JPH06239000A - 孔版印刷装置の排紙装置 - Google Patents

孔版印刷装置の排紙装置

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JPH06239000A
JPH06239000A JP2578993A JP2578993A JPH06239000A JP H06239000 A JPH06239000 A JP H06239000A JP 2578993 A JP2578993 A JP 2578993A JP 2578993 A JP2578993 A JP 2578993A JP H06239000 A JPH06239000 A JP H06239000A
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泰煕 藤本
Shinichi Takahira
真一 高平
Yuji Sato
有司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手操作による隆起部材の交換作業を必要とす
ることなく、印刷用紙の大きさに応じて常に排紙のため
に適正量の湾曲を印刷用紙に与えること。 【構成】 印刷済みの印刷用紙を排紙台へ導く排紙通路
の途中に可動隆起部材85、101、109を実質的に
上下方向に移動可能に設ける。この可動隆起部材を印刷
用紙の大きさに応じてカム式の駆動手段により上下方向
に駆動し、その高さ位置を印刷用紙の大きさに応じて自
動変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷装置の排紙装
置に関し、特に排紙過程の印刷用紙に排紙方向に対し直
交する断面で見て湾曲を与える隆起部材を含む排紙装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置においては、印刷済みの印
刷用紙は印刷部より排出されて印刷画像面を上面として
排紙台上に積み重ねられる。
【0003】排紙台に対する印刷用紙の排紙過程におい
て印刷用紙の先端が下方へ垂れ下がると、この印刷用紙
は、先に排紙台上に載置されている印刷用紙の上面、即
ち印刷画像面を擦って進み、先に排紙台上に載置されて
いる印刷用紙の印刷画像を崩すことになるから、印刷済
みの印刷用紙を排紙台へ導く排紙通路の途中に隆起部材
を設け、印刷用紙に排紙方向に対し直交する断面で見て
U字状、あるいはW字状の湾曲を与えることにより、印
刷用紙の排紙方向(前後方向)の見かけ上の剛性を高
め、排紙過程において印刷用紙の先端が下方へ垂れ下が
ることを回避せしめることが既に提案されており、これ
は例えば、特公昭58−46428号、実開昭60−1
65347号、特開昭61−217461号の各公報に
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排紙過程において、印
刷用紙の先端が下方へ垂れ下がることを回避するため
に、印刷用紙の排紙方向の見かけ上の剛性を有効に高め
るには、印刷用紙の排紙方向に対し直交する方向、即ち
幅方向の寸法を考慮して印刷用紙に与える湾曲の度合い
が設定されることが好ましい。即ち、印刷用紙の大きさ
に応じて印刷用紙に与える湾曲の度合いが可変設定され
ることが好ましい。
【0005】これに対し、従来より知られている排紙装
置においては、隆起部材が固定配置であるか、あるいは
交換可能になっており、隆起部材が固定配置であるもの
では、印刷用紙に与える湾曲の度合いを可変設定するこ
とができない。隆起部材が交換可能になっているもので
は、ユーザが手操作により隆起部材を交換することによ
り、印刷用紙に与える湾曲の度合いが可変設定される
が、しかし、この場合、隆起部材はユーザにより自由に
交換可能であるから、この交換が適切に行われないと、
印刷用紙の大きさに関して適正量の湾曲が印刷用紙に与
えられず、かえって悪い結果をもたらす虞れがある。
【0006】またこの場合は、手操作により隆起部材を
交換することから、操作が面倒であり、孔版印刷装置の
使用に際してユーザに与える作業負担が大きくなり、こ
のことは特に一般事務機としての孔版印刷装置の評価を
大きく低減する一つの原因になる。
【0007】本発明は、従来の孔版印刷装置の排紙装置
に於ける上述の如き問題点に着目してなされたものであ
り、手操作による隆起部材の交換作業を必要とすること
なく、印刷用紙の大きさに応じて適正量の湾曲を印刷用
紙に与え、常に安定した排紙が行われるよう改良された
孔版印刷装置の排紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、印刷済みの印刷用紙を排紙台へ導く排紙通
路の途中に実質的に上下方向に移動可能に設けられ排紙
過程の印刷用紙に排紙方向に対し直交する断面で見て湾
曲を与える可動隆起部材と、前記可動隆起部材を実質的
に上下方向に駆動し前記可動隆起部材を少なくとも上下
方向に互いに異なった二つの位置の何れか一方に選択的
に位置させる駆動手段と、印刷用紙の大きさに関する情
報を取り込み、印刷用紙の大きさに応じて前記駆動手段
の動作を制御する制御装置とを有していることを特徴と
する孔版印刷装置の排紙装置によって達成される。
【0009】この本発明による孔版印刷装置の排紙装置
においては、印刷用紙の大きさに関する情報を入力する
印刷用紙サイズ入力操作部を有し、前記制御装置は前記
印刷用紙サイズ入力操作部より入力された印刷用紙の大
きさに関する情報を取り込むよう、あるいは印刷用紙の
大きさを検出する印刷用紙サイズ検出手段を有し、前記
制御装置は前記印刷用紙サイズ検出手段により検出され
た印刷用紙の大きさに関する情報を取り込むよう構成さ
れていてよい。
【0010】
【作用】上述の如き構成によれば、制御装置が印刷用紙
サイズ入力操作部、あるいは印刷用紙サイズ検出手段な
どより印刷用紙の大きさに関する情報を取り込み、印刷
用紙の大きさに応じて駆動手段の動作を制御することに
より、駆動手段が可動隆起部材を実質的に上下方向に駆
動し、可動隆起部材の高さ位置が印刷用紙の大きさに応
じて可変設定される。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による排紙装置が適用されて
好適な製版機能付き孔版印刷装置の一例を示している。
図示の製版機能付き孔版印刷装置は、孔版製版印刷装置
は、原稿読み取り部11と、製版部13と、印刷部15
とを有している。
【0013】原稿読み取り部11は、副走査方向に搬送
される原稿の画像の読み取りを行うラインイメージセン
サ17と、原稿送りローラ19とを有している。
【0014】製版部13は、原紙ロール部21と、横一
列に配置された複数個の点状発熱体により構成されたサ
ーマルヘッド23と、原紙送りローラ25、27と、原
紙案内ローラ29、31、33と、原紙カッタ35とを
有し、サーマルヘッド23の複数個の点状発熱体が各々
個別に選択的に発熱することにより、感熱性の孔版原紙
Mにドットマトリックス式に感熱穿孔製版を行い、カッ
タ35により製版後の孔版原紙Mの切断を行う。
【0015】印刷部15は、多孔構造のインキ通過性の
版胴37と、版胴37の内部に配置されたインキ供給装
置39と、プレスローラ41とを有し、版胴37の外周
には製版後の孔版原紙Mが巻き付け装着される。
【0016】印刷部15の一方の側には給紙部43が、
印刷部15の他方の側には排紙部45が各々設けられて
いる。
【0017】給紙部43は、印刷用紙Pを積み重ね載置
される給紙台47と、給紙台47より印刷用紙Pを一枚
ずつ取り出すピックアップローラ49と、印刷用紙Pを
版胴37とプレスローラ41との間に送り出すタイミン
グローラ51とを有している。
【0018】排紙部45は、印刷用紙Pを版胴37より
はぎ取るはぎ取り爪53と、排紙装置55と、印刷済み
の印刷用紙Pを積層される排紙台57とを有している。
【0019】また印刷部15の一方の側には使用済みの
孔版原紙Mを版胴37より引き剥してこれを排版ボック
ス59内へ送り込む排版ローラ61を含む排版部63が
設けられている。
【0020】この孔版印刷装置においては、版胴37が
図示されていない回転駆動手段により自身の中心軸線の
周りに図にて反時計廻り方向へ回転駆動され、版胴37
の回転に同期して所定のタイミングにて印刷用紙Pがタ
イミングローラ51により図1にて左方より右方へ移動
する状態にて版胴37とプレスローラ41との間に供給
され、印刷用紙Pがプレスローラ41より版胴37の外
周面の巻き付け装着されている孔版原紙Mに対し押し付
けられることにより、印刷用紙Pに対して孔版印刷が行
れる。印刷済みの印刷用紙Pは、はぎ取り爪53により
版胴37よりはぎ取られ、排紙装置55により排紙台5
7へ搬送され、印刷画像面を上面として排紙台57上に
積層載置される。
【0021】本発明による排紙装置は上述の排紙装置5
5として適用され、これの一実施例が図2〜図6に示さ
れている。排紙装置55は上面に多数の負圧による吸引
孔71を有する吸引ボックス73を有している。
【0022】吸引ボックス73の排紙方向(図4にて左
右方向)の両端部にはプーリ軸75、77が互い平行に
各々回転可能に設けられており、プーリ軸75、77に
は各々三個のプーリ79、81が取り付けられている。
三個のプーリ79と81には各々ゴムなどにより構成さ
れた無端ベルト83が掛け渡されている。無端ベルト8
3は、排紙方向に直交する方向、即ち幅方向(以下、こ
の方向を幅方向と云う)で見て吸引ボックス73の中央
部と左右両側とに合計三本、互いに並行して設けられて
おり、各無端ベルト83の上側スパンは、吸引ボックス
73の上面に沿って微小間隔をおいて延在し、プーリ7
9が図示されていない駆動装置によって図4にて時計廻
り方向へ回転駆動されることにより吸引ボックス73の
上面に沿って矢印A方向へ走行する。
【0023】無端ベルト83には、図示されていない
が、多数の小孔が明けられ、吸引孔71は無端ベルト8
3の延在位置に対応する位置にあることにより、無端ベ
ルト83の上側スパン上に載せられて搬送される印刷用
紙Pは負圧によって無端ベルト83の上側スパンに押し
付けられた状態にて搬送される。
【0024】吸引ボックス73の排紙方向終端側におけ
る幅方向両側には左右の主隆起部材85が配置されてい
る。左右の主隆起部材85は各々、排紙方向終端側へ向
かうに従って、且つ幅方向(図3にて左右方向)で見て
外側へ向かうに従って上り勾配の三次元形状の傾斜案内
面87を有し、一端を幅方向に延在する水平軸89によ
り実質的に上下方向に回動可能に枢支され、ねじりばね
91により図4で見て反時計廻り方向、即ち上方へ付勢
されている。
【0025】吸引ボックス73の排紙方向終端側にはこ
れを幅方向に貫通して延在するカム軸93が回転可能に
設けられており、カム軸93の左右両側には各々扇状の
主隆起部材駆動カム95が固定装着されている。主隆起
部材駆動カム95は各々、左右の主隆起部材85に一体
に設けられたカム係合部97と係合し、カム軸93の回
転により左右の主隆起部材85を図4にて実線により示
されている降下位置と図4にて仮想線により示されてい
る上昇位置との間に回動駆動する。
【0026】左右の主隆起部材85の各々の幅方向中央
側に隣接する位置には左右の補助隆起板99が配置され
ている。左右の補助隆起板99は各々、排紙方向終端側
へ向かうに従って上り勾配の傾斜案内上面101を有
し、一端を幅方向に延在する水平軸103により実質的
に上下方向に回動可能に枢支されている。
【0027】カム軸93の左右両側には各々半円状の補
助隆起板駆動カム105が固定装着されている。補助隆
起板駆動カム105は各々、左右の補助隆起板99に一
体に設けられたカム係合片107と係合し、カム軸93
の回転により左右の補助隆起板99を図4に示されてい
る降下位置と図6に示されいる上昇位置との間に回動駆
動する。
【0028】吸引ボックス73の排紙方向終端側におけ
る幅方向中央部には中央隆起ローラ109が配置されて
いる。中央隆起ローラ109は、中央位置の無端ベルト
83の上側スパンの真下にあって枢軸111によりロー
ラ支持アーム113より回転可能に支持され、ローラ支
持アーム113は中間部を幅方向に延在する水平軸11
5により実質的に上下方向に回動可能に枢支され、引張
りばね117により図4で見て時計廻り方向へ付勢され
ている。
【0029】カム軸93の中央部にはD字状のローラ支
持アーム駆動カム119が固定装着されている。ローラ
支持アーム駆動カム119は、ローラ支持アーム113
に設けられたカムフォロワローラ121と係合し、カム
軸93の回転によりローラ支持アーム113を図4に示
されている降下位置と図5に示されている上昇位置との
間に回動駆動する。中央隆起ローラ109は、ローラ支
持アーム113が降下位置に位置している場合には、図
4に示されている如く中央位置の無端ベルト83の上側
スパンより離間した位置に位置し、ローラ支持アーム1
13が上昇位置に位置することにより、図5に示されて
いる如く、中央位置の無端ベルト83の上側スパンを持
ち上げる。
【0030】尚、ローラ支持アーム113により中央位
置の無端ベルト83の上側スパンが持ち上げられた状態
においては、排紙過程の印刷用紙PはW字状に湾曲され
るべく(図8参照)、吸引ボックス73の排紙方向終端
側における中央位置の無端ベルト83と左右両側の無端
ベルト83との間に補助吸引孔72が設けられている。
【0031】主隆起部材駆動カム95と補助隆起板駆動
カム105とローラ支持アーム駆動カム119は、互い
に所定の回転位相差をもってカム軸93に装着されてお
り、カム軸93が第一の回転角位置にある時には、図4
に示されている如く主隆起部材85と補助隆起板99と
ローラ支持アーム113のすべてを降下位置に位置させ
(第一の状態)、カム軸93が第二の回転角位置にある
時には、図5に示されている如く主隆起部材85とロー
ラ支持アーム113とを上昇位置に位置させて補助隆起
板99を降下位置に位置させ(第二の状態)、カム軸9
3が第三の回転角位置にある時には、図6に示されてい
る如く主隆起部材85と補助隆起板99とを上昇位置に
位置させてローラ支持アーム113を降下位置に位置さ
せる(第三の状態)。
【0032】カム軸93には歯車123が取り付けられ
ており、歯車123は中間軸125の歯車127と噛合
している。中間軸125は中間軸125に取り付けられ
たプーリ129とウォームホイール軸131に取り付け
られたプーリ133とに掛け渡された無端ベルト135
によりウォームホイール軸131と駆動連結されてい
る。ウォームホイール軸131にはウォームホイール1
37が取り付けられており、ウォームホイール137
は、カム駆動モータ139の出力軸141に取り付けら
れているウォーム143と噛合し、カム駆動モータ13
9により回転駆動される。これにより、カム軸93はカ
ム駆動モータ139により前記第一の回転角位置と前記
第二の回転角位置と前記第三の回転角位置の何れかに択
一的に回転駆動される。
【0033】図7はカム駆動モータ139の制御系の一
実施例を示している。この制御系は、CPU201と、
印刷用紙サイズに応じて予め定義されたカム駆動モータ
139の動作命令のデータファイルとシステムプログラ
ムとを格納したROM203と、入力情報を随時記憶す
るRAM205とを含んでいる。
【0034】この場合、カム駆動モータ139の動作命
令は、例えば図8に示されている如く、印刷用紙Pの大
きさがA3判の場合は前記第一の状態が設定され、印刷
用紙Pの大きさがA3判より小さくA判より大きい場合
は前記第二の状態が設定され、印刷用紙Pの大きさがA
4判より小さい場合は前記第三の状態が設定されべく決
定されている。
【0035】CPU201は、操作パネル145に設け
られた印刷用紙サイズ入力操作部である印刷用紙サイズ
入力キー147より印刷用紙Pの大きさに関する情報を
取り込んでこれをRAM205に格納し、この印刷用紙
Pの大きさに応じたカム駆動モータ139の動作命令を
ROM203に格納されているデータファイルより読み
出し、読み出したカム駆動モータ139の動作命令をカ
ム駆動モータ139のモータ駆動回路149へ出力し、
またカム軸93に取り付けられたスイッチ動作カム15
1によりオンオフ切替される二つのリミットスイッチ1
53、155よりオンオフ信号を与えられ、この二つの
リミットスイッチ153、155よりオンオフ信号の組
み合わせにより、カム軸93が前記第一の回転角位置と
前記第二の回転角位置と前記第三の回転角位置の何れか
の回転角位置に回転変位したことを識別し、フィードバ
ック制御式にカム軸93の回転を制御する。
【0036】これによりカム駆動モータ139は、印刷
用紙サイズ入力キー147により入力された印刷用紙P
の大きさに応じて動作し、この入力された印刷用紙Pの
大きさに応じてカム軸93を前記第一の回転角位置と前
記第二の回転角位置と前記第三の回転角位置の何れかに
回転駆動する。
【0037】このカム軸93の回転駆動により、印刷用
紙サイズ入力キー147によって入力された印刷用紙P
の大きさに応じて図4に示されている如く主隆起部材8
5と補助隆起板99とローラ支持アーム113および中
央隆起ローラ109のすべてが降下位置に位置する第一
の状態、図5に示されている如く主隆起部材85とロー
ラ支持アーム113および中央隆起ローラ109とが上
昇位置に位置し、補助隆起板99が降下位置に位置する
第二の状態、あるいは図6に示されている如く主隆起部
材85と補助隆起板99とが上昇位置に位置し、ローラ
支持アーム113および中央隆起ローラ109が降下位
置に位置する第三の状態の何れかが得られる。
【0038】これにより使用する印刷用紙Pの大きさを
示す情報をユーザが操作パネル145の印刷用紙サイズ
入力キー147のキー操作により入力するだけで、使用
する印刷用紙Pの大きさに応じて適正量の湾曲が印刷用
紙Pに与えられるようになり、常に安定した排紙が行わ
れるようになる。
【0039】図9は本発明による排紙装置の制御系の他
の実施例を示している。この実施例においては、印刷用
紙Pの大きさを検出する印刷用紙サイズ検出装置157
が設けられており、CPU201は、印刷用紙サイズ検
出装置157より印刷用紙Pの大きさに関する情報を取
り込んでこれをRAM205に格納し、この印刷用紙P
の大きさに応じたカム駆動モータ139の動作命令をR
OM203に格納されているデータファイルより読み出
し、読み出したカム駆動モータ139の動作命令をカム
駆動モータ139のモータ駆動回路149へ出力する。
【0040】印刷用紙サイズ検出装置157は給紙台4
7に設けられ、その実施例が図10に示されている。印
刷用紙サイズ検出装置157は、給紙台47の所定位置
に配置されたリミットスイッチ、光電スイッチなどによ
る印刷用紙サイズ検出スイッチ159により構成され、
給紙台47に載置される印刷用紙Pの大きさに応じて印
刷用紙サイズ検出スイッチ159が選択的に印刷用紙P
と接触、あるいは印刷用紙Pにより覆われることにより
印刷用紙Pの大きさをオンオフ式に検出する。
【0041】給紙台47に可動の給紙サイドフェンス4
8が設けられている場合には給紙サイドフェンス48の
移動と連動して動作するポテンショメータ161により
印刷用紙サイズ検出装置157が構成されればよい。
【0042】給紙部43が印刷用紙サイズ別のカセット
式のものである場合は、図11に示されている如く、各
印刷用紙サイズの給紙カセット163に印刷用紙サイズ
を示すバーコードなどの光電読み取りマーク165を付
与し、印刷用紙サイズ検出装置157は給紙部にセット
された給紙カセット163の光電読み取りマーク165
を読み取る光電センサ167により構成されればよい。
【0043】上述の如く、印刷用紙サイズ情報の入力手
段として印刷用紙サイズ検出装置157が用いられる場
合は、ユーザが排紙動作のための特別な操作を行わなく
とも使用する印刷用紙Pの大きさに応じて適正量の湾曲
が印刷用紙Pに与えられ、常に安定した排紙が行われる
ようになる。
【0044】またカセット式の場合、印刷用紙サイズの
検出は、給紙カセットに取り付けられた所定組み合わせ
によるマグネット片群を検出する磁気センサにより磁気
的に行われてもよい。
【0045】尚、印刷用紙サイズ検出装置157は上述
の如き構成のものに限定されることはなく、印刷用紙サ
イズ検出装置157は給紙部43以外に、給紙、排紙過
程の印刷用紙Pの大きさを検出するものであってもよ
い。
【0046】また上述の何れの実施例においても、主隆
起部材85、補助隆起板99、ローラ支持アーム113
および中央隆起ローラ109は各々、上昇位置と降下位
置の何れかに位置するようになっているが、これらは印
刷用紙サイズに応じて中間位置を含んで多段階に位置制
御されてもよく、また主隆起部材85、補助隆起板9
9、ローラ支持アーム113および中央隆起ローラ10
9は個別のモーボモータにより個々に位置制御されても
よい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による孔版印刷装置の排紙装置によれば、CPUなどに
よる制御装置が操作パネルの印刷用紙サイズ入力キー、
あるいは印刷用紙サイズ検出装置などより印刷用紙の大
きさに関する情報を取り込み、印刷用紙の大きさに応じ
て駆動手段の動作を制御することにより、駆動手段が可
動隆起部材を実質的に上下方向に駆動し、可動隆起部材
の高さ位置が印刷用紙の大きさに応じて可変設定される
から、手操作による隆起部材の交換作業を必要とするこ
となく印刷用紙の大きさに応じて常に適正量の湾曲が印
刷用紙に与えられるようなり、面倒な操作を必要とする
ことなく印刷用紙の大きさに拘らず常に安定した良好な
排紙が行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排紙装置が適用されて好適な製版
機能付き孔版印刷装置の一例を示す概略構成図。
【図2】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の一実施
例を示す平面図。
【図3】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の一実施
例を示す正面図。
【図4】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の一実施
例を第一の状態について示す側面図。
【図5】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の一実施
例を第二の状態について示す側面図。
【図6】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の一実施
例を第三の状態について示す側面図。
【図7】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の制御系
の一実施例を示すブロック線図。
【図8】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の動作例
を示す説明図。
【図9】本発明による孔版印刷装置の排紙装置の制御系
の他の実施例を示すブロック線図。
【図10】本発明による孔版印刷装置の排紙装置におい
て使用される印刷用紙サイズ検出装置を備えた給紙台の
一実施例を示す平面図。
【図11】本発明による孔版印刷装置の排紙装置におい
て使用される印刷用紙サイズ検出装置を備えたカセット
式給紙部の一実施例を示す側面図。
【符号の説明】
11 原稿読み取り部 13 製版部 15 印刷部 37 版胴 41 プレスローラ 43 給紙部 45 排紙部 47 給紙台 53 はぎ取り爪 55 排紙装置 57 排紙台 63 排版部 73 吸引ボックス 71 吸引孔 83 無端ベルト 85 主隆起部材 93 カム軸 95 主隆起部材駆動カム 99 補助隆起板 105 補助隆起板駆動カム 109 中央隆起ローラ 113 ローラ支持アーム 119 ローラ支持アーム駆動カム 139 カム駆動モータ 147 印刷用紙サイズ入力キー 157 印刷用紙サイズ検出装置 159 印刷用紙サイズ検出スイッチ 161 ポテンショメータ 165 光電読み取りマーク 167 光電センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷済みの印刷用紙を排紙台へ導く排紙
    通路の途中に実質的に上下方向に移動可能に設けられ排
    紙過程の印刷用紙に排紙方向に対し直交する断面で見て
    湾曲を与える可動隆起部材と、 前記可動隆起部材を実質的に上下方向に駆動し前記可動
    隆起部材を少なくとも上下方向に互いに異なった二つの
    位置の何れか一方に選択的に位置させる駆動手段と、 印刷用紙の大きさに関する情報を取り込み、印刷用紙の
    大きさに応じて前記駆動手段の動作を制御する制御装置
    と、 を有していることを特徴とする孔版印刷装置の排紙装
    置。
  2. 【請求項2】 印刷用紙の大きさに関する情報を入力す
    る印刷用紙サイズ入力操作部を有し、前記制御装置は前
    記印刷用紙サイズ入力操作部より入力された印刷用紙の
    大きさに関する情報を取り込むよう構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置の排紙装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷用紙の大きさを検出する印刷用紙サ
    イズ検出手段を有し、前記制御装置は前記印刷用紙サイ
    ズ検出手段により検出された印刷用紙の大きさに関する
    情報を取り込むよう構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の孔版印刷装置の排紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8210527B2 (en) 2008-02-26 2012-07-03 Duplo Seiko Corporation Paper ejecting device with swinging protruding members

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