JPH06239636A - カッタ装置 - Google Patents

カッタ装置

Info

Publication number
JPH06239636A
JPH06239636A JP5052893A JP5289393A JPH06239636A JP H06239636 A JPH06239636 A JP H06239636A JP 5052893 A JP5052893 A JP 5052893A JP 5289393 A JP5289393 A JP 5289393A JP H06239636 A JPH06239636 A JP H06239636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
slider
glass plate
cutter blade
elastic force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5052893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2504370B2 (ja
Inventor
Shigeru Bando
茂 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Kiko Co Ltd
Original Assignee
Bando Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Kiko Co Ltd filed Critical Bando Kiko Co Ltd
Priority to JP5052893A priority Critical patent/JP2504370B2/ja
Publication of JPH06239636A publication Critical patent/JPH06239636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504370B2 publication Critical patent/JP2504370B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/027Scoring tool holders; Driving mechanisms therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッタ刃の下降において、ガラス板へのカッ
タ刃の過度の衝突をなくすことができ、所望の弾性力を
もってカッタ刃をガラス板に押し付けることができ、而
してひび割れ、欠け等のないガラス板製品を製造し得る
カッタ装置を提供することにある。 【構成】 カッタ装置100は、基台1と、基台1にA
及びB方向に移動自在に装着されたスライダ2と、スラ
イダ2を上下移動させるスライダ移動装置3と、スライ
ダ2に装着された弾性力発生装置4と、弾性力発生装置
4からの弾性力を受けるように、弾性力発生装置4に連
結された回転自在な軸5と、軸5を回転させる軸回転装
置6と、軸5に取り付けられたカッタ刃7とを具備して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス板折割用のカッタ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】素板ガラス板から建築物用の窓ガラス、
自動車用の窓ガラス等を製造する際には、素板ガラス板
を所定の形状にするために、素板ガラス板に所定の形状
に沿った折割線(主折割線)を形成し、この主折割線が
形成された素板ガラス板に端切り線(補助折割線)を形
成すると共に主折割線及び補助折割線(以下これらを単
に折割線という)に沿ってガラス板を押し割るガラス板
折割装置が用いられる。そしてこのようなガラス板折割
装置は、折割線を形成するためにカッタ装置を具備して
おり、このカッタ装置は、カッタ刃をガラス板へ押し付
けたりガラス板から離したりする機構を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のカッタ
装置おいて、カッタ刃をガラス板へ押し付けたりガラス
板から離したりする機構を、例えば空気圧シリンダ装置
で具体化する場合には、折割線形成中においては、空気
圧シリンダ装置の空気弾性力が好ましくカッタ刃に作用
して折割線を所望に形成し得るのであるが、折割線形成
開始時又は折割線形成終了時に、カッタ刃をガラス板へ
押し付けたりガラス板から離したりする際のカッタ刃の
位置決めが比較的困難であって、特にカッタ刃を下降さ
せてガラス板へ押し付ける際、空気圧シリンダ装置によ
るとカッタ刃がガラス板へ激突してガラス板にひび割
れ、欠け等を発生させる場合がある。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、折割線形成開始時
のカッタ刃の下降において、ガラス板へのカッタ刃の過
度の衝突をなくすことができ、折割線形成中において
は、所望の弾性力をもってカッタ刃をガラス板に押し付
けることができ、而してひび割れ、欠け等のないガラス
板製品を製造し得るガラス板折割用のカッタ装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、基台と、この基台に上下動自在に装着されたスライ
ダと、スライダを上下移動させるスライダ移動装置と、
スライダに装着された弾性力発生装置と、この弾性力発
生装置からの弾性力を受けるように、弾性力発生装置に
連結された回転自在な軸と、この軸を回転させる軸回転
装置と、軸に取り付けられたカッタ刃とを具備している
ガラス板折割用のカッタ装置によって達成される。
【0006】このようなガラス板折割用のカッタ装置に
おいて、スライダ移動装置の一つの好ましい例では、基
台に設けられた電動モータと、スライダに螺合して基台
に回転自在に設けられたねじ軸と、電動モータの出力回
転軸の回転をねじ軸に伝達すべく、ねじ軸及び出力回転
軸に連結された回転伝達機構とを具備している。
【0007】また、空気弾性力を発生する空気圧シリン
ダ装置により弾性力発生装置を具体化する場合、空気圧
シリンダ装置のピストンロッドの一端を軸に連結しても
よい。この場合、空気圧シリンダ装置のピストンロッド
の一端と軸とを、互いに相対回転可能となるように、ベ
アリング機構を介して連結すると、軸の回転がピストン
ロッドに伝達されなくなり、ピストンロッドに連結され
た空気圧シリンダ装置のピストンのシールリングの不必
要な磨耗を避けることができる。尚、弾性力発生装置と
しては、空気圧シリンダ装置に代えて又はこれと共に、
コイルばね装置により具体化してもよい。
【0008】軸回転装置の一つの例では、軸と同心に配
された電動モータを具備しており、このような電動モー
タは、軸にスプライン結合して軸と同心に配された回転
子と、基台に固定されて軸と同心に配された固定子とを
具備しているとよい。
【0009】
【作用】本発明のガラス板折割用のカッタ装置では、折
割線形成開始に際してスライダ移動装置の作動でスライ
ダが下降され、スライダの下降は弾性力発生装置を介し
て軸に伝達される。軸が下降されると同時にカッタ刃も
下降され、これによりカッタ刃はガラス板に当接され
る。折割線形成中においては、弾性力発生装置の弾性力
によってカッタ刃はガラス板に押圧され、これによりガ
ラス板には折割線が形成される。そして軸回転装置によ
る軸の回転でカッタ刃は折割線を形成すべき方向に向け
られる。全ての折割線の形成が完了すると、再びスライ
ダ移動装置が作動されることにより軸の上昇と共にカッ
タ刃も上昇され、カッタ刃はガラス板から所定の位置ま
で離反される。
【0010】次に本発明を、図に示す好ましい具体例に
基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら具
体例に何等限定されないのである。
【0011】
【具体例】図1及び図2において、本例のガラス板折割
用のカッタ装置100は、基台1と、基台1に上下動自
在、すなわちA及びB方向に移動自在に装着されたスラ
イダ2と、スライダ2を上下移動させるスライダ移動装
置3と、スライダ2に装着された弾性力発生装置4と、
弾性力発生装置4からの弾性力を受けるように、弾性力
発生装置4に連結された回転自在な軸5と、軸5を回転
させる軸回転装置6と、軸5に取り付けられたカッタ刃
7とを具備している。
【0012】スライダ2は、基台1に固定されたレール
21にA及びB方向に移動自在に嵌合されている。スラ
イダ移動装置3は、基台1に設けられた電動モータ22
と、スライダ2に螺合して両端で基台1に回転自在に支
持されて設けられたねじ軸23と、電動モータ22の出
力回転軸24の回転をねじ軸23に伝達すべく、ねじ軸
23及び出力回転軸24に連結された回転伝達機構25
とを具備している。回転伝達機構25は、出力回転軸2
4の一端に取り付けられたプーリ31と、ねじ軸23の
一端に取り付けられたプーリ32と、プーリ31及び3
2間に掛け渡されたベルト33とからなる。電動モータ
22の作動で出力回転軸24が回転されると、この回転
はプーリ31、ベルト33及びプーリ32を介してねじ
軸23に伝達され、こうしてねじ軸23が回転される
と、ねじ軸23に螺合したスライダ2はA又はB方向に
移動、すなわち下降又は上昇される。
【0013】弾性力発生装置4は本例では空気弾性力を
発生する空気圧シリンダ装置35からなり、空気圧シリ
ンダ装置35のピストンロッド36の一端37は、調心
用のカップリング38及び連結軸39並びにベアリング
機構40を介して軸5の上端41に連結されている。ベ
アリング機構40は、ハウジング45とハウジング45
内に装着されて連結軸39に取り付けられたボール軸受
46とを具備し、ピストンロッド36の一端37と軸5
とを相対回転可能となるように、すなわち軸5の軸心4
7の回りでの相対回転Rを可能となるように、これらを
相互に連結している。なお、調心用のカップリング38
及び連結軸39を省いて、ピストンロッド36の一端3
7を、ベアリング機構40を介して軸5の上端41に連
結しても良い。空気圧シリンダ装置35によって発生さ
れる空気弾性力はピストンロッド36、カップリング3
8、連結軸39、ベアリング機構40及び軸5を介して
カッタ刃7に伝達される。
【0014】空気圧シリンダ装置35のピストンロッド
36に連結されたピストンを収容するシリンダ48は、
スライダ2の取付部49に取り付けられており、スライ
ダ2がA又はB方向に移動されると、空気圧シリンダ装
置35、カップリング38、連結軸39、ベアリング機
構40及び軸5を介してカッタ刃7もまたA又はB方向
に移動に、すなわち下降又は上昇される。
【0015】軸回転装置6は、軸5と同心に配された電
動モータ51を具備しており、電動モータ51は、軸5
にボールスプライン機構52を介して結合して軸5と同
心に配された回転子53と、基台1のブラッケト55に
ねじ54等を介して固定されて軸5と同心に配された固
定子56とを具備しており、固定子56と回転子53の
外側円筒部57との間にはボール軸受58が配されてお
り、ボールスプライン機構52は、回転子53の内側円
筒部59の内面及び軸5の外面に軸心47に沿ってそれ
ぞれ形成されたスプライン溝60及び61と、スプライ
ン溝60及び61に嵌込まれた多数のボール62とから
なり、ボールスプライン機構52は回転子53の回転を
軸5に伝達する一方、回転子53に対する軸5のA及び
B方向の相対的な移動を許容する。電動モータ51の作
動で回転子53が回転されることにより軸5も回転さ
れ、而してカッタ刃7は折割線を形成すべき方向に向け
られる。
【0016】回転自在なカッタホイールからなるカッタ
刃7を具備するカッタブロック71はねじ72を介して
取付部材73に取り付けられており、取付部材73はね
じ74を介して軸5の下端75に取り付けられている。
【0017】基台1は、図示しないX−Y移動装置によ
りガラス板80の面と平行な面内においてX方向(図1
の紙面に垂直な方向)及びこれに直交するY方向に移動
されるようになっており、したがって基台1のX−Y方
向の移動でカッタ刃7もまたガラス板80の面と平行な
面内において、すなわちX−Y方向において位置決めさ
れる。
【0018】以上のように形成されたカッタ装置100
によってガラス板80に折割線を形成する場合には、ま
ず、折割線形成開始に際してスライダ移動装置3の電動
モータ22を作動させる。電動モータ22の作動でスラ
イダ2が下降され、スライダ2の下降は空気圧シリンダ
装置35を介して軸5に伝達される。軸5が下降される
と同時にカッタ刃7も下降され、これによりカッタ刃7
はガラス板80に当接される。カッタ刃7のガラス板8
0への当接後、基台1はX−Y平面内で移動されてカッ
タ刃7は折割線を形成しながら折割線を形成すべき方向
に移動される。X−Y平面内での移動中、電動モータ5
1の回転子53の作動による軸5の回転でカッタ刃7は
折割線を形成すべき方向に向けられる。折割線形成中に
おいては、空気圧シリンダ装置35からの空気弾性力に
よってカッタ刃7はガラス板80に押圧される。全ての
折割線の形成が完了すると、再び電動モータ22が逆転
作動されることにより軸5の上昇と共にカッタ刃7も上
昇され、カッタ刃7はガラス板80から所定の位置まで
上昇、離反される。
【0019】以上のようにカッタ装置100では、カッ
タ刃7の下降、上昇をスライダ移動装置3によって行わ
せ、カッタ刃7のガラス板80への弾性的押圧を空気圧
シリンダ装置35によって行わせているため、カッタ刃
7の下降においてカッタ刃7がガラス板80へ激突する
ような事態をなくすことができ、ひび割れ、欠け等のな
いガラス板製品を製造し得る。すなわち空気圧シリンダ
装置35によってカッタ刃7の下降、上昇をも行わせる
と、カッタ刃7の下降時、カッタ刃7がガラス板80に
激突する虞があるが、カッタ装置100ではそのような
虞がなくなり、カッタ刃7をぴったりとガラス板80に
対して位置決めすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、折割線形
成開始時のカッタ刃の下降において、ガラス板へのカッ
タ刃の過度の衝突をなくすことができ、折割線形成中に
おいては、所望の弾性力をもってカッタ刃をガラス板に
押し付けることができ、而してひび割れ、欠け等のない
ガラス板製品を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の断面図である。
【図2】図1に示すII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 スライダ 3 スライダ移動装置 4 弾性力発生装置 5 軸 6 軸回転装置 7 カッタ刃 100 カッタ装置
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 カッタ装置
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカッタ装置、特にガラス
板切断用又はガラス板折割用のカッタ装置に関する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、カッタ刃の下降に
おいて、ガラス板へのカッタ刃の過度の衝突をなくすこ
とができ、所望の弾性力をもってカッタ刃をガラス板に
押し付けることができ、而してひび割れ、欠け等のない
ガラス板製品を製造し得るカッタ装置を提供することに
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、基台と、この基台に上下動自在に装着されたスライ
ダと、スライダを上下移動させるスライダ移動装置と、
スライダに装着された弾性力発生装置と、この弾性力発
生装置からの弾性力を受けるように、弾性力発生装置に
連結された回転自在な軸と、この軸を回転させる軸回転
装置と、軸に取り付けられたカッタ刃とを具備してい
ッタ装置によって達成される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】このようなカッタ装置において、スライダ
移動装置の一つの好ましい例では、基台に設けられた電
動モータと、スライダに螺合して基台に回転自在に設け
られたねじ軸と、電動モータの出力回転軸の回転をねじ
軸に伝達すべく、ねじ軸及び出力回転軸に連結された回
転伝達機構とを具備している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】本発明のカッタ装置では、スライダ移動装置の
作動でスライダが下降され、スライダの下降は弾性力発
生装置を介して軸に伝達される。軸が下降されると同時
にカッタ刃も下降され、これによりカッタ刃はガラス板
に当接される。例えば折割線形成中においては、弾性力
発生装置の弾性力によってカッタ刃はガラス板に押圧さ
れ、これによりガラス板には折割線が形成される。そし
て軸回転装置による軸の回転でカッタ刃は折割線を形成
すべき方向に向けられる。全ての折割線の形成が完了す
ると、再びスライダ移動装置が作動されることにより軸
の上昇と共にカッタ刃も上昇され、カッタ刃はガラス板
から所定の位置まで離反される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【具体例】図1及び図2において、本例のカッタ装置1
00は、基台1と、基台1に上下動自在、すなわちA及
びB方向に移動自在に装着されたスライダ2と、スライ
ダ2を上下移動させるスライダ移動装置3と、スライダ
2に装着された弾性力発生装置4と、弾性力発生装置4
からの弾性力を受けるように、弾性力発生装置4に連結
された回転自在な軸5と、軸5を回転させる軸回転装置
6と、軸5に取り付けられたカッタ刃7とを具備してい
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】軸回転装置6は、軸5と同心に配された電
動モータ51を具備しており、電動モータ51は、軸5
にボールスプライン機構52を介して結合して軸5と同
心に配された回転子53と、基台1のブラッケト55に
ねじ54等を介して固定されて軸5と同心に配された固
定子56とを具備しており、固定子56と回転子53の
外側円筒部57との間にはボール軸受58が配されてお
り、ボールスプライン機構52は、回転子53の内側円
筒部59の内面及び軸5の外面に軸心47に沿ってそれ
ぞれ形成されたスプライン溝60及び61と、スプライ
ン溝60及び61に嵌込まれた多数のボール62とから
なり、ボールスプライン機構52は回転子53の回転を
軸5に伝達する一方、回転子53に対する軸5のA及び
B方向の相対的な移動を許容する。電動モータ51の作
動で回転子53が回転されることにより軸5も回転さ
れ、而してカッタ刃7は折割線又は切断線を形成すべき
方向に向けられる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】以上のように形成されたカッタ装置100
によってガラス板80に例えば折割線を形成する場合に
は、まず、折割線形成開始に際してスライダ移動装置3
の電動モータ22を作動させる。電動モータ22の作動
でスライダ2が下降され、スライダ2の下降は空気圧シ
リンダ装置35を介して軸5に伝達される。軸5が下降
されると同時にカッタ刃7も下降され、これによりカッ
タ刃7はガラス板80に当接される。カッタ刃7のガラ
ス板80への当接後、基台1はX−Y平面内で移動され
てカッタ刃7は折割線を形成しながら折割線を形成すべ
き方向に移動される。X−Y平面内での移動中、電動モ
ータ51の回転子53の作動による軸5の回転でカッタ
刃7は折割線を形成すべき方向に向けられる。折割線形
成中においては、空気圧シリンダ装置35からの空気弾
性力によってカッタ刃7はガラス板80に押圧される。
全ての折割線の形成が完了すると、再び電動モータ22
が逆転作動されることにより軸5の上昇と共にカッタ刃
7も上昇され、カッタ刃7はガラス板80から所定の位
置まで上昇、離反される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カッタ刃
の下降において、ガラス板へのカッタ刃の過度の衝突を
なくすことができ、所望の弾性力をもってカッタ刃をガ
ラス板に押し付けることができ、而してひび割れ、欠け
等のないガラス板製品を製造し得る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台に上下動自在に装着さ
    れたスライダと、スライダを上下移動させるスライダ移
    動装置と、スライダに装着された弾性力発生装置と、こ
    の弾性力発生装置からの弾性力を受けるように、弾性力
    発生装置に連結された回転自在な軸と、この軸を回転さ
    せる軸回転装置と、軸に取り付けられたカッタ刃とを具
    備しているガラス板折割用のカッタ装置。
  2. 【請求項2】 スライダ移動装置は、基台に設けられた
    電動モータと、スライダに螺合して基台に回転自在に設
    けられたねじ軸と、電動モータの出力回転軸の回転をね
    じ軸に伝達すべく、ねじ軸及び出力回転軸に連結された
    回転伝達機構とを具備している請求項1に記載のガラス
    板折割用のカッタ装置。
  3. 【請求項3】 弾性力発生装置は空気弾性力を発生する
    空気圧シリンダ装置からなり、空気圧シリンダ装置のピ
    ストンロッドの一端が軸に連結されている請求項1又は
    2に記載のガラス板折割用のカッタ装置。
  4. 【請求項4】 空気圧シリンダ装置のピストンロッドの
    一端と軸とは、互いに相対回転可能となるように、ベア
    リング機構を介して連結されている請求項3に記載のガ
    ラス板折割用のカッタ装置。
  5. 【請求項5】 軸回転装置は、軸と同心に配された電動
    モータを具備しており、電動モータは、軸にスプライン
    結合して軸と同心に配された回転子と、基台に固定され
    て軸と同心に配された固定子とを具備している請求項1
    から4のいづれか一項に記載のガラス板折割用のカッタ
    装置。
JP5052893A 1993-02-17 1993-02-17 カッタ装置 Expired - Lifetime JP2504370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052893A JP2504370B2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 カッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052893A JP2504370B2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 カッタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06239636A true JPH06239636A (ja) 1994-08-30
JP2504370B2 JP2504370B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=12927547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5052893A Expired - Lifetime JP2504370B2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 カッタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504370B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100655359B1 (ko) * 1999-03-18 2006-12-08 티에치케이 가부시끼가이샤 스크라이브 방법 및 장치
JP2007284334A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Top Engineering Co Ltd 基板スクライブ装置
KR101331094B1 (ko) * 2010-08-31 2013-11-19 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 선회기구 부착 스크라이브 헤드

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001226133A (ja) * 2001-01-16 2001-08-21 Bando Kiko Kk カッタ装置
JP2001240421A (ja) * 2001-01-22 2001-09-04 Bando Kiko Kk カッタ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153758U (ja) * 1976-04-20 1977-11-21
JPH0421530A (ja) * 1990-05-16 1992-01-24 Amagasaki Kosakusho:Kk ガラス切断機
JPH0413027U (ja) * 1990-05-16 1992-02-03

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153758U (ja) * 1976-04-20 1977-11-21
JPH0421530A (ja) * 1990-05-16 1992-01-24 Amagasaki Kosakusho:Kk ガラス切断機
JPH0413027U (ja) * 1990-05-16 1992-02-03

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100655359B1 (ko) * 1999-03-18 2006-12-08 티에치케이 가부시끼가이샤 스크라이브 방법 및 장치
JP2007284334A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Top Engineering Co Ltd 基板スクライブ装置
KR101331094B1 (ko) * 2010-08-31 2013-11-19 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 선회기구 부착 스크라이브 헤드

Also Published As

Publication number Publication date
JP2504370B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06239636A (ja) カッタ装置
JP3968789B2 (ja) カッタ装置
JP2001240421A (ja) カッタ装置
JPH07223830A (ja) カッタ装置
KR100476217B1 (ko) 프레스 장치용 스크랩 이송 컨베이어 장치
CN216177162U (zh) 一种生产汽车转向轴用原料切割装置
CN106975699B (zh) 一种铁路货车轴承密封罩冷冲压工艺的冲压模具
CN208663000U (zh) 一种用于新能源汽车动力总成的全自动装配机
JP2656992B2 (ja) ガラス切断機
JPH08175134A (ja) タイヤのフィッティング処理装置
JP2001226133A (ja) カッタ装置
CN213648813U (zh) 一种板材加工用闭式双点高速精密压力机
CN112338798B (zh) 一种具有防抖动结构的抛光磨头
EP0435992B1 (en) Press and method of working material
CN213890207U (zh) 一种双刀头同步旋转机构
CN210360110U (zh) 一种电动空调装配流水线设备的顶升平移装置
CN215464634U (zh) 一种链条式电碓
CN219113353U (zh) 一种电动车后视镜压装机
CN220500101U (zh) 一种制袋机用驱动装置
KR200164850Y1 (ko) 반도체 패키지 리드프레임 가공장치
CN218341494U (zh) 一种稳定型机床旋转工作台
CN217144992U (zh) 一种气动切换磨盘压力机
CN219553467U (zh) 一种用于高压真空断路器生产的夹紧定位机构
JPH06263466A (ja) ガラス板の折割装置
CN220615072U (zh) 一种纸箱冲孔机