JPH0623978Y2 - 検知コイルの固定装置 - Google Patents

検知コイルの固定装置

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JPH0623978Y2
JPH0623978Y2 JP13917387U JP13917387U JPH0623978Y2 JP H0623978 Y2 JPH0623978 Y2 JP H0623978Y2 JP 13917387 U JP13917387 U JP 13917387U JP 13917387 U JP13917387 U JP 13917387U JP H0623978 Y2 JPH0623978 Y2 JP H0623978Y2
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detection coil
coil
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豊 吉野
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電話機に投入される金銭の選別に適用
される検知コイルの固定装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は電話機に投入される金銭の選別に適用した場合
の検知コイル1,2の配置を示す図であって、これら検
知コイル1,2は電話機本体3における金銭投入口4に
付近の金銭通路5に配置されている。なお、金銭通路5
は通路変更板6を有する疑似金銭選択部7で2系統に分
れて一方の金銭通路8が金庫9に接続されるとともに他
方の金銭通路10が返却口11に接続されている。そし
て、金銭通路8は選択板12を有するホッパー部13に
おいて2系統に分れてその一方が前記返却口11に接続
されている。
ところで、各検知コイル1,2は金銭が通過したときの
磁界の強さの変化により金銭の種類例えば100円硬貨や5
0円硬貨を選別するもので、一方の検知コイル1で金銭
の材質等を検知するとともに他方の検知コイル2で金銭
の直径を検知して、これら検知コイル1,2の検知結果
の組合わせから金銭の種類を選別するようになってい
る。
さて、これら検知コイル1,2の電話機本体3への固定
は第5図に示すように電話機本体3のベース14の各検
知コイル1,2の配置しようとする位置に各検知コイル
1,2と嵌合する円形形状の取付け突状部15が形成さ
れ、この取付け突状部15内にコイル16が巻回された
コイルボビン17及びコア18が挿入されている。な
お、これらコイル16,コイルボビン17及びコア18
により検知コイルが形成されている。そして、この検知
コイルはその背面側からアラルダイト等の接着剤19に
より固定されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、検知コイル1,2が何等かの原因で故障して
検知できなくなった場合、これら検知コイル1,2は接
着剤19によって強度強く固着されているために各検知
コイル1,2のみ取り出して正常な検知コイルとの交換
は困難となっている。従って、このような場合、各検知
コイル1,2及び金銭通路5等から成る選別ユニット2
0全体を交換している。ところが、選別ユニット20に
は各検知コイル1,2の検知信号を受けて金銭の種類を
選別判断する回路等が設けられているために、故障する
毎に選別ユニット20全体を交換することによって経費
が高くなってしまう。又、各検知コイル1,2を固着す
る場合、一々接着剤19を塗らなければならず、その作
業が大変で能率が悪い。
そこで本考案は、検知コイルの交換が容易でかつ製造作
業が簡単な検知コイルの固定装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、磁界の変化を検出して対象物を検知する検知
コイルをベースに固定する検知コイル固定装置におい
て、ベースに形成され検知コイルと嵌合する形状の取付
け突状部の側面に形成された掛止用孔と、取付け突状部
に取付けられた検知コイルの背面から押圧力を与える先
端に突起部を有する押圧板及び掛止用孔と掛止するフッ
クの形成された可撓性のキャップとを備えて上記目的を
達成しようとする検知コイルの固定装置である。
〔作用〕
このような手段を備えたことにより、取付け突状部に取
付けられた検知コイルに対してキャップのフックが掛止
用孔に掛止するとともに先端に突起部を有する押圧板が
検知コイルの背面から圧接力を与えて検知コイル自体の
寸法バラツキを含め検知コイルをベースに対して圧接固
定する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は検知コイルの固定装置の分解構成図であり、第
2図は同装置の断面図である。ベース30には円柱形状
の検知コイルと嵌合する円形の取付け突状部31が形成
されている。この取付け突状部31の互いに対向する側
面位置にはそれぞれ掛止用孔32,33が形成されてい
る。なお、この取付け突状部31の中心軸部には案内用
軸34が形成され、これら取付け突状部31及び案内用
軸34はベース30と同一の絶縁材料例えばプラスチッ
クで形成されている。35はコイルボビンであって、中
心軸部に導入用孔36が形成されている。又、37はコ
アであって、外壁38の径が取付け突状部31の内径よ
りも小さく形成され、かつ中心軸39の外径aがコイル
ボビン35の導入用孔36の径よりも小さく形成される
とともに内径bが案内用軸34の径よりも大きく形成さ
れている。
さて、40は可撓性の材料例えばプラスチックから形成
されたキャップであって、このキャップ40には互いに
対向する位置にそれぞれフック41,42の形成された
各掛止腕43,44が設けられている。これら掛止腕4
3,44はそのフック41,42がそれぞれ取付け突状
部31の各掛止用孔32,33に掛止するようになって
いる。又、このキャップ40にはS字状の切り込み45
が入れられて2枚の押圧板46,47が形成されてお
り、これら押圧板46,47の各先端部には第3図に示
すように突起部48,49が形成されている。
次に上記構成の固定装置の組立て方法について説明す
る。先ず、コイルボビン35にコイル50を巻装し、次
にこのコイルボビン35の導入用孔36内にコア37の
中心軸39を挿入してコイルボビン35にコア37を取
付ける。次にコイルボビン35とコア37の一体化した
ものを取付け突状部31内に挿入する。このとき、コア
37の中心軸39内に取付け突状部31の案内用軸34
を挿入する。
さて、次にキャップ40を取付け突状部31に対して取
付ける。この場合、キャップ40の各掛止腕43,44
のフック41,42はそれぞれ各掛止用孔32,33に
掛止する。これと同時に各押圧板46,47はそれぞれ
突起部48,49が形成されているためにコイルボビン
35を対象物を検知する側とは反対側の背面から押し圧
力を与える。ところで、このときキャップ40は各フッ
ク41,42により取付け突状部31に対して固定され
るので、各押圧力板46,47はこれら掛止点を軸とし
てコイルボビン35に対して押し圧力を与えている。
このように上記一実施例においては、掛止用孔32,3
3に対して掛止するフック41,42及び先端に突起部
48,49を有する押圧板46,47の形成された可撓
性のキャップ40を取付け突状部31に取付ける構成と
したので、検知コイルが何等かの原因で故障したとして
もキャップ40を取り外せば容易に検知コイルのみ正常
な検知コイルと交換することができる。従って、例えば
電話機の金銭選別に本装置を適用すれば、検知コイルが
故障したとしても選別ユニット全体を交換する必要がな
く経費を少なくでき、さらに電話機のメンテナンスを向
上できる。そして、組立てはキャップ40を取付けるだ
けで簡単にでき作業性を非常に向上できる。又、キャッ
プ40には押圧板46,47が形成されているので、所
定の押圧力で検知コイルをベースに対して確実に固定で
きる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、押
圧板を形成する場合、S字状に切り込みを形成するので
なくコ字状に切り込みを形成して押圧板を形成してもよ
い。又、検知コイルとしては金銭の選別に限らず、他の
用途に用いる検知コイルに適用してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案によれば、検知コイルの交換
が容易でかつ製造作業が簡単な検知コイルの固定装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係わる検知コイルの固定装
置の一実施例を説明するための図であって、第1図は分
解構成図、第2図は断面図、第3図はキャップの断面
図、第4図は検知コイルの適用例を説明するための図、
第5図は従来装置の断面図である。 30……ベース、31……取付け突状部、32,33…
…掛止孔、35……コイルボビン、37……コア、40
……キャップ、41,42……フック、43,44……
掛止腕、46,47……押圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁界の変化を検出して対象物を検知する検
    知コイルをベースに固定する検知コイル固定装置におい
    て、前記ベースに形成され前記検知コイルと嵌合する形
    状の取付け突状部の側面に形成された掛止用孔と、前記
    取付け突状部に取付けられた前記検知コイルの背面から
    押圧力を与える先端に突起部を有する押圧板及び前記掛
    止用孔と掛止するフックの形成された可撓性のキャップ
    とを具備したことを特徴とする検知コイルの固定装置。
JP13917387U 1987-09-11 1987-09-11 検知コイルの固定装置 Expired - Lifetime JPH0623978Y2 (ja)

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JP13917387U JPH0623978Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 検知コイルの固定装置

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JPS6444483U JPS6444483U (ja) 1989-03-16
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JP4642089B2 (ja) * 2008-02-22 2011-03-02 吉鴻電子股▲ふん▼有限公司 硬貨処理装置の構造

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