JPS6037007Y2 - 磁石発電機の固定子 - Google Patents

磁石発電機の固定子

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JPS6037007Y2
JPS6037007Y2 JP10404479U JP10404479U JPS6037007Y2 JP S6037007 Y2 JPS6037007 Y2 JP S6037007Y2 JP 10404479 U JP10404479 U JP 10404479U JP 10404479 U JP10404479 U JP 10404479U JP S6037007 Y2 JPS6037007 Y2 JP S6037007Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
core
pipe
side plate
shaped projection
hole
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JP10404479U
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JPS5622942U (ja
Inventor
好司 花尻
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁石発電機の固定子における側板の固定構造の
改良に関する。
一般の磁石発電機用固定子では、コアの表面に側板を固
定するのが普通である。
この側板の表面は固定子をエンジン側取付は部所に取付
ける場合の取付は面をなすので、側板をコアに固定する
に当っては固定部材が上記取付は面より突出しないよう
にしなければならないことが知られている。
従来、上記側板のコアへの固定はリベットによるのが通
常でその際リベットの頭部が側板の表面(取付は面)か
ら突出するのを防止するため側板にさらに穴を設け、さ
らりベットにより側板の固定を行っていた。
しかしこのものでは、側板へのさら穴加工に多くの工数
がかかる上、さらりベットを必要とするので、部品点数
が多く、価格が高価なものになってしまい、しかもコア
の積厚が変われば、さらりベットの長さを変えなければ
ならないと言う欠点があった。
そこで本考案は、側板に例えばバーリングによるパイプ
状突起を設け、そのパイプ状突起にピンを打込みパイプ
状突起の外周面とコアに設けられた穴の内周面との面圧
で、コアに側板を固定することにより上記従来の欠点を
解消し、かつ側板の固定強度を向上させることを目的と
したものである。
以下図に示す本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図において、1は磁性体よりなる複数のコ
アシート1aを積層の玉数箇所をリベット2で固定して
なるコア、3はこのコア1の一表面側ニその表面と接触
して配置された側板、4はコア1に装着されたボビン(
コア積厚方向に2分割可能に構成されている)、5はボ
ビン4に巻装されたコイル、6は発電機の出力を外部へ
導くリードワイヤ、7はコイル5のアース用のターミナ
ルをそれぞれ示している。
上記コア1の側板3との接触部には複数部所に一面から
他面まで積層方向に貫通する内id□の六8が設けられ
ている。
この六8と対応して側板3にはバーリングによるパイプ
状突起9がそれぞれ設けられている。
このパイプ状突起9の外径D1は穴8の内径d1よりも
若干小さく選定されておリ、またパイプ状突起9の最先
端外周には、テーパ部9aが形成されている。
そして、パイプ状突起9の内径部にはピン10が打込ま
れている。
打込み用ピン10の外径D2はパイプ状突起9の内径ら
よりも若干大きく形成され、長さはパイプ状突起9の長
さと同じか又は若干長く形成されている。
またピン10の先端は小径で最先端外周にはテーパ部1
0aが形成されていて、最先端の外径D2′はパイプ状
突起9の内径d2よりも若干小さく選定されている。
しかして側板3は各パイプ状突起9をコア1の穴8に挿
入し、各パイプ状突起9にピン10を埋没させて打込ん
で突起9を膨張させることにより、六8の内周面とパイ
プ状突起9の外周面との面圧でコア1に固定されている
すなわちリベット等の部材を使用することなく、また側
板へのさら穴加工なしで側板3の固定が行なわれている
しかもエンジンへの取付は面となる側板表面3aおよび
エンジンへの取付はインローとなる内周面3bにはいか
なる突起も存在しないようになされている。
なお、11は固定子をエンジン側へ取付けるための取付
は穴である。
本考案において、ピン10は第4図の如く平板をパイプ
状にしたものであっても良く、これをパイプ状突起9へ
打込む様にしても同様の効果が得られる。
この場合、ピンの価格を低減することができる。
本考案は上述の如く側板にパイプ状突起を設け、そのパ
イプ状突起の内径部に埋没させてピンを打込み、このパ
イプ状突起の外周面とコア穴の内周面との面圧で側板を
コアに固定する様にしたもので、これによれば、コアの
積厚が多少変ってもピンの長さを変える必要がなく、積
厚の異なるコアに対して同一のピンを使用することが可
能であるのみならず、固定部材をなすピンが側板の表面
より外部に突出することもないため、側板の表面を被取
付は部への取付は面として良好に使用することができ、
従来の様なさら穴加工が不要になると共にリベットもい
らなくなるので、価格を低下させることができ、さらに
側板の抜は強度を上げることができるというすぐれた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁石発電機の固定子の一実施例を
示す平面図、第2図は第1図の■−■の断面図、第3図
は第2図の要部を分解して示す図、第4図は本考案にお
けるピンの変形例を示す斜視図である。 1・・・・・・コア、1a・・・・・・コアシート、3
・・・・・・側板、8・・・・・・穴、9・・・・・・
パイプ状突起、10・・・・・イン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体よりなる複数枚のコアシートを積層してなるコア
    と、このコアの表面に当接して配置され、表面が被取付
    は部への取付は面となる側板とを備える磁石発電機の固
    定子において、上記コアに設けた複数個の穴と、このコ
    アの穴に相当する位置で上記側板に設けられていて上記
    コアの穴に挿入されたパイプ状突起と、パイプ状突起の
    内形よりも大きい外形に形成されていてこのパイプ状突
    起の内径部に埋設されて打込され、これにより上記パイ
    プ状突起を膨張させて上記パイプ状突起の外周面と上記
    コアの穴の内周面との面圧で、上記側板を上記コアに固
    定するためのピンとを備える磁石発電機の固定子。
JP10404479U 1979-07-26 1979-07-26 磁石発電機の固定子 Expired JPS6037007Y2 (ja)

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JPS5622942U JPS5622942U (ja) 1981-02-28
JPS6037007Y2 true JPS6037007Y2 (ja) 1985-11-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60180481U (ja) * 1984-05-10 1985-11-30 株式会社平和 パチンコ機の玉戻り防止装置
JP5363041B2 (ja) * 2008-07-07 2013-12-11 株式会社ミツバ 回転電機

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Publication number Publication date
JPS5622942U (ja) 1981-02-28

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