JPH0623896B2 - 液体現像装置の異常検出装置 - Google Patents

液体現像装置の異常検出装置

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JPH0623896B2
JPH0623896B2 JP60229149A JP22914985A JPH0623896B2 JP H0623896 B2 JPH0623896 B2 JP H0623896B2 JP 60229149 A JP60229149 A JP 60229149A JP 22914985 A JP22914985 A JP 22914985A JP H0623896 B2 JPH0623896 B2 JP H0623896B2
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茂 家村
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ等の液体現像装置において、ジ
ャム検出、液体現像剤不足表示等の異常検出を行う装置
に関する。
従来の技術 従来この種の装置として、実公昭52−25153号公報に見
られる様に、ジャム検出の為に真空スイッチを、現像装
置の現像液循環系の一部に配置し、ジャムが発生すると
循環系内の真空が落ちるので、これを真空スイッチで検
出することにより異常を検出する様にしたものがある。
しかし、この方式では、現像液循環系内の現像液タンク
内が液タンク内が液不足になっても、循環系内の真空度
が低下し、真空スイッチがこれを検出し、ジャム表示を
行うという欠点を有している。この誤動作を防止する
為、タンク内の液面を静電容量型センサー等で監視して
いるのが常であった。
また、第4図に示すように、現像器100、真空ポンプ
101、所定濃度の現像液の入ったプリミックスタンク
103からなる現像液循環系に、電磁弁108を介して
コンクトナー容器105を接続し、プリミックスタンク
103と現像器100との間に配管中に配置した濃度計
107でプリミックス液の濃度を検出し、基準値よりも
低くなればコンクトナー容器105からコンクトナーを
循環系に補給するようにした装置も知られている。この
装置においても、ジャムを検出するため現像液循環系に
真空スイッチ102が設けられているが、循環系内の真
空は、ジャムのみならず、プリミックスタンク103内
の液不足及びコンクトナー容器105内の液不足によっ
ても低下し、真空スイッチ102が作動するので、ジャ
ム以外の原因による誤動作を避けるため、プリミックス
タンク103及びコンクトナー容器105の両方にそれ
ぞれ静電容量型センサー104,106が配置されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、静電容量型センサーの価
格が高価であり、カラー記録装置にした場合には、シア
ン,マゼンタ,イエロー,ブラックと四つの現像器が必
要となり、これに合わせ静電容量型センサーの個数を増
え、一段と高コストになるという問題点を有していた。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、プリ
ミックスタンク及びコンクトナー容器にそれぞれ、静電
容量型センサーのような液面検出手段を設ける必要をな
くし、装置コストを高めることなく、ジャム,プリミッ
クス液不足,コンクトナー不足等の異常をそれぞれ識別
して検出することのできる異常検出装置を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、走行中の記録媒
体に接触して液体現像剤を付与する現像器と、ポンプ
と、液体現像剤タンクとを有する液体現像剤循環系内に
配置された第一圧力検出手段と、走行中の記録媒体に接
触して余剰液体現像剤を吸い取るスクイーズ装置に接続
された吸引系に配置された第二圧力検出手段と、前記第
一圧力検出手段及び第二圧力検出手段の信号により異常
を検出する異常検出回路とを設け、この異常検出回路
が、前記第一圧力検出手段からの異常検出信号が所定時
間以上にわたって継続するか否かを判定する第一判定手
段と、この第一判定手段の信号に応じて前記スクイーズ
装置を作動させる手段と、前記第二圧力検出手段からの
信号が正常か否かを判定する第二判定手段を有している
という構成を備えたものである。
作用 本発明は上述の構成によって、第一圧力検出手段が現像
液循環系内の圧力変化を検出して異常を検出する。この
異常は記録媒体のジャム,液体現像剤タンク内の液不
足,コンクトナー容器内の液不足のいずれかにより生じ
るが、第一判定手段が前記第一圧力検出手段からの異常
信号が所定時間以上にわたって継続するか否かを判定
し、原因を特定する。即ち、もし異常信号が短時間であ
れば、それはコンクトナー容器から現像液循環系にコン
クトナーが供給される場合にコンクトナー容器内の液不
足により生じるものである。一方、長時間異常信号が継
続する場合には、ジャム又は液体現像剤タンク内の液不
足が原因である。後者の場合には、更にスクイーズ装置
を作動し、このスクイーズ装置に連結した第二圧力検出
手段からの信号を第二判定手段が判定し、正常であれば
ジャムは生じていないので、液体現像剤タンク内の液不
足が原因であり、異常であればジャムが原因であると判
断する。かくして、異常を検出し、且つその原因を判定
することができる。
実施例 以下、第1図〜第3図に示す実施例を参照して本発明を
更に詳細に説明する。
第2図は、静電記録でカラー画像を記録する場合の原理
図を示したものであって、1は静電ヘッド2はシアン,
マゼンタ,イエロー,ブラックの4色の液体トナーが供
給される様になっている現像器、3はスクイーズ装置、
4はロール状になっている静電記録紙、5は駆動ローラ
である。駆動ローラ5によって静電記録紙4の搬送が開
始されると、静電ヘッド1に電圧が与えられ、静電記録
紙4の上に静電潜像が形成される。更に静電記録紙4が
搬送され、しかるべき色に現像すべく、必要な色の現像
器(図示実施例ではブラックトナーが供給されている現
像器2a)を、静電記録紙4に接触させ、現像、可視像
化する。1枚分の現像が終了すると、現像器は降下し、
静電記録紙4から離れる。静電記録紙4は更に搬送さ
れ、現像器2が静電記録紙4から離れる時に発生する濡
れを、スクイーズ装置3の部分でぬぐいとり、完全に乾
燥させる。その後、静電記録紙4が元のロール上に巻き
戻され、次の工程に移る。以下、上記と同じ工程の動作
をするが、現像器は、シアントナーが供給されている現
像器2bを静電記録紙4に接触させ、次の色で現像する
というように、次々に代えてカラー画像を形成するもの
である。
次に、現像器及びスクイーズ装置の詳細を第1図で説明
する。なお、現像器の配置は全く同じであるので、現像
器2aについて説明する。現像器2aはその上面の静電
記録紙4に接触する位置にスリット6を有し、このスリ
ット6にはプリミックス液の入った液体現像剤タンク即
ちプリミックスタンク7、真空ポンプ8を含む現像液循
環系が接続されている。更に現像液循環系には電磁弁9
を介してコンクトナー容器10が接続されている。電極
弁9はプリミックスタンク7と現像器2aとの間の配管
に配置された濃度センサー11により制御され、濃度が
所定の基準値より低下した場合に所定の時間だけ開くよ
うになっている。この現像液循環系に系内の真空度の変
化を検知する第一圧力検出手段として真空スイッチ12
が接続されている。一方、スクイーズ装置3も上面に静
電記録紙4に接触するスリット13を有し、このスリッ
ト13は真空ポンプ14、回収タンク15からなる吸引
系に接続されている。この吸引系にも第二圧力検出手段
として、真空スイッチ16が接続されている。真空スイ
ッチ12,16からの出力は、図示しない異常検出回路
に入力されている。
第1図において、まず正常の作動状態を説明する。現像
器2aを図示しない手段で上昇させ静電記録紙4に接触
させると同時に真空ポンプ8を動作させると、現像液循
環系内は負圧となるため、プリミックスタンク7の現像
液を吸い上げ、現像器2a内のスリット6を現像液で満
たし、静電記録紙4の潜像を現像し、可視像化する。現
像終了後の現像液は、真空ポンプ8を通りプリミックス
タンク7内に回収される。なお、この間において、濃度
センサー11が現像液濃度を検出しており、基準値より
も低下した場合には電磁弁9を一定時間(例えば0.2
秒)開いて、コンクトナー容器10内のコンクトナーを
現像液循環系に供給する。一方、現像された静電記録紙
4は現像器2aと静電記録紙4との間の隙間から流入す
る空気の流れによって乾燥も同時に達成される。しか
し、真空ポンプ8の動作を終了し、現像器2aを降下さ
せた瞬間には、現像液を静電記録紙からぬぐい取ること
が出来ないので、静電記録紙4は濡れた状態である。こ
の濡れた部分がスクイーズ装置3のスリット13に達し
た時に、真空ポンプ14を動作させると、現像時と同じ
様に、スクイーズスリット13が負圧になるので、静電
記録紙4とスクイーズ装置3の間からの空気の流入によ
って、現像液をぬぐい取ることができ、完全に乾燥した
画像が得られる。スクイーズ装置3でぬぐい取った現像
液は回収タンク15に回収される。
次に、ジャム或いはプリミックス液不足、コンクトナー
不足の場合の異常検出動作を第3図の動作フローを用い
て説明する。
静電記録紙4が正常に走行している場合には、現像器2
a上面のスリット6は静電記録紙4で密閉され、真空ポ
ンプ8の働きによって、現像液循環系路内は負圧に保た
れる。従って、真空スイッチ12は負圧でONの状態に
保たれる。しかし、静電記録紙4の蛇行により、第2図
に破線で示すように、静電記録紙4の位置が現像スリッ
ト6をおおう位置から外れると、循環系内の真空が保持
できなくなり、真空スイッチ12は大気圧を示すように
なりOFFとなる。一方、この様に真空スイッチ12が
負圧を保持できず、大気圧を示す状態としては、プリミ
ックスタンク7及びコンクトナー容器10内の液が無く
なった場合にも同様の状態となる。従って、真空スイッ
チ12がOFF信号を発生した場合には、いずれの原因
で循環系の真空が破れたかの判定が必要となる。
第3図において、まず、ステップ20で真空スイッチ1
2がOFF信号を発した否か判定する。真空スイッチ1
2がOFFの場合には、次のステップ21で真空スイッ
チ12が或る一定時間(電磁弁9の1回の開時間より長
い時間、例えば0.5秒)以上OFFか否か判定する。
もし、真空スイッチ12が0.5秒以下でOFFからO
Nの状態になる場合には、ステップ22で電磁弁9が開
か否か判定する。この時、もし、電磁弁9が開いていれ
ば、コンクトナー容器10内のコンクトナーが不足し、
この容器から循環系内に空気が進入し循環系内の真空が
落ちたものであるので、ステップ23でコンクトナー不
足を表示する。もし、電磁弁9が開でなければ、何等か
の誤動作と考えられるので、元のステップ20に戻る。
一方、ステップ21で真空スイッチ12が0.5秒以上
OFF状態を続ける場合には、ジャム又はプリミックス
タンク内液不足が原因と考えられる。この場合には、ス
テップ24でスクイーズ装置3に接続した真空ポンプ1
4を作動させ、スクイーズ装置を作動させる。次にステ
ップ25でスクイーズ装置3に関連する真空スイッチ1
6がOFFか否か判定する。スクイーズ3のスリット1
3上の所定位置を静電記録紙4が走行していると、スリ
ット13は静電記録紙4で密閉されるため、スリット1
3に接続された吸引系の真空が保たれ、真空スイッチ1
6はONの状態にある。従って、この場合にはジャムは
生じておらず、循環系の真空が破れた理由はプリミック
スタンク7内の液不内によるものであることがわかる。
そこで、ステップ26によりプリミックス液不足表示を
行い、次いでステップ27により、所定量の静電記録紙
4を送り出した後、装置をストップする。
ステップ25で真空スイッチ16がOFFとなった場合
には、静電記録紙4がスクイーズ装置3のスリット13
から外れている場合である。従って、この場合にはジャ
ムが生じているので、ステップ28によりジャム表示を
行い、その後直ちにステップ29で装置を停止する。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明では現像液循環
系の圧力を検出する手段と、スクイーズ装置に接続した
吸引系の圧力を検出する手段からの信号を、異常判定回
路により、種々な判定条件と組み合わせて判断すること
により、ジャム,プリミックス液不足,コンクトナー不
足の区別をして、異常を判定することができ、従来のよ
うに、プリミックスタンク,コンクトナー容器にそれぞ
れ高価な液面検出手段を必要とせず、装置のコストダウ
ンを図ることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した現像器及びスクイーズ装置の
概略構成図、第2図はカラー静電記録装置の概略構成
図、第3図は本発明の実施例における異常判定動作を示
すブロック図、第4図は従来の現像器の概略構成図であ
る。 2……現像器、3……スクイーズ装置、4……静電記録
紙、6……スリット、7……プリミックスタンク、8…
…真空ポンプ、9……電磁弁、10……コンクトナー容
器、12……真空スイッチ、13……スリット、14…
…真空ポンプ、16……真空スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行中の記録媒体に接触して液体現像剤を
    付与する現像器と、ポンプと、液体現像剤タンクとを有
    する液体現像剤循環系内に配置された第一圧力検出手段
    と、走行中の記録媒体に接触して余剰液体現像剤を吸い
    取るスクイーズ装置に接続された吸引系に配置された第
    二圧力検出手段と、前記第一圧力検出手段及び第二圧力
    検出手段の信号により異常を検出する異常検出回路とを
    有し、この異常検出回路が、前記第一圧力検出手段から
    の異常検出信号が所定時間以上にわたって継続するか否
    かを判定する第一判定手段と、この第一判定手段の信号
    に応じて前記スクイーズ装置を作動させる手段と、前記
    第二圧力検出手段からの信号が正常か否かを判定する第
    二判定手段を有していることを特徴とする液体現像装置
    の異常検出装置。
JP60229149A 1985-10-15 1985-10-15 液体現像装置の異常検出装置 Expired - Lifetime JPH0623896B2 (ja)

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JPS63131162A (ja) * 1986-11-21 1988-06-03 Olympus Optical Co Ltd 補給液切れ検知装置
JPH03153278A (ja) * 1989-11-10 1991-07-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 静電記録装置

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