているものであるから、棟
包み部材の支持部材が、3部分によって構成されている
ことによって、棟の頂角の変化や設計と施工の間の不一
致があっても、所定の支持部材としての寸法が確保さ
れ、しかも、棟包み部材が、最終の仕上げ部材として棟
部に取付けられるときに、相互間に係着構造を必要とせ
ず、支持部材にかぶせて側縁だけにおいて取付けること
ができ、それらの相対位置の変化に影響されることがな
い。また、支持部材が金属製であることによって耐久性
に優れ、経年変化の弱点が排除されるばかりでなく、側
縁支持部材の側方下面側に最上段の屋根板の上縁の側方
に収容部が形成され、または、直接、屋根板の上縁との
係着辺が形成される構造が可能であり、屋根板に立上り
を形成する必要がなく、従って、横方向の接続部を形成
するような位置でも、困難な接続作業が回避され、水密
構造が確保されるので、従来の棟部の納まり構造を著し
く改善する新規的効果を奏する。
面に金属製屋根板を横向きに使用して葺くときに、屋根
面の最頂部に棟を形成してこの部分を棟包み部材によっ
て仕上げるときの棟部の構造において、棟包み部材を支
持する下地の支持部材は、金属製であって中央の棟支持
部材とその両側の側縁支持部材との3部分で構成され、
棟支持部材は、棟の両側のたるきの上面に両脚辺部を固
着して支持され、その脚辺部の間の中央部を折り上げ、
両側に斜面部を形成して断面が開脚した四辺形であると
共に、棟の両側に形成した斜面部を、両側から中央頂部
で蝶着することによって、屋根の勾配に従って角度可変
に構成してあり、側縁支持部材は、棟支持部材と別個に
両側所定位置のたるきの上面に固着部を支持され、固着
部の外方を棟支持部材と同じだけ折り上げ、その先端か
ら外方に片流れの斜面部とその端縁の垂下部とを形成し
てあり、棟支持部材と両側の側縁支持部材との上面部が
棟包み部材によって被覆されているものであるから、棟
包み部材の支持部材が、3部分によって構成されている
ことによって、棟の頂角の変化や設計と施工の間の不一
致があっても、所定の支持部材としての寸法が確保さ
れ、しかも、棟包み部材が、最終の仕上げ部材として棟
部に取付けられるときに、相互間に係着構造を必要とせ
ず、支持部材にかぶせて側縁だけにおいて取付けること
ができ、それらの相対位置の変化に影響されることがな
い。また、支持部材が金属製であることによって耐久性
に優れ、経年変化の弱点が排除されるばかりでなく、側
縁支持部材の側方下面側に最上段の屋根板の上縁の側方
に収容部が形成され、または、直接、屋根板の上縁との
係着辺が形成される構造が可能であり、屋根板に立上り
を形成する必要がなく、従って、横方向の接続部を形成
するような位置でも、困難な接続作業が回避され、水密
構造が確保されるので、従来の棟部の納まり構造を著し
く改善する新規的効果を奏する。
【0019】
【図1】本発明の棟部の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の断面図である。
【図3】棟包み部材の支持部材が木造であるときの棟部
の構造を示す従来技術による断面図である。
の構造を示す従来技術による断面図である。
【図4】棟包み部材の支持部材が鋼製であるときの棟部
の構造を示す従来技術による断面図である。
の構造を示す従来技術による断面図である。
【図5】図3に示す棟部の構造の他の実施例を示す従来
技術による断面図である。
技術による断面図である。
【0020】
1 屋根 2 鉄骨母屋 3 たるき 4 野地板 5 防水シート 6 屋根板 7、8 棟部 9 吊り子 10 支持部材 20 棟支持部材 30 側縁支持部材 21、31 固着部 22、32 ビス 23 脚辺部 24、34 斜面 25 中央頂部 26 枢軸部 33 支持辺 35 垂下部 36 収容部 37 ビス 38 折曲辺 39 垂下部 40 棟包み部材 41 本体部 42 側縁部 43 水切部 61 上縁 62 下縁 63 立上り部 64 ビス 71、81 頂部 72、82 下地部材 73 ねじ 74、87 棟包み部材 75、88 垂下部 76、89 水切 77 収容部 83 棟支持部 84 側縁支持部 85 中間の固定部 86 ビス 91 係着辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 英明 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根面に金属製屋根板を横向きに使用し
て葺くときに、屋根面の最頂部に棟を形成してこの部分
を棟包み部材によって仕上げるときの棟部の構造におい
て、棟包み部材を支持する下地の支持部材は、金属製で
あって中央の棟支持部材とその両側の側縁支持部材との
3部分で構成され、棟支持部材は、棟の両側のたるきの
上面に両脚辺部を固着して支持され、その脚辺部の間の
中央部を折り上げ、両側に斜面部を形成して断面が開脚
した四辺形であると共に、棟の両側に形成した斜面部
を、両側から中央頂部で蝶着することによって、屋根の
勾配に従って角度可変に構成してあり、側縁支持部材
は、棟支持部材と別個に両側所定位置のたるきの上面に
固着部を支持され、固着部の外方を棟支持部材と同じだ
け折り上げ、その先端から外方に片流れの斜面部とその
端縁の垂下部とを形成してあり、棟支持部材と両側の側
縁支持部材との上面部が棟包み部材によって被覆されて
いることを特徴とする横葺屋根の棟部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18752992A JPH062398A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 横葺屋根の棟部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18752992A JPH062398A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 横葺屋根の棟部の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062398A true JPH062398A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16207685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18752992A Pending JPH062398A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 横葺屋根の棟部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062398A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116657813A (zh) * | 2023-07-27 | 2023-08-29 | 北京建工集团有限责任公司 | 一种多曲率变角式波浪形屋顶系统的施工方法 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18752992A patent/JPH062398A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116657813A (zh) * | 2023-07-27 | 2023-08-29 | 北京建工集团有限责任公司 | 一种多曲率变角式波浪形屋顶系统的施工方法 |
CN116657813B (zh) * | 2023-07-27 | 2023-09-22 | 北京建工集团有限责任公司 | 一种多曲率变角式波浪形屋顶系统的施工方法 |
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